JP3356520B2 - 映像編集装置 - Google Patents

映像編集装置

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JP3356520B2
JP3356520B2 JP34971393A JP34971393A JP3356520B2 JP 3356520 B2 JP3356520 B2 JP 3356520B2 JP 34971393 A JP34971393 A JP 34971393A JP 34971393 A JP34971393 A JP 34971393A JP 3356520 B2 JP3356520 B2 JP 3356520B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像をカットに分割し再
構成することで映像編集を行なう映像編集装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】第33図は従来の映像編集装置のブロッ
ク図である。第33図において、3301は素材ビデオ
テープが挿入されている再生VTR、3302は編集結
果が録画されるマスタービデオテープが挿入されている
録画VTRである。
【0003】この再生VTR3301、録画VTR33
02の両者の同期を合わせるための基準信号となる同期
信号を同期信号発生部3303が両者に印加している。
3304は編集結果を使用者が設定するカット接続情報
メモリで、そのカット接続情報に従って編集制御部33
05が再生VTR3301、録画VTR3302を制御
する。
【0004】第2図に編集作業の模式図を示す。第2図
に示す編集では、素材ビデオテープの101フレームか
ら193フレームをカットA、250フレームから28
9フレームをカットB、320フレームから416フレ
ームをカットCと定義し、これらをマスタービデオテー
プ上に1フレームから97フレームまでにカットC、続
く98フレームから190フレームまでにカットA、続
く191フレームから230フレームまでにカットBと
なるように各映像を複写して編集作業は完了する。さ
て、この編集作業を表すカット接続情報を第6図に示
す。カット接続情報は各カットごとに、その処理順を表
す番号、素材ビデオテープでのカットの範囲を表す開始
フレーム番号、終了フレーム番号と、マスタービデオテ
ープでの複写後のカットの範囲を表す再生開始フレーム
番号、再生終了フレーム番号からできている。
【0005】編集制御部3305での制御のながれを第
34図、第35図にフローチャートで示す。このフロー
チャートに基づき、第6図のカット接続情報に従って、
従来の映像編集装置が素材ビデオテープからマスタービ
デオテープへの複写を行ない編集を実行する様子を説明
する。使用者により従来の映像編集装置に編集開始の指
示が出されると、編集制御部3305内ではその指示を
(3401)で受ける。そして(3402)に行き第6
図に示すカット接続情報を全て読み込む。そして(34
03)において処理カット番号を1に初期化し、(34
04)へ行く。(3404)では再生VTR3301
に、現在の処理カット番号のカット開始フレームのサー
チを命令するので、カット番号1の開始フレーム番号3
20フレームへのサーチが実行される。そして(340
5)の条件判断でサーチ完了まで待つ。サーチが完了す
ると、(3406)でプリロールが実行される。VTR
においては、あるフレームへのサーチ完了後、再生を即
実行しても、テープ送りの機構的な問題からすぐには正
常な再生が行なわれない。このため、サーチ後、少しそ
の前のフレームまで巻き戻すというプリロールと呼ばれ
る作業を実行しておくと、再生実行後、当初サーチした
フレームに来る頃には正常な再生速度、同期で再生され
ることが保証できる。次に(3407)において録画V
TR3302に、現在の処理カット番号の再生開始フレ
ームのサーチを命令するので、カット番号1の再生開始
フレーム番号1フレームへのサーチが実行される。そし
て(3408)の条件判断でサーチ完了まで待つ。サー
チが完了すると、(3409)でプリロールが実行され
る。次に(3410)で再生VTR3301に、(34
11)で録画VTR3302に再生が命令される。再生
VTR3301、録画VTR3302は同期信号発生部
3303の同期信号を参照しながら、その同期信号に合
わせて再生するように(3413)で自らの再生タイミ
ングを微調整する。その作業が(3412)で両VTR
の同期が合うまで続けられる。この作業を調相と呼ぶ。
調相が終ると、録画VTR3302が再生開始フレーム
に達した時に、再生VTR3301はカットの開始フレ
ームに同時に達することが保証される。(3414)に
おいて録画VTR3302が処理カットの再生開始フレ
ーム番号の1フレームに達したかチェックし、達すると
(3415)で録画VTR3302を録画に切替える。
そして(3416)において録画VTR3302が処理
カットの再生終了フレーム番号である97フレームまで
録画し終ったかをチェックし、97フレームまで録画で
きると(3417)で録画VTR3302の録画を終了
する。そして(3418)で再生VTR3301を停止
させ、(3419)で録画VTR3302を停止させ
る。そして(3420)で処理カット番号を1増やして
次のカットの複写(録画)を行なうべく、再び(340
4)に行く。この作業を第6図のカット接続情報がすべ
て処理されるまで行なうことで、第2図に示す編集は実
行され、第2図におけるマスタービデオテープ201を
再生すると再構成された編集結果を視聴できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像編集装置に
おいては、ビデオテープからビデオテープへのカットの
複写を繰り返すことで編集は実現されていた。しかし、
この編集において、まず素材ビデオテープのカットの開
始フレーム、マスタービデオテープの再生開始フレーム
のサーチに非常に時間がかかり、その後両者ともプリロ
ールの時間を要し、再生開始後調相の時間を要し、さら
にカットの複写時間を要する。この作業は1カットの複
写ごとに発生するため、一般に数十のカットからなる作
品の編集作業では、その編集に非常に時間がかかり効率
が悪かった。
【0007】本発明はかかる点に鑑み、このような複写
を行なうことなく効率的に映像編集作業が行なえる映像
編集装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の映像編集装置は、ディジタル化され
た映像データを記憶し、フレーム単位でランダムアクセ
ス可能で、記憶している映像データの連続する複数フレ
ームからなる映像ブロックをブロック転送コマンドによ
り出力できる映像記憶部と、前記映像記憶部から出力さ
れた映像ブロックを一時保持し、フレーム再生周期に同
期して1フレームずつ出力する映像FIFOと、前記映
像FIFOから得られる1フレームずつの映像データを
順次、動画表示する映像表示部と、或るしきい値を保持
し、前記しきい値と前記映像FIFO中の映像データの
フレーム数を比較し、前記映像FIFO中の映像データ
のフレーム数が前記しきい値より小さくなった時に次の
ブロック転送を要求するブロック転送要求信号を発行す
るブロック転送要求部と、前記映像記憶部中の映像の連
続した小区間であるカットを1つ以上接続して得られる
1つの系列に関して、少なくとも各カットの接続順序を
表すカット識別子と、前記映像記憶部中での各カットの
記憶領域を特定し得る開始フレーム番号と終了フレーム
番号を含むカット接続情報を保持するカット接続情報保
持部と、前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送
すべきフレーム数である指定転送フレーム数を保持する
指定転送フレーム数保持部と、前記ブロック転送要求部
からのブロック転送要求信号を受け、前記カット接続情
報保持部から得られるカット接続情報と、前記指定転送
フレーム数保持部から得られる指定転送フレーム数とか
らブロック転送に必要なブロック開始フレーム番号とブ
ロック終了フレーム番号を出力する転送パラメータ計算
部と、前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求
信号を受け、前記ブロック開始フレーム番号から前記ブ
ロック終了フレーム番号までの映像ブロックのブロック
転送を行う転送コマンドを前記映像記憶部に送信し、該
記憶部から映像FIFOにブロック転送させるブロック
転送実行部とからなり、前記転送パラメータ計算部が、
一番最初のブロック転送要求信号の時、処理対象のカッ
ト識別子である処理カット識別子を一番最初のカット識
別子に初期化し、前記カット識別子のカットの開始フレ
ーム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット
識別子初期化部と、次に転送が予定されているブロック
開始フレーム番号から現在の処理カット識別子のカット
の終了フレーム番号までに含まれるフレーム数が所定値
以下かどうかを判定する転送フレーム数判定部と、前記
転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記処理
カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロック終
了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処理カ
ット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指定転
送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるように
ブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了フレ
ーム番号設定部と、 次に転送が予定されているブロッ
ク開始フレーム、及び前記ブロック終了フレーム番号設
定部から得たブロック終了フレームを新たなブロック転
送要求信号が入力される度にブロック転送実行部へ出力
するパラメータ出力部と、前記転送フレーム数判定部で
の条件が成立する時、前記パラメータ出力部によるパラ
メータ出力後、処理カット識別子を次のカットのカット
識別子に更新し、前記カット識別子のカットの開始フレ
ーム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット
識別子更新部と、前記転送フレーム数判定部での条件が
成立しない時、前記パラメータ出力部によるパラメータ
出力後、前記ブロック終了フレーム番号の次のフレーム
番号にブロック開始フレーム番号を更新するブロック開
始フレーム番号更新部とからなることを特徴とする。
【0009】本発明の第2の映像編集装置は、ディジタ
ル化された映像データを記憶し、フレーム単位でランダ
ムアクセス可能で、記憶している映像データの連続する
複数フレームからなる映像ブロックをブロック転送コマ
ンドにより出力できる映像記憶部と、前記映像記憶部か
ら出力された映像ブロックを一時保持し、フレーム再生
周期に同期して1フレームずつ出力する複数の映像FI
FOと、全ての前記映像FIFOから得られる1フレー
ムずつの映像データを合成し、順次、動画表示する映像
合成表示部と、或るしきい値を保持し、前記しきい値と
前記映像FIFO中の映像データのフレーム数を比較
し、前記映像FIFO中の映像データのフレーム数が前
記しきい値より小さくなった時にどの前記映像FIFO
が次のブロック転送を要求するかを表すブロック転送要
求信号を発行するブロック転送要求部と、前記映像記憶
部中の映像の連続した小区間であるカットを1つ以上接
続して得られる前記映像FIFOの個数分の系列に関し
て、少なくともどの映像FIFO用の系列に属するかを
表す系列識別子と、各カットの接続順序を表すカット識
別子と、前記映像記憶部中での記憶領域を特定し得る各
カットの開始フレーム番号と、各カットの終了フレーム
番号を含むカット接続情報を保持するカット接続情報保
持部と、前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送
すべきフレーム数である指定転送フレーム数を保持する
指定転送フレーム数保持部と、前記ブロック転送要求部
からのブロック転送要求信号を受け、前記カット接続情
報保持部から得られるカット接続情報と、前記指定転送
フレーム数保持部から得られる指定転送フレーム数とか
らブロック転送に必要な転送先の映像FIFOを特定す
る系列識別子とブロック開始フレーム番号とブロック終
了フレーム番号とを出力する転送パラメータ計算部と、
前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
受け、前記ブロック開始フレーム番号から前記ブロック
終了フレーム番号までの映像ブロックを前記系列識別子
で指定される前記映像FIFOへブロック転送すること
を指示する転送コマンドを前記映像記憶部に送出するブ
ロック転送実行部とからなり、前記転送パラメータ計算
部が、自系列にとって一番最初のブロック転送要求信号
の時、処理対象のカット識別子である処理カット識別子
を自系列の一番最初のカット識別子に初期化し、前記カ
ット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始
フレーム番号とする処理カット識別子初期化部と、自系
列において次に転送が予定されているブロック開始フレ
ーム番号から現在の処理カット識別子のカットの終了フ
レーム番号までに含まれるフレーム数が所定値以下かど
うかを判定する転送フレーム数判定部と、前記転送フレ
ーム数判定部での条件が成立する時、前記処理カット識
別子のカットの終了フレーム番号をブロック終了フレー
ム番号とし、条件が成立しない時、前記処理カット識別
子のカットの開始フレーム番号から前記指定転送フレー
ム数のフレーム数が含まれる範囲となるようにブロック
終了フレーム番号を設定するブロック終了フレーム番号
設定部と、次に転送が予定されているブロック開始フレ
ーム及び前記ブロック終了フレーム番号設定部から得た
ブロック終了フレーム、自系列の系列識別子を新たなブ
ロック転送要求信号が入力される度にブロック転送実行
部へ出力するパラメータ出力部と、前記転送フレーム数
判定部での条件が成立する時、前記パラメータ出力部に
よるパラメータ出力後、処理カット識別子を自系列の次
のカットのカット識別子に更新し、前記カット識別子の
カットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号
とする処理カット識別子更新部と、前記転送フレーム数
判定部での条件が成立しない時、前記パラメータ出力部
によるパラメータ出力後、前記ブロック終了フレーム番
号の次のフレーム番号にブロック開始フレーム番号を更
新するブロック開始フレーム番号更新部とを各系列ごと
に持つことを特徴とする。
【0010】本発明の第3の映像編集装置は、ディジタ
ル化された映像データをその構成台数で分割した部分映
像データを記憶し、ランダムアクセス可能で、前記部分
映像データの連続するデータである部分映像ブロックを
ブロック転送コマンドにより出力できる複数個の部分映
像記憶部と、前記部分映像記憶部から出力された部分映
像ブロックを一時保持し、同一映像データに由来する部
分映像データがすべて得られるとそれらから映像データ
を再構成し、フレーム再生周期に同期して1フレームず
つ出力する映像FIFOと、前記映像FIFOから得ら
れる1フレームずつの映像データを順次、動画表示する
映像表示部と、或るしきい値を保持し、前記しきい値と
前記映像FIFO中の映像データのフレーム数を比較
し、前記映像FIFO中の映像データのフレーム数が前
記しきい値より小さくなった時にブロック転送を要求す
るブロック転送要求信号を発行するブロック転送要求部
と、前記部分映像記憶部群中の映像の連続した小区間で
あるカットを1つ以上接続して得られる1つの系列に関
して、少なくとも各カットの接続順序を表すカット識別
子と、前記部分映像記憶部群中での各カットの記憶領域
を特定し得る開始フレーム番号と、終了フレーム番号を
含むカット接続情報を保持するカット接続情報保持部
と、前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべ
きフレーム数である指定転送フレーム数を保持する指定
転送フレーム数保持部と、前記ブロック転送要求部から
のブロック転送要求信号を受け、前記カット接続情報保
持部から得られるカット接続情報と、前記指定転送フレ
ーム数保持部から得られる指定転送フレーム数とからブ
ロック転送に必要なブロック開始フレーム番号と、ブロ
ック終了フレーム番号を出力する転送パラメータ計算部
と、前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信
号を受け、前記ブロック開始フレーム番号から前記ブロ
ック終了フレーム番号までの部分映像ブロックをブロッ
ク転送することを指示する転送コマンドを前記部分映像
記憶部群に送出するブロック転送実行部とからなり、前
記転送パラメータ計算部が、一番最初のブロック転送要
求信号の時、処理対象のカット識別子である処理カット
識別子を一番最初のカット識別子に初期化し、前記カッ
ト識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フ
レーム番号とする処理カット識別子初期化部と、次に転
送が予定されているブロック開始フレーム番号から処理
カット識別子のカットの終了フレーム番号までに含まれ
るフレーム数が所定値以下かどうかを判定する転送フレ
ーム数判定部と、前記転送フレーム数判定部での条件が
成立する時、前記処理カット識別子のカットの終了フレ
ーム番号をブロック終了フレーム番号とし、条件が成立
しない時、前記処理カット識別子のカットの開始フレー
ム番号から前記指定転送フレーム数のフレーム数が含ま
れる範囲となるようにブロック終了フレーム番号を設定
するブロック終了フレーム番号設定部と、次に転送が予
定されているブロック開始フレームと及び前記ブロック
終了フレーム番号設定部から得たブロック終了フレーム
を、新たなブロック転送要求信号が入力される度にブロ
ック転送実行部へ出力するパラメータ出力部と、前記転
送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記パラメ
ータ出力部によるパラメータ出力後、処理カット識別子
を次のカットのカット識別子に更新し、前記カット識別
子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム
番号とする処理カット識別子更新部と、前記転送フレー
ム数判定部での条件が成立しない時、前記パラメータ出
力部によるパラメータ出力後、前記ブロック終了フレー
ム番号の次のフレーム番号にブロック開始フレーム番号
を更新するブロック開始フレーム番号更新部とからなる
ことを特徴とする。
【0011】本発明の第4の映像編集装置は、ディジタ
ル化された映像データをその構成台数で分割した部分映
像データを記憶し、ランダムアクセス可能で、前記部分
映像データの連続するデータである部分映像ブロックを
ブロック転送コマンドにより出力できる複数個の部分映
像記憶部と、前記部分映像記憶部から出力された部分映
像ブロックを一時保持し、同一映像データに由来する部
分映像データがすべて得られるとそれらから映像データ
を再構成し、フレーム再生周期に同期して1フレームず
つ出力する複数の映像FIFOと、全ての前記映像FI
FOから得られる1フレームずつの映像データを合成
し、順次、動画表示する映像合成表示部と、或るしきい
値を保持し、前記しきい値と前記映像FIFO中の映像
データのフレーム数を比較し、前記映像FIFO中の映
像データのフレーム数が前記しきい値より小さくなった
時にどの前記映像FIFOが次のブロック転送を要求す
るかを表すブロック転送要求信号を発行するブロック転
送要求部と、前記部分映像記憶部群中の映像の連続した
小区間であるカットを1つ以上接続して得られる前記映
像FIFOの個数分の系列に関して、少なくともどの映
像FIFO用の系列に属するかを表す系列識別子と、各
カットの接続順序を表すカット識別子と、前記部分映像
記憶部群中での各カットの記憶領域を特定し得る開始フ
レーム番号と、終了フレーム番号を含むカット接続情報
を保持するカット接続情報保持部と、前記映像記憶部か
ら一度のブロック転送で転送すべきフレーム数である指
定転送フレーム数を保持する指定転送フレーム数保持部
と、前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信
号を受け、前記カット接続情報保持部から得られるカッ
ト接続情報と、前記指定転送フレーム数保持部から得ら
れる指定転送フレーム数とからブロック転送に必要な転
送先の前記映像FIFOを特定する前記系列識別子と、
ブロック開始フレーム番号と、ブロック終了フレーム番
号を出力する転送パラメータ計算部と、前記ブロック転
送要求部からのブロック転送要求信号を受け、前記ブロ
ック開始部分フレーム番号から前記ブロック終了部分フ
レーム番号までの部分映像ブロックを前記系列識別子で
指定される前記映像FIFOへブロック転送を行う転送
コマンドを前記部分映像記憶部群に送出するブロック転
送実行部とからなり、前記転送パラメータ計算部が、自
系列にとって一番最初のブロック転送要求信号の時、処
理対象のカット識別子である処理カット識別子を自系列
の一番最初のカット識別子に初期化し、前記カット識別
子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム
番号とする処理カット識別子初期化部と、自系列におい
て次に転送が予定されているブロック開始フレーム番号
から前記処理カット識別子のカットの終了フレーム番号
までに含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定
する転送フレーム数判定部と、前記転送フレーム数判定
部での条件が成立する時、前記処理カット識別子のカッ
トの終了フレーム番号をブロック終了フレーム番号と
し、条件が成立しない時、前記処理カット識別子のカッ
トの開始フレーム番号から前記指定転送フレーム数のフ
レーム数が含まれる範囲となるようにブロック終了フレ
ーム番号を設定するブロック終了フレーム番号設定部
と、前記部分映像記憶部識別子と、次に転送が予定され
ているブロックの開始フレームに対応する前記各部分映
像記憶部における部分フレーム開始番号と、次に転送が
予定されているブロックの終了フレームに対応する前記
各部分映像記憶部における部分フレーム終了番号の組と
自系列の系列識別子とを新たなブロック転送要求信号が
入力される度にブロック転送実行部へ出力するパラメー
タ出力部と、前記転送フレーム数判定部での条件が成立
する時、前記パラメータ出力部によるパラメータ出力
後、処理カット識別子を自系列の次のカットのカット識
別子に更新し、前記カット識別子のカットの開始フレー
ム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット識
別子更新部と、前記転送フレーム数判定部での条件が成
立しない時、前記パラメータ出力部によるパラメータ出
力後、前記ブロック終了フレーム番号の次のフレーム番
号にブロック開始フレーム番号を更新するブロック開始
フレーム番号更新部とを各系列ごとに持つことを特徴と
する。
【0012】本発明の第5の映像編集装置は、複数台が
択一的に動作できるよう構成がされ、夫々がディジタル
化された映像データを記憶し、フレーム単位でランダム
アクセス可能で、記憶している映像データの連続する複
数フレームからなる映像ブロックをブロック転送コマン
ドにより出力できる映像記憶部と、前記映像記憶部から
出力された映像ブロックを一時保持し、フレーム再生周
期に同期して1フレームずつ出力する映像FIFOと、
前記映像FIFOから得られる1フレームずつの映像デ
ータを順次、動画表示する映像表示部と、或るしきい値
を保持し、前記しきい値と前記映像FIFO中の映像デ
ータのフレーム数を比較し、前記映像FIFO中の映像
データのフレーム数が前記しきい値より小さくなった時
に次のブロック転送を要求するブロック転送要求信号を
発行するブロック転送要求部と、前記映像記憶部中の映
像の連続した小区間であるカットを1つ以上接続して得
られる1つの系列に関して、少なくとも各カットの接続
順序を表すカット識別子と、どの映像記憶部に記憶され
ているかを表す映像記憶部識別子と、前記映像記憶部中
での領域を特定し得る各カットの開始フレーム番号と、
終了フレーム番号を含むカット接続情報を保持するカッ
ト接続情報保持部と、前記映像記憶部から一度のブロッ
ク転送で転送すべきフレーム数である指定転送フレーム
数を保持する指定転送フレーム数保持部と、前記ブロッ
ク転送要求部からのブロック転送要求信号を受け、前記
カット接続情報保持部から得られるカット接続情報と、
前記指定転送フレーム数保持部から得られる指定転送フ
レーム数とからブロック転送に必要な映像記憶部識別子
と、ブロック開始フレーム番号と、ブロック終了フレー
ム番号を出力する転送パラメータ計算部と、前記ブロッ
ク転送要求部からのブロック転送要求信号を受け、前記
ブロック開始フレーム番号から前記ブロック終了フレー
ム番号までの映像ブロックをブロック転送することを指
示する転送コマンドを前記映像記憶部識別子で特定され
る前記映像記憶部に指示するブロック転送実行部とから
なり、前記転送パラメータ計算部が、一番最初のブロッ
ク転送要求信号の時、処理対象のカット識別子である処
理カット識別子を一番最初のカット識別子に初期化し、
前記カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロッ
ク開始フレーム番号とする処理カット識別子初期化部
と、次に転送が予定されているブロック開始フレーム番
号から前記処理カット識別子のカットの終了フレーム番
号までに含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判
定する転送フレーム数判定部と、前記転送フレーム数判
定部での条件が成立する時、前記処理カット識別子のカ
ットの終了フレーム番号をブロック終了フレーム番号と
し、条件が成立しない時、前記処理カット識別子のカッ
トの開始フレーム番号から前記指定転送フレーム数のフ
レーム数が含まれる範囲となるようにブロック終了フレ
ーム番号を設定するブロック終了フレーム番号設定部
と、次に転送が予定されているブロック開始フレーム及
び前記ブロック終了フレーム番号設定部から得たブロッ
ク終了フレームと、そのカットに対応する映像記憶部識
別子とを新たなブロック転送要求信号が入力される度に
ブロック転送実行部へ出力するパラメータ出力部と、前
記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記パ
ラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記処理カッ
ト識別子を次のカットのカット識別子に更新し、前記カ
ット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始
フレーム番号とする処理カット識別子更新部と、前記転
送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前記パラ
メータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロック終
了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開始フレ
ーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更新部と
からなることを特徴とする。
【0013】本発明の第6の映像編集装置は、複数台が
択一的に動作できるよう構成され、夫々がディジタル化
された映像データを記憶し、フレーム単位でランダムア
クセス可能で、記憶している映像データの連続する複数
フレームからなる映像ブロックをブロック転送コマンド
により出力できる映像記憶部と、前記映像記憶部から出
力された映像ブロックを一時保持し、フレーム再生周期
に同期して1フレームずつ出力する複数の映像FIFO
と、全ての前記映像FIFOから得られる1フレームず
つの映像データを合成し、順次、動画表示する映像合成
表示部と、或るしきい値を保持し、前記しきい値と前記
映像FIFO中の映像データのフレーム数を比較し、前
記映像FIFO中の映像データのフレーム数が前記しき
い値より小さくなった時にどの前記映像FIFOが次の
ブロック転送を要求するかを表すブロック転送要求信号
を発行するブロック転送要求部と、前記映像記憶部中の
映像の連続した小区間であるカットを1つ以上接続して
得られる前記映像FIFOの個数分の系列に関して、少
なくともどの映像FIFO用の系列に属するかを表す系
列識別子と、各カットの接続順序を表すカット識別子
と、どの映像記憶部に記憶されているかを表す映像記憶
部識別子と、前記映像記憶部中での各カットの記憶領域
を特定し得る開始フレーム番号と、各カットの終了フレ
ーム番号を含むカット接続情報を保持するカット接続情
報保持部と、前記映像記憶部から一度のブロック転送で
転送すべきフレーム数である指定転送フレーム数を保持
する指定転送フレーム数保持部と、前記ブロック転送要
求部からのブロック転送要求信号を受け、前記カット接
続情報保持部から得られるカット接続情報と、前記指定
転送フレーム数保持部から得られる指定転送フレーム数
とからブロック転送に必要な転送先の映像FIFOを特
定する系列識別子と、映像記憶部識別子と、ブロック開
始フレーム番号とブロック終了フレーム番号とを出力す
る転送パラメータ計算部と、前記ブロック転送要求部か
らのブロック転送要求信号を受け、前記ブロック開始フ
レーム番号から前記ブロック終了フレーム番号までの映
像ブロックを前記系列識別子で指定される前記映像FI
FOへブロック転送することを指示する転送コマンドを
前記映像記憶部識別子で特定される前記映像記憶部に送
出するブロック転送実行部とからなり、前記転送パラメ
ータ計算部が、自系列にとって一番最初のブロック転送
要求信号の時、処理対象のカット識別子である処理カッ
ト識別子を自系列の一番最初のカット識別子に初期化
し、前記カット識別子のカットの開始フレーム番号をブ
ロック開始フレーム番号とする処理カット識別子初期化
部と、自系列において次に転送が予定されているブロッ
ク開始フレーム番号から前記処理カット識別子のカット
の終了フレーム番号までに含まれるフレーム数が所定値
以下かどうかを判定する転送フレーム数判定部と、前記
転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記処理
カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロック終
了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処理カ
ット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指定転
送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるように
ブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了フレ
ーム番号設定部と、次に転送が予定されているブロック
開始フレーム及び前記ブロック終了フレーム番号設定部
から得たブロック終了フレーム、そのカットに対応する
映像記憶部識別子と、自系列の系列識別子を新たなブロ
ック転送要求信号が入力される度にブロック転送実行部
へ出力するパラメータ出力部と、前記転送フレーム数判
定部での条件が成立する時、前記パラメータ出力部によ
るパラメータ出力後、処理カット識別子を自系列の次の
カットのカット識別子に更新し、前記カット識別子のカ
ットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号と
する処理カット識別子更新部と、前記転送フレーム数判
定部での条件が成立しない時、前記パラメータ出力部に
よるパラメータ出力後、前記ブロック終了フレーム番号
の次のフレーム番号にブロック開始フレーム番号を更新
するブロック開始フレーム番号更新部とを各系列ごとに
持つことを特徴とする。
【0014】本発明の第7の映像編集装置は、ディジタ
ル化された映像データを記憶し、フレーム単位でランダ
ムアクセス可能で、記憶している映像データの連続する
複数フレームからなる映像ブロックをブロック転送コマ
ンドにより出力できる映像記憶部と、前記映像記憶部か
ら出力された映像ブロックを一時保持し、フレーム再生
周期に同期して1フレームずつ出力する映像FIFO
と、前記映像FIFOから得られる1フレームずつの映
像データを順次、動画表示する映像表示部と、或るデー
タしきい値を保持し、前記データしきい値と前記映像F
IFO中の映像データのフレーム数を比較し、前記映像
FIFO中の映像データのフレーム数が前記データしき
い値より小さくなった時に次のブロック転送を要求する
ブロック転送要求信号を発行するブロック転送要求部
と、前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカ
ットを1つ以上接続して得られる1つの系列に関して、
少なくとも各カットの接続順序を表すカット識別子と、
前記映像記憶部中での各カットの記憶領域を特定し得る
開始フレーム番号と、終了フレーム番号を含むカット接
続情報を保持するカット接続情報保持部と、前記カット
接続情報保持部から得られるカット接続情報から、ブロ
ック転送コマンドを作成するブロック転送コマンド作成
部と、前記ブロック転送コマンド作成部が作成したコマ
ンドを1つ以上保持し、前記ブロック転送要求部からの
ブロック転送要求信号を受け、自分が保持する中の先頭
コマンドを出力するコマンドFIFOと、前記ブロック
転送要求部からのブロック転送要求信号を受け、前記コ
マンドFIFOから得たブロック転送コマンドに基づい
て映像ブロックをブロック転送することを前記映像記憶
部に指示するブロック転送実行部と、或るコマンドしき
い値を保持し、前記コマンドしきい値と前記コマンドF
IFO中のコマンド数を比較し、前記コマンドFIFO
中のコマンド数が前記コマンドしきい値より小さくなっ
た時に続きの1つもしくはそれ以上のコマンドを補充す
ることを要求するコマンド補充要求信号を発行するコマ
ンド補充要求部と、前記コマンド補充要求部からのコマ
ンド補充要求信号を受け、前記ブロック転送コマンド作
成部に続きのコマンドを要求個数作成させ、作成された
ブロック転送コマンドを前記コマンドFIFOに補充す
るコマンドFIFO補充部とからなることを特徴とす
る。
【0015】本発明の第8の映像編集装置は、ディジタ
ル化された映像データを記憶し、フレーム単位でランダ
ムアクセス可能で、記憶している映像データの連続する
複数フレームからなる映像ブロックをブロック転送コマ
ンドにより出力できる映像記憶部と、前記映像記憶部か
ら出力された映像ブロックを一時保持し、フレーム再生
周期に同期して1フレームずつ出力する複数の映像FI
FOと、全ての前記映像FIFOから得られる1フレー
ムずつの映像データを合成し、順次、動画表示する映像
合成表示部と、或るデータしきい値を保持し、前記デー
タしきい値と前記映像FIFO中の映像データのフレー
ム数を比較し、前記映像FIFO中の映像データのフレ
ーム数が前記データしきい値より小さくなった時にどの
前記映像FIFOが次のブロック転送を要求するかを表
すブロック転送要求信号を発行するブロック転送要求部
と、前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカ
ットを1つ以上接続して得られる前記映像FIFOの個
数分の系列に関して、少なくともどの映像FIFO用の
系列に属するかを表す系列識別子と、各カットの接続順
序を表すカット識別子と、前記映像記憶部中での各カッ
トの記憶領域を特定し得る開始フレーム番号と、終了フ
レーム番号を含むカット接続情報を保持するカット接続
情報保持部と、前記カット接続情報保持部から得られる
カット接続情報から、系列識別子を指定されるとその系
列識別子に対応する映像FIFO用のブロック転送コマ
ンドを作成するブロック転送コマンド作成部と、前記ブ
ロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを1つ以
上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロック転送
要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマンドを出
力するコマンドFIFOと、前記ブロック転送要求部か
らのブロック転送要求信号を受け、前記コマンドFIF
Oから得たブロック転送コマンドに基づいて映像ブロッ
クをブロック転送することを前記映像記憶部に指示する
ブロック転送実行部と、或るコマンドしきい値を保持
し、前記コマンドしきい値と前記コマンドFIFO中の
コマンド数を比較し、前記コマンドFIFO中のコマン
ド数が前記コマンドしきい値より小さくなった時に続き
の映像FIFOの属する系列識別子とともに1つもしく
はそれ以上のコマンドを補充することを要求するコマン
ド補充要求信号を発行するコマンド補充要求部と、前記
コマンド補充要求部からのコマンド補充要求信号を受
け、前記ブロック転送コマンド作成部に要求された系列
識別子の系列における続きのコマンドを要求個数作成さ
せ、作成されたブロック転送コマンドを前記コマンドF
IFOに補充するコマンドFIFO補充部とからなるこ
とを特徴とする。
【0016】本発明の第9の映像編集装置は、ディジタ
ル化された映像データを記憶し、フレーム単位でランダ
ムアクセス可能で、記憶している映像データの連続する
複数フレームからなる映像ブロックをブロック転送コマ
ンドにより出力できる映像記憶部と、前記映像記憶部か
ら出力された映像ブロックを一時保持し、フレーム再生
周期に同期して1フレームずつ出力する映像FIFO
と、前記映像FIFOから得られる1フレームずつの映
像データを順次、動画表示する映像表示部と、或るデー
タしきい値を保持し、前記データしきい値と前記映像F
IFO中の映像データのフレーム数を比較し、前記映像
FIFO中の映像データのフレーム数が前記データしき
い値より小さくなった時に次のブロック転送を要求する
ことを表すブロック転送要求信号を発行するブロック転
送要求部と、前記映像記憶部中の映像の連続した小区間
であるカットを1つ以上接続して得られる1つの系列に
関して、少なくとも各カットの接続順序を表すカット識
別子と、前記映像記憶部中での各カットの記憶領域を特
定し得る開始フレーム番号と、終了フレーム番号を含む
カット接続情報を保持するカット接続情報保持部と、前
記カット接続情報保持部から得られるカット接続情報か
ら、ブロック転送コマンドを作成するブロック転送コマ
ンド作成部と、前記ブロック転送コマンド作成部が作成
したコマンドを1つ以上保持し、前記ブロック転送要求
部からのブロック転送要求信号を受け、自分が保持する
中の先頭コマンドを出力するコマンドFIFOと、前記
ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を受
け、前記コマンドFIFOから得たブロック転送コマン
ドに基づいて映像ブロックをブロック転送することを前
記映像記憶部に指示するブロック転送実行部と、或るコ
マンドしきい値を保持し、前記コマンドしきい値と前記
コマンドFIFO中のコマンド数を比較し、前記コマン
ドFIFO中のコマンド数が前記コマンドしきい値より
小さくなった時に続きの1つもしくはそれ以上のコマン
ドを補充することを要求するコマンド補充要求信号を発
行するコマンド補充要求部と、前記コマンド補充要求部
からのコマンド補充要求信号を受け、前記ブロック転送
コマンド作成部に続きのコマンドを要求個数作成させ、
作成されたブロック転送コマンドを前記コマンドFIF
Oに補充するコマンドFIFO補充部とからなり、前記
ブロック転送コマンド作成部が、前記映像記憶部から一
度のブロック転送で転送すべきフレーム数を指定転送フ
レーム数として、一番最初のブロック転送コマンド作成
の時、処理対象のカット識別子である処理カット識別子
を一番最初のカット識別子に初期化し、前記カット識別
子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム
番号とする処理カット識別子初期化部と、次に転送が予
定されているブロック開始フレーム番号から処理カット
識別子のカットの終了フレーム番号までに含まれるフレ
ーム数が所定値以下かどうかを判定する転送フレーム数
判定部と、前記転送フレーム数判定部での条件が成立す
る時、前記処理カット識別子のカットの終了フレーム番
号をブロック終了フレーム番号とし、条件が成立しない
時、前記処理カット識別子のカットの開始フレーム番号
から前記指定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範
囲となるようにブロック終了フレーム番号を設定するブ
ロック終了フレーム番号設定部と、次に転送が予定され
ているブロック開始フレーム、前記ブロック終了フレー
ム番号設定部から得るブロック終了フレームを新たなブ
ロック転送要求信号が入力される度にブロック転送実行
部へ出力するパラメータ出力部と、前記転送フレーム数
判定部での条件が成立する時、前記パラメータ出力部に
よるパラメータ出力後、前記処理カット識別子を次のカ
ットのカット識別子に更新し、前記カット識別子のカッ
トの開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号とす
る処理カット識別子更新部と、前記転送フレーム数判定
部での条件が成立しない時、前記パラメータ出力部によ
るパラメータ出力後、前記ブロック終了フレーム番号の
次のフレーム番号にブロック開始フレーム番号を更新す
るブロック開始フレーム番号更新部とからなることを特
徴とする。
【0017】本発明の第10の映像編集装置は、ディジ
タル化された映像データを記憶し、フレーム単位でラン
ダムアクセス可能で、記憶している映像データの連続す
る複数フレームからなる映像ブロックをブロック転送コ
マンドにより出力できる映像記憶部と、前記映像記憶部
から出力された映像ブロックを一時保持し、フレーム再
生周期に同期して1フレームずつ出力する複数の映像F
IFOと、全ての前記映像FIFOから得られる1フレ
ームずつの映像データを合成し、順次、動画表示する映
像合成表示部と、或るデータしきい値を保持し、前記デ
ータしきい値と前記映像FIFO中の映像データのフレ
ーム数を比較し、前記映像FIFO中の映像データのフ
レーム数が前記データしきい値より小さくなった時にど
の前記映像FIFOが次のブロック転送を要求するかを
表すブロック転送要求信号を発行するブロック転送要求
部と、前記映像記憶部中の映像の連続した小区間である
カットを1つ以上接続して得られる前記映像FIFOの
個数分の系列に関して、少なくともどの映像FIFO用
の系列に属するかを表す系列識別子と、各カットの接続
順序を表すカット識別子と、前記映像記憶部中での各カ
ットの記憶領域を特定し得る開始フレーム番号と、終了
フレーム番号を含むカット接続情報を保持するカット接
続情報保持部と、前記カット接続情報保持部から得られ
るカット接続情報から、系列識別子を指定されるとその
系列識別子に対応する映像FIFO用のブロック転送コ
マンドを作成するブロック転送コマンド作成部と、前記
ブロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを1つ
以上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロック転
送要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマンドを
出力するコマンドFIFOと、前記ブロック転送要求部
からのブロック転送要求信号を受け、前記コマンドFI
FOから得たブロック転送コマンドに基づいて映像ブロ
ックをブロック転送することを前記映像記憶部に指示す
るブロック転送実行部と、或るコマンドしきい値を保持
し、前記コマンドしきい値と前記コマンドFIFO中の
コマンド数を比較し、前記コマンドFIFO中のコマン
ド数が前記コマンドしきい値より小さくなった時に続き
の映像FIFOの属する系列識別子とともに1つもしく
はそれ以上のコマンドを補充することを要求するコマン
ド補充要求信号を発行するコマンド補充要求部と、前記
コマンド補充要求部からのコマンド補充要求信号を受
け、前記ブロック転送コマンド作成部に要求された系列
識別子の系列における続きのコマンドを要求個数作成さ
せ、作成されたブロック転送コマンドを前記コマンドF
IFOに補充するコマンドFIFO補充部とからなり、
前記ブロック転送コマンド作成部が、前記映像記憶部か
ら一度のブロック転送で転送すべきフレーム数を指定転
送フレーム数として、一番最初のブロック転送コマンド
作成の時、処理対象のカット識別子である処理カット識
別子をコマンド補充要求信号の系列識別子を持つ一番最
初のカット識別子に初期化し、前記カット識別子のカッ
トの開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号とす
る処理カット識別子初期化部と、次に転送を予定されて
いるブロック開始フレーム番号から処理カット識別子の
カットの終了フレーム番号までに含まれるフレーム数が
所定値以下かどうかを判定する転送フレーム数判定部
と、前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、
前記処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブ
ロック終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前
記処理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前
記指定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲とな
るようにブロック終了フレーム番号を設定するブロック
終了フレーム番号設定部と、次に転送が予定されている
ブロック開始フレーム、前記ブロック終了フレーム設定
部から得るブロック終了フレーム、自分の属する系列識
別子を新たなブロック転送要求信号が入力される度にブ
ロッック転送実行部へ出力するパラメータ出力部と、前
記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記パ
ラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記処理カッ
ト識別子を前記系列識別子を持つ次のカットのカット識
別子に更新し、前記カット識別子のカットの開始フレー
ム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット識
別子更新部と、前記転送フレーム数判定部での条件が成
立しない時、前記パラメータ出力部によるパラメータ出
力後、前記ブロック終了フレーム番号の次のフレーム番
号にブロック開始フレーム番号を更新するブロック開始
フレーム番号更新部とを各系列ごとに持つことを特徴と
する。
【0018】本発明の第11の映像編集装置は、ディジ
タル化された映像データをその構成台数で分割した部分
映像データを記憶し、ランダムアクセス可能で、前記部
分映像データの連続するデータである部分映像ブロック
をブロック転送コマンドにより出力できる複数個の部分
映像記憶部と、前記部分映像記憶部から出力された部分
映像ブロックを一時保持し、同一映像データに由来する
部分映像データがすべて得られるとそれらから映像デー
タを再構成し、フレーム再生周期に同期して1フレーム
ずつ出力する映像FIFOと、前記映像FIFOから得
られる1フレームずつの映像データを順次、動画表示す
る映像表示部と、或るデータしきい値を保持し、前記デ
ータしきい値と前記映像FIFO中の映像データのフレ
ーム数を比較し、前記映像FIFO中の映像データのフ
レーム数が前記データしきい値より小さくなった時にブ
ロック転送を要求することを表すブロック転送要求信号
を発行するブロック転送要求部と、前記部分映像記憶部
群中の映像の連続した小区間であるカットを1つ以上接
続して得られる1つの系列に関して、少なくとも各カッ
トの接続順序を表すカット識別子と、前記部分映像記憶
部群中での各カットの記憶領域を特定し得る開始フレー
ム番号と終了フレーム番号を含むカット接続情報を保持
するカット接続情報保持部と、前記カット接続情報保持
部から得られるカット接続情報から、ブロック転送コマ
ンドを作成するブロック転送コマンド作成部と、前記ブ
ロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを1つ以
上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロック転送
要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマンドを出
力するコマンドFIFOと、前記ブロック転送要求部か
らのブロック転送要求信号を受け、前記コマンドFIF
Oから得たブロック転送コマンドに基づいて映像ブロッ
クをブロック転送することを前記映像記憶部に指示する
ブロック転送実行部と、或るコマンドしきい値を保持
し、前記コマンドしきい値と前記コマンドFIFO中の
コマンド数を比較し、前記コマンドFIFO中のコマン
ド数が前記コマンドしきい値より小さくなった時に続き
の1つもしくはそれ以上のコマンドを補充することを要
求するコマンド補充要求信号を発行するコマンド補充要
求部と、前記コマンド補充要求部からのコマンド補充要
求信号を受け、前記ブロック転送コマンド作成部に続き
のコマンドを要求個数作成させ、作成されたブロック転
送コマンドを前記コマンドFIFOに補充するコマンド
FIFO補充部とからなり、前記ブロック転送コマンド
作成部が、前記映像記憶部から一度のブロック転送で転
送すべきフレーム数を指定転送フレーム数として、一番
最初のブロック転送コマンド作成の時、処理対象のカッ
ト識別子である処理カット識別子を一番最初のカット識
別子に初期化し、前記カット識別子のカットの開始フレ
ーム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット
識別子初期化部と、次に転送が予定されているブロック
開始フレーム番号から処理カット識別子のカットの終了
フレーム番号までに含まれるフレーム数が所定値以下か
どうかを判定する転送フレーム数判定部と、前記転送フ
レーム数判定部での条件が成立する時、前記処理カット
識別子のカットの終了フレーム番号をブロック終了フレ
ーム番号とし、条件が成立しない時、前記処理カット識
別子のカットの開始フレーム番号から前記指定転送フレ
ーム数のフレーム数が含まれる範囲となるようにブロッ
ク終了フレーム番号を設定するブロック終了フレーム番
号設定部と、前記部分映像記憶部識別子と、次に転送し
ようとするブロックの開始フレームに対応する前記各部
分映像記憶部における部分フレーム開始番号と、次に転
送しようとするブロックの終了フレームに対応する前記
各部分映像記憶部における部分フレーム終了番号の組を
新たなブロック転送要求信号が入力される度にブロック
転送実行部へ出力するパラメータ出力部と、前記転送フ
レーム数判定部での条件が成立する時、前記パラメータ
出力部によるパラメータ出力後、前記処理カット識別子
を次のカットのカット識別子に更新し、前記カット識別
子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム
番号とする処理カット識別子更新部と、前記転送フレー
ム数判定部での条件が成立しない時、前記パラメータ出
力部によるパラメータ出力後、前記ブロック終了フレー
ム番号の次のフレーム番号にブロック開始フレーム番号
を更新するブロック開始フレーム番号更新部とからなる
ことを特徴とする。
【0019】本発明の第12の映像編集装置は、ディジ
タル化された映像データをその構成台数で分割した部分
映像データを記憶し、ランダムアクセス可能で、前記部
分映像データの連続するデータである部分映像ブロック
をブロック転送コマンドにより出力できる複数個の部分
映像記憶部と、前記部分映像記憶部から出力された部分
映像ブロックを一時保持し、同一映像データに由来する
部分映像データがすべて得られるとそれらから映像デー
タを再構成し、フレーム再生周期に同期して1フレーム
ずつ出力する複数の映像FIFOと、全ての前記映像F
IFOから得られる1フレームずつの映像データを合成
し、順次、動画表示する映像合成表示部と、或るデータ
しきい値を保持し、前記データしきい値と前記映像FI
FO中の映像データのフレーム数を比較し、前記映像F
IFO中の映像データのフレーム数が前記データしきい
値より小さくなった時にどの前記映像FIFOが次のブ
ロック転送を要求するかを表すブロック転送要求信号を
発行するブロック転送要求部と、前記部分映像記憶部群
中の映像の連続した小区間であるカットを1つ以上接続
して得られる前記映像FIFOの個数分の系列に関し
て、少なくともどの映像FIFO用の系列に属するかを
表す系列識別子と、各カットの接続順序を表すカット識
別子と、前記部分映像記憶部群中での各カットの記憶領
域を特定し得る開始フレーム番号と終了フレーム番号を
含むカット接続情報を保持するカット接続情報保持部
と、前記カット接続情報保持部から得られるカット接続
情報から、系列識別子を指定されるとその系列識別子に
対応する映像FIFO用のブロック転送コマンドを作成
するブロック転送コマンド作成部と、前記ブロック転送
コマンド作成部が作成したコマンドを1つ以上保持し、
前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
受け、自分が保持する中の先頭コマンドを出力するコマ
ンドFIFOと、前記ブロック転送要求部からのブロッ
ク転送要求信号を受け、前記コマンドFIFOから得た
ブロック転送コマンドに基づいて映像ブロックをブロッ
ク転送することを前記映像記憶部に指示するブロック転
送実行部と、或るコマンドしきい値を保持し、前記コマ
ンドしきい値と前記コマンドFIFO中のコマンド数を
比較し、前記コマンドFIFO中のコマンド数が前記コ
マンドしきい値より小さくなった時に続きの映像FIF
Oの属する系列識別子とともに1つもしくはそれ以上の
コマンドを補充することを要求するコマンド補充要求信
号を発行するコマンド補充要求部と、前記コマンド補充
要求部からのコマンド補充要求信号を受け、前記ブロッ
ク転送コマンド作成部に要求された系列識別子の系列に
おける続きのコマンドを要求個数作成させ、作成された
ブロック転送コマンドを前記コマンドFIFOに補充す
るコマンドFIFO補充部とからなり、前記ブロック転
送コマンド作成部が、前記映像記憶部から一度のブロッ
ク転送で転送すべきフレーム数を指定転送フレーム数と
して、一番最初のブロック転送コマンド作成の時、処理
対象のカット識別子である処理カット識別子をブロック
転送要求信号の系列識別子を持つ一番最初のカット識別
子に初期化し、前記カット識別子のカットの開始フレー
ム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット識
別子初期化部と、次に転送が予定されているブロック開
始フレーム番号から処理カット識別子のカットの終了フ
レーム番号までに含まれるフレーム数が所定値以下かど
うかを判定する転送フレーム数判定部と、前記転送フレ
ーム数判定部での条件が成立する時、前記処理カット識
別子のカットの終了フレーム番号をブロック終了フレー
ム番号とし、条件が成立しない時、前記処理カット識別
子のカットの開始フレーム番号から前記指定転送フレー
ム数のフレーム数が含まれる範囲となるようにブロック
終了フレーム番号を設定するブロック終了フレーム番号
設定部と、前記部分映像記憶部識別子と、次に転送が予
定されているブロックの開始フレームに対応する前記各
部分映像記憶部における部分フレーム開始番号と、次に
転送が予定されているブロックの終了フレームに対応す
る前記各部分映像記憶部における部分フレーム終了番号
の組と自分の属する系列識別子とを新たなブロック転送
要求信号が入力される度にブロック転送実行部へ出力す
るパラメータ出力部と、前記転送フレーム数判定部での
条件が成立する時、前記パラメータ出力部によるパラメ
ータ出力後、前記処理カット識別子を前記系列識別子を
持つ次のカットのカット識別子に更新し、前記カット識
別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレー
ム番号とする処理カット識別子更新部と、前記転送フレ
ーム数判定部での条件が成立しない時、前記パラメータ
出力部によるパラメータ出力後、前記ブロック終了フレ
ーム番号の次のフレーム番号にブロック開始フレーム番
号を更新するブロック開始フレーム番号更新部とを各系
列ごとに持つことを特徴とする。
【0020】本発明の第13の映像編集装置は、複数台
択一的に動作できるよう構成され、夫々がディジタル化
された映像データを記憶し、フレーム単位でランダムア
クセス可能で、記憶している映像データの連続する複数
フレームからなる映像ブロックをブロック転送コマンド
により出力できる映像記憶部と、前記映像記憶部から出
力された映像ブロックを一時保持し、フレーム再生周期
に同期して1フレームずつ出力する映像FIFOと、前
記映像FIFOから得られる1フレームずつの映像デー
タを順次、動画表示する映像表示部と、或るデータしき
い値を保持し、前記データしきい値と前記映像FIFO
中の映像データのフレーム数を比較し、前記映像FIF
O中の映像データのフレーム数が前記データしきい値よ
り小さくなった時に次のブロック転送コマンドを要求す
ることを表すブロック転送要求信号を発行するブロック
転送要求部と、前記映像記憶部中の映像の連続した小区
間であるカットを1つ以上接続して得られる1つの系列
に関して、少なくとも各カットの接続順序を表すカット
識別子と、どの映像記憶部に記憶されているかを表す映
像記憶部識別子と、前記映像記憶部中での各カットの記
憶領域を特定し得る開始フレーム番号と、終了フレーム
番号を含むカット接続情報を保持するカット接続情報保
持部と、前記カット接続情報保持部から得られるカット
接続情報から、ブロック転送コマンドを作成するブロッ
ク転送コマンド作成部と、前記ブロック転送コマンド作
成部が作成したコマンドを1つ以上保持し、前記ブロッ
ク転送要求部からのブロック転送要求信号を受け、自分
が保持する中の先頭コマンドを出力するコマンドFIF
Oと、前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求
信号を受け、前記コマンドFIFOから得たブロック転
送コマンドに基づいて映像ブロックをブロック転送する
ことを前記映像記憶部に指示するブロック転送実行部
と、或るコマンドしきい値を保持し、前記コマンドしき
い値と前記コマンドFIFO中のコマンド数を比較し、
前記コマンドFIFO中のコマンド数が前記コマンドし
きい値より小さくなった時に続きの1つもしくはそれ以
上のコマンドを補充することを要求するコマンド補充要
求信号を発行するコマンド補充要求部と、前記コマンド
補充要求部からのコマンド補充要求信号を受け、前記ブ
ロック転送コマンド作成部に続きのコマンドを要求個数
作成させ、作成されたブロック転送コマンドを前記コマ
ンドFIFOに補充するコマンドFIFO補充部とから
なり、前記ブロック転送コマンド作成部が、前記映像記
憶部から一度のブロック転送で転送すべきフレーム数を
指定転送フレーム数として、一番最初のブロック転送コ
マンド作成の時、処理対象のカット識別子である処理カ
ット識別子を一番最初のカット識別子に初期化し、前記
カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開
始フレーム番号とする処理カット識別子初期化部と、次
に転送が予定されているブロック開始フレーム番号から
処理カット識別子のカットの終了フレーム番号までに含
まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定する転送
フレーム数判定部と、前記転送フレーム数判定部での条
件が成立する時、前記処理カット識別子のカットの終了
フレーム番号をブロック終了フレーム番号とし、条件が
成立しない時、前記処理カット識別子のカットの開始フ
レーム番号から前記指定転送フレーム数のフレーム数が
含まれる範囲となるようにブロック終了フレーム番号を
設定するブロック終了フレーム番号設定部と、次に転送
が予定されているブロックの開始フレーム、そのブロッ
クの終了フレームと、そのカットに対応する映像記憶部
識別子とを出力するパラメータ出力部と、前記転送フレ
ーム数判定部での条件が成立する時、前記パラメータ出
力部によるパラメータ出力後、前記処理カット識別子を
次のカットのカット識別子に更新し、前記カット識別子
のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム番
号とする処理カット識別子更新部と、前記転送フレーム
数判定部での条件が成立しない時、前記パラメータ出力
部によるパラメータ出力後、前記ブロック終了フレーム
番号の次のフレーム番号にブロック開始フレーム番号を
更新するブロック開始フレーム番号更新部とからなるこ
とを特徴とする。
【0021】本発明の第14の映像編集装置は、複数台
が択一的に動作できるように構成され、夫々がディジタ
ル化された映像データを記憶し、フレーム単位でランダ
ムアクセス可能で、記憶している映像データの連続する
複数フレームからなる映像ブロックをブロック転送コマ
ンドにより出力できる映像記憶部と、前記映像記憶部か
ら出力された映像ブロックを一時保持し、フレーム再生
周期に同期して1フレームずつ出力する複数の映像FI
FOと、全ての前記映像FIFOから得られる1フレー
ムずつの映像データを合成し、順次、動画表示する映像
合成表示部と、或るデータしきい値を保持し、前記しき
い値と前記映像FIFO中の映像データのフレーム数を
比較し、前記映像FIFO中の映像データのフレーム数
が前記しきい値より小さくなった時にどの前記映像FI
FOが次のブロック転送コマンドを要求するかを表すブ
ロック転送要求信号を発行するブロック転送要求部と、
前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
を1つ以上接続して得られる前記映像FIFOの個数分
の系列に関して、少なくともどの映像FIFO用の系列
に属するかを表す系列識別子と、各カットの接続順序を
表すカット識別子と、どの映像記憶部に記憶されている
かを表す映像記憶部識別子と、前記映像記憶部中での各
カットの記憶領域を特定し得る開始フレーム番号と、各
カットの終了フレーム番号を含むカット接続情報を保持
するカット接続情報保持部と、前記カット接続情報保持
部から得られるカット接続情報から、系列識別子を指定
されるとその系列識別子に対応する映像FIFO用のブ
ロック転送コマンドを作成するブロック転送コマンド作
成部と、前記ブロック転送コマンド作成部が作成したコ
マンドを1つ以上保持し、前記ブロック転送要求部から
のブロック転送要求信号を受け、自分が保持する中の先
頭コマンドを出力するコマンドFIFOと、前記ブロッ
ク転送要求部からのブロック転送要求信号を受け、前記
コマンドFIFOから得たブロック転送コマンドに基づ
いて映像ブロックをブロック転送することを前記映像記
憶部に指示するブロック転送実行部と、或るコマンドし
きい値を保持し、前記コマンドしきい値と前記コマンド
FIFO中のコマンド数を比較し、前記コマンドFIF
O中のコマンド数が前記コマンドしきい値より小さくな
った時に続きの映像FIFOの属する系列識別子ととも
に1つもしくはそれ以上のコマンドを補充することを要
求するコマンド補充要求信号を発行するコマンド補充要
求部と、前記コマンド補充要求部からのコマンド補充要
求信号を受け、前記ブロック転送コマンド作成部に要求
された系列識別子の系列における続きのコマンドを要求
個数作成させ、作成されたブロック転送コマンドを前記
コマンドFIFOに補充するコマンドFIFO補充部と
からなり、前記ブロック転送コマンド作成部が、前記映
像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフレーム
数を指定転送フレーム数として、一番最初のブロック転
送コマンド作成の時、処理対象のカット識別子である処
理カット識別子をブロック転送要求信号の系列識別子を
持つ一番最初のカット識別子に初期化し、前記カット識
別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレー
ム番号とする処理カット識別子初期化部と、次に転送が
予定されているブロック開始フレーム番号から処理カッ
ト識別子のカットの終了フレーム番号までに含まれるフ
レーム数が所定値以下かどうかを判定する転送フレーム
数判定部と、前記転送フレーム数判定部での条件が成立
する時、前記処理カット識別子のカットの終了フレーム
番号をブロック終了フレーム番号とし、条件が成立しな
い時、前記処理カット識別子のカットの開始フレーム番
号から前記指定転送フレーム数のフレーム数が含まれる
範囲となるようにブロック終了フレーム番号を設定する
ブロック終了フレーム番号設定部と、次に転送が予定さ
れているブロックの開始フレーム、そのブロックの終了
フレーム、そのカットに対応する映像記憶部識別子と、
自分の属する系列識別子とを出力するパラメータ出力部
と、前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、
前記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記処
理カット識別子を前記系列識別子を持つ次のカットのカ
ット識別子に更新し、前記カット識別子のカットの開始
フレーム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カ
ット識別子更新部と、前記転送フレーム数判定部での条
件が成立しない時、前記パラメータ出力部によるパラメ
ータ出力後、前記ブロック終了フレーム番号の次のフレ
ーム番号にブロック開始フレーム番号を更新するブロッ
ク開始フレーム番号更新部とを各系列ごとに持つことを
特徴とする。
【0022】本発明の第15の映像編集装置は、前記所
定値が指定転送フレーム数の3/2倍であることを特徴
とする。
【0023】
【作用】本発明の第1の映像編集装置は、映像FIFO
中の映像データのフレーム数が或るしきい値より小さく
なった時にブロック転送要求部がブロック転送要求信号
を発行すると、カット接続情報保持部から得られるカッ
ト接続情報と、指定転送フレーム数保持部から得られる
指定転送フレーム数とからブロック転送に必要なブロッ
ク開始フレーム番号とブロック終了フレーム番号を転送
パラメータ計算部が出力し、ブロック開始フレーム番号
から前記ブロック終了フレーム番号までの映像ブロック
のブロック転送をブロック転送実行部が映像記憶部に指
示することでカット接続情報に基づく映像再生を行な
う。この時、転送パラメータ計算部において、処理カッ
ト識別子初期化部が一番最初のブロック転送要求信号の
時、処理対象のカット識別子である処理カット識別子を
一番最初のカット識別子に初期化し、カット識別子のカ
ットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号と
すると、転送フレーム数判定部設定されているブロック
開始フレーム番号から現在の処理カット識別子のカット
の終了フレーム番号までに含まれるフレーム数が所定値
以下かどうか、具体的には、指定転送フレーム数の3/
2倍以下かどうかを判定し、条件が成立する時、ブロッ
ク終了フレーム番号設定部が前記処理カット識別子のカ
ットの終了フレーム番号をブロック終了フレーム番号と
し、条件が成立しない時、ブロック終了フレーム番号設
定部が前記処理カット識別子のカットの開始フレーム番
号から前記指定転送フレーム数のフレーム数が含まれる
範囲となるようにブロック終了フレーム番号を設定し、
パラメータ出力部が前記ブロック開始フレーム、前記ブ
ロック終了フレームを出力する。そして、2番目以降の
ブロック転送要求に際しては、転送フレーム数判定部で
の条件が成立する時、処理カット識別子更新部が前記パ
ラメータ出力部によるパラメータ出力後、処理カット識
別子を次のカットのカット識別子に更新する。一方、前
記カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック
開始フレーム番号とし、前記転送フレーム数判定部での
条件が成立しない時、ブロック開始フレーム番号更新部
が前記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記
ブロック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロッ
ク開始フレーム番号を更新する。
【0024】本発明の第2の映像編集装置は、複数ある
映像FIFOのいずれかの中の映像データのフレーム数
が或るしきい値より小さくなった時にブロック転送要求
部がブロック転送要求信号を発行すると、カット接続情
報保持部から得られるカット接続情報と、指定転送フレ
ーム数保持部から得られる指定転送フレーム数とからそ
の映像FIFOに対応するブロック転送に必要なブロッ
ク開始フレーム番号とブロック終了フレーム番号を転送
パラメータ計算部が出力し、ブロック開始フレーム番号
から前記ブロック終了フレーム番号までの映像ブロック
のブロック転送をブロック転送実行部が映像記憶部に指
示することでカット接続情報に基づく映像再生を行な
う。この時、転送パラメータ計算部において、各映像F
IFOに対応する系列ごとに処理カット識別子初期化部
が一番最初のブロック転送要求信号の時、処理対象のカ
ット識別子である処理カット識別子を一番最初のカット
識別子に初期化し、カット識別子のカットの開始フレー
ム番号をブロック開始フレーム番号とすると、転送フレ
ーム数判定部設定されているブロック開始フレーム番号
から現在の処理カット識別子のカットの終了フレーム番
号までに含まれるフレーム数が前記所定値以下かどうか
具体的には指定転送フレーム数の3/2倍以下かどうか
を判定し、条件が成立する時、ブロック終了フレーム番
号設定部が前記処理カット識別子のカットの終了フレー
ム番号をブロック終了フレーム番号とし、条件が成立し
ない時、ブロック終了フレーム番号設定部が前記処理カ
ット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指定転
送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるように
ブロック終了フレーム番号を設定し、パラメータ出力部
が前記ブロック開始フレーム、前記ブロック終了フレー
ムを出力する。そして、2番目以降のブロック転送要求
に際しては、転送フレーム数判定部での条件が成立する
時、処理カット識別子更新部が前記パラメータ出力部に
よるパラメータ出力後、処理カット識別子を次のカット
のカット識別子に更新し、前記カット識別子のカットの
開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号とする。
一方、前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない
時、ブロック開始フレーム番号更新部が前記パラメータ
出力部によるパラメータ出力後、前記ブロック終了フレ
ーム番号の次のフレーム番号にブロック開始フレーム番
号を更新する。
【0025】本発明の第3の映像編集装置は、映像FI
FO中の映像データのフレーム数が或るしきい値より小
さくなった時にブロック転送要求部がブロック転送要求
信号を発行すると、カット接続情報保持部から得られる
カット接続情報と、指定転送フレーム数保持部から得ら
れる指定転送フレーム数とからブロック転送に必要なブ
ロック開始フレーム番号とブロック終了フレーム番号を
転送パラメータ計算部が出力し、ブロック開始フレーム
番号から前記ブロック終了フレーム番号までの映像ブロ
ックのブロック転送をブロック転送実行部が部分映像記
憶部に指示することでカット接続情報に基づく映像再生
を行なう。この時、転送パラメータ計算部において、処
理カット識別子初期化部が一番最初のブロック転送要求
信号の時、処理対象のカット識別子である処理カット識
別子を一番最初のカット識別子に初期化し、カット識別
子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム
番号とすると、転送フレーム数判定部設定されているブ
ロック開始フレーム番号から現在の処理カット識別子の
カットの終了フレーム番号までに含まれるフレーム数が
所定値以下かどうか、具体的には、指定転送フレーム数
の3/2倍以下かどうかを判定し、条件が成立する時、
ブロック終了フレーム番号設定部が前記処理カット識別
子のカットの終了フレーム番号をブロック終了フレーム
番号とし、条件が成立しない時、ブロック終了フレーム
番号設定部が前記処理カット識別子のカットの開始フレ
ーム番号から前記指定転送フレーム数のフレーム数が含
まれる範囲となるようにブロック終了フレーム番号を設
定し、パラメータ出力部が前記ブロック開始フレーム、
前記ブロック終了フレームを出力する。そして、以降、
転送フレーム数判定部での条件が成立する場合において
は、処理カット識別子更新部が前記パラメータ出力部に
よるパラメータ出力後、処理カット識別子を次のカット
のカット識別子に更新し、前記カット識別子のカットの
開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号とする。
一方、前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない
場合においては、ブロック開始フレーム番号更新部が前
記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
始フレーム番号を更新する。
【0026】本発明の第4の映像編集装置は、複数ある
映像FIFOのいずれかの中の映像データのフレーム数
が或るしきい値より小さくなった時にブロック転送要求
部がブロック転送要求信号を発行すると、カット接続情
報保持部から得られるカット接続情報と、指定転送フレ
ーム数保持部から得られる指定転送フレーム数とからそ
の映像FIFOに対応するブロック転送に必要なブロッ
ク開始フレーム番号とブロック終了フレーム番号を転送
パラメータ計算部が出力し、ブロック開始フレーム番号
から前記ブロック終了フレーム番号までの映像ブロック
のブロック転送をブロック転送実行部が部分映像記憶部
に指示することでカット接続情報に基づく映像再生を行
なう。
【0027】この時、転送パラメータ計算部において、
各映像FIFOに対応する系列ごとに処理カット識別子
初期化部が一番最初のブロック転送要求信号の時、処理
対象のカット識別子である処理カット識別子を一番最初
のカット識別子に初期化し、カット識別子のカットの開
始フレーム番号をブロック開始フレーム番号とすると、
転送フレーム数判定部設定されているブロック開始フレ
ーム番号から現在の処理カット識別子のカットの終了フ
レーム番号までに含まれるフレーム数が所定値以下であ
るかどうか、具体的には、指定転送フレーム数の3/2
倍以下かどうかを判定し、条件が成立する時、ブロック
終了フレーム番号設定部が前記処理カット識別子のカッ
トの終了フレーム番号をブロック終了フレーム番号と
し、条件が成立しない時、ブロック終了フレーム番号設
定部が前記処理カット識別子のカットの開始フレーム番
号から前記指定転送フレーム数のフレーム数が含まれる
範囲となるようにブロック終了フレーム番号を設定し、
パラメータ出力部が前記ブロック開始フレーム、前記ブ
ロック終了フレームを出力する。そして、2番目以降の
ブロック転送要求に際しては、転送フレーム数判定部で
の条件が成立する時、処理カット識別子更新部が前記パ
ラメータ出力部によるパラメータ出力後、処理カット識
別子を次のカットのカット識別子に更新し、前記カット
識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレ
ーム番号する。一方、前記転送フレーム数判定部での条
件が成立しない時、ブロック開始フレーム番号更新部が
前記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブ
ロック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック
開始フレーム番号を更新する。
【0028】本発明の第5の映像編集装置は、映像FI
FO中の映像データのフレーム数が或るしきい値より小
さくなった時にブロック転送要求部がブロック転送要求
信号を発行すると、カット接続情報保持部から得られる
カット接続情報と、指定転送フレーム数保持部から得ら
れる指定転送フレーム数とからブロック転送に必要な映
像記憶部識別子とブロック開始フレーム番号とブロック
終了フレーム番号を転送パラメータ計算部が出力し、ブ
ロック開始フレーム番号から前記ブロック終了フレーム
番号までの映像ブロックのブロック転送をブロック転送
実行部が映像記憶部に指示することでカット接続情報に
基づく映像再生を行なう。
【0029】この時、転送パラメータ計算部において、
処理カット識別子初期化部が一番最初のブロック転送要
求信号の時、処理対象のカット識別子である処理カット
識別子を一番最初のカット識別子に初期化し、カット識
別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレー
ム番号とすると、転送フレーム数判定部設定されている
ブロック開始フレーム番号から現在の処理カット識別子
のカットの終了フレーム番号までに含まれるフレーム数
が所定値以下かどうか、具体的には、指定転送フレーム
数の3/2倍以下かどうかを判定し、条件が成立する
時、ブロック終了フレーム番号設定部が前記処理カット
識別子のカットの終了フレーム番号をブロック終了フレ
ーム番号とし、条件が成立しない時、ブロック終了フレ
ーム番号設定部が前記処理カット識別子のカットの開始
フレーム番号から前記指定転送フレーム数のフレーム数
が含まれる範囲となるようにブロック終了フレーム番号
を設定し、パラメータ出力部が前記ブロック開始フレー
ム、前記ブロック終了フレームを出力する。そして、2
番目以降のブロック転送要求に際しては、転送フレーム
数判定部での条件が成立する時、処理カット識別子更新
部が前記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、処
理カット識別子を次のカットのカット識別子に更新し、
前記カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロッ
ク開始フレーム番号とする。一方、前記転送フレーム数
判定部での条件が成立しない時、ブロック開始フレーム
番号更新部が前記パラメータ出力部によるパラメータ出
力後、前記ブロック終了フレーム番号の次のフレーム番
号にブロック開始フレーム番号を更新する。
【0030】本発明の第6の映像編集装置は、複数ある
映像FIFOのいずれかの中の映像データのフレーム数
が或るしきい値より小さくなった時にブロック転送要求
部がブロック転送要求信号を発行すると、カット接続情
報保持部から得られるカット接続情報と、指定転送フレ
ーム数保持部から得られる指定転送フレーム数とからそ
の映像FIFOに対応するブロック転送に必要な映像記
憶部識別子とブロック開始フレーム番号とブロック終了
フレーム番号を転送パラメータ計算部が出力し、ブロッ
ク開始フレーム番号から前記ブロック終了フレーム番号
までの映像ブロックのブロック転送をブロック転送実行
部が映像記憶部に指示することでカット接続情報に基づ
く映像再生を行なう。
【0031】この時、転送パラメータ計算部において、
各映像FIFOに対応する系列ごとに処理カット識別子
初期化部が一番最初のブロック転送要求信号の時、処理
対象のカット識別子である処理カット識別子を一番最初
のカット識別子に初期化し、カット識別子のカットの開
始フレーム番号をブロック開始フレーム番号とすると、
転送フレーム数判定部設定されているブロック開始フレ
ーム番号から現在の処理カット識別子のカットの終了フ
レーム番号までに含まれるフレーム数が所定値以下かど
うか、具体的には、指定転送フレーム数の3/2倍以下
かどうかを判定し、条件が成立する時、ブロック終了フ
レーム番号設定部が前記処理カット識別子のカットの終
了フレーム番号をブロック終了フレーム番号とし、条件
が成立しない時、ブロック終了フレーム番号設定部が前
記処理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前
記指定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲とな
るようにブロック終了フレーム番号を設定し、パラメー
タ出力部が前記ブロック開始フレーム、前記ブロック終
了フレームを出力する。そして、2番目以降のブロック
転送要求に際しては、転送フレーム数判定部での条件が
成立する時、処理カット識別子更新部が前記パラメータ
出力部によるパラメータ出力後、処理カット識別子を次
のカットのカット識別子に更新し、前記カット識別子の
カットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号
とする。一方、前記転送フレーム数判定部での条件が成
立しない時、ブロック開始フレーム番号更新部が前記パ
ラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロック
終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開始フ
レーム番号を更新する。
【0032】本発明の第7の映像編集装置は、映像FI
FOの中の映像データのフレーム数が或るしきい値より
小さくなった時にブロック転送要求部がブロック転送要
求信号を発行すると、コマンドFIFOが自分が保持す
る中の先頭コマンドを出力し、ブロック転送実行部が対
応する映像ブロックのブロック転送を映像記憶部に指示
することでカット接続情報に基づく映像再生を行なう。
コマンドFIFO中のコマンドが少なくなるとコマンド
補充要求部がコマンド補充要求信号を出し、コマンド補
充部がブロック転送コマンド作成部にコマンドを作成さ
せ、コマンドFIFOに補充することで連続再生が実行
される。
【0033】本発明の第8の映像編集装置は、複数ある
映像FIFOのいずれかの中の映像データのフレーム数
が或るしきい値より小さくなった時にブロック転送要求
部がブロック転送要求信号を発行すると、コマンドFI
FOが自分が保持する中の先頭コマンドを出力し、ブロ
ック転送実行部が映像ブロックのブロック転送を前記映
像FIFOに対応する映像記憶部に指示することでカッ
ト接続情報に基づく映像再生を行なう。コマンドFIF
O中のコマンドが少なくなるとコマンド補充要求部がコ
マンド補充要求信号を出し、コマンド補充部がブロック
転送コマンド作成部にコマンドを作成させ、対応するコ
マンドFIFOに補充することで連続再生が実行され
る。
【0034】本発明の第9の映像編集装置は、映像FI
FOの中の映像データのフレーム数が或るしきい値より
小さくなった時にブロック転送要求部がブロック転送要
求信号を発行すると、コマンドFIFOが自分が保持す
る中の先頭コマンドを出力し、ブロック転送実行部が対
応する映像ブロックのブロック転送を映像記憶部に指示
することでカット接続情報に基づく映像再生を行なう。
コマンドFIFO中のコマンドが少なくなるとコマンド
補充要求部がコマンド補充要求信号を出し、コマンド補
充部がブロック転送コマンド作成部にコマンドを作成さ
せ、コマンドFIFOに補充することで連続再生が実行
される。
【0035】この時、ブロック転送コマンド作成部にお
いて、処理カット識別子初期化部が一番最初のブロック
転送要求信号の時、処理対象のカット識別子である処理
カット識別子を一番最初のカット識別子に初期化し、カ
ット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始
フレーム番号とすると、転送フレーム数判定部設定され
ているブロック開始フレーム番号から現在の処理カット
識別子のカットの終了フレーム番号までに含まれるフレ
ーム数が所定値以下であるかどうか、具体的には、指定
転送フレーム数の3/2倍以下かどうかを判定し、条件
が成立する時、ブロック終了フレーム番号設定部が前記
処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、ブロッ
ク終了フレーム番号設定部が前記処理カット識別子のカ
ットの開始フレーム番号から前記指定転送フレーム数の
フレーム数が含まれる範囲となるようにブロック終了フ
レーム番号を設定し、パラメータ出力部が前記ブロック
開始フレーム、前記ブロック終了フレームを出力する。
そして、2番目以降のブロック転送要求に際しては、転
送フレーム数判定部での条件が成立する時、処理カット
識別子更新部が前記パラメータ出力部によるパラメータ
出力後、処理カット識別子を次のカットのカット識別子
に更新し、前記カット識別子のカットの開始フレーム番
号をブロック開始フレーム番号とする。一方、前記転送
フレーム数判定部での条件が成立しない時、ブロック開
始フレーム番号更新部が前記パラメータ出力部によるパ
ラメータ出力後、前記ブロック終了フレーム番号の次の
フレーム番号にブロック開始フレーム番号を更新する。
【0036】本発明の第10の映像編集装置は、複数あ
る映像FIFOのいずれかの中の映像データのフレーム
数が或るしきい値より小さくなった時にブロック転送要
求部がブロック転送要求信号を発行すると、コマンドF
IFOが自分が保持する中の先頭コマンドを出力し、ブ
ロック転送実行部が映像ブロックのブロック転送を前記
映像FIFOに対応する映像記憶部に指示することでカ
ット接続情報に基づく映像再生を行なう。コマンドFI
FO中のコマンドが少なくなるとコマンド補充要求部が
コマンド補充要求信号を出し、コマンド補充部がブロッ
ク転送コマンド作成部にコマンドを作成させ、対応する
コマンドFIFOに補充することで連続再生が実行され
る。
【0037】この時、ブロック転送コマンド作成部にお
いて、各映像FIFOに対応する系列ごとに処理カット
識別子初期化部が一番最初のブロック転送要求信号の
時、処理対象のカット識別子である処理カット識別子を
一番最初のカット識別子に初期化し、カット識別子のカ
ットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号と
すると、転送フレーム数判定部設定されているブロック
開始フレーム番号から現在の処理カット識別子のカット
の終了フレーム番号までに含まれるフレーム数が所定値
以下であるかどうか、具体的には、指定転送フレーム数
の3/2倍以下かどうかを判定し、条件が成立する時、
ブロック終了フレーム番号設定部が前記処理カット識別
子のカットの終了フレーム番号をブロック終了フレーム
番号とし、条件が成立しない時、ブロック終了フレーム
番号設定部が前記処理カット識別子のカットの開始フレ
ーム番号から前記指定転送フレーム数のフレーム数が含
まれる範囲となるようにブロック終了フレーム番号を設
定し、パラメータ出力部が前記ブロック開始フレーム、
前記ブロック終了フレームを出力する。そして、2番目
以降のブロック転送要求に際しては、転送フレーム数判
定部での条件が成立する時、処理カット識別子更新部が
前記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、処理カ
ット識別子を次のカットのカット識別子に更新し、前記
カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開
始フレーム番号とする。一方、前記転送フレーム数判定
部での条件が成立しない時、ブロック開始フレーム番号
更新部が前記パラメータ出力部によるパラメータ出力
後、前記ブロック終了フレーム番号の次のフレーム番号
にブロック開始フレーム番号を更新する。
【0038】本発明の第11の映像編集装置は、映像F
IFOの中の映像データのフレーム数が或るしきい値よ
り小さくなった時にブロック転送要求部がブロック転送
要求信号を発行すると、コマンドFIFOが自分が保持
する中の先頭コマンドを出力し、ブロック転送実行部が
対応する映像ブロックのブロック転送を部分映像記憶部
に指示することでカット接続情報に基づく映像再生を行
なう。コマンドFIFO中のコマンドが少なくなるとコ
マンド補充要求部がコマンド補充要求信号を出し、コマ
ンド補充部がブロック転送コマンド作成部にコマンドを
作成させ、コマンドFIFOに補充することで連続再生
が実行される。
【0039】この時、ブロック転送コマンド作成部にお
いて、処理カット識別子初期化部が一番最初のブロック
転送要求信号の時、処理対象のカット識別子である処理
カット識別子を一番最初のカット識別子に初期化し、カ
ット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始
フレーム番号とすると、転送フレーム数判定部設定され
ているブロック開始フレーム番号から現在の処理カット
識別子のカットの終了フレーム番号までに含まれるフレ
ーム数が所定値以下であるかどうか、具体的には、前記
指定転送フレーム数の3/2倍以下かどうかを判定し、
条件が成立する時、ブロック終了フレーム番号設定部が
前記処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブ
ロック終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、ブ
ロック終了フレーム番号設定部が前記処理カット識別子
のカットの開始フレーム番号から前記指定転送フレーム
数のフレーム数が含まれる範囲となるようにブロック終
了フレーム番号を設定し、パラメータ出力部が前記ブロ
ック開始フレーム、前記ブロック終了フレームを出力す
る。そして、2番目以降のブロック転送要求に際して
は、転送フレーム数判定部での条件が成立する時、処理
カット識別子更新部が前記パラメータ出力部によるパラ
メータ出力後、処理カット識別子を次のカットのカット
識別子に更新し、前記カット識別子のカットの開始フレ
ーム番号をブロック開始フレーム番号とする。一方、前
記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、ブロ
ック開始フレーム番号更新部が前記パラメータ出力部に
よるパラメータ出力後、前記ブロック終了フレーム番号
の次のフレーム番号にブロック開始フレーム番号を更新
する。
【0040】本発明の第12の映像編集装置は、複数あ
る映像FIFOのいずれかの中の映像データのフレーム
数が或るしきい値より小さくなった時にブロック転送要
求部がブロック転送要求信号を発行すると、コマンドF
IFOが自分が保持する中の先頭コマンドを出力し、ブ
ロック転送実行部が映像ブロックのブロック転送を前記
映像FIFOに対応する部分映像記憶部に指示すること
でカット接続情報に基づく映像再生を行なう。コマンド
FIFO中のコマンドが少なくなるとコマンド補充要求
部がコマンド補充要求信号を出し、コマンド補充部がブ
ロック転送コマンド作成部にコマンドを作成させ、対応
するコマンドFIFOに補充することで連続再生が実行
される。この時、ブロック転送コマンド作成部におい
て、各映像FIFOに対応する系列ごとに処理カット識
別子初期化部が一番最初のブロック転送要求信号の時、
処理対象のカット識別子である処理カット識別子を一番
最初のカット識別子に初期化し、カット識別子のカット
の開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号とする
と、転送フレーム数判定部設定されているブロック開始
フレーム番号から現在の処理カット識別子のカットの終
了フレーム番号までに含まれるフレーム数が所定値以下
かどうか、具体的には、指定転送フレーム数の3/2倍
以下かどうかを判定し、条件が成立する時、ブロック終
了フレーム番号設定部が前記処理カット識別子のカット
の終了フレーム番号をブロック終了フレーム番号とし、
条件が成立しない時、ブロック終了フレーム番号設定部
が前記処理カット識別子のカットの開始フレーム番号か
ら前記指定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲
となるようにブロック終了フレーム番号を設定し、パラ
メータ出力部が前記ブロック開始フレーム、前記ブロッ
ク終了フレームを出力する。そして、2番目以降のブロ
ック転送要求に際しては、転送フレーム数判定部での条
件が成立する時、処理カット識別子更新部が前記パラメ
ータ出力部によるパラメータ出力後、処理カット識別子
を次のカットのカット識別子に更新し、前記カット識別
子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレーム
番号とする。一方、前記転送フレーム数判定部での条件
が成立しない時、ブロック開始フレーム番号更新部が前
記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
始フレーム番号を更新する。
【0041】本発明の第13の映像編集装置は、映像F
IFOの中の映像データのフレーム数が或るしきい値よ
り小さくなった時にブロック転送要求部がブロック転送
要求信号を発行すると、コマンドFIFOが自分が保持
する中の映像記憶部識別子を含む先頭コマンドを出力
し、ブロック転送実行部が対応する映像ブロックのブロ
ック転送を映像記憶部に指示することでカット接続情報
に基づく映像再生を行なう。コマンドFIFO中のコマ
ンドが少なくなるとコマンド補充要求部がコマンド補充
要求信号を出し、コマンド補充部がブロック転送コマン
ド作成部にコマンドを作成させ、コマンドFIFOに補
充することで連続再生が実行される。この時、ブロック
転送コマンド作成部において、処理カット識別子初期化
部が一番最初のブロック転送要求信号の時、処理対象の
カット識別子である処理カット識別子を一番最初のカッ
ト識別子に初期化し、カット識別子のカットの開始フレ
ーム番号をブロック開始フレーム番号とすると、転送フ
レーム数判定部設定されているブロック開始フレーム番
号から現在の処理カット識別子のカットの終了フレーム
番号までに含まれるフレーム数が所定値以下かどうか、
具体的には、指定転送フレーム数の3/2倍以下かどう
かを判定し、条件が成立する時、ブロック終了フレーム
番号設定部が前記処理カット識別子のカットの終了フレ
ーム番号をブロック終了フレーム番号とし、条件が成立
しない時、ブロック終了フレーム番号設定部が前記処理
カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指定
転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよう
にブロック終了フレーム番号を設定し、パラメータ出力
部が前記ブロック開始フレーム、前記ブロック終了フレ
ームを出力する。そして、2番目以降のブロック転送要
求に際しては、転送フレーム数判定部での条件が成立す
る時、処理カット識別子更新部が前記パラメータ出力部
によるパラメータ出力後、処理カット識別子を次のカッ
トのカット識別子に更新し、前記カット識別子のカット
の開始フレーム番号をブロック開始フレーム番号とす
る。一方、前記転送フレーム数判定部での条件が成立し
ない時、ブロック開始フレーム番号更新部が前記パラメ
ータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロック終了
フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開始フレー
ム番号を更新する。
【0042】本発明の第14の映像編集装置は、複数あ
る映像FIFOのいずれかの中の映像データのフレーム
数が或るしきい値より小さくなった時にブロック転送要
求部がブロック転送要求信号を発行すると、コマンドF
IFOが自分が保持する中の映像記憶部識別子を含む先
頭コマンドを出力し、ブロック転送実行部が映像ブロッ
クのブロック転送を前記映像FIFOに対応する映像記
憶部に指示することでカット接続情報に基づく映像再生
を行なう。コマンドFIFO中のコマンドが少なくなる
とコマンド補充要求部がコマンド補充要求信号を出し、
コマンド補充部がブロック転送コマンド作成部にコマン
ドを作成させ、対応するコマンドFIFOに補充するこ
とで連続再生が実行される。この時、ブロック転送コマ
ンド作成部において、各映像FIFOに対応する系列ご
とに処理カット識別子初期化部が一番最初のブロック転
送要求信号の時、処理対象のカット識別子である処理カ
ット識別子を一番最初のカット識別子に初期化し、カッ
ト識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フ
レーム番号とすると、転送フレーム数判定部設定されて
いるブロック開始フレーム番号から現在の処理カット識
別子のカットの終了フレーム番号までに含まれるフレー
ム数が所定値以下かどうか、具体的には、指定転送フレ
ーム数の3/2倍以下かどうかを判定し、条件が成立す
る時、ブロック終了フレーム番号設定部が前記処理カッ
ト識別子のカットの終了フレーム番号をブロック終了フ
レーム番号とし、条件が成立しない時、ブロック終了フ
レーム番号設定部が前記処理カット識別子のカットの開
始フレーム番号から前記指定転送フレーム数のフレーム
数が含まれる範囲となるようにブロック終了フレーム番
号を設定し、パラメータ出力部が前記ブロック開始フレ
ーム、前記ブロック終了フレームを出力する。そして、
2番目以降のブロック転送要求に際しては、転送フレー
ム数判定部での条件が成立する時、処理カット識別子更
新部が前記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、
処理カット識別子を次のカットのカット識別子に更新
し、前記カット識別子のカットの開始フレーム番号をブ
ロック開始フレーム番号する。一方、前記転送フレーム
数判定部での条件が成立しない時、ブロック開始フレー
ム番号更新部が前記パラメータ出力部によるパラメータ
出力後、前記ブロック終了フレーム番号の次のフレーム
番号にブロック開始フレーム番号を更新する。
【0043】
【実施例】第1図は本発明の映像編集装置の第1実施例
のブロック図である。第2図に本発明の第1実施例で行
なう映像編集作業例の概念図を示す。編集作業は、素材
の映像をカットと呼ばれる小区間に区切り、そのカット
の順序を並び替えたり、カット間に効果をかけることを
繰り返すことで1つの作品を作成していく作業である。
その概念は第2図に示すようにビデオテープで考えると
わかりやすい。第2図において、素材ビデオテープ20
1中の101フレームから193フレームまでをカット
A、250フレームから289フレームまでをカット
B、320フレームから416フレームまでをカットC
として定義する。これらの各カットを並べ替え、カット
Cが1フレームから97フレームまで、続いてカットA
が98フレームから190フレームまで、続いてカット
Bが191フレームから230フレームまで並ぶように
各カットをマスタービデオテープ202に複写する。こ
のマスタービデオテープを再生すると、第1フレームか
らカットCの再生が始まり、続いてカットA、最後にカ
ットBの再生が行なわれる。
【0044】第1図を参照しながら第2図に示す作業と
同等の結果が本発明の第1実施例により得られることを
説明する。第1図において、101はISO/IEC JTC1/SC2
/WG8ならびにCCITT SGVIIIにより1990年6月24日
付けでまとめられた"Draft (Revision 6) of the JPEG
algorithm"に記載されている方式に準拠した映像圧縮伸
長方式で1フレームごと圧縮された映像を格納している
圧縮映像記憶HDである。以下、この圧縮伸長方式をJ
PEGと呼ぶ。今、圧縮映像記憶HD101中には、第
2図の素材ビデオテープ201中の映像が1フレームの
10KByteの大きさにJPEGにより圧縮されて格納され
ている。そのようすを第3図に示す。圧縮映像HD10
1は例えば米国マクスター社のMXT-1240Sに見られるよ
うに、セクタ単位でアクセスできる。そして各セクタに
はユニークなアドレスが割り当てられている。
【0045】第3図に示すように、カットAが1000
Hセクタから格納され始める時、カットAは1000H
セクタから1743Hセクタ、カットBは1BA4Hセ
クタから1EC3Hセクタ、カットCは211CHセク
タから28AFHセクタに格納される。第3図における
301の部分を拡大した図が第4図である。第4図にお
いてはカットAの最後尾にあたる第1907フレームか
ら第193フレームの格納状況が図示されている。
【0046】第4図の401の部分を拡大した図が第5
図である。第5図において、圧縮映像記憶HD101の
セクタが512Byteであるので、1フレームは20セクタ
から構成されていることがわかる。第5図では第191
フレームが1708Hセクタから171BHセクタまで
の20セクタで構成されていることを示している。圧縮
映像記憶HD101はブロック開始セクタとブロック終
了セクタをパラメータとするブロック転送コマンドが与
えられると、ブロック開始セクタにランダムアクセス
し、ブロック開始セクタからブロック終了セクタまでを
ブロック転送出力する。この時、マクスター社のMXT-12
40Sに代表されるハードディスクは、ランダムアクセス
に対し、最悪シーク時間の約20msec、最悪回転待ち時間
の約10msecかかる。またデータの転送時間は最悪約3MBy
te/secであることが知られている。今、第1実施例にお
ける圧縮映像記憶HD101は、指定されたセクタをア
クセスするのに最悪、丁度1フレームの再生時間である
33msecかかり、また8フレーム分の圧縮映像すなわち80
KByteを転送するのに最悪、丁度1フレームの再生時間
である33msecかかる性能を持つとする。なお、この性能
は上記MXT-1240Sよりやや劣る性能であり、すでに公知
技術として使用可能である。第1図の102は圧縮映像
記憶HD101からブロック転送されたデータを一旦保
持する圧縮映像FIFOである。
【0047】103はNTSC映像を作成する時に30
Hzのフレームクロックを生成するフレームクロック生
成部である。圧縮映像FIFO102は、フレームクロ
ック生成部103のフレームクロックに同期し、1フレ
ームすなわち10KByteずつ圧縮映像を出力する。圧縮映
像FIFO102から出力された1フレームの圧縮映像
は、JPEG映像伸長部104においてJPEGにより
伸長され、1フレームの映像となる。この映像が映像表
示部105において表示される。
【0048】フレームクロックに同期して順次、圧縮映
像が圧縮映像FIFO102からJPEG映像伸長部1
04に入力され、そこから映像となって映像表示部10
5に入力されていくことで、動画表示が実現される。さ
て、106はしきい値フレーム数メモリであり、第1実
施例では3という値が格納されている。107はブロッ
ク転送要求部で、圧縮映像FIFO102中の圧縮映像
のフレーム数が、しきい値フレーム数メモリ106の値
より小さくなった時、つまり2フレーム以下となった時
にブロック転送要求信号を発行する。
【0049】108はカット接続情報メモリで、素材中
で定義された各カットをどのように並べ替えるかという
情報が格納されている。第6図にその内容を示す。カッ
ト接続情報メモリ108には、各カットの接続順序、そ
の素材中での開始フレーム番号、終了フレーム番号、そ
のカットの再生を開始する再生開始フレーム番号、再生
を終了する再生終了フレーム番号が記述されており、第
2図に示す編集作業については、第6図に示す内容が編
集作業者によって格納される。
【0050】109は指定転送フレーム数メモリであ
り、第1実施例では8という値が格納されている。11
0は転送パラメータ計算部であり、ブロック転送要求部
107からブロック転送要求信号を受信すると、指定転
送フレーム数メモリ109から指定転送フレーム数であ
る8を得、カット接続情報メモリ108からカット接続
情報を得て、転送すべきブロックの開始フレーム番号と
終了フレーム番号を出力する。
【0051】転送パラメータ計算部110より出力され
るブロック開始フレーム番号、ブロック終了フレーム番
号は、ブロック転送実行部111によりそれぞれブロッ
ク開始セクタ、ブロック終了セクタに変換される。第1
実施例において、ブロック転送実行部111でのブロッ
ク開始フレーム番号からブロック開始セクタは次の式で
求められる。ブロック開始セクタ=(ブロック開始フレ
ーム番号−101)*20+1000H 第1実施例において、ブロック転送実行部111でのブ
ロック終了フレーム番号からブロック終了セクタは次の
式で求められる。
【0052】ブロック終了セクタ=(ブロック終了フレ
ーム番号−100)*20+FFFH ブロック転送実行部111は、圧縮映像記憶HD101
中のブロック開始セクタからブロック終了セクタまでの
圧縮映像を前述のように圧縮映像FIFO102へブロ
ック転送する。
【0053】次に、転送パラメータ計算部110におけ
る、ブロック開始フレーム、ブロック終了フレーム計算
のフローチャートを第7図に示す。第7図に基づき、転
送パラメータ計算部110の動きについて説明する。ま
ず最初、本実施例のノンリニア映像編集機に再生開始を
指示すると、その時、圧縮映像FIFO102には、デ
ータが何も入っていないのでブロック転送要求部107
が第1回目のブロック転送要求信号を発行する。転送パ
ラメータ計算部110中では、まず第7図におけるブロ
ック転送要求信号受け付け(701)に入る。次に一番
最初の転送か(702)という条件判定が実行され、第
1回目であるので(703)に行く。(703)では処
理対象のカット番号を1に初期化し、ブロック開始フレ
ーム番号を第6図のカット接続情報を基にカット番号1
の開始フレーム番号である320に設定する。続いて条
件判定(704)に行く。(704)において、処理カ
ットのカット1の終了フレーム番号416からブロック
開始フレーム番号320を減じ1加えた値を計算すると
97となり、指定転送フレーム数メモリ109から得ら
れる8の3/2倍である12以下ではないので、(70
5)に行く。(705)では、ブロック開始フレーム番
号320に指定転送フレーム数8を加え1減じた327
をブロック終了フレーム番号とし、(706)へ行く。
(706)でブロック開始フレーム番号320、ブロッ
ク終了フレーム番号327をブロック転送実行部111
へ出力し、(707)へ行く。(707)では次回のブ
ロック転送要求信号に備え、ブロック開始フレーム番号
をブロック終了フレーム番号327に1加えた328に
更新し、(712)へ行く。(712)では転送パラメ
ータ計算部110の処理を終了する。このような動作を
繰り返し、12回目のブロック転送要求信号の時、ブロ
ック開始フレーム番号は408となっており、条件判定
(704)でカット1の終了フレーム番号416から4
08を減じ1加えると9で、12以下になるので(70
8)へ行く。(708)ではブロック終了フレーム番号
をカット終了フレーム番号である416に設定し、(7
09)へ行く。(709)でブロック開始フレーム番号
408、ブロック終了フレーム番号416をブロック転
送実行部111へ出力し、(710)へ行く。(71
0)では、処理カット番号を1増やし、次回から処理対
象はカット2となることを示す。そして(711)へ行
く。(711)ではブロック開始フレーム番号をカット
2の開始フレーム番号である101に設定し、(71
2)へ行く。(712)では転送パラメータ計算部11
0の処理を終了する。このような動作で転送パラメータ
計算部110より得られる、ブロック開始フレーム番
号、ブロック終了フレーム番号をブロック転送要求信号
の回数ごとにまとめた表を第8図に示す。
【0054】なお、この転送パラメータ計算部110に
おける処理は高速のCPUとメモリを用いて実行され、
圧縮映像記憶HD101におけるアクセス時間や転送時
間と比べると無視できるほどの時間で計算が完了する。
第9図に第1実施例における圧縮映像FIFO102中
の残フレーム数の変化を示す。最初、901の時点で再
生開始が指示される。901の時点で圧縮映像FIFO
102は空なので、転送パラメータ計算部110にブロ
ック転送用パラメータ計算指示が出され、それに基づ
き、最悪でも1フレーム再生分の時間でブロック開始フ
レーム番号に対応するセクタへのランダムアクセスが実
行され(902)、その後8フレーム分の圧縮映像が圧
縮映像FIFOに転送されるのに最悪1フレーム再生分
の時間がかかり、その結果901の時点より最悪2フレ
ーム経過した903の時点で圧縮映像FIFO102は
充填される。この903の時点より、フレームクロック
生成部103にクロック生成の指示が出され、圧縮映像
FIFO102からJPEG映像伸長部104への圧縮
映像出力が開始される。そして6フレーム再生後、90
4の時点で残りが2フレームとなるので、ブロック転送
要求部107が次のブロック転送を要求する。再び、パ
ラメータ計算部110で転送パラメータが計算され、ブ
ロック開始セクタアクセスに最悪1フレームかかり90
5となり、ここから転送が行なわれ圧縮映像FIFO1
02の残フレーム数が増加し、転送終了時906で9フ
レームとなった直後に1フレーム減り8フレームとな
る。以降、8フレームずつの転送の間は、この増減を繰
り返す。907の時点で12回目のブロック転送要求が
発生すると、908でランダムアクセスが終了するが、
今度は9フレーム分を転送するため、転送完了の909
の時点では残フレーム数が9となっている。以降、8フ
レームずつの転送が続くので、903から906に示す
増減を繰り返す。910の時点で24回目のブロック転
送要求が発生すると、911でランダムアクセスが終了
するが、今度は9フレーム分を転送するため、転送完了
の912の時点では一旦残フレーム数が6となり、すぐ
に5に減る。しかし、今度も25回目のブロック転送要
求までの間隔が短くなるだけで、圧縮映像FIFO10
2の残フレーム数が0となることはない。このため、圧
縮映像FIFO102からJPEG映像伸長部104へ
の圧縮映像出力が途切れることがないので、映像表示部
105を視聴していると、あたかも第2図におけるマス
タービデオテープ202を再生しているかのように見え
る。このため、本発明の第1実施例によれば、カット接
続情報メモリ108の内容を設定するだけで、素材を複
写することなく編集結果を視聴できることがわかる。
【0055】ところで本発明の転送パラメータ計算部1
10においては、第8図を見ると各カットの最後を除い
て指定転送フレーム数の転送を行ない、カットの最後の
時のみことなる長さの転送を行なっている。カットの最
後における転送フレーム数については、各カットが指定
転送フレーム数以上の長さを持つ時に以下の関係が成立
する。指定転送フレーム数が偶数の場合、最長は3/2
*指定転送フレーム、最短は1/2*指定転送フレーム
+1の転送を行なう。また指定転送フレーム数が奇数の
場合、最長は3/2*指定転送フレーム−0.5、最短
は1/2*指定転送フレーム+0.5の転送を行なう。
編集作業においては指定転送フレーム数以上であれば各
カットの長さは任意で良いとすると、カット最後の転送
に関しては、最短の場合から最長の場合まではほぼ一様
分布で出現することが仮定できる。この場合、カット最
後の転送フレーム数の平均は、(最長転送フレーム数+
最短転送フレーム数)/2で求められる。よって、指定
転送フレーム数が偶数の場合は、その平均が指定転送フ
レーム数+0.5、指定転送フレーム数が奇数の場合
は、その平均が指定転送フレーム数そのものとなること
がわかる。このように本発明においては、各カットの最
後まで含めてほとんど毎回同じ指定転送フレーム数の圧
縮映像ブロックを転送することになるので、転送フレー
ム数に極端な差が発生する場合より圧縮映像FIFO1
02の大きさを短くできたり、短いフレーム数の転送が
続き圧縮映像FIFO102からの出力が途切れるとい
うことを防ぐことができる。
【0056】第10図は本発明の映像編集装置の第2実
施例のブロック図である。第11図に本発明の第2実施
例で行なう映像編集作業例の概念図を示す。第11図に
おいて、素材ビデオテープを1101、1102の2本
用意し、それぞれAロール、Bロールと名付ける。Aロ
ール1101中の101フレームから193フレームま
でをカットA、250フレームから289フレームまで
をカットB、320フレームから416フレームまでを
カットCとして定義する。またBロール1102中の5
01フレームから620フレームまでをカットD、75
1フレームから860フレームまでをカットEとして定
義する。これらの各カットを並べ替え、カットCが1フ
レームから97フレームまで、続いてカットAが98フ
レームから190フレームまで、続いてカットBが19
1フレームから230フレームまで並ぶように各カット
をAロール1101からマスタービデオテープ1103
に複写する。このAロール1101からの複写と同時に
第12図に示すようなピクチャインピクチャ効果をか
け、Bロール1102からマスタービデオテープ110
3へ、カットEが1フレームから120フレームまで、
カットEが121フレームから230フレームまでとな
るように複写する。このマスタービデオテープ1103
を再生すると、親画面の方では第1フレームからカット
Cの再生が始まり、続いてカットA、最後にカットBの
再生が行なわれる。と同時に、子画面の方では第1フレ
ームからカットDの再生が始まり、最後にカットEの再
生が行なわれる。第10図を参照しながら第11図に示
す作業と同等の結果が本発明の第2実施例により得られ
ることを説明する。
【0057】第10図において、1001は第1実施例
で用いられた圧縮映像記憶HD101と同じものであ
る。今、圧縮映像記憶HD1001中には、第11図の
Aロール1101中の映像、ならびにBロール1102
中の素材が1フレームの10KByteの大きさにJPEGに
より圧縮されて格納されている。そのようすを第13図
に示す。
【0058】第13図に示すように、カットAが100
0Hセクタから格納され始める時、カットAは1000
Hセクタから1743Hセクタ、カットBは1BA4H
セクタから1EC3Hセクタ、カットCは211CHセ
クタから28AFHセクタ、続いてカットDが2F40
Hセクタから389FHセクタ、カットEが42C8H
セクタから4B5FHセクタに格納される。
【0059】圧縮映像記憶HD101はブロック開始セ
クタとブロック終了セクタをパラメータとするブロック
転送コマンドが与えられると、ブロック開始セクタにラ
ンダムアクセスし、ブロック開始セクタからブロック終
了セクタまでをブロック転送出力する。第10図の10
02はセレクタでFIFO選択信号に応じ、圧縮映像記
憶HD1001からブロック転送されたデータを圧縮映
像FIFO(A)1003、圧縮映像FIFO(B)1
004のいずれかにふりわける。1003、1004は
それぞれ圧縮映像FIFO(A)、圧縮映像FIFO
(B)で、セレクタより出力される圧縮映像ブロックを
一旦保持する。
【0060】1005はNTSC映像を作成する時に3
0Hzのフレームクロックを生成するフレームクロック
生成部である。圧縮映像FIFO(A)1003、圧縮
映像FIFO(B)1004は、フレームクロック生成
部1005のフレームクロックに同期し、1フレームす
なわち10KByteずつ圧縮映像を出力する。圧縮映像FI
FO(A)1003から出力された1フレームの圧縮映
像は、JPEG映像伸長部1006においてJPEGに
より伸長され、1フレームの映像となる。同様に圧縮映
像FIFO(B)1004から出力された1フレームの
圧縮映像は、JPEG映像伸長部1007においてJP
EGにより伸長され、1フレームの映像となる。JPE
G映像伸長部1006、1007より出力された映像
は、映像効果合成部1008において、JPEG映像伸
長部1007の映像が親画面、JPEG映像伸長部10
08の映像が子画面として合成され、その出力が映像表
示部1009に入力されていくことで、動画表示が実現
される。さて、1010はしきい値フレーム数メモリで
あり、第2実施例では5という値が格納されている。1
011はブロック転送要求部で、圧縮映像FIFO
(A)1003中の圧縮映像のフレーム数が、しきい値
フレーム数メモリ1010の値より小さくなった時、つ
まり4フレーム以下となった時に圧縮映像FIFO
(A)用のブロック転送要求信号を発行する。また、ブ
ロック転送要求部1011は、圧縮映像FIFO(B)
1004中の圧縮映像のフレーム数が、しきい値フレー
ム数メモリ1010の値より小さくなった時、つまり4
フレーム以下となった時に圧縮映像FIFO(B)用の
ブロック転送要求信号を発行する。ただし、圧縮映像F
IFO(A)1003、圧縮映像FIFO(B)100
4が同時に4フレーム以下となった時は、圧縮映像FI
FO(A)側を優先する。片方の圧縮映像FIFOがし
きい値以上の残フレームになって始めて、もう片方の圧
縮映像FIFOのブロック転送要求が認識される。10
12はカット接続情報メモリで、素材中で定義された各
カットをどのように並べ替えるかという情報が格納され
ている。第14図、第15図にその内容を示す。第14
図は圧縮映像FIFO(A)1003経由で再生される
親画面の系列の編集情報を示し、第15図は圧縮映像F
IFO(B)1004経由で再生される子画面の系列の
編集情報を示している。これらの編集作業に必要な情報
は、編集作業者によって格納される。
【0061】1013は指定転送フレーム数メモリであ
り、第1実施例では8という値が格納されている。10
14は転送パラメータ計算部であり、ブロック転送要求
部1011からブロック転送要求信号を受信すると、指
定転送フレーム数メモリ1013から指定転送フレーム
数である8を得、カット接続情報メモリ1012からカ
ット接続情報を得て、転送すべきブロックの開始フレー
ム番号と終了フレーム番号とFIFO選択信号を出力す
る。
【0062】転送パラメータ計算部1014より出力さ
れるブロック開始フレーム番号、ブロック終了フレーム
番号は、ブロック転送実行部1015によりそれぞれブ
ロック開始セクタ、ブロック終了セクタに変換される。
この変換式は第1実施例と同じである。ブロック転送実
行部1015は、圧縮映像記憶HD1001中のブロッ
ク開始セクタからブロック終了セクタまでの圧縮映像を
セレクタ1002へブロック転送し、同時にFIFO選
択信号をセレクタ1002に印加することで、対応する
圧縮映像FIFOに圧縮映像ブロックをブロック転送す
る。次に、転送パラメータ計算部1014においては、
各圧縮映像FIFOごとに第7図のフローチャートに基
づき、ブロック開始フレーム、ブロック終了フレームが
計算される。
【0063】第7図のフローチャートに基づき、圧縮映
像FIFO(A)1003用の系列については、ブロッ
ク転送要求部1011が圧縮FIFO(A)へのブロッ
ク転送を要求する回数に応じて、第14図のカット接続
情報から、第8図に示すブロック開始フレーム、ブロッ
ク終了フレームが出力される。同様に、圧縮映像FIF
O(B)1004用の系列については、ブロック転送要
求部1011が圧縮FIFO(B)へのブロック転送を
要求する回数に応じて、第15図のカット接続情報か
ら、第16図に示すブロック開始フレーム、ブロック終
了フレームが出力される。
【0064】第17図に第2実施例における各圧縮映像
FIFO中の残フレーム数の変化と、セレクタ1002
に印加されるFIFO選択信号の変化を示す。第17図
において、上のグラフ1701は圧縮映像FIFO
(A)1003中の残フレーム数の変化を、下のグラフ
1702は圧縮映像FIFO(B)1004中の残フレ
ーム数の変化を、最下はFIFO選択信号の変化を表し
ている。最初、1704の時点で再生開始が使用者によ
って指示される。1704の時点で圧縮映像FIFO
(A)1003、圧縮映像FIFO(B)1004はと
もに空なので、いずれもブロック転送要求を行なおうと
するが、ブロック転送要求部1011は圧縮映像FIF
O(A)1003へのブロック転送要求を優先し、先に
発行する。転送パラメータ計算部1014では、圧縮映
像FIFO(A)1003用に320フレームから32
7フレームまでの転送を、ブロック転送実行部1015
に指示する。この結果、セレクタ1002は1704の
時点で圧縮映像FIFO(A)1003側になり、17
05の時点で圧縮映像記憶HD1001のランダムアク
セスが完了し、1706の時点で8フレーム分の映像転
送が完了する。1706時点で圧縮映像FIFO100
3は充填されたので、ブロック転送要求部1011は、
圧縮映像FIFO(B)1004へのブロック転送要求
信号を発行する。転送パラメータ計算部1014では、
圧縮映像FIFO(B)1004用に501フレームか
ら508フレームまでの転送を、ブロック転送実行部1
015に指示する。この結果、セレクタ1002は17
06の時点で圧縮映像FIFO(B)1004側にな
り、1708の時点で圧縮映像記憶HD1001のラン
ダムアクセスが完了し、1709の時点で8フレーム分
の映像転送が完了する。このように両方の圧縮映像FI
FOが充填された終った、1710の時点より、フレー
ムクロック生成部1005にクロック生成の指示が出さ
れ、圧縮映像FIFO(A)1003からJPEG映像
伸長部1006への圧縮映像出力と、圧縮映像FIFO
(B)1004からJPEG映像伸長部1007への圧
縮映像出力とが同時に開始される。そして4フレーム再
生後、1711、1712の時点で残りが両方のFIF
Oとも残りが4フレームとなり、いずれもブロック転送
要求条件が整うが、ブロック転送要求部1011は圧縮
映像FIFO(A)1003へのブロック転送要求を優
先し、先に発行する。
【0065】転送パラメータ計算部1014では、圧縮
映像FIFO(A)1003用に328フレームから3
35フレームまでの転送を、ブロック転送実行部101
5に指示する。この結果、セレクタ1002は1711
の時点で圧縮映像FIFO(A)1003側になり、1
713の時点で8フレーム分の映像転送が完了する。1
713時点で圧縮映像FIFO1003は充填されたの
で、ブロック転送要求部1011は、圧縮映像FIFO
(B)1004へのブロック転送要求信号を発行する。
【0066】転送パラメータ計算部1014では、圧縮
映像FIFO(B)1004用に509フレームから5
16フレームまでの転送を、ブロック転送実行部101
5に指示する。この結果、セレクタ1002は1714
の時点で圧縮映像FIFO(B)1004側になり、1
715の時点で8フレーム分の映像転送が完了する。以
降、8フレームずつの転送の間は、これを繰り返す。1
719の時点で圧縮映像FIFO(A)1003への1
2回目のブロック転送要求が発生すると、今度は9フレ
ーム分を転送するため、転送完了の1721の時点で残
り11フレームになる。圧縮映像FIFO(B)100
4側は1720の時点でブロック転送要求の条件が整う
が、1722の時点で始めて圧縮映像記憶HD1001
へのランダムアクセスが始まる。最悪の場合、ブロック
転送を開始する前に次の1フレームが圧縮映像FIFO
(B)1004からJPEG映像伸長部1007へ出力
されてしまい、残フレーム数が1になることがある。し
かし、8フレーム分のデータ転送により、転送完了時に
は、残り8フレームとなっている。次にブロック転送要
求の条件が整うのは、圧縮映像FIFO(B)1004
の方が1723の時点となり、圧縮映像FIFO(A)
1003側より早い。1723の時点でブロック転送要
求部1011は、圧縮映像FIFO(B)1004への
ブロック転送要求信号を発行する。そして対応する圧縮
映像ブロックの圧縮映像FIFO(B)1004へのブ
ロック転送が完了すると、1724時点で条件が整った
圧縮映像FIFO(A)1003側へのブロック転送が
実行される。このような動作を繰り返すことで、圧縮映
像FIFO(A)1003および圧縮映像FIFO
(B)1004各々の残フレーム数が0となることはな
い。このため、圧縮映像FIFO(A)1003からJ
PEG映像伸長部1006への圧縮映像出力ならびに圧
縮映像FIFO(B)1004からJPEG映像伸長部
1007への圧縮映像出力が途切れることがないので、
映像表示部1009を視聴していると、あたかも第11
図におけるマスタービデオテープ1103を再生してい
るかのように見える。これより、本発明の第2実施例に
よれば、カット接続情報メモリ1012の内容を設定す
るだけで、素材を複写することなく編集結果を視聴でき
ることがわかる。
【0067】本発明の第3実施例は、第1実施例におけ
る圧縮映像記憶HD101を、第18図に示す構成に置
き換えたものである。第18図において、1801、1
802はそれぞれ部分圧縮映像を記憶する部分圧縮映像
記憶HDであり、同時に動作することができる。部分圧
縮映像の作成方法を第19図に示す。
【0068】第19図において原画像1901はJPE
Gで圧縮され、第1実施例、第2実施例と同様の1フレ
ームごと10KByteの大きさを持つ圧縮画像になる。これ
を5KByteごと2分割して得られるのが部分圧縮画像19
03、1904である。第18図において、部分圧縮映
像記憶HD1(1801)は各フレームについて部分圧
縮映像1903を記憶し、部分圧縮映像記憶HD2(1
802)は各フレームについて部分圧縮映像1904を
記憶している。これら部分圧縮映像1903、1904
は圧縮映像合成部1803によって、元の圧縮映像19
02に再合成される。第3実施例において、各部分圧縮
映像記憶HD1801、1802は、第1実施例の圧縮
映像記憶HD101とランダムアクセス性能は同じで、
最悪1フレーム再生分の時間がかかり、転送性能は半分
で、80KByteを転送するのに最悪2フレーム再生分の時
間がかかるものである。言い替えれば、40KByteを転送
するのに最悪1フレーム再生分の時間がかかる転送性能
を持っている。
【0069】第3実施例において第2図に示すような編
集を行なう場合、各部分圧縮映像記憶HD1801、1
802にはそれぞれ第20図の2001、2002に示
すように部分圧縮映像を格納する。部分圧縮映像記憶H
D1(1801)には、カットAの部分圧縮映像を10
00Hセクタから13A1Hセクタまで、カットBの部
分圧縮映像を15D2Hセクタから1761Hセクタま
で、カットCの部分圧縮映像を188EHセクタから1
C57Hセクタまで格納する。同様に部分圧縮映像記憶
HD2(1802)には、カットAの部分圧縮映像を1
000Hセクタから13A1Hセクタまで、カットBの
部分圧縮映像を15D2Hセクタから1761Hセクタ
まで、カットCの部分圧縮映像を188EHセクタから
1C57Hセクタまで格納する。第3実施例におけるブ
ロック転送実行部ではブロック開始フレーム番号からブ
ロック開始セクタを次の式で求める。
【0070】ブロック開始セクタ=(ブロック開始フレ
ーム番号−101)*10+1000H 同様にブロッ
ク終了フレーム番号からブロック終了セクタは次の式で
求める。 ブロック終了セクタ=(ブロック終了フレーム番号−1
00)*10+FFFH 第3実施例においては、8フレーム分の圧縮映像を圧縮
映像FIFOへ転送するのに、各部分圧縮映像記憶HD
1801、1802からは8フレーム分の部分圧縮映像
を転送することが必要になる。しかるに、8フレーム分
の部分圧縮映像は8*10/2=40KByteとなるの
で、転送に1フレーム再生分の時間で済む。つまり、第
1実施例における圧縮映像記憶部101と全く同じよう
に、第3実施例の第8図に示す構成を扱うことができ
る。よって、第3実施例においても第1実施例と同じよ
うに複写することなく、第2図のマスタービデオテープ
202を再生しているのと同じ映像を視聴することがで
き、さらに第1実施例に比べ、性能の劣るハードディス
クを用いることができる。
【0071】本発明の第4実施例は、第2実施例におけ
る圧縮映像記憶HD1001を、第18図に示す構成に
置き換えたものである。第4実施例において、各部分圧
縮映像記憶HD1801、1802は、第3実施例の部
分圧縮映像記憶HDと同じ性能を持つ。第4実施例にお
いて第11図に示すような編集を行なう場合、各部分圧
縮映像記憶HD1801、1802にはそれぞれ第21
図の2101、2102に示すように部分圧縮映像を格
納する。部分圧縮映像記憶HD1(1801)には、カ
ットAの部分圧縮映像を1000Hセクタから13A1
Hセクタまで、カットBの部分圧縮映像を15D2Hセ
クタから1761Hセクタまで、カットCの部分圧縮映
像を188EHセクタから1C57Hセクタまで、カッ
トDの部分圧縮映像を1FA0Hセクタから244FH
セクタまで、カットEの部分圧縮映像を2964Hセク
タから2DAFHセクタまで格納する。同様に部分圧縮
映像記憶HD2(1802)には、カットAの部分圧縮
映像を1000Hセクタから13A1Hセクタまで、カ
ットBの部分圧縮映像を15D2Hセクタから1761
Hセクタまで、カットCの部分圧縮映像を188EHセ
クタから1C57Hセクタまで、カットDの部分圧縮映
像を1FA0Hセクタから244FHセクタまで、カッ
トEの部分圧縮映像を2964Hセクタから2DAFH
セクタまで格納する第4実施例におけるブロック転送実
行部ではブロック開始フレーム番号からブロック開始セ
クタは次の式で求める。
【0072】ブロック開始セクタ=(ブロック開始フレ
ーム番号−101)*10+1000H 同様にブロック終了フレーム番号からブロック終了セク
タは次の式で求める。 ブロック終了セクタ=(ブロック終了フレーム番号−1
00)*10+FFFH 第4実施例においては、8フレーム分の圧縮映像を圧縮
映像FIFOへ転送するのに、各部分圧縮映像記憶HD
1801、1802からは8フレーム分の部分圧縮映像
を転送することが必要になる。しかるに、8フレーム分
の部分圧縮映像は8*10/2=40KByteとなるの
で、転送に1フレーム再生分の時間で済む。つまり、第
2実施例における圧縮映像記憶部1001と全く同じよ
うに、第4実施例の第8図に示す構成を扱うことができ
る。よって、第4実施例においても第2実施例と同じよ
うに複写することなく、第11図のマスタービデオテー
プ1103を再生しているのと同じ映像を視聴すること
ができ、さらに第2実施例に比べ、性能の劣るハードデ
ィスクを用いることができる。
【0073】本発明の第5実施例は、第1実施例におけ
る圧縮映像記憶HD101を、第22図に示す構成に置
き換えたものである。第22図において、2201、2
202は第1実施例における圧縮映像記憶HD101と
同じ性能を持つハードディスクであり、どちらかを択一
的に動作させることができる。2203はHD選択信号
に従って、圧縮映像記憶HD2201、2202のいず
れかの出力を選択して出力するHDセレクタである。
【0074】第5実施例において、第2図に示すような
編集作業を行なう場合、各圧縮映像記憶部2201、2
202にはそれぞれ第23図の2301、2302に示
すように圧縮映像が格納される。圧縮映像記憶HD1
(2201)には、カットAの圧縮映像を1000Hセ
クタから13A1Hセクタまで、カットCの圧縮映像を
188EHセクタから1C57Hセクタまで格納してい
る。圧縮映像記憶HD2(2202)には、カットBの
圧縮映像を15D2Hセクタから1761Hセクタまで
格納している。また第5実施例において、カット接続情
報メモリ中のカット接続情報には、第1実施例における
カット接続情報に加え、第24図に示すように各カット
の存在しているHD番号を設定する。第5実施例におい
て、転送パラメータ計算部は第1実施例の転送パラメー
タ計算部110の機能に加え、処理カット番号を持つカ
ットが存在する圧縮映像記憶HDを特定できるHD番号
をブロック開始フレーム、ブロック終了フレームと同時
に出力する。第5実施例において、ブロック転送実行部
は第1実施例のブロック転送実行部111の機能に加
え、HD番号を持つ圧縮映像記憶HDを選択し、ブロッ
ク転送を行なわせると同時に第22図のHDセレクタ2
203にHD番号をHD選択信号として入力し、該圧縮
映像記憶HDの出力を圧縮映像記憶FIFOへ出力す
る。このように第5実施例においては、圧縮映像記憶部
2201、2202を特定可能な情報を追加するだけ
で、第1実施例の圧縮映像記憶部101と全く同じよう
に、第22図の構成を扱うことができる。よって、第5
実施例においても第1実施例と同じように複写すること
なく、第2図のマスタービデオテープ202を再生して
いるのと同じ映像を視聴することができ、さらに第1実
施例に比べ、圧縮映像記憶HDを倍搭載できることか
ら、全体としての圧縮映像記憶時間を長くすることがで
きる。本発明の第6実施例は、第2実施例における圧縮
映像記憶HD1001を、第22図に示す構成に置き換
えたものである。
【0075】第6実施例において、第11図に示すよう
な編集作業を行なう場合、各圧縮映像記憶部2201、
2202にはそれぞれ第25図の2501、2502に
示すように圧縮映像が格納される。圧縮映像記憶HD1
(2201)には、カットAの圧縮映像を1000Hセ
クタから13A1Hセクタまで、カットCの圧縮映像を
188EHセクタから1C57Hセクタまで、カットE
の圧縮映像を2964Hセクタから2DAFHセクタま
で格納している。圧縮映像記憶HD2(2202)に
は、カットBの圧縮映像を15D2Hセクタから176
1Hセクタまで、カットDの圧縮映像を1FA0Hセク
タから244FHセクタまで格納している。また第6実
施例において、カット接続情報メモリ中のカット接続情
報には、第2実施例におけるカット接続情報に加え、圧
縮映像FIFO(A)用の系列には第24図に、圧縮映
像FIFO(B)用には第26図にそれぞれ示すよう
に、各カットの存在しているHD番号を設定する。第6
実施例において、転送パラメータ計算部は第2実施例の
転送パラメータ計算部1014の機能に加え、処理カッ
ト番号を持つカットが存在する圧縮映像記憶HDを特定
できるHD番号をブロック開始フレーム、ブロック終了
フレームと同時に出力する。第6実施例において、ブロ
ック転送実行部は第2実施例のブロック転送実行部10
15の機能に加え、HD番号を持つ圧縮映像記憶HDを
選択し、ブロック転送を行なわせると同時に第22図の
HDセレクタ2203にHD番号をHD選択信号として
入力し、該圧縮映像記憶HDの出力をセレクタへ出力す
る。このように第6実施例においては、圧縮映像記憶部
2201、2202を特定可能な情報を追加するだけ
で、第2実施例の圧縮映像記憶部1001と全く同じよ
うに、第22図の構成を扱うことができる。よって、第
6実施例においても第2実施例と同じように複写するこ
となく、第11図のマスタービデオテープ1103を再
生しているのと同じ映像を視聴することができ、さらに
第2実施例に比べ、圧縮映像記憶HDを倍搭載できるこ
とから、全体としての圧縮映像記憶時間を長くすること
ができる。
【0076】本発明の第7実施例のブロック図を第27
図に示す。第27図において、圧縮映像記憶HD270
1、圧縮映像FIFO2702、フレームクロック生成
部2703、JPEG映像伸長部2704、映像表示部
2705、しきい値フレーム数メモリ2706、ブロッ
ク転送要求部2707、ブロック転送実行部2708、
カット接続情報メモリ2709、指定転送フレーム数メ
モリ2710は全て第1実施例と同じもので、同じ動作
をする。
【0077】第7実施例においては、ブロック転送要求
信号を受けコマンドFIFO2711中に蓄えられたブ
ロック転送コマンド用のパラメータが一つブロック転送
実行部2708に出力される。2712はある値を格納
するしきい値コマンド数メモリで、第7実施例では3を
格納している。コマンド転送要求部2713はコマンド
FIFO2711中の転送コマンド用パラメータの残り
を観測し、しきい値コマンド数メモリの値より小さくな
る、すなわち残りが2以下になると、転送パラメータ計
算部2714にコマンド転送要求信号を送る。転送パラ
メータ計算部2714では、一回のコマンド転送要求信
号を受け、内部で最大10回分のブロック転送要求信号
を発生させ、カット接続情報メモリ2709、指定転送
フレーム数メモリ2710より第7図のフローチャート
に従いカット接続情報メモリ2709の残りを全て転送
できる分と、10の小さい方の個数だけ、ブロック転送
に必要なパラメータを作成する。この転送パラメータ計
算部2714は十分に速いCPUとメモリによって構成
される。コマンド転送要求信号の回数と、転送パラメー
タ計算部が作成するコマンドの一覧を第28図に示す。
第28図と第8図を比較してわかるように、第7実施例
では、第1実施例と同じ転送パラメータをその生成順に
生成できる。また、コマンドFIFO2711中の残り
転送パラメータ数が2になった時点では、まだフレーム
再生時間のオーダーで発生する2回のブロック転送要求
に対応でき、その間に転送パラメータ計算部2714で
はCPUによりマイクロ秒のオーダーで最大10個の転
送パラメータを一度に作成し、コマンドFIFO271
1に充填できるので、ブロック転送要求信号が出ている
のに対応する転送パラメータがコマンドFIFO271
1中にないということがない。よって第7実施例におい
ても第1実施例と同じように複写することなく、第2図
のマスタービデオテープ202を再生しているのと同じ
映像を視聴することができる。
【0078】第1実施例の転送パラメータ計算部110
におけるCPUの動作タイミングを第29図に、斜線領
域で示す。第1実施例では再生開始から7フレーム目、
15フレーム目、とブロック転送要求が発生し、CPU
は転送パラメータの計算を行なう。第1実施例におい
て、転送パラメータ計算の処理を行なわない区間は数フ
レーム再生時間分ある。この間にCPUは他の仕事、例
えばマルチウィンドウ環境のウィンドウ描画処理や、ユ
ーザが操作するキーボード、マウスへの対応処理等を行
なうような装置を考える。このような処理の中には1秒
程度処理にかかるものもあり、第1実施例では映像の編
集結果を再生するのと同時に、そのように時間のかかる
処理を行なうと、ブロック転送要求信号が出ていても、
転送パラメータを計算できないことが生じ、結果として
連続再生ができないことがある。
【0079】第7実施例の転送パラメータ計算部271
4におけるCPUの動作タイミングを第30図に、斜線
領域で示す。第7実施例では再生開始から55フレーム
目の第8回目のブロック転送要求信号に対応した転送パ
ラメータがコマンドFIFO2711より出力された時
に、転送パラメータ計算部2714のCPUは第28図
の第2回目のコマンド要求回数に対応する転送パラメー
タ群を計算する。
【0080】第7実施例ではCPUが転送パラメータ群
の計算を行なわない時間間隔は1秒以上あり、その間に
マルチウィンドウ環境のウィンドウ描画処理や、ユーザ
が操作するキーボード、マウスへの対応処理等を行なう
ことが十分に可能になる。このように第7実施例では、
第1実施例に比べ転送パラメータ計算部CPUを長時間
の連続時間他の処理用に解放できる。
【0081】本発明の第8実施例のブロック図を第31
図に示す。第31図において、圧縮映像記憶HD310
1、セレクタ3102、圧縮映像FIFO(A)310
3、圧縮映像FIFO(B)3104、フレームクロッ
ク生成部3105、JPEG映像伸長部3106、31
07、映像効果合成部3108、映像表示部3109、
しきい値フレーム数メモリ3110、ブロック転送要求
部3111、ブロック転送実行部3113、カット接続
情報メモリ3116、指定転送フレーム数メモリ311
7は全て第2実施例と同じもので、同じ動作をする。
【0082】第8実施例においては、ブロック転送要求
信号を受けコマンドFIFO3112中に蓄えられたブ
ロック転送コマンド用のパラメータが一つブロック転送
実行部3113に出力される。3114はある値を格納
するしきい値コマンド数メモリで、第8実施例では3を
格納している。コマンド転送要求部3115はコマンド
FIFO3112中の転送コマンド用パラメータの残り
を観測し、しきい値コマンド数メモリの値より小さくな
る、すなわち残りが2以下になると、転送パラメータ計
算部3118にコマンド転送要求信号を送る。転送パラ
メータ計算部3118では、一回のコマンド転送要求信
号を受け、内部で圧縮映像FIFO(A)3103用の
ブロック転送要求信号と、圧縮映像FIFO(B)31
04用のブロック転送要求信号を実際に発生するであろ
う順にシミュレートし合計最大10回分のブロック転送
要求信号を発生させ、カット接続情報メモリ3116、
指定転送フレーム数メモリ3117より第7図のフロー
チャートに従いカット接続情報メモリ3116の残りを
全て転送できる分と、10の小さい方の個数だけ、ブロ
ック転送に必要なパラメータを作成する。この転送パラ
メータ計算部3118は十分に速いCPUとメモリによ
って構成される。コマンド転送要求信号の回数と、転送
パラメータ計算部が作成するコマンドの一覧を第32図
に示す。第32図と第8図、第16図を比較してわかる
ように、第8実施例では、第2実施例と同じ転送パラメ
ータをその生成適用順に生成できる。また、コマンドF
IFO3112中の残り転送パラメータ数が2になった
時点では、まだフレーム再生時間のオーダーで発生する
2回のブロック転送要求に対応でき、その間に転送パラ
メータ計算部3118ではCPUによりマイクロ秒のオ
ーダーで最大10個の転送パラメータを一度に作成し、
コマンドFIFO3112に充填できるので、ブロック
転送要求信号が出ているのに対応する転送パラメータが
コマンドFIFO3112中にないということがない。
【0083】よって第8実施例においても第2実施例と
同じように複写することなく、第11図のマスタービデ
オテープ1103を再生しているのと同じ映像を視聴す
ることができる。また、第8実施例では第7実施例と同
様に、CPUが転送パラメータ群の計算を行なわない時
間間隔は1秒以上あり、その間にマルチウィンドウ環境
のウィンドウ描画処理や、ユーザが操作するキーボー
ド、マウスへの対応処理等を行なうことが十分に可能に
なることは自明である。
【0084】本発明の第9実施例は、第3実施例の転送
パラメータ計算部を、第7実施例のコマンドFIFO、
しきい値コマンド数メモリ、コマンド転送要求部、転送
パラメータ計算部に置き換えたものである。第9実施例
では、第3実施例と同様に、複写することなく第2図の
マスタービデオテープ202を再生しているのと同じ映
像を視聴できるのに加え、第7実施例と同様にCPUが
転送パラメータ群の計算を行なわない時間間隔は1秒以
上あり、その間にマルチウィンドウ環境のウィンドウ描
画処理や、ユーザが操作するキーボード、マウスへの対
応処理等を行なうことが十分に可能になることは自明で
ある。
【0085】本発明の第10実施例は、第4実施例の転
送パラメータ計算部を、第8実施例のコマンドFIF
O、しきい値コマンド数メモリ、コマンド転送要求部、
転送パラメータ計算部に置き換えたものである。第10
実施例では、第4実施例と同様に、複写することなく第
11図のマスタービデオテープ1103を再生している
のと同じ映像を視聴できるのに加え、第8実施例と同様
にCPUが転送パラメータ群の計算を行なわない時間間
隔は1秒以上あり、その間にマルチウィンドウ環境のウ
ィンドウ描画処理や、ユーザが操作するキーボード、マ
ウスへの対応処理等を行なうことが十分に可能になるこ
とは自明である。
【0086】本発明の第11実施例は、第5実施例の転
送パラメータ計算部を、第7実施例のコマンドFIF
O、しきい値コマンド数メモリ、コマンド転送要求部、
転送パラメータ計算部に置き換えたものである。第11
実施例では、第5実施例と同様に、複写することなく第
2図のマスタービデオテープ202を再生しているのと
同じ映像を視聴できるのに加え、第7実施例と同様にC
PUが転送パラメータ群の計算を行なわない時間間隔は
1秒以上あり、その間にマルチウィンドウ環境のウィン
ドウ描画処理や、ユーザが操作するキーボード、マウス
への対応処理等を行なうことが十分に可能になることは
自明である。
【0087】本発明の第12実施例は、第6実施例の転
送パラメータ計算部を、第8実施例のコマンドFIF
O、しきい値コマンド数メモリ、コマンド転送要求部、
転送パラメータ計算部に置き換えたものである。第12
実施例では、第6実施例と同様に、複写することなく第
11図のマスタービデオテープ1103を再生している
のと同じ映像を視聴できるのに加え、第8実施例と同様
にCPUが転送パラメータ群の計算を行なわない時間間
隔は1秒以上あり、その間にマルチウィンドウ環境のウ
ィンドウ描画処理や、ユーザが操作するキーボード、マ
ウスへの対応処理等を行なうことが十分に可能になるこ
とは自明である。
【0088】なお、本発明の実施例では転送パラメータ
はフレーム番号で表し、実際のハードディスクのセクタ
番号への変換はブロック転送実行部で行なったが、予め
カット接続情報メモリ中にフレーム番号と対応するセク
タを記述しておいてもあるいは、転送パラメータ計算部
でフレーム番号からセクタ番号への変換を行なっても本
発明の請求の範囲から逸脱するものではない。
【0089】また、実施例では映像記憶部としてハード
ディスクを用いたが、同等の性能を持つランダムアクセ
ス可能な媒体であれば、例えば光磁気ディスク等でも構
わない。さらに、本発明の第3、第4、第9、第10実
施例における一つの部分映像記憶HDを、本発明の第5
実施例に示す択一選択可能な複数の映像記憶HDで構成
しても構わない。
【0090】また、本発明は映像の編集に関して述べた
が、同様の操作は映像と音声を合わせ持つものの編集
や、音声だけの編集においても用いることが可能なこと
は言うまでもない。
【0091】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の映像編集装
置によれば、映像FIFO中の残フレーム数が少なくな
ると、カット接続情報に応じて転送パラメータ計算部が
映像記憶部中の続きの映像範囲を計算し、ブロック転送
実行部が高速にブロック転送することで、映像FIFO
が空になることがなくなるので、素材ビデオテープから
マスタービデオテープへの複写を行なうことなく、編集
に対応するカット接続情報を設定するのみで、編集結果
を視聴できるので、効率的な映像編集が行なえる。
【0092】また本発明の第2の映像編集装置によれ
ば、複数の映像FIFO中のいずれかの残フレーム数が
少なくなると、カット接続情報に応じて転送パラメータ
計算部が映像記憶部中の続きの映像範囲を計算し、ブロ
ック転送実行部が高速に対応する映像FIFOへブロッ
ク転送することで、どの映像FIFOも空になることが
なくなるので、素材ビデオテープからマスタービデオテ
ープへの複写を行なうことなく、編集に対応するカット
接続情報を設定するのみで、複数映像の同時再生と効果
を伴う編集結果を視聴できるので、効率的な映像編集が
行なえる。
【0093】また本発明の第3の映像編集装置によれ
ば、映像FIFO中の残フレーム数が少なくなると、カ
ット接続情報に応じて転送パラメータ計算部が部分映像
記憶部中の続きの映像範囲を計算し、ブロック転送実行
部が高速にブロック転送することで、映像FIFOが空
になることがなくなるので、素材ビデオテープからマス
タービデオテープへの複写を行なうことなく、編集に対
応するカット接続情報を設定するのみで、編集結果を視
聴できるので、効率的な映像編集が行なえることに加
え、部分映像記憶部は部分映像の記憶で済むため、転送
速度が遅い部分映像記憶部を用いても同等の効果を得る
ことができる。
【0094】また本発明の第4の映像編集装置によれ
ば、複数の映像FIFO中のいずれかの残フレーム数が
少なくなると、カット接続情報に応じて転送パラメータ
計算部が部分映像記憶部中の続きの映像範囲を計算し、
ブロック転送実行部が高速に対応する映像FIFOへブ
ロック転送することで、どの映像FIFOも空になるこ
とがなくなるので、素材ビデオテープからマスタービデ
オテープへの複写を行なうことなく、編集に対応するカ
ット接続情報を設定するのみで、複数映像の同時再生と
効果を伴う編集結果を視聴できるので、効率的な映像編
集が行なえることに加え、部分映像記憶部は部分映像の
記憶で済むため、転送速度が遅い部分映像記憶部を用い
ても同等の効果を得ることができる。
【0095】また本発明の第5の映像編集装置によれ
ば、映像FIFO中の残フレーム数が少なくなると、カ
ット接続情報に応じて転送パラメータ計算部が映像記憶
部中の続きの映像範囲を計算し、ブロック転送実行部が
高速にブロック転送することで、映像FIFOが空にな
ることがなくなるので、素材ビデオテープからマスター
ビデオテープへの複写を行なうことなく、編集に対応す
るカット接続情報を設定するのみで、編集結果を視聴で
きるので、効率的な映像編集が行なえることに加え、択
一動作可能な映像記憶部を複数備えることで長時間の映
像を記憶することができる。
【0096】また本発明の第6の映像編集装置によれ
ば、複数の映像FIFO中のいずれかの残フレーム数が
少なくなると、カット接続情報に応じて転送パラメータ
計算部が映像記憶部中の続きの映像範囲を計算し、ブロ
ック転送実行部が高速に対応する映像FIFOへブロッ
ク転送することで、どの映像FIFOも空になることが
なくなるので、素材ビデオテープからマスタービデオテ
ープへの複写を行なうことなく、編集に対応するカット
接続情報を設定するのみで、複数映像の同時再生と効果
を伴う編集結果を視聴できるので、効率的な映像編集が
行なえることに加え、択一動作可能な映像記憶部を複数
備えることで長時間の映像を記憶することができる。
【0097】また本発明の第7の映像編集装置によれ
ば、映像FIFO中の残フレーム数が少なくなると、カ
ット接続情報に応じて転送パラメータ計算部が映像記憶
部中の続きの映像範囲を計算し、ブロック転送実行部が
高速にブロック転送することで、映像FIFOが空にな
ることがなくなるので、素材ビデオテープからマスター
ビデオテープへの複写を行なうことなく、編集に対応す
るカット接続情報を設定するのみで、編集結果を視聴で
きるので、効率的な映像編集が行なえることに加え、コ
マンドFIFOに一旦転送パラメータを蓄えておくこと
で、転送パラメータ計算部を他の処理に連続して割り当
てる時間を長くすることができる。
【0098】また本発明の第8の映像編集装置によれ
ば、複数の映像FIFO中のいずれかの残フレーム数が
少なくなると、カット接続情報に応じて転送パラメータ
計算部が映像記憶部中の続きの映像範囲を計算し、ブロ
ック転送実行部が高速に対応する映像FIFOへブロッ
ク転送することで、どの映像FIFOも空になることが
なくなるので、素材ビデオテープからマスタービデオテ
ープへの複写を行なうことなく、編集に対応するカット
接続情報を設定するのみで、複数映像の同時再生と効果
を伴う編集結果を視聴できるので、効率的な映像編集が
行なえることに加え、コマンドFIFOに一旦転送パラ
メータを蓄えておくことで、転送パラメータ計算部を他
の処理に連続して割り当てる時間を長くすることができ
る。
【0099】また本発明の第9の映像編集装置によれ
ば、映像FIFO中の残フレーム数が少なくなると、カ
ット接続情報に応じて転送パラメータ計算部が映像記憶
部中の続きの映像範囲を計算し、ブロック転送実行部が
高速にブロック転送することで、映像FIFOが空にな
ることがなくなるので、素材ビデオテープからマスター
ビデオテープへの複写を行なうことなく、編集に対応す
るカット接続情報を設定するのみで、編集結果を視聴で
きるので、効率的な映像編集が行なえることに加え、コ
マンドFIFOに一旦転送パラメータを蓄えておくこと
で、転送パラメータ計算部を他の処理に連続して割り当
てる時間を長くすることができる。
【0100】また本発明の第10の映像編集装置によれ
ば、複数の映像FIFO中のいずれかの残フレーム数が
少なくなると、カット接続情報に応じて転送パラメータ
計算部が映像記憶部中の続きの映像範囲を計算し、ブロ
ック転送実行部が高速に対応する映像FIFOへブロッ
ク転送することで、どの映像FIFOも空になることが
なくなるので、素材ビデオテープからマスタービデオテ
ープへの複写を行なうことなく、編集に対応するカット
接続情報を設定するのみで、複数映像の同時再生と効果
を伴う編集結果を視聴できるので、効率的な映像編集が
行なえることに加え、コマンドFIFOに一旦転送パラ
メータを蓄えておくことで、転送パラメータ計算部を他
の処理に連続して割り当てる時間を長くすることができ
る。
【0101】また本発明の第11の映像編集装置によれ
ば、映像FIFO中の残フレーム数が少なくなると、カ
ット接続情報に応じて転送パラメータ計算部が部分映像
記憶部中の続きの映像範囲を計算し、ブロック転送実行
部が高速にブロック転送することで、映像FIFOが空
になることがなくなるので、素材ビデオテープからマス
タービデオテープへの複写を行なうことなく、編集に対
応するカット接続情報を設定するのみで、編集結果を視
聴できるので、効率的な映像編集が行なえることに加
え、部分映像記憶部は部分映像の記憶で済むため、転送
速度が遅い部分映像記憶部を用いても同等の効果を得る
ことができる。さらにコマンドFIFOに一旦転送パラ
メータを蓄えておくことで、転送パラメータ計算部を他
の処理に連続して割り当てる時間を長くすることができ
る。
【0102】また本発明の第12の映像編集装置によれ
ば、複数の映像FIFO中のいずれかの残フレーム数が
少なくなると、カット接続情報に応じて転送パラメータ
計算部が部分映像記憶部中の続きの映像範囲を計算し、
ブロック転送実行部が高速に対応する映像FIFOへブ
ロック転送することで、どの映像FIFOも空になるこ
とがなくなるので、素材ビデオテープからマスタービデ
オテープへの複写を行なうことなく、編集に対応するカ
ット接続情報を設定するのみで、複数映像の同時再生と
効果を伴う編集結果を視聴できるので、効率的な映像編
集が行なえることに加え、部分映像記憶部は部分映像の
記憶で済むため、転送速度が遅い部分映像記憶部を用い
ても同等の効果を得ることができる。さらにコマンドF
IFOに一旦転送パラメータを蓄えておくことで、転送
パラメータ計算部を他の処理に連続して割り当てる時間
を長くすることができる。
【0103】また本発明の第13の映像編集装置によれ
ば、映像FIFO中の残フレーム数が少なくなると、カ
ット接続情報に応じて転送パラメータ計算部が映像記憶
部中の続きの映像範囲を計算し、ブロック転送実行部が
高速にブロック転送することで、映像FIFOが空にな
ることがなくなるので、素材ビデオテープからマスター
ビデオテープへの複写を行なうことなく、編集に対応す
るカット接続情報を設定するのみで、編集結果を視聴で
きるので、効率的な映像編集が行なえることに加え、択
一動作可能な映像記憶部を複数備えることで長時間の映
像を記憶することができる。さらにコマンドFIFOに
一旦転送パラメータを蓄えておくことで、転送パラメー
タ計算部を他の処理に連続して割り当てる時間を長くす
ることができる。
【0104】また本発明の第14の映像編集装置によれ
ば、複数の映像FIFO中のいずれかの残フレーム数が
少なくなると、カット接続情報に応じて転送パラメータ
計算部が映像記憶部中の続きの映像範囲を計算し、ブロ
ック転送実行部が高速に対応する映像FIFOへブロッ
ク転送することで、どの映像FIFOも空になることが
なくなるので、素材ビデオテープからマスタービデオテ
ープへの複写を行なうことなく、編集に対応するカット
接続情報を設定するのみで、複数映像の同時再生と効果
を伴う編集結果を視聴できるので、効率的な映像編集が
行なえることに加え、択一動作可能な映像記憶部を複数
備えることで長時間の映像を記憶することができる。さ
らにコマンドFIFOに一旦転送パラメータを蓄えてお
くことで、転送パラメータ計算部を他の処理に連続して
割り当てる時間を長くすることができる。
【0105】以上のように本発明の実用的価値は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像編集装置の第1実施例のブロック
【図2】素材中の各カットとマスタービデオテープ中の
各カットの位置関係を示す図
【図3】素材ビデオテープ中の映像がJPEG圧縮され
てハードディスク内に格納されている様子を示す図
【図4】図3の一部を拡大して示した図
【図5】図4の一部を拡大して示した図
【図6】カット接続情報の例を示す図
【図7】本発明の映像編集装置における転送パラメータ
計算部のフローチャート
【図8】ハードディスクから映像FIFOへ転送される
映像ブロックの時間的推移を示す表
【図9】映像FIFO中の残フレーム数の変化を示す図
【図10】本発明の映像編集装置の第2実施例のブロッ
ク図
【図11】第2の実施例における映像編集作業の概念図
を示す
【図12】ピクチャインピクチャ効果をかけて2つの映
像を合成して表示した状態を示す図
【図13】素材中の各カットがハードディスク内に圧縮
して格納されている様子を示す図
【図14】FIFO(A)経由で再生される親画面の系
列の情報を示す図
【図15】FIFO(B)経由で再生される子画面の系
列の編集情報を示す図
【図16】ハードディスクから映像FIFOへ転送され
る映像ブロックの時間的推移を示す図
【図17】映像FIFO中の残フレーム数の変化を示す
【図18】本発明の映像編集装置の第3、第4実施例の
映像記憶部のブロック図
【図19】第3の実施例における部分圧縮映像の作成方
法を示す図
【図20】ハードディスクに記憶された各部分圧縮映像
を示す図
【図21】ハードディスクに記憶された各部分圧縮映像
を示す図
【図22】本発明の映像編集装置の第5、第6実施例の
映像記憶部のブロック図
【図23】2つの圧縮映像記憶部に圧縮映像が格納され
ている状態を示す図
【図24】第5の実施例におけるカット接続情報を示す
【図25】第6の実施例において各圧縮映像記憶部に圧
縮映像記憶部に圧縮映像が格納された状態を示す
【図26】第6の実施例における一方の映像FIFOの
系列のカット接続情報を示す図
【図27】本発明の映像編集装置の第7実施例のブロッ
ク図
【図28】コマンド転送要求信号の回数とコマンドの一
覧を示す図
【図29】第1の実施例におけるCPUの動作タイミン
グを示す図
【図30】第7の実施例におけるCPUの動作タイミン
グを示す図
【図31】本発明の映像編集装置の第8実施例のブロッ
ク図
【図32】コマンド転送要求信号の回数とコマンドの一
覧を示す図
【図33】従来の映像編集装置のブロック図
【図34】従来の映像編集装置の編集制御部のフローチ
ャート
【図35】従来の映像編集装置の編集制御部のフローチ
ャート
【符号の説明】
101 圧縮映像記憶部 102 圧縮映像FIFO 107 ブロック転送要求部 110 転送パラメータ計算部 111 ブロック転送実行部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 G11B 27/032

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル化された映像データを記憶
    し、フレーム単位でランダムアクセス可能で、記憶して
    いる映像データの連続する複数フレームからなる映像ブ
    ロックをブロック転送コマンドにより出力できる映像記
    憶部と、 前記映像記憶部から出力された映像ブロックを一時保持
    し、フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力す
    る映像FIFOと、 前記映像FIFOから得られる1フレームずつの映像デ
    ータを順次、動画表示する映像表示部と、 或るしきい値を保持し、前記しきい値と前記映像FIF
    O中の映像データのフレーム数を比較し、前記映像FI
    FO中の映像データのフレーム数が前記しきい値より小
    さくなった時に次のブロック転送を要求するブロック転
    送要求信号を発行するブロック転送要求部と、 前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
    を1つ以上接続して得られる1つの系列に関して、少な
    くとも各カットの接続順序を表すカット識別子と、前記
    映像記憶部中での各カットの記憶領域を特定し得る開始
    フレーム番号と終了フレーム番号を含むカット接続情報
    を保持するカット接続情報保持部と、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数である指定転送フレーム数を保持する指定転送
    フレーム数保持部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記カット接続情報保持部から得られるカット接
    続情報と、前記指定転送フレーム数保持部から得られる
    指定転送フレーム数とからブロック転送に必要なブロッ
    ク開始フレーム番号とブロック終了フレーム番号を出力
    する転送パラメータ計算部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記ブロック開始フレーム番号から前記ブロック
    終了フレーム番号までの映像ブロックのブロック転送を
    行う転送コマンドを前記映像記憶部に送信し、該記憶部
    から映像FIFOにブロック転送させるブロック転送実
    行部とからなり、 前記転送パラメータ計算部が、一番最初のブロック転送
    要求信号の時、処理対象のカット識別子である処理カッ
    ト識別子を一番最初のカット識別子に初期化し、前記カ
    ット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始
    フレーム番号とする処理カット識別子初期化部と、次に
    転送が予定されているブロック開始フレーム番号から現
    在の処理カット識別子のカットの終了フレーム番号まで
    に含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定する
    転送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム、及び
    前記ブロック終了フレーム番号設定部から得たブロック
    終了フレームを新たなブロック転送要求信号が入力され
    る度にブロック転送実行部へ出力するパラメータ出力部
    と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、処理カット
    識別子を次のカットのカット識別子に更新し、前記カッ
    ト識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フ
    レーム番号とする処理カット識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とからなることを特徴とする映像編集装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル化された映像データを記憶
    し、フレーム単位でランダムアクセス可能で、記憶して
    いる映像データの連続する複数フレームからなる映像ブ
    ロックをブロック転送コマンドにより出力できる映像記
    憶部と、前記映像記憶部から出力された映像ブロックを
    一時保持し、フレーム再生周期に同期して1フレームず
    つ出力する複数の映像FIFOと、 全ての前記映像FIFOから得られる1フレームずつの
    映像データを合成し、順次、動画表示する映像合成表示
    部と、 或るしきい値を保持し、前記しきい値と前記映像FIF
    O中の映像データのフレーム数を比較し、前記映像FI
    FO中の映像データのフレーム数が前記しきい値より小
    さくなった時にどの前記映像FIFOが次のブロック転
    送を要求するかを表すブロック転送要求信号を発行する
    ブロック転送要求部と、 前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
    を1つ以上接続して得られる前記映像FIFOの個数分
    の系列に関して、少なくともどの映像FIFO用の系列
    に属するかを表す系列識別子と、各カットの接続順序を
    表すカット識別子と、前記映像記憶部中での記憶領域を
    特定し得る各カットの開始フレーム番号と、各カットの
    終了フレーム番号を含むカット接続情報を保持するカッ
    ト接続情報保持部と、前記映像記憶部から一度のブロッ
    ク転送で転送すべきフレーム数である指定転送フレーム
    数を保持する指定転送フレーム数保持部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記カット接続情報保持部から得られるカット接
    続情報と、前記指定転送フレーム数保持部から得られる
    指定転送フレーム数とからブロック転送に必要な転送先
    の映像FIFOを特定する系列識別子とブロック開始フ
    レーム番号とブロック終了フレーム番号とを出力する転
    送パラメータ計算部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記ブロック開始フレーム番号から前記ブロック
    終了フレーム番号までの映像ブロックを前記系列識別子
    で指定される前記映像FIFOへブロック転送すること
    を指示する転送コマンドを前記映像記憶部に送出するブ
    ロック転送実行部とからなり、 前記転送パラメータ計算部が、 自系列にとって一番最初のブロック転送要求信号の時、
    処理対象のカット識別子である処理カット識別子を自系
    列の一番最初のカット識別子に初期化し、前記カット識
    別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレー
    ム番号とする処理カット識別子初期化部と、 自系列において次に転送が予定されているブロック開始
    フレーム番号から現在の処理カット識別子のカットの終
    了フレーム番号までに含まれるフレーム数が所定値以下
    かどうかを判定する転送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム及び前
    記ブロック終了フレーム番号設定部から得たブロック終
    了フレーム、自系列の系列識別子を新たなブロック転送
    要求信号が入力される度にブロック転送実行部へ出力す
    るパラメータ出力部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、処理カット
    識別子を自系列の次のカットのカット識別子に更新し、
    前記カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロッ
    ク開始フレーム番号とする処理カット識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とを各系列ごとに持つことを特徴とする映像編集装
    置。
  3. 【請求項3】 ディジタル化された映像データをその構
    成台数で分割した部分映像データを記憶し、ランダムア
    クセス可能で、前記部分映像データの連続するデータで
    ある部分映像ブロックをブロック転送コマンドにより出
    力できる複数個の部分映像記憶部と、 前記部分映像記憶部から出力された部分映像ブロックを
    一時保持し、同一映像データに由来する部分映像データ
    がすべて得られるとそれらから映像データを再構成し、
    フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力する映
    像FIFOと、 前記映像FIFOから得られる1フレームずつの映像デ
    ータを順次、動画表示する映像表示部と、 或るしきい値を保持し、前記しきい値と前記映像FIF
    O中の映像データのフレーム数を比較し、前記映像FI
    FO中の映像データのフレーム数が前記しきい値より小
    さくなった時にブロック転送を要求するブロック転送要
    求信号を発行するブロック転送要求部と、 前記部分映像記憶部群中の映像の連続した小区間である
    カットを1つ以上接続して得られる1つの系列に関し
    て、少なくとも各カットの接続順序を表すカット識別子
    と、前記部分映像記憶部群中での各カットの記憶領域を
    特定し得る開始フレーム番号と、終了フレーム番号を含
    むカット接続情報を保持するカット接続情報保持部と、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数である指定転送フレーム数を保持する指定転送
    フレーム数保持部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記カット接続情報保持部から得られるカット接
    続情報と、前記指定転送フレーム数保持部から得られる
    指定転送フレーム数とからブロック転送に必要なブロッ
    ク開始フレーム番号と、ブロック終了フレーム番号を出
    力する転送パラメータ計算部と、前記ブロック転送要求
    部からのブロック転送要求信号を受け、前記ブロック開
    始フレーム番号から前記ブロック終了フレーム番号まで
    の部分映像ブロックをブロック転送することを指示する
    転送コマンドを前記部分映像記憶部群に送出するブロッ
    ク転送実行部とからなり、 前記転送パラメータ計算部が、 一番最初のブロック転送要求信号の時、処理対象のカッ
    ト識別子である処理カット識別子を一番最初のカット識
    別子に初期化し、前記カット識別子のカットの開始フレ
    ーム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット
    識別子初期化部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム番号か
    ら処理カット識別子のカットの終了フレーム番号までに
    含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定する転
    送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレームと及び
    前記ブロック終了フレーム番号設定部から得たブロック
    終了フレームを、新たなブロック転送要求信号が入力さ
    れる度にブロック転送実行部へ出力するパラメータ出力
    部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、処理カット
    識別子を次のカットのカット識別子に更新し、前記カッ
    ト識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フ
    レーム番号とする処理カット識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とからなることを特徴とする映像編集装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル化された映像データをその構
    成台数で分割した部分映像データを記憶し、ランダムア
    クセス可能で、前記部分映像データの連続するデータで
    ある部分映像ブロックをブロック転送コマンドにより出
    力できる複数個の部分映像記憶部と、 前記部分映像記憶部から出力された部分映像ブロックを
    一時保持し、同一映像データに由来する部分映像データ
    がすべて得られるとそれらから映像データを再構成し、
    フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力する複
    数の映像FIFOと、 全ての前記映像FIFOから得られる1フレームずつの
    映像データを合成し、順次、動画表示する映像合成表示
    部と、 或るしきい値を保持し、前記しきい値と前記映像FIF
    O中の映像データのフレーム数を比較し、前記映像FI
    FO中の映像データのフレーム数が前記しきい値より小
    さくなった時にどの前記映像FIFOが次のブロック転
    送を要求するかを表すブロック転送要求信号を発行する
    ブロック転送要求部と、 前記部分映像記憶部群中の映像の連続した小区間である
    カットを1つ以上接続して得られる前記映像FIFOの
    個数分の系列に関して、少なくともどの映像FIFO用
    の系列に属するかを表す系列識別子と、各カットの接続
    順序を表すカット識別子と、前記部分映像記憶部群中で
    の各カットの記憶領域を特定し得る開始フレーム番号
    と、終了フレーム番号を含むカット接続情報を保持する
    カット接続情報保持部と、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数である指定転送フレーム数を保持する指定転送
    フレーム数保持部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記カット接続情報保持部から得られるカット接
    続情報と、前記指定転送フレーム数保持部から得られる
    指定転送フレーム数とからブロック転送に必要な転送先
    の前記映像FIFOを特定する前記系列識別子と、ブロ
    ック開始フレーム番号と、ブロック終了フレーム番号を
    出力する転送パラメータ計算部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記ブロック開始部分フレーム番号から前記ブロ
    ック終了部分フレーム番号までの部分映像ブロックを前
    記系列識別子で指定される前記映像FIFOへブロック
    転送を行う転送コマンドを前記部分映像記憶部群に送出
    するブロック転送実行部とからなり、 前記転送パラメータ計算部が、 自系列にとって一番最初のブロック転送要求信号の時、
    処理対象のカット識別子である処理カット識別子を自系
    列の一番最初のカット識別子に初期化し、前記カット識
    別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレー
    ム番号とする処理カット識別子初期化部と、 自系列において次に転送が予定されているブロック開始
    フレーム番号から前記処理カット識別子のカットの終了
    フレーム番号までに含まれるフレーム数が所定値以下か
    どうかを判定する転送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 前記部分映像記憶部識別子と、次に転送が予定されてい
    るブロックの開始フレームに対応する前記各部分映像記
    憶部における部分フレーム開始番号と、次に転送が予定
    されているブロックの終了フレームに対応する前記各部
    分映像記憶部における部分フレーム終了番号の組と自系
    列の系列識別子とを新たなブロック転送要求信号が入力
    される度にブロック転送実行部へ出力するパラメータ出
    力部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、処理カット
    識別子を自系列の次のカットのカット識別子に更新し、
    前記カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロッ
    ク開始フレーム番号とする処理カット識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とを各系列ごとに持つことを特徴とする映像編集装
    置。
  5. 【請求項5】 複数台が択一的に動作できるよう構成が
    され、夫々がディジタル化された映像データを記憶し、
    フレーム単位でランダムアクセス可能で、記憶している
    映像データの連続する複数フレームからなる映像ブロッ
    クをブロック転送コマンドにより出力できる映像記憶部
    と、 前記映像記憶部から出力された映像ブロックを一時保持
    し、フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力す
    る映像FIFOと、 前記映像FIFOから得られる1フレームずつの映像デ
    ータを順次、動画表示する映像表示部と、 或るしきい値を保持し、前記しきい値と前記映像FIF
    O中の映像データのフレーム数を比較し、前記映像FI
    FO中の映像データのフレーム数が前記しきい値より小
    さくなった時に次のブロック転送を要求するブロック転
    送要求信号を発行するブロック転送要求部と、 前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
    を1つ以上接続して得られる1つの系列に関して、少な
    くとも各カットの接続順序を表すカット識別子と、どの
    映像記憶部に記憶されているかを表す映像記憶部識別子
    と、前記映像記憶部中での領域を特定し得る各カットの
    開始フレーム番号と、終了フレーム番号を含むカット接
    続情報を保持するカット接続情報保持部と、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数である指定転送フレーム数を保持する指定転送
    フレーム数保持部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記カット接続情報保持部から得られるカット接
    続情報と、前記指定転送フレーム数保持部から得られる
    指定転送フレーム数とからブロック転送に必要な映像記
    憶部識別子と、ブロック開始フレーム番号と、ブロック
    終了フレーム番号を出力する転送パラメータ計算部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記ブロック開始フレーム番号から前記ブロック
    終了フレーム番号までの映像ブロックをブロック転送す
    ることを指示する転送コマンドを前記映像記憶部識別子
    で特定される前記映像記憶部に指示するブロック転送実
    行部とからなり、 前記転送パラメータ計算部が、 一番最初のブロック転送要求信号の時、処理対象のカッ
    ト識別子である処理カット識別子を一番最初のカット識
    別子に初期化し、前記カット識別子のカットの開始フレ
    ーム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット
    識別子初期化部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム番号か
    ら前記処理カット識別子のカットの終了フレーム番号ま
    でに含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定す
    る転送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム及び前
    記ブロック終了フレーム番号設定部から得たブロック終
    了フレームと、そのカットに対応する映像記憶部識別子
    とを新たなブロック転送要求信号が入力される度にブロ
    ック転送実行部へ出力するパラメータ出力部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記処理カ
    ット識別子を次のカットのカット識別子に更新し、前記
    カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開
    始フレーム番号とする処理カット識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とからなることを特徴とする映像編集装置。
  6. 【請求項6】 複数台が択一的に動作できるよう構成さ
    れ、夫々がディジタル化された映像データを記憶し、フ
    レーム単位でランダムアクセス可能で、記憶している映
    像データの連続する複数フレームからなる映像ブロック
    をブロック転送コマンドにより出力できる映像記憶部
    と、 前記映像記憶部から出力された映像ブロックを一時保持
    し、フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力す
    る複数の映像FIFOと、 全ての前記映像FIFOから得られる1フレームずつの
    映像データを合成し、順次、動画表示する映像合成表示
    部と、 或るしきい値を保持し、前記しきい値と前記映像FIF
    O中の映像データのフレーム数を比較し、前記映像FI
    FO中の映像データのフレーム数が前記しきい値より小
    さくなった時にどの前記映像FIFOが次のブロック転
    送を要求するかを表すブロック転送要求信号を発行する
    ブロック転送要求部と、 前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
    を1つ以上接続して得られる前記映像FIFOの個数分
    の系列に関して、少なくともどの映像FIFO用の系列
    に属するかを表す系列識別子と、各カットの接続順序を
    表すカット識別子と、どの映像記憶部に記憶されている
    かを表す映像記憶部識別子と、前記映像記憶部中での各
    カットの記憶領域を特定し得る開始フレーム番号と、各
    カットの終了フレーム番号を含むカット接続情報を保持
    するカット接続情報保持部と、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数である指定転送フレーム数を保持する指定転送
    フレーム数保持部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記カット接続情報保持部から得られるカット接
    続情報と、前記指定転送フレーム数保持部から得られる
    指定転送フレーム数とからブロック転送に必要な転送先
    の映像FIFOを特定する系列識別子と、映像記憶部識
    別子と、ブロック開始フレーム番号とブロック終了フレ
    ーム番号とを出力する転送パラメータ計算部と、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記ブロック開始フレーム番号から前記ブロック
    終了フレーム番号までの映像ブロックを前記系列識別子
    で指定される前記映像FIFOへブロック転送すること
    を指示する転送コマンドを前記映像記憶部識別子で特定
    される前記映像記憶部に送出するブロック転送実行部と
    からなり、 前記転送パラメータ計算部が、 自系列にとって一番最初のブロック転送要求信号の時、
    処理対象のカット識別子である処理カット識別子を自系
    列の一番最初のカット識別子に初期化し、前記カット識
    別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始フレー
    ム番号とする処理カット識別子初期化部と、 自系列において次に転送が予定されているブロック開始
    フレーム番号から前記処理カット識別子のカットの終了
    フレーム番号までに含まれるフレーム数が所定値以下か
    どうかを判定する転送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム及び前
    記ブロック終了フレーム番号設定部から得たブロック終
    了フレーム、そのカットに対応する映像記憶部識別子
    と、自系列の系列識別子を新たなブロック転送要求信号
    が入力される度にブロック転送実行部へ出力するパラメ
    ータ出力部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、処理カット
    識別子を自系列の次のカットのカット識別子に更新し、
    前記カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロッ
    ク開始フレーム番号とする処理カット識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とを各系列ごとに持つことを特徴とする映像編集装
    置。
  7. 【請求項7】 ディジタル化された映像データを記憶
    し、フレーム単位でランダムアクセス可能で、記憶して
    いる映像データの連続する複数フレームからなる映像ブ
    ロックをブロック転送コマンドにより出力できる映像記
    憶部と、 前記映像記憶部から出力された映像ブロックを一時保持
    し、フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力す
    る映像FIFOと、 前記映像FIFOから得られる1フレームずつの映像デ
    ータを順次、動画表示する映像表示部と、 或るデータしきい値を保持し、前記データしきい値と前
    記映像FIFO中の映像データのフレーム数を比較し、
    前記映像FIFO中の映像データのフレーム数が前記デ
    ータしきい値より小さくなった時に次のブロック転送を
    要求するブロック転送要求信号を発行するブロック転送
    要求部と、 前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
    を1つ以上接続して得られる1つの系列に関して、少な
    くとも各カットの接続順序を表すカット識別子と、前記
    映像記憶部中での各カットの記憶領域を特定し得る開始
    フレーム番号と、終了フレーム番号を含むカット接続情
    報を保持するカット接続情報保持部と、前記カット接続
    情報保持部から得られるカット接続情報から、ブロック
    転送コマンドを作成するブロック転送コマンド作成部
    と、 前記ブロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを
    1つ以上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロッ
    ク転送要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマン
    ドを出力するコマンドFIFOと、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記コマンドFIFOから得たブロック転送コマ
    ンドに基づいて映像ブロックをブロック転送することを
    前記映像記憶部に指示するブロック転送実行部と、 或るコマンドしきい値を保持し、前記コマンドしきい値
    と前記コマンドFIFO中のコマンド数を比較し、前記
    コマンドFIFO中のコマンド数が前記コマンドしきい
    値より小さくなった時に続きの1つもしくはそれ以上の
    コマンドを補充することを要求するコマンド補充要求信
    号を発行するコマンド補充要求部と、前記コマンド補充
    要求部からのコマンド補充要求信号を受け、前記ブロッ
    ク転送コマンド作成部に続きのコマンドを要求個数作成
    させ、作成されたブロック転送コマンドを前記コマンド
    FIFOに補充するコマンドFIFO補充部とからなる
    ことを特徴とする映像編集装置。
  8. 【請求項8】 ディジタル化された映像データを記憶
    し、フレーム単位でランダムアクセス可能で、記憶して
    いる映像データの連続する複数フレームからなる映像ブ
    ロックをブロック転送コマンドにより出力できる映像記
    憶部と、 前記映像記憶部から出力された映像ブロックを一時保持
    し、フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力す
    る複数の映像FIFOと、 全ての前記映像FIFOから得られる1フレームずつの
    映像データを合成し、順次、動画表示する映像合成表示
    部と、 或るデータしきい値を保持し、前記データしきい値と前
    記映像FIFO中の映像データのフレーム数を比較し、
    前記映像FIFO中の映像データのフレーム数が前記デ
    ータしきい値より小さくなった時にどの前記映像FIF
    Oが次のブロック転送を要求するかを表すブロック転送
    要求信号を発行するブロック転送要求部と、 前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
    を1つ以上接続して得られる前記映像FIFOの個数分
    の系列に関して、少なくともどの映像FIFO用の系列
    に属するかを表す系列識別子と、各カットの接続順序を
    表すカット識別子と、前記映像記憶部中での各カットの
    記憶領域を特定し得る開始フレーム番号と、終了フレー
    ム番号を含むカット接続情報を保持するカット接続情報
    保持部と、 前記カット接続情報保持部から得られるカット接続情報
    から、系列識別子を指定されるとその系列識別子に対応
    する映像FIFO用のブロック転送コマンドを作成する
    ブロック転送コマンド作成部と、 前記ブロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを
    1つ以上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロッ
    ク転送要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマン
    ドを出力するコマンドFIFOと、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記コマンドFIFOから得たブロック転送コマ
    ンドに基づいて映像ブロックをブロック転送することを
    前記映像記憶部に指示するブロック転送実行部と、 或るコマンドしきい値を保持し、前記コマンドしきい値
    と前記コマンドFIFO中のコマンド数を比較し、前記
    コマンドFIFO中のコマンド数が前記コマンドしきい
    値より小さくなった時に続きの映像FIFOの属する系
    列識別子とともに1つもしくはそれ以上のコマンドを補
    充することを要求するコマンド補充要求信号を発行する
    コマンド補充要求部と、 前記コマンド補充要求部からのコマンド補充要求信号を
    受け、前記ブロック転送コマンド作成部に要求された系
    列識別子の系列における続きのコマンドを要求個数作成
    させ、作成されたブロック転送コマンドを前記コマンド
    FIFOに補充するコマンドFIFO補充部とからなる
    ことを特徴とする映像編集装置。
  9. 【請求項9】 ディジタル化された映像データを記憶
    し、フレーム単位でランダムアクセス可能で、記憶して
    いる映像データの連続する複数フレームからなる映像ブ
    ロックをブロック転送コマンドにより出力できる映像記
    憶部と、 前記映像記憶部から出力された映像ブロックを一時保持
    し、フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力す
    る映像FIFOと、 前記映像FIFOから得られる1フレームずつの映像デ
    ータを順次、動画表示する映像表示部と、 或るデータしきい値を保持し、前記データしきい値と前
    記映像FIFO中の映像データのフレーム数を比較し、
    前記映像FIFO中の映像データのフレーム数が前記デ
    ータしきい値より小さくなった時に次のブロック転送を
    要求することを表すブロック転送要求信号を発行するブ
    ロック転送要求部と、 前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
    を1つ以上接続して得られる1つの系列に関して、少な
    くとも各カットの接続順序を表すカット識別子と、前記
    映像記憶部中での各カットの記憶領域を特定し得る開始
    フレーム番号と、終了フレーム番号を含むカット接続情
    報を保持するカット接続情報保持部と、 前記カット接続情報保持部から得られるカット接続情報
    から、ブロック転送コマンドを作成するブロック転送コ
    マンド作成部と、 前記ブロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを
    1つ以上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロッ
    ク転送要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマン
    ドを出力するコマンドFIFOと、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記コマンドFIFOから得たブロック転送コマ
    ンドに基づいて映像ブロックをブロック転送することを
    前記映像記憶部に指示するブロック転送実行部と、 或るコマンドしきい値を保持し、前記コマンドしきい値
    と前記コマンドFIFO中のコマンド数を比較し、前記
    コマンドFIFO中のコマンド数が前記コマンドしきい
    値より小さくなった時に続きの1つもしくはそれ以上の
    コマンドを補充することを要求するコマンド補充要求信
    号を発行するコマンド補充要求部と、 前記コマンド補充要求部からのコマンド補充要求信号を
    受け、前記ブロック転送コマンド作成部に続きのコマン
    ドを要求個数作成させ、作成されたブロック転送コマン
    ドを前記コマンドFIFOに補充するコマンドFIFO
    補充部とからなり、 前記ブロック転送コマンド作成部が、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数を指定転送フレーム数として、一番最初のブロ
    ック転送コマンド作成の時、処理対象のカット識別子で
    ある処理カット識別子を一番最初のカット識別子に初期
    化し、前記カット識別子のカットの開始フレーム番号を
    ブロック開始フレーム番号とする処理カット識別子初期
    化部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム番号か
    ら処理カット識別子のカットの終了フレーム番号までに
    含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定する転
    送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム、前記
    ブロック終了フレーム番号設定部から得るブロック終了
    フレームを新たなブロック転送要求信号が入力される度
    にブロック転送実行部へ出力するパラメータ出力部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記処理カ
    ット識別子を次のカットのカット識別子に更新し、前記
    カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開
    始フレーム番号とする処理カット識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とからなることを特徴とする映像編集装置。
  10. 【請求項10】 ディジタル化された映像データを記憶
    し、フレーム単位でランダムアクセス可能で、記憶して
    いる映像データの連続する複数フレームからなる映像ブ
    ロックをブロック転送コマンドにより出力できる映像記
    憶部と、 前記映像記憶部から出力された映像ブロックを一時保持
    し、フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力す
    る複数の映像FIFOと、 全ての前記映像FIFOから得られる1フレームずつの
    映像データを合成し、順次、動画表示する映像合成表示
    部と、 或るデータしきい値を保持し、前記データしきい値と前
    記映像FIFO中の映像データのフレーム数を比較し、
    前記映像FIFO中の映像データのフレーム数が前記デ
    ータしきい値より小さくなった時にどの前記映像FIF
    Oが次のブロック転送を要求するかを表すブロック転送
    要求信号を発行するブロック転送要求部と、 前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
    を1つ以上接続して得られる前記映像FIFOの個数分
    の系列に関して、少なくともどの映像FIFO用の系列
    に属するかを表す系列識別子と、各カットの接続順序を
    表すカット識別子と、前記映像記憶部中での各カットの
    記憶領域を特定し得る開始フレーム番号と、終了フレー
    ム番号を含むカット接続情報を保持するカット接続情報
    保持部と、 前記カット接続情報保持部から得られるカット接続情報
    から、系列識別子を指定されるとその系列識別子に対応
    する映像FIFO用のブロック転送コマンドを作成する
    ブロック転送コマンド作成部と、 前記ブロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを
    1つ以上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロッ
    ク転送要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマン
    ドを出力するコマンドFIFOと、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記コマンドFIFOから得たブロック転送コマ
    ンドに基づいて映像ブロックをブロック転送することを
    前記映像記憶部に指示するブロック転送実行部と、 或るコマンドしきい値を保持し、前記コマンドしきい値
    と前記コマンドFIFO中のコマンド数を比較し、前記
    コマンドFIFO中のコマンド数が前記コマンドしきい
    値より小さくなった時に続きの映像FIFOの属する系
    列識別子とともに1つもしくはそれ以上のコマンドを補
    充することを要求するコマンド補充要求信号を発行する
    コマンド補充要求部と、 前記コマンド補充要求部からのコマンド補充要求信号を
    受け、前記ブロック転送コマンド作成部に要求された系
    列識別子の系列における続きのコマンドを要求個数作成
    させ、作成されたブロック転送コマンドを前記コマンド
    FIFOに補充するコマンドFIFO補充部とからな
    り、 前記ブロック転送コマンド作成部が、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数を指定転送フレーム数として、一番最初のブロ
    ック転送コマンド作成の時、処理対象のカット識別子で
    ある処理カット識別子をコマンド補充要求信号の系列識
    別子を持つ一番最初のカット識別子に初期化し、前記カ
    ット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始
    フレーム番号とする処理カット識別子初期化部と、 次に転送を予定されているブロック開始フレーム番号か
    ら処理カット識別子のカットの終了フレーム番号までに
    含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定する転
    送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム、前記
    ブロック終了フレーム設定部から得るブロック終了フレ
    ーム、自分の属する系列識別子を新たなブロック転送要
    求信号が入力される度にブロッック転送実行部へ出力す
    るパラメータ出力部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記処理カ
    ット識別子を前記系列識別子を持つ次のカットのカット
    識別子に更新し、前記カット識別子のカットの開始フレ
    ーム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット
    識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とを各系列ごとに持つことを特徴とする映像編集装
    置。
  11. 【請求項11】 ディジタル化された映像データをその
    構成台数で分割した部分映像データを記憶し、ランダム
    アクセス可能で、前記部分映像データの連続するデータ
    である部分映像ブロックをブロック転送コマンドにより
    出力できる複数個の部分映像記憶部と、 前記部分映像記憶部から出力された部分映像ブロックを
    一時保持し、同一映像データに由来する部分映像データ
    がすべて得られるとそれらから映像データを再構成し、
    フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力する映
    像FIFOと、 前記映像FIFOから得られる1フレームずつの映像デ
    ータを順次、動画表示する映像表示部と、 或るデータしきい値を保持し、前記データしきい値と前
    記映像FIFO中の映像データのフレーム数を比較し、
    前記映像FIFO中の映像データのフレーム数が前記デ
    ータしきい値より小さくなった時にブロック転送を要求
    することを表すブロック転送要求信号を発行するブロッ
    ク転送要求部と、 前記部分映像記憶部群中の映像の連続した小区間である
    カットを1つ以上接続して得られる1つの系列に関し
    て、少なくとも各カットの接続順序を表すカット識別子
    と、前記部分映像記憶部群中での各カットの記憶領域を
    特定し得る開始フレーム番号と終了フレーム番号を含む
    カット接続情報を保持するカット接続情報保持部と、 前記カット接続情報保持部から得られるカット接続情報
    から、ブロック転送コマンドを作成するブロック転送コ
    マンド作成部と、 前記ブロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを
    1つ以上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロッ
    ク転送要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマン
    ドを出力するコマンドFIFOと、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記コマンドFIFOから得たブロック転送コマ
    ンドに基づいて映像ブロックをブロック転送することを
    前記映像記憶部に指示するブロック転送実行部と、 或るコマンドしきい値を保持し、前記コマンドしきい値
    と前記コマンドFIFO中のコマンド数を比較し、前記
    コマンドFIFO中のコマンド数が前記コマンドしきい
    値より小さくなった時に続きの1つもしくはそれ以上の
    コマンドを補充することを要求するコマンド補充要求信
    号を発行するコマンド補充要求部と、 前記コマンド補充要求部からのコマンド補充要求信号を
    受け、前記ブロック転送コマンド作成部に続きのコマン
    ドを要求個数作成させ、作成されたブロック転送コマン
    ドを前記コマンドFIFOに補充するコマンドFIFO
    補充部とからなり、 前記ブロック転送コマンド作成部が、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数を指定転送フレーム数として、一番最初のブロ
    ック転送コマンド作成の時、処理対象のカット識別子で
    ある処理カット識別子を一番最初のカット識別子に初期
    化し、前記カット識別子のカットの開始フレーム番号を
    ブロック開始フレーム番号とする処理カット識別子初期
    化部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム番号か
    ら処理カット識別子のカットの終了フレーム番号までに
    含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定する転
    送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 前記部分映像記憶部識別子と、次に転送しようとするブ
    ロックの開始フレームに対応する前記各部分映像記憶部
    における部分フレーム開始番号と、次に転送しようとす
    るブロックの終了フレームに対応する前記各部分映像記
    憶部における部分フレーム終了番号の組を新たなブロッ
    ク転送要求信号が入力される度にブロック転送実行部へ
    出力するパラメータ出力部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記処理カ
    ット識別子を次のカットのカット識別子に更新し、前記
    カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開
    始フレーム番号とする処理カット識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とからなることを特徴とする映像編集装置。
  12. 【請求項12】 ディジタル化された映像データをその
    構成台数で分割した部分映像データを記憶し、ランダム
    アクセス可能で、前記部分映像データの連続するデータ
    である部分映像ブロックをブロック転送コマンドにより
    出力できる複数個の部分映像記憶部と、 前記部分映像記憶部から出力された部分映像ブロックを
    一時保持し、同一映像データに由来する部分映像データ
    がすべて得られるとそれらから映像データを再構成し、
    フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力する複
    数の映像FIFOと、 全ての前記映像FIFOから得られる1フレームずつの
    映像データを合成し、順次、動画表示する映像合成表示
    部と、 或るデータしきい値を保持し、前記データしきい値と前
    記映像FIFO中の映像データのフレーム数を比較し、
    前記映像FIFO中の映像データのフレーム数が前記デ
    ータしきい値より小さくなった時にどの前記映像FIF
    Oが次のブロック転送を要求するかを表すブロック転送
    要求信号を発行するブロック転送要求部と、 前記部分映像記憶部群中の映像の連続した小区間である
    カットを1つ以上接続して得られる前記映像FIFOの
    個数分の系列に関して、少なくともどの映像FIFO用
    の系列に属するかを表す系列識別子と、各カットの接続
    順序を表すカット識別子と、前記部分映像記憶部群中で
    の各カットの記憶領域を特定し得る開始フレーム番号と
    終了フレーム番号を含むカット接続情報を保持するカッ
    ト接続情報保持部と、 前記カット接続情報保持部から得られるカット接続情報
    から、系列識別子を指定されるとその系列識別子に対応
    する映像FIFO用のブロック転送コマンドを作成する
    ブロック転送コマンド作成部と、 前記ブロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを
    1つ以上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロッ
    ク転送要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマン
    ドを出力するコマンドFIFOと、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記コマンドFIFOから得たブロック転送コマ
    ンドに基づいて映像ブロックをブロック転送することを
    前記映像記憶部に指示するブロック転送実行部と、 或るコマンドしきい値を保持し、前記コマンドしきい値
    と前記コマンドFIFO中のコマンド数を比較し、前記
    コマンドFIFO中のコマンド数が前記コマンドしきい
    値より小さくなった時に続きの映像FIFOの属する系
    列識別子とともに1つもしくはそれ以上のコマンドを補
    充することを要求するコマンド補充要求信号を発行する
    コマンド補充要求部と、 前記コマンド補充要求部からのコマンド補充要求信号を
    受け、前記ブロック転送コマンド作成部に要求された系
    列識別子の系列における続きのコマンドを要求個数作成
    させ、作成されたブロック転送コマンドを前記コマンド
    FIFOに補充するコマンドFIFO補充部とからな
    り、 前記ブロック転送コマンド作成部が、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数を指定転送フレーム数として、一番最初のブロ
    ック転送コマンド作成の時、処理対象のカット識別子で
    ある処理カット識別子をブロック転送要求信号の系列識
    別子を持つ一番最初のカット識別子に初期化し、前記カ
    ット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始
    フレーム番号とする処理カット識別子初期化部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム番号か
    ら処理カット識別子のカットの終了フレーム番号までに
    含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定する転
    送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 前記部分映像記憶部識別子と、次に転送が予定されてい
    るブロックの開始フレームに対応する前記各部分映像記
    憶部における部分フレーム開始番号と、次に転送が予定
    されているブロックの終了フレームに対応する前記各部
    分映像記憶部における部分フレーム終了番号の組と自分
    の属する系列識別子とを新たなブロック転送要求信号が
    入力される度にブロック転送実行部へ出力するパラメー
    タ出力部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記処理カ
    ット識別子を前記系列識別子を持つ次のカットのカット
    識別子に更新し、前記カット識別子のカットの開始フレ
    ーム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット
    識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とを各系列ごとに持つことを特徴とする映像編集装
    置。
  13. 【請求項13】 複数台択一的に動作できるよう構成さ
    れ、夫々がディジタル化された映像データを記憶し、フ
    レーム単位でランダムアクセス可能で、記憶している映
    像データの連続する複数フレームからなる映像ブロック
    をブロック転送コマンドにより出力できる映像記憶部
    と、 前記映像記憶部から出力された映像ブロックを一時保持
    し、フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力す
    る映像FIFOと、 前記映像FIFOから得られる1フレームずつの映像デ
    ータを順次、動画表示する映像表示部と、 或るデータしきい値を保持し、前記データしきい値と前
    記映像FIFO中の映像データのフレーム数を比較し、
    前記映像FIFO中の映像データのフレーム数が前記デ
    ータしきい値より小さくなった時に次のブロック転送コ
    マンドを要求することを表すブロック転送要求信号を発
    行するブロック転送要求部と、 前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
    を1つ以上接続して得られる1つの系列に関して、少な
    くとも各カットの接続順序を表すカット識別子と、どの
    映像記憶部に記憶されているかを表す映像記憶部識別子
    と、前記映像記憶部中での各カットの記憶領域を特定し
    得る開始フレーム番号と、終了フレーム番号を含むカッ
    ト接続情報を保持するカット接続情報保持部と、 前記カット接続情報保持部から得られるカット接続情報
    から、ブロック転送コマンドを作成するブロック転送コ
    マンド作成部と、 前記ブロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを
    1つ以上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロッ
    ク転送要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマン
    ドを出力するコマンドFIFOと、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記コマンドFIFOから得たブロック転送コマ
    ンドに基づいて映像ブロックをブロック転送することを
    前記映像記憶部に指示するブロック転送実行部と、 或るコマンドしきい値を保持し、前記コマンドしきい値
    と前記コマンドFIFO中のコマンド数を比較し、前記
    コマンドFIFO中のコマンド数が前記コマンドしきい
    値より小さくなった時に続きの1つもしくはそれ以上の
    コマンドを補充することを要求するコマンド補充要求信
    号を発行するコマンド補充要求部と、 前記コマンド補充要求部からのコマンド補充要求信号を
    受け、前記ブロック転送コマンド作成部に続きのコマン
    ドを要求個数作成させ、作成されたブロック転送コマン
    ドを前記コマンドFIFOに補充するコマンドFIFO
    補充部とからなり、 前記ブロック転送コマンド作成部が、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数を指定転送フレーム数として、一番最初のブロ
    ック転送コマンド作成の時、処理対象のカット識別子で
    ある処理カット識別子を一番最初のカット識別子に初期
    化し、前記カット識別子のカットの開始フレーム番号を
    ブロック開始フレーム番号とする処理カット識別子初期
    化部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム番号か
    ら処理カット識別子のカットの終了フレーム番号までに
    含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定する転
    送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 次に転送が予定されているブロックの開始フレーム、そ
    のブロックの終了フレームと、そのカットに対応する映
    像記憶部識別子とを出力するパラメータ出力部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記処理カ
    ット識別子を次のカットのカット識別子に更新し、前記
    カット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開
    始フレーム番号とする処理カット識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とからなることを特徴とする映像編集装置。
  14. 【請求項14】 複数台が択一的に動作できるように構
    成され、夫々がディジタル化された映像データを記憶
    し、フレーム単位でランダムアクセス可能で、記憶して
    いる映像データの連続する複数フレームからなる映像ブ
    ロックをブロック転送コマンドにより出力できる映像記
    憶部と、 前記映像記憶部から出力された映像ブロックを一時保持
    し、フレーム再生周期に同期して1フレームずつ出力す
    る複数の映像FIFOと、 全ての前記映像FIFOから得られる1フレームずつの
    映像データを合成し、順次、動画表示する映像合成表示
    部と、 或るデータしきい値を保持し、前記しきい値と前記映像
    FIFO中の映像データのフレーム数を比較し、前記映
    像FIFO中の映像データのフレーム数が前記しきい値
    より小さくなった時にどの前記映像FIFOが次のブロ
    ック転送コマンドを要求するかを表すブロック転送要求
    信号を発行するブロック転送要求部と、 前記映像記憶部中の映像の連続した小区間であるカット
    を1つ以上接続して得られる前記映像FIFOの個数分
    の系列に関して、少なくともどの映像FIFO用の系列
    に属するかを表す系列識別子と、各カットの接続順序を
    表すカット識別子と、どの映像記憶部に記憶されている
    かを表す映像記憶部識別子と、前記映像記憶部中での各
    カットの記憶領域を特定し得る開始フレーム番号と、各
    カットの終了フレーム番号を含むカット接続情報を保持
    するカット接続情報保持部と、 前記カット接続情報保持部から得られるカット接続情報
    から、系列識別子を指定されるとその系列識別子に対応
    する映像FIFO用のブロック転送コマンドを作成する
    ブロック転送コマンド作成部と、 前記ブロック転送コマンド作成部が作成したコマンドを
    1つ以上保持し、前記ブロック転送要求部からのブロッ
    ク転送要求信号を受け、自分が保持する中の先頭コマン
    ドを出力するコマンドFIFOと、 前記ブロック転送要求部からのブロック転送要求信号を
    受け、前記コマンドFIFOから得たブロック転送コマ
    ンドに基づいて映像ブロックをブロック転送することを
    前記映像記憶部に指示するブロック転送実行部と、 或るコマンドしきい値を保持し、前記コマンドしきい値
    と前記コマンドFIFO中のコマンド数を比較し、前記
    コマンドFIFO中のコマンド数が前記コマンドしきい
    値より小さくなった時に続きの映像FIFOの属する系
    列識別子とともに1つもしくはそれ以上のコマンドを補
    充することを要求するコマンド補充要求信号を発行する
    コマンド補充要求部と、 前記コマンド補充要求部からのコマンド補充要求信号を
    受け、前記ブロック転送コマンド作成部に要求された系
    列識別子の系列における続きのコマンドを要求個数作成
    させ、作成されたブロック転送コマンドを前記コマンド
    FIFOに補充するコマンドFIFO補充部とからな
    り、 前記ブロック転送コマンド作成部が、 前記映像記憶部から一度のブロック転送で転送すべきフ
    レーム数を指定転送フレーム数として、一番最初のブロ
    ック転送コマンド作成の時、処理対象のカット識別子で
    ある処理カット識別子をブロック転送要求信号の系列識
    別子を持つ一番最初のカット識別子に初期化し、前記カ
    ット識別子のカットの開始フレーム番号をブロック開始
    フレーム番号とする処理カット識別子初期化部と、 次に転送が予定されているブロック開始フレーム番号か
    ら処理カット識別子のカットの終了フレーム番号までに
    含まれるフレーム数が所定値以下かどうかを判定する転
    送フレーム数判定部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    処理カット識別子のカットの終了フレーム番号をブロッ
    ク終了フレーム番号とし、条件が成立しない時、前記処
    理カット識別子のカットの開始フレーム番号から前記指
    定転送フレーム数のフレーム数が含まれる範囲となるよ
    うにブロック終了フレーム番号を設定するブロック終了
    フレーム番号設定部と、 次に転送が予定されているブロックの開始フレーム、そ
    のブロックの終了フレーム、そのカットに対応する映像
    記憶部識別子と、自分の属する系列識別子とを出力する
    パラメータ出力部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立する時、前記
    パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記処理カ
    ット識別子を前記系列識別子を持つ次のカットのカット
    識別子に更新し、前記カット識別子のカットの開始フレ
    ーム番号をブロック開始フレーム番号とする処理カット
    識別子更新部と、 前記転送フレーム数判定部での条件が成立しない時、前
    記パラメータ出力部によるパラメータ出力後、前記ブロ
    ック終了フレーム番号の次のフレーム番号にブロック開
    始フレーム番号を更新するブロック開始フレーム番号更
    新部とを各系列ごとに持つことを特徴とする映像編集装
    置。
  15. 【請求項15】 前記所定値が指定転送フレーム数の3
    /2倍であることを特徴とする請求項1乃至請求項6並
    びに請求項9乃至請求項14に記載の映像編集装置。
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US08/209,746 US5539527A (en) 1993-03-11 1994-03-10 System for non-linear video editing
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06267246A (ja) * 1993-03-11 1994-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd ノンリニア映像編集装置

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