JP3354305B2 - 位相シフトマスクおよび位相シフトマスクの欠陥修正方法 - Google Patents

位相シフトマスクおよび位相シフトマスクの欠陥修正方法

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JP3354305B2 JP20218794A JP20218794A JP3354305B2 JP 3354305 B2 JP3354305 B2 JP 3354305B2 JP 20218794 A JP20218794 A JP 20218794A JP 20218794 A JP20218794 A JP 20218794A JP 3354305 B2 JP3354305 B2 JP 3354305B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、位相シフトマスクお
よび位相シフトマスクの欠陥修正方法に関し、特に、位
相シフタ欠陥部が、光透過部と位相シフタ部との境界近
傍に生じた場合の位相シフトマスクおよび位相シフトマ
スクの欠陥修正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路における高集積化
および微細化には目ざましいものがある。それに伴い、
半導体基板上に形成される回路パターンの微細化も急速
に進んできている。
【0003】中でも、フォトリソグラフィー技術が、パ
ターン形成における基本技術として広く認識されるとこ
ろである。よって、今日までに種々の開発、改良がなさ
れてきている。しかし、パターンの微細化は止まるとこ
ろを知らず、パターンの解像度向上への要求もさらに強
いものとなってきている。
【0004】一般に、縮小露光方法を用いたフォトリソ
グラフィー技術における解像限界R(nm)は、 R=k1 ・λ/(NA)…(1) と表される。ここで、λは使用する光の波長(nm)、
NAはレンズの開口数、k1 はレジストプロセスに依存
する定数である。
【0005】上式からわかるように、解像限界の向上を
図るためには、k1 とλとの値は小さくし、NAの値は
大きくすればよいことがわかる。つまり、レジストプロ
セスに依存する定数を小さくするとともに、短波長化や
高NA化を進めればよいのである。
【0006】しかし、光源やレンズの改良は技術的に難
しく、また短波長化および高NA化を進めることによっ
て、光の焦点深度δ(δ=k2 ・λ/(NA)2 )が浅
くなり、かえって解像度の低下を招くといった問題も生
じてくる。
【0007】ここで、図24(a),(b),(c),
(d)を参照して、従来のフォトマスク断面、フォトマ
スク上の電場、レジスト膜上の光強度およびレジスト膜
に転写されるパターンについて説明する。
【0008】まず、図24(a)を参照して、フォトマ
スク30の構造について説明する。このフォトマスク3
0は、透明ガラス基板32の上に、所定形状のマスクパ
ターン38が形成されている。このマスクパターン38
は、クロムなどからなる遮光部34と、透明ガラス基板
32が露出する光透過部36とを有している。
【0009】次に、図24(b)を参照して、フォトマ
スク30上の露光光の電場について説明する。フォトマ
スク30上の露光光の電場は、フォトマスクパターンに
沿った電場となる。
【0010】次に、図24(c)を参照して、半導体ウ
ェハ上の光強度について説明する。半導体ウェハ上の光
強度は、微細なパターンの転写の場合、隣合ったパター
ン像においては、フォトマスクを透過した露光光が、光
の回折現象および光の干渉効果により、光の重なり合う
部分において、互いに強めあうことになる。
【0011】このため、半導体ウェハ上の光強度の差が
小さくなり、解像度が低下する。その結果、レジスト膜
に転写されるパターンは、図18(d)に示すように、
フォトマスクのパターンが正確に反映されないものとな
ってしまう。
【0012】これを解決するフォトマスクとして、たと
えば特開昭57−62052号公報および特開昭58−
173744号公報により、位相シフトマスクによる位
相シフト露光法が提案されている。
【0013】ここで、図25(a),(b),(c),
(d),(e)を参照して、特開昭58−173744
号公報に開示された位相シフトマスクによる位相シフト
露光法について説明する。
【0014】図25(a)は、位相シフトマスク40の
断面を示している。図25(b)は、フォトマスク上の
電場を示している。図25(c)は、レジスト膜上の光
の振幅を示している。図25(d)は、レジスト膜上の
光強度を示している。図25(e)は、レジスト膜に転
写されるパターンを示している。
【0015】まず、図25(a)を参照して、位相シフ
トマスク40の構造について説明する。透明ガラス基板
42上には、所定形状のマスクパターン50が形成され
ている。このマスクパターン50は、クロムなどからな
る遮光部44と、透明ガラス基板42が露出する光透過
部46とを有している。さらに、透明ガラス基板42が
露出する光透過部46には、1つおきにシリコン酸化膜
などの透明絶縁膜よりなる位相シフタ部48が設けられ
ている。
【0016】次に、図25(b)を参照して、フォトマ
スク上の電場について説明する。この位相シフトマスク
40を透過した光によるフォトマスク上の電場は、透過
した光の位相が交互に180°反転して構成される。そ
のため、隣合ったパターン像においては、位相シフトマ
スク40を透過した露光光は重なり合う光の位相が反転
する。
【0017】これにより、レジスト膜上での光の振幅
は、図25(c)に示すようになる。したがって、レジ
スト膜上での光強度は、光の干渉効果により、光の重な
り合う部分においては、互いに光が打消し合い、図25
(d)に示すようになる。その結果、レジスト膜上にお
ける露光光の光強度の差は十分となり、解像度の向上を
図ることが可能となり、図25(e)に示すように、マ
スクパターン50に従ったパターンをレジスト膜に転写
することができる。
【0018】しかし、上記位相シフトマスクによる位相
シフト露光法によれば、ライン・アンド・スペースなど
の周期的なパターンに対しては非常に有効であるが、パ
ターンが複雑な場合には、位相シフタの配置等が非常に
困難となり、任意のパターンには設定できないという問
題点があった。
【0019】そこで、さらに上記問題点を解決する位相
シフトマスクとして、たとえば、「JJAP Seri
es5 Proc.of 1991 Intern.M
icroProcess Conference p
p.3−9」および「特開平4−136854号公報」
において、減衰型の位相シフトマスクが開示されてい
る。
【0020】以下、この特開平4−136854号公報
に開示された減衰型位相シフトマスクについて説明す
る。
【0021】図26(a)は、上記減衰型位相シフトマ
スク52の断面構造を示す図である。図26(b)は、
フォトマスク上の電場を示す図である。図26(c)
は、レジスト膜上の光の振幅を示す図である。図26
(d)は、レジスト膜上の光強度を示す図である。図2
6(e)は、レジスト膜に転写されるパターンを示して
いる。
【0022】まず、図26(a)を参照して、減衰型位
相シフトマスクの構造について説明する。この位相シフ
トマスク52の構造は、透明石英基板54と、この透明
石英基板54の上に所定のパターン形状を有する位相シ
フトパターン64を有している。
【0023】この位相シフトパターン64は、透明石英
基板が露出する光透過部62と、この光透過部62より
も露光光の透過率が小さく、かつ、光透過部62を透過
した露光光との位相差が180°となる透明石英基板5
4上に形成された位相シフタ部60とを備えている。
【0024】この位相シフタ部60は、光透過部62を
透過する露光光に対する透過率が5〜40%であるクロ
ム層56と、光透過部62を透過する露光光との位相差
が180°となるシフタ層58との2層構造となってい
る。
【0025】次に、上記構造よりなる位相シフトマスク
52を透過する露光光のフォトマスク上の電場は、図2
6(b)に示すように、露光パターンのエッジ部で位相
が反転する。このため、レジスト膜上での露光光の光の
振幅は、図26(c)に示すようになる。
【0026】したがって、レジスト膜上の光強度は、図
26(d)に示すように、露光パターンのエッジ部分で
の光強度が図に示すように必ず0となる。その結果、露
光パターンの光透過部62と位相シフタ部60との電場
の差は十分となり、高い解像度を得ることができ、図2
6(e)に示すように、位相シフトパターンに従ったパ
ターンをレジスト膜に転写することができる。
【0027】また、本発明の出願人は、特願平4−33
5523において、さらに、位相シフトマスクの問題点
を解決する位相シフトマスクの開発を行なっている。
【0028】図26に示す位相シフトマスク52は、位
相シフタ部60がクロム層56とシフタ層58との2層
構造であるのに対して、特願平4−335523におけ
る位相シフトマスク66の構造は、図27を参照して、
位相シフタ部70が位相シフタ部60と同一の位相差
と、クロム層56と同一の透過率とを有する単一材料か
ら形成されている。
【0029】この位相シフトマスク66を詳細に説明す
ると、透明石英基板68の上に、所定形状のパターンを
有する位相シフトパターン74が形成されている。
【0030】この位相シフトパターン74は、透明石英
基板68が露出する光透過部72と、単一材料からなる
位相シフタ部70とを備えている。この位相シフタ部7
0の材料としては、MoSiの酸化窒化膜、MoSiの
酸化膜、Crの酸化膜、Crの酸化窒化膜、Crの酸化
窒化炭化膜が用いられる。
【0031】この位相シフトマスク66を用いた場合の
フォトマスク上の電場、レジスト膜上の光の振幅、レジ
スト膜上の光強度、およびレジスト膜の転写パターン
は、図28(a),(b),(c),(d),(e)に
示すように、図28(a)〜(e)に示す場合と同一の
効果を得ることができる。
【0032】次に、この位相シフトマスク66の位相シ
フトパターン74に、欠陥が生じた場合の欠陥修正方法
について説明する。
【0033】まず、図29を参照して、位相シフトパタ
ーン74に生じる欠陥には、残り欠陥(黒欠陥)78と
ピンホール欠陥(白欠陥)76とが存在する。この欠陥
検査には、たとえば光透過型欠陥検査装置(KLA社製
239HR型)などを用いて、チップ比較方式の欠陥
検査を行なう。この欠陥検査装置は、通常水銀ランプを
光源とする光で検査を行なう。
【0034】検査の結果、位相シフトパターン74がエ
ッチングされるべきところに位相シフタ部が残る残り欠
陥78と、残るべきところの位相シフタ部にピンホール
や欠けが生じてしまうピンホール欠陥76とを検出す
る。
【0035】次に、これらの残り欠陥78とピンホール
欠陥76とを修正する。残り欠陥78については、従来
のフォトマスクで用いられている、YAGレーザ82に
よるレーザブロー修正装置を用いて行なう。
【0036】また、他の方法としては、FIB(Foc
used Ion Beam:収束イオンビーム)によ
るスパッタエッチのガス導入によるアシストエッチによ
っても除去することが可能である。
【0037】次に、ピンホール欠陥76については、一
般的に従来のフォトマスクに用いられている、芳香族系
ガスを用いたFIBアシストデポジション方式によるカ
ーボン系膜80のデポジションにより、ピンホール欠陥
部分を埋め込む修理を行なう。このFIBアイストデポ
ジション方式によれば、プロセスが容易であり、修正費
用を安価にすることができる。
【0038】このようにして、修正された位相シフトマ
スクは、後工程において洗浄された場合においても、カ
ーボン系膜80が剥がれることなく、良好な位相シフト
マスクとして用いることが可能となる。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術には、以下に述べる問題点を有している。
【0040】まず、図30は、減衰型の位相シフトマス
ク84の平面図であり、位相シフタ部86と光透過部8
8とを有している。
【0041】また、位相シフタ部86の領域のみに発生
したピンホール欠陥90と、光透過部88と位相シフタ
部86との境界近傍に形成されたピンホール欠陥92と
を有している。
【0042】このピンホール欠陥90とピンホール欠陥
92とを修正する場合について以下説明する。ピンホー
ル欠陥90の修正の場合は、通常は、図28に示したよ
うに、カーボン系膜80により修正を行う。
【0043】しかし、ピンホール欠陥92の修正の場合
は、この領域での露光光の透過が重要となる。
【0044】たとえば、図31を参照して、ピンホール
欠陥92を、FIBアシストデポジション方法によるカ
ーボン系膜94のデポジションにより修正した場合につ
いて考察する。
【0045】本来、ピンホール欠陥92がない正常な光
透過部88および位相シフタ部86を有する位相シフト
マスクを用いて露光を行なった場合は、ポジ型レジスト
膜のエッチング後の形状は、図32に示すように、レジ
スト膜96にきれいな円形パターン98が形成される。
このときのA−A線矢視およびB−B線矢視に従った露
光光のレジスト膜上での光強度を図34および図35に
示す。
【0046】しかし、図31に示す欠陥修正を行なった
位相シフトマスクを用いた場合は、図33に示すよう
に、レジスト膜96に非対称のパターン100が形成さ
れてしまう。このときのC−C線矢視およびD−D線矢
視に従った露光光のレジスト膜上で光強度を図34およ
び図35に示す。
【0047】図34および図35を参照して、図32に
示す正常なレジストパターンが形成された場合にレジス
ト膜上での光強度は、実線aおよび実線bで示すよう
に、中心軸Lに対して対称な形状となる。これに対し
て、図33に示すレジスト膜上での光強度は、点線cで
示すように光強度プロファイルが外側に広がった楕円形
状のパターンとなる。
【0048】これは、光透過部と位相シフタ部との境界
部近傍に、不透明なカーボン系膜を形成したために、こ
の部分では位相シフトマスクとしての役割を果たさなく
なり、先に説明した図24に示すフォトマスク30と同
じ現象が生じてしまうためである。
【0049】このように、半導体装置に微細化が要求さ
れる今日において、レジスト膜のパターンに寸法誤差が
生じてしまうことは、たとえば半導体記憶装置のメモリ
部において、電気的なばらつきが生じたり、また、ビッ
ト線のコンタクト不良や、アライメントマージン不足に
よる短絡が生じてしまう。
【0050】また、図36に示すように、光透過部10
4と位相シフタ部102のライン・アンド・スペースか
らなる位相シフトパターンの位相シフタ部102に生じ
たピンホール欠陥106を、カーボン系膜108で修正
した場合も、図36に示すように、レジスト膜のパター
ン110に示すように、パターン110が細くなる部分
114が生じてしまう。
【0051】その結果、このレジスト膜を用いて配線層
などのパターンを行なうと、配線層が細く形成されるた
めに、その部分での抵抗が大きくなったり、断線が生じ
るなどして、半導体装置の性能を著しく低下させる原因
となっていた。
【0052】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、光透過部と位相シフト部の境界部に発
生した位相シフト部の欠陥修正のおいて、位相シフトマ
スクとしての機能を損なわずに、位相シフタ部の欠陥の
修正を行なうことを可能とした、位相シフトマスクおよ
び位相シフトマスクの欠陥修正方法を提供することを目
的とする。
【0053】
【課題を解決するための手段】
【0054】この発明に基づいた位相シフトマスクの1
つの局面においては、透明基板の表面が露出する光透過
部と、上記光透過部よりも露光光の透過率が小さく、か
つ、上記光透過部を透過した露光光との位相差が180
°となる上記透明基板上に形成された位相シフタ部とを
備え、上記位相シフタ部の一部が欠損した位相シフタ欠
陥部を、上記光透過部と上記位相シフタ部との境界を含
む領域に有し、上記位相シフタ欠陥部に、前記位相シフ
タ部と同じ部材かまたは5〜15%の透過率と、120
°〜240°の位相差とを有する部材である修正部材を
配置している。
【0055】好ましくは、上記修正部材は、金属シリサ
イドの酸化物あるいは金属シリサイドの酸化窒化物から
なる単一種類の材料である。
【0056】さらに、好ましくは、上記修正部材は、モ
リブデンシリサイドの酸化物あるいはモリブデンシリサ
イドの酸化窒化物からなる単一種類の材料である。
【0057】
【0058】次に、この発明に基づいた位相シフトマス
クの他の局面においては、透明基板の表面が露出する光
透過部と、上記光透過部よりも露光光の透過率が小さ
く、かつ、上記光透過部を透過した露光光との位相差が
180°となる上記透明基板の上に単一種類の材料によ
り形成された位相シフタ部とを備えて、上記位相シフタ
部の一部が欠損した位相シフタ欠陥部を、上記光透過部
と上記位相シフタ部との境界を含む領域に有し、上記位
相シフタ欠陥部と、上記位相シフタ欠陥部に含まれる上
記光透過部と上記位相シフタ部との境界から上記光透過
部へはみ出した領域の上記光透過部とに遮光膜が配置さ
れる。また、上記遮光膜の幅が上記位相シフタ欠陥部の
幅よりも小さく形成されている。
【0059】次に、この発明に基づいた位相シフトマス
クの欠陥修正方法の1つの局面においては、透明基板の
表面が露出する光透過部と、上記光透過部よりも露光光
の透過率が小さく、かつ、上記光透過部を透過した露光
光との位相差が180°となる上記透明基板上に形成さ
れた位相シフタ部とを備え、上記位相シフタ部の一部が
欠損した位相シフタ欠陥部が、上記光透過部と上記位相
シフタ部との境界を含む領域に形成され、上記位相シフ
タ欠陥部が、前記位相シフタ部と同じ部材かまたは5〜
15%の透過率と、120°〜240°の位相差とを有
する部材である修正部材によって補填される。さらに、
上記修正部材は、金属シリサイドの酸化物あるいは金属
シリサイドの酸化窒化物からなる単一種類の材料であ
る。
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】次に、この発明に基づいた位相シフトマス
クの欠陥修正方法の他の局面においては、透明基板の表
面が露出する光透過部と、上記光透過部よりも露光光の
透過率が小さく、かつ、上記光透過部を透過した露光光
との位相差が180°となる上記透明基板上に単一種類
の材料により形成された位相シフタ部とを備え、上記位
相シフタ部の一部が欠損した位相シフタ欠陥部が、上記
光透過部と上記位相シフタ部との境界を含む領域に形成
され、上記位相シフタ欠陥部と、上記位相シフタ欠陥部
に含まれる前記光透過部と前記位相シフタ部との境界か
ら上記光透過部へはみ出た領域の上記光透過部とに、遮
光膜が形成される。さらに、上記遮光膜の幅が上記位相
シフタ欠陥部の幅よりも小さく形成される。
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【作用】この発明に基づいた位相シフトマスクおよび位
相シフトマスクの欠陥修正方法の1つの局面によれば、
位相シフタ欠陥部が、位相シフタ部と同じ部材かまたは
5〜15%の透過率と、120°〜240°の位相差と
を有する部材である修正部材によって補填され、上記修
正部材は、金属シリサイドの酸化物あるいは金属シリサ
イドの酸化窒化物からなる単一種類の材料である。
【0069】これにより位相シフタ欠陥部の修正部材が
補填された領域と、位相シフタ部との光学的特性が同一
となる。したがって、位相シフタ欠陥部の修正領域を透
過する露光光によっても、位相シフトマスクと同様の効
果を得ることが可能となる。その結果、位相シフタ欠陥
部を修正した位相シフトマスクを用いても、欠陥がない
位相シフトマスクと同じように、高精度の露光を行なう
ことが可能となる。
【0070】次に、この発明に基づいた位相シフトマス
クおよび位相シフトマスクの欠陥修正方法の他の局面に
よれば、位相シフタ欠陥部と、位相シフタ欠陥部に含ま
れる光透過部と位相シフタ部との境界から光透過部へは
み出た領域の光透過部とに、遮光膜が形成され、上記遮
光膜の幅が上記位相シフタ欠陥部の幅よりも小さく形成
される。
【0071】この遮光膜が透過領域に所定長さはみ出て
形成されることにより、光透過部と遮光膜との境界の領
域を透過する露光光の回折現象による広がりが、透過領
域にはみ出た長さだけ、内部方向に移動することにな
る。
【0072】したがって、実質的には、露光光の広がり
が抑えられ、光透過部の形状に対応した所定形状の露光
パターンを形成することが可能となる。その結果、位相
シフタ欠陥部を修正した位相シフトマスクを用いても、
欠陥がない位相シフトマスクと同じように、高精度の露
光を行なうことが可能となる。
【0073】
【0074】
【0075】
【実施例】以下、この発明に基づいた第1の実施例につ
いて図1および図2を参照して説明する。
【0076】まず、図1は、この実施例における位相シ
フトマスクおよび位相シフトマスクの欠陥修正方法につ
いて説明するための平面図である。図2は、図1中A−
A線矢視断面図である。
【0077】透明石英基板16の表面が露出する光透過
部4と、この光透過部4よりも露光光の透過率が小さ
く、かつ光透過部4を透過した露光光との位相差が18
0°となる透明基板上に形成された位相シフタ部2とを
備えた減衰型の位相シフトマスク1が示されている。
【0078】この位相シフタ部2の材質は、たとえば、
MoSiの酸化窒化膜、MoSiの酸化膜、Crの酸化
膜、Crの酸化窒化膜、Crの酸化窒化炭化膜などから
形成されている。
【0079】さらに、位相シフタ欠陥部6には、位相シ
フタ2とほぼ同じ透過率とほぼ同じ位相差を有する修正
部材8によって補填されている。
【0080】ここで、修正部材8の透過率と位相差との
範囲について述べる。まず、図3を参照して、位相シフ
タ2の透過率と光強度のプロファイルとの関係について
説明する。なお、図に示す光強度のプロファイルは、上
述した位相シフタ2に、2.25μm□の光透過部4を
10.0μmピッチで配置した位相シフトマスクにおい
て、位相シフタ2の位相差が180°、露光光がi線
(365nm)、N.A=0.57、λ=0.4の条件
で測定したものである。
【0081】図中、太線aは、位相シフタ2の透過率が
0%、細線bは、位相シフタ2の透過率が5%、点線c
は、位相シフタ2の透過率が10%、一点鎖線dは、位
相シフタ2の透過率が15%の場合を示している。
【0082】位相シフタ2の透過率が大きくなるにつ
れ、光強度のプロファイルのすその幅Wは小さくなる。
これは、露光光による解像度が向上していることを示し
ている。しかし、光強度のプロファイルの両脇の光強度
も、すその幅Wが小さくなるにつれ大きくなっている。
そのため、位相シフタ2の透過率を15%以上にする
と、この両脇の光強度を無視することができなくなる。
以上より、修正部材の透過率は、5%〜15%程度あれ
ば、位相シフタ2への光学プロファイルに大きく影響を
与えないとえる。
【0083】次に、図4を参照して、位相シフタ2の位
相差と光強度のプロファイルとの関係について説明す
る。なお、図に示す光強度のプロファイルは、上述した
位相シフタ2に、2.25μm□の光透過部4を10.
0μmピッチで配置した位相シフトマスクにおいて、修
正部材の透過率が10%、露光光がi線(365n
m)、N.A=0.57、λ=0.4の条件で測定した
ものである。
【0084】図中、太線aは、位相シフタ2の位相差が
180°、実線bは、位相シフタ2の位相差が160
°、細線cは、位相シフタ2の位相差が140°、一点
鎖線dは、位相シフタ2の位相差が120°、一点鎖線
eは、位相シフタ2の位相差が90°、二点鎖線fは、
位相シフタ2の位相差が0°の場合を示している。
【0085】位相シフタ2の位相差が大きくなるにつ
れ、光強度のプロファイルのすその幅Wは小さくなる。
これは、露光光による解像度が向上していることを示し
ている。図から分かるように、位相シフタ2の位相差が
120°〜180°の範囲であれば、綺麗な光強度のプ
ロファイルを得ることができる。これは、位相シフタ2
の位相差が180°〜240°の場合でも同じことがい
える。したがって、修正部材8の位相差は、120°〜
240°程度であれば、位相シフタ2への光学プロファ
イルに大きく影響を与えないといえる。
【0086】ここで、この修正部材8の材質は、位相シ
フタ部2と同じ材質でもよいし、また、図5の断面図に
示すように、不透明ではあるが、所定の透過率を有する
たとえばCrOx ,CrOx N,MoSiO,MoSi
Nなどや、または完全に透明なSiO2 などの第1の修
正膜5と、FIBアシストデポによるカーボン膜やクロ
ム膜などの第2の修正膜7とを有する2層構造であって
も構わない。なお、図5は、図1中A−A矢視断面に従
った図である。
【0087】このように、位相シフタ欠陥部6が修正さ
れた位相シフトマスク1は、位相差と透過率とが位相シ
フタ部2とほぼ同一となるようにしているため、位相シ
フタ欠陥部の修正領域と位相シフタ部との光学的特性が
同一となる。したがって、位相シフタ欠陥部修正領域を
透過する露光光によっても、位相シフトマスクと同様の
効果を得ることが可能となる。
【0088】したがって、図1中A−A線矢視断面およ
びB−B線矢視断面に示す露光光のレジスト膜上での光
強度プロファイルは、ともに図6の実線aで示すよう
に、中心軸Lに対して対称であり、かつシャープな小山
状の形状となる。
【0089】その結果、このように位相シフタ欠陥部が
修正された位相シフトマスクを用いてレジスト膜を露光
した場合、図7に示すように、レジスト膜10に所望の
レジストパターン12を形成することが可能となる。
【0090】以上、この第1の実施例における位相シフ
トマスクおよび位相シフトマスクの欠陥修正方法によれ
ば、欠陥がない位相シフトマスクと同等の高精度な露光
を行なうことが可能となる。
【0091】次に、この発明に基づいた第2の実施例に
ついて、図を参照して説明する。まず、図8は、この実
施例における位相シフトマスクおよび位相シフトマスク
の欠陥修正方法について説明するための平面図である。
【0092】この実施例における位相シフトマスク1の
構成および材質は、第1の実施例と同様であり、位相シ
フタ欠陥部6も、第1の実施例と同様の位置に発生して
いる。
【0093】この実施例における位相シフタ欠陥部6の
修正方法は、位相シフタ欠陥部6と、位相シフタ欠陥部
6に含まれる光透過部4と位相シフタ部2との境界から
所定長さ(H1 )はみ出た領域の光透過部4とに、クロ
ム、カーボン、モリブデンシリサイド、タングステンシ
リサイド、モリブデン、タンタル、タングステン、シリ
コンなどからなる遮光膜14が形成されている。
【0094】たとえば、本実施例によれば、レジスト膜
に形成されるレジストパターンの直径が0.4μm程度
の場合、遮光膜14のはみ出し量(H1 )は、レジスト
マスク1上において、約0.1〜0.2μm程度とな
る。なお、この時の露光条件は、位相シフタ部2の透過
率ガ10%,露光光がi線(365nm),N.A=
0.57,λ=0.4の条件で測定したものである。
【0095】また、レジストパターンの直径が0.35
μm程度の場合、遮光膜14のはみ出し量(H1 )は、
レジスト膜1上において、約0.05〜0.15μm程
度となり、レジストパターンの直径が0.3μm程度の
場合には、遮光膜14のはみ出し量(H1 )は、レジス
ト膜1上において、約0.05〜0.1μm程度とな
る。
【0096】この図8に示す位相シフトマスク11を用
いた場合にB−B線矢視断面におけるレジスト膜上での
光強度プロファイルは、図9に示すようになる。
【0097】図9において、図9(a)は、位相シフト
マスク11の図8中B−B線矢視断面図であり、図9
(b)は、この位相シフトマスク11を用いた場合のレ
ジスト膜上における光強度プロファイルを示している。
【0098】図6(b)を参照して、遮光膜14を、光
透過部4の領域へ所定長さはみ出して形成することによ
り、実線aで示すように露光光の回折現象による広がり
が内部方向に移動する。点線bはH1 =Oの場合の光強
度のプロファイルを示している。
【0099】したがって、実質的に露光光の広がりが抑
えられ、光透過部の形状に対応した所定形状の露光パタ
ーンが形成され、本実施例においても、実線aで示すよ
うにほぼ中心軸Lに対して対称かつシャープな小山状の
光強度プロファイルを形成することが可能となる。
【0100】次に、この発明に基づいた第3の実施例に
ついて、図10を参照して説明する。この実施例によれ
ば、図5に示した第2の実施例にと比較して、位相シフ
タ欠陥部に形成される遮光膜18の幅W1 が、位相シフ
タ欠陥部の幅W2 よりも小さく形成されている。つまり
(W1 −W2 )/2≦0.1μm程度にすることでリソ
グラフィの解像ができなくなり、レジスト膜への転写に
影響が出なくなるからである。
【0101】したがって、この実施例における遮光部1
8は、その遮光部18の幅W1 を必要最小限にまで細く
することが可能であることを示している。
【0102】この実施例における位相シフトマスクを用
いても、図9(b)の実線aに示す光強度プロファイル
を得ることが可能となる。
【0103】次に、この発明に基づいた第4の実施例に
ついて、図を参照して説明する。図11ないし図17
は、この実施例における位相シフトマスクの欠陥修正方
法に基づいた製造工程図である。
【0104】まず、図11を参照して、透明石英基板1
6の表面が露出する光透過部4と、この光透過部4より
も露光光の透過率が小さく、かつ、光透過部4を透過し
た露光光との位相差が180°となる位相シフタ部2と
を含む位相シフトパターン3を透明石英基板16の上に
形成する。
【0105】このとき、位相シフタ部2には、位相シフ
タ部2と光透過部4との境界を一部含む位相シフタ欠陥
部6が発生している。
【0106】次に、図12を参照して、位相シフトパタ
ーン3の上全面に、レジスト膜20を形成する。その
後、図13を参照して、位相シフタ欠陥部6の領域上お
よびその近傍に形成されたレジスト膜20をエッチング
により除去する。
【0107】次に、図14を参照して、位相シフトパタ
ーン3の上全面に、位相シフタ部2と同じ透過率を有
し、光透過部4を透過した露光光との位相差が180°
となる修正膜22たとえば、CrOX 、CrOX N、M
oSiO、MoSiNなどを形成する。
【0108】次に、図15を参照して、レジスト膜20
をエッチングにより除去し、いわゆるリフトオフ法を用
いて、位相シフタ欠陥部6に修正膜22を残存させる。
【0109】その後、図16を参照して、位相シフタ部
2上に残存した修正膜22を、位相シフタ部4との光学
特性を整えるために、ケミカルメカニカルエッチングに
より除去する。
【0110】次に、図17を参照して、FIBによるト
リミングを用いて、修正膜22を所定の形状に加工す
る。以上により、本実施例における位相シフトマスクの
欠陥修正方法が完了する。
【0111】以上、この実施例によれば、いわゆるリフ
トオフ法を用いて、位相シフタ欠陥部に修正膜を形成し
ている。これにより、修正を必要とする位相シフタ欠陥
部に、精度よく修正膜を形成することが可能となる。
【0112】次に、この発明に基づいた第5の実施例に
ついて、図18ないし図21を参照して説明する。
【0113】まず、図18を参照して、位相シフタ欠陥
部6a,6bの形状は、図に示すように、一般的に複雑
な形状を有する場合が多い。そのために、その形状に沿
って位相シフタ欠陥部を修正することは、非常に労力を
有する場合がある。
【0114】そこで、図19を参照して、位相シフタ欠
陥部6a,6bの修正を行ない易くするために、所定の
形状(多くは四角形)に予め加工を行なう。その後、図
20および図21に示すように、位相シフタ欠陥部6
a,6bに、修正部材24,26を補填する。なお、図
21は、図20中X−X線矢視断面を示す。これによ
り、位相シフタ欠陥部の修正の作業性を向上させること
が可能となる。
【0115】次に、図22および図23を参照して、位
相シフトマスクのパターンと欠陥パターンとの位置の関
係について説明する。
【0116】まず、図22(a)は、パターンのサイズ
が2.5μmのマスクパターン21と、欠陥パターン2
3との平面図を示す。図22(b)は、マスクパターン
21を透過した露光光のウェハ上での光強度を示す図で
ある。
【0117】次に、図23は、図22(a)における欠
陥パターン23のサイズ(x)を横軸に取り、マスクパ
ターン21と欠陥パターン23との距離(h)を縦軸に
とった場合の関係を示す図である。
【0118】ここで、図22(b)の点線に示すプロフ
ァイルは、欠陥パターン23のサイズおよびマスクパタ
ーンと欠陥パターンとの距離hとの関係からマスクパタ
ーンの光プロファイル(実線a)が欠陥パターン側にシ
フトする状態を示している。所望のマスクパターンの光
強度プロファイルを得るためには、このシフト量を約1
0%以下にする必要がある。
【0119】次に、図23は、このシフト量が10%以
下となるように欠陥パターンの修正の要否を示したもの
であり、Aに示す領域においては、従来から欠陥パター
ンの修正を不要としていた領域を示している。Bは、従
来から修正を必要としていたものの、欠陥パターンを従
来の方法により修正が可能な領域である。Cは、従来修
正が不可能であった領域を示すが、上述したように各実
施例の修正を用いることにより、従来不可能であった領
域も修正が可能となったことを示している。このよう
に、たとえば欠陥サイズが1.5μmであり、欠陥パタ
ーンとマスクパターンの距離が0.25μmの場合で
も、位相シフトマスクの修正が可能となり、歩留りの向
上を図ることが可能となる。
【0120】
【発明の効果】この発明に基づいた位相シフトマスクお
よび位相シフトマスクの欠陥修正方法の1つの局面によ
れば、位相シフタ欠陥部が、位相シフタ部と同じ部材か
または5〜15%の透過率と、120°〜240°の位
相差とを有する部材である修正部材によって補填され
修正部材は、金属シリサイドの酸化物あるいは金属シリ
サイドの酸化窒化物からなる単一種類の材料である。
【0121】これにより位相シフタ欠陥部の修正部材が
補填された領域と、位相シフタ部との光学的特性が同一
となる。したがって、位相シフタ欠陥部の修正領域を透
過する露光光によっても、位相シフトマスクと同様の効
果を得ることが可能となる。その結果、位相シフタ欠陥
部を修正した位相シフトマスクを用いても、欠陥がない
位相シフトマスクと同じように、高精度の露光を行なう
ことが可能となる。
【0122】次に、この発明に基づいた位相シフトマス
クおよび位相シフトマスクの欠陥修正方法の他の局面に
よれば、位相シフタ欠陥部と、位相シフタ欠陥部に含ま
れる光透過部と位相シフタ部との境界から光透過部へは
み出た領域の光透過部とに、遮光膜が形成され、遮光膜
の幅が位相シフタ欠陥部の幅よりも小さく形成される。
【0123】この遮光膜が光透過領域にはみ出て形成さ
れることにより、光透過部と遮光膜との境界の領域を透
過する露光光の回折現象による広がりが、透過領域には
み出た長さだけ、内部方向に移動することになる。
【0124】したがって、実質的には、露光光の広がり
が抑えられ、光透過部の形状に対応した所定形状の露光
パターンを形成することが可能となる。その結果、位相
シフタ欠陥部を修正した位相シフトマスクを用いても、
欠陥がない位相シフトマスクと同じように、高精度の露
光を行なうことが可能となる。
【0125】
【0126】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に基づいた第1の実施例における位
相シフトマスクおよび位相シフトマスクの欠陥修正方法
を説明するための平面図である。
【図2】 図1中A−A線矢視断面に従った断面図であ
る。
【図3】 修正部材の透過率と光強度のプロファイルと
の関係を示す図である。
【図4】 修正部材の位相差と光強度のプロファイルと
の関係を示す図である。
【図5】 図1中A−A線矢視断面に従った他の欠陥修
正の構造を示す断面図である。
【図6】 図1中A−A線矢視断面における露光光の光
強度プロファイルを示す図である。
【図7】 図1に示す位相シフトマスクを用いた場合の
レジスト膜に形成されるパターン形状を示す平面図であ
る。
【図8】 この発明に基づいた第2の実施例における位
相シフトマスクおよび位相シフトマスクの欠陥修正方法
を説明するための平面図である。
【図9】 (a)は、図8中B−B線矢視断面図であ
る。(b)は、図8中B−B線矢視断面に従った光強度
プロファイルを示す図である。
【図10】 この発明に基づいた第3の実施例における
位相シフトマスクおよび位相シフトマスクの欠陥修正方
法を説明するための平面図である。
【図11】 この発明に基づいた第4の実施例における
位相シフトマスクの欠陥修正方法を示す第1工程図であ
る。
【図12】 この発明に基づいた第4の実施例における
位相シフトマスクの欠陥修正方法を示す第2工程図であ
る。
【図13】 この発明に基づいた第4の実施例における
位相シフトマスクの欠陥修正方法を示す第3工程図であ
る。
【図14】 この発明に基づいた第4の実施例における
位相シフトマスクの欠陥修正方法を示す第4工程図であ
る。
【図15】 この発明に基づいた第4の実施例における
位相シフトマスクの欠陥修正方法を示す第5工程図であ
る。
【図16】 この発明に基づいた第4の実施例における
位相シフトマスクの欠陥修正方法を示す第6工程図であ
る。
【図17】 この発明に基づいた第4の実施例における
位相シフトマスクの欠陥修正方法を示す第7工程図であ
る。
【図18】 この発明に基づいた第5の実施例における
位相シフトマスクの欠陥修正方法の第1平面図である。
【図19】 この発明に基づいた第5の実施例における
位相シフトマスクの欠陥修正方法の第2平面図である。
【図20】 この発明に基づいた第5の実施例における
位相シフトマスクの欠陥修正方法の第3平面図である。
【図21】 図20中X−X線矢視断面図である。
【図22】 (a)は、マスクパターンと欠陥パターン
との関係を示す平面図である。(b)は、マスクパター
ンを透過した露光光のウェハ上での光強度を示す図であ
る。
【図23】 欠陥サイズと、マスクパターンと欠陥との
距離との関係を示す図である。
【図24】 (a)は、従来の技術のフォトマスクの断
面図である。(b)は、従来の技術のフォトマスクを用
いた場合のフォトマスク上の電場を示す図である。
(c)は、従来の技術のフォトマスクを用いた場合のレ
ジスト膜上の光強度を示す図である。(d)は、従来の
技術のフォトマスクを用いた場合のレジスト膜への転写
パターンの断面図である。
【図25】 (a)は、従来の技術における位相シフト
マスクの断面図である。(b)は従来の技術における位
相シフトマスクを用いた場合のフォトマスク上の電場を
示す図である。(c)は、従来の技術のフォトマスクを
用いた場合のレジスト膜上での光の振幅を示す図であ
る。(d)は、従来の技術における位相シフトマスクを
用いた場合のレジスト膜上の光強度を示す図である。
(e)は、従来の技術のフォトマスクを用いた場合のレ
ジスト膜への転写パターンの断面図である。
【図26】 (a)は、従来の技術における減衰型位相
シフトマスクの断面図である。(b)は、従来の技術に
おける減衰型位相シフトマスクを用いた場合のフォトマ
スク上の電場を示す図である。(c)は、従来の技術の
フォトマスクを用いた場合のレジスト膜上での光の振幅
を示す図である。(d)は、従来の技術における減衰型
位相シフトマスクのレジスト膜上の光強度を示す図であ
る。(e)は、従来の技術のフォトマスクを用いた場合
のレジスト膜への転写パターンの断面図である。
【図27】 特願平4−335523に開示された減衰
型位相シフトマスクの構造を示す断面図である。
【図28】 (a)は、特願平4−335523に開示
された減衰型位相シフトマスクの断面図である。(b)
は、特願平4−335523に開示された減衰型位相シ
フトマスクを用いた場合の位相シフトマスク上の電場を
示す図である。(c)は、特願平4−335523に開
示された減衰型位相シフトマスクを用いた場合のレジス
ト膜上での光の振幅を示す図である。(d)は、特願平
4−335523に開示された減衰型位相シフトマスク
を用いた場合のレジスト膜上の光強度を示す図である。
(e)は、減衰型位相シフトマスクを用いた場合のレジ
スト膜への転写パターンを示す断面図である。
【図29】 従来の技術における位相シフトマスクの欠
陥修正方法を示す断面概念図である。
【図30】 従来の技術における位相シフトマスクの欠
陥修正方法の問題点を示す第1の平面図である。
【図31】 従来の技術における位相シフトマスクの欠
陥修正方法の問題点を示す第2の平面図である。
【図32】 従来の技術における位相シフトマスクの欠
陥修正方法の問題点を示す第3の平面図である。
【図33】 従来の技術における位相シフトマスクの欠
陥修正方法の問題点を示す第4の平面図である。
【図34】 従来の技術における位相シフトマスクの欠
陥修正方法の問題点を示す光強度プロファイルを示す第
1の図である。
【図35】 従来の技術における位相シフトマスクの欠
陥修正方法の問題点を示す光強度プロファイルを示す第
2の図である。
【図36】 従来の技術における位相シフトマスクの欠
陥修正方法の問題点を示す第5の平面図である。
【図37】 従来の技術における位相シフトマスクの欠
陥修正方法の問題点を示す第6の平面図である。
【符号の説明】
1 位相シフトマスク、2 位相シフタ部、3 位相シ
フトパターン、4 光透過部、6 位相シフタ欠陥部、
8 修正部材 なお、図中同一符号は、同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細野 邦博 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社ユー・エル・エス・アイ開発 研究所内 (72)発明者 宮崎 順二 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社ユー・エル・エス・アイ開発 研究所内 (56)参考文献 特開 平4−136854(JP,A) 特開 平5−2259(JP,A) 特開 平5−127361(JP,A) 特開 平4−162039(JP,A) 特開 平5−197160(JP,A) 特開 平4−230752(JP,A) 特開 平5−232679(JP,A) 特開 平4−26846(JP,A) 特開 平6−175346(JP,A) 特開 平6−83027(JP,A) 特許3064769(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03K 1/08 H01L 21/027

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板の表面が露出する光透過部と、 前記光透過部よりも露光光の透過率が小さく、かつ、前
    記光透過部を透過した露光光との位相差が180°とな
    る前記透明基板の上に単一種類の材料により形成された
    位相シフタ部とを備え、 前記位相シフタ部の一部が欠損した位相シフタ欠陥部
    を、前記光透過部と前記位相シフタ部との境界を含む領
    域に有し、 前記位相シフタ欠陥部と、前記位相シフタ欠陥部に含ま
    れる前記光透過部と前記位相シフタ部との境界から前記
    光透過部へはみ出した領域の前記光透過部とに遮光膜が
    配置され、 前記遮光膜の幅が前記位相シフタ欠陥部の幅よりも小さ
    く形成された、 位相シフトマスク。
  2. 【請求項2】 透明基板の表面が露出する光透過部と、 前記光透過部よりも露光光の透過率が小さく、かつ、前
    記光透過部を透過した露光光との位相差が180°とな
    る前記透明基板上に単一種類の材料により形成された位
    相シフタ部とを備え、 前記位相シフタ部の一部が欠損した位相シフタ欠陥部
    が、前記光透過部と前記位相シフタ部との境界を含む領
    域に形成され、 前記位相シフタ欠陥部と、前記位相シフタ欠陥部に含ま
    れる前記光透過部と前記位相シフタ部との境界から前記
    光透過部へはみ出した領域の前記光透過部とに、遮光膜
    が形成され、 前記遮光膜の幅が前記位相シフタ欠陥部の幅よりも小さ
    く形成される、 位相シフトマスクの欠陥修正方法。
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