JP3352152B2 - 直噴機関の吸気スワールポート形状 - Google Patents
直噴機関の吸気スワールポート形状Info
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- JP3352152B2 JP3352152B2 JP14609793A JP14609793A JP3352152B2 JP 3352152 B2 JP3352152 B2 JP 3352152B2 JP 14609793 A JP14609793 A JP 14609793A JP 14609793 A JP14609793 A JP 14609793A JP 3352152 B2 JP3352152 B2 JP 3352152B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/14—Direct injection into combustion chamber
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
ルポート形状を改善し、スワール比の安定性を保ちなが
ら、設定下限値をより低く設定し、吸入空気量の増大を
図るものである。
る技術は公知とされているのである。例えば、実開昭5
7−137738号公報に記載の技術の如くである。ま
た、従来の吸気スワールポートは、図5に示す如く構成
されていたのである。即ち、吸気ポートの気流を下向き
に方向づける為に、吸気ポート部分の入口孔肩部分を切
削して急勾配部分を構成していたのである。しかし、該
入口部分に急勾配を設けても、気流に剥離が生じ、スワ
ールが安定しないのである。本発明は、このような従来
技術の不具合を解消するものである。
の安定性を具備しながら、スワール比の設定下限値をよ
り低く設定でき、かつ吸入空気量の増大を図らんとする
ものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、吸気スワール
ポートの内部に突起を設け、該突起によりスワール比を
調整する構成において、吸入空気流を下向きに方向づけ
るべく、吸気ポート1の下面の助走部Bに頂上部分の高
さt 'のスロープAを設け、該吸気ポート1の入口部の
高さをtとし、スロープ部の頂上部分の高さt 'とする
と、両者の比率t '/tを、0.90〜0.95の範囲
内としたものである。請求項2においては、吸気スワー
ルポートの内部に突起を設け、該突起によりスワール比
を調整する構成において、吸入空気流を下向きに方向づ
けるべく、吸気ポート1の下面の助走部Bに頂上部分の
高さt 'のスロープAを設け、スロープAの頂部から吸
気弁孔2の中心までの距離をL 'とし、吸気ポート1の
入口から吸気弁孔2の中心までの距離をLとすると、両
者の比率L '/Lを、0・80から0.85の範囲内と
したものである。
の安定性を保ちながら、設定下限値をより低く設定する
ことが可能となるのである。また、吸入空気量の増大を
図ることが出来るのである。
機関の吸気スワールポート形状を示すシリンダヘッドH
の側面断面図、図2はより詳細な形状を示すシリンダヘ
ッドHの側面断面図、図3はスロープ部の弁中心に対す
る位置L '/Lとスワール比S/Nと体積効率ηνの変
化を示す図面、図4は本発明の直噴機関の吸気スワール
ポート形状による、スロープ部の高さ比t '/tに対す
る体積効率ηνとスワール比S/Nの変化を示す図面、
図5は従来の直噴機関の吸気スワールポート形状を示す
シリンダヘッドHの側面断面図である。
明する。従来の技術においては、吸気ポートの助走部
B、特に吸気マニホールド付近は水平であり、助走部は
そのままで、吸気弁孔2の近傍の肩部分3を急勾配にす
べく切削し、気流を下向きに方向付けようとしたもので
ある。このように構成すると、吸気ポート1下部の助走
部Bが水平である為に、吸入空気は水平に侵入し、スロ
ート部Cの円弧形状に沿いながら、下向きに方向付けら
れるが、吸気弁孔2部までは到達せず、ダイレクトにシ
リンダライナに抜け難いのである。この状態で、気流を
更に下向きにする為に、スロート部Cの部分を切削部3
として切削して急勾配としたとしても、気流に剥離状態
が発生し、気流の安定性が損なわれるのである。即ち、
スワール比が安定しないという不具合があったのであ
る。
を説明する。本発明においては、吸気ポートの助走部B
にスロープAを設け、吸入空気はこの助走部Bの段階
で、一旦スロープAに登り、次に下ることにより下向き
に方向付けられ、吸気弁孔2を通過し、ダイレクトにシ
リンダライナに抜けるように構成したのである。このよ
うに構成することにより、スワール比を低く設定出来る
のである。本発明においては、スロート部の部分の切削
部3を設けることもなく、スロート部Cは通常の如く構
成している。
ト1の入口部の高さをtとし、スロープAの頂上部分の
高さt '、吸気ポート1の入口から吸気弁孔2の中心ま
での距離をLとし、スロープAの最高部から吸気弁孔2
の中心までの距離をL 'とすると。スロープ部の高さ比
t '/tの変化と、スロープ部の弁中心に対する位置L
'/Lの値の最適値が問題となるのである。スロープ部
の高さ比t '/tの、t 'は、スロープAの頂上部から
計った吸気ポート1の高さであり、tは吸気ポート1の
入口部の高さである。両者の比率、t '/tをスロープ
部の高さ比としている。また、L 'は、スロープAの頂
部から吸気弁孔2の中心までの距離であり、Lは吸気ポ
ート1の入口から吸気弁孔2の中心までの距離である。
プ部の弁中心に対する位置L '/Lのファクターと、ス
ワール比S/Nと体積効率ηνの変化を示す図面が、図
3と図4に示されている。図4において示す如く、スワ
ール比S/Nが、0.2迄の最適範囲で、体積効率ην
が1%以内に収まる最適範囲となるのは、スロープ部の
高さ比t '/tが0.90〜0.95の範囲である。
が、0.2迄の最適範囲で、体積効率ηνが1%以内に
おさまる最適範囲となるのは、スロープ部の弁中心に対
する位置L '/Lが、0・80から0.85の範囲内に
ある場合である。故に、この範囲内となるように、スロ
ープAの高さと位置を調整することにより、最適のスワ
ール比S/Nと、体積効率ηνを得ることが出来るので
ある。
tとし、スロープAの頂上部分の高さt '、吸気ポート
1の入口から吸気弁孔2の中心までの距離をLとし、ス
ロープAの最高部から吸気弁孔2の中心までの距離をL
'とすると、上記図3と図4に示す最適範囲内となるよ
うに、スロープAの位置と高さを決定したものである。
ような効果を奏するのである。第1に、スワール比S/
Nの安定性を保ちながら、設定下限値をより低く設定す
ることが可能となるのである。第2に、吸入空気量の増
大を図ることが出来るのである。
示すシリンダヘッドHの側面断面図。
断面図。
ワール比S/Nと体積効率ηνの変化を示す図面。
よる、スロープ部の高さ比t '/tに対する体積効率η
νとスワール比S/Nの変化を示す図面。
すシリンダヘッドHの側面断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 吸気スワールポートの内部に突起を設
け、該突起によりスワール比を調整する構成において、
吸入空気流を下向きに方向づけるべく、吸気ポート1の
下面の助走部Bに頂上部分の高さt 'のスロープAを設
け、該吸気ポート1の入口部の高さをtとし、スロープ
部の頂上部分の高さt 'とすると、両者の比率t '/t
を、0.90〜0.95の範囲内としたことを特徴とす
る直噴機関の吸気スワールポート形状。 - 【請求項2】 吸気スワールポートの内部に突起を設
け、該突起によりスワール比を調整する構成において、
吸入空気流を下向きに方向づけるべく、吸気ポート1の
下面の助走部Bに頂上部分の高さt 'のスロープAを設
け、スロープAの頂部から吸気弁孔2の中心までの距離
をL 'とし、吸気ポート1の入口から吸気弁孔2の中心
までの距離をLとすると、両者の比率L '/Lを、0・
80から0.85の範囲内としたことを特徴とする直噴
機関の吸気スワールポート形状。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14609793A JP3352152B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 直噴機関の吸気スワールポート形状 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14609793A JP3352152B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 直噴機関の吸気スワールポート形状 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074305A JPH074305A (ja) | 1995-01-10 |
JP3352152B2 true JP3352152B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=15400077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14609793A Expired - Lifetime JP3352152B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 直噴機関の吸気スワールポート形状 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3352152B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2923268B1 (fr) * | 2007-11-05 | 2013-11-22 | Renault Sas | Culasse d'un moteur a combustion interne comportant un conduit d'admission muni d'une pente adaptee a la generation d'un tourbillon dans le cylindre |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP14609793A patent/JP3352152B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH074305A (ja) | 1995-01-10 |
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