JP2004151380A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃トナー満タンの警告が出された場合でも、直ちに画像形成動作を禁止するのではなく、廃トナー容器が実際に満タンになるまでにできるだけ多くの枚数の印字を可能とするとともに、ユーザが特定の機能または最も使用頻度の高い機能においては優先度を高くする。
【解決手段】廃トナー満タン検知センサ115は、廃トナー容器に収納された廃トナーの量が所定量に達したことを検知する。廃トナー満タンカウント手段141は、廃トナー量検知センサ115の検知出力が発生した後、画像形成枚数を計数し、前記検知出力発生後の画像形成動作を許容するとともに、この計数値が予め定めた値に達したとき、画像形成動作を禁止する。特定の機能、例えばFAX機能以外の機能については、廃トナー量検知センサの検知出力発生後に直ちに画像形成動作を禁止するようにしてもよい。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子写真複写装置、レーザビームプリンタ、ファクシミリ装置などのような電子写真画像形成装置に関するものであり、特に、少なくともクリーニング手段と像担時体としての電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とした画像形成装置に好適に具現化し得る。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真方式の複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置において、電子写真感光体(以下単に「感光体」という)及びこの感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化してプロセスカートリッジを構成し、このプロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする方式が広く採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらないでユーザ自身で行うことができるので、メンテナンス性を格段に向上させることが可能となる。
【0003】
このプロセスカートリッジ方式の画像形成装置においては、転写時に紙等の転写材に転写されずに感光体表面に残ったトナー(転写残トナー)は、クリーニング装置によって除去され、廃トナー(廃現像剤)としてクリーニング装置の廃トナー容器(クリーニング容器)に蓄えられる。
【0004】
このような従来の画像形成装置では、廃トナーが廃トナー容器から溢れ出て画像形成装置本体内に飛散することを防止するために、廃トナー容器内の廃トナーの量は、廃トナー満タン検知手段によって常時監視されており、廃トナー容器内の廃トナーの量が所定量となったとき、その旨(廃トナー満タンの警告)を画像形成装置本体の操作パネル又はコンピュータ上に直接表示してユーザにプロセスカートリッジの交換を警告し、画像形成装置の動作を強制的に停止させ、それ以降の印字(画像形成)ができなくなるようにしている。
【0005】
なお、上述の説明は、プロセスカートリッジ方式の画像形成装置についてのものであるが、プロセスカートリッジ方式を採用しない画像形成装置についてもほぼ同様のことがいえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の画像形成装置では電子写真複写装置、レーザビームプリンタ、ファクシミリ装置などのような装置が一体で行ういわゆるマルチファンクションプリンタにおいては、廃トナー満タン状態では所定枚数しか印字できないため、ファックス(FAX)等の通信で代行受信になり、メモリにデータが蓄積され、メモリフル状態になった際には、FAX受信が出来なくなってしまう状態が発生する。
【0007】
また、上述の画像形成装置においては、廃トナー満タンの警告とともに、画像形成装置の動作が突然停止すると、例えば、プロセスカートリッジの買い置きがない場合には、ユーザにとってその後の印字(画像形成)ができなくなり不自由であるという問題があった。しかし、実際には、さらに廃トナーを収容し得る若干余裕があり、警告後にも所定の枚数の印字が可能であるとされている。
【0008】
そこで、本発明は、廃トナー満タンの警告が出された場合でも、直ちに画像形成動作を禁止するのではなく、廃トナー容器が実際に満タンになるまでにできるだけ多くの枚数の印字を可能とするとともに、ユーザが特定の機能または最も使用頻度の高い機能においては優先度を高くすることができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像形成装置は、トナーを現像剤として用いる画像形成装置において、像担持体から除去したトナーを廃トナーとして収容する廃トナー容器と、この廃トナー容器に収納された廃トナーの量が所定量に達したことを検知する廃トナー量検知手段と、この廃トナー量検知手段の検知出力が発生した後、画像形成枚数を計数する計数手段と、前記検知出力の発生後の画像形成動作を許容するとともに、この計数値が予め定めた値に達したとき、画像形成動作を禁止する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
廃トナー量検知手段が、廃トナー容器に収納された廃トナーの量が所定量に達したことを検知した後、計数手段は、画像形成枚数の計数を開始する。制御手段は、この計数値が予め定めた値に達するまでは画像形成動作を許容し、予め定めた値に達したときに画像形成動作を禁止する。
【0011】
前記制御手段は、複数種類のジョブを扱える複数の機能を備える場合、前記計数値が予め定めた値に達したとき、特定の機能以外の機能の画像形成動作を禁止するようにすることもできる。これによって、当該特定の機能を優先して画像形成動作を継続させることが可能となる。このような特定の機能は例えばFAX機能である。あるいは、特定の機能は前記複数の機能のうち最も使用頻度の高い機能であってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる画像形成装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0013】
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略の内部構成を示す図である。
【0014】
装置内のほぼ中央に着脱可能に装着されたカートリッジ(プロセスカートリッジ)内に配置され、画像形成時に回転する感光ドラム100の表面に対して、図示しない発光手段から射出された光ビームが画像データにより変調され、ポリゴンスキャナ104によって走査される。その際、光学レンズ系105が、光ビームを収束させて、ドラム面上でスポットビームを形成する。「画像データ」は、コピーの場合には装置上部にある原稿読取装置(スキャナユニット)で読み取られた原稿の画像データであり、FAXの場合には通信回線を経由して受信したデータに基づく画像データであり、プリンタの場合には所定のインターフェース経由で外部装置から受信したデータに基づく画像データである。感光ドラム100の表面は画像形成に先立って帯電ローラ102により一様帯電させられる。その後、上記のようにして感光ドラム100の表面に形成された静電潜像は現像器101によりトナーボトル5内のトナー等の現像剤で可視できるよう現像される。
【0015】
一方、所定のタイミングで用紙カセット106から、記録紙としての用紙が給紙ローラ107により給紙され、用紙搬送路へ搬送される。この用紙はレジストローラ109で、用紙先端を突き当て斜行を矯正されるとともに画像情報の感光体ドラムヘの書き込みと用紙の搬送との同期がとられる。トップセンサ108は搬送路内の用紙有無を検出するためのものである。
【0016】
さらに転写ローラ103により感光ドラム上から用紙上にトナー像が転写される。この転写時に紙等の転写材に転写されないで感光体表面に残ったトナー(転写残トナー)は、クリーニング部6によって除去され、廃トナー(廃現像剤)としての廃トナー容器(廃トナーボックス)2に蓄えられる。
【0017】
トナー像は定着装置3において定着ローラ110により用紙上に定着され、その後、排紙ローラ112により排紙トレー上に排出される。この排紙が首尾よく行われたか否かは排紙センサ111により監視される。なお、各部の機械的な動作はメインモータ1の回転により行われる。
【0018】
装置上面に配置された操作部118は、入力指示や表示を行うための操作パネルからなる。
【0019】
図2は、本発明の実施の形態における制御回路の構成例を示すブロック図である。
【0020】
この制御回路は、主として、プリンタエンジン部135、プリンタコントローラ部140、操作部118、プリンタインタフェース部117、NCU部(Network Control Unit:通信制御部)116、電源部122、定着器133等を備える。
【0021】
プリンタコントローラ部140は、CPU114を有し、外部との通信および装置各部の動作を制御する。特に、本実施の形態では廃トナー満タンカウント手段141およびメモリ(記憶手段)142を有する。廃トナー満タンカウント手段141は、1個以上のカウンタを含み、ソフトウェアで実現されうる。
【0022】
プリンタエンジン部135は、プリンタコントローラ部140からの指示に応じてプリント動作(画像形成動作もしくは印字動作ともいう)を行う部位であり、CPU138、廃トナー満タン検知センサ115、用紙先端センサ136、カセット用紙有無センサ137等を有する。CPU138は、プリンタエンジン部135の各部を制御する他、感光ドラム100に関連した高圧制御部139を構成している。
【0023】
定着器133は、図1の定着装置3に相当し、定着ローラや定着ヒータ(図示せず)の制御をおこなう。排紙センサ111も定着器133内に示している。
【0024】
操作部118は、前述のように、ユーザが装置に対して各種指示等の入力操作を行う操作パネルであり、ユーザに対して警告や操作ガイダンス等を表示するLCDのような表示部120も備えている。
【0025】
プリンタインタフェース部117は、プリンタ機能の利用時にPC(Personal Computer)などのホストコンピュータとの間でパラレルインタフェース(I/F)やUSB(Universal Serial Bus)I/Fを司る部位である。
【0026】
NCU部116は、モジュラージャック131に接続され、FAX機能の利用時に、電話回線を介して外部との通信を行うための部位である。
【0027】
以下、図2を用いて回路動作を説明する。
【0028】
プリンタコントローラ部140は、プリンタエンジン部135をコピー機能、FAX機能、プリンタ機能のいずれの機能としても制御することができる。プリンタコントローラ部140は、任意の機能による印字時に、ビデオインタフェース119を介してプリンタエンジン部135に印字指令を送出し、さらに、プリンタエンジンCPU138からの主、副走査同期信号に同期して、ビデオデータを順次プリンタエンジン部135に送出する。プリンタエンジン部135は、各種アクチュエータ(図示せず)の駆動や搬送駆動のためのメインモータ1の駆動、廃トナー満タン検知センサ115、用紙先端センサ136、カセット用紙有無センサ137等からの入力を監視することにより、スキャナユニット、定着装置等を統括的に制御する。
【0029】
廃トナーがたまった状態でメインモータが回転すると、図示しないトルクリミッタが作動する。トルクリミッタが作動すると、廃トナー満タン検知センサ115において断続的にフォトインタラプタの遮光が発生する。この遮光により、プリンタエンジンCPU138の図示しないTNRFULLポートが“H”となる。図3に示すように、TNRFULLポートに入力されるTNRFULL信号の“H”と“H”の間の“L”である期間が一定時間以下となった状態が複数回続いたとき、廃トナー満タンと検知する。さらにプリンタエンジン部135はプリンタコントローラ部140に廃トナーFullになったことをビデオインターフェース119を通じてステータスとして送信する。
【0030】
なお、廃トナー満タン検知センサ115は上記の構成に限るものではなく、廃トナー満タンを検知できる任意の手段を利用することができる。
【0031】
次に本実施の形態の動作例を説明する。
【0032】
図4は、プリンタエンジン部135の前多回転時の廃トナーに関連した処理を示している。この処理では、廃トナー満タン検知センサ115の出力をチェックし(S11)、満タンが検知された場合には、廃トナーFullステータス信号を、プリントコントローラ部140に送信する(S12)。
【0033】
図5はプリンタコントローラ部140の処理例を示している。プリンタコントローラ部140は、通常モードの処理において、まず、廃トナー満タンとなっているか否かを表すフラグをチェックする(S21)。ここではフラグ=1の場合が廃トナー満タンを表すものとする。
【0034】
フラグが1でない場合、エンジンから廃トナーFull信号を受信したとき(S26,Yes)、フラグを1にセットする(S27)。廃トナーFull信号を受信しないとき(S26,No)、この処理を終了する。フラグが1にセットされた後は、FAX機能以外の機能の印字出力を禁止する(S28)。また、操作パネル上には廃トナーが満タンになったことを報知するとともに、画像形成装置を監視しているホストコンピュータ上にも廃トナーが満タンになったことを報知する。その後、1枚の印字が行われる毎に、廃トナー満タンカウント手段141に印字枚数を計数させる(S29)。この印字枚数カウント値は、メモリ142に予め設定されたFAX印字可能枚数と比較される(S30)。FAX印字可能枚数は、廃トナーFull検知信号が発生した後、完全に廃トナーが満タンになるまでに実行可能と推測されるFAX出力可能枚数である。FAX印字可能枚数を超えた場合、表示部120(図2)に廃トナーボックス(またはプロセスカートリッジ)の交換等の所定の処置を行うことを指示するメッセージ等を出力する(S31)。また、エンジンは一時停止させる。
【0035】
ステップS21において、フラグが既に1である場合に、エンジンから廃トナーFull信号を受信しなくなったとき(S22,Yes)、フラグを0に戻す(S23)。また、それまで累積した印字枚数カウンタの値を初期値(例えば0)にリセットする(S24)。さらに、FAX機能の印字出力禁止を解除する(S25)。
【0036】
なお、ステップS22で廃トナーFull信号を受信したときには、ステップS30に移行する。一旦、フラグが1となった後、廃トナーボックスが交換されるまで、処理はこのルートを辿る。
【0037】
図6は、プリンタコントローラ部140の他の処理例を示している。図5の処理では、廃トナー満タン検知後にFAX機能以外の機能の印字出力を禁止するようにしたが、図6の処理例では、その時点の最も使用頻度の高い機能の印字出力のみを許容し、他の機能の印字出力を禁止するようにするものである。この場合、廃トナー満タンカウント手段141として、図7に示すように、使用頻度を測るための各機能毎の印字枚数カウンタであるFAX頻度カウンタ151、コピー頻度カウンタ152、プリンタ頻度カウンタ153と、満タン検知後の各機能毎の印字枚数を計数する満タン検知後FAX枚数カウンタ161、満タン検知後コピー枚数カウンタ162、満タン検知後プリント枚数カウンタ163、および満タン検知後トータル枚数カウンタ164を含む。なお、図5の処理では、満タン検知後FAX枚数カウンタ161のみで足りる。
【0038】
図6の処理において、プリンタコントローラ部140は、通常モードの処理において、まず、廃トナー満タンとなっているか否かを表すフラグをチェックする(S41)。ここでもフラグ=1の場合が廃トナー満タンを表すものとする。
【0039】
フラグが1でない場合、エンジンから廃トナーFull信号を受信したとき(S46,Yes)、フラグを1にセットする(S47)。廃トナーFull信号を受信しないとき(S46,No)、この処理を終了する。フラグが1にセットされた後は、使用頻度を測る各機能毎の頻度カウンタ151,152,153のカウント値に基づいて、どの機能が最も利用されているかを判断する(S48,S50)。FAX機能のカウント値が最大の場合、FAX機能以外の機能の印字出力を禁止する(S49)。コピー機能のカウント値が最大の場合、コピー機能以外の機能の印字出力を禁止する(S51)。プリンタ機能のカウント値が最大の場合、プリンタ機能以外の機能の印字出力を禁止する(S52)。また、操作パネル上には廃トナーが満タンになったことを報知するとともに、画像形成装置を監視しているホストコンピュータ上にも廃トナーが満タンになったことを報知する。
【0040】
FAX機能が禁止された後は、一時的に受信データをメモリ142に記憶する代行受信を行うようにしてもよい。この場合、廃トナーボックスまたはカートリッジの交換後、メモリ142から受信データが読み出され、印字出力される。
【0041】
その後、1枚の印字が行われる毎に、廃トナー満タンカウント手段141の所定の機能についてのカウンタおよびトータル枚数カウンタ164に印字枚数を計数させる(S53)。この計数によるカウント値が、メモリ142に予め設定されている印字可能枚数を超えた場合(S54,Yes)、表示部120(図2)に廃トナーボックスの交換指示を示すメッセージ等を出力する(S54)。また、エンジンは一時停止させる。
【0042】
ステップS41においてフラグが既に1である場合に、エンジンから廃トナーFull信号を受信しなくなったとき(S42,Yes)、フラグを0に戻す(S43)。また、それまで累積した印字枚数カウンタの値を初期値(例えば0)にリセットする(S44)。さらに、現在印字出力が禁止されている機能の印字出力禁止を解除する(S45)。
【0043】
なお、ステップS42で廃トナーFull信号を受信したときには、ステップS54に移行する。一旦、フラグが1となった後、廃トナーボックスが交換されるまで、処理はこのルートを辿る。
【0044】
図8に、図6の処理に関連した廃トナー満タンカウント手段141の印字枚数カウントの処理例を示す。1頁の印字が終了したら(S61,Yes)、その印字終了した機能をチェックし(S62,S63)、当該機能の頻度カウンタのカウント値(Ff,CfまたはPf)をインクリメントする(S64,S65,S66)。さらに、フラグが1か否かを調べ(S67,S70,S73)、当該機能の満タン検知後枚数カウンタのカウント値(F、CまたはP)をインクリメントするとともに(S68,S71,S74)、トータル枚数カウンタのカウント値をインクリメントする(S69,S72,S75)。
【0045】
なお、使用頻度の傾向は変わりうるので、頻度カウンタは定期的、例えば廃トナーボックス交換時、あるいは、プロセスカートリッジ交換時等にリセットするようにしてもよい。
【0046】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明の範囲を逸脱することなく、種々の変形、変更を行うことが可能である。例えば、上記実施の形態におけるカウンタのカウント動作はインクリメント(加算)を想定したが、デクリメント(減算)する方法でカウントしてもよい。一例として、図5の例において、あらかじめ廃トナーFull検知後から完全に廃トナーが満タンになると想定した出力可能枚数(禁止カウント値)を200に設定し、FAX画像出力が1枚されるごとにカウンタの数値を1だけ加算する。このカウンタ数値がプリンタエンジンの禁止カウントである200カウントに到達すると、所定の機能の印字出力(画像形成動作)を禁止するものである。逆に、カウンタを200にセットした後、逐次減算してゼロになった時点でプリンタエンジンの動作を禁止する方式でもよい。
【0047】
また、使用する機能によって平均的な廃トナーの発生量が異なるような場合には、満タン検知後の枚数の単位カウント量を機能毎に異ならせるようにしてもよい。
【0048】
印字可能枚数は機能毎に異ならせてもよい。また、印字可能枚数はユーザが可変設定できるようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、廃トナー満タンの警告が出された場合でも、直ちに画像形成動作を禁止するのではなく、実際に廃トナー容器が満タンになるまでにできるだけ多くの枚数の印字を可能とすることができる。また、ユーザが特定の機能または最も使用頻度の高い機能においては優先度を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略の内部構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における制御回路の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のプリンタエンジンCPUのTNRFULLポートに入力されるTNRFULL信号の一例を示す波形図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるプリンタエンジン部の前多回転時の廃トナーに関連した処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態におけるプリンタコントローラ部の処理例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態におけるプリンタコントローラ部の他の処理例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態における廃トナー満タンカウント手段の内部構成例を示す図である。
【図8】図7の処理に関連した廃トナー満タンカウント手段の印字枚数カウントの処理例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 メインモータ
5 トナーボトル
2 廃トナーボックス
6 クリーニング部
100 感光ドラム
101 現像器
102 帯電ローラ
103 転写ローラ
104 ポリンゴンスキャナ
105 光学レンズ系
106 用紙カセット
107 給紙ローラ
108 トップセンサ
109 レジストローラ
110 定着ローラ
111 排紙センサ
112 排紙ローラ
114 プリンタコントローラCPU
115 廃トナー満タン検知センサ
116 NCU部(Network Control Unit:通信制御部)
117 プリンタインタフェース部
118 操作部
119 ビデオインターフェース
120 LCD表示部
122 電源部
133 定着器
135 プリンタエンジン部
138 プリンタエンジンCPU
140 プリンタコントローラ部
141 廃トナー満タンカウント手段
142 メモリ

Claims (4)

  1. トナーを現像剤として用いる画像形成装置において、
    像担持体から除去したトナーを廃トナーとして収容する廃トナー容器と、
    この廃トナー容器に収納された廃トナーの量が所定量に達したことを検知する廃トナー量検知手段と、
    この廃トナー量検知手段の検知出力が発生した後、画像形成枚数を計数する計数手段と、
    前記検知出力の発生後の画像形成動作を許容するとともに、この計数値が予め定めた値に達したとき、画像形成動作を禁止する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、複数種類のジョブを扱える複数の機能を備え、前記計数値が予め定めた値に達したとき、特定の機能以外の機能の画像形成動作を禁止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記特定の機能はFAX機能である請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記特定の機能は前記複数の機能のうち最も使用頻度の高い機能である請求項2記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007264481A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Brother Ind Ltd 画像形成装置
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JP2013041007A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム

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