JP3355253B2 - 防舷材用チェーンの岸壁側固定装置 - Google Patents

防舷材用チェーンの岸壁側固定装置

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JP3355253B2 JP29514494A JP29514494A JP3355253B2 JP 3355253 B2 JP3355253 B2 JP 3355253B2 JP 29514494 A JP29514494 A JP 29514494A JP 29514494 A JP29514494 A JP 29514494A JP 3355253 B2 JP3355253 B2 JP 3355253B2
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拓真 戸倉
斉 秋山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防舷材の変形を拘束す
るためのチェーンを岸壁側に固定する装置に関するもの
で、特にセル型防舷材や空気式防舷材で使用するチェー
ンを岸壁側に固定するためのものである。
【0002】
【従来の技術】従来、防舷材用のチェーンを岸壁側に固
定する際、図3に示すように丸棒をU字型に曲げたもの
にストッパーSを付けて岸壁10に埋め込み使用してい
たが、U字型アンカーUは岸壁からの抜けおよび防舷材
の荷重による曲げモーメントの発生による強度を考慮す
ると断面積を大きく取る必要がある。このように断面積
を大きく取らなければならないため図4に示すようにシ
ャックル8を介してU字型アンカーとチェーン2を接続
する際、チェーン2はチェーンの接続部の空間よりシャ
ックル8の径の方が大きいために直接に接続できないの
で、エンドリンク9を介さなければならない。従って、
チェーンの長さの調整はチェーンの切断やエンドリンク
の付け直し等非常に時間が掛かり面倒な作業であった。
【0003】また、丸棒は鋼材からなっているためU字
型にする際、断面積が大きければ大きいほどその曲げ半
径を大きく取らざるを得ないという特性があるため岸壁
からの突出部の長さと幅が非常に大きなものとなってい
るので、チェーンの取付け作業性に難点があったり、見
栄えのよくないものであった。
【0004】さらに、従来のU字型アンカーを岸壁上端
部に取付ける際、引き抜き強度を確保するために図3
(a)のように埋め込み深さだけ上端部から離して取り
付けるか、図3(b)のように埋め込み深さを新しく盛
り上げる方法または図3(c)のように上端部を斜めに
加工し取付ける方法が取られており、岸壁上端から離し
て取り付けなければならなかったり余分な工事を必要と
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決することを目的として検討した結果なさ
れたものであり、防舷材用チェーンの岸壁側固定装置に
おいて、シャックルおよびエンドリンクを使用しないで
チェーンをチェーン用ピンに直接固定可能として、チェ
ーンの着脱およびチェーンの長さ調整を容易かつ迅速に
し、さらに岸壁からの突出部を極力小さくすることと、
岸壁上端部付近に取り付ける場合でも取付け強度を確保
するとともに岸壁に余分な工事を施すことなく敷設で
き、岸壁の見栄えもよくすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次の構成を採用したものである。即ち、
岸壁その他の接舷施設の取り付け面に取り付けられる防
舷材用チェーンの岸壁側固定装置であって、十分に剛性
のある一対の離間した平行な板の岸壁から突出する側の
板部分には、一対の丸穴が開けられており、この丸穴に
はチェーンを固定するためのチェーン用ピンを配設して
いる。岸壁に埋め込まれる側の板端部にはもう一対の丸
穴が開けられており、このもう一対の丸穴には固定板と
一対の板とを連結するための連結部材を溶接等の手段で
配設する。そしてこの固定板は前記一対の板の長手方向
より下向きに延設されており、好ましくはこの固定板の
先端にはアンカーとなるべくピンが溶接等により取り付
けられる。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、十分に剛性のある一対の
離間した平行な板の岸壁から突出する側の板部分には、
一対の丸穴が開けられており、この丸穴にはチェーンを
固定するためのチェーン用ピンを配設しており、岸壁に
埋め込まれる側の前記板端部には連結された固定板が前
記一対の板の長手方向より下向きに延設されているとい
う構成をしているため、チェーン固定部にU字型アンカ
ーのように不必要に太い径の材質を使うことがなく、チ
ェーンの大きさに応じたチェーン用ピン径を選択できる
ので直接チェーンを固定でき、チェーンの長さ調整もチ
ェーンの切断だけで済みエンドリンクの取付け直しやシ
ャックルを必要としない。
【0008】また、U字型アンカーと違いU字型の曲線
部がないため固定装置の突出長さおよび幅を最小限にす
ることができる。さらに、岸壁に埋め込まれる側の板端
部には連結された固定板が一対の板の長手方向より下向
きに延設されているという構成をしているため、実質上
埋め込み深さを深くしたことになり岸壁上端部に取り付
けることができる。またさらに、固定板の先端にアンカ
ーとなるべくピンを溶接等の手段で取り付けてあると引
き抜き強度を一層大きく取れる
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例を示す斜視図であり、図に
示すように固定装置は、一対の平行に離間した板1と、
連結部材3と、固定部材4と、固定部材に配設されたピ
ンよりなるアンカー5と、板1の岸壁部から突出した部
分に開けられた一対の丸穴に配設されるチェーン用ピン
6と、それの抜け止め作用をするスプリットピン7から
構成されている。
【0010】即ち、一対の平行に70mm離間した全長
500mmの板1は、岸壁10に埋め込まれる340m
mの部分と突出している160mmの部分に分けられて
いる。岸壁から突出している側の板1には、φ58の一
対の貫通穴が開けられており、全長180mmのチェー
ン用ピン6を差し込んだ後、このピンの抜け止め用のス
プリットピン7で止められる。なおチェーン2は、図1
に示すように直接チェーン用ピン6で固定されている
が、チェーンが細くて直接チェーン用ピンに入らないと
きはシャックルを介してもよい。また、チェーン用ピン
の貫通穴を径を変えて予め別の位置に作っておいてもよ
い。
【0011】埋め込まれる部分の板1の先端部には、φ
70の一対の貫通穴が開けられており、ここに同じくφ
70の貫通穴が先端部に開けられた全長400mmの固
定部を板1の長手方向に対し下向きに45度で配設し、
ピン状の連結部材3を差し込んだ後、溶接して一対の板
を固定するとともに抜け止めの役目をするストッパーと
なっている。さらに本実施例においては固定部材の下方
向の先端に近いところにはφ70の貫通穴が開けられて
おり、抜け止めのピン状のアンカー5が配設されてい
る。
【0012】
【発明の効果】以上述べたところ明らかなように、本発
明によれば、防舷材用チェーンの岸壁側固定装置におい
て、チェーンをチェーン用ピンに直接固定可能としたた
め、シャックルおよびエンドリンクを使用しないでチェ
ーンの着脱およびチェーンの長さ調整を容易かつ迅速で
きるようになり、さらに岸壁からの突出部を極力小さく
することと、なるべく岸壁上端部に取り付ける場合でも
取付け強度を確保するとともに岸壁に余分な工事を施す
ことなく敷設でき、岸壁の見栄えもよくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す平面図(a)と正面図
(b)である。
【図3】従来技術を示すU字型アンカーを示す正面図で
ある。
【図4】従来のU字型アンカーに用いられているシャッ
クル、エンドリンクとチェーンを示す図である。
【符号の説明】
1 板 2 チェーン 3 連結部材 4 固定部材 5 アンカー 6 チェーン用ピン 7 スプリットピン 8 シャックル 9 エンドリンク 10 岸壁 U U字型アンカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63B 59/02 B63B 21/04 E02B 3/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岸壁その他の接舷施設の取り付け面に取
    り付けられる防舷材用チェーンの岸壁側固定装置であっ
    て、十分に剛性のある一対の離間した平行な板の、岸壁
    から突出する側の前記板部分には、一対の丸穴が開けら
    れており、前記丸穴にはチェーンを固定するためのチェ
    ーン用ピンを配設しており、岸壁に埋め込まれる側の前
    記板端部にはもう一対の丸穴が開けられており、前記も
    う一対の丸穴には固定板と一対の板とを連結するための
    連結部材を配設しており、前記固定板は前記一対の板の
    長手方向より下向きに延設されていることを特徴とする
    防舷材用チェーンの岸壁側固定装置。
JP29514494A 1994-11-28 1994-11-29 防舷材用チェーンの岸壁側固定装置 Expired - Fee Related JP3355253B2 (ja)

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