JP3356893B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3356893B2
JP3356893B2 JP25106494A JP25106494A JP3356893B2 JP 3356893 B2 JP3356893 B2 JP 3356893B2 JP 25106494 A JP25106494 A JP 25106494A JP 25106494 A JP25106494 A JP 25106494A JP 3356893 B2 JP3356893 B2 JP 3356893B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,感光体表面に形成され
たトナー像を記録紙に転写し,転写後の感光体表面に残
った残留トナーを回収して収納する機構を有する画像形
成装置に関し,より詳細には,残留トナーの回収部の未
充填部分を低減する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置において,トナー回
収容器を備えたものが提供されている。該トナー回収容
器は,通常,静電像担持体(感光体)まわりに設置され
ているトナー回収手段の下部に設置される容器であり,
該静電像担持体表面から記録紙に転写されずに該静電潜
像表面に残留し,トナー回収手段により回収された過剰
のトナー(以下,廃トナーと記述する)を蓄えておくも
のである。
【0003】該トナー回収容器には,容器内に回収され
る廃トナーの満杯状態,すなわち,廃トナー量が所定の
限度量以上の量になった状態を検出するために,センサ
ーなどのトナー満杯検出手段(以下,トナーフルセンサ
ーと記述する)が設けられており,該トナーフルセンサ
ーによって廃トナーの満杯状態が検出されると,画像形
成装置の操作パネル上に所定のトナー満杯表示(以下,
トナーフル表示と記載する)がなされるとともに,廃ト
ナーあふれによる不具合,すなわち,廃トナー回収容器
からあふれた廃トナーが画像形成装置内部や記録紙を汚
損するなどの不具合を防止するため,画像形成動作を禁
止する制御を行っている。
【0004】なお,通常,画像形成動作の禁止は,トナ
ーフル(トナー満杯)状態の検出(トナーフル表示)
後,所定枚数の画像形成の終了を待って実行される。こ
れは,トナーフル状態を検出(トナーフル表示)後,直
ちに画像形成動作を禁止すると,オペレータが代替のト
ナー回収容器を用意できない場合,一定時間,画像形成
装置が使用できない状態になることから,これを防止す
る目的で,トナーフル状態の検出後,代替のトナー回収
容器を用意できる程度の時間的余裕をもたせ,早めにト
ナーフル状態の検出(トナーフル表示)を行っているた
めであり,または,トナーフルセンサーの取り付け位置
の制約などの理由によるものである。したがって,トナ
ーフル状態の検出(トナーフル表示)時にはトナー回収
容器には一定量の未充填部分がある。
【0005】また,例えば,特開昭63−247783
号公報に開示されている「画像形成装置」が提案されて
おり,この「画像形成装置」においては,外部機器から
の画像信号に基づいて感光体に光を照射して潜像を形成
した後,所定の現像剤で現像する現像手段と,感光体の
残留現像剤を回収する回収手段と,前記現像手段に充填
される現像材の量を検知する現像剤検知手段とを有する
画像形成装置において,感光体に照射される光の発光時
間を基に演算を行い,廃トナー量を算出,累積すること
により廃トナー廃棄時期を検知している。また,特開昭
62−105180号公報に開示されている「電子写真
プリンタ装置」においては,書き込みドット数の総計か
ら廃トナー廃棄時期を検知している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記特
開昭63−247783号公報および特開昭62−10
5180号公報によれば,廃トナー量を算出,累積する
ことにより廃トナー廃棄時間を検知しているものの,画
像形成装置の動作中は常に演算処理を行わなくてはなら
なかったり,特に高温高湿下で画像形成装置を使用した
場合,廃トナーがトナー回収容器内で凝固するなどし
て,トナー回収容器内に予測できない空洞部が発生し,
あらかじめ予測していた廃トナー量が回収できずに,廃
トナーあふれが発生する恐れがあるという問題点があっ
た。
【0007】ここで,上記問題点について詳しく説明す
る。トナーフル状態の検出(トナーフル表示)後の所定
枚数(画像形成可能枚数)は,通常,画像形成装置個々
のプロセス手段の条件や予想されるトナー画像のドット
数などによってあらかじめ設定されている。
【0008】ところが,画像形成可能枚数は,標準的な
画像形成条件を前提として算出しており,特に静電像担
持体に光走査などを照射,投影することにより,ドット
で潜像を形成する画像形成装置においては,精密な画像
が作成できるため,精密図面などのようにドット数の多
い画像の作成を要求されることが多く,所定枚数に達し
ないうちに廃トナー溢れが発生する恐れがある。
【0009】なお,上述したように,廃トナー溢れが発
生することを防止するため,上記画像形成可能枚数を少
なく設定すると,該画像形成可能枚数に達し,画像形成
動作が禁止された状態であっても,前記トナー回収容器
に未充填部分が残り,結果的に,トナー回収容器の無駄
や,画像形成作業の非能率化を招くことになる。
【0010】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,廃トナー溢れによる装置内や記録紙の汚損を招く
ことなく,トナー回収容器に廃トナーを効率良く充填で
きるようにすることを目的とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1 に係る画像形成装置は,静電像担持体に
画像データとしての光を発して静電像担持体表面に静電
潜像を形成する発光手段と,前記発光手段により形成さ
れた静電潜像を現像し,静電像担持体表面にトナー像を
形成する現像手段と,前記現像手段により形成されたト
ナー像を記録紙に転写する転写手段と,前記転写手段に
よる転写処理後に静電像担持体の表面に残った残留トナ
ーを回収するトナー回収手段と,前記トナー回収手段に
回収されたトナーが所定の量に達したことを検出するト
ナーフル検出手段と,前記トナーフル検出手段の検出後
から前記発光手段の発光時間をカウントするカウント手
段と,画像形成装置の消耗部品交換後からの駆動時間を
計測する駆動時間計測手段と,前記カウント手段による
カウント値が,前記駆動時間計測手段の計測した駆動時
間に基づいて決定した所定のカウント値に達したときに
画像形成動作を禁止する制御を行う制御手段とを具備し
たものである。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】 本発明の画像形成装置(請求項)は,発光手
段により,静電像担持体に画像データとしての光を発し
て静電像担持体表面に静電潜像を形成し,現像手段によ
り,形成された静電潜像を現像して静電像担持体表面に
トナー像を形成し,転写手段により,形成されたトナー
像を記録紙に転写後,トナー回収手段により,静電像担
持体の表面に残った残留トナーを回収し,回収されたト
ナーが所定の量に達すると,発光手段の発光時間をカウ
ントし,そのカウント値が画像形成装置の消耗部品を交
換して使用を開始してからトナー回収手段に所定の量の
トナーが回収されるまでの装置の駆動時間に基づいて決
定した所定のカウント値に達したときに画像形成動作を
禁止する制御を行うことにより,装置の駆動時間の変動
に関わらず,トナー回収手段の未充填部分を低減する。
【0019】
【実施例】以下,本発明に係る画像形成装置を,〔実施
例1〕,〔実施例2〕,〔実施例3〕,〔実施例4〕の
順で,図面を参照して詳細に説明する。
【0020】〔実施例1〕 図1は,実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す
説明図であり,静電潜像およびトナー像を形成する,静
電像担持体としての感光体101と,感光体101を所
定の電位に帯電する帯電器102と,感光体101表面
にドット状の光書き込みを行うための,発光手段として
の光学走査系103と,後述する半導体レーザー103
aを制御するレーザードライバー104と,感光体10
1表面に形成された静電潜像をトナー現像し,可視像で
あるトナー像を形成する現像器105と,感光体101
表面に形成されたトナー像を記録紙106に転写するた
めの転写器107aと,転写処理後の記録紙106を感
光体101から分離するための分離器107bと,感光
体101表面に付着している残留トナー(廃トナー)を
除去するためのクリーニング器108と,クリーニング
器108により感光体101から除去された廃トナーを
回収して収容するための廃トナー回収容器109と,感
光体101の残留電位を除電する除電ランプ110と,
廃トナー回収容器109に設置され,廃トナー回収容器
109内のトナー量が所定の量に達したか否かを検出す
るトナーフルセンサー111と,トナーフルセンサー1
11の検出結果に基づいて,トナーの回収量が所定の量
達したことを検出するためのトナーフル検出回路11
2と,廃トナー回収容器109内のトナー量が所定の量
に達したことを表示によりしらせるためのトナーフル表
示部113と,レーザードライバー104を制御して画
像データの書き込みを制御する書き込み制御部114
と,書き込み制御部114を参照して書き込み時間をカ
ウントするカウント部115と,画像形成装置内の各部
を制御する画像形成装置制御回路116とから構成され
ている。
【0021】なお,光学走査系103は,画像データと
してのレーザービームを発する半導体レーザー103a
と,半導体レーザー103aから発せられたレーザービ
ームを偏向走査させる多面鏡(ポリゴンミラー)103
bと,ポリゴンミラー103bに反射されたレーザービ
ームを集光させてf/θ補正を行うf/θレンズ103
cと,f/θレンズ103cにより補正されたレーザー
ビームを感光体101へ導く走査ミラー103dとから
構成されている。
【0022】なお,クリーニング器108と廃トナー回
収容器109とによりトナー回収手段が形成され,トナ
ーフルセンサー111とトナーフル検出回路112とに
よりトナーフル検出手段が形成されている。
【0023】以上の構成により,その動作を説明する。
感光体101の表面には,帯電器102により均一な電
荷が付与される。次に光学走査系103により感光体1
01上にドット状の光書き込みがなされる。すなわち,
半導体レーザー103aはレーザードライバー104か
らの信号によりレーザービームを発光し,半導体レーザ
ー103aから発せられたレーザービームは,ポリゴン
ミラー103bにより偏向走査され,f/θレンズ10
3cによりf/θ補正される。続いて,走査ミラー10
3dにより,感光体101へ導かれ,光書き込みがなさ
れる。
【0024】このようにして形成された静電潜像は現像
器105により現像され,顕在化されてトナー像とな
る。該トナー像は転写器107aにより記録紙106に
転写され,転写後の記録紙106は,分離器107bに
より分離され,定着器(図示せず)により定着される。
一方,転写器107aによる転写処理において転写され
ずに感光体101表面に残留したトナーは,クリーニン
グ器108により回収され,廃トナー回収容器109へ
収容される。その後,感光体101は再度の光書き込み
に備え,除電ランプ110で電荷が除電された後に帯電
器102により均一な電荷が付与される。
【0025】その後,経時において,廃トナー回収容器
109に設置されたトナーフルセンサー111がトナー
フル状態,すなわち,所定量のトナーが溜まった状態を
検出すると,トナーフルセンサー111からトナーフル
検出回路112に信号TF1が送られ,更にトナーフル
検出回路112からトナーフル表示部113に信号TF
2が送られる。なお,トナーフルセンサー111の設置
は,廃トナー回収容器109での予測不可能な空洞が発
生した場合などを考慮して,クリーニング器108にで
きる限り近づいた位置が望ましい。トナーフル表示部1
13は,例えば操作部(図示せず)に設置されたランプ
であり,信号TF2の送信により点滅を開始する。
【0026】また,トナーフル検出回路112からカウ
ント部115に信号TF3が送られることにより,カウ
ント部115は書き込み制御部114から書き込み時間
データD1を読み取り,書き込み時間のカウントを開始
する。カウント部115のカウント数があらかじめ設定
された数になった場合には,カウント部115から画像
形成装置制御回路116へ信号TF4が,同時にトナー
フル表示部113に信号TF5が送られ,画像形成装置
制御回路116はトナーフル検出回路112がリセット
されるまで,画像形成動作を禁止する。また,トナーフ
ル表示部113は信号TF5の送信によりランプが点灯
し,画像形成装置が使用不能状態であることをオペレー
タに知らせる。
【0027】廃トナー回収容器109が交換されること
により,トナーフルセンサー111からトナーフル検出
回路112への信号TF1の送信が中断され,トナーフ
ル検出回路112から出力される信号TF2およびTF
3の送信も中断されることにより,トナーフル表示部1
13のランプは消灯し,カウント部115のカウント数
もリセットされる。カウント部115がリセットされる
ことにより,画像形成装置制御回路116への信号TF
4の送信が中断され,画像形成動作の禁止が解除され,
画像形成装置の使用が可能となる。なお,実施例1で
は,トナーフル表示部113は操作パネル(図示せず)
に設置されたランプとして説明しているが,特にこれに
限定するものではなく,ブザーなどでも良いし,また,
操作部に備えられている場合には,液晶表示部に警告表
示を表示するようにしても良い。
【0028】次に,上記廃トナー回収容器109におけ
る廃トナー量検知のための基本的な考え方について具体
例をあげて説明する。先ず,レーザードライバー104
が例えば,240ドット/インチの解像度で印字するも
のとした場合,その1mmあたりの黒ドット印字数は,
約9.45ドット/mmとなる。したがって,A4サイ
ズの記録紙106(210mm×297mm)の全面に
印字を行った場合,その黒ドット印字数は(210×
9.45)×(297×9.45)≒557万個とな
る。しかし通常の印字では,用紙面積の約6%が黒印字
部分と概算できるため,平均して557万×0.06≒
334200個の黒ドットが印字されると考えることが
できる。
【0029】また,感光体101表面に形成されたトナ
ー像が記録紙106上に転写される際の割合(転写率)
は,23℃65%RHの条件下において,約80%であ
ると実験的に確認されているので,残りの約20%のト
ナーは,廃トナーとして,クリーニング器108を介し
て廃トナー回収容器109に回収されることになる。こ
こで,上述した約6%の黒印字部分を持つA4サイズの
画像を感光体101表面に形成した場合,約45mgの
トナーが感光体101表面に付着することが実験的に確
認されている。したがって,A4サイズの記録紙1枚に
印字する毎に,上記45mgのトナーの約20%,すな
わち9mgのトナーが,廃トナーとして,クリーニング
器108を介して廃トナー回収容器109に回収され
る。なお,上述した黒ドット印字数(334200個)
と廃トナー回収量(9mg)は,共にA4サイズの値で
あり,正確に対応している。すなわち,カウント部11
5において,334200個の黒ドットがカウントされ
た場合には,廃トナー回収量は9mgであることを正確
に知ることができる。
【0030】ここで,トナーフルセンサー111がトナ
ーフル状態を検出(トナーフル表示)した場合におい
て,廃トナー回収容器109の未充填部分に廃トナーを
充填することを考える。トナーフル状態を検出(トナー
フル表示)した場合における廃トナー回収容器109の
未充填部分の容積が225cm2 ,トナーの重量体積比
を0.4g/cm2 とすると,該未充填部分に廃トナー
を充填するためには,225×0.4≒90gの廃トナ
ーが充填されるまで画像形成動作を続ければ良く,90
gの廃トナーが充填された時点で画像形成動作を禁止す
れば,廃トナー回収容器109からのトナー溢れを防止
することができる。なお,90gの廃トナーが回収され
るためには,A4サイズの記録紙の印字枚数に換算して
90g/9mg≒10000枚が必要である。
【0031】上述のような設定では,トナーフル状態を
検出(トナーフル表示)してから廃トナー回収容器10
9が満杯になるまでの総黒ドット印字数は,前述の計算
より約334200×10000枚≒33.5億個であ
ることが算出できる。したがって,実施例1におけるト
ナーフル状態を検出(トナーフル表示)してから廃トナ
ー回収容器109が満杯になるまでの期間は,33.5
億個のドットがカウントされるまでの期間であり,3
3.5億個相当の発光時間をカウント部115によりカ
ウントした時点で画像形成動作を禁止にすれば良い。
【0032】次に,図2のフローチャートを参照して,
実施例1の画像形成装置の制御動作,すなわち,トナー
フル状態を検出(トナーフル表示)してから廃トナー回
収容器109が満杯になるまでの処理動作を説明する。
先ず,トナーフル表示部113は,廃トナー回収容器1
09に設置されたトナーフルセンサー111がトナーフ
ル状態を検出しているか否かを判断し(S201),検
出していないと判断した場合には,画像形成装置制御回
路116は,画像形成装置の各制御系を制御して,通常
の画像形成処理を行う(S202)。
【0033】一方,ステップS201でトナーフル状態
を検出(トナーフル表示)していると判断した場合に
は,トナーフル表示部113の表示を点滅状態とし(S
203),カウント部115のカウント数をリセットす
る(S204)。次に,カウント部115による発光時
間のカウント数とあらかじめ設定されている発光時間の
許容カウント数(上述した計算により算出した値)とを
大小比較し(S205),発光時間のカウント数が許容
カウント数より小さければ,画像形成装置制御回路11
6は,画像形成装置の各制御系を制御して,通常の画像
形成処理を行い(S206),画像形成時の発光時間を
カウント,加算する(S207)。
【0034】さらに,連続して画像を形成するか否かを
判断し(S208),連続して画像を形成する場合に
は,ステップS205に戻り,発光時間のカウント数が
許容カウント数より小さければ,引き続き画像形成動作
が行われ(S206)画像形成が終了するかステップS
205の判断がNoになるまでステップS205〜ステ
ップS208の処理を繰り返す。なお,ステップS20
8で,引き続き画像形成が行われない場合には,後述す
るように,廃トナー回収容器109が交換されたか否か
の判断を行い(S209),廃トナー回収容器109が
交換されていない場合には,ステップS205に戻り,
交換された場合には,後述するS213へ進む。
【0035】ステップS205で発光時間のカウント数
が許容カウント数と等しくなった場合には,トナーフル
検出回路112が,トナーフル表示部113の表示を点
灯状態とし(S210),画像形成装置制御回路116
は,画像形成装置の各制御系を制御して,画像形成動作
を禁止する(S211)。
【0036】次に,廃トナー回収容器109が交換され
たか否かの判断を行い,交換された場合(ステップS2
09で交換された場合も同様)には,カウント部115
のカウント数をリセットし(S213),トナーフル表
示部113の表示をリセットした(S214)後,画像
形成動作の禁止を解除し(S215),制御を終了す
る。
【0037】ここで,通常の画像形成装置,および実施
例1の画像形成装置を用いて実際に画像形成処理を行っ
た場合の廃トナー回収容器109の回収のようすを説明
する。先ず,通常の画像形成装置を用いた場合,トナー
フル状態を検出(トナーフル表示)した時の廃トナー回
収容器109の未充填部分90g(255cc)に対し
て,黒印字部分が最悪値で用紙面積の50%であると想
定し,印字枚数A4サイズで2250枚で画像形成動作
を停止するように設定したところ,実際には20g(5
0cc)しか収容されず,70g(175cc)が充填
されないままであった。
【0038】次に,実施例1の画像形成装置を用いた場
合,トナーフル状態を検出(トナーフル表示)してから
黒印字数が33.5億個相当の発光時間をカウントした
時点で画像形成動作を禁止するように設定したところ,
77g(192.5cc)収容することができ,実施例
1の画像形成装置において,画像形成動作停止時の廃ト
ナー回収容器109の未充填部分は大幅に低減された。
【0039】前述したように,実施例1の画像形成装置
によれば,静電像担持体としての感光体に走査光などを
照射,投影することによりドットで潜像を形成し,該静
電像担持体上に現像剤を付着させて現像画像を形成する
画像形成装置において,廃トナーあふれによる装置内や
記録紙の汚損や,トナー回収容器に未充填部分が残りト
ナー回収容器の交換回数が増加することによるトナー回
収容器の無駄や作業の非能率化を招くことなく,トナー
回収容器内に効率良く廃トナーを充填できる画像形成装
置を提供することができる。
【0040】なお,実施例1においては,レーザー光を
使用し,ドットで潜像を形成する画像形成装置を例にし
て説明したが,本発明は,LED光や液晶光シャッター
などの発光手段を使用した画像形成装置に対しても適用
可能であり,発光手段の発光時間がカウントできる方式
であれば,潜像の形成方法もドットに限定されるもので
はない。
【0041】また,実施例1において,書き込みドット
数に相当する発光手段の発光時間は発光手段または画像
形成装置固有の値であり,本発明を実施するにあたって
は,装置の差異を考慮して,各装置に適した値を設定す
れば良い。
【0042】また,実施例1において示したトナーフル
状態の検出(トナーフル表示)時の廃トナー回収容器1
09の未充填部分の容積や,約6%の黒印字部分を持つ
A4サイズの画像を感光体101上に形成した場合の廃
トナー回収量などの数値は,画像形成装置固有の値であ
り,本発明を実施するにあたっては,装置の差異を考慮
して,各装置に適した所望の最大カウント数を設定すれ
ば良い。
【0043】〔実施例2〕図3は,実施例2に係る画像
形成装置の概略構成を示す説明図であり,図1と同符号
のものは,実施例1と同様の構成および動作に付き,説
明を省略し,異なる部分のみ説明する。301は,感光
体101近傍の温度を計測する温度センサーを示し,3
02は,温度センサー301の計測した温度に基づい
て,カウント部115の許容カウント数の補正値を算出
するカウント数補正回路を示している。
【0044】以上の構成により,その動作を説明する。
一般的に,感光体101表面に形成されたトナー像を記
録紙に転写するプロセスにおいては,温度により,感光
体101表面へのトナーの付着量,および記録紙上に転
写されるトナーと感光体101表面から記録紙に転写さ
れずに感光体101に残留して廃トナー回収容器109
により回収される廃トナーとの割合が変化することが知
られている。
【0045】ここで,図4に示すグラフを参照して,温
度と廃トナー回収量との関係について説明する。図4
は,図3に示した画像形成装置において,65%RHの
条件下で約6%の黒印字部分を持つA4サイズの画像を
感光体101表面に形成した場合の温度と廃トナー回収
量との関係を示しており,23℃条件下で9mgの廃ト
ナー回収量を示していたものが,10℃条件下では9.
7mgに変動し,30℃条件下では8.7mgに変動す
ることがわかる。すなわち,10℃の条件下では31.
1億個相当の発光時間がカウントされた時点で画像形成
装置を画像形成動作禁止に,また,30℃の条件下で
は,34.7億個相当の発光時間がカウントされた時点
で画像形成装置を画像形成動作禁止にする必要があり,
23℃の条件下での設定値である33.5億個のままで
は,10℃の条件下では廃トナー溢れが生じ,30℃の
条件下では廃トナー回収容器に無駄な空間が残ることに
なる。
【0046】したがって,上述のような不具合を防ぐた
め,実施例2の画像形成装置では,温度センサー301
で計測した温度に基づいて,カウント数補正回路302
が,カウント部115の許容カウント数の補正値を算出
し,画像形成動作の禁止する条件を変更している。具体
的な動作手順としては,先ず,画像形成装置内に設けた
温度センサー301により温度を検知し,温度信号CS
1をカウント数補正回路302に送る。カウント数補正
回路302は,温度信号CS1に基づいて,あらかじめ
設定してある関係(図4に示す関係)から許容カウント
数の補正値を算出し,補正信号CS2をカウント部11
5に送る。カウント部115では,補正信号CS2をも
とに画像形成装置を画像形成動作禁止にするまでのカウ
ント数,すなわち,画像形成装置制御回路116に信号
TF4を送るまでのカウント数を決定する。
【0047】ここで,実施例2で示した装置を用い,ト
ナーフル状態を検出(トナーフル表示)してから黒印字
数33.5億個相当の発光時間に対して,温度センサー
301の計測した温度による補正を行ったカウント数だ
けカウントした時点で画像形成動作を禁止するように設
定したところ,83g(207.5cc)が収容可能と
なり,実施例1の画像形成装置に比較して,より効果的
な装置となった。
【0048】前述したように,実施例2の画像形成装置
によれば,静電像担持体としての感光体に走査光などを
照射,投影することによりドットで潜像を形成し,該静
電像担持体上に現像剤を付着させて現像画像を形成する
画像形成装置において,該装置内の温度に変動があった
場合でも,廃トナーあふれによる装置内や記録紙の汚損
や,トナー回収容器に未充填部分が残りトナー回収容器
の交換回数が増加することによるトナー回収容器の無駄
や作業の非能率化を招くことなく,トナー回収容器内に
効率良く廃トナーを充填できる画像形成装置を提供する
ことができる。
【0049】なお,実施例2では温度センサー301を
新たに設けた構成としているが,画像形成条件制御など
の目的であらかじめ温度計測手段を設けている場合に
は,該温度計測手段からの信号をもとに許容カウント数
の補正値を算出すれば良く,新たに温度センサー301
を設ける必要は無い。
【0050】〔実施例3〕図5は,実施例3に係る画像
形成装置の概略構成を示す説明図であり,図1と同符号
のものは,実施例1と同様の構成および動作に付き,説
明を省略し,異なる部分のみ説明する。501は,感光
体101近傍の湿度を計測する湿度センサーを示し,5
02は,湿度センサー501の計測した湿度に基づい
て,カウント部115の許容カウント数の補正値を算出
するカウント数補正回路を示している。
【0051】以上の構成により,その動作を説明する。
一般的に,感光体101表面に形成されたトナー像を記
録紙に転写するプロセスにおいては,湿度により,感光
体101表面へのトナーの付着量,および記録紙上に転
写されるトナーと感光体101表面から記録紙に転写さ
れずに感光体101に残留して廃トナー回収容器109
により回収される廃トナーとの割合が変化することが知
られている。
【0052】ここで,図6に示すグラフを参照して,湿
度と廃トナー回収量との関係について説明する。図6
は,図5に示した画像形成装置において,23℃の条件
下で約6%の黒印字部分を持つA4サイズの画像を感光
体101表面に形成した場合の湿度と廃トナー回収量と
の関係を示しており,65%RHの条件下で9mgの廃
トナー回収量を示していたものが,15%RH条件下で
は9.6mgに変動し,90%RH条件下では8.7m
gに変動することがわかる。すなわち,15%RHの条
件下では31.4億個相当の発光時間がカウントされた
時点で画像形成装置を画像形成動作禁止に,また,90
%RHの条件下では,34.7億個相当の発光時間がカ
ウントされた時点で画像形成装置を画像形成動作禁止に
する必要があり,65%RHの条件下での設定値である
33.5億個のままでは,15%RHの条件下では廃ト
ナー溢れが生じ,90%RHの条件下では廃トナー回収
容器に無駄な空間が残ることになる。
【0053】したがって,上述のような不具合を防ぐた
め,実施例3の画像形成装置では,湿度センサー501
で計測した湿度に基づいて,カウント数補正回路502
が,カウント部115の許容カウント数の補正値を算出
し,画像形成動作の禁止する条件を変更している。具体
的な動作手順としては,先ず,画像形成装置内に設けた
湿度センサー501により湿度を検知し,湿度信号CS
3をカウント数補正回路502に送る。カウント数補正
回路502は,湿度信号CS3に基づいて,あらかじめ
設定してある関係(図6に示す関係)から許容カウント
数の補正値を算出し,補正信号CS4をカウント部11
5に送る。カウント部115では,補正信号CS4をも
とに画像形成装置を画像形成動作禁止にするまでのカウ
ント数,すなわち,画像形成装置制御回路116に信号
TF4を送るまでのカウント数を決定する。
【0054】ここで,実施例3で示した装置を用い,ト
ナーフル状態を検出(トナーフル表示)してから黒印字
数33.5億個相当の発光時間に対して,湿度センサー
501の計測した湿度による補正を行ったカウント数だ
けカウントした時点で画像形成動作を禁止するように設
定したところ,82g(205cc)が収容可能とな
り,実施例1の画像形成装置に比較して,より効果的な
装置となった。
【0055】前述したように,実施例3の画像形成装置
によれば,静電像担持体としての感光体に走査光などを
照射,投影することによりドットで潜像を形成し,該静
電像担持体上に現像剤を付着させて現像画像を形成する
画像形成装置において,該装置内の湿度に変動があった
場合でも,廃トナーあふれによる装置内や記録紙の汚損
や,トナー回収容器に未充填部分が残りトナー回収容器
の交換回数が増加することによるトナー回収容器の無駄
や作業の非能率化を招くことなく,トナー回収容器内に
効率良く廃トナーを充填できる画像形成装置を提供する
ことができる。
【0056】なお,実施例3では湿度センサー501を
新たに設けた構成としているが,画像形成条件制御など
の目的であらかじめ湿度計測手段を設けている場合に
は,該湿度計測手段からの信号をもとに許容カウント数
の補正値を算出すれば良く,新たに湿度センサー501
を設ける必要は無い。
【0057】〔実施例4〕図7は,実施例4に係る画像
形成装置の概略構成を示す説明図であり,図1と同符号
のものは,実施例1と同様の構成および動作に付き,説
明を省略し,異なる部分のみ説明する。701は,画像
形成装置の駆動時間をカウントする駆動時間カウンター
を示し,702は,駆動時間カウンター701のカウン
トしたカウント値に基づいて,カウント部115の許容
カウント数の補正値を算出するカウント数補正回路を示
している。
【0058】以上の構成により,その動作を説明する。
一般的に,感光体101表面に形成されたトナー像を記
録紙に転写するプロセスにおいては,駆動時間により,
感光体101表面へのトナーの付着量,および記録紙上
に転写されるトナーと感光体101表面から記録紙に転
写されずに感光体101に残留して廃トナー回収容器1
09により回収される廃トナーとの割合が変化すること
が知られている。
【0059】ここで,図8に示すグラフを参照して,駆
動時間と廃トナー回収量との関係について説明する。図
8は,図7に示した画像形成装置において,23℃65
%RHの条件下における駆動時間と廃トナー回収量との
関係を示している。なお,図7に示した画像形成装置に
おいては,あらかじめ16万秒後(約6%の黒印字部分
を持つA4サイズの画像で53万枚通紙時)にトナーフ
ル状態の検出(トナーフル表示)となることを想定し
て,上記廃トナー量検知の基本的な条件設定を行ってい
る。
【0060】図8に示したように,23℃65%RHの
条件下でトナーフル状態を検出(トナーフル表示)する
までの駆動時間が16万秒の場合において9mgの廃ト
ナー検出量を示していたものが,該駆動時間が20万秒
の場合においては,9.1mgに変動し,該駆動時間が
4万秒の場合においては,8.7mgに変動することが
わかる。すなわち,駆動時間が20万秒の場合において
は,33.1億個相当の発光時間がカウントされた時点
で画像形成装置を画像形成動作禁止に,また,駆動時間
が4万秒の場合においては,34.7億個相当の発光時
間がカウントされた時点で画像形成装置を画像形成動作
禁止にする必要があり,駆動時間が16万秒の場合の設
定値である33.5億個のままでは,駆動時間が20万
秒の場合には廃トナー溢れが生じ,駆動時間が4万秒の
場合には廃トナー回収容器に無駄な空間が残ることにな
る。
【0061】したがって,上述のような不具合を防ぐた
め,実施例4の画像形成装置では,駆動時間カウンター
701でカウントした駆動時間に基づいて,カウント数
補正回路702が,カウント部115の許容カウント数
の補正値を算出し,画像形成動作の禁止する条件を変更
している。具体的な動作手順としては,先ず,画像形成
装置内に設けた駆動時間カウンター701により画像形
成装置の駆動時間をカウントし,駆動時間信号CS5を
カウント数補正回路702に送る。カウント数補正回路
702は,駆動時間信号CS5に基づいて,あらかじめ
設定してある関係(図8に示す関係)から許容カウント
数の補正値を算出し,補正信号CS6をカウント部11
5に送る。カウント部115では,補正信号CS6をも
とに画像形成装置を画像形成動作禁止にするまでのカウ
ント数,すなわち,画像形成装置制御回路116に信号
TF4を送るまでのカウント数を決定する。なお,駆動
時間カウンター701は,画像形成装置の消耗部品の交
換などにより任意リセットし,初期設定に戻すことによ
り,精度良く,くり返し使用することが可能である。
【0062】ここで,実施例4で示した装置を用い,ト
ナーフル状態を検出(トナーフル表示)してから黒印字
数33.5億個相当の発光時間に対して,駆動時間カウ
ンター701のカウントした駆動時間による補正を行っ
たカウント数だけカウントした時点で画像形成動作を禁
止するように設定したところ,81g(202.5c
c)が収容可能となり,実施例1の画像形成装置に比較
して,より効果的な装置となった。
【0063】前述したように,実施例4の画像形成装置
によれば,静電像担持体としての感光体に走査光などを
照射,投影することによりドットで潜像を形成し,該静
電像担持体上に現像剤を付着させて現像画像を形成する
画像形成装置において,該装置の使用開始時からトナー
フル信号が入力されるまでの駆動時間にかかわらず,廃
トナーあふれによる装置内や記録紙の汚損や,トナー回
収容器に未充填部分が残りトナー回収容器の交換回数が
増加することによるトナー回収容器の無駄や作業の非能
率化を招くことなく,トナー回収容器内に効率良く廃ト
ナーを充填できる画像形成装置を提供することができ
る。
【0064】なお,実施例4では駆動時間カウンター7
01を新たに設けた構成としているが,画像形成条件制
御などの目的であらかじめ駆動時間カウント手段を設け
ている場合には,該駆動時間カウント手段からの信号を
もとに許容カウント数の補正値を算出すれば良く,新た
に駆動時間カウンター701を設ける必要は無い。
【0065】また,実施例4では,装置の駆動時間に基
づいてカウント数の補正を行っているが,装置の差異に
より,通紙時間や通電時間,あるいは書き込み制御部1
14の駆動時間などに基づいて補正を行っても良い。
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【発明の効果】以上説明したように, 本発明の画像形成
装置(請求項)は,発光手段により,静電像担持体に
画像データとしての光を発して静電像担持体表面に静電
潜像を形成し,現像手段により,形成された静電潜像を
現像して静電像担持体表面にトナー像を形成し,転写手
段により,形成されたトナー像を記録紙に転写後,トナ
ー回収手段により,静電像担持体の表面に残った残留ト
ナーを回収し,回収されたトナーが所定の量に達する
と,発光手段の発光時間をカウントし,そのカウント値
が画像形成装置の消耗部品を交換して使用を開始してか
らトナー回収手段に所定の量のトナーが回収されるまで
の装置の駆動時間に基づいて決定した所定のカウント値
に達したときに画像形成動作を禁止する制御を行うこと
により,装置の駆動時間の変動に関わらず,トナー回収
手段の未充填部分を低減するため,装置の駆動時間に変
動があっても,廃トナー溢れによる装置内や記録紙の汚
損を招くことなく,トナー回収容器に廃トナーを効率良
く充填できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す
説明図である。
【図2】実施例1に係る画像形成装置の制御動作を示す
フローチャートである。
【図3】実施例2に係る画像形成装置の概略構成を示す
説明図である。
【図4】温度と廃トナー回収量との関係を示すグラフで
ある。
【図5】実施例3に係る画像形成装置の概略構成を示す
説明図である。
【図6】湿度と廃トナー回収量との関係を示すグラフで
ある。
【図7】実施例4に係る画像形成装置の概略構成を示す
説明図である。
【図8】駆動時間と廃トナー回収量との関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
101 感光体 103 光学
走査系 105 現像器 107a 転写
器 108 クリーニング器 109 廃ト
ナー回収容器 111 トナーフルセンサー 112 トナ
ーフル検出回路 114 書き込み制御部 115 カウ
ント部 116 画像形成装置制御回路 301 温度
センサー 302 カウント数補正回路 501 湿度
センサー 502 カウント数補正回路 701 駆動
時間カウンター 702 カウント数補正回路
フロントページの続き (72)発明者 渡邊 滋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 駒場 厚子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平6−266179(JP,A) 特開 昭63−247783(JP,A) 特開 平3−4283(JP,A) 特開 平5−313523(JP,A) 特開 平5−307303(JP,A) 実開 昭62−27349(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/00 303 G03G 21/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電像担持体に画像データとしての光を
    発して静電像担持体表面に静電潜像を形成する発光手段
    と,前記発光手段により形成された静電潜像を現像し,
    静電像担持体表面にトナー像を形成する現像手段と,前
    記現像手段により形成されたトナー像を記録紙に転写す
    る転写手段と,前記転写手段による転写処理後に静電像
    担持体の表面に残った残留トナーを回収するトナー回収
    手段と,前記トナー回収手段に回収されたトナーが所定
    の量に達したことを検出するトナーフル検出手段と,前
    記トナーフル検出手段の検出後から前記発光手段の発光
    時間をカウントするカウント手段と,画像形成装置の消
    耗部品交換後からの駆動時間を計測する駆動時間計測手
    段と,前記カウント手段によるカウント値が,前記駆動
    時間計測手段の計測した駆動時間に基づいて決定した所
    定のカウント値に達したときに画像形成動作を禁止する
    制御を行う制御手段とを具備したことを特徴とする画像
    形成装置。
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