JP3355897B2 - エンジン - Google Patents
エンジンInfo
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- JP3355897B2 JP3355897B2 JP31400295A JP31400295A JP3355897B2 JP 3355897 B2 JP3355897 B2 JP 3355897B2 JP 31400295 A JP31400295 A JP 31400295A JP 31400295 A JP31400295 A JP 31400295A JP 3355897 B2 JP3355897 B2 JP 3355897B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muffler
- fuel tank
- engine
- gasket
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はシリンダとマフラの
間に挾まれるガスケットの下端部をマフラの下側に巻き
込んで輻射熱遮へい板としたエンジンに関するものであ
る。
間に挾まれるガスケットの下端部をマフラの下側に巻き
込んで輻射熱遮へい板としたエンジンに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】例えば刈払機の駆動源となるエンジン
は、一般的にマフラの下側に燃料タンクを配置した構造
となっており、マフラからの輻射熱によってプラスチッ
クで成形された燃料タンクが変形等を生じてしまうとい
った問題があった。この問題を解決するために従来で
は、シリンダとマフラの間に挾むガスケットを大きく
し、下端部をマフラ下側に巻き込んでマフラから燃料タ
ンクへの輻射熱を遮へいしていた。
は、一般的にマフラの下側に燃料タンクを配置した構造
となっており、マフラからの輻射熱によってプラスチッ
クで成形された燃料タンクが変形等を生じてしまうとい
った問題があった。この問題を解決するために従来で
は、シリンダとマフラの間に挾むガスケットを大きく
し、下端部をマフラ下側に巻き込んでマフラから燃料タ
ンクへの輻射熱を遮へいしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
ンジン構造では、マフラ下側に巻き込んだガスケットの
下端部すなわち輻射熱遮へい板は他の部品に支持されず
ガスケットの塑性変形のみで形状を保たせようとしてい
たため、エンジンの振動によりバタついたりし変形し易
いといった欠点があった。また、別部品をマフラカバー
に取り付けて輻射熱遮へい板を支持させたものもある
が、部品点数が増え、組立も構造的に面倒でコストアッ
プとなっていた。本発明の目的は、上記欠点を解決し、
マフラの下側に巻き込んだガスケットの下端部すなわち
輻射熱遮へい板を特に部品点数を増やすことなく支持
し、エンジンの振動によるバタつき、変形を防ぐことで
ある。
ンジン構造では、マフラ下側に巻き込んだガスケットの
下端部すなわち輻射熱遮へい板は他の部品に支持されず
ガスケットの塑性変形のみで形状を保たせようとしてい
たため、エンジンの振動によりバタついたりし変形し易
いといった欠点があった。また、別部品をマフラカバー
に取り付けて輻射熱遮へい板を支持させたものもある
が、部品点数が増え、組立も構造的に面倒でコストアッ
プとなっていた。本発明の目的は、上記欠点を解決し、
マフラの下側に巻き込んだガスケットの下端部すなわち
輻射熱遮へい板を特に部品点数を増やすことなく支持
し、エンジンの振動によるバタつき、変形を防ぐことで
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、プラスチッ
クのブロー成形品である燃料タンクのマフラ側上面にブ
ロー成形型合せ線に沿った上方に出張る凸部を設け、こ
の凸部を輻射熱遮へい板に当接させることにより達成さ
れる。
クのブロー成形品である燃料タンクのマフラ側上面にブ
ロー成形型合せ線に沿った上方に出張る凸部を設け、こ
の凸部を輻射熱遮へい板に当接させることにより達成さ
れる。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明を刈払機のエンジンに
採用した実施例図面を参照して説明する。図３に示すよ
うに刈払機は、桿９の先端に刈刃８を、後端にエンジン
７を配した構造であり、エンジン７は図１に示すように
上からシリンダカバーとマフラカバーとなるカバー６、
カバー６に覆われるマフラ４及びシリンダ５、マフラ４
とシリンダ５の下側に配置されるプラスチックのブロー
成形品である燃料タンク１とにより構成され、マフラ４
はガスケット３を介してボルト１０によりシリンダ５に
取り付けられている。ガスケット３は図に示すように下
端部がマフラ４の下側に巻き込んだ形状をしており、マ
フラ４から燃料タンク１への輻射熱を遮へいする輻射熱
遮へい板を構成している。
採用した実施例図面を参照して説明する。図３に示すよ
うに刈払機は、桿９の先端に刈刃８を、後端にエンジン
７を配した構造であり、エンジン７は図１に示すように
上からシリンダカバーとマフラカバーとなるカバー６、
カバー６に覆われるマフラ４及びシリンダ５、マフラ４
とシリンダ５の下側に配置されるプラスチックのブロー
成形品である燃料タンク１とにより構成され、マフラ４
はガスケット３を介してボルト１０によりシリンダ５に
取り付けられている。ガスケット３は図に示すように下
端部がマフラ４の下側に巻き込んだ形状をしており、マ
フラ４から燃料タンク１への輻射熱を遮へいする輻射熱
遮へい板を構成している。
【０００６】図２から分かるように燃料タンク１のマフ
ラ４側上面にはブロー成形型合せ線１１に沿った上方に
出張る凸部２が設けられており、凸部２は燃料タンク１
をエンジン７に組み立てたとき図１に示すようにマフラ
４の下側に巻き込んだガスケット３の下端部すなわち輻
射熱遮へい板に当接する。凸部２は摩耗を考慮し内部に
空洞が形成されない程度の薄さとなっている。マフラ４
下側に巻き込んだガスケット３の下端部すなわち輻射熱
遮へい板はガスケット３自体の自重、巻き込みのための
曲げ部のバネ弾性あるいはエンジンの振動によるバタつ
きにより燃料タンク１側に下がる方向で変形し易いが、
燃料タンク１の凸部２が当接されているため変形せず、
また燃料タンク１側の変位量が凸部２によりなくなるた
め、バタつきが極めて小さくなる。
ラ４側上面にはブロー成形型合せ線１１に沿った上方に
出張る凸部２が設けられており、凸部２は燃料タンク１
をエンジン７に組み立てたとき図１に示すようにマフラ
４の下側に巻き込んだガスケット３の下端部すなわち輻
射熱遮へい板に当接する。凸部２は摩耗を考慮し内部に
空洞が形成されない程度の薄さとなっている。マフラ４
下側に巻き込んだガスケット３の下端部すなわち輻射熱
遮へい板はガスケット３自体の自重、巻き込みのための
曲げ部のバネ弾性あるいはエンジンの振動によるバタつ
きにより燃料タンク１側に下がる方向で変形し易いが、
燃料タンク１の凸部２が当接されているため変形せず、
また燃料タンク１側の変位量が凸部２によりなくなるた
め、バタつきが極めて小さくなる。
【０００７】
【発明の効果】本発明によれば、燃料タンクのマフラ側
上面に上方に出張る凸部を設け、凸部をマフラの下側に
巻き込んだガスケットの下端部すなわち輻射熱遮へい板
に当接させるようにしたので、特に部品点数を増すこと
なく輻射熱遮へい板のエンジンの振動によるバタつき、
変形を防ぐことができるようになる。
上面に上方に出張る凸部を設け、凸部をマフラの下側に
巻き込んだガスケットの下端部すなわち輻射熱遮へい板
に当接させるようにしたので、特に部品点数を増すこと
なく輻射熱遮へい板のエンジンの振動によるバタつき、
変形を防ぐことができるようになる。
【図１】 本発明エンジンの一実施例を示す断面図。
【図２】 図１の燃料タンクＡ矢視図。
【図３】 エンジン刈込機の一例を示す斜視図。
１は燃料タンク、２は凸部、３はガスケット、４はマフ
ラ、５はシリンダ、６はカバー、７はエンジン、８は刈
刃、１１はブロー成形型合せ線である。
ラ、５はシリンダ、６はカバー、７はエンジン、８は刈
刃、１１はブロー成形型合せ線である。
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダと、シリンダに取り付けられる
マフラと、マフラの下側に設けられるプラスチックのブ
ロー成形品である燃料タンクと、シリンダとマフラの間
に挾まれ、下端部をマフラの下側すなわちマフラと燃料
タンクの間に巻き込んでマフラから燃料タンクへの輻射
熱を遮へいするようにしたガスケットとを有するエンジ
ンであって、 前記燃料タンクのマフラ側上面に上方に出張る凸部を設
け、凸部をマフラ下側に巻き込んだガスケットの下端部
に当接させたことを特徴とするエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31400295A JP3355897B2 (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31400295A JP3355897B2 (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | エンジン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09151749A JPH09151749A (ja) | 1997-06-10 |
| JP3355897B2 true JP3355897B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=18048039
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31400295A Expired - Fee Related JP3355897B2 (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3355897B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000136729A (ja) * | 1998-10-30 | 2000-05-16 | Komatsu Zenoah Co | エンジンの燃料タンク |
| US6806578B2 (en) | 2000-03-16 | 2004-10-19 | International Business Machines Corporation | Copper pad structure |
| JP4336624B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2009-09-30 | 株式会社Ｉｈｉシバウラ | 小型エンジン |
| US7424886B1 (en) | 2007-02-06 | 2008-09-16 | Herzer Bernardo J | Portable gas powered internal combustion engine arrangement |
| US9121372B2 (en) | 2007-02-06 | 2015-09-01 | Bernardo J. Herzer | Portable gas powered internal combustion engine arrangement |
| US9765918B2 (en) | 2007-02-06 | 2017-09-19 | Bernardo J. Herzer | Portable gas powered internal combustion engine arrangement |
| US8656884B1 (en) | 2007-02-06 | 2014-02-25 | Bernardo J. Herzer | Portable gas powered internal combustion engine arrangement |
| US7878170B1 (en) | 2007-10-24 | 2011-02-01 | Herzer Bernardo J | LPG fueled internal combustion engine powered devices |
| US8511286B2 (en) | 2009-08-03 | 2013-08-20 | Bernardo J. Herzer | Carburetor arrangement |
-
1995
- 1995-12-01 JP JP31400295A patent/JP3355897B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09151749A (ja) | 1997-06-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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