JP3357344B2 - 上下昇降式講演台 - Google Patents

上下昇降式講演台

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JP3357344B2 JP2000195136A JP2000195136A JP3357344B2 JP 3357344 B2 JP3357344 B2 JP 3357344B2 JP 2000195136 A JP2000195136 A JP 2000195136A JP 2000195136 A JP2000195136 A JP 2000195136A JP 3357344 B2 JP3357344 B2 JP 3357344B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上部本体を下部本体
に対して上下昇降させて天板高さを調節する上下昇降式
の講演台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、後面に開口部を有し前面および両
側面が閉塞された下部本体と、後面に開口部を有し前面
及び両側面が閉塞され上面に天板を設けた前記下部本体
の外側を昇降自在な上部本体と、この上部本体を下部本
体に対して昇降させる駆動装置とを具備する上下昇降式
の講演台は、実用新案登録第3023661号公報等に開示さ
れ、一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の上下昇降式
講演台には、上部本体の上下昇降に際するがたつきを矯
正する機構が組み込まれているが、この昇降がたつき矯
正機構が、下部本体の両側板の内部に配設される昇降ガ
イドレールと、このガイドレールに移動案内されるガイ
ドローラを有しチェーン式駆動装置の作動により上下昇
降される昇降部材と、上部本体の天板より垂下され前記
昇降部材に連結される支持脚とから構成されているの
で、機構が複雑で高価になる問題と、前記矯正機構の組
込みスペースを下部本体の内部両側に確保する関係で講
演台の横幅寸法を車椅子等が入れる基準寸法より矯正機
構の組込みスペース分だけ大きくする必要があり、講演
台全体が大形になる問題があった。
【0004】本発明の目的は、昇降がたつき矯正機構を
シンプルにして価格の低減と全体形状の小型化を図るこ
とができる上下昇降式の講演台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1による上下昇降式講演台は、後
面に開口部3を有し前面および両側面が閉塞された下部
本体1と、後面に開口部13を有し前面及び両側面が閉塞
され上面に天板12を設けた前記下部本体1の外側を昇降
自在な上部本体2と、この上部本体2を下部本体1に対
して上下昇降させる駆動装置Dとを具備するものにおい
て、上部本体1の昇降がたつきを矯正する機構としてパ
ンタグラフのユニット20,21,22を用い、このパンタグラ
フのユニットを前記下部本体1の上端両側小口面に各1
つずつと同下部本体1の上端前側小口面に1つを設置
し、この前側及び両側の合計3個のパンタグラフユニッ
ト20,21,22で上部本体1の天板12を下から支える構成と
した。
【0006】請求項2は、請求項1において下部本体1
の上端両側小口面に設置するパンタグラフユニット20,2
1を小形なものとし、下部本体1の上端前側小口面に設
置するパンタグラフユニット22を大形なものとしたこと
を特徴とする。
【0007】請求項3は、請求項1において前記駆動装
置Dが下部本体1の雌ねじ部9に螺挿される縦向き配置
の螺軸10と、前記上部本体1の天板12下に固定され前記
螺軸10を回転駆動する正逆回転可能なモーターMとから
なり、前記天板12の前側中央部下方位置に配設されてい
ることを特徴とする。
【0008】請求項4は、請求項1において前記駆動装
置Dにガスショック40を使用し、その可動ロッド41端の
ロック解除用プッシュボタン42をレバー操作で押圧作動
させて、上部本体1を手動操作で軽く上下昇降させるよ
うに構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い具体的に説明する。
【0010】図1乃至図4は、第1の実施例による上下
昇降式の講演台を示すもので、この講演台は下部本体1
と上部本体2とから構成されている。
【0011】下部本体1は後面(講演者側)に開口部3
を有し、前面(受講者側)及び両側面が前面板4と両側
板5,6で閉塞されている。なお、この下部本体1の内
部には棚板8が、下側には複数個のキャスター7が取り
付けられている。
【0012】前記上部本体2は、下部本体1の外側に僅
かな昇降隙間Gをもって嵌装し得る構成のもので、下部
本体1と同様に後面に開口部13を有し、前面及び両側面
が前面板14と両側板15,16で閉塞され、上面に天板12を
設けている。
【0013】Dは上部本体2を下部本体1に対して上下
昇降させる駆動装置で、本実施例の場合は下部本体1の
雌ねじ部9に螺挿される縦向き配置の螺軸10と、上部本
体2の天板12下に固定され前記螺軸10を回転駆動する正
逆回転可能なモーターMとからなり、前記天板12の前側
中央部下方位置に図1,図2の如く配設されている。な
お、前記モーターMはスイッチSの切り替え操作により
正転方向及び逆転方向に回転駆動される。また、下部本
体1の雌ねじ部9は下部本体前面板4の内側横桟11に図
1の如く固定されるねじ金具によって形成される。
【0014】而して、本発明は前記のような上下昇降式
講演台において、上部本体2の昇降がたつきを矯正する
機構としてパンタグラフのユニット20,21,22を用い、こ
のパンタグラフユニットを前記下部本体1の上端両側小
口面(両側板5,6の上端面)に各1つずつと同下部本
体1の上端前側小口面(前面板4の上端面)に1つを設
置し、この両側及び前側の合計3個のパンタグラフユニ
ット20,21,22で上部本体2の天板12を下から支える構成
とした。
【0015】下部本体1の上端両側小口面(両側板5,
6の上端面)に設置されるパンタグラフユニット20,21
は、本体両側板5,6の奥行き長さに対応した小形構成
のもので、以下のように構成される。
【0016】すなわち、左右のパンタグラフユニット2
0,21は同一構成をなすもので、その各ユニット構成は、
後端側に横長孔23a,24aを有し下部本体1の上端両側小
口面(両側板5,6の上端面)と前記天板12の下側部に
固定される溝形状をなした上下一対の取付部材23,24
と、一端部が下側取付部材23の前端側にピンで枢着され
他端部が上側取付部材24の後端横長孔24aに摺動可能に
ピン係合される第1パンタ部材25と、この第1パンタ部
材25に中間交差部がピンでX形に枢支結合され一端部が
上側取付部材24の前端側にピンで枢着されると共に他端
部が下側取付部材23の後端横長孔23aに摺動可能にピン
係合される第2パンタ部材26とを具備する構成(図3明
示)となっている。
【0017】下部本体1の上端前側小口面(前面板4の
上端面)に設置される前側のパンタグラフユニット22
は、左右のパンタグラフユニット20,21と同じ大きさの
ものであってもよいが、本実施例の場合には本体前面板
4の横幅長さに対応した大形構成のものとして、以下の
ように構成される。
【0018】すなわち、この前側のパンタグラフユニッ
ト22は、一端側に横長孔33a,34aを有し下部本体1の上
端前側小口面(前面板4の上端面)と前記天板12の下側
部に固定される溝形状をなした上下一対の取付部材33,3
4と、一端部が上側取付部材34の反長孔端側にピンで枢
着され他端部が下側取付部材33の横長孔33aに摺動可能
にピン係合される第1パンタ部材35と、この第1パンタ
部材35に中間交差部がピンでX形に枢支結合され一端部
が下側取付部材33の反長孔端側にピンで枢着されると共
に他端部が上側取付部材34の長孔34aに摺動可能にピン
係合される第2パンタ部材36とを具備する構成(図1明
示)となっている。
【0019】図1乃至図3は上部本体2の天板12の床面
からの高さを最大(実施例の場合は95cm)にした上昇限
の状態を示し、この状態でモーターMをスイッチ操作で
下降方向に作動させると、螺軸10の回転によるねじ送り
作用で上部本体2が順次に下降する。この時、3個のパ
ンタグラフユニット20,21,22は上部本体2の下降がたつ
きを矯正しながら折畳み方向に収縮し、上部本体2の天
板12の床面からの高さを最小(実施例の場合は75cm)に
した下降限の状態では図4に示すような折畳み状態にな
る。
【0020】図5乃至図9は、本発明の第2の実施例に
よる上下昇降式の講演台を示すもので、前記駆動装置D
にガスショック40を使用し、その可動ロッド41端のロッ
ク解除用プッシュボタン42をレバー操作で押圧作動させ
て、上部本体2を手動操作で軽く上下昇降させるように
構成したもので、本発明の要旨とするその他の構成につ
いては前記図1乃至図4に示す第1実施例とものと同様
であるから、同一部分に同符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0021】なお、前記プッシュボタン42を押圧操作す
るレバー機構45は、天板12の中央部下側面の手元操作位
置とプッシュボタン内包位置に図9の如く固定した手元
側ブラケット46及び奥端ブラケット47と、この奥端ブラ
ケット47にピン48で枢支され突出方向にばね付勢される
前記プッシュボタン42の頭部に当接するL形屈曲の回動
レバー49と、手元側ブラケット46にピン50で上下回動可
能に枢支される屈折型の操作レバー51と、この操作レバ
ー51の屈曲レバー端と前記回動レバー49の屈曲レバー端
とに両端がピンで枢支連結されるレバー連結杆52とを具
備し、前記操作レバー51を図示矢印方向に持ち上げ回動
すると、レバー連結杆52による連動で回動レバー49がプ
ッシュボタン42を押し下げる方向に回動するように構成
されている。
【0022】
【発明の効果】本発明の上下昇降式講演台は、前記のよ
うな構成のものであるから、パンタグラフユニット20,2
1,22を両側及び前側の三方向で使用することにより、上
部本体2の左右方向及び前後方向の昇降がたつきを抑
え、上部本体2の上下昇降をスムーズに行うことが可能
である。
【0023】特に、3個のパンタグラフユニット20,21,
22を下部本体1の上端両側小口面と上端前側小口面に設
置して天板12を下から支える構成としたことにより、昇
降がたつきの矯正機構部が非常にコンパクトに納まり、
足元の有効スペースを大きく確保すること(車椅子等で
の講演の際、妨げにならない有効スペースを確保するこ
と)ができ、矯正機構の組込みスペースを下部本体の内
部両側に確保する従来の講演台と比較して、製品価格の
低減と台本体全体の小形化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による上下昇降式講演台
の正面透過図。
【図2】図1のA―A線に沿う矢視断面図。
【図3】図1のB―B線に沿う矢視断面図。
【図4】天板高さを最小限にした上部本体下降状態の断
面図。
【図5】本発明の第2の実施例による上下昇降式講演台
の正面透過図。
【図6】図5のa―a線に沿う矢視断面図。
【図7】図5のb―b線に沿う矢視断面図。
【図8】天板高さを最小限にした上部本体下降状態の断
面図。
【図9】図6の上部を拡大して示したレバー機構部の詳
細図。
【符号の説明】
1…下部本体、 2…上部本体、 3…下部本体の開口部、 4…下部本体の前面板、 5,6…下部本体の両側板、 D…駆動装置、 M…モーター、 9…雌ねじ部、 10…螺軸、 12…天板、 13…上部本体の開口部、 14…上部本体の前面板、 15,16…上部本体の両側板、 20,21,22…パンタグラフのユニット、 23,24・33,34…取付部材、 25,26・35,36…パンタ部材。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後面に開口部を有し前面および両側面が
    閉塞された下部本体と、後面に開口部を有し前面及び両
    側面が閉塞され上面に天板を設けた前記下部本体の外側
    を昇降自在な上部本体と、この上部本体を下部本体に対
    して上下昇降させる駆動装置とを具備するものにおい
    て、上部本体の昇降がたつきを矯正する機構としてパン
    タグラフのユニットを用い、このパンタグラフのユニッ
    トを前記下部本体の上端両側小口面に各1つずつと同下
    部本体の上端前側小口面に1つを設置し、この前側及び
    両側の合計3個のパンタグラフユニットで上部本体の天
    板を下から支える構成としたことを特徴とする上下昇降
    式講演台。
  2. 【請求項2】 下部本体の上端両側小口面に設置するパ
    ンタグラフユニットを小形なものとし、下部本体の上端
    前側小口面に設置するパンタグラフユニットを大形なも
    のとしたことを特徴とする請求項1に記載の上下昇降式
    講演台。
  3. 【請求項3】 前記駆動装置が下部本体の雌ねじ部に螺
    挿される縦向き配置の螺軸と、前記上部本体の天板下に
    固定され前記螺軸を回転駆動する正逆回転可能なモータ
    ーとからなり、前記天板の前側中央部下方位置に配設さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の上下昇降式
    講演台。
  4. 【請求項4】 前記駆動装置にガスショックを使用し、
    その可動ロッド端のロック解除用プッシュボタンをレバ
    ー操作で押圧作動させて、上部本体を手動操作で軽く上
    下昇降させるように構成したことを特徴とする請求項1
    に記載の上下昇降式講演台。
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