JP3355191B2 - 高い加工信頼度を備えた耐摩耗性ポリエステル混合物 - Google Patents

高い加工信頼度を備えた耐摩耗性ポリエステル混合物

Info

Publication number
JP3355191B2
JP3355191B2 JP52496895A JP52496895A JP3355191B2 JP 3355191 B2 JP3355191 B2 JP 3355191B2 JP 52496895 A JP52496895 A JP 52496895A JP 52496895 A JP52496895 A JP 52496895A JP 3355191 B2 JP3355191 B2 JP 3355191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester
abrasion
carbon atoms
resistant
diyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP52496895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09510748A (ja
Inventor
ヴァグナー,ハンス
エスペンスヒード,ベルント
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Johns Manville
Original Assignee
Johns Manville International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Johns Manville International Inc filed Critical Johns Manville International Inc
Publication of JPH09510748A publication Critical patent/JPH09510748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3355191B2 publication Critical patent/JP3355191B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F1/00Wet end of machines for making continuous webs of paper
    • D21F1/0027Screen-cloths
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/88Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds
    • D01F6/92Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds of polyesters
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/88Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds
    • D01F6/94Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds of other polycondensation products
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber
    • Y10T428/2933Coated or with bond, impregnation or core
    • Y10T428/2964Artificial fiber or filament
    • Y10T428/2967Synthetic resin or polymer
    • Y10T428/2969Polyamide, polyimide or polyester

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高い加工信頼度(Verarbeitungssicherhei
t)を備えた耐摩耗性ポリエステル混合物、それから紡
糸される、抄紙機用網(Papiermaschinensieb)の製造
に特に有利に採用しうるモノフィラメント、ならびにそ
の製造および使用に関するものである。
技術的な用途に採用される合成繊維および合成フィラ
メントならびにそれから得られる平面状の材料、たとえ
ば織物または編物には、通常は純粋に繊維としての用
途、たとえば衣類の領域に用いられる繊維材料よりはる
かに高い負荷がかかる。技術用繊維材料の極めて典型的
な用途は、抄紙機用網の製造にある。この種の網には圧
縮負荷および延伸負荷、絶え間ない屈折、多湿環境での
高温、ならびに高い摩擦負荷がかけられる。網はこの機
械的および化学的な負荷の下でさえも、可能な限り長く
その堅牢性を保持し、寸法安定性であり、かつその平坦
な状態を維持しなければならない。すなわち網は、給水
により示される膨潤もごくわずかでなければならない。
特に、下側では抄紙機の支持要素による、また吸水ボッ
クス上のパッキング(その範囲でペーパーフリースが脱
水される)による網の摩擦により生じ、そして網の内部
ではフィラメント相互の摩擦により、また研摩性の紙充
填剤を含有する水の貫流により応じる摩擦負荷が、網の
耐用性に極めて大きな作用を与える。
上記の負荷すべてに十分に対抗する種類の網を製造す
るための材料を用意するのは極めて困難であることが分
かる。原型フォルドリニア抄紙機は金属線からなる網を
備えており、その際金属としてはリン青銅が用いられ
た。これらの金属線は高温および加水分解負荷に良好に
抵抗するが、耐摩耗性が不十分である。抄紙機用網をポ
リエステルフィラメント、特にポリエチレン−もしくは
ポリブチレン−テレフタレートフィラメントで、または
ポリアミドフィラメント、たとえばナイロン−6もしく
はナイロン−66フィラメントで作成することは既に記載
されている。ポリエステルフィラメントは良好な動的安
定性を備え、かつ吸湿性が低いため良好な寸法安定性を
備えているが、高温におけるその耐薬品性には通常は改
良すべき点が残されており、特にその耐摩耗性は抄紙機
製造業者の要求には適合しない。これに対しポリアミド
フィラメントは良好な耐摩耗性を示すが、高い吸湿性は
高い膨潤性および低い寸法安定性を伴う。
種々の印刷物、たとえば米国特許第4 529 013号、
米国特許第4 289 173号、または西ドイツ特許出願公
開DE−A−2 502 466号明細書には既に、ポリエステ
ルフィラメントとポリアミドフィラメントの組合わせに
より抄紙機用網を作成する試みが記載されており、それ
は高い要求に、より良好に適合する。しかしこの試みは
部分的成功をもたらしたにすぎない;特に異種のフィラ
メント材料を1つの同じ平面構造物中に使用することに
よって新たな難点が生じた。
欧州特許出願公開第A−0 387 395号明細書中では
他の方法がとられた。そこではポリエステルフィラメン
ト、特にポリエチレンテレフタレートフィラメントで抄
紙機用網を製織することが推奨され、その際よこ糸は少
なくとも一部は熱可塑性ウレタン10−40重量%および加
水分解安定剤最高5重量%を含有するポリエステルから
なるフィラメントで構成された。同様な提案がDE−T−
3 249 110号明細書から知られる。そこではポリエス
テル、ポリエステル安定剤および“熱可塑性材料”の混
合物で抄紙機用網を作成することが推奨され、その際
“熱可塑性材料”としては熱可塑性ポリウレタンまたは
ポリエーテル−エステル−ブロック共重合体を装入する
とされている。両明細書に、これらのポリエステル混合
物は改善された耐加水分解性および改善された耐摩耗性
を備えたフィラメントを与えると述べられている。これ
ら既知のポリエステル混合物の重大な欠点は、これらの
混合物の溶融紡糸に際して溶融物中に気泡が形成され、
これが加工信頼度を低下させることである。このガスの
発生は恐らくポリウレタン成分の分解が始まったことに
よるものであろう。
本発明者らは、顕著な量のガスが分離することなく加
工され、特に紡糸され、ポリエステルの良好な機械的特
性と著しく改善された耐摩耗性とを兼ね備えたフィラメ
ントに紡糸されるポリエステル混合物を製造しうること
を今回見出した。
したがって本発明の対象は、熱可塑性ポリエステル、
熱可塑性ポリウレタンおよび場合により普通の非高分子
添加物からなる、高い加工信頼度を備えた耐摩耗性ポリ
エステル混合物であって、ポリエステルおよびポリウレ
タンの混合物の融点が200−230℃であることを特徴とす
る混合物である。
本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物のポリマー
材料は60−95重量%、特に70−90重量%が熱可塑性ポリ
エステルからなり、5−40重量%、特に10−30重量%が
熱可塑性ポリウレタンからなる。
本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物の熱可塑性
ポリエステルはガラス転移点68−82℃、特に72−80℃、
結晶点135−155℃、特に140−150℃、および融点175−2
35℃を示す。
本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物の融点範
囲、ならびに本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物
に含有される熱可塑性ポリエステルのガラス転移点、結
晶点および融点の温度範囲は、10℃/分の昇温速度にお
ける示差走査熱量計による測定(DSC測定)によるもの
である。
好ましくは本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物
のポリエステルは、245±2℃および剪断速度200±5s-1
で測定した溶融粘度445−482Pa・s、特に455−475Pa・
s、殊に460−468Pa・s、ならびにこれと同温度および
剪断速度1200±5s-1で測定した溶融粘度245−282Pa・
s、特に250−272Pa・s、殊に255−270Pa・sを示す。
本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物のポリエス
テルは主として、すなわち全ポリエステル構造基(Baug
ruppe)全量に対して少なくとも70モル%が、芳香族ジ
カルボン酸および脂肪族ジオールから誘導される通常の
構造基からなる。通常の芳香族ジカルボン酸構造基はベ
ンゼンジカルボン酸、特にテレフタル酸およびイソフタ
ル酸から誘導される;通常のジオールは2−4個の炭素
原子を有し、そのうちエチレングリコールが特に適切で
ある。その際、全ポリエステル構造基全量に対して残り
の30モル%は、構造基の主要部分を形成する芳香族構造
基とは異なるものであり、いわゆる改質剤として作用
し、製造されるフィラメントの物理的および化学的特性
に当業者が適切に影響を与えることを可能にするジカル
ボン酸単位およびジオール単位から構成される。このよ
うなジカルボン酸単位の例は、ジカルボン酸構造基の主
要部分を形成する芳香族ジカルボン酸構造基とは異なる
芳香族ジカルボン酸の残基、または1個もしくは2個以
上、特に1個もしくは2個の縮合核もしくは非縮合核を
含む芳香脂肪族ジカルボン酸の残基、たとえばイソフタ
ル酸、5−スルホイソフタル酸、5−スルホプロポキシ
イソフタル酸、ナフタリン−2,6−ジカルボン酸、ビフ
ェニル−4,4′−ジカルボン酸、p−フェニレン二酢
酸、ビフェニルオキシド−4,4′−ジカルボン酸、もし
くはジフェノキシアルカンジカルボン酸、または4−12
個の炭素原子を有する環式もしくは非環式脂肪族ジカル
ボン酸、たとえばトランス−ヘキサヒドロテレフタル
酸、1,2−シクロブタンジカルボン酸、グルタル酸、ア
ジピン酸、セバシン酸であり;改質作用ジオール残基の
例は、3−10個、特に3−6個の炭素原子を有する分枝
鎖および/または長鎖ジオール、たとえば1,3−プロパ
ンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、2,2−ジメチル−プロパンジオールまたは2−エ
チル−1,6−ヘキサンジオール、あるいは環状ジオー
ル、たとえば1,4−ヒドロキシメチル−シクロヘキサ
ン、あるいはエーテル基含有ジオール、たとえばジ−ま
たはトリ−エチレングリコール、あるいは484−2000の
分子量を有するポリグリコールであり、その際ポリグリ
コールから誘導されるジオール残基は最高5モル%の量
で存在するにすぎない。
特に本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物の成分
としては、熱可塑性ポリエステルであってそのポリマー
鎖が全ポリエステル構造基全量に対して 35−47モル%の次式の構造基 −CO−A1−CO− (I) 3−15モル%の次式の構造基 −CO−A2−CO− (II) 35−50モル%の次式の構造基 −O−D1−O− (III) 0−15モル%の次式の構造基 −O−D2−O− (IV) から構成され、式中の A1が5−12個、特に6−10個の炭素原子を有する芳香族
残基を意味し、 A2が5−16個、特に6−12個の炭素原子を有する、A1
異なる芳香族残基もしくは芳香脂肪族残基、または2−
10個の炭素原子、特に4−8個の炭素原子を有する環式
もしくは非環式脂肪族残基を意味し、 D1が2−4個の炭素原子を有するアルキレン基もしくは
ポリメチレン基、または6−10個の炭素原子を有するシ
クロアルカン基もしくはジメチレン−シクロアルカン基
を意味し、 D2が3−4個の炭素原子を有する、D1と異なるアルキレ
ン基もしくはポリメチレン基、または6−10個の炭素原
子を有するシクロアルカン基もしくはジメチレン−シク
ロアルカン基、または4−16個、特に4−8個の炭素原
子を有する直鎖もしくは分枝鎖アルカンジイル基、また
は式−(C2H4−O)−C2H4−の残基(式中のnは1−
40の整数を意味し、その際m=1または2は最高20モル
%の部分につき好ましく、m=10−40の基は5モル%未
満の部分についてのみ存在することが好ましい)を意味
するものが好ましい。
好ましくは本発明によるポリエステル混合物に含有さ
れるポリエステルは、ジクロロ酢酸中の1重量%ポリエ
ステル溶液中で25℃において測定した相対粘度1.6−2.
2、特に1.8−2.0を有する。
A1が示す好ましい芳香族残基は1,4−フェニレンであ
り、A2が示す好ましい芳香族残基は特に1,3−フェニレ
ンであるが、1,4−、1,5−、1,8−、2,6−および2,7−
ナフチレン、4,4′−ビフェニレン、フリレン、および
式VIの残基であってもよい: 式中のZはポリメチレン、または1−4個の炭素原子を
有するアルキレン、−SO2−、−COO−、−O−または−
S−を意味する。
A1およびA2が示す残基は、上記定義の範囲内ですべて
同一であってもよく、または異なってもよい。特に上記
のA1が表す残基はポリエステル鎖中に個々に、または混
合して存在しうる。A1がA1につい挙げた残基のうち1種
または2種のみから構成されることが好ましい。その
際、場合により望ましい、ポリエステル鎖の他の修飾
は、A2につき挙げた定義の範囲内の他の構造基により行
うことが好ましい。
したがって芳香族残基A1は、たとえばすべて1,4−フ
ェニレン残基であるか、またはそれらはたとえばモル比
4:6−6:4で2,6−ナフチレン残基およびビフェニル−4,
4′−ジイル残基から構成されてもよい。A1が1,4−フェ
ニレン残基であるポリエステル、特にA2も芳香族残基で
あるものが好ましい。
D1およびD2が示す残基も、上記定義の範囲内ですべて
同一であってもよく、またはそれらは異なってもよい。
特に上記のD1が表す残基はポリエステル鎖中に個々に、
または混合して存在しうる。D1がD1につき挙げた残基の
うち1種または2種のみから構成されることが好まし
い。その際、場合により望ましい、ポリエステル鎖の他
の修飾は、D2につき挙げた定義の範囲内の他の構造基に
より行うことが好ましい。
したがって芳香族残基D1は、たとえばすべてエチレン
残基であるか、またはたとえばモル比10:1−1:10でエチ
レン残基および1.4−ジメチレン−シクロヘキサン残基
から構成されてもよい。D1がすべてエチレン残基である
ポリエステルが特に好ましい。
さらに、A1が1,4−フェニレン、かつA2が1,3−フェニ
レンを意味するポリエステルが特に好ましい。さらに、
40−47モル%が式Iの構造基、3−10モル%が式IIの構
造基、48−50モル%、特に50モル%が式IIIの構造基、
および0−2モル%、特に0モル%が式IVの構造基を示
すポリエステルが好ましい。
A1およびA2が示す芳香族および芳香脂肪族残基の核
は、一方ではさらに1個または2個の置換基を保有しう
る。ただしこの場合、存在する芳香族残基のうち最高15
%、特に最高7%の部分のみが置換されていることが好
ましい。置換された芳香族残基がそれぞれ1個の置換基
のみを保有することが好ましい。特に適切な置換基は1
−4個の炭素原子を有するアルキル、1−4個の炭素原
子を有するアルコキシ、クロロおよびスルホ基である。
特にポリエステルの特性をさらに改質したい場合、脂
肪族ジカルボン酸から誘導される残基、および曲がった
鎖を与える芳香族残基、たとえばイソフタル酸残基、ま
たはかさ高い芳香核、たとえばナフタリン核、ならびに
長鎖の、Yを表す構造基をポリエステル鎖に組み込む。
これらの改質作用成分を7%未満含有するポリエステル
が好ましい。
好ましくは本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物
に含有されるポリウレタンは、まず用途に関連する物理
的特性を特色とする。特にそれは20−60℃の温度範囲で
8−80MPa、特に20−50MPaの値を有する剪断弾性率、20
−60℃の温度範囲で0.8・10-2−1.2・10-1の値を有する
機械的損失率tan(δ)、DIN 53505により測定したシ
ョアー硬度A 82−100、およびDIN 53505により測定
したショアー硬度D 30−60を示す。さらに、本発明に
よる耐摩耗性ポリエステル混合物の熱可塑性ポリウレタ
ンはDIN 53504により測定した引張り強さ32−42MPa、D
IN 53504により測定した破断点伸び420−520%、およ
びDIN 53515により測定した破断点伸び32−45%を示す
ことが好ましい。
本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物の熱可塑性
ポリウレタンは理想式Vに相当し: 式中の R1は、6−18個の炭素原子を有し、場合により置換され
ていてもよい芳香環を有し、または2個の縮合した、も
しくは縮合していない、場合により置換されていてもよ
い芳香環を有する、二価の芳香族または芳香脂肪族残基
であり、 R2は式VIのポリエーテル構造基: (式中の X3は水素原子またはメチルを表し、mは10−100、特に1
0−30の数である)、またはポリテトラヒドロフラン残
基、または特に式VIIのポリエステル構造基: (式中の R3は2−8個、特に2−6個の炭素原子を有する直鎖
の、または場合により分枝したアルカン−ジイルまたは
オキサ−アルカン−ジイル、たとえばエチレン、プロパ
ン−1,3−ジイル、ブタン−1,4−ジイル、ヘキサン−1,
6−ジイル、2−エチルヘキサン−1,6−ジイル、2,2−
ジメチルプロパン−1,3−ジイル、またはジエチレング
リコールもしくはトリエチレングリコールから誘導され
る二価のオキサアルカン−ジイル残基であり、 R4は2−6個、特に2−4個の炭素原子を有するアルカ
ン−ジイル、シクロアルカン−ジイル、たとえばシクロ
ヘキサン−1,4もしくは1,3−ジイル、または6−12個、
特に6−10個の炭素原子を有する二価の芳香族残基、殊
に1,3−または1,4−フェニレンであり、 pは残基R4が分子量1000−2000を有するように選ばれる
数値であり(p=5−12、特に8−11)、 そしてqは0または1を意味する) である。
本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物に含有され
るポリウレタンには、上記の“理想化した”式が挙げら
れる。これは、その式がポリウレタンの実際の構造を厳
密に再現してはいないことを意味する。ポリウレタン
は、知られているとおりジイソシアネートとヒドロキシ
ル基含有ポリエーテルまたはポリエステルとの反応によ
り製造される。しかしジイソシアネートの反応性が高い
ため副次的な程度の副反応も起こり、このため上記式に
よっては記載されない生成物が得られる可能性もある。
それにもかかわらず理想式は専門家にとっては使用した
ポリウレタンの極めて十分な記載であるという価値があ
る。この式により、いかなる出発物質を結合させて当該
生成物にしたかが分かるからである。したがってこの式
により、本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物に含
有されるポリウレタンを製造しうる状況になる。
特に本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物は、理
想式Vにおいて、式中のR1がフェニレン、ナフチレン、
または場合により置換基を保有しうる式VIIIもしくはIX
の構造基 (式中のX1は1−3個の炭素原子を有する二価の脂肪族
残基であり、X2は直接結合、1−3個の炭素原子を有す
る二価の脂肪族残基、−CO−、−SO2−または−NH−CO
−NH−である)である熱可塑性ポリウレタンを含有す
る。
特に好ましいものは、理想式VにおいてR1が式Xの構
造基である熱可塑性ポリウレタンを含有する本発明によ
る耐摩耗性ポリエステル混合物である。
熱可塑性ポリウレタンに含まれる芳香環は置換されて
いないか、またはSO3Hもしくは−CH3から選ばれる置換
基1個または2個を保有しうる。
上記の特色を示す熱可塑性ポリウレタン数種が市販さ
れている。本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物の
成分として適したポリウレタンは、たとえばバイエル・
アクチェンゲゼルシャフト社のデスモパン(DESMOPAN、
登録商標)VPKA8392である。
本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物は最高10重
量%の非ポリマー物質、たとえば改質用添加物、充填
剤、顔料、染料、酸化防止剤、加水分解−、光−および
温度−安定剤、ならびに/または加工助剤を含有しう
る。本発明による特に好ましい耐摩耗性ポリエステル混
合物は、殊に混合物のポリエステル部分を加水分解およ
び熱分解に対して保護するポリエステル安定剤を最高10
重量%、特に最高5重量%含有する。安定剤として特に
有利なものは、ポリエステルの末端にあるカルボキシル
基と反応して非酸性末端基にしうる化合物、たとえばグ
リシジルエーテル、ケテンイミン、アジリジン、イソシ
アネートである。安定剤として特に有利なものは、カル
ボジイミドおよびポリカルボジイミド、殊にそれらを互
いに混合して装入した場合である。
本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物は混合物成
分の均質な混合物である。ただし本発明の意味において
“均質”とは溶液様の、すなわち分子分散性の分布に限
定されず、混合物は粉末状成分の均一な混合物からなっ
てもよく、または混合物成分からなるペレットもしくは
チップの均一な混合物からなってもよい。重要なことは
単に、混合物が押出機内で完全に溶融して溶融物とな
り、それが押出しプロセスの間、同じ組成を保持し、し
たがって押出品が常に明確に定められた組成で得られる
ことである。
粉末またはこれより大きな粒子、たとえばペレットの
均質な混合物からなる本発明による耐摩耗性ポリエステ
ル混合物において、場合により考慮される本発明による
耐摩耗性ポリエステル混合物の非ポリマー成分は、通常
はポリエステルおよび/またはポリウレタンの粒子中、
特にポリエステル粒子中に存在する。
本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物の製造は前
記の熱可塑性ポリエステルとポリウレタンを適切な既知
の混合装置、たとえば混合ドラムまたはニーダー内で混
合することにより行われる。これらのポリマー成分は固
体状で、たとえば粉末、チップもしくはペレットとして
存在するか、または溶融物として存在してもよい。粉末
状成分を他方の溶融物中へ導入することももちろん可能
である。混合装置としては、その使命に適合したもの、
すなわち混合すべき成分の凝集状態に適したものが用い
られる。混合が成分の完全な溶融下に行われ、これによ
り溶融物が良好に混和されて、本発明による耐摩耗性ポ
リエステル混合物の特に良好な、分子分散に至る均質化
が得られるならば、溶融物の押出しおよびペレット化に
よって均一なペレットまたはチップの形の本発明による
耐摩耗性ポリエステル混合物が得られる。
非ポリマー成分は通常は一方または両方のポリマー成
分中に、特にポリエステル成分中に混入される。本発明
による耐摩耗性ポリエステル混合物の製造の特に好まし
い実施態様は下記のものである:ポリマー成分−それら
は場合により存在する非ポリマー成分を含有する−を押
出機への流入直前に互いに目的量比で混和する。次いで
押出機スクリューの導入領域および混合領域で均質化を
行う。押出機内で混合および均質化された材料を、次い
で直接に押し出して、目的物品、特に本発明によるフィ
ラメントにすることができる。
本発明の他の対象は、上記の本発明による耐摩耗性ポ
リエステル混合物からなるモノフィラメントである。こ
れらのモノフィラメントは、70−40000dtex、特に157−
2200dtexのタイター、400−800、特に500−700cN/texの
初期モジュラス、15−30、特に20−30cN/texの対繊度最
大張力(feinheitsbezogene Hchstzugkraft)、50
−70、特に60−65%の最大引張り伸び(Hchstzugkra
ftdehnung)、180℃で測定して10−40、特に15−20%の
乾熱収縮(その際0.1−0.5、特に0.2−0.3cN/texの収縮
応力を生じる)、および3−10、特に4−7%の煮沸収
縮を示す。
モノフィラメントは種々の断面形状で、特に中空フィ
ラメントとしても製造することができる。丸形断面が好
ましい。
これらのモノフィラメントは抄紙機用網の製造に有利
に採用しうる。
本発明によるモノフィラメントを製造するためには、
本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物を紡糸直前
に、特に乾燥雰囲気内または真空中での加温により乾燥
させる。次いで本発明による耐摩耗性ポリエステル混合
物を押出機内で完全に溶融し、均質化する。あるいは上
記に既に述べたように、本発明による耐摩耗性ポリエス
テル混合物の熱可塑性ポリエステル成分およびポリウレ
タン成分を予め別個に乾燥させ、そして目的とする混合
比で押出機に供給することもできる。押出機内で完全に
均質化された溶融物を普通の紡糸用パック(Spinnpac
k)で濾過し、紡糸ノズルにより溶融物温度200−245、
特に210−235℃で紡糸する。紡糸された溶融繊維を紡糸
浴(たとえば約70℃の水)中で冷却し、そして紡糸延伸
(Spinnverzug)1:2−1:4、特に1:2.5−1:3.5が得られ
るように、コポリエステル溶融物の射出速度より大きい
速度で巻き取り、または引き取る。紡糸速度は、本発明
によるモノフィラメントの経済的製造のために紡糸引取
り速度5−30、特に15−25m/分で加工しうるように設定
することが好ましい。
本発明によるモノフィラメントを製造するために特に
重要なことは、上記範囲の溶融物温度を維持することで
ある。この温度で、最適な使用技術的特性を備えた本発
明によるフィラメントが得られる。そのほか、この温度
範囲では分離したジイソシアネートに煩わされることが
ない。本発明者らの考えでは、本発明による耐摩耗性ポ
リエステル混合物のポリウレタン部分からのジイソシア
ネートの分離に起因すると思われる、本発明による耐摩
耗性ポリエステル混合物の減量が、紡糸に際してさほど
起こることもない。これに対し、溶融温度を高めるとジ
イソシアネートがもはや耐えられず分離するため、本発
明による耐摩耗性ポリエステル混合物の明らかな減量が
生じる。本発明による耐摩耗性ポリエステル混合物につ
いての熱重量試験により、本発明によるポリエステル混
合物を紡糸する最高250℃までの温度範囲では約0.3重量
%の実質損失(水分損失を含まない)が生じるにすぎな
いのに対し、既知のポリエチレンテレフタレート/ポリ
ウレタン混合物の紡糸温度(>290℃)では3重量%を
越える実質損失が見られる。
こうして製造された紡糸繊維を次いで特に数段階で後
延伸処理し、殊に2または3段階で後延伸処理して、全
延伸比1:4−1:8、特に1:5−1:7となし、続いて160−240
℃、特に170−210℃の温度で熱硬化させ、その際一定の
長さで、または収縮率10−30%、特に15−25%の許容下
で加工することができる。
こうして得られた本発明によるコポリエステル−モノ
フィラメントは卓越した耐摩耗性をもつ。したがって本
発明による耐摩耗性ポリエステル混合物から得られる本
発明によるモノフィラメントは、前記の摩耗試験におい
て、従来の工業用ポリエステル糸が同一の試験条件下で
失う質量のうちごくわずかを失うにすぎない。
摩耗による破片を生じる傾向は下記により測定され
た:それぞれ10000mのモノフィラメントを、2mm間隔で
配置された直径0.5mmの金属線20本からなる格子、およ
び格子の下に設置されて格子と緊密に結合した破片捕獲
用小皿から構成される秤量済み試験装置に100m/分で導
通する。モノフィラメントが通過したのち試験装置(格
子+捕獲用小皿)を再度秤量する。確認された試験装置
増量は摩耗によるものであり、耐摩耗性の尺度となる。
他の本発明の対象は、本発明による耐摩耗性モノフィ
ラメントからなるか、またはこれを耐摩耗性成分として
含有する抄紙機用網、およびこのモノフィラメントを抄
紙機用網、特に抄紙機用長網の製造に際して、または製
造のために使用することである。抄紙機のこのような成
形網(Formiersieb)は通常は1−3層構造をもち、単
位面積当たりの重量(Flchengewicht)100−800、特
に200−600g/m2を示す。その際、特に157−2200dtexの
タイター範囲のモノフィラメントを装入する。本発明に
より装入されるモノフィラメントは、5N/texを越える弾
性率、20−30cN/texの対繊度強度、50−70%の破断点伸
び、および180℃で15−40%の熱空気収縮を有する。
本発明のモノフィラメントは広幅ウェブ織機(Breitw
ebmachine)により、ポリエチレンテレフタレートを製
織する際にも一般的な機械パラメーターを用いて、抄紙
機用網に製織される。たとえば、直径0.17mmのモノフィ
ラメントのたて糸を0.2mmの上側よこ糸および0.22mmの
下側よこ糸と共に製織することによって、良好な網用品
が得られる。この織物は極めて良好な寸法安定性および
耐摩耗性をもつ。
しかし卓越した耐摩耗性を備えた抄紙機用網は、本発
明による耐摩耗性モノフィラメントを効果的な部分にの
み併用した場合に既に得られ、その際特に高い摩擦負荷
が生じる網の面に本発明によるフィラメントを多く用い
るように加工することが好ましい。得られた織物は通常
は、目的とする個々の網特性に適合させるために、対応
する寸法の熱硬化装置で後処理される。
こうして本発明によるモノフィラメントから、または
本発明によるモノフィラメントを併用して製造された抄
紙機用網−織物は、従来のポリエチレンテレフタレート
−モノフィラメントから製造された材料と対比して、よ
り良好な耐摩耗性を備え、これによって抄紙機中での耐
用時間が本質的に延長される。
以下の実施例は、本発明によるモノフィラメントの製
造および従来のポリエチレンテレフタレート−モノフィ
ラメントと比較してかなり改良されたその耐摩耗性を具
体的に説明する。
実施例1 ポリエステル鎖中に10モル%のイソフタル酸を含む融
点229℃のポリエチレンテレフタレート−イソフタレー
ト85重量部を、15重量部のデスモパン(登録商標)VPKA
8392と混合することにより、本発明による耐摩耗性ポ
リエステル混合物を調製する。この混合物を押出機に導
通して完全に溶融し、均質化する。押出機出口の素材温
度は225℃である。紡糸ポンプによりこの溶融物を220バ
ールの圧力で直径0.6mmのノズル孔から、延伸比を2.0に
調整して紡糸し、70℃の温水を入れた冷却浴中で硬化さ
せる。こうして得られたモノフィラメント(ひも、Dr
hte)を次いで2段階で延伸する。その際第1段階では
延伸比(VV1)5.8、第2段階では延伸比(VV2)1.1を採
用する。次いでモノフィラメントを収縮率21%の許容下
に200℃で硬化させる。巻き取ったモノフィラメントは
0.2mmの直径、65%の摩擦延伸において23cN/texの耐摩
耗性、および180℃で15%の残留収縮(その際の収縮力
は12cN)、および初期モジュラス6.7N/texを示す。
実施例2 実施例1で装入したイソフタル酸改質ポリエチレンテ
レフタレートのチップ70重量部、およびデスモパンVPKA
8392のチップ30重量部の混合物を押出機中で完全に溶
融させて、230℃の高温溶融物を得る。紡糸ポンプによ
りこの溶融物を0.8mmの大きさのノズル孔から押出す。
2.8の延伸比で紡糸されたモノフィラメントを70℃の温
水中で冷却し、次いで2段階で延伸する。その際VV1
6.1およびVV2=1.2を選択する。硬化は180℃で収縮率21
%の許容下に行われる。出来上がったモノフィラメント
は0.2mmの直径をもつ。耐摩耗性は60%の摩擦延伸にお
いて25cN/texである。180℃での残留収縮は39%であ
り、その際の収縮力は10cNであり、初期モジュラスは5.
3N/texである。
実施例1および2により製造した本発明によるモノフ
ィラメントを、実施例で用いたポリエステル(ポリウレ
タンを添加しないもの)から前記方法で得た同一タイタ
ーのモノフィラメントと比較して、耐摩耗性につき試験
した。その際次表に挙げた数値が得られた。
フロントページの続き (72)発明者 エスペンスヒード,ベルント ドイツ連邦共和国デー−86161 アウグ スブルク,エルハルト−ケストナー−シ ュトラーセ 9 (56)参考文献 米国特許5169711(US,A) 米国特許4279801(US,A) 英国特許出願公開1513197(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 67/00 - 67/02 C08L 75/04 - 75/16 WPI/L(QUESTEL)

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性ポリエステル、熱可塑性ポリウレ
    タンおよび場合により普通の非高分子添加物からなる、
    高い加工信頼度を備えた耐摩耗性ポリエステル混合物で
    あって、 ポリエステル混合物のポリマー材料が 60−95重量%まで熱可塑性ポリエステルからなり、かつ 5−40重量%まで熱可塑性ポリウレタンからなり、 ポリエステルが、全ポリエステル構造基全量に対して少
    なくとも70モル%の、芳香族ジカルボン酸および芳香族
    ジオールから誘導される構造基、ならびに全ポリエステ
    ル構造基全量に対して最高30モル%の、構造基の主要部
    分を形成する芳香族構造基とは異なるジカルボン酸及び
    ジオール基を含有し、 ポリエステルがガラス転移点68−82℃、結晶点135−155
    ℃、および融点175−235℃を示し、 ポリエステルおよびポリウレタンの混合物の融点が200
    −230℃であることを特徴とする混合物。
  2. 【請求項2】ポリエステル混合物が最高10重量%の非ポ
    リマー物質、たとえば改質用添加物、充填剤、顔料、染
    料、酸化防止剤、加水分解−、光−および温度−安定
    剤、ならびに/または加工助剤を含有することを特徴と
    する、請求項1に記載の耐摩耗性ポリエステル混合物。
  3. 【請求項3】ポリエステル混合物のポリマー材料が 70−90重量%まで熱可塑性ポリエステルからなり、かつ 10−30重量%まで熱可塑性ポリウレタンからなる ことを特徴とする、請求項1または2に記載の耐摩耗性
    ポリエステル混合物。
  4. 【請求項4】ポリエステルが ガラス転移点72−80℃、 結晶点140−150℃、および 融点175−235℃を示す ことを特徴とする、請求項1−3のいずれか1項に記載
    の耐摩耗性ポリエステル混合物。
  5. 【請求項5】ポリエステルが、245±2℃および剪断速
    度200±5s-1で測定した溶融粘度445−482Pa・s、特に4
    55−475Pa・s、殊に460−468Pa・s、ならびにこれと
    同温度および剪断速度1200±5s-1で測定した溶融粘度24
    5−282Pa・s、特に250−272Pa・s、殊に255−270Pa・
    sを示すことを特徴とする、請求項1−4のいずれか1
    項に記載の耐摩耗性ポリエステル混合物。
  6. 【請求項6】ポリエステルが、全ポリエステル構造基全
    量に対して最高30モル%の、構造基の主要部分を形成す
    る芳香族構造基とは異なるジカルボン酸構造基、または
    1個もしくは2個以上、特に1個もしくは2個の縮合核
    もしくは非縮合核を含む芳香脂肪族ジカルボン酸の残
    基、または4−12個の炭素原子を有する環式もしくは非
    環式脂肪族ジカルボン酸、ならびに3−10個、特に3−
    6個の炭素原子を有する分枝鎖および/または長鎖ジオ
    ール、あるいは環状ジオール、あるいはエーテル基含有
    ジオール、あるいは484−2000の分子量を有するポリグ
    リコールから誘導されるジオール構造基−その際ポリグ
    リコールから誘導されるジオール構造基は最高5モル%
    の量で存在するにすぎない−からなるポリエステル構造
    基を含有することを特徴とする、請求項1−5のいずれ
    か1項に記載の耐摩耗性ポリエステル混合物。
  7. 【請求項7】ポリエステルが全ポリエステル構造基全量
    に対して 35−47モル%の次式の構造基 −CO−A1−CO− (I) 3−15モル%の次式の構造基 −CO−A2−CO− (II) 35−47モル%の次式の構造基 −O−D1−O− (III) 0−15モル%の次式の構造基 −O−D2−O− (IV) から構成され、式中の A1が5−12個、特に6−10個の炭素原子を有する芳香族
    残基を意味し、 A2が5−16個、特に6−12個の炭素原子を有する、A1
    異なる芳香族残基もしくは芳香脂肪族残基、または4−
    10個の炭素原子、特に6−8個の炭素原子を有する環式
    もしくは非環式脂肪族残基を意味し、 D1が2−4個の炭素原子を有するアルキレン基もしくは
    ポリメチレン基、または6−10個の炭素原子を有するシ
    クロアルカン基もしくはジメチレン−シクロアルカン基
    を意味し、 D2が3−4個の炭素原子を有する、D1と異なるアルキレ
    ン基もしくはポリメチレン基、または6−10個の炭素原
    子を有するシクロアルカン基もしくはジメチレン−シク
    ロアルカン基、または4−16個、特に4−8個の炭素原
    子を有する直鎖もしくは分枝鎖アルカンジイル基、また
    は式−(C2H4−O)−C2H4−の残基(式中のnは1−
    40の整数を意味し、その際m=1または2は最高20モル
    %の部分につき好ましく、m=10−40の基は5モル%未
    満の部分についてのみ存在することが好ましい)を意味
    することを特徴とする、請求項1−6のいずれか1項に
    記載の耐摩耗性ポリエステル混合物。
  8. 【請求項8】本発明によるポリエステル混合物に含有さ
    れるポリエステルが、ジクロロ酢酸中の1重量%ポリエ
    ステル溶液中で25℃において測定した相対粘度1.6−2.
    2、特に1.8−2.0を有することを特徴とする、請求項1
    −7のいずれか1項に記載の耐摩耗性ポリエステル混合
    物。
  9. 【請求項9】ポリウレタンが 20−60℃の温度範囲で8−80MPa、特に20−50MPaの値を
    有する剪断弾性率を示し、 20−60℃の温度範囲で0.8・10-2−1.2・10-1の値を有す
    る機械的損失率tan(δ)を示し、 DIN 53505により測定したショアー硬度A 82−100、D
    IN 53505により測定したショアー硬度D 30−60、 DIN 53504により測定した引張り強さ32−42MPa、 DIN 53504により測定した破断点伸び420−520%、 およびDIN 53515により測定した破断点伸び32−45%を
    示す ことを特徴とする請求項1−8のいずれか1項に記載の
    耐摩耗性ポリエステル混合物。
  10. 【請求項10】熱可塑性ポリウレタンが理想式Vに相当
    し: 式中の R1は、6−18個の炭素原子を有し、場合により置換され
    ていてもよい芳香環を有し、または2個の縮合した、も
    しくは縮合していない、場合により置換されていてもよ
    い芳香環を有する、二価の芳香族または芳香脂肪族残基
    であり、 R2は式VIのポリエーテル構造基: (式中の X3は水素原子またはメチルを表し、mは10−100、特に1
    0−30の数である)、またはポリテトラヒドロフラン残
    基、または特に式VIIのポリエステル構造基: (式中のR3は2−8個、特に2−6個の炭素原子を有す
    る直鎖の、または場合により分枝したアルカン−ジイル
    またはオキサ−アルカン−ジイル、たとえばエチレン、
    プロパン−1,3−ジイル、ブタン−1,4−ジイル、ヘキサ
    ン−1,6−ジイル、2−エチルヘキサン−1,6−ジイル、
    2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジイル、またはジエチレ
    ングリコールもしくはトリエチレングリコールから誘導
    される二価のオキサアルカン−ジイル残基であり、 R4は2−6個、特に2−4個の炭素原子を有するアルカ
    ン−ジイル、シクロアルカン−ジイル、たとえばシクロ
    ヘキサン−1,4もしくは1,3−ジイル、または6−12個、
    特に6−10個の炭素原子を有する二価の芳香族残基、殊
    に1,3−または1,4−フェニレンであり、 pは残基R4が分子量1000−2000を有するように選ばれる
    数値であり(p=5−12、特に8−11)、 そしてqは0または1を意味する)であることを特徴と
    する、請求項1−9のいずれか1項に記載の耐摩耗性ポ
    リエステル混合物。
  11. 【請求項11】熱可塑性ポリウレタンが、理想式Vにお
    いてR1がフェニレン、ナフチレン、または場合により置
    換基を保有しうる式VIIIもしくはIXの構造基 (式中のX1は1−3個の炭素原子を有する二価の脂肪族
    残基であり、X2は直接結合、1−3個の炭素原子を有す
    る二価の脂肪族残基、−CO−、−SO2−または−NH−CO
    −NH−である)であるものに相当することを特徴とす
    る、請求項1−8のいずれか1項に記載の耐摩耗性ポリ
    エステル混合物。
  12. 【請求項12】熱可塑性ポリウレタンが、理想式Vにお
    いてR1が式Xの構造基 であるものに相当することを特徴とする、請求項1−8
    のいずれか1項に記載の耐摩耗性ポリエステル混合物。
  13. 【請求項13】熱可塑性ポリウレタンが、理想式Vにお
    いてそれに含まれる芳香環が置換されていないか、また
    はSO3Hもしくは−CH3から選ばれる置換基1個または2
    個を保有するものに相当することを特徴とする、請求項
    1−8のいずれか1項に記載の耐摩耗性ポリエステル混
    合物。
  14. 【請求項14】請求項1に記載の耐摩耗性ポリエステル
    混合物からなり、かつ25℃において4N/texより大きな初
    期モジュラスを示すことを特徴とする、高い加工信頼度
    を備えた耐摩耗性モノフィラメント。
  15. 【請求項15】15−30cN/texの対繊度最大張力、50−70
    %の最大引張り伸びを示すことを特徴とする、請求項14
    に記載の耐摩耗性モノフィラメント。
  16. 【請求項16】180℃で測定して15−40%の乾熱収縮お
    よび3−10%の煮沸収縮を示すことを特徴とする、請求
    項14または15に記載の耐摩耗性モノフィラメント。
  17. 【請求項17】請求項1に記載の耐摩耗性ポリエステル
    混合物の製法であって、ポリマー成分−それらは場合に
    より存在する非ポリマー成分を含有する−を押出機への
    流入直前に互いに目的量比で混和し、そして押出機スク
    リューの導入領域および混合領域で均質化を行うことを
    特徴とする方法。
  18. 【請求項18】請求項14に記載のモノフィラメントの製
    法であって、請求項1に記載の耐摩耗性ポリエステル混
    合物を押出機内で完全に溶融し、普通の紡糸用パックで
    濾過し、紡糸ノズルにより溶融物温度185−245℃におい
    て紡糸延伸1:2−1:4で紡糸し、紡糸浴中で冷却し、コポ
    リエステル溶融物の射出速度より大きい速度で巻き取
    り、または引き取り、こうして製造された紡糸繊維を次
    いで全延伸比1:4−1:8で後延伸処理し、次いで160−240
    ℃の温度で一定の長さで、または収縮率10−30%の許容
    下に熱硬化させることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】210−235℃の溶融物温度で紡糸すること
    を特徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】モノフィラメントを紡糸引取り速度5−
    30m/分で引き取ることを特徴とする、請求項18または19
    に記載の方法。
  21. 【請求項21】請求項1に記載の耐摩耗性ポリエステル
    混合物からなるモノフィラメントを含むことを特徴とす
    る抄紙機用網。
JP52496895A 1994-03-25 1995-03-24 高い加工信頼度を備えた耐摩耗性ポリエステル混合物 Expired - Fee Related JP3355191B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4410399A DE4410399A1 (de) 1994-03-25 1994-03-25 Abriebfeste Polyestermischung mit erhöhter Verarbeitungssicherheit, Monofilamente daraus und deren Herstellung und Verwendung
DE4410399.9 1994-03-25
PCT/EP1995/001127 WO1995026432A1 (de) 1994-03-25 1995-03-24 Abriebfeste polyester-polyurethan-mischung mit erhöhter verarbeitungssicherheit und monofilamente daraus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09510748A JPH09510748A (ja) 1997-10-28
JP3355191B2 true JP3355191B2 (ja) 2002-12-09

Family

ID=6513849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52496895A Expired - Fee Related JP3355191B2 (ja) 1994-03-25 1995-03-24 高い加工信頼度を備えた耐摩耗性ポリエステル混合物

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5700881A (ja)
EP (1) EP0674029B1 (ja)
JP (1) JP3355191B2 (ja)
AT (1) ATE182374T1 (ja)
BR (1) BR9507192A (ja)
CA (1) CA2145470A1 (ja)
DE (2) DE4410399A1 (ja)
ES (1) ES2136757T3 (ja)
FI (1) FI951389A (ja)
WO (1) WO1995026432A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19511852A1 (de) * 1995-03-31 1996-10-02 Hoechst Trevira Gmbh & Co Kg Hochbelastbare Kern/Mantel-Monofilamente für technische Anwendungen
DE19528191A1 (de) * 1995-08-01 1997-02-06 Basf Ag Schlagzähe thermoplastische Formmassen
DE19648884A1 (de) * 1996-11-20 1998-06-04 Heimbach Gmbh Thomas Josef Schmelzextrudiertes Monofilament
ES2163700T3 (es) * 1996-11-20 2002-02-01 Heimbach Gmbh Thomas Josef Monofilamento extruido en fusion.
US6043313A (en) * 1997-09-04 2000-03-28 Eastman Chemical Company Thermoplastic polyurethane additives for improved polymer matrix composites and methods of making and using therefor
DE59806442D1 (de) 1998-06-18 2003-01-09 Heimbach Gmbh Thomas Josef Monofilament sowie damit hergestellte Papiermaschinenbespannung
DE19912371A1 (de) * 1999-03-19 2000-09-21 Hahl Filaments Gmbh & Co Kg Monofile Kunstfaser
US7799255B2 (en) * 2003-06-30 2010-09-21 Lubrizol Advanced Materials, Inc. Melt spun elastic tape and process
PL1614779T3 (pl) 2004-07-06 2010-08-31 Voith Patent Gmbh Odporny na ścieranie monofilament dla tkanin przemysłowych
US20070001566A1 (en) * 2005-06-30 2007-01-04 D Haene Pol Impact resistant, direct contact plasma display panel filters
DE102006012048A1 (de) * 2006-03-16 2007-09-20 Teijin Monofilament Germany Gmbh Polyesterfäden, Verfahren zu deren Herstellung und deren Verwendung
DE102007009117A1 (de) 2007-02-24 2008-08-28 Teijin Monofilament Germany Gmbh Elektrisch leitfähige Fäden, daraus hergestellte Flächengebilde und deren Verwendung
DE102007009118A1 (de) 2007-02-24 2008-08-28 Teijin Monofilament Germany Gmbh Elektrisch leitfähige Fäden, daraus hergestellte Flächengebilde und deren Verwendung
DE102007009119A1 (de) 2007-02-24 2008-08-28 Teijin Monofilament Germany Gmbh Elektrisch leitfähige Fäden, daraus hergestellte Flächengebilde und deren Verwendung
DE202007019457U1 (de) * 2007-09-21 2012-10-01 K&R Textil Gmbh & Co. Kg Textiles Flächenmaterial, insbesondere textiles Gewebe, mit Schrumpfeigenschaften
US20090311529A1 (en) * 2008-06-16 2009-12-17 Voith Patent Gmbh High tenacity thermoplastic polyurethane monofilament and process for manufacturing the same
DE102009053588A1 (de) 2009-11-17 2011-05-19 Teijin Monofilament Germany Gmbh Abriebbeständige Monofilamente
WO2013101626A1 (en) 2011-12-30 2013-07-04 Ticona Llc Molded polymer articles for use in low temperatures having a low rigidity factor
DE202012001985U1 (de) 2012-02-25 2012-03-30 Nextrusion Gmbh Abriebbeständige Monofilamente für Papiermaschinenbespannungen
WO2013169351A1 (en) 2012-05-09 2013-11-14 Ticona Llc Polymer composition and articles for use in low temperature environments that are wear resistant
US9074319B2 (en) * 2013-03-15 2015-07-07 Voith Patent Gmbh Monofilament yarn for a paper machine clothing fabric
DE102014009238A1 (de) 2014-06-20 2015-12-24 Perlon Nextrusion Monofil GmbH Monofilamente mit hoher Abrieb- und Formbeständigkeit, textile Flächengebilde daraus und deren Verwendung
KR102488760B1 (ko) 2016-03-31 2023-01-16 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 비스카보디이미드 및 폴리카보디이미드 및 이의 제조 방법
CN109294211A (zh) * 2018-10-26 2019-02-01 含山县领创新材料科技有限公司 一种降噪耐高温耐腐蚀聚氨酯筛网
CN116876102B (zh) * 2023-08-24 2024-04-30 深圳市骏鼎达新材料股份有限公司 一种耐磨pet单丝及其制备方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2502466C3 (de) * 1975-01-22 1985-05-30 Hermann Wangner Gmbh & Co Kg, 7410 Reutlingen Wechselschuß-Papiermaschinensieb
US4279801A (en) * 1975-07-02 1981-07-21 General Electric Company Thermoplastic molding compositions of a linear polyester and a poly(ester urethane)
DE2646647A1 (de) * 1975-10-20 1977-04-21 Mobay Chemical Corp Polybutylenterephthalat/polyurethan- abmischungen
US4289173A (en) * 1975-10-30 1981-09-15 Scapa-Porritt Limited Papermakers fabrics
IT1148619B (it) * 1981-10-09 1986-12-03 Jwi Ltd Monofilamento a basso contenuto carbossilico per l'impiego nella fabbricazione di un telo per macchine essiccatrici della carta
JPS58225413A (ja) * 1982-06-24 1983-12-27 Sanden Corp 主軸回転数制御方式
US5110852A (en) * 1982-07-16 1992-05-05 Rijksuniversiteit Te Groningen Filament material polylactide mixtures
NL8202894A (nl) * 1982-07-16 1984-02-16 Rijksuniversiteit Polyesterhoudend filamentmateriaal.
EP0349875A3 (en) * 1988-07-07 1991-09-25 General Electric Company Paintable elestomeric compositions
US5169711A (en) * 1988-08-05 1992-12-08 Jwi Ltd. Paper makers forming fabric
EP0387395B2 (en) * 1989-03-17 2001-01-03 Jwi Limited Stabilized polyurethane modified polyester forming fabric
DE4128274A1 (de) * 1991-08-27 1993-03-04 Basf Schwarzheide Gmbh Thermoplastischer werkstoff mit erhoehter festigkeit, erhoehtem e-modul und verbesserter waermeformbestaendigkeit auf basis von polyurethan und verfahren zu seiner herstellung
CA2134542C (en) * 1994-03-01 1998-07-07 Asten, Inc. Papermakers fabric of polyphthalamide monofilament

Also Published As

Publication number Publication date
EP0674029A1 (de) 1995-09-27
WO1995026432A1 (de) 1995-10-05
ATE182374T1 (de) 1999-08-15
BR9507192A (pt) 1997-09-09
ES2136757T3 (es) 1999-12-01
CA2145470A1 (en) 1995-09-26
DE59506407D1 (de) 1999-08-26
DE4410399A1 (de) 1995-09-28
EP0674029B1 (de) 1999-07-21
FI951389A (fi) 1995-09-26
US5700881A (en) 1997-12-23
JPH09510748A (ja) 1997-10-28
FI951389A0 (fi) 1995-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3355191B2 (ja) 高い加工信頼度を備えた耐摩耗性ポリエステル混合物
US5635298A (en) High strength core-sheath monofilaments for technical applications
US5652057A (en) High strength core-sheath monofilaments for technical applications
US5169711A (en) Paper makers forming fabric
EP0292186B1 (en) Novel monofilaments, process for the preparation thereof and fabrics thereof
US5118780A (en) Polyester urethane fiber: polyester made from methyl pentane diol
WO1995027818A1 (en) Monofilaments from polymer blends and fabrics thereof
KR100204696B1 (ko) 폴리우레탄, 탄성 폴리우레탄 섬유 및 이에 사용되는 폴리에스테르 폴리카보네이트 디올
US5502120A (en) Melt-extruded monofilament comprised of a blend of polyethylene terephthalate and a thermoplastic polyurethane
US5658662A (en) High tenacity, low flammability polyester yarn, production thereof and use thereof
US4801492A (en) Novel monofilaments and fabrics thereof
EP0387395A2 (en) Stabilized polyurethane modified polyester forming fabric
US6165614A (en) Monofilaments based on polyethylene-2,6-naphthalate
US5736471A (en) Papermaking machine fabrics
EP0768406A1 (de) Textile Flächengebilde hoher Dichte aus Polyesterhybridgarnen, Verfahren zur Herstellung von Verbundwerkstoffen und Verwendung der textilen Flächengebilde
JP3786004B2 (ja) 脂肪族ポリエステル樹脂組成物、成形体およびその製造方法
JP3057449B2 (ja) モール糸
US20060275604A1 (en) Abrasion-resistant wires, fibres and filaments
US5518813A (en) Poly (1,4-cyclohexanedimethylene terephthalate) multifilament yarns for technical applications and production thereof
DE4328029C2 (de) Hochbelastbare Polyester-Monofilamente für technische Anwendungen
CA2445685A1 (en) Polyurethane and elastic fiber obtained therefrom
CA1335337C (en) Stabilized polyurethane modified polyester forming fabric
MXPA96002794A (en) Sieves for paperwork machines, filters and reinforcement fabrics for elastomers, containing special copolysealmonofilaments, stabilized copolysters and use of decopoliesters in the manufacture of parameters
JPS58203117A (ja) ポリエステル系熱硬化型バインダ−繊維
JPS59207962A (ja) 熱可塑性ポリエステル組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070927

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees