JP3356425B2 - 洗米機 - Google Patents

洗米機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、米を自動的に研
ぐことができる洗米機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米を自動的に研ぐ洗米機としては、例え
ば特開平10−71093号公報に記載されたように、
容器の底部に設けられた噴水口から容器内部に水を吐出
させることで容器内部に水流を形成し、この水流によっ
て容器内の米を研ぐものが知られている。この洗米機で
は、容器内部で水流に乗って米粒が対流し、米粒同士が
擦れ合うことで洗米を図っている。また、洗米時に発生
する汚水(米の研ぎ汁)については、容器の周壁に形成
された複数の排水孔を介して容器内部から排出される。
そして、洗米が完了すると、かかる洗米処理によって得
られた精白米を容器から炊飯釜に移し替える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された洗米機においては、容器からの米離れ
が悪く、米(精白米)の移し替えの際に容器内部に米粒
が残留付着し、スムーズに米の移し替えを行うことがで
きない。そのため、容器内部に残留付着した米粒を1つ
ずつ取り出して炊飯器に移し替えるために、この移し替
え作業が煩雑であるという問題がある。
【0004】また、残留付着している米粒を炊飯釜に移
し替えない場合であっても、容器内部から米粒を洗い流
す必要がある。特に、上記従来装置では、容器の周壁に
形成された排水孔に米粒が詰って容器内に残留すること
が多く、これらの米粒については、簡単に洗い流すこと
ができず、清掃作業性の面でも大きな問題となってい
る。
【0005】さらに、上記従来例のように単に水流や水
圧により洗米しただけでは、米に付着している糠を確実
に剥離することは難しく、洗米時間を比較的長めに設定
したとしても、糠が米に一部残存してしまうため、炊き
上がりの美味しい、しかも日持ちのするご飯を炊くこと
ができないという問題を有している。
【0006】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、短時間に良好な精白米を得ることができ、しかも
精白米を容器から簡単にかつ確実に移し替えることがで
きる洗米機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、少なくとも底部が網目状部材により構成
されるとともに、開口を介して内部空間に対して米を出
し入れ可能な容器と、少なくとも一部が網目状部材で構
成され、前記開口に対して開閉自在に設けられた蓋部材
と、前記内部空間に米が入れられた前記容器の開口を前
記蓋部材で閉じて前容器に米が収容された状態で、前記
内部空間に給水して前記内部空間内に水流を形成する水
流形成手段と、前記内部空間内に形成される水流に向け
空気流を送り込んで気泡を噴出する気泡噴出手段とを
備え、前記水流形成手段が、水道管より供給される水を
前記容器の底部に案内し、その底部を介して前記容器の
内部空間に水を供給する水供給部と、前記容器の胴体部
をパイプ状に構成して前記容器内を流れる水を前記蓋部
材に案内する中間ガイド部と、前記蓋部材の網目状部材
を通過してきた水を装置外部に排水する排水部とを有す
ることを特徴としている。
【0008】このように構成された洗米機では、米が容
器の内部空間に収容された後、当該容器の開口が蓋部材
で塞がれた状態で水流に水没配置される。ここで、容器
および蓋部材には網目状部材が設けられているため、一
方の網目状部材を介して内部空間に水流が流れ込み、こ
の水流に乗って米粒が内部空間内で対流し、米粒同士が
擦れ合うとともに、米粒は網目状部材にも擦れて米粒の
表面から糠が剥離される。
【0009】また、この発明では、気泡が水流中に噴出
されており、網目状部材を介して内部空間に流れ込んで
きた水流には気泡が含まれている。このため、米粒は内
部空間内で激しく対流しており、上記した米粒同士の擦
れ合い、および網目状部材に対する米粒の摩擦も激しく
なり、糠の剥離が促進される。しかも、水流中の気泡が
破壊する際、超音波振動が生じ、これが米粒に作用して
糠がより確実に剥離される。
【0010】そして、上記のようにして米粒から剥離さ
れた糠は水流の流れに乗って、もう一方の網目状部材を
介して内部空間から排出される一方、水流の供給を停止
すると、糠が洗い流された精白米は容器の底部、つまり
網目状部材に集まる。また、網目状部材では精白米の米
離れが良好であり、蓋部材を開けて容器から炊飯釜に確
実に移し替えることができる。もし仮に、米粒の一部が
容器に残存したとしても、開口を炊飯釜に向けた状態で
容器を軽く叩くなどして振動を与えると、残存していた
米粒がすべて容器から炊飯釜に移動する。
【0011】また、上記のように水流形成手段を構成す
ることで、水流が形成される範囲が限定され、洗米に使
用する水量を節約することができる。また、水流領域が
小さくなるため、洗米機のコンパクト化が可能となる。
【0012】さらに、前記容器を前記洗米位置に対して
着脱自在に構成してもよく、こうすることで、特に容器
からの精白米の取出しが容易となり、洗米作業の効率を
高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1および図2は、この発明にか
かる洗米機の一の実施形態を示す構成図である。この洗
米機では、下部ハウジング11に対し、上部ハウジング
12がヒンジ13によって開閉自在に取り付けられてい
る。そして、この下部ハウジング11には支持部14が
形成されており、この支持部14によって容器20が洗
米位置に対して着脱可能としている。
【0014】この容器20は、網目状のザル部材21
と、ザル部材21の開口部とほぼ同一径のパイプ部材2
2とで構成されている。より具体的には、ザル部材21
の開口部にパイプ部材22の後端部が取り付けられ、パ
イプ部材22の上端部が開口しており、この開口221
を介して内部空間SP内に米を収容したり、後述するよ
うにして洗米された精白米を取り出すことができるよう
になっている。なお、ザル部材21およびパイプ部材2
2については、衛生上問題とならない材料であれば、い
かなる材料で構成してもよく、例えばステンレスやアル
ミニウムなどの金属材料、樹脂材料などで構成すること
ができる。材料の選定については、この容器20に限定
されず、後で説明する蓋部材30および水流形成ユニッ
ト40についても全く同様である。
【0015】また、ザル部材21とパイプ部材22との
接合部には、フランジ部材23が設けられており、支持
部14に設けられた開口(図示省略)にザル部材21を
挿入するとともに、フランジ部材23をシールド部材1
5を介して支持部14の開口周縁部で係止することで容
器20が洗米位置に位置決め装着される(図1の状
態)。このように容器20に対応して支持部14が構成
されていることから、図2に示すように、支持部14か
らの容器20の取外作業も簡単に行うことができる。
【0016】この容器20の開口221を開閉するため
に、上部ハウジング12には、網目状の蓋部材30が固
着されており、図1に示すように上部ハウジング12を
閉じると、蓋部材30も容器20の開口221を塞ぐ。
一方、図2に示すように上部ハウジング12を開くと、
蓋部材30は容器20の開口221から離れて容器20
を下部ハウジング11の洗米位置に対して着脱自在とな
る。
【0017】この実施形態では、洗米位置に位置決めさ
れた容器20に収容されている米に水流を供給して洗米
するために、水流形成ユニット40が設けられている。
この水流形成ユニット40は、水道管からの水を容器2
0の底部(ザル部材21)に案内し、その底部を介して
容器20の内部空間SPに水を供給する水供給部41
と、蓋部材30を通過してきた水を装置外部に排水する
排水部42とを備えている。なお、この実施形態では、
水供給部41からザル部材21を介して内部空間SPに
与えられた水は容器20のパイプ部材22に案内されて
蓋部材30に流れるように構成されており、パイプ部材
22が本発明の「中間ガイド部」としても機能してい
る。
【0018】水供給部41は、図1に示すように、洗米
位置に配置されたザル部材21の直下位置に固定配置さ
れた漏斗部材411と、先端をザル部材21に向けなが
ら漏斗部材411のテーパ面に取り付けられた吐出ノズ
ル412とを備えており、吐出ノズル412の後端に水
道管から水を給水すると、吐出ノズル412−漏斗部材
411−ザル部材21−パイプ部材(中間ガイド部)2
2−蓋部材30の水流経路が形成される。同図中の実線
矢印は水の流れを模式的に示す一方、1点鎖線は後で説
明する気泡噴出ユニット50により水流に噴出される気
泡の流れを示している。
【0019】一方、排水部42では、蓋部材30を突出
側(図1の上方側)から覆うように排水カバー部材42
1が蓋部材30のフランジ部に水密に取りつけられてい
る。また、この排水カバー部材421の側面部から装置
外部の排水口(図示省略)に向けて排水フレキシブルホ
ース422が延びており、排水フレキシブルホース42
2を介して蓋部材30を通過してきた水(研ぎ汁)を装
置外部に排水可能となっている。なお、水流経路に残っ
た水を排水するために、この実施形態では漏斗部材41
1の下部から排水口に向けて配管423が延びている。
【0020】また、この実施形態にかかる洗米機では、
上記のようにして形成される水流に気泡を噴出して気泡
を含む水を容器20に送り込むために、気泡噴出ユニッ
ト50がさらに設けられている。この気泡噴出ユニット
50は、上部ハウジング12にブロアー51を固着し、
ブロアー51から送られる空気流を送風フレキシブルホ
ース52を介して漏斗部材411に圧送することで水流
に気泡を噴出させている。こうして形成された気泡は水
とともに水流経路に沿って送り込まれる。
【0021】図3は上記のように構成された洗米機の電
気的構成を示すブロック図である。この洗米機では、C
PU611、ROM612およびRAM613からなる
制御ユニット61が設けられており、排水フレキシブル
ホース422と配管423との合流位置に配設されて排
水の透明度を検出する排水透明度センサ62からの信号
に基づき排水の透明度を求めて洗米処理の進捗状況を判
断している。
【0022】また、制御ユニット61は、吐出ノズル4
12と水道管との間に配設された給水電磁弁63と、配
管423と排水口との間に介挿された排水電磁弁64と
も電気的に接続されており、ROM612に予め記憶さ
れているプログラムにしたがって次に説明するように水
流およびブロアー51を制御することによって洗米処理
を実行する。そして、一連の洗米処理が完了すると、制
御ユニット61は電気的に接続されたブザー65を駆動
して終了ブザーを鳴らすように構成されている。
【0023】なお、同図中の符号66はマンマシン・イ
ンターフェースとして機能する操作パネルであり、この
操作パネル66に設けられたスイッチやボタンなどを介
して洗米機に種々の指令が与えられるとともに、操作パ
ネル66に設けられた表示パネルに種々のメッセージが
表示される。
【0024】次に、図4を参照しつつ上記のように構成
された洗米機の動作について詳述する。この洗米機で
は、洗米対象となる米が収納された容器20を洗米位置
にセットし、上部ハウジング12を閉じた後、操作パネ
ル66のスタートボタン(図示省略)が押動されると、
洗米処理を少なくとも2回以上繰り返して米粒から糠を
取り除いて精白米を得る。なお、電源投入時には、ブロ
アー51はOFF状態であり、しかも給水電磁弁63お
よび排水電磁弁64は閉じられている(初期状態)。
【0025】スタートボタンが押動されると、ステップ
S1〜S4を実行して最初の洗米処理を実行する。ま
ず、給水電磁弁63が開かれて給水が開始され(ステッ
プS1)、これによって水流が形成される。そして、ス
テップS1から数秒遅れてブロアー51がON状態とな
り、水流に気泡が噴出される(ステップS2)。これに
よって、容器20の内部空間SPでは、水流に乗って米
粒が内部空間内で対流し、米粒同士が擦れ合って糠が剥
離除去されるとともに、米粒がザル部材21や蓋部材3
0の網目状部分に擦れて米粒の表面から糠が剥離除去さ
れる。しかも、この実施形態では、水流に気泡が含まれ
ることによって、米粒が内部空間SP内で激しく対流す
ることから、上記した糠の除去効果は促進される。さら
に、水流中の気泡が破壊する際、超音波振動が生じ、こ
れが米粒に作用して糠の剥離除去をさらに向上させるこ
とができる。
【0026】こうして、洗米処理が予め設定しておいた
時間、例えば数十秒だけ実行されると、給水電磁弁63
を閉じて水流を停止させると同時に、ブロアー51をO
FF状態に戻して気泡の噴出も停止して洗米処理を停止
する(ステップS3)。これに続いて、閉成されている
排水電磁弁64を所定時間だけ開いて水流経路(漏斗部
材411−ザル部材21−パイプ部材(中間ガイド部)
22−蓋部材30)に残存している水を排水する(ステ
ップS4)。
【0027】1回目の洗米処理が完了すると、上記と同
様の洗米処理(ステップS5〜S8)を実行する。そし
て、排水処理を行っている間に排水透明度センサ62か
らの信号に基づき排水の透明度を求めて、排水(研ぎ
汁)が所定の透明度に達しているか否かを判断する(ス
テップS9)。ここで、十分な透明度が確認されない間
は、糠の剥離除去が十分ではないと判断し、ステップS
5に戻って洗米処理を繰り返す。一方、十分な透明度に
達して糠の剥離除去が完了したと判断したときには、終
了ブザーを鳴らしてユーザに処理完了を報知する(ステ
ップS10)。
【0028】こうして一連の処理が完了すると、ユーザ
は図2に示すように上部ハウジング12を開いて容器2
0を洗米位置から取り出し、容器20の底部に集まって
いる精白米を炊飯釜に移し替える。ここで、容器20の
底部を網目状のザル部材21で構成しており、ザル部材
21での米離れが優れていることから、精白米を容器2
0から炊飯釜などに確実に、しかも容易に移し替えるこ
とができる。
【0029】また、この実施形態では、水流形成ユニッ
ト40を水供給部41、中間ガイド部(パイプ部材2
2)および排水部42で構成し、水流が形成される範囲
を限定しているため、洗米に使用する水量を節約するこ
とができる。また、水流領域が小さくなるため、洗米機
のコンパクト化が可能となる。というのも、本発明によ
れば、比較的大きな外容器に気泡を含む水流を形成して
おき、容器20の開口221を蓋部材30を塞ぎ、容器
20および蓋部材30を外容器の水流中に水没配置する
ようにして、上記した作用効果を得ることができる。し
かしながら、この変形態様では、外容器が大型化して使
用する水量が多くなり、しかも装置の大型化を招いてし
まう。これに対して、上記実施形態によれば、上記した
ように、かかる不都合を解消することができる。
【0030】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、上記実施形態では、容器20をザル部材2
1とパイプ部材22とで構成しているが、図5に示すよ
うに容器20全体を網目状のザル部材で構成してもよ
く、米粒と網目状部分との接触面積が大きくなり、糠を
より効率よく剥離除去することができる。ただし、この
ように構成した場合、容器20の胴体部を取り囲むよう
に中間ガイド部43を設ける必要がある。
【0031】また、上記実施形態では、蓋部材30全体
を網目状として構成しているが、部分的に網目状に形成
してもよい。
【0032】また、上記実施形態では、気泡を含んだ水
流を下方から直上に向けて流しているが、水流経路はこ
れに限定されるものではなく、例えば容器20の底部に
供給された水(気泡を含む)を斜め上方に導くように水
流ユニットを構成するようにしてもよい。
【0033】また、上記実施形態では、排水透明度セン
サ62を設け、このセンサ62からの信号に基づき排水
の透明度を求めて、糠の剥離除去が十分であるか否かを
判断しているが、センサを用いる代わりに予め洗米処理
の繰り返し回数や洗米処理時間などを設定しておいても
よい。
【0034】さらに、上記実施形態では、上部ハウジン
グ12に蓋部材30が固着されて上部ハウジング12の
開閉動作とともに蓋部材30が容器20の開口221に
対して開閉するように構成しているが、蓋部材30単独
で容器20の開口221に対して開閉するように構成し
てもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、少な
くとも底部が網目状部材により構成された容器に米を収
容するとともに、少なくとも一部が網目状部材で構成さ
れた蓋部材によって容器の開口を閉じた状態で、容器の
内部空間に給水して内部空間内に水流を形成するととも
に、その水流に向けて空気流を送り込んで気泡を噴出し
ているので、次のような作用効果が得られる。(1)水流
に乗って米粒が内部空間内で対流し、米粒同士が擦れ合
って糠が剥離除去される。(2)米粒が網目状部材に擦れ
て米粒の表面から糠が剥離除去される。(3)水流に気泡
が含まれることによって、米粒が内部空間内で激しく対
流し、上記(1)および(2)の作用効果が促進される。(4)
水流中の気泡が破壊する際、超音波振動が生じ、これが
米粒に作用して糠が剥離除去される。(5)容器の底部が
米離れに優れている網目状部材によって構成されている
ことから、糠が洗い流された精白米を容器から炊飯釜な
どに確実に、しかも容易に移し替えることができる。
らに、容器の胴体部をパイプ状に構成して容器内を流れ
る水を蓋部材に案内するように構成したので、水流が形
成される範囲が限定され、洗米に使用する水量を節約す
ることができる。また、水流領域が小さくなるため、洗
米機のコンパクト化が可能となる。
【0036】さらに、請求項の発明によれば、容器を
洗米位置に対して着脱自在に構成しているので、特に容
器からの精白米の取出しが容易となり、優れた洗米作業
効率が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる洗米機の一の実施形態を示す
構成図である。
【図2】この発明にかかる洗米機の一の実施形態を示す
構成図である。
【図3】図1および図2に示す洗米機の電気的構成を示
すブロック図である。
【図4】図1および図2に示す洗米機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】この発明にかかる洗米機の他の実施形態におけ
る容器の構成図である。
【符号の説明】
20…容器 21…ザル部材 22…パイプ部材(中間ガイド部) 30…蓋部材 40…水流形成ユニット(水流形成手段) 41…水供給部 42…排水部 43…中間ガイド部 50…気泡噴出ユニット 51…ブロアー 221…(容器の)開口 411…漏斗部材 412…吐出ノズル 421…排水カバー部材 422…排水フレキシブルホース 423…配管 SP…内部空間

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも底部が網目状部材により構成
    されるとともに、開口を介して内部空間に対して米を出
    し入れ可能な容器と、 少なくとも一部が網目状部材で構成され、前記開口に対
    して開閉自在に設けられた蓋部材と、 前記内部空間に米が入れられた前記容器の開口を前記蓋
    部材で閉じて前容器に米が収容された状態で、前記内部
    空間に給水して前記内部空間内に水流を形成する水流形
    成手段と、 前記内部空間内に形成される水流に向けて空気流を送り
    込んで気泡を噴出する気泡噴出手段とを備え、前記水流形成手段が、水道管より供給される水を前記容
    器の底部に案内し、その底部を介して前記容器の内部空
    間に水を供給する水供給部と、前記容器の胴体部をパイ
    プ状に構成して前記容器内を流れる水を前記蓋部材に案
    内する中間ガイド部と、前記蓋部材の網目状部材を通過
    してきた水を装置外部に排水する排水部とを有する こと
    を特徴とする洗米機。
  2. 【請求項2】 前記容器は前記洗米位置に対して着脱自
    在となっている請求項記載の洗米機。
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