JP3354165B2 - 冷蔵庫の冷蔵室温度制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の冷蔵室温度制御装置

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JP3354165B2
JP3354165B2 JP04318892A JP4318892A JP3354165B2 JP 3354165 B2 JP3354165 B2 JP 3354165B2 JP 04318892 A JP04318892 A JP 04318892A JP 4318892 A JP4318892 A JP 4318892A JP 3354165 B2 JP3354165 B2 JP 3354165B2
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵室の温度が設定温
度よりも低下しやすい状況にある場合にこの冷蔵室の過
冷却を防止するためのヒータに通電するようにした冷蔵
庫の冷蔵室温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に先行する(i)実公平2−307
06号公報には、庫内温度が高くかつ庫外温度も高い場
合に圧縮機を作動させ、庫内温度が低くかつ庫外温度も
低い場合にヒータが作動させるようにした保存庫の庫内
温度制御装置が開示されている。特に庫外温度が低くか
つ庫内温度が高い場合にあっては、ファンモータの発熱
による昇温防止のためにファンモータを作動させないよ
うにしたものである。
【0003】また、本発明に先行する(ii)特開昭63−
29176号公報には、容量制御可能な圧縮機と、この
圧縮機を最高周波数から最低周波数の間の周波数で動作
させるコントローラと、圧縮機を最低周波数で動作させ
ているときに庫内温度が設定温度よりも低下する状況に
おいて通電されるヒータとを備えた冷凍装置の運転制御
装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記(i)の公報にあっ
ては、圧縮機の運転中に庫内が設定温度より低下しやす
い傾向にある場合に、圧縮機の運転停止が繰り返される
ことを防止するものではなく、圧縮機の停止中に限って
ヒータの通電操作を行うようにしたものである。特に圧
縮機の運転・停止が頻繁に行われることがあるので、圧
縮機の寿命を縮めてしまう不具合いがあった。
【0005】一方、前記(ii)の公報にあっては、圧縮機
の最低容量運転時において庫内温度が設定温度以下に低
下しやすい状況となった場合には、ヒータに通電して庫
内温度の低下を抑制し圧縮機の運転・停止を繰り返さな
いようにしたものである。しかし、ヒータは連続通電で
あるため、ヒータの容量によっては庫内温度が上昇しや
すい。またヒータの通電・停止が頻繁に繰り返される
と、庫内温度の増減が顕著になって保存食品に悪く影響
を及ぼす危惧があった。
【0006】家庭用冷蔵庫においては、通常圧縮機及び
送風機の動作が冷凍室の温度に基づいて制御され、冷気
量制御用のダンパー装置の動作が冷蔵室の温度に基づい
て制御されるものである。このため、上述の(ii)の制御
装置をそのまま家庭用冷蔵庫に適用しても、冷凍室の温
度が設定温度以下にある場合に、冷蔵室に冷気供給が行
えず冷蔵室の温度を設定温度に維持することができなか
ったり、ヒータの通電で冷蔵室の温度が上昇しすぎて冷
蔵食品の品温上昇を招く等の不具合いがあった。
【0007】そこで本発明では、圧縮機の起動毎に冷蔵
室の温度変化状況をチェックして、冷蔵室の温度補償ヒ
ータの通電率を調整するようにした冷蔵庫の冷蔵室温度
制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷凍室の温度
に基づいて圧縮機及び送風機の動作を制御し、冷蔵室の
温度に基づいて冷蔵室への冷気供給量を制御するように
した冷蔵庫において、庫外温度低下時における冷蔵室の
過冷却を防止するために、冷蔵室又は野菜室に配置され
た温度補償ヒータと、圧縮機が起動される毎に、検出さ
れた冷蔵室温度が設定された冷蔵室温度を下回る傾向の
ときは前記温度補償ヒータの通電率を上げ、検出された
冷蔵室温度が設定された冷蔵室温度を上回る傾向のとき
は前記温度補償ヒータの通電率を下げることにより、前
記温度補償ヒータの通電率を定め、この定められた通電
率で前記温度補償ヒータに通電する制御装置とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】また、冷凍室の温度を検出する冷凍室温度
センサを備え、この冷凍室温度センサで検出された冷凍
室温度に基づいて圧縮機の動作を制御するようにした冷
蔵庫において、冷蔵室の温度変動に見合ったヒータの通
電率とするために、冷蔵室又は野菜室に配置されたヒー
タと、庫外の温度を検出する庫外温度センサと、この庫
外温度センサで検出された庫外温度が基準温度より低い
ときに最低の通電率で前記ヒータに通電し、前記冷凍室
温度が冷凍室の設定温度を上回ったときの冷蔵室の温度
に基づいて前記ヒータの通電率を変化させる制御装置と
を備えた冷蔵庫の冷蔵室温度制御装置を提供するもので
ある。
【0010】
【作用】請求項1によれば、ヒータの通電率が圧縮機の
起動毎に定められるため、圧縮機の起動に合わせてヒー
タの加熱量を調整することができ、ヒータの無駄な発熱
を抑制し消費電力軽減に寄与できる。
【0011】また請求項2によれば、ヒータは最初に最
低の通電率で通電され、冷凍室の温度が設定温度を上回
ったときに冷蔵室の温度に基づいてこのヒータの通電率
が変化するため、冷蔵室の温度変動に見合った通電率と
することができ、冷凍室の温度に従属するかたちとなっ
ていた冷蔵室の温度を適宜冷蔵設定温度に維持すること
が可能となり、ヒータの消費電力の軽減が図れる。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
【0013】1は家庭用冷蔵庫であり、この冷蔵庫1は
その本体を構成する前面開口の断熱箱2と、この開口を
閉塞する扉3,4,5,6,7,8とで構成されてい
る。
【0014】11は断熱箱2の内部を上下に仕切る横仕
切壁であり、本実施例ではこの横仕切壁11の上方を凍
結温度に冷却される冷凍室12、下方を食品が凍結しな
い温度に冷却される貯蔵室とするものである。尚、貯蔵
室は仕切前部材13及び仕切板14により更に上下に仕
切られ、仕切板14の上方を3℃程度の温度に冷却され
る冷蔵室15、下方を1℃〜7℃程度の温度帯で温度設
定可能な選択室16としている。
【0015】扉3及び4は、冷凍室12に対応する前面
開口を閉塞する回動式の左右一対の扉であり、両扉のう
ちのいずれか一方の扉(本実施例では扉4)の非枢支側
には、この前面開口を左右に仕切る仕切部材としての仕
切体17が回動自在に設けてある。また扉5及び6は、
冷蔵室15に対応する前面開口を閉塞する回動式の左右
一対の扉であり、扉6の非枢支側には開口を左右に仕切
る仕切部材としての仕切体18が回動自在に設けてあ
る。
【0016】扉7及び8は、選択室16において、縦仕
切壁30によって左右に仕切られるボトル室及び野菜室
に対応する引き出し式扉であり、両扉にはそれぞれ主と
してボトル及び野菜を収納するための上面開口の容器2
1,22が着脱自在に設けてある。
【0017】冷凍室12の背部には冷却器カバー31と
断熱箱2とで形成される冷却器室23があり、この冷却
器室23には冷却器としてのプレートフィン型蒸発器2
4及びシロッコファン等の送風機25が配置されてい
る。尚、冷却器室は、カバー31に形成した吹出口にて
冷凍室12と連通する一方、ダクト(図示せず)により
横仕切壁11の後部で冷蔵室15と連通している。冷凍
室12は2枚の棚26,27で上中下3段に仕切られて
おり、下段は縦仕切板により左右に仕切られている。ま
た、中段左側の後部には自動製氷機が配置されており、
この後部空間を製氷室という。製氷室は製氷機カバーに
て覆われるとともに中段左側の前部と仕切られている。
さらに、縦仕切板の左側の空間には自動製氷機で製作し
た氷を貯める容器が出し入れ自在に配置される。
【0018】縦仕切板の右側空間には、底板、左右側板
及び背板からなる容器が冷凍室の底壁となる横仕切壁1
1の上面と間隔を存して出し入れ自在に配置され、吹出
口から吹き出された冷気で冷却される急速冷凍室が形成
されている。この容器の底板にはアルミニウム等熱伝導
性の良好な金属板を採用している。尚、冷凍室12に吹
き出された冷気は、容器の底板と横仕切壁11とで作ら
れる冷気帰還路を介して冷却器室の下部へ帰還する。ま
た、以下の説明の便宜上、急速冷凍室以外の冷凍室を第
1冷凍室と称する。
【0019】第1冷凍室内には、その温度を検出するた
めの2つの温度センサが設けてあり、2つのうちの一方
は吹出口の近傍に設けられた冷凍室温度センサとしての
主温度センサ(図3に42として示す)であり、2つの
うちの他方は製氷室の製氷皿近傍に設けられた従温度セ
ンサである。また、急速冷凍室には、吹出口近傍に急冷
室温度センサが設けられ、容器の底板下面に接触する負
荷温度センサが設けてある。
【0020】横仕切壁11の直下には、温度制御幅が狭
く食品が凍結する直前の温度即ち氷温温度(例えば−1
℃程度の温度)に維持される氷温室が形成されている。
前記冷却器室は、ダクト28に形成した開口によってダ
クトを介してこの氷温室及び冷蔵室15にも連通してい
る。氷温室への冷気供給は、ダクトの途中に設けた氷温
用ダンパーを含む氷温室の冷気制御装置により制御され
る。また冷蔵室15への冷気供給は、ダクトの途中に設
けた冷蔵用ダンパーを含む冷蔵室冷気制御装置(図示せ
ず)により制御されるものである。
【0021】32は断熱箱2の内箱の冷蔵室下部に対応
する部分の断熱材側の面に取り付けられた冷蔵室の温度
補償用のヒータであり、33は同様に野菜室の温度補償
用のヒータである。これらヒータ32及び33は、直列
に接続され後述する冷蔵室温度制御装置40によりその
通電・非通電が制御されるので、図3において両ヒータ
を合わせて温度補償ヒータ34として示すことにする。
【0022】冷蔵室温度制御装置40は、冷凍室12の
冷却温度を設定する冷凍室温度設定手段41と、冷凍室
温度センサ(即ち上述の主温度センサ)42と、冷蔵室
15の温度を検出する冷蔵室温度センサ43と、冷蔵室
15の冷却温度を設定する冷蔵室温度設定手段44と、
冷蔵庫1の庫外温度を検出する庫外温度センサ45と、
前記温度補償ヒータ34及び圧縮機モータ並びにファン
モータの動作を制御する制御装置としての制御手段46
とからなる。尚、圧縮機モータ及びファンモータを同時
起動、同時停止させるものとして以下の説明を行うた
め、図3においては両モータをまとめて圧縮機モータ5
1として示すことにする。
【0023】制御手段46は、5つの入力情報に基づい
て温度補償ヒータ34及び圧縮機モータ51の制御指令
を出す判別部47と、この判別部47からの制御指令に
基づいて温度補償ヒータ34の通電信号ON、非通電信
号OFFと、圧縮機モータ51の起動信号ST、停止信
号SPを出力する信号出力部とを有する。尚、判別部4
7は5つの入力情報に基づき制御タイマ49及び遅延タ
イマ50を動作させ、その動作を待って制御指令を出力
するものである。
【0024】ただし、5つの入力情報とは、冷凍室温度
設定手段41で設定された冷凍温度FSと、主温度セン
サ42で検出された冷凍室温度Fと、冷蔵室温度センサ
43で検出された冷蔵室温度Rと、冷蔵室温度設定手段
で設定された冷蔵温度RSと、庫外温度センサ45で検
出された庫外温度ATのことである。また制御指令と
は、制御タイマ49の動作に基づき出る指令と、遅延タ
イマ50の動作に基づき出る指令のことであり、前者の
指令は温度補償ヒータの制御に関する指令であるためヒ
ータ指令といい、後者指令は圧縮機モータの制御に関す
る指令であるためモータ指令ということにする。
【0025】以上の構成に基づき図4及び図5のフロー
チャートを参照しながら冷蔵室温度制御装置40の動作
の流れを説明する。
【0026】まず電源が投入されると、ステップS1で
庫外温度ATがヒータ34の通電を開始させるために予
め定めた基準温度(例えば11℃)より低いか否かが判
断され、基準温度以上であればステップS2でヒータ3
4の非通電信号OFFを出力し、ステップS3でヒータ
34のON時間Aを最低通電率であるレベル1にセット
し、ステップS4で制御タイマ49の設定時間TM1
(以下単にTM1という)としてこのAを入力し(即ち
通電率を最低レベルにセットし)、ステップS21へ移
行する。
【0027】ステップS1で庫外温度が基準温度より低
ければ、ステップS5で冷蔵室温度Rが冷蔵温度RSよ
り低いか否かが判断され、冷蔵温度RS以上であればス
テップS2へ移行し、冷蔵温度RSより低ければステッ
プS6でヒータ34の通電中か否かが判断され、通電中
でなければステップS7でTM1の減算動作(即ちTM
1から1を引いた値をTM1とする操作)を行い、ステ
ップS8でTM1の減算動作が終了した(即ちTM1が
0となった)か否かが判断され、終了していなければス
テップS21へ移行し、終了していればステップS9で
ヒータ34の通電信号ONを出力してヒータに通電し、
ステップS10でTM1としてAを入力して、ステップ
S21へ移行する。
【0028】ステップS6でヒータ34が通電中であれ
ば、ステップS11でTM1の減算動作を行い、ステッ
プS12でTM1の減算動作が終了したか否かが判断さ
れ、終了していなければステップS21へ移行し、終了
していればステップS13でヒータ34の非通電信号O
FFを出力してヒータを非通電とし、ステップS14で
TM1にヒータのオンオフサイクルの1サイクル時間B
からAを引いた値(即ち1サイクル時間中におけるヒー
タのOFF時間)をセットして、ステップS21へ移行
する。
【0029】ステップS21では、冷凍室温度Fが冷凍
温度FSより高いか否かが判断され、冷凍温度FS以下
であれば、ステップS22で、圧縮機モータ51が運転
中か否かが判断され、運転中でなければステップS24
へ移行し、運転中であれば冷凍室温度Fが冷凍温度FS
以下であることを示すフラグF1(以下単にフラグF1
という)をセットし、ステップS24で圧縮機モータ5
1の停止信号STを出力して圧縮機モータを停止させ
て、ステップS30へ移行する。
【0030】ステップS21で冷凍室温度Fが冷凍温度
FSより高ければ、ステップS25でフラグF1の有無
(即ちリセットされているか否か)が判断され、セット
されていればステップS30へ移行し、リセットされて
いればステップS26で圧縮機モータ51の起動信号S
Tを出力して圧縮機モータを運転し、ステップS27で
圧縮機起動時の冷蔵室温度Rが冷蔵温度RSより低いか
否かが判断され、冷蔵温度RSより低ければステップS
28でヒータのオン時間Aを1レベル上げる動作(即ち
Aに1レベル加えた値をAとする操作)を行い、ステッ
プS30へ移行し、冷蔵温度RS以上であればステップ
S29でヒータのオン時間Aを1レベル下げる動作(即
ちAから1レベル引いた値をAとする操作)を行い、ス
テップS30へ移行する。
【0031】次にステップS30では、フラグF1がセ
ットされているか否かが判断され、リセットされていれ
ばステップS1へ復帰し、セットされていればステップ
S31で遅延タイマ50の遅延時間TM2(即ち圧縮機
モータの停止後一定時間はモータを起動させず圧縮機を
保護するためのセーフティー時間)の減算動作を行い、
ステップS32で減算動作が終了したか否かが判断さ
れ、終了していなければステップS1へ復帰し、終了し
ていればステップS33でフラグF1をリセットして、
ステップS1へ復帰する。
【0032】以下上述のステップS1〜S14及びS2
1〜S33までの動作を繰り返すことにより、庫外温度
ATが基準温度(本例では11℃)よりも低ければヒー
タ34をオンオフサイクルで動作させ、基準温度以上で
あればヒータを非通電とし、庫外温度低下時における冷
蔵室15の過冷却(即ち冷蔵温度RSを下回る状態が継
続すること)を抑制するものである。、庫外温度が基
準温度より低くなったとき、最初は最低の通電率でヒー
タのオンオフサイクル動作を行い、圧縮機モータが起動
される毎に冷蔵室温度Rに基づいてヒータ34の通電率
を定め、順次ヒータの通電率(加熱量といってもよい)
を見直すようにしている。に、冷凍室温度Fが冷凍室
の設定温度FSを上回ったときに、冷蔵室温度Rの変化
状況(即ち冷蔵温度RSを下回る傾向か上回る傾向か)
を確認し、下回る傾向のときはヒータの通電率を1レベ
ル上げ加熱量を高めて冷蔵室温度の低下を抑制し、上回
る傾向のときはヒータの通電率を1レベル下げ加熱量を
低下させて冷蔵室温度の上昇を抑制するようにしたの
で、庫外温度低下時にあっても冷蔵室温度を冷蔵温度で
安定させることができるものである。
【0033】このような冷蔵室温度制御装置40によ
り、圧縮機の起動毎若しくは冷凍室温度が冷凍温度を上
回るたびに冷蔵室温度に基づいて、補償ヒータの通電率
を見直し調整するようにしたので、ヒータの消費電力を
抑制しながら低外気温時における冷蔵室の過冷却を防止
することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、ータの通
電率を圧縮機の起動毎に定めるようにしたので、圧縮機
の起動に合わせてヒータの加熱量を調整することがで
き、無駄な発熱を抑制して消費電力が軽減できる。
【0035】一方請求項2によれば、庫外温度低下時に
ヒータがまず最低の通電率で通電され、冷凍室の温度が
設定温度を上回ったときに冷蔵室の温度に基づいてヒー
タの通電率を変化させるようにしたので、ヒータによる
急激な温度上昇を抑制し、かつ、ヒータの発熱量変化で
冷蔵室の温度低下を抑え、冷蔵室の温度を徐々に設定温
度に近づけてゆくことができ、消費電力を抑えた効率的
な温度制御が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫の扉を開けた状態の外観斜視図
である。
【図2】冷蔵庫の扉を外した状態の縦断面図である。
【図3】冷蔵室温度制御装置のブロック回路図である。
【図4】冷蔵室温度制御装置の動作の流れを示すフロー
チャート図である。
【図5】冷蔵室温度制御装置の動作の流れを示すフロー
チャート図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 15 冷蔵室 34 温度補償ヒータ 40 冷蔵室温度制御装置 41 冷凍室温度設定手段 42 冷凍室温度センサ 43 冷蔵室温度センサ 44 冷蔵室温度設定手段 45 庫外温度センサ 46 制御装置(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−121670(JP,A) 実開 昭63−29077(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 11/00 101 F25D 11/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍室(12)の温度(F)に基づいて圧縮機
    及び送風機(25)の動作を制御し、冷蔵室(15)の温度に基
    づいて冷蔵室(15)への冷気供給量を制御するようにした
    冷蔵庫において、 蔵室(12)又は野菜室に配置された温度補償ヒータ(32,
    33,34)と、圧縮機が起動される毎に、検出された冷蔵室温度(R)が
    設定された冷蔵室温度(RS)を下回る傾向のときは前記温
    度補償ヒータ(32,33,34)の通電率を上げ、検出された冷
    蔵室温度(R)が設定された冷蔵室温度(RS)を上回る傾向
    のときは前記温度補償ヒータ(32,33,34)の通電率を下げ
    ることにより、前記温度補償ヒータ(32,33,34)の通電率
    を定め、この定められた通電率で前記温度補償ヒータ(3
    2,33,34)に通電する制御装置(40)とを備えたことを特徴
    とする冷蔵庫の冷蔵室温度制御装置。
  2. 【請求項2】 冷凍室の温度を検出する冷凍室温度セン
    サを備え、この冷凍室温度センサで検出された冷凍室温
    度に基づいて圧縮機の動作を制御するようにした冷蔵庫
    において、 蔵室又は野菜室に配置されたヒータと、庫外の温度を
    検出する庫外温度センサと、この庫外温度センサで検出
    された庫外温度が基準温度より低いときに最低の通電率
    で前記ヒータに通電し、前記冷凍室温度が冷凍室の設定
    温度を上回ったときの冷蔵室の温度に基づいて前記ヒー
    タの通電率を変化させる制御装置とを備えたことを特徴
    とする冷蔵庫の冷蔵室温度制御装置。
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JPS63271110A (ja) * 1987-04-30 1988-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用航法装置
JPH03113312A (ja) * 1989-09-27 1991-05-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車載用ナビゲーション装置

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