JP3355530B2 - 自己増殖ネットワークシステム - Google Patents

自己増殖ネットワークシステム

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JP3355530B2
JP3355530B2 JP4379192A JP4379192A JP3355530B2 JP 3355530 B2 JP3355530 B2 JP 3355530B2 JP 4379192 A JP4379192 A JP 4379192A JP 4379192 A JP4379192 A JP 4379192A JP 3355530 B2 JP3355530 B2 JP 3355530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自己増殖ネットワーク
システムに係り、特に、画像転送サービスのようなネッ
トワークシステムでユーザとサービス提供者間での回線
使用の効率化を図るためにトラヒックの集中を回避する
トラヒック制御を行う自己増殖ネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】以下に示すようなネットワークの利用形
態の変化に伴い、回線のトラヒック制御が重要な問題と
なる。
【0003】例えば、ネットワークの高速化・低価格化
が進むと、新聞等の情報がネットワークを介して各家庭
または、新聞販売店、駅の売店等に運ばれることも考え
られる。また、それに伴い、情報提供者が数多く現れる
ようになる。例えば、映像コマーシャルの場合、現在
は、電波という限られた資源を利用していることによ
り、テレビ電波局数に限界があるため、一部の企業しか
テレビコマーシャルを放映できない。
【0004】しかし、電話回線を伝送媒体として使用す
ることにより、より多くの企業が利用できる。即ち、ビ
デオセットを電話回線に組み込むことで、その企業は自
社のコマーシャルをビデオ化し、電話回線を介して放映
する。このサービスを受信したいユーザは、電話回線か
らサービス提供者にアクセスする。ユーザの受像機側
は、電話回線をテレビに接続するアダプタを介して受信
するか、または、ビュジュアルテレフォンのように直接
電話回線に接続される映像受信型電話機が開発されるこ
とにより電話回線を利用した映像コマーシャルシステム
等が実現する。これらが実現されると、サービス提供者
やユーザが増加し、トラヒックの集中が発生する。従来
のトラヒックの集中を回避する手段として以下のような
方法が用いられている。
【0005】ユーザからのアクセスを受けるサービス
提供者側の受け口(ターミナル)を増やす。
【0006】サービス提供者に接続されている回線へ
のトラヒックを監視し、輻輳の兆候がある場合に、当該
回線への入呼を制限する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方法では、利用形態の変化に対して以下のような
問題があり、充分なネットワークの利用を進めることが
できない。
【0008】従来のサービス提供者側の受信用のターミ
ナルを増やす方法は、事前のトラヒックの集中を予測し
ておかなければならず、予想もしない回線でトラヒック
の集中が発生した場合に、ユーザへの対応が著しく遅れ
る。トラヒックの予想をした場合に、その予想した規模
に伴い事前準備に多大な費用等の負担が大きい。また、
トラヒックが予想より少ない場合には、準備が無駄にな
ってしまい、予想より多すぎる場合には、ネットワーク
の共用資源を使用する他の回線使用者に影響を与えるこ
とになる。
【0009】一方、ユーザからの回線への入呼を制限す
る方法は、輻輳が回避されてもユーザの呼が抑止されて
しまうため、サービス提供者側は目的を達成することが
できない。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、トラヒックの増減に合わせて、自動的にトラヒック
の制御が実現し、ユーザがサービスを遅延なく受けるこ
とができる自己増殖ネットワークシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットッワー
クシステムの交換機ノードの配下に複数の回線が接続さ
れ、該交換機ノードを介してユーザ端末からのサービス
要求に対してサービスを提供するサービス提供装置を有
するサービスシステムにおいて、交換機ノードは、サー
ビス提供者装置に接続される回線のトラヒックを監視す
るトラヒック監視手段と、回線のトラヒックが予め定め
られた所定値以上または、該所定値以下になったことを
検出する検出手段と、検出手段の検出結果をサービス提
供装置の識別コード毎に格納する識別コード格納手段
と、サービス提供者装置が提供するサービス内容を一時
的に記憶する記憶手段と、検出手段において、トラヒッ
クが所定値より多くなったことが検出されたサービス提
供装置の識別コードに基づいて、サービス提供装置のサ
ービス内容を、サービス要求元のユーザ端末を収容する
交換機ノードに記憶させ、該交換機ノードが直接該ユー
ザ端末へ該サービス提供装置のサービス内容を提供する
ように制御する制御手段とを有する。
【0012】また、トラヒック監視手段は、トラヒック
発出している交換機ノードを分類する分類手段を含
み、検出手段は、分類手段により分類されたトラヒック
の発出している交換機ノードの中で呼の多い地域、また
は、交換機ノードを特定する特定手段を含み、制御手段
は、ユーザ端末から入力されたサービス要求先の識別コ
ードとサービス提供者装置の識別コードを参照し、一致
していれば、特定手段で特定された交換機ノードに対し
て、該サービス提供者装置からのサービス内容を記憶手
段から読み出して、該ユーザ端末に送信するよう制御す
【0013】また、制御手段は、ユーザ端末から交換ノ
ードへのトラヒックが一定時間内において、所定値以下
に減少した場合には、該ユーザ端末を収容する交換機ノ
ードへのサービス内容の提供の制御を行わずに、記憶手
段に保持しているサービス提供者装置の識別コードを無
効とする手段を含む
【0014】
【作用】本発明は、トラヒックの増減及びその原因
呼、トラヒックの集中している曲を特定できる機能を用
意し、トラヒックの多い地域の交換機ノードにサービス
提供者装置からサービス提供内容を転送し、転送された
交換機ノードから直接ユーザにサービスを実施すること
により、トラヒックの増減に応じて自動的にトラヒック
制御を行うことができる。このように、情報の提供を複
数の交換機ノードで一時的にコピーし、サービス提供者
装置の数を見かけ上、段階的に増やしていることから、
このようなネットワークを自己増殖機能を持つネットワ
ークと定義し、このようなネットワークを持つシステム
を自己増殖ネットワークシステムとする。このようなシ
ステムを備えることにより、トラヒックの集中が起きて
も、サービス提供者側よりサービス情報を交換機ノード
に対して転送し、交換機ノードにおいて収容するユーザ
端末に対応する処理を当該交換機ノードが行うため、ユ
ーザへの対応をスムーズに実現できる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例は、増殖用の別回線を用意す
る方式ではなく、高機能型の交換ノードを考慮して、通
常の回線を介して増殖処理することを前提としている。
【0016】図1は、本発明の一実施例のシステム構成
を示す。本発明のシステムは、ビデオ装置を有し画像
情報等を提供するサービス提供者装置1、情報を受信す
るユーザ端末5、サービス提供者装置1とユーザ端末
を接続するサービス提供者装置1近傍の交換機ノード
2、ユーザ端末5を収容する交換機ノード4、各交換機
2、4及びサービス提供者装置1、ユーザ端末5を接続
する接続回線3により構成される。図2は、本発明の一
実施例の基本動作を説明するための図(その1)であ
る。同図において、図1に示す交換機ノード2及び交換
機ノード4は、各々記憶装置21、41を有する。サー
ビス提供者装置1は、画像等の情報を一旦ユーザ端末
近傍の交換機ノード4の記憶装置21に格納する。そ
の後、ユーザ端末5と接続されている交換機ノード4に
接続回線を介して提供情報の分配を行う。交換機ノー
ド4は、サービス提供者装置1からの提供情報を記憶装
置41に格納し、ユーザ群51〜53に記憶装置41に
記憶されている提供情報の配信を行う。図2では、静的
な動作を示している。これは、サービス提供者装置1か
らの情報容量が多いため、(例えば、NTSC(Nationa
l Television System Committee)方式のビデオ信号は、
1分間の画像で約40メガバイトの容量を必要とする。
因みに新聞30ページ分の容量は50メガバイトであ
る)これらをサービス提供者装置1の回線のみで提供す
るには無理がある。そこで、図2のように、予め予定し
ているユーザ端末5の近傍の交換機ノード4に送付し
て、交換機ノード4が有する記憶装置41に記憶し、交
換機ノード4からユーザ端末5へサービスの内容を伝え
ることで、回線のトラヒックの増殖を抑える方式であ
る。
【0017】図3は本発明の一実施例の基本動作を説
明するための図(その2)である。同図は、映像コマー
シャルシステムのように、トラヒックの予測が難しいサ
ービスの場合を考慮して、よりダイナミックにサービス
提供者装置1の情報の内容の多くの交換機ノード2、
4、30、35に送信し、それらの交換機ノード2、
4、30、35が有する記憶装置21、31、41、3
6に提供情報をコピーするものである。同図のサービス
提供者装置1の情報の内容が、交換機ノード2に送信さ
れると、交換機ノード2のトラヒック監視手段により、
トラヒックの多い回線を割り出し、ユーザ端末5を収容
する交換機ノード4に送信され、交換機ノード4からユ
ーザ端末5に提供情報のサービスを行うものである。
【0018】但し、各交換機ノードでのトラヒック監視
手段の結果により次段の交換機ノードのトラヒックが多
ければ、さらにその先の交換機ノードに送信し、トラヒ
ックの平準化を行うこともある。同図の例では、サービ
ス提供者装置1から交換機ノード2に送信し、さらに交
換機ノード2から交換機ノード30に送信され、交換機
ノード30から交換機ノード4に送信されて、ユーザ
51に提供される。
【0019】上記の図2、図3の何れの方法も、トラッ
クの集中が発生することに先立ち、交換機ノード2は、
サービス提供者1の情報内容を一時的にキャッシングす
る必要がある。特に、交換機ノード2の配下に多くんオ
サービス提供者装置がある場合、交換機ノード2の高速
記憶装置21の容量だけでは足りなくなり、全てのサー
ビス提供者装置の情報を蓄積できなため、記憶情報の入
れ換え制御が必要9なる。また、通常、これらの情報
は、回線の高速化に伴い、高速な入出力が要求される。
従って、半導体メモリのような高速な記憶ができる記憶
装置を用いて、情報の一時蓄積が必要であるため、記憶
装置21の容量が制限される。このためには、情報内容
をキャッシングするための記憶装置が必要となる。
【0020】また、各交換機ノード内に、トラヒック監
視機能、サービス提供者側の交換機ノード2から情報提
供をサービス提供者に代わって行う代理依頼受信機能、
ユーザ側からのサービス提供者番号へのコールであるか
否かを識別する機能を有し、当該コールである場合に、
そのコールを自交換ノードで応対する制御機能が必要と
なる。なお、キャッシュ機能に関しては、コンピュータ
のキャッシュ方式と同様の方法で実現可能であるので、
ここでは詳細には説明しない。
【0021】図4は本発明の一実施例の交換機ノードの
構成を示すブロック図である。同図中、図1〜図3と同
一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0022】図4の回路100は各交換機ノードの構
成を示している。そのうち、受け付け・保持回路600
は、代理サービスを受け付ける回路及び、他の交換機ノ
ードに代わって受け付けた提供情報を保持する回路を有
している。この代理受け付け・保持回路600内の振り
分け回路601は、サービ提供者装置1側からの提供情
報を受信し、その情報を振り分ける。依頼信号処理回路
610は、交換機ノード12からのサービス提供者装置
1の情報の転送の依頼信号が入力され、ユーザに対して
代理サービスを行う際に、依頼信号に基づいてどのサー
ビス提供者装置及びどの交換機ノードからの情報かを
分析処理する。制御回路620は、ユーザ端末5からの
呼を記憶回路660か呼び出す。データ保持制御回路6
30は、依頼信号処理回路610の分析により記憶回路
660、情報保持回路670へのデータを保持するため
の制御を行う。ユーザ転送制御回路640は、記憶回路
660からのデータをユーザ装置5側に転送する制御を
行う。プロセッサ650は、各回路等の全体の制御を行
う。情報保持回路670は、記憶回路660の格納デー
タのロケーション等アドレス情報を保持する。制御回
路680は、情婦緒保持回路670のアドレス情報をユ
ーザ端末5からの呼振り分け回路700内のアドレス保
持回路に格納するための制御を行う。書込み制御回路6
61、671は記憶回路660及び、情報保持回路6
70に情報を書き込む制御を行う。また、読み出し制御
回路662、672は、記憶回路660及び情報保持回
路670から情報を読み出す制御を行う。また、交換機
ノード回路110は受け付け・保持回路600の他に、
トラヒックを監視するトラヒック監視回路800を有す
る。このトラヒック監視回路800は、ユーザ側からの
要求トラヒックを監視し、高トラヒックになっている原
因、相手先(ユーザ番号、または、そのユーザが属する
交換機ノード番号等)を検出できる回路構成をとる。単
純には、サービス提供者装置1の電話回線の出力に対応
する回線と1対1に対応できる部分であれば、監視は簡
単である。
【0023】1対1に対応する場合は、トラヒック監視
回路800は、高トアヒックであることを検出して、検
出信号を依頼信号処理回路610に送信しておく。サー
ビス提供者装置1からの情報信号は、受信回路601に
より受信され、同時に、依頼信号処理回路610にも入
力される。依頼信号処理回路610は、先刻の高トラヒ
ック信号(検出信号)を受信しているため、サービス提
供者装置1からの情報信号を捉え、データ保持制御回路
630と転送回路673を介して記憶回路660にサー
ビス提供者装置1から送信された提供情報を格納する。
【0024】また、記憶回路660のデータを格納した
アドレス(ロケーション)6713とサービス提供者
1の対応電話番号6712及び有効性ビットV671
1を情報保持回路670に格納する。
【0025】また、記憶装置660に格納されているデ
ータは図5に示すように、データ部160にヘッダ部1
50が付加されて、次の交換機ノードに転送される。ヘ
ッダ150は、代理サービス指示151、依頼先交換機
ノード152、代理電話番号153等の情報により構成
され、データ部160のデータの内容を規定する内容
(データ長)と連結されて送られてくる。このヘッダ部
150の代理サービス指示151、依頼先交換機ノード
番号152、代理電話番号153等は、自己増殖制御に
使用する情報である。代理サービス指示151は、代理
サービスを依頼する指示を示す命令コードである。依頼
先交換機ノード番号152は、サービス提供者装置1ま
たは、交換機ノード12から送られてきたデータをどの
交換機ノードに代理サービスを依頼するかを示すコード
である。代理電話番号153はサービス提供者の電話番
号等の識別コードである。データ部160は、サービス
提供者装置1からの提供情報のデータそのものが格納さ
れている。
【0026】代理サービスを依頼される交換機ノード
は、図5に示す処理依頼信号のヘッダの内容をみて、依
頼先指定交換ノードが自分のノードであるかをチェック
して、一致しない場合には、スルーパスする。一方、一
致した場合には、前段交換ノードからのパケットは、振
り分け回路601、制御回路630を介して記憶回路6
60に格納される。この時、記憶回路660にデータを
格納したアドレス(ロケーション)とサービス提供者1
の電話番号6712及び有効性ビットV6711が、情
報保持回路670に格納される。この動作は前述の動作
と同様である。
【0027】図4に示す依頼信号処理回路610は、ト
ラヒック監視回路800からの信号に基づいて、サービ
ス提供者装置1からの応答信号を監視し、処理依頼信号
のヘッダ部150を分析する。
【0028】プロセッサ650は、依頼信号処理回路6
10からの信号に基づいてサービス提供者1からの提供
情報をデータ書込み用のバッファとなる書込み制御回路
661を介して記憶回路660に格納する。また、プロ
セッサ650は、記憶回路660に格納したデータのロ
ケーションを示すデータを情報保持回路670に格納す
るようデータ保持制御回路630を介して制御する。デ
ータ保持制御回路630は、プロセッサ650からの指
令に基づいて、依頼信号処理回路610からのデータを
一旦バッファリングし、記憶回路660に格納するよう
制御する。また、データ保持制御回路630は、図7に
示す記憶回路660の格納データロケーションのデータ
を情報保持回路670に格納する場合のバッファ回路と
しても用いられる。
【0029】プロセッサ650は、図7に示す格納デー
タロケーションデータを情報保持回路670に格納する
時、同一内容を番号監視回路ブロック700の中のアド
レス保持回路714にも設定する。
【0030】転送制御回路640は、記憶回路660か
ら読み出したデータを番号監視回路ブロック700に送
信するように制御するものであり、プロセッサ650か
らの同期制御と、必要な場合は、処理依頼信号の代理サ
ービス指示151、依頼先の交換機ノード番号152、
代理電話番号153をヘッダ部150として読み出した
データに付加する動作を行う。
【0031】図7は本発明の一実施例の番号監視回路
ブロックの構成を示す。同図は、処理依頼受け付け後の
ユーザからの呼の受信機能、サービス提供者装置1から
の保持データを用いた代理サービスの処理を行うもので
ある。
【0032】番号監視回路ブロック700は、ユーザ
5からの呼を受信する回路及びサービス提供者装置
の代理サービスを行う場合の提供情報が格納されている
アドレス等の保持回路71、信号振り分け回路72、デ
ータ受け付け・転送回路73より構成される。
【0033】保持回路71は、ユーザ端末5からの呼を
受信する呼受信回路711、ユーザ端末5からの受信情
報であるサービス要求宛先番号をサービス提供者装置
の識別コードを保持する。アドレス保持回路714の比
較対象格納回路(アドレス保持エントリ)7141と一
致処理を行うことにより、サービス要求の宛先の電話番
号を検索する要求宛先番号抽出回路713、アドレス保
持エントリである比較対象格納回路7141、アドレス
保持回路714との一致処理を行い、一致信号を呼発出
制御処理回路716に送出するための一致検出回路71
5を有する。比較対象格納回路7141は、制御回路6
80により情報保持回路670に格納する情報と同じ情
報が設定される。一致検出回路715は当該交換機ノー
にサービス提供者装置の内容を記憶しているか否かを
比較対象格納回路7141のエントリを参照することに
より確認し、一致したことを検出する。即ち、当該交換
機ノードにサービス提供者装置1からの提供情報がある
ということを呼発出制御処理回路716に知らせるもの
である。また、呼発出制御処理回路716は一致検出回
路715からその知らせを受けた場合に、発出の交換機
ノードのアドレスに自交換機ノードのアドレス及び記憶
ロケーション等を付加してデータ振り分け回路72に出
力する。
【0034】信号振り分け回路72は、当該交換機ノー
ドに当該サービス提供者情報を保持していない場合の呼
発出制御回路721と、当該交換機ノードに当該サービ
ス提供者情報を保持している場合の呼発出制御回路72
2を有する。信号が呼発出制御回路721と722のど
ちらに入力されるかは、保持回路71の呼発出制御処理
回路716により決定される。
【0035】データ受け付け転送回路73は、当該交換
機ノードに当該サービス提供者情報を保持していない場
合のデータを受信する受信系回路731と、当該交換機
ノードに当該サービス提供者情報を保持している場合の
データ受信系回路732及び、データ受信系回路73
1、732のいづれかの信号を選択し、送信する選択回
路733を有する。
【0036】番号監視回路ブロック700の動作につい
て説明する。回路ブロック600(データ保持回路)で
は、図4に示すように、受信回路620を介してプロセ
ッサ650に要求信号が送信される。プロセッサ650
は、データ読み出し回路630に指示し、当該情報を格
納する記憶回路660のロケーションからデータを読み
出す。その読み出されたデータは、読み出し制御回路6
62、転送路664、転送制御回路640及び転送路6
41を介して番号監視回路ブロック700に送信され
る。
【0037】番号監視回路ブロック700に送信された
信号は、番号監視回路ブロック700内のデータ受信系
回路732に受信され、選択回路733を介してサービ
ス要求を行っているユーザ端末5に返される。
【0038】図8は、本発明の一実施例の代理サービス
受信時の交換機ノードの動作のフローチャートを示す。 ステップ1: 交換機ノードのトラヒック監視回路80
0が高トラヒックを検出すると、依頼信号処理回路61
0に登録する。 ステップ2: 依頼信号処理回路610とデータ保持回
路ブロック600でサービス提供者装置1からの応答信
号を監視する。 ステップ3: サービス提供者装置1からの応答信号を
受信し、受信した信号に代理受信依頼が含まれているか
を判断する。含まれていない場合には、ステップ2に移
行し、直接ユーザ端末5が受信する。 ステップ4: ステップ3で代理受信依頼が含まれてい
る場合には、サービス提供者装置1からの当該データを
記憶回路660に格納し、記憶回路660に格納したデ
ータのアドレス情報と該アドレス情報に対応するサービ
ス提供者装置の識別コードを情報保持回路670に格納
する。 ステップ5: ステップ4で情報保持回路670に格納
した識別コードを転送路675を介して番号監視回路ブ
ロック700の比較対象格納回路7141にも格納す
る。 ステップ6: 有効性ビットV6711を有効化し、ユ
ーザ端末5の呼受信回路711からの入力データとの比
較、または、当該サービス提供者装置の識別コードと入
力された要求サービス宛先が一致するか不一致であるか
により送信先の切り分け動作を開始する。
【0039】図9は、本発明の一実施例の代理サービス
依頼受け付け後のユーザからの呼の処理の切り分け動作
のフローチャートである。
【0040】ステップ10: 呼受信回路711で受信
したユーザ端末5からの入力に対して、登録番号との比
較、及び送信先の切り分けを開始する。 ステップ11: 比較結果が一致検出回路715に出力
される。 ステップ12: アドレス保持エントリ7141に登録
されてい登録番号二一致するユーザ端末5からサービ
ス要求先のコードの入力がない場合には、ステップ17
に移行する。 ステップ13: 登録番号にユーザ端末5から入力され
たコード番号があった場合には、呼発出制御回路716
にコール要求を当該交換機ノードに当該サービス提供者
情報を保持している場合の呼発出制御回路722に指示
する。 ステップ14: 呼発出制御回路722は、転送路70
1を介してデータ保持回路600に当該データの読み出
しの要求を出力する。 ステップ15: データ保持回路600は、番号監視回
路ブロック700からの要求に従って制御回路620、
プロセッサ650、制御回路630、661を介して当
該データを記憶回路660より読み出し、制御回路66
2を介して番号監視回路ブロック700に転送する。 ステップ16: 番号監視回路ブロック700は、デー
タ受信系732、選択回路733を介してユーザ端末
にサービス提供者装置1の提供情報を転送し、終了す
る。 ステップ17: アドレス保持エントリ7141に登録
されている登録番号に一致する入力がない場合には、呼
発出制御回路716で、通常要求として、次段の当該交
換機ノードに当該サービス提供者装置の情報を保持して
いない場合の呼発出制御回路721にコール要求を出
す。 ステップ18: サービス提供者装置1かラノデータ
は、当該交換機ノードに当該サービス提供者情報を保持
していない場合のデータ受信系回路731、選択回路7
33を介してユーザ端末5に該当情報が登録されていな
い旨の情報を転送し、終了する。
【0041】本実施例において、交換機ノードでの代理
サービスの終了処理は、サービス提供者装置1への要求
トラヒック量がある制限値以下に低減した時に実施され
る。代理サービスの終了は、番号監視回路ブロック70
0の中の比較データ保持回路7141中のアドレス保持
エントリ7141を無効化することと、データ保持回路
600中の情報保持回路670に保持されているデータ
から対応するサービス提供者装置1の登録情報を抹消す
ることにより行われる。
【0042】図10は本発明の一実施例の代理サービス
終了時の処理のフローチャートである。 ステップ21: プロセッサ650は一定時間内、各代
理電話受信回数をカウントする。 ステップ22: 代理依頼受信回数は規定限度以上であ
れば、ステップ21に移行する。 ステップ23: 代理依頼受信回数が規定限度以下であ
れば、アドレス保持エントリ7141から代理依頼のエ
ントリのVビット6711を無効にする。 ステップ24: 情報保持回路670から代理依頼のエ
ントリのVビット6711を無効にする。 ステップ25: 記憶回路660から代理依頼に対応す
るデータエントリを無効にする。
【0043】なお、要求トラヒック量のカウントは、プ
ロセッサ650が制御回路620からの要求信号に基づ
き実施する。
【0044】上記のように、トラヒックの集中している
交換機ノードにサービス提供者装置1の提供情報を転送
しておき、ユーザ端末5に当該交換機ノードからの情報
を渡ことにより、トラヒックが集中していても回線が
自由度を増すことにより、ユーザは効率的にサービスを
受けることができる。
【0045】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、画像転送
サービスのようなサービス時間の長いサービスに対し
て、トラヒック集中時であっても効率よく実現できる。
また、提供情報を記憶機能に記憶しておくことにより、
使用していない回線に代理受信を依頼し、記憶されてい
るサービス要求をしているユーザに提供情報が送信され
るため、回線を効率良く利用できる。
【0046】また、回線利用者であるユーザからみれ
ば、サービス待ち時間を短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例の基本動作を説明するための
図(その1)である。
【図3】本発明の一実施例の基本動作を説明するための
図(その2)である。
【図4】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の処理依頼信号の構成図であ
る。
【図6】本発明の一実施例の処理依頼受け付け後のユー
ザからの呼の受信機能、保持データを用いた代理サービ
ス処理を行うための構成図である。
【図7】本発明の一実施例の格納データロケーションを
示すデータ形式を示す図である。
【図8】本発明の一実施例の代理サービス受信時の動作
のフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例の代理サービス依頼受け付け
後のユーザからの呼の処理のフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例の代理サービス終了時の処
理フローチャートである。
【符号の説明】
1 サービス提供者 2,12 交換機ノード(サービス提供者近傍) 3 接続回線 4 交換機ノード(ユーザ近傍) 5,51,52,53 ユーザ 21,31,36,41 記憶装置 30,35 交換機ノード 71 保持回路 72 信号振り分け回路 73 データ受け付け転送回路 100 交換ノード回路 150 ヘッダ部 151 代理サービス指示 152 依頼先ノード番号 153 代理電話番号 160 データ部 501 受信回路 600 代理サービス受け付け・保持回路 601 振り分け回路 610 依頼信号処理回路 620 ユーザからの呼を記憶回路から呼び出す制御回
路 630 データ保持制御回路 640 転送制御回路 641 転送路 650 プロセッサ 660 記憶回路 661 書込み制御回路 662 読み出し制御回路 664 転送路 670 情報保持回路 671 書込み制御回路 672 読み出し制御回路 673 転送路 674 転送路 675 転送路 680 制御回路 700 呼振り分け回路(番号監視回路ブロック) 701 転送路 711 呼受信回路 713 要求宛先番号抽出回路 714 アドレス保持回路 715 一致検出回路 716 呼発出制御回路 721 当該交換機ノードに当該サービス提供者情報を
保持していない場合の呼発出制御回路 722 当該交換機ノードに当該サービス提供者情報を
保持している場合の呼発出制御回路 731 当該交換機ノードに当該サービス提供者情報を
保持していない場合のデータ受信系 732 当該交換機ノードに当該サービス提供者情報を
保持している場合のデータ受信系 733 選択回路 790 サービス提供者側からのデータ保持回路 6710 当該交換機ノードで保持するデータのサービ
ス提供者アドレス保持エントリが保持するアドレス情報
のデータ形式例 6711 Vビット 6712 対応電話番号 6713 メモリ・ロケーション 7141 当該交換機ノードで保持するデータのサービ
ス提供者アドレス保持エントリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−280556(JP,A) 特開 平4−334153(JP,A) 特開 平4−157858(JP,A) 特開 昭60−139052(JP,A) 特開 昭62−141880(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットッワークシステムの交換機ノード
    の配下に複数の回線が接続され、該交換機ノードを介し
    ユーザ端末からのサービス要求に対してサービスを
    供するサービス提供装置を有するサービスシステムにお
    いて、 前記交換機ノードは、 サービス提供者装置に接続される回線のトラヒックを監
    視するトラヒック監視手段と、前記回線の トラヒックが予め定められた所定値以上また
    は、該所定値以下になったことを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果を前記サービス提供装置の識別
    コード毎に格納する識別コード格納手段と、 前記サービス提供者装置が提供するサービス内容を一時
    的に記憶する記憶手段と、 前記検出手段において、トラヒックが前記所定値より
    くなったことが検出された前記サービス提供装置の識別
    コードに基づいて、前記サービス提供装置のサービス
    容を、サービス要求元のユーザ端末を収容する交換機ノ
    ードに記憶させ、該交換機ノードが直接該ユーザ端末へ
    該サービス提供装置のサービス内容を提供するように
    御する制御手段とを有することを特徴とする自己増殖ネ
    ットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記トラヒック監視手段は、 前記トラヒックの発出している交換機ノードを分類する
    分類手段を含み、 前記検出手段は、前記分類手段により分類された前記ト
    ラヒックの発出している交換機ノードの中で呼の多い地
    域、または、交換機ノードを特定する特定手段を含み、 前記制御手段は、前記ユーザ端末から入力されたサービ
    ス要求先の識別コードと前記サービス提供者装置の識別
    コードを参照し、一致していれば、前記特定手段で特定
    された交換機ノードに対して、該サービス提供者装置か
    らのサービス内容を前記記憶手段から読み出して、該ユ
    ーザ端末に送信するよう制御する請求項1記載の自己増
    殖ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、 前記ユーザ端末から前記交換ノードへのトラヒックが一
    定時間内において、前記所定値以下に減少した場合に
    は、該ユーザ端末を収容する交換機ノードへの前記サー
    ビス内容の提供の制御を行わずに、前記記憶手段に保持
    している前記サービス提供者装置の識別コードを無効と
    する手段を含む請求項1記載の自己増殖ネットワークシ
    ステム。
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