JP2002041351A - キャッシング手段を用いた配信システム - Google Patents

キャッシング手段を用いた配信システム

Info

Publication number
JP2002041351A
JP2002041351A JP2000231714A JP2000231714A JP2002041351A JP 2002041351 A JP2002041351 A JP 2002041351A JP 2000231714 A JP2000231714 A JP 2000231714A JP 2000231714 A JP2000231714 A JP 2000231714A JP 2002041351 A JP2002041351 A JP 2002041351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distribution
caching
user device
information
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000231714A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3831587B2 (ja
Inventor
Manabu Yoshino
學 吉野
Takaichi Watanabe
隆市 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2000231714A priority Critical patent/JP3831587B2/ja
Publication of JP2002041351A publication Critical patent/JP2002041351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3831587B2 publication Critical patent/JP3831587B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ装置がセンタ装置から配信された情報
をキャッシングし、センタ装置に代わってユーザ装置間
で情報のキャッシング配信を可能とする。 【解決手段】 ユーザ装置のキャッシング手段は、受信
した配信情報をキャッシングし、その配信情報を他のユ
ーザ装置にキャッシング配信する。キャッシング情報通
知手段は、キャッシング情報をセンタ装置に通知する。
キャッシング配信処理手段は、センタ装置からの配信要
求によりキャッシング配信をキャッシング手段に指示す
る。センタ装置の登録手段は、キャッシング情報を登録
する。キャッシング配信要求手段は、ユーザ装置に配信
要求を送信する。登録情報比較手段は、登録手段を検索
し、配信情報をキャッシングしているユーザ装置が登録
されていれば、そのユーザ装置からのキャッシング配信
をキャッシング配信要求手段に指示し、未登録の場合に
はその配信要求を配信要求受付手段に受け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが要求する
情報を配信する配信元をセンタ装置に限らず、ユーザ装
置間の配信も可能として配信元の分散を図るキャッシン
グ手段を用いた配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】昨今のインターネットの著しい発展と、
パーソナルコンピュータや携帯電話等の情報端末機器の
普及に伴い、数値、文字、画像、音楽などの多様なコン
テンツがインターネットを介して提供されるようになっ
ている。さらに、ユーザからの配信要求に応じて映画な
どのコンテンツを配信するビデオオンデマンド(VO
D)などが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】VODなどの配信シス
テムにおいて、多数のユーザを収容し、同時に異なるコ
ンテンツに対する配信要求に対処するためには、センタ
装置に大規模な配信用の設備を備える必要がある。それ
でも、センタ装置に配信要求が集中すると、配信装置や
配信手段(リソース)に制限があるのですべての配信要
求に応えることができず、サービス低下が避けられな
い。
【0004】本発明は、センタ装置が情報の配信を行う
とともに、ユーザ装置が配信された情報をキャッシング
し、センタ装置に代わってユーザ装置間で情報の配信
(キャッシング配信)を可能とするキャッシング手段を
用いた配信システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、配信
要求手段と配信情報出力手段とを有するユーザ装置と、
配信要求受付手段と配信情報保持手段とを有するセンタ
装置とを備え、ユーザ装置からセンタ装置へ配信要求を
送信し、要求された配信情報をセンタ装置からユーザ装
置へ配信する配信システムにおいて、ユーザ装置は、キ
ャッシング手段とキャッシング情報通知手段とキャッシ
ング配信処理手段とを備え、センタ装置は、登録手段と
キャッシング配信要求手段と登録情報比較手段とを備え
る。
【0006】ユーザ装置のキャッシング手段は、受信し
た配信情報をキャッシングし、キャッシングした配信情
報を他のユーザ装置にキャッシング配信する。キャッシ
ング情報通知手段は、キャッシング手段のキャッシング
状況を示すキャッシング情報をセンタ装置に通知する。
キャッシング配信処理手段は、センタ装置からの配信要
求を受信し、その配信要求に示されたユーザ装置に対す
るキャッシング配信をキャッシング手段に指示する。
【0007】センタ装置の登録手段は、ユーザ装置のキ
ャッシング情報通知手段から通知されたキャッシング情
報を登録する。キャッシング配信要求手段は、ユーザ装
置のキャッシング配信処理手段に対して配信要求を送信
する。登録情報比較手段は、ユーザ装置からの配信要求
を受けて登録手段の登録情報を検索し、配信要求された
配信情報をキャッシングしているユーザ装置が登録され
ているか否かを調べ、登録されている場合にはそのユー
ザ装置からキャッシング配信させるようにキャッシング
配信要求手段に指示し、未登録の場合にはその配信要求
を配信要求受付手段に受け渡す。
【0008】これにより、配信情報をキャッシングした
ユーザ装置をユーザ装置からの通知によりセンタ装置に
登録し、センタ装置に対する配信要求をそのユーザ装置
へ転送することにより、キャッシングしている配信情報
を配信要求したユーザ装置へ配信させることができる。
すなわち、センタ装置の管理のもとでユーザ装置間の情
報配信を行うことができる。
【0009】請求項2の発明は、配信要求手段と配信情
報出力手段とを有するユーザ装置と、配信要求受付手段
と配信情報保持手段とを有するセンタ装置とを備え、ユ
ーザ装置からセンタ装置へ配信要求を送信し、要求され
た配信情報をセンタ装置からユーザ装置へ配信する配信
システムにおいて、ユーザ装置は、キャッシング手段と
キャッシング配信処理手段とを備え、センタ装置は、登
録手段とキャッシング配信要求手段と登録情報比較手段
とを備える。
【0010】ユーザ装置のキャッシング手段は、受信し
た配信情報をキャッシングし、キャッシングした配信情
報を他のユーザ装置にキャッシング配信する。キャッシ
ング配信処理手段は、センタ装置からの配信要求を受信
し、その配信要求に示されたユーザ装置に対するキャッ
シング配信をキャッシング手段に指示する。
【0011】センタ装置のキャッシング配信要求手段
は、ユーザ装置のキャッシング配信処理手段に対して配
信要求を送信する。登録手段は、配信要求受付手段また
はキャッシング配信要求手段からの通知により、配信情
報をキャッシングするユーザ装置を登録する。登録情報
比較手段は、ユーザ装置からの配信要求を受けて登録手
段の登録情報を検索し、配信要求された配信情報をキャ
ッシングしているユーザ装置が登録されているか否かを
調べ、登録されている場合にはそのユーザ装置からキャ
ッシング配信させるようにキャッシング配信要求手段に
指示し、未登録の場合にはその配信要求を配信要求受付
手段に受け渡す。
【0012】これにより、配信情報をキャッシングする
ユーザ装置をセンタ装置が登録し、センタ装置に対する
配信要求をそのユーザ装置へ転送することにより、キャ
ッシングしている配信情報を配信要求したユーザ装置へ
配信させることができる。すなわち、センタ装置の管理
のもとでユーザ装置間の情報配信を行うことができる。
【0013】請求項3,4の発明は、センタ装置の勘定
手段でユーザ装置ごとのキャッシング配信を積算し、キ
ャッシング配信に伴う対価をユーザに還元できるように
する。
【0014】請求項5,6の発明は、ユーザ装置間のキ
ャッシング配信が正常に行われたか否かを監視し、正常
に行われなかった場合には他のユーザ装置またはセンタ
装置から再配信を行うようにする。
【0015】請求項7の発明は、配信要求された配信情
報をキャッシングしているユーザ装置が複数ある場合
に、その一つを選択してキャッシング配信するようにす
る。請求項8の発明は、センタ装置からの配信が混み合
っている場合に、キャッシング配信が行われるようにす
る。
【0016】請求項9の発明は、ユーザ装置のキャッシ
ング手段にキャッシングしている配信情報を消去した場
合には、その情報をセンタ装置に通知して登録手段の登
録情報を消去し、センタ装置の登録手段の登録情報を消
去した場合には、ユーザ装置に対してキャッシング手段
にキャッシングしている配信情報を保持不要とする通知
を行うキャッシング管理手段を備える。
【0017】請求項10の発明は、センタ装置のキャッ
シング配信要求手段からの配信要求がない場合は他のユ
ーザ装置へのキャッシング配信を禁止するようにする。
これにより、センタ装置に無断でユーザ装置間のキャッ
シング配信を禁止し、配信情報の著作権等を保護するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態:請求項1,
4)図1は、本発明の第1の実施形態を示す。図におい
て、配信システムは、複数のユーザ装置1(ここでは1
つ)と、センタ装置2と、両者を接続するネットワーク
3により構成される。ユーザ装置1およびセンタ装置2
内の破線で囲む部分が従来構成に対して新規な部分であ
るが、破線部分を含まない従来のユーザ装置がネットワ
ーク3を介してセンタ装置2に収容されていてもよい。
【0019】ユーザ装置1は、センタ装置2に対して配
信要求を送信する配信要求手段11と、受信した配信情
報を出力するTV画面等からなる配信情報出力手段12
と、受信した配信情報をキャッシングし、キャッシング
した配信情報を他のユーザ装置にキャッシング配信する
キャッシング手段13と、キャッシング手段13のキャ
ッシング状況を示すキャッシング情報をセンタ装置2に
通知するキャッシング情報通知手段14と、センタ装置
2からの配信要求を受信し、その配信要求に示されたユ
ーザ装置に対するキャッシング配信をキャッシング手段
13に指示するキャッシング配信処理手段15と、ネッ
トワーク3を介して上記各手段とセンタ装置2との接続
制御を行うネットワークインタフェース部16により構
成される。ここで、キャッシング手段13、キャッシン
グ情報通知手段14およびキャッシング配信処理手段1
5が新規な部分である。
【0020】センタ装置2は、ユーザ装置1からの配信
要求を受け付ける配信要求受付手段21と、配信要求受
付手段21の配信指示により保持している配信情報(コ
ンテンツ)を送信する配信情報保持手段22と、ユーザ
装置1のキャッシング情報通知手段14から通知された
キャッシング情報を登録する登録手段23と、ユーザ装
置1のキャッシング配信処理手段15に対して配信要求
を送信するキャッシング配信要求手段24と、キャッシ
ング配信要求手段24からユーザ装置に送信した配信要
求と配信先のユーザ装置から通知されたキャッシング情
報を照合してユーザ装置ごとのキャッシング配信を積算
する勘定手段25と、ユーザ装置1からの配信要求を受
けて登録手段23の登録情報を検索し、配信要求された
配信情報をキャッシングしているユーザ装置が登録され
ているか否かを調べ、登録されている場合にはそのユー
ザ装置からキャッシング配信されるようにキャッシング
配信要求手段24に指示し、未登録の場合にはその配信
要求を配信要求受付手段21に受け渡す登録情報比較手
段26と、ネットワーク3を介して上記各手段とユーザ
装置1との接続制御を行うネットワークインタフェース
部27により構成される。ここで、登録手段23、キャ
ッシング配信要求手段24、勘定手段25および登録情
報比較手段26が新規な部分である。
【0021】以下、本実施形態の動作について図2およ
び図3を参照して説明する。ここでは、図2に示すよう
に、4つのユーザ装置1−1〜1−4がネットワーク3
を介してセンタ装置2に収容され、初期状態としてどの
ユーザ装置も配信情報をキャッシングしていないものと
する。
【0022】なお、以下の説明では、配信要求(0/1
/A)は、ユーザ装置1−1からセンタ装置2に対する
配信要求であり、センタ装置2からユーザ装置1−1へ
配信情報Aの配信を求める配信要求であることを示す。
0はセンタ装置2を示す。また、配信要求(1/4/
A)は、センタ装置2からユーザ装置1−1に対する配
信要求であり、ユーザ装置1−1からユーザ装置1−4
へ配信情報Aの配信を求める配信要求であることを示
す。また、キャッシング情報〔1:A〕は、ユーザ装置
1−1が配信情報Aをキャッシングしていることを示
す。
【0023】まず、図3(1) に示すように、ユーザ装置
1−1の配信要求手段11がセンタ装置2に配信情報A
の配信要求(0/1/A)を送信したとする。センタ装
置2の登録情報比較手段26は、この配信要求を受けて
登録手段23の登録情報を検索し、配信情報Aをキャッ
シングしているユーザ装置が登録されているか否かを調
べる。このとき登録手段23には登録情報がないので、
登録情報比較手段26はその配信要求を配信要求受付手
段21に受け渡す。配信要求受付手段21はその配信要
求を受け付けると、配信情報保持手段22に対してユー
ザ装置1−1に配信情報Aを配信するように指示し、配
信情報保持手段22からユーザ装置1−1に配信情報A
を配信する。これが図2(1) の状態である。
【0024】ユーザ装置1−1のキャッシング手段13
は、センタ装置2から配信された配信情報Aをキャッシ
ングするとともに、配信情報出力手段12へ出力する。
このとき、キャッシング手段13はキャッシング情報通
知手段14に対して、配信情報Aをキャッシングした旨
のキャッシング情報〔1:A〕を通知する。キャッシン
グ情報通知手段14は、このキャッシング情報をセンタ
装置2の登録手段23に転送する。これにより、登録手
段23にはユーザ装置1−1が配信情報Aをキャッシン
グしたことを示すキャッシング情報〔1:A〕が登録さ
れる。これが図2(2) の状態である。
【0025】次に、図3(2) に示すように、ユーザ装置
1−4の配信要求手段11がセンタ装置2に配信情報A
の配信要求(0/4/A)を送信したとする。センタ装
置2の登録情報比較手段26は、この配信要求を受けて
登録手段23の登録情報を検索し、配信情報Aをキャッ
シングしているユーザ装置が登録されているか否かを調
べる。このとき登録手段23は、ユーザ装置1−1が配
信情報Aをキャッシングしていることを示す登録情報
〔1:A〕を保持している。登録情報比較手段26は、
配信情報Aがユーザ装置1−1にキャッシングされてい
ることを認識すると、キャッシング配信要求手段24に
対して、ユーザ装置1−1にキャッシング中の配信情報
Aをユーザ装置1−4に配信するように配信指示(1/
4/A)を出す。キャッシング配信要求手段24は、こ
の配信指示によりユーザ装置1−1のキャッシング配信
処理手段15に対して、キャッシング中の配信情報Aを
ユーザ装置1−4に配信させる配信要求(1/4/A)
を送信する。これが図2(3)の状態である。
【0026】ユーザ装置1−1のキャッシング配信処理
手段15は、センタ装置2のキャッシング配信要求手段
24からの配信要求(1/4/A)を受信すると、キャ
ッシング手段13に対して配信情報Aをユーザ装置1−
4に配信するように指示し、キャッシング手段13がユ
ーザ装置1−4に配信情報Aをキャッシング配信する。
ユーザ装置1−4のキャッシング手段13は、ユーザ装
置1−1から配信された配信情報Aをキャッシングする
とともに、配信情報出力手段12へ出力する。このと
き、キャッシング手段13はキャッシング情報通知手段
14に対して、配信情報Aをキャッシングした旨のキャ
ッシング情報〔4:A〕を通知する。キャッシング情報
通知手段14は、このキャッシング情報をセンタ装置2
の登録手段23に転送する。これにより、登録手段23
にはユーザ装置1−4が配信情報Aをキャッシングした
ことを示すキャッシング情報〔4:A〕が登録される。
これが図2(4) の状態である。
【0027】ここで、センタ装置2の勘定手段25は、
キャッシング配信要求手段24から送信された配信要求
(1/4/A)と、登録手段23に登録されるキャッシ
ング情報〔4:A〕を照合し、配信情報Aがユーザ装置
1−1からユーザ装置1−4へ配信されたことを確認
し、ユーザ装置1−1がキャッシング配信を行ったこと
を示すポイントを積算する。
【0028】なお、センタ装置2から配信される場合に
は、キャッシング配信要求手段24から勘定手段25に
対する入力がないので、積算処理は行われない。また、
配信先がキャッシング手段をもたない従来のユーザ装置
である場合には、キャッシング情報の返信がないので、
従来のユーザ装置を配信先とするときの勘定手段25は
キャッシング配信要求手段24からの通知のみで積算処
理を行ってもよい。さらに、勘定手段25は、すべての
場合についてキャッシング配信要求手段24からの通知
のみで積算処理を行ってもよい(請求項3)。
【0029】次に、図3(3) に示すように、ユーザ装置
1−3の配信要求手段11がセンタ装置2に配信情報A
の配信要求(0/3/A)を送信したとする。センタ装
置2の登録情報比較手段26は、この配信要求を受けて
登録手段23の登録情報を検索し、配信情報Aをキャッ
シングしているユーザ装置が登録されているか否かを調
べる。このとき登録手段23は、ユーザ装置1−1,1
−4が配信情報Aをキャッシングしていることを示す登
録情報〔1:A〕,〔4:A〕を保持している。登録情
報比較手段26は、配信情報Aがユーザ装置1−1,1
−4にキャッシングされていることを認識すると、いず
れか一方を選択してキャッシング配信要求手段24に配
信指示を出す。ここでは、ユーザ装置1−3からネット
ワーク上の距離が近い方としてユーザ装置1−4を選択
し、ユーザ装置1−4にキャッシング中の配信情報Aを
ユーザ装置1−3に配信するように配信指示(4/3/
A)を出す(請求項7)。キャッシング配信要求手段2
4は、この配信指示によりユーザ装置1−4のキャッシ
ング配信処理手段15に対して、キャッシング中の配信
情報Aをユーザ装置1−3に配信させる配信要求(4/
3/A)を送信する。これが図2(5) の状態である。
【0030】ユーザ装置1−4のキャッシング配信処理
手段15は、センタ装置2のキャッシング配信要求手段
24からの配信要求(4/3/A)を受信すると、キャ
ッシング手段13に対して配信情報Aをユーザ装置1−
3に配信するように指示し、キャッシング13がユーザ
装置1−3に配信情報Aをキャッシング配信する。ユー
ザ装置1−3のキャッシング手段13は、ユーザ装置1
−4から配信された配信情報Aをキャッシングするとと
もに、配信情報出力手段12へ出力する。このとき、キ
ャッシング手段13はキャッシング情報通知手段14に
対して、配信情報Aをキャッシングした旨のキャッシン
グ情報〔3:A〕を通知する。キャッシング情報通知手
段14は、このキャッシング情報をセンタ装置2の登録
手段23に転送する。これにより、登録手段23にはユ
ーザ装置1−3が配信情報Aをキャッシングしたことを
示すキャッシング情報〔3:A〕が登録される。これが
図2(6) の状態である。
【0031】ここで、センタ装置2の勘定手段25は、
キャッシング配信要求手段24から送信された配信要求
(4/3/A)と、登録手段23に登録されるキャッシ
ング情報〔3:A〕を照合し、配信情報Aがユーザ装置
1−4からユーザ装置1−3へ配信されたことを確認
し、ユーザ装置1−4がキャッシング配信を行ったこと
を示すポイントを積算する。
【0032】なお、ネットワーク上の距離とは、物理的
な距離と、経路となる回線の容量や輻輳状態を加味した
ものであり、より高速な配信が可能であるほど「距離」
が近いと識別する。ただし、センタ装置20は、各ユー
ザ装置間の回線容量を予め保持し、またネットワークの
輻輳状態も常時モニタできるようにする。
【0033】以上は、配信情報Aの配信要求に対する基
本的な処理手順であるが、他の配信情報B,C,…の配
信要求に対しても同様であり、センタ装置2の登録情報
比較手段26が登録手段23の登録情報に応じて、セン
タ装置2から配信するかキャッシングしているユーザ装
置から配信させるか決定される。ただし、上記の例は、
ユーザ装置がキャッシングしている配信情報について
は、常にユーザ装置から配信させるように処理している
が、センタ装置からの配信が混み合っている場合に限
り、キャッシングしているユーザ装置から配信させるよ
うにしたり、センタ装置と配信要求したユーザ装置のネ
ットワーク上の距離が、ユーザ装置間の転送距離に比べ
て十分に大きい場合などに限定してもよい(請求項
8)。
【0034】また、勘定手段25は、ユーザに対して支
払うべきキャッシング配信の対価を積算しているが、ユ
ーザからの配信要求に対して配信料金を徴収するために
積算する勘定手段もある。この両勘定手段の積算額を適
当な時期に相殺処理してもよいし、センタ装置や各ユー
ザ装置のキャッシング手段13から配信が行われるごと
に相殺するようにしてもよい。また、キャッシング配信
を行う場合には、発信元となるユーザ装置に通信料金が
課金されるので、勘定手段25の積算値をもとにその実
費負担分を現金により支払うようにしてもよい。
【0035】(第2の実施形態:請求項5,6)図4
は、本発明の第2の実施形態を示す。本実施形態の特徴
は、キャッシング配信要求手段24からユーザ装置に送
信された配信要求と配信先のユーザ装置から通知された
キャッシング情報を照合し、ユーザ装置からのキャッシ
ング配信が正常に行われた否かを監視する監視手段28
を備えるところにある。その他の構成は第1の実施形態
と同様である。
【0036】監視手段28は、キャッシング配信要求手
段24から対応するユーザ装置へ配信要求が送信された
ものの、配信先のユーザ装置からその配信情報をキャッ
シングしたことを示すキャッシング情報が入力されない
場合には、登録情報比較手段26に対して再配信要求を
行う。登録情報比較手段26は、この再配信要求におけ
る配信情報が他のユーザ装置にキャッシングされていれ
ば、そのユーザ装置からキャッシング配信させるように
処理し、その配信情報をキャッシングしているユーザ装
置が他になければ、配信要求受付手段21に配信要求を
受け渡してセンタ装置2からの配信に切り替える。これ
により、配信情報のキャッシング配信を確実に行うこと
ができる。
【0037】なお、勘定手段25と監視手段28は、キ
ャッシング配信要求手段24からの配信要求と、ユーザ
装置1から通知されるキャッシング情報を照合する構成
になっているので、例えば監視手段28の監視結果に基
づいて勘定手段25が積算処理を行うようにしてもよ
い。
【0038】また、配信先がキャッシング手段をもたな
い従来のユーザ装置である場合には、キャッシング情報
の返信はないので、従来のユーザ装置を配信先とすると
きの監視手段28は次の方法により対応する。
【0039】キャッシング手段13がキャッシング配信
する配信情報(TCP/IP等のパケット)の送り元ア
ドレスとして、自ユーザ装置のアドレスではなく、セン
タ装置2のアドレスを設定する。これにより、その配信
情報を受信するユーザ装置は、センタ装置2から配信さ
れたものと認識して、センタ装置2に対してACK信号
を返す。監視手段28では、このACK信号を監視する
ことにより、キャッシング配信を確実に行うことができ
る。
【0040】また、上記のACK信号をキャッシング配
信したユーザ装置を介してセンタ装置2に転送する方法
をとってもよい。また、キャッシング手段13からのキ
ャッシング配信について、センタ装置2−キャッシング
手段13−ユーザ装置1をマルチキャストシステムとし
て扱い、キャッシング手段13を分岐点として応答情報
(例えばIGPM Report )を中継してセンタ装置1
に転送し、監視手段28がそれを監視するようにしても
よい。
【0041】以上示したACK信号などによる監視は、
上記のキャッシング情報の代わりとして、本発明におけ
るユーザ装置とセンタ装置との間で利用してもよい。 (第3の実施形態:請求項2,3)図5は、本発明の第
3の実施形態を示す。本実施形態の特徴は、ユーザ装置
1からキャッシング情報通知手段14を省き、センタ装
置2においてユーザ装置1から通知されるキャッシング
情報ではなく、配信要求受付手段21またはキャッシン
グ配信要求手段24からの通知により、配信情報をキャ
ッシングするユーザ装置を登録手段23に登録するよう
にしたところにある。その他の構成は第1の実施形態と
同様である。
【0042】以下、本実施形態の動作について図6を参
照して説明する。ここでは、4つのユーザ装置1−1〜
1−4がネットワーク3を介してセンタ装置2に収容さ
れ、初期状態としてどのユーザ装置も配信情報をキャッ
シングしていないものとする。
【0043】まず、図6(1) に示すように、ユーザ装置
1−1の配信要求手段11がセンタ装置2に配信情報A
の配信要求(0/1/A)を送信したとする。センタ装
置2の登録情報比較手段26は、この配信要求を受けて
登録手段23の登録情報を検索し、配信情報Aをキャッ
シングしているユーザ装置が登録されているか否かを調
べる。このとき登録手段23には登録情報がないので、
登録情報比較手段26はその配信要求を配信要求受付手
段21に受け渡す。配信要求受付手段21はその配信要
求を受け付けると、配信情報保持手段22に対してユー
ザ装置1−1に配信情報Aを配信するように指示し、配
信情報保持手段22からユーザ装置1−1に配信情報A
を配信する。
【0044】さらに、配信要求受付手段21は、ユーザ
装置1−1に配信情報Aを配信したことを登録手段23
に通知し、登録手段23はユーザ装置1−1が配信情報
Aをキャッシングしたと見なしてキャッシング情報
〔1:A〕を登録する。一方、ユーザ装置1−1のキャ
ッシング手段13は、センタ装置2から配信された配信
情報Aをキャッシングするとともに、配信情報出力手段
12へ出力する。
【0045】次に、図6(2) に示すように、ユーザ装置
1−4の配信要求手段11がセンタ装置2に配信情報A
の配信要求(0/4/A)を送信したとする。センタ装
置2の登録情報比較手段26は、この配信要求を受けて
登録手段23の登録情報を検索し、配信情報Aをキャッ
シングしているユーザ装置が登録されているか否かを調
べる。このとき登録手段23は、ユーザ装置1−1が配
信情報Aをキャッシングしていることを示す登録情報
〔1:A〕を保持している。登録情報比較手段26は、
配信情報Aがユーザ装置1−1にキャッシングされてい
ることを認識すると、キャッシング配信要求手段24に
対して、ユーザ装置1−1にキャッシング中の配信情報
Aをユーザ装置1−4に配信させる配信指示(1/4/
A)を出す。キャッシング配信要求手段24は、この配
信指示によりユーザ装置1−1のキャッシング配信処理
手段15に対して、キャッシング中の配信情報Aをユー
ザ装置1−4に配信させる配信要求(1/4/A)を送
信する。さらに、キャッシング配信要求手段24は、ユ
ーザ装置1−1に配信要求(1/4/A)を送信したこ
とを登録手段23に通知し、登録手段23はユーザ装置
1−4が配信情報Aをキャッシングしたと見なしてキャ
ッシング情報〔4:A〕を登録する。
【0046】ユーザ装置1−1のキャッシング配信処理
手段15は、センタ装置2のキャッシング配信要求手段
24からの配信要求(1/4/A)を受信すると、キャ
ッシング手段13に対して配信情報Aをユーザ装置1−
4に配信するように指示し、キャッシング手段13がユ
ーザ装置1−4に配信情報Aをキャッシング配信する。
ユーザ装置1−4のキャッシング手段13は、ユーザ装
置1−1から配信された配信情報Aをキャッシングする
とともに、配信情報出力手段12へ出力する。
【0047】ここで、センタ装置2の勘定手段25は、
キャッシング配信要求手段24から送信された配信要求
(1/4/A)により、配信情報Aがユーザ装置1−1
からユーザ装置1−4へ配信されたことを認識し、ユー
ザ装置1−1がキャッシング配信を行ったことを示すポ
イントを積算する。
【0048】次に、図6(3) に示すように、ユーザ装置
1−3の配信要求手段11がセンタ装置2に配信情報A
の配信要求(0/3/A)を送信したとする。センタ装
置2の登録情報比較手段26は、この配信要求を受けて
登録手段23の登録情報を検索し、配信情報Aをキャッ
シングしているユーザ装置が登録されているか否かを調
べる。このとき登録手段23は、ユーザ装置1−1,1
−4が配信情報Aをキャッシングしていることを示す登
録情報〔1:A〕,〔4:A〕を保持している。登録情
報比較手段26は、配信情報Aがユーザ装置1−1,1
−4にキャッシングされていることを認識すると、いず
れか一方を選択してキャッシング配信要求手段24に配
信指示を出す。
【0049】ここでは、ユーザ装置1−3からネットワ
ーク上の距離が近い方としてユーザ装置1−4を選択
し、ユーザ装置1−4にキャッシング中の配信情報Aを
ユーザ装置1−3に配信させる配信指示(4/3/A)
を出す。キャッシング配信要求手段24は、この配信指
示によりユーザ装置1−4のキャッシング配信処理手段
15に対して、キャッシング中の配信情報Aをユーザ装
置1−3に配信させる配信要求(4/3/A)を送信す
る。さらに、キャッシング配信要求手段24は、ユーザ
装置1−4に配信要求(4/3/A)を送信したことを
登録手段23に通知し、登録手段23はユーザ装置1−
3が配信情報Aをキャッシングしたと見なしてキャッシ
ング情報〔3:A〕を登録する。
【0050】ユーザ装置1−4のキャッシング配信処理
手段15は、センタ装置2のキャッシング配信要求手段
24からの配信要求(4/3/A)を受信すると、キャ
ッシング手段13に対して配信情報Aをユーザ装置1−
3に配信するように指示し、キャッシング13がユーザ
装置1−3に配信情報Aをキャッシング配信する。ユー
ザ装置1−3のキャッシング手段13は、ユーザ装置1
−4から配信された配信情報Aをキャッシングするとと
もに、配信情報出力手段12へ出力する。
【0051】ここで、センタ装置2の勘定手段25は、
キャッシング配信要求手段24から送信された配信要求
(4/3/A)により、配信情報Aがユーザ装置1−4
からユーザ装置1−3へ配信されたことを認識し、ユー
ザ装置1−4がキャッシング配信を行ったことを示すポ
イントを積算する。
【0052】(第4の実施形態:請求項9)図7は、本
発明の第4の実施形態を示す。本実施形態の特徴は、ユ
ーザ装置1にキャッシング手段13のキャッシング内容
の消去等を行うキャッシング管理手段17を備え、セン
タ装置2に登録手段23の登録内容の消去等を行うキャ
ッシング管理手段29を備えたところにある。その他の
構成は第1の実施形態と同様である。なお、ユーザ装置
1のキャッシング手段13のキャッシング内容消去は、
ユーザ装置側で行う場合と、センタ装置側から行う場合
がある。
【0053】ユーザ装置側で行う場合は、例えばユーザ
がキャッシング自体を止める場合や他の配信情報を上書
きしてキャッシングする場合の他に、予め設定されたキ
ャッシング期間を超過したときに自動的または手動で消
去する場合がある。このとき、キャッシング管理手段1
7は、キャッシング手段13のキャッシング内容が消去
されたことを示すキャッシング情報をセンタ装置2のキ
ャッシング管理手段29に送信する。センタ装置2のキ
ャッシング管理手段29は、そのキャッシング情報を登
録手段23に転送し、登録手段23が登録情報を消去す
る。
【0054】一方、センタ装置側から行う場合は、例え
ばキャッシングしている配信情報が古くなり、ユーザ装
置がキャッシングしている必要がなくなった場合などが
ある。このとき、キャッシング管理手段29は、登録手
段23の登録情報を消去するとともに、ユーザ装置1の
キャッシング管理手段17にキャッシング内容の保持を
不要とするキャッシング情報を送信する。ユーザ装置1
のキャッシング管理手段17は、そのキャッシング情報
に応じてキャッシング手段13にキャッシングしている
配信情報を消去するかどうかを選択する。すなわち、セ
ンタ装置における登録情報が抹消されても、ユーザ装置
はキャッシングしている配信情報をそのまま保持してい
てもよい。
【0055】なお、ユーザ装置1のキャッシング管理手
段17とキャッシング情報通知手段14の機能を1つに
まとめてもよい。この場合には、キャッシング情報とし
て、キャッシングしたことを示すキャッシング情報と、
消去したことを示すキャッシング情報を使い分けるよう
にすればよい。
【0056】(第5の実施形態:請求項10)本実施形
態は、上記の各実施形態におけるユーザ装置1のキャッ
シング配信処理手段15に、センタ装置2のキャッシン
グ配信要求手段24からの配信要求がない場合は他のユ
ーザ装置への配信を禁止する機能を付加することを特徴
とする。これは、著作権等の制約により、ユーザ装置間
でセンタ装置2の了承を得ずに勝手にキャッシング配信
させないための要請に応える機能である。例えば、セン
タ装置2のキャッシング配信要求手段24から、配信要
求とともにユーザ装置1のキャッシング手段13をオー
プンするためのキー情報を送信し、ユーザ装置1のキャ
ッシング配信処理手段15がこのキー情報がなければキ
ャッシング手段13にアクセスできないようにする。
【0057】なお、以上示した各実施形態の機能は、そ
れぞれ任意に組合せて配信システムを構成することがで
きる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はユーザ装
置からの配信要求による情報配信をセンタ装置に限ら
ず、すでにその配信情報をキャッシングしているユーザ
装置からセンタ装置に代わって配信させることができ
る。
【0059】これにより、センタ装置は、多くの配信要
求に対応可能なように大規模な配信設備を備える必要が
なく、負荷の軽減による施設規模の縮小を図ることがで
きる。また、ユーザ装置は、自らが配信を受けた配信情
報をキャッシングし、センタ装置の代行として配信する
ことにより、適当な対価を得ることができる。さらに、
配信要求するユーザ装置にとっても、遠くのセンタ装置
から狭帯域回線を介して配信を受ける代わりに、近接し
たユーザ装置から広帯域回線を介して高速配信を受ける
ことが可能となる。したがって、配信システム全体とし
ても配信コストの効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図。
【図2】第1の実施形態の動作例を示す図。
【図3】第1の実施形態の処理手順を示す図。
【図4】本発明の第2の実施形態を示すブロック図。
【図5】本発明の第3の実施形態を示すブロック図。
【図6】第3の実施形態の処理手順を示す図。
【図7】本発明の第4の実施形態を示すブロック図。
【符号の説明】
1 ユーザ装置 2 センタ装置 3 ネットワーク 11 配信要求手段 12 配信情報出力手段 13 キャッシング手段 14 キャッシング情報通知手段 15 キャッシング配信処理手段 16 ネットワークインタフェース部 17 キャッシング管理手段 21 配信要求受付手段 22 配信情報保持手段 23 登録手段 24 キャッシング配信要求手段 25 勘定手段 26 登録情報比較手段 27 ネットワークインタフェース部 28 監視手段 29 キャッシング管理手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配信要求を送信する配信要求手段と、受
    信した配信情報を出力する配信情報出力手段とを有する
    ユーザ装置と、 前記ユーザ装置からの配信要求を受け付ける配信要求受
    付手段と、配信要求受付手段の配信指示により保持して
    いる配信情報を送信する配信情報保持手段とを有するセ
    ンタ装置とを備え、 前記ユーザ装置から前記センタ装置へ配信要求を送信
    し、要求された配信情報を前記センタ装置から前記ユー
    ザ装置へ配信する配信システムにおいて、 前記ユーザ装置は、 受信した配信情報をキャッシングし、キャッシングした
    配信情報を他のユーザ装置に配信(以下「キャッシング
    配信」という)するキャッシング手段と、 前記キャッシング手段のキャッシング状況を示すキャッ
    シング情報を前記センタ装置に通知するキャッシング情
    報通知手段と、 前記センタ装置からの配信要求を受信し、その配信要求
    に示されたユーザ装置に対するキャッシング配信を前記
    キャッシング手段に指示するキャッシング配信処理手段
    とを備え、 前記センタ装置は、 前記ユーザ装置のキャッシング情報通知手段から通知さ
    れたキャッシング情報を登録する登録手段と、 前記ユーザ装置のキャッシング配信処理手段に対して配
    信要求を送信するキャッシング配信要求手段と、 前記ユーザ装置からの配信要求を受けて前記登録手段の
    登録情報を検索し、配信要求された配信情報をキャッシ
    ングしているユーザ装置が登録されているか否かを調
    べ、登録されている場合にはそのユーザ装置からキャッ
    シング配信させるように前記キャッシング配信要求手段
    に指示し、未登録の場合にはその配信要求を前記配信要
    求受付手段に受け渡す登録情報比較手段とを備えたこと
    を特徴とするキャッシング手段を用いた配信システム。
  2. 【請求項2】 配信要求を送信する配信要求手段と、受
    信した配信情報を出力する配信情報出力手段とを有する
    ユーザ装置と、 前記ユーザ装置からの配信要求を受け付ける配信要求受
    付手段と、配信要求受付手段の配信指示により保持して
    いる配信情報を送信する配信情報保持手段とを有するセ
    ンタ装置とを備え、 前記ユーザ装置から前記センタ装置へ配信要求を送信
    し、要求された配信情報を前記センタ装置から前記ユー
    ザ装置へ配信する配信システムにおいて、 前記ユーザ装置は、 受信した配信情報をキャッシングし、キャッシングした
    配信情報を他のユーザ装置にキャッシング配信するキャ
    ッシング手段と、 前記センタ装置からの配信要求を受信し、その配信要求
    に示されたユーザ装置に対するキャッシング配信を前記
    キャッシング手段に指示するキャッシング配信処理手段
    とを備え、 前記センタ装置は、 前記ユーザ装置のキャッシング配信処理手段に対して配
    信要求を送信するキャッシング配信要求手段と、 前記配信要求受付手段または前記キャッシング配信要求
    手段からの通知により、配信情報をキャッシングするユ
    ーザ装置を登録する登録手段と、 前記ユーザ装置からの配信要求を受けて前記登録手段の
    登録情報を検索し、配信要求された配信情報をキャッシ
    ングしているユーザ装置が登録されているか否かを調
    べ、登録されている場合にはそのユーザ装置からキャッ
    シング配信させるように前記キャッシング配信要求手段
    に指示し、未登録の場合にはその配信要求を前記配信要
    求受付手段に受け渡す登録情報比較手段とを備えたこと
    を特徴とするキャッシング手段を用いた配信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のキャッ
    シング手段を用いた配信システムにおいて、 前記センタ装置は、前記キャッシング配信要求手段から
    前記ユーザ装置に配信要求を送信したときに、ユーザ装
    置ごとのキャッシング配信を積算する勘定手段を備えた
    ことを特徴とするキャッシング手段を用いた配信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のキャッシング手段を用
    いた配信システムにおいて、 前記センタ装置は、前記キャッシング配信要求手段から
    前記ユーザ装置に送信した配信要求と配信先のユーザ装
    置から通知されたキャッシング情報を照合し、ユーザ装
    置ごとのキャッシング配信を積算する勘定手段を備えた
    ことを特徴とするキャッシング手段を用いた配信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のキャッシング手段を用
    いた配信システムにおいて、 前記センタ装置は、前記キャッシング配信要求手段から
    前記ユーザ装置に配信要求を送信した後に、その配信要
    求に示された配信先のユーザ装置から通知されたキャッ
    シング情報を確認し、キャッシング配信が正常に行われ
    たか否かを監視する監視手段を備えたことを特徴とする
    キャッシング手段を用いた配信システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のキャッシング手段を用
    いた配信システムにおいて、 前記監視手段は、前記キャッシング配信が正常に行われ
    ていないときに、前記登録情報比較手段に配信要求を出
    し、他のユーザ装置からキャッシング配信させるかセン
    タ装置から配信させる処理を行う構成であることを特徴
    とするキャッシング手段を用いた配信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載のキャッ
    シング手段を用いた配信システムにおいて、 前記センタ装置の登録情報比較手段は、配信要求された
    配信情報をキャッシングしているユーザ装置が前記登録
    手段に複数登録されている場合に、その一つを選択し、
    選択したユーザ装置からキャッシング配信させるように
    前記キャッシング配信要求手段に指示する構成であるこ
    とを特徴とするキャッシング手段を用いた配信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項2に記載のキャッ
    シング手段を用いた配信システムにおいて、 前記センタ装置の登録情報比較手段は、センタ装置から
    の配信が混み合っている場合に、前記キャッシング配信
    を行うための前記登録手段に対する検索処理に入る構成
    であることを特徴とするキャッシング手段を用いた配信
    システム。
  9. 【請求項9】 請求項1または請求項2に記載のキャッ
    シング手段を用いた配信システムにおいて、 前記ユーザ装置のキャッシング手段にキャッシングして
    いる配信情報を消去した場合には、その情報を前記セン
    タ装置に通知して前記登録手段の登録情報を消去し、前
    記センタ装置の登録手段の登録情報を消去した場合に
    は、前記ユーザ装置に対して前記キャッシング手段にキ
    ャッシングしている配信情報を保持不要とする通知を行
    うキャッシング管理手段を備えたことを特徴とするキャ
    ッシング手段を用いた配信システム。
  10. 【請求項10】 請求項1または請求項2に記載のキャ
    ッシング手段を用いた配信システムにおいて、 前記ユーザ装置のキャッシング配信処理手段は、前記セ
    ンタ装置のキャッシング配信要求手段からの配信要求が
    ない場合は他のユーザ装置へのキャッシング配信を禁止
    する機能を有する構成であることを特徴とするキャッシ
    ング手段を用いた配信システム。
JP2000231714A 2000-07-31 2000-07-31 キャッシング手段を用いた配信システム Expired - Fee Related JP3831587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000231714A JP3831587B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 キャッシング手段を用いた配信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000231714A JP3831587B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 キャッシング手段を用いた配信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002041351A true JP2002041351A (ja) 2002-02-08
JP3831587B2 JP3831587B2 (ja) 2006-10-11

Family

ID=18724505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000231714A Expired - Fee Related JP3831587B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 キャッシング手段を用いた配信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3831587B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003100679A1 (fr) * 2002-05-23 2003-12-04 Sony Corporation Procede et dispositif de distribution de contenus
JP2011210059A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Intec Systems Institute Inc ネットワーク・ストレージ・システム、方法、クライアント装置、キャッシュ装置、管理サーバ、及びプログラム
JP2017224253A (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 富士通株式会社 並列処理装置及びメモリキャッシュ制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003100679A1 (fr) * 2002-05-23 2003-12-04 Sony Corporation Procede et dispositif de distribution de contenus
US7844685B2 (en) 2002-05-23 2010-11-30 Sony Corporation Apparatus and method for performing contents distribution process
JP2011210059A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Intec Systems Institute Inc ネットワーク・ストレージ・システム、方法、クライアント装置、キャッシュ装置、管理サーバ、及びプログラム
JP2017224253A (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 富士通株式会社 並列処理装置及びメモリキャッシュ制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3831587B2 (ja) 2006-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8041832B2 (en) Network data distribution system and method
US7373459B2 (en) Congestion control and avoidance method in a data processing system
US7222088B2 (en) Service system
US20030112752A1 (en) System and method for controlling congestion in networks
US20060173846A1 (en) Access information relay device, a network device, an access information managing device, a resource managing device, and an access control system
WO2001095533A1 (fr) Systeme fournisseur d'informations et dispositif a cet effet
US6683857B2 (en) Network management method, apparatus of same and network systems
EP1431859A2 (en) Method and system for restricting content redistribution
JP3940135B2 (ja) リソース管理システム及び方法並びにプログラム及びプログラムを記録した記録媒体
JP2002041351A (ja) キャッシング手段を用いた配信システム
CN1842086B (zh) 内容交付装置、用户终端设备和免除管理方法
US8848920B2 (en) Method and apparatus for delivering keys
CN103227772A (zh) 用于云中文件的可伸缩处理的系统
KR100830941B1 (ko) 디지털 저작권 관리에 있어서 사용권리 전달방법 및 장치
JP4736407B2 (ja) 中継装置
KR100766601B1 (ko) 다중 망에서의 컨텐츠 전달 방법 및 시스템
JP2009009592A (ja) 輻輳制御方法
JP2859200B2 (ja) プログラム配信システム
JP2006293700A (ja) 通信装置、及び、コンテンツ配信方法
JP2008204480A (ja) サービスシステム
JP2004038788A (ja) データ配信方法及び装置並びにプログラム及び記録媒体
JP2000148646A (ja) Push型機能サーバ、情報監視装置、push型制御方法、及び、その記録媒体
CN113301396A (zh) 基于边缘计算的视频服务方法及边缘计算服务器
JP2002024122A (ja) インターネット情報の配信受信方式
JP2002164955A (ja) 配信サーバ、プログラム記録媒体、課金処理方法、課金システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060314

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090721

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100721

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110721

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120721

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130721

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees