JP3354491B2 - 外部雑音除去方法 - Google Patents

外部雑音除去方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部雑音除去方法
に関し、特に、部分放電測定時の外部雑音を除去するた
めの外部雑音除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電力設備の部分放電測定において、部分
放電信号から電力設備の周辺における電磁波外部雑音を
除去し、S/N比を向上させる手段として、従来、平衡
回路や極性判別法が用いられていたが、最近では、コン
ピュータ処理に適したデジタル信号処理を用いて外部雑
音を除去する方法が検討されている。例えば、平成9年
「電気学会電力・エネルギー部門大会No.655」お
よび「電気学会技術報告第593号」では、デジタルフ
ィルタを用いて雑音除去を行っている。「電気学会技術
報告第593号」の雑音除去方法は、適応フィルタを用
いて、入力信号に基づいて連続波雑音を予測して入力信
号との差をとり、連続波雑音を除去している。
【0003】また、「電気学会電力・エネルギー部門大
会No.655」の雑音除去方法は、アダプティブリジ
ェクションフィルタ、アダプティブプリディクタフィル
タ、Kalmanフィルタなどを用いている。アダプテ
ィブリジェクションフィルタは、オリジナルな部分放電
(PD)信号の変化がなく、連続的な雑音信号に対して
有効であるという特長がある。アダプティブプリディク
タフィルタは、連続的な雑音信号に対して有効、異なる
雑音信号にも適用できる、計算時間が短い等の利点を有
している。更に、Kalmanフィルタは、計算時間が
短い、PDパルスの形状変化が小さい、フィルタ係数の
選択に対して感度が良い等の特長がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の外部雑
音除去方法によると、デジタルフィルタを用いても、
(a)単に連続的雑音や周期的雑音を抑制するのみであ
る、(b)前もって信号と雑音との知識が必要である、
(c)計算時間が長くリアルタイムで処理できない、
(d)信号処理により検出した原信号波形が歪むなどの
いずれかの欠点を有している。このように、従来、理想
的な雑音除去方法は得られていない。
【0005】したがって、本発明の目的は、波形を歪ま
せることなく、簡単な手法によりリアルタイムにバック
グランド雑音を除去することのできる外部雑音除去方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、電力ケーブル、電気機器等の部分放電を
検出する検出信号から雑音成分を除去する外部雑音除去
方法において、所定の時間幅を有する複数の検出区間を
有した複数の検出サイクルを設定し、前記複数の検出サ
イクルの前記複数の検出区間において前記検出信号をデ
ジタルサンプリングしてデジタルデータを生成し、検出
対象の検出サイクルに含まれる検出対象の1つの検出区
間と、前記1つの検出区間と連続する前後の検出区間の
前記デジタルデータの最大値を算出し、前記検出対象の
検出サイクルの1つ前の検出サイクルにおいて、前記
の検出区間と検出サイクルにおけるサンプリングの
番が対応している検出区間とその前後の検出区間の前記
デジタルデータの加重平均値を算出し、前記検出対象の
検出サイクルにおいて、前記1つの検出区間の前記最大
値と、前記1つの検出区間の前後の検出区間の前記最大
値の差を算出し、前記1つ前の検出サイクルにおいて、
前記1つの検出区間と検出サイクルにおけるサンプリン
グの順番が対応している検出区間の前記加重平均値と、
その検出区間の前後の検出区間の前記加重平均値の差を
算出し、前記最大値の差および前記加重平均値の差と予
め定めた閾値を比較してその比較結果に応じた判定レベ
ルを定め、前記検出対象の検出サイクルの前記検出対象
の検出区間の前記デジタルデータが前記判定レベルより
大なるとき、前記判定レベルより大なる前記デジタルデ
ータを含む所定の時間幅のデジタルデータを前記部分放
電信号として出力することを特徴外部雑音除去方法を提
供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の外部雑音除去方法
を達成する測定システムを示す。電力ケーブル線路1の
途中に設けられた絶縁接続部2(絶縁筒17を有する)
の両側には、一対の箔電極3a,3bが貼着されてい
る。この箔電極3a,3bの夫々には検出インピーダン
ス4が接続され、この検出インピーダンス4には同調増
幅器5が接続されている。同調増幅器5には、A/D
(アナログ/デジタル)変換器6、信号処理回路7、お
よびモニタ用パーソナルコンピュータ(以下、モニタパ
ソコンという)8が直列に接続されている。モニタパソ
コン8は、CRT等の表示装置、記憶装置、プリンタ等
の記録装置を備えている。
【0008】絶縁接続部2に取り付けた箔電極3a,3
bから検出インピーダンス4を介して信号が検出された
後、同調増幅器5により後述する最適周波数での同調増
幅が行われる。同調増幅された検出信号は、A/D変換
器6によりデジタルサンプリングが行われ、以下に説明
する本発明方法に係る処理手順を実行する信号処理回路
7で雑音除去が行われる。雑音除去処理が行われたデジ
タルデータはモニタパソコン8に送られ、表示処理およ
び記録処理が行われる。
【0009】ここで、同調増幅器2の最適周波数の求め
方について説明する。図2は同調増幅器の最適周波数を
求めるための回路を示す。図中、図1と同一であるもの
には同一引用数字を用いたので、重複する説明を省略す
る。箔電極3a,3bとは別に箔電極3c,3dが絶縁
接続部2上に貼着され、この箔電極3c,3dに校正パ
ルス発振器15が接続される。また、検出インピーダン
ス4にはスペクトラムアナライザ16が接続されてい
る。校正パルス発振器15から、校正用の信号パルスが
絶縁接続部2の絶縁筒17の両側の防食層上に取り付け
られた箔電極3c,3dから注入される。この校正用信
号パルスの注入に応じて検出インピーダンス4から出力
される検出信号がスペクトラムアナライザ16に取り込
まれ、周波数分析が行われる。その手順について、以下
に説明する。 (i)校正パルス発振器15から所定の大きさ(例え
ば、10pc)の信号を注入し、この時の検出信号の周
波数スペクトルS(f)を求める。 (ii)校正パルス発振器15を停止させ、信号を注入し
ない状態で検出した雑音の検出信号の周波数スペクトル
N(f)を求める。 (iii) 検出信号の周波数スペクトルS(f)と雑音の周
波数スペクトルN(f)の比が最大になる周波数を最適
周波数とする。
【0010】通常、スペクトラムアナライザ16は、上
記(iii) のスペクトル比の計算機能を有している。次
に、本発明による外部雑音除去方法を説明する。 〔1〕まず、検出信号をA/D変換器6でサンプリング
する。サンプリング波形を信号処理回路7により測定サ
イクル毎に所定の時間幅の区間に分ける(kサイクル目
のj区間の波形をPa1 k (j,i)とする)。 〔2〕次に、kサイクル目のj番目の区間内のサンプリ
ング値の最大値Pa1 k (j)と、その両隣の区間(j−
1),(j+1)内のサンプリング値の最大値P
a1 k (j−1)、Pa1 k (j+1)を求める。 〔3〕さらに、kサイクルより1つ前の(k−1)サイ
クル目のj番目の区間の加重平均値Pa0 k-1 (j)と、
(k−1)サイクル目の(j−1)と(j+1)の各区
間内の加重平均値Pa0 k-1 (j−1)、Pa0 k-1 (j+
1)を求める。
【0011】ここで、加重平均値Pa0 k-1 (j)は、
(k−1)サイクル目より1つ前のサイクルを(k−
2)とすれば、 Pa0 k-1 (j)={Pa0 k-2 (j)+Pa1 k-2 (j)}
/2 で求める。 〔4〕次に、予め設定した閾値Sa を用いて、以下の
(1)〜(4)の比較が行なわれる。
【0012】 Sa <{Pa1 k (j)−Pa1 k (j−1)} ・・・(1) Sa <{Pa1 k (j)−Pa1 k (j+1)} ・・・(2) {Pa0 k-1 (j)−Pa0 k-1 (j−1)}<Sa ・・・(3) {Pa0 k-1 (j)−Pa0 k-1 (j+1)}<Sa ・・・(4) (1)〜(4)がすべて満たされた場合、判定レベルP
M k (j)は、(5)式で求められる。ここで、αは定
数である。
【0013】 PM k (j)=1/2・[Pa0 k-1 (j)+1/2・{Pa1 k (j−1) +Pa1 k (j+1)}]+α ・・・(5) (1)〜(4)が1つでも満たされなかった場合、判定
レベルPM k (j)は(6)式で求められる。 PM k (j)=1/2・{Pa0 k-1 (j)+Pa1 k (j)}+α ・・・(6) 〔5〕次に、kサイクル目の区間j内のi個のサンプリ
ングデータPa1 k (j,i)の中に、Pa1 k (j,i)
>PM k (j)の条件を満たすサンプリングデータが1
個でもあれば、そのデータの前後に所定の時間幅βのサ
ンプリングデータを付けて雑音除去後のデータとする。
これ以外の雑音除去後のデータ値は零にする。 〔6〕この後、次の区間(j+1)およびそれ以降の区
間についても同様に処理する。
【0014】図3は本発明の外部雑音除去方法に対応し
た各サイクルにおける波形を示す。図3には3つのパル
ス波形I,II,III が示され、上段は(k−1)サイク
ル目の検出信号波形9と加重平均値Pa0 k-1 と定数αの
和10を示し、中段はkサイクル目の検出信号波形11
と信号最大値Pa1 k と定数αの和12を示し、下段は信
号処理回路7による処理後のデジタル信号波形14を示
している。13はパルス判別レベルである。以下、パル
ス波形I,II,III のそれぞれに対する本発明の処理に
ついて説明する。
【0015】まず、パルス波形Iの場合、区間jの信号
最大値と前後の区間の信号最大値との差(図中のB)、
a1 k (j)−Pa1 k (j−1)、Pa1 k (j)−Pa1
k (j+1)が閾値Sa よりも小さく、かつ、区間jの
加重平均値と前後の区間の加重平均値の差Aも閾値Sa
より小さいため、判定レベルPM k (j)は、図中の点
線で示された値、 1/2・{Pa0 k-1 (j)+Pa1 k (j)}+α になる。このとき、区間jにおいては、この判定レベル
を越えるデータは存在しないため、区間jの出力値は全
て零になる。
【0016】次に、パルス波形IIの場合、区間jの信号
最大値と前後の区間の信号最大値との差は、 Pa1 k (j)−Pa1 k (j−1) Pa1 k (j)−Pa1 k (j+1) となり、図中のDに示すように、いずれも閾値Sa より
も大きい。一方、(k−1)サイクル目の区間jの加重
平均値と前後の区間の加重平均値の差(図中のC)は、 Pa0 k-1 (j)− a0 k-1 (j−1)a0 k-1 (j)−Pa0 k-1 (j+1) となり、共に閾値Sa よりも大きいことから、判定レベ
ルPM k (j)は、点線で示された値、1/2・{Pa0
k-1 (j)+Pa1 k (j)}+αになる。このとき、区
間jにおいては、この判定レベルを越えるデータは存在
しないため、区間jの出力値は全て零になる。
【0017】次に、パルス波形III の場合、区間jの信
号最大値と前後の区間の信号最大値との差、 Pa1 k (j)−Pa1 k (j−1) Pa1 k (j)−Pa1 k (j+1) は、図中のFのようになり、共に閾値Sa よりも大き
い。また、(k−1)サイクルの加重平均値は、 Pa0 k-1 (j)−Pa0 k-1 (j−1) Pa0 k-1 (j)−Pa0 k-1 (j+1) となり、図中のEに示すように、いずれも閾値Sa より
も小さい。したがって、判定レベルPM k (j)は、点
線で示された値、 1/2・[Pa0 k-1 (j)+1/2{Pa1 k (j−1)
+Pa1 k (j+1)}]+α となる。このとき、区間jにおいて、この判定レベルを
越えるデータがGの位置に存在することから、このGの
デジタルデータを含み、その前後の所定の時間幅(例え
ば、図3に示す幅β)のサンプリングデータが出力デー
タ14となり、パルス波形部分は除去されず、有効な信
号として残される。
【0018】図3から明らかなように、本発明によれ
ば、周期的でない突出したパルスのみを選択的に通過さ
せることにより、バックグランド雑音を効果的に除去す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の外部雑音除
去方法によれば、検出対象の検出サイクルにおける検出
対象の検出区間の最大値とその前後の検出区間の最大値
の差を算出し、1つ前の検出サイクルにおいて、対応す
る検出区間の加重平均値とその前後の検出区間の加重平
均値の差を算出し、前記最大値の差および前記加重平均
値の差と予め定めた閾値を比較してその比較結果に応じ
た判定レベルを定め、前記検出対象の検出サイクルの前
記検出対象の検出区間の前記デジタルデータの中で前記
判定レベルより大なるデジタルデータを検出したとき、
そのデジタルデータを前記部分放電の信号にしたので、
簡単な処理方法によって、処理時間に時間をとられるこ
となく、原信号を歪ませることなく、周期的でない突出
したパルスのみを選択的に通過させることにより、バッ
クグランド雑音を効果的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外部雑音除去方法を達成する測定シス
テムを示す接続図である。
【図2】図1の同調増幅器における最適周波数を求める
ための回路を示す接続図である。
【図3】本信号処理法による雑音除去結果を示す波形図
である。
【符号の説明】 1 電力ケーブル線路 2 絶縁接続部 3a,3b,3c,3d 箔電極 4 検出インピーダンス 5 同調増幅器 6 A/D変換器 7 信号処理回路 8 モニタ用パーソナルコンピュータ(モニタパソコ
ン) 9,11 検出信号波形 12 検出信号波形と信号最大値と定数の和 13 パルス判別レベル 14 処理後のデジタル信号波形 15 校正パルス発振器 16 スペクトラムアナライザ 17 絶縁筒
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 弘 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社 パワーシステム研究所 内 (72)発明者 佐藤 英男 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社 パワーシステム研究所 内 (72)発明者 遠藤 桓 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社 パワーシステム研究所 内 (72)発明者 江島 弘高 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社 パワーシステム研究所 内 (56)参考文献 特開 平9−68556(JP,A) 特開 平8−43476(JP,A) 特開 平6−331686(JP,A) 特開 平8−5698(JP,A) 特開 平11−352179(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブル、電気機器等の部分放電を
    検出する検出信号から雑音成分を除去する外部雑音除去
    方法において、 所定の時間幅を有する複数の検出区間を有した複数の検
    出サイクルを設定し、 前記複数の検出サイクルの前記複数の検出区間において
    前記検出信号をデジタルサンプリングしてデジタルデー
    タを生成し、 検出対象の検出サイクルに含まれる検出対象の1つの検
    出区間と、前記1つの検出区間と連続する前後の検出区
    間の前記デジタルデータの最大値を算出し、 前記検出対象の検出サイクルの1つ前の検出サイクルに
    おいて、前記1つの検出区間と検出サイクルにおけるサ
    ンプリングの順番が対応している検出区間とその前後の
    検出区間の前記デジタルデータの加重平均値を算出し、 前記検出対象の検出サイクルにおいて、前記1つの検出
    区間の前記最大値と、前記1つの検出区間の前後の検出
    区間の前記最大値の差を算出し、 前記1つ前の検出サイクルにおいて、前記1つの検出区
    間と検出サイクルにおけるサンプリングの順番が対応し
    ている検出区間の前記加重平均値と、その検出区間の前
    後の検出区間の前記加重平均値の差を算出し、 前記最大値の差および前記加重平均値の差と予め定めた
    閾値を比較してその比較結果に応じた判定レベルを定
    め、 前記検出対象の検出サイクルの前記検出対象の検出区間
    の前記デジタルデータが前記判定レベルより大なると
    き、前記判定レベルより大なる前記デジタルデータを含
    む所定の時間幅のデジタルデータを前記部分放電信号と
    して出力することを特徴とする外部雑音除去方法。
  2. 【請求項2】 前記加重平均値〔Pa0 k-1 (j)〕は、
    前記検出対象の検出サイクルをk、該検出サイクルkの
    検出区間をj、前記1つ前の検出サイクルを(k−
    1)、この(k−1)サイクルより1つ前のサイクルを
    (k−2)、該(k−2)サイクルのj番目の加重平均
    値をPa0 k-2 (j)、前記(k−2)サイクルのj番目
    の最大値をPa1 k-2 (j)とするとき、 Pa0 k-1 (j)={Pa0 k-2 (j)+Pa1 k-2 (j)}
    /2として算出することを特徴とする請求項1記載の外
    部雑音除去方法。
  3. 【請求項3】 前記検出対象の検出サイクルをk、該検
    出サイクルkの前記検出対象の検出区間をj、前記検出
    区間jの前後の検出区間を(j−1)および(j+
    1)、前記検出サイクルkの検出区間j内のサンプリン
    グデータの最大値をPa1 k (j)、前記検出区間(j−
    1)および(j+1)内の各サンプリングデータの最大
    値をPa1 k (j−1)およびPa1 k (j+1)、前記検
    出サイクルkより1つ前の検出サイクル(k−1)の検
    出区間j、その前後の検出区間(j−1)および(j+
    1)のサンプリングデータの加重平均値をP
    a0 k-1 (j),Pa0 k-1 (j−1)およびPa0 k-1 (j
    +1)、前記判定レベルをPM k (j)、閾値をSa 、定数をαとするとき、 Sa <{Pa1 k (j)−Pa1 k (j−1)} ・・・(1) Sa <{Pa1 k (j)−Pa1 k (j+1)} ・・・(2) {Pa0 k-1 (j)−Pa0 k-1 (j−1)}<Sa ・・・(3) {Pa0 k-1 (j)−Pa0 k-1 (j+1)}<Sa ・・・(4) の(1)〜(4)の比較条件をすべて満たすとき、前記
    判定レベルは、 PM k (j)=1/2・[Pa0 k-1 (j)+1/2・{Pa1 k (j−1) +Pa1 k (j+1)}]+α で算出し、前記(1)〜(4)の比較条件を1つでも満
    たさないとき、前記判定レベルは、 PM k (j)=1/2・{Pa0 k-1 (j)+Pa1 k (j)}+α で算出することを特徴とする請求項1記載の外部雑音除
    去方法。
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