JP3351911B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP3351911B2
JP3351911B2 JP21812394A JP21812394A JP3351911B2 JP 3351911 B2 JP3351911 B2 JP 3351911B2 JP 21812394 A JP21812394 A JP 21812394A JP 21812394 A JP21812394 A JP 21812394A JP 3351911 B2 JP3351911 B2 JP 3351911B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿等に描かれた画
像を自動的に読み取るための画像読取装置に関し、特
に、原稿を自動的に送る自動原稿送り装置が着脱自在に
装着される画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿を自動的に送る自動原稿
送り装置(ADF)が着脱自在に装着されると共に、こ
の自動原稿送り装置により自動的に供給された原稿に描
かれた画像を自動的に読み取るための画像読取装置が種
々開発され、実用に供されている。ここで、通常は、自
動原稿送り装置は、読取装置本体に対してオプション装
着されるものであり、読取装置本体に装着されること
で、所定の自動送り機能を発揮出来るように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
原稿送り装置においては、これに原稿がセットされるこ
とを検出する必要があり、且つ、その検出結果を、読取
装置本体側の制御回路に報知する必要がある。このた
め、従来においては、自動原稿送り装置に原稿のセット
を検出するための検出機構を設けなければならず、小型
・軽量化の観点から改善が要望されている。また、従来
においては、自動原稿送り装置を読取装置本体に装着す
る際に、自動原稿送り装置と読取装置本体とを電気的に
接続しなければならず、装着動作が面倒であり、この観
点からも改善が要望されている。
【0004】
【発明の目的】この発明は、上述した事情に鑑み成され
たもので、この発明の主たる目的は、自動原稿送り装置
を小型・軽量化することが出来、これにより、装置全体
の小型・軽量化を達成することが出来る画像読取装置を
提供することである。
【0005】また、この発明の他の目的は、自動原稿送
り装置を読取装置本体に装着するに際して、電気的な接
続を一切必要とせずに、その装着動作を簡単に行うこと
の出来る画像読取装置を提供することである。
【0006】また、この発明の別の目的は、自動原稿送
り装置から、これに原稿がセットされたことを検出する
検出手段を排除して、装置全体の低廉化を達成すること
の出来る画像読取装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる画像読取装置
は、例えば請求項1の記載によれば、原稿の画像を読み
取る画像読取機能を有する読取装置本体と、この読取装
置本体に着脱自在に取り付けられ、前記原稿を該読取装
置本体に自動的に送る自動原稿送り装置とを具備し、前
記読取装置本体には、前記原稿の搬送路を横切る位置に
退避可能に設けられ、挿入されてきた原稿により前記搬
送路から退避駆動される検出レバーと、この検出レバー
の退避駆動によって検出信号を出力する検出センサと、
この検出センサからの前記検出信号によって原稿が挿入
されてきたことを検出する検出手段とが配設され、前記
自動原稿送り装置には、これが読取装置本体に装着され
た状態で前記検出レバーに機械的に連結され、該自動原
稿送り装置に原稿がセットされたことを前記検出レバー
及び前記検出センサとを介し前記検出手段で検出させる
連動手段が配設されていることを特徴としている。
【0008】また、この発明に係わる画像読取装置は、
例えば請求項6の記載によれば、原稿の画像を読み取る
画像読取機能を有する読取装置本体と、この読取装置本
体に着脱自在に取り付けられ、前記原稿を該読取装置本
体に自動的に送る自動原稿送り装置とを具備し、前記読
取装置本体には、前記原稿の搬送路を横切る位置に退避
可能に設けられ、挿入されてきた原稿により前記搬送路
から退避駆動される検出レバーと、この検出レバーの退
避駆動に応じて検出信号を出力する検出センサとが配設
され、前記自動原稿送り装置には、これが読取装置本体
に装着された状態で前記検出レバーに機械的に連結さ
れ、該自動原稿送り装置に原稿がセットされたことを前
記検出レバーを介し前記検出センサから前記検出信号を
出力させる連動手段が配設されていることを特徴として
いる。
【0009】
【実施例】以下に、この発明に係わる画像読取装置の一
実施例の構成を、名刺読取装置に適用した場合につき,
添付図面を参照して詳細に説明する。
【0010】[全体構成の概略説明]図1に示すよう
に、この一実施例の名刺読取装置10は、読取装置本体
としての名刺リーダ本体12と、図2に示すように、こ
の名刺リーダ本体12の上面に着脱自在に取り付けられ
る自動名刺送り装置14とから構成されている。ここ
で、この名刺読取装置10は、図1に示すように、名刺
リーダ本体12のみから構成される場合には、手差し状
態で名刺を読み取らせる所謂マニュアル送りタイプの装
置として構成され、一方、図2に示すように、名刺リー
ダ本体12に自動名刺送り装置14が装着された場合に
は、名刺を自動的に送ることの出来る所謂オート送りタ
イプの装置として構成されることになる。
【0011】尚、以下の説明においては、先ず図1に示
すように、名刺読取装置10を、自動名刺送り装置14
が名刺リーダ本体12に装着されていないマニュアル送
り状態で説明し、この後、図2に示すように、自動名刺
送り装置14が名刺リーダ本体12に装着されたオート
送り状態で説明することとする。
【0012】[名刺リーダ本体12の説明] [外観構成の説明]図1及び図3に示すように、この名
刺リーダ本体12は、上面の一部が斜め下方に傾斜した
第1の凹部16が形成され、上下2分割可能に構成され
たハウジング18を備えており、この第1の凹部16の
傾斜した底面から、名刺NCの搬送ガイド面TSが規定
されている。また、この第1の凹部16の傾斜先端に位
置する側面は、その全面に渡り開放されており、この開
放部分から、名刺NCをハウジング18内に取り込むた
めの名刺取込口18Aが構成されている。また、この名
刺取込口18Aの反対側に位置するハウジング18の側
面には、画像を読み取った後の名刺NCをハウジング1
8外に排出するための名刺排出口18Bが形成されてい
る。
【0013】また、上述した第1の凹部16の底面のコ
ーナ部には、第2の凹部20が形成されており、この第
2の凹部20の底面には、表示ランプ22が配設されて
いる。この表示ランプ22は、詳細は図示していない
が、ハウジング18内の底部に取り付けられた制御基板
24上に直付けされており、点灯により電源のオン状態
を、点滅により画像読取中を、夫々表示するように設定
されている。
【0014】[名刺ガイド部材26の説明]このハウジ
ング18内には、図3に示すように、上述した搬送ガイ
ド面TSと略面一になされた状態で、名刺ガイド部材2
6が、その後端(即ち、図中右端、または、名刺NCの
搬送方向上流側の端部)で揺動自在に軸支されている。
この名刺ガイド部材26の下面には、後述する発光素子
アレイ28が固定されている。尚、名刺ガイド部材26
の名刺搬送方向の両側には、搬送中の名刺NCの両側を
案内規制するための案内片26Aが一体的に起立した状
態で形成されている。
【0015】また、このハウジング18内には、名刺ガ
イド部材26の直上方の固定位置に配設された状態で、
搬送ローラ30が支軸32を介して回動自在に軸支され
ている。この搬送ローラ30に対向する名刺ガイド部材
26の部分には、開口が形成されており、この開口に
は、例えば透明ガラスから構成される透明板34が取り
付けられている。また、この名刺ガイド部材26の下面
には、コイルスプリング36が下方から弾性的に当接し
て、これを上方に(即ち、図中時計方向回りに)回動付
勢している。これにより、名刺NCが搬送されていない
状態において、このコイルスプリング36の付勢力によ
り、透明板34が搬送ローラ30に下方から圧接してい
る。このような圧接構造により、搬送ローラ30と透明
板34との間に送られてきた名刺NCは、後述する駆動
機構38の作動により図中時計方向回りに回転駆動され
る搬送ローラ30により、図中左方に搬送されることに
なる。
【0016】[照明系の説明]ここで、名刺ガイド部材
26には、上述した透明板34よりも名刺搬送方向に関
して直上流側に隣接する部分に、略逆三角形状の凹所4
0が形成されている。上述した発光素子アレイ28は、
この凹所40に対応する底面に、透明板34を介してこ
の透明板34と搬送ローラ30との間に挟持された名刺
NCの下面から規定される画像読取面を、その幅方向
(即ち、名刺NCの搬送方向に直交する方向)に沿っ
て、少なくともその全長に渡り照明することが出来るよ
うに、取り付けられている。詳細には、この発光素子ア
レイ28は、一列状に配列された多数の例えばLED等
の発光素子から構成されており、その取付角度は、これ
から照射される光束が、名刺NCが搬送されていない状
態において透明板34の上面における搬送ローラ30が
転接する部位に向かう様に設定されている。
【0017】この結果、発光素子アレイ28から照射さ
れる光束は、透明板34上の名刺NCの下面(即ち、画
像読取面)において反射されることとなる。ここで、発
光素子アレイ28は、上述したように名刺ガイド部材2
6の底面に固定されているので、名刺NCが名刺取込口
18Aを介して挿入されてきて、搬送ローラ30と名刺
ガイド部材26(従って、透明板34)との間に挟持さ
れることにより、コイルスプリング36の付勢力に抗し
て図中反時計回りに揺動駆動されたとしても、発光素子
アレイ28と透明板34の上面における画像読取位置と
の間の距離は、常に一定に保たれることとなる。
【0018】従って、この一実施例によれば、搬送ロー
ラ30と名刺ガイド部材26との間を搬送される名刺N
Cの画像読取面は、図4に示すように、透明板34の上
面に至った時点で、発光素子アレイ28により照射さ
れ、特に、その照射光量は、発光素子アレイ28と透明
板34における画像読取位置との間の距離が、一定に保
たれているので、例え名刺NCの厚さが異なったとして
も、常に一定に維持されることになる。これにより、画
像読取面からの反射光の光量も、名刺NCの厚さに関係
無く、常に一定となる。この結果、画像読取面からの反
射光量の変化に起因する所の、後述するイメージセンサ
44における画像読取機能が損なわれることが効果的に
防止されることになる。
【0019】[受光系の説明]一方、ハウジング18内
には、名刺ガイド部材26よりも下方に位置した状態
で、画像読取面からの反射光を図中右方に向けて反射す
るための反射ミラー42が配設されており、この反射ミ
ラー42は、ハウジング18の内面に図示しない取り付
けステイを介して固定されている。また、ハウジング1
8内の図中右方には、反射ミラー42で反射された反射
光が受光されるイメージセンサ44が配設されており、
このイメージセンサ44も、ハウジング18の内面に図
示しない取付ステイを介して固定されている。このイメ
ージセンサ44は、この一実施例においては、周知のC
CDから構成されている。
【0020】尚、この一実施例においては、イメージセ
ンサ44の受光領域を第1の領域と第2の領域とに排他
的に規定し、この第2の領域をイメージセンサ44の一
端部に設けると共に、第1の領域を画像読取用の領域と
して用い、第2の領域を自動名刺送り装置14の装着検
出用として用いるように設定されている。
【0021】ここで、反射ミラー42とイメージセンサ
44との間の光路中には、結像レンズ46が介設されて
おり、画像読取面からの反射光は、この結像レンズ46
により、所定の被写界深度で、イメージセンサ44上に
結像することになる。このように結像レンズ46は所定
の被写界深度を有するように構成されているので、例
え、搬送中の名刺NCの厚さが異なって、画像読取面と
イメージセンサ44との間の光路長が変化したとして
も、画像読取面からの反射光は、実質的にピントがあっ
た状態で(即ち、所定の合焦範囲内で)、イメージセン
サ44上に受光され、イメージセンサ44による画像読
取機能が良好に維持されることになる。
【0022】[名刺検出機構48の説明]また、図3に
示すように、ハウジング18内には、名刺ガイド部材2
6の上方であって、搬送ローラ30よりも名刺搬送方向
に関して上流側に位置した状態で、名刺リーダ本体12
内に名刺NCが挿入されてきたことを検出するための名
刺検出機構48が配設されている。この名刺検出機構4
8は、搬送ローラ30の回動軸線と平行に設定された回
動軸線を有する支軸52回りに回動自在に配設された名
刺検出レバー50と、この名刺検出レバー50の回動に
応じて検出信号を出力する検出センサ54とを備えてい
る。
【0023】この名刺検出レバー50は、先端が上述し
た逆三角形状の凹所40内に落ち込み可能に設定された
被押し込み片50Aと、図1に示すようにハウジング1
8の上面に形成された第1の連結口18Cを閉塞可能に
設定された閉塞片50Bと、制御基板24上に直付けさ
れたフォトインタラプタからなる検出センサ54を作動
可能に設定された作動片50Cとから、一体的に構成さ
れている。
【0024】ここで、この名刺検出レバー50は、トー
ションコイルスプリング56(図5に示す)により、図
中反時計方向に回動付勢されている。この結果、図3に
示すように、名刺NCが挿入されてきていない状態にお
いては、被押し込み片50Aは、その先端を凹所40内
に落ち込まされており、この状態において、閉塞片50
Bは第1の連結口18Cを下方から閉塞すると共に、作
動片50Cは検出センサ54をオン動作させることにな
る。このように検出センサ54がオン動作している状態
において、制御基板24に実装された制御回路は、画像
読取すべき名刺NCが無いことを検出し、この検出動作
に応じて、駆動機構38の駆動を停止すると共に、イメ
ージセンサ44からの検出信号に基づく画像読取動作を
停止することになる。
【0025】尚、このように、検出センサ54がオン動
作している状態において、即ち、基本的に名刺NCが搬
送面上に存在していないと判断される状態において、第
1の連結口18Cは閉塞片50Bにより閉塞されること
になるので、この名刺読取装置10の非使用時におい
て、この第1の連結口18Cからごみや埃等がハウジン
グ18内に侵入して、内部を汚損することが効果的に防
止されることになる。
【0026】一方、名刺NCが挿入されてきた場合に
は、名刺検出レバー50は、図4に示すように、この名
刺NCの上面に押されて、上述したトーションコイルス
プリングの付勢力に抗して図中時計方向に回動駆動され
ることになり、また、閉塞片50Bは連結口18Cを開
放させると共に、作動片50Cは検出センサ54をオフ
動作せることになる。このように検出センサ54がオフ
動作することにより、検出信号が出力され、上述した制
御回路は、この検出信号の入力に基づき、名刺NCが挿
入されてきたこと(即ち、名刺NCの有り)を検出す
る。そして、この制御回路は、この検出信号の入力に応
じて後に詳細に説明するが、駆動機構38を起動して搬
送ローラ30の回転を開始すると共に、イメージセンサ
44からの検出信号に基づき、画像読取動作を開始する
ことになる。
【0027】[装着検出部材58の説明]また、図5及
び図6に示す様に、搬送ローラ30が同軸に固着された
支軸32の一側には、後述する自動名刺送り装置14が
装着されたことを検出するための装着検出部材58が回
動自在に取り付けられている。この装着検出部材58
は、支軸32に回動自在に取り付けられた略円筒状の本
体部58Aと、図1に示すようにハウジング18の上面
に形成された第2の連結口18Dを閉塞可能に設定され
た閉塞片58Bと、本体部58Aから支軸32の軸方向
に沿って透明板34の端部に近接するように延出すると
共に、発光素子アレイ28からの光束を反射ミラー42
に向けて反射可能に設定された作動片58Cとから、一
体的に構成されている。
【0028】ここで、この装着検出部材58は、トーシ
ョンコイルスプリング60(図6に示す)により、図中
時計方向に回動付勢されている。この結果、図6に示す
ように、自動名刺送り装置14が装着されていない状態
においては、閉塞片58Bは第2の連結口18Dを下方
から閉塞すると共に、作動片58Cは発光素子アレイ2
8からの光束を反射ミラー42に向けて反射しない回動
位置にもたらされることになる。
【0029】即ち、上述した発光素子アレイ28の照射
範囲は、図5に示すように、透明板34を全面的にカバ
ーすると共に、この透明板34から装着検出部材58に
向けて所定範囲をオーバした状態でカバーするように設
定されている。一方、装着検出部材58の作動片58C
は、詳細は後述するが、装着された自動名刺送り装置1
4によりトーションコイルスプリング60の付勢力に抗
して図中反時計方向に回動されることにより、発光素子
アレイ28による照射範囲にもたらされると共に、この
光束を反射ミラー42に向けて反射することが出来るよ
うに設定されている。
【0030】この結果、図6に示すように、自動名刺送
り装置14が装着されていない状態においては、装着検
出部材58の作動片58Cで反射された光束は、反射ミ
ラー42で反射されずに、従って、イメージセンサ44
に受光されないことになる。一方、自動名刺送り装置1
4が装着された状態においては、装着検出部材58の作
動片58Cで反射された光束は、反射ミラー42で反射
されてイメージセンサ44の第2の領域に受光されるこ
とになる。
【0031】ここで、このイメージセンサ44の上述し
た第1の領域からの検出信号が入力される制御回路にお
いては、透明板34を介しての反射光の受光範囲からの
検出信号を、画像読取信号として使用し、これ以外の受
光範囲(即ち、第2の領域)からの検出信号を、装着判
断信号として使用している。従って、この検出機構は、
作動片58Cからの反射光がイメージセンサ44の第2
の領域に入力されずに、これに基づく装着判断信号が入
力されてこない状態において、自動名刺送り装置14が
装着されていないと判断し、作動片58Cからの反射光
がイメージセンサ44の第2の領域に入力されて、これ
に基づく装着判断信号が入力されている状態において、
自動名刺送り装置14が装着されていると判断する様に
構成されている。
【0032】尚、このように、自動名刺送り装置14が
装着されていない状態において、第2の連結口18Dは
閉塞片58Bにより閉塞されることになるので、この非
装着時において、この第2の連結口18Dからごみや埃
等がハウジング18内に侵入して、内部を汚損すること
が効果的に防止されることになる。
【0033】[駆動機構38の説明]次に、図7を参照
して、上述した駆動機構38の構成を詳細に説明する。
【0034】この駆動機構38は、ハウジング18内に
おける一側部に収納されており、図示するように、一方
向に沿って(即ち、この一実施例においては、図中時計
方向に沿って)回転駆動される駆動モータ62を備えて
いる。この駆動モータ62はハウジング18の一側に向
けて突出するモータ軸を備え、このモータ軸には、駆動
歯車64が同軸に固定されている。この駆動歯車64に
は、所定の減速比を有するように構成された第1の減速
歯車66の大径部が噛合しており、これの小径部には、
所定の減速比を有するように構成された第2の減速歯車
68の大径部が噛合している。そして、この第2の減速
歯車68の小径部は、アイドル歯車70を介して、支軸
32に固定された従動歯車72に噛合している。このよ
うにして、駆動モータ62が図中時計方向に回転駆動す
ることにより、支軸32に固定された搬送ローラ30
は、同様に図中時計方向に回転駆動されることになる。
【0035】また、この支軸32には、上述した従動歯
車72に隣接した状態で、後述する自動名刺送り装置1
4に駆動力を伝達するための伝達歯車74が同軸に固定
されている。この伝達歯車74の直上方に位置するハウ
ジング18の部分には、第3の連結口18Eが開口され
ており、この第3の連結口18Eは、自動名刺送り装置
14が装着されていない状態において、カバー部材76
により閉塞されている。尚、このカバー部材76は、第
3の連結口18E内において、伝達歯車74を開放する
開放位置と閉塞する閉塞位置との間で摺動自在に取り付
けられ、図示していないが、閉塞位置においてクリック
されてその位置を係止されるように構成されている。
【0036】[名刺読取装置10の動作の概略説明]以
上のようにこの一実施例の名刺読取装置10は構成され
ているので、図示しない電源スイッチがオンされた状態
において、図3に示すように、名刺検出機構48の検出
センサ54がオンされていることにより、制御回路は、
名刺NCが搬送路TS上を挿入されている状態ではない
と判断し、従って、発光素子アレイ28を消灯させると
共に、駆動機構38の駆動モータ64を停止して、読取
動作待機状態を規定している。
【0037】一方、図3に示す読取動作待機状態から、
名刺検出機構48の検出センサ54がオフすると、制御
回路は、名刺NCが搬送路TS上を挿入されてきたと判
断し、従って、発光素子アレイ28を点灯させると共
に、駆動機構38の駆動モータ64を起動して、搬送ロ
ーラ30を回転駆動させる。これにより、搬送ローラ3
0と透明板34との転接部まで挿入されてきた名刺NC
は、この後、搬送ローラ30の回転に従って、図4に示
すように、透明板34上を搬送されることになる。この
結果、名刺NCは、その搬送動作に伴い、下面で規定さ
れる画像読取面が透明板34上を通過している間に、発
光素子アレイ28により照明され、その反射光がイメー
ジセンサ44に受光されることにより、名刺NCの下面
の画像が読み取られることになる。
【0038】[自動名刺送り装置14の説明]次に、図
2、及び、図8乃至図14を参照して、上述した名刺読
取装置10にオプション装着される自動名刺送り装置1
4の構成を、詳細に説明する。
【0039】[ADFハウジング80の説明]この自動
名刺送り装置14は、図2に示すように、名刺リーダ本
体12の上面上に載置され、ロック片78を介して取付
状態をロックされるADFハウジング80を備えてい
る。このADFハウジング80は、図2及び図9に示す
ように、上述した名刺リーダ本体12のハウジング18
の一側部上に位置する連結部80aと、この連結部80
aの図中右側部に連接され、名刺リーダ本体12のハウ
ジング18の名刺搬送面TSの直上方に位置する名刺受
け部80bとを備えて一体的に構成されている。
【0040】図9に示すように、この名刺受け部80b
の下面には、名刺搬送面TSに臨んだ状態で名刺取り出
し口80Aが開口した状態で形成されており、また、こ
の名刺取り出し口80Aに対向するADFハウジング8
0の上面及び側面には、名刺導入口80Bが開口した状
態で形成されている。
【0041】「ピックアップローラ82の説明]また、
この名刺受け部80b内には、ここに名刺導入口80B
を介して導入された名刺NCの束から、名刺NCを1枚
づつ名刺リーダ本体12の名刺取込口18Aに向けて取
り出すためのピックアップローラ82が配設されてい
る。このピックアップローラ82は、上述した支軸32
と略平行な固定軸線回りに回動自在にADFハウジング
80内に取り付けられた支軸84に固定されている。
【0042】また、このADFハウジング80内には、
ピックアップローラ82よりも名刺搬送方向に関して上
流側(即ち、名刺導入口80B側)に位置した状態で、
押えローラ86が回転自在に軸支されている。ここで、
このピックアップローラ82の回転軸線と押えローラ8
6の回転軸線とを結ぶ平面は、名刺リーダ本体12の名
刺搬送面TSと所定の鋭角で交差するように設定されて
いる。これにより、自動名刺送り装置14から送り出さ
れた名刺NCは、名刺搬送面TSに当接し、この期、こ
の名刺搬送面TSに沿って搬送されることになる。
【0043】[名刺受け台88の説明]一方、ADFハ
ウジング80の名刺受け部80b内には、少なくとも1
枚の名刺がセットされる名刺受け台88がピックアップ
ローラ82及び押えローラ86に対して進退自在に(即
ち、昇降自在に)配設されている。この名刺受け台88
は、これの下面と名刺受け部80bの底面との間に介設
されたコイルスプリング90により、ピックアップロー
ラ82及び押えローラ86に弾性的に当接するように付
勢されている。尚、この名刺受け台88の略中央部(即
ち、ピックアップローラ82と押えローラ86との間の
中間部)には、略逆三角形状の凹所92が形成されてお
り、この凹所92内には、後述する連動手段としての連
動アーム94の検出端部が落ち込み自在になされてい
る。
【0044】ここで、上述した名刺取り出し口80Aの
下端縁は、ピックアップローラ82及び押えローラ86
の下端部を結ぶ平面と略面一に設定されると共に、前方
に向けて傾斜するように形成されている。このように名
刺取り出し口80Aの下端縁は形成されているので、1
枚の名刺NCが名刺受け台88上に載置された状態にお
いて、この1枚の名刺の先端は、名刺取り出し口80A
の下端縁に確実に当接することになると共に、複数枚の
名刺NCが名刺受け台88上に載置される状態において
も、図10に示すように、常に最上位置にある名刺NC
の先端が、名刺取り出し口80Aの下端縁に確実に当接
することになる。このようにして、この一実施例におい
ては、名刺受け台88上に載置された名刺NCは、その
枚数に拘らず、ピックアップローラ82の回転に伴い名
刺リーダ本体12に向けてピックアップされることにな
る最上位置にある名刺が、次層以下に位置する名刺から
確実に分離されることになる。
【0045】[連動アーム94の説明]上述した連動ア
ーム94は、ADFハウジング80の連結部80a内に
配設されており、その中間部を支軸84に回動自在に軸
支されている。この連動アーム94の図中右端に規定さ
れる検出端部94Aは、上述した凹所92の直上方まで
延出し、この凹所92内に落ち込み自在に設定されてい
る。そして、この連動アーム94は、図示しないトーシ
ョンコイルスプリングにより常時時計方向に沿う回動付
勢力を受けており、この回動付勢力により、検出端部9
4Aは、凹所92内に落ち込んだ状態に付勢されてい
る。尚、この検出端部94Aは、名刺導入口80Bを介
して導入されてきた名刺NCの前端により トーション
コイルスプリングの付勢力に抗して反時計方向に回動さ
れる様に、テーパ面が形成されている。
【0046】また、連動アーム94の図中左端に規定さ
れる押し込み部94Bは、ADFハウジング80の連結
部80aの底面に形成された取り出し口80Cと、名刺
リーダ本体12のハウジング18に形成された連結口1
8Cとを介して、ハウジング18内に挿入自在に設定さ
れている。尚、上述した取り出し口80Cは、自動名刺
送り装置14が名刺リーダ本体12に装着された状態に
おいて、ハウジング18に形成された連結口18Cと連
通するように設定されている。
【0047】ここで、この連動アーム94の押し込み部
94Bは、図9に示すように、名刺受け台88上に名刺
NCが全くセットされていない状態において、即ち、連
動アーム94の検出端部94Aが名刺受け台88の凹所
92内に落ち込んだ状態において、ADFハウジング8
0の連結部80a内に位置し、名刺リーダ本体12のハ
ウジング18内に入り込まないように設定されている。
これにより、上述した名刺検出レバー50の作動片50
Cは、検出センサ54をオン動作させる状態に保持され
ることになる。
【0048】また、この押し込み部94Bは、図10に
示すように、名刺受け台88上に少なくとも1枚の名刺
NCがセットされた状態において、即ち、連動アーム9
4の検出端部94Aが名刺受け台88の凹所92内から
取り出された状態において、取り出し口80Cと連結口
18Cとを介して、名刺リーダ本体12のハウジング1
8内に入り込み、上述した名刺検出レバー50の閉塞片
50Bを押し込み駆動するように設定されている。これ
により、この名刺検出レバー50の作動片50Cは、検
出センサ54をオフ動作させるように揺動駆動されるこ
とになる。
【0049】このようにして、この一実施例において
は、自動名刺送り装置14側に、名刺NCのセットの有
無を検出する検出機構を全く設ける事無く、連動アーム
94を利用して、名刺NCのセット状態を、名刺リーダ
本体12内に設けた名刺検出機構48を介して検出する
ように構成している。この結果、この一実施例によれ
ば、自動名刺送り装置14の小型化を達成することが出
来ることになると共に、この自動名刺送り装置14の低
廉化をも合わせて達成することが出来ることになる。
【0050】[駆動力伝達機構96の説明]次に、図1
1を参照して、ピックアップローラ82を回転駆動する
ための駆動力伝達機構96について説明する。即ち、こ
の一実施例においては、自動名刺送り装置14は、駆動
源を内蔵しておらず、これが装着される名刺リーダ本体
12の駆動機構38からの駆動力の伝達を受けて、ピッ
クアップローラ82を回転駆動するように構成されてい
る。
【0051】この駆動力伝達機構96は、ADFハウジ
ング80の連結部80aを構成する底面に形成された動
力取り込み口80Dを介して、常時、ADFハウジング
80の下方に一部を取り出されている受け歯車98を備
えている。この受け歯車98は、自動名刺送り装置14
が名刺リーダ本体12に装着された状態で、駆動機構3
8の伝達歯車74に噛合するように設定されている。
【0052】また、この駆動力伝達機構96は、ADF
ハウジング80の連結部80a内に位置した状態で、受
け歯車98に常時噛合する従動歯車100を備えてお
り、この従動歯車100には、駆動側プーリ102が同
軸に固着されている。一方、上述した支軸84には、従
動側プーリ104が同軸に固着されており、これら駆動
側プーリ102と従動側プーリ104との間には、エン
ドレスベルト106が掛け渡されている。
【0053】このように駆動力伝達機構96は構成され
ているので、名刺リーダ本体12側に配設された駆動モ
ータ62が起動することにより、この駆動力が伝達歯車
74から受け歯車98を経て、エンドレスベルト機構を
介して支軸84に伝達され、これにより、ピックアップ
ローラ82は回転駆動されることになる。
【0054】このようにこの一実施例においては、自動
名刺送り装置14側に、名刺NCをピックアップするた
めの駆動源を全く設ける事無く、駆動力伝達機構96を
介して、名刺リーダ本体12内に設けた駆動モータ62
の駆動力を用いるように構成している。この結果、この
一実施例によれば、自動名刺送り装置14の小型・軽量
化を達成することが出来ることになると共に、この自動
名刺送り装置14の低廉化をも合わせて達成することが
出来ることになる。
【0055】[装着検出片80Eの説明]図9及び図1
0に再び示すように、上述したADFハウジング80の
連結部80aの下面には、下方に突出した状態で装着検
出片80Eが一体的に取り付けられている。この装着検
出片80Eは、自動名刺送り装置14が名刺リーダ本体
12に装着された状態で、名刺リーダ本体12のハウジ
ング18に形成された第2の連結口18D内に挿入さ
れ、上述した装着検出部材58の閉塞片58Bを押し込
み駆動するように設定されている。このように自動名刺
送り装置14の名刺リーダ本体12への装着に伴い、装
着有無検出部材58が回動駆動されることにより、図9
に示すように、装着検出部材58の作動片58Cで反射
された光束は、反射ミラー42で反射されてイメージセ
ンサ44に受光されることになる。
【0056】このようにして、この一実施例において
は、自動名刺送り装置14の装着を、この装着に伴い回
動される装着検出部材58を介して検出するように構成
されている。この結果、この一実施例によれば、自動名
刺送り装置14の装着に際して、単に、名刺リーダ本体
12の上面上の所定位置に装着するだけで、装着動作を
完了することになる。詳細には、この装着動作に伴い、
受け歯車98は伝達歯車74に噛合し、連動アーム94
の押し込み部94Bは、ADFハウジング80の取り出
し口80C及びハウジング18の第1の連結口18Cを
順次介して、名刺検出レバー50の閉塞片50Bを押し
込み駆動し、装着検出片80Eは、ハウジング18の第
2の連結口18Dを介して装着検出部材58の閉塞片5
8Bを押し込み駆動することになる。即ち、この一実施
例においては、この装着動作に際して、何ら、電気的な
接続動作を必要としないものである。このように、この
自動名刺送り装置14の装着動作は、極めて簡単にす
み、その作業性が極めて良好なものである。
【0057】ここで、この自動名刺送り装置14が名刺
リーダ本体12に装着された状態で、連動アーム94に
より名刺受け台88上に少なくとも1枚の名刺がセット
されていることが検出されると、搬送ローラ30及びピ
ックアップローラ82が連続的に回転駆動されることに
なる。この両者の連続回転に伴い、画像読取位置(即
ち、搬送ローラ30と透明板34との転接部)におい
て、引き続く名刺が連続する事無く、所定間隔離間する
ように、この一実施例においては、ピックアップローラ
82の回転による名刺NCの搬送速度VPは、搬送ロー
ラ30の回転による名刺NCの搬送速度VTよりも、所
定速度だけ遅くなるように設定されている(即ち、VP
<VT)。
【0058】この結果、例えピックアップローラ82が
連続回転駆動されることにより、名刺受け台88上の名
刺NCが連続的にピックアップされて搬送ローラ30に
向けて連続的に送られたとしても、その後端が搬送ロー
ラ30と透明板34との転接部で規定される画像読取位
置を通過する際において、引き続く名刺NCの先端から
所定距離だけ強制的に離間させられることになる。この
ようにして、この一実施例においては、ピックアップロ
ーラ82が連続回転して名刺NCを連続的にピックアッ
プしたとしても、画像読取位置においては、画像読取中
の名刺と、これに引き続く名刺とは、確実に離間させら
れることとなり、2枚の名刺を一度に画像読取動作する
虞が確実に回避され、従って動作の確実性が担保される
ことになる。
【0059】また、搬送ローラ30とピックアップロー
ラ82との名刺の搬送経路に沿う離間距離は、名刺の最
小サイズの搬送方向に沿う長さよりも短く設定されてい
る。例えば、この一実施例においては、最小サイズの名
刺の搬送方向に沿う長さを85mmとした場合に、搬送
ローラ30とピックアップローラ82との間の上述した
離間距離は、82mmに設定されている。この結果、こ
の一実施例においては、名刺受け台88上にセットされ
た最小サイズの名刺を自動送りする場合においても、ピ
ックアップローラ82によりピックアップされた最小サ
イズの名刺は、確実に搬送ローラ30まで搬送され、引
き続きこの搬送ローラ30により名刺排出口18Bに向
けて搬送されることになる。
【0060】[制御回路における制御手順の説明]上述
した制御基板に実装された制御回路における名刺NCの
画像読取動作のための制御手順について、図12及び図
13を参照して詳細に説明する。
【0061】先ず、図12にフローチャートとして示す
ように、図示しない電源スイッチがオンされると、この
制御回路における制御手順の実行が開始され、先ず、検
出センサ54がオンされているかが判断される(ステッ
プS10)。ここで、検出センサ54がオンされている
(即ち、ステップS10でYES)と判断される場合に
は、名刺リーダ本体12が単独で用いられる状態におい
ては、名刺NCが未だ挿入されていないことを意味し、
また、名刺リーダ本体12に自動名刺送り装置14が装
着されて用いられている状態においては、名刺受け台8
8上に名刺NCが未だセットされていないことを意味す
るので、夫々、検出センサ54がオフするのを待つ。
【0062】そして、検出センサ54がオフすると(ス
テップS10でNO)、名刺リーダ本体12が単独で用
いられる状態においては、名刺NCが手差しにより挿入
されたことを意味し、また、名刺リーダ本体12に自動
名刺送り装置14が装着されて用いられている状態にお
いては、名刺受け台88上に名刺NCがセットされたこ
とを意味するので、発光素子アレイ28を点灯駆動する
(ステップS12)と共に、駆動モータ62を回転駆動
する(ステップS14)。これにより、名刺リーダ本体
12が単独で用いられる状態においては、搬送ローラ3
0が回転駆動して、手差しにより挿入されてきた名刺N
Cを名刺排出口18Bに向けて搬送駆動する。また、名
刺リーダ本体12に自動名刺送り装置14が装着されて
用いられている状態においては、搬送ローラ30及びピ
ックアップローラ82が共に回転駆動され、名刺受け台
88上にセットされた名刺NCを1枚づつ搬送ローラ3
0に向けて搬送駆動する。
【0063】この後、イメージセンサ44により、搬送
中の名刺NCの先端が検出されるのを待ち(ステップS
16でNO)、名刺NCの先端が検出されると(ステッ
プS16でYES)、このイメージセンサ44での受光
信号に基づき、名刺NCの画像の読取動作を開始する
(ステップS18)。即ち、制御回路はこの読取信号に
基づき、所定の画像処理を実行することにより名刺NC
の画像を読み取り、図示しない出力ポートを介して図示
しない記憶装置に記憶したり、図示しないディスプレイ
装置に表示する。
【0064】この後、イメージセンサ44により、搬送
中の(即ち、画像読取中の)名刺NCの後端が検出され
るのを待ち(ステップS20でNO)、名刺NCの後端
が検出されると(ステップS20でYES)、現在、透
明板34上を搬送中の名刺NCの画像読取動作が完了し
たことを意味するので、次に、検出センサ54がオンし
ているかを判断する(ステップS22)。ここで、検出
センサ54がオフしている(即ち、ステップS22でN
O)と判断される場合には、この画像読取を終了した名
刺NCに引き続いて、次の名刺NCが搬送されてきてい
ることを意味するので、この次の名刺NCの画像読取を
実行すべく、上述したステップ12に戻り、これ以降の
制御手順を繰り返し実行する。
【0065】一方、検出センサ54がオンしている(即
ち、ステップS22でYES)と判断される場合には、
この画像読取を終了した名刺NCが最終であると推定す
ることが出来る。しかしながら、図13に示すように、
画像読取している名刺のサイズが最小である場合には、
この最小サイズの名刺の先端が名刺検出レバー50の被
押し込み片50Aを押し込み駆動せず、また、この最小
サイズの名刺の後端が連動アーム94の検出端部94A
から外れている状態が発生することになる。このような
状態が発生すると、図13に示すように、最終の名刺が
搬送ガイド面TS上に残っているにも拘らず、後端を検
出した名刺を最終名刺と判断して、画像読取動作を終了
してしまい、本当の最終名刺が搬送ガイド面TS上に取
り残されてしまう虞がある。
【0066】このため、この一実施例においては、ステ
ップS22で検出センサ54がオンして、画像読取を修
了した名刺が最終名刺であると推定できる場合において
も、更に、駆動モータ62を一定量だけ回転駆動する
(ステップS24)。そして、再び検出センサ54がオ
ンしているかを判断し(ステップS26)、検出センサ
54がオフしたと判断される場合(ステップS26でN
O)には、本当の最終名刺が残っていたことを意味する
ので、これの画像読取動作を実行すべく、上述したステ
ップS12に戻り、これ以降の制御手順を再実行する。
【0067】このようにして、この一実施例において
は、仮に、現在画像読取中の名刺のサイズが最小であ
り、ステップS22でNOと判断されてその時点で画像
読取を終了した名刺が最終名刺であると誤って判断され
た場合であっても、このようにステップS24で更に駆
動モータ62を一定量だけ回転駆動することにより、搬
送ガイド面TS上に残っていた本当の最終名刺は確実に
搬送されて、画像読取され、排出されることになる。
【0068】一方、このように駆動モータ62を一定量
だけ回転駆動した状態においても、尚、検出センサ54
がオフしている(即ち、ステップS26でYES)場合
には、搬送ガイド面TS上に名刺が残っておらずに、ス
テップS22でYESと判断された時点において画像読
取を終了した名刺が最終名刺であると判断することが出
来るので、駆動モータ62を一定量だけ駆動して(ステ
ップS28)、最終名刺を名刺排出口18Bから確実に
排出させると共に、発光素子アレイ28を消灯させる
(ステップS30)。
【0069】このようにして一連の制御手順を終了し
て、次の検出センサ54のオン動作を待つ。
【0070】[他の実施例及び変形例の説明]この発明
は、上述した一実施例の構成に限定される事無く、この
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であること
は言うまでもない。
【0071】例えば、上述した一実施例においては、こ
の発明に係わる画像読取装置を名刺読取装置に適用した
場合につき説明したが、この発明は、このような適用に
限定される事無く、例えば、名刺以外の原稿の画像読取
をするための画像読取装置に適用することが出来ること
は言うまでもない。
【0072】また、上述した一実施例においては、オプ
ション装着される装置として、即ち、オプションユニッ
トとして、自動名刺送り装置を用いるように説明した
が、この発明は、このような構成に限定される事無く、
画像読取装置にオプション装着されるものであれば、何
にでも適用することが出来るものである。
【0073】また、上述した一実施例においては、制御
回路は図12に示す制御手順を実行するように説明した
が、この発明は、このような制御手順に限定される事無
く、例えば、図14に変形例として示す制御手順を実行
するようにしても良いものである。以下に、この図14
に示す制御手順を説明する。尚、以下の説明において、
図12を参照して説明したのと同様のステップには、同
一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
【0074】上述したステップS20においてYESと
判断され、イメージセンサ44により名刺NCの後端が
検出されると、ここで、最終名刺を示すフラグに「1」
がセットされているかが判断される(ステップS2
1)。ここで、フラグに「1」がセットされていないと
判断される場合、即ち、後端が検出された名刺が最終名
刺ではないと判断される場合には、上述したステップS
22に進み、検出センサ54がオンしているかを判断す
る。
【0075】一方、上述したステップS26においてN
Oと判断され、検出センサ54がオフしたと判断される
場合には、ステップS24において駆動モータ62を一
定量だけ回転駆動した後に検出センサ54がオフしたの
であるから、この名刺NCは最終名刺であると判断する
ことが出来る。このため、最終名刺であることを示すフ
ラグに「1」をセットし(ステップS27)、上述した
ステップ12に戻り、これ以下の制御手順を繰り返し実
行する。
【0076】また、上述したステップS21においてY
ESと判断される場合、即ち、名刺の後端が検出された
時点で、フラグに「1」がセットされているのであるか
ら、この後端を検出された名刺は、最終名刺であると判
断できる。このため、ステップS23においてフラグを
「0」にリセットした後、上述したステップS28に進
み、これ以下の制御手順を実行する。即ち、この変形例
においては、ステップ26でNOと判断された名刺は、
最終名刺であるので、これの画像を読み込んだ後は、ス
テップS22乃至S26を実行する必用が無いので、こ
れをスキップして、直接にステップ28及びS30を実
行して、駆動モータ62を停止すると共に発光素子アレ
イ28を消灯させる。
【0077】このように変形例を構成することにより、
最終名刺の画像読取動作の終了に係る時間が短縮化さ
れ、使い勝手の良い名刺読取装置が提供されることにな
る。
【0078】また、上述した一実施例においては、連動
手段として1本の連動アーム94を備えるように説明し
たが、この発明は、このような構成に限定される事無
く、例えば、複数のリンクからなるリンク機構を備える
ように構成しても良いものである。
【0079】また、上述した一実施例においては、自動
名刺送り装置14が名刺リーダ本体12に装着されたこ
とを、自動名刺送り装置14のADFハウジング80に
一体的に取り付けた装着検出片80Eを用い、これによ
り押し込まれる装着検出部材58からの反射光のイメー
ジセンサ44への受光の有無にに基づく全体光量の変化
により、自動名刺送り装置14が装着されているか否か
を判断するように説明したが、この発明は、このような
構成に限定される事無く、例えば、装着検出片80E及
び装着検出部材58を用いずに、ADFハウジング80
の底面の発光素子アレイ28からの光束を反射する位置
に、自動名刺送り装置14が装着されていることを示す
例えばバーコード等の情報表示部材を添着しておき、制
御回路は、このバーコード等の情報表示部材からの反射
光(即ち、イメージ光)のイメージセンサ44への受光
に基づく検出信号により、自動名刺送り装置14が装着
されたことを検出するように構成しても良い。
【0080】このようにバーコード等の情報表示部材を
用いることにより、その表示情報を変更することで、自
動名刺送り装置14以外の装置の装着をも、間違えなく
検出することが出来ることになる。即ち、この発明にお
いては、自動名刺送り装置14の装着のみを検出するこ
とに限定される事無く、読取装置本体へ着脱自在に装着
される任意のオプションユニットの装着状態を、その種
類と共に確実に検出することが出来るものである。
【0081】また、上述した一実施例においては、発光
素子アレイ28が名刺ガイド部材26に一体的に取り付
けられ、反射ミラー42やイメージセンサ44や結像レ
ンズ46は、ハウジング18に取り付けられるように説
明したが、この発明は、このような構成に限定される事
無く、例えば、反射ミラー42やイメージセンサや結像
レンズ46も、発光素子アレイ28と同様に、名刺ガイ
ド部材26に直接、または、取付部材を介して一体的に
取り付けられるように構成しても良いものである。この
ように構成することにより、例え、厚さのことなる原稿
(名刺)が搬送されてきたとしても、上述したようにイ
メージセンサ44での受光光量が一定になると同時に、
画像読取位置から受光位置までの光路長が常に一定とな
り、結像レンズ46の被写界深度に依存しなくても、常
にピントの合った良質な読取画像を達成することが出来
ることになる。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に関わる
画像読取装置は、請求項1の記載によれば、原稿の画像
を読み取る画像読取機能を有する読取装置本体と、この
読取装置本体に着脱自在に取り付けられ、前記原稿を該
読取装置本体に自動的に送る自動原稿送り装置とを具備
し、前記読取装置本体には、前記原稿の搬送路を横切る
位置に退避可能に設けられ、挿入されてきた原稿により
前記搬送路から退避駆動される検出レバーと、この検出
レバーの退避駆動によって検出信号を出力する検出セン
サと、この検出センサからの前記検出信号によって原稿
が挿入されてきたことを検出する検出手段とが配設さ
れ、前記自動原稿送り装置には、これが読取装置本体に
装着された状態で前記検出レバーに機械的に連結され、
該自動原稿送り装置に原稿がセットされたことを前記検
出レバー及び前記検出センサとを介し前記検出手段で検
出させる連動手段が配設されていることを特徴としてい
る。
【0083】また、この発明に係わる画像読取装置は、
請求項2の記載によれば、前記検出レバーの一端は、該
検出レバーが前記搬送路を横切る位置にある状態で、前
記読取装置本体の外面を規定するハウジングに形成され
た連結口を閉塞することを特徴としている。
【0084】また、この発明に係わる画像読取装置は、
請求項3の記載によれば、前記連動手段は、前記原稿の
セット面を横切る位置に退避可能に配設され、前記自動
原稿送り装置にセットされた原稿により前記セット面か
ら退避駆動される検出アームを備えていることを特徴と
している。
【0085】また、この発明に係わる画像読取装置は、
請求項4の記載によれば、前記検出アームの一端は、該
検出アームが前記原稿のセット面を横切る位置にある状
態で、前記自動原稿送り装置の外面を規定するADFハ
ウジング内に位置し、前記原稿のセット面から退避駆動
された状態で、前記ADFハウジングに形成された取り
出し口を介して、該ADFハウジング外に突出されるこ
とを特徴としている。
【0086】また、この発明に係わる画像読取装置は、
請求項5の記載によれば、前記取り出し口は、自動原稿
送り装置が読取装置本体に装着された状態で、前記連結
口に連通し、前記検出アームの一端は、該検出アームが
前記原稿のセット面から退避駆動された状態で、前記取
り出し口及び連結口を介して、前記検出レバーの一端に
当接し、これを移動させて前記検出手段で検出させるこ
とを特徴としている。
【0087】また、この発明に係わる画像読取装置は、
請求項6の記載によれば、原稿の画像を読み取る画像読
取機能を有する読取装置本体と、この読取装置本体に着
脱自在に取り付けられ、前記原稿を該読取装置本体に自
動的に送る自動原稿送り装置とを具備し、前記読取装置
本体には、前記原稿の搬送路を横切る位置に退避可能に
設けられ、挿入されてきた原稿により前記搬送路から退
避駆動される検出レバーと、この検出レバーの退避駆動
に応じて検出信号を出力する検出センサとが配設され、
前記自動原稿送り装置には、これが読取装置本体に装着
された状態で前記検出レバーに機械的に連結され、該自
動原稿送り装置に原稿がセットされたことを前記検出レ
バーを介し前記検出センサから前記検出信号を出力させ
る連動手段が配設されていることを特徴としている。
【0088】また、この発明に係わる画像読取装置は、
請求項7の記載によれば、前記自動原稿送り装置は、原
稿を載置するための原稿載置台と、この原稿載置台から
原稿を一枚に分離し取り出すピックアップローラとを備
え、前記読取装置本体は、挿入された原稿を原稿搬送下
流側に搬送する搬送ローラと、前記ピックアップローラ
と前記搬送ローラとを駆動する駆動モータとを備えるこ
とを特徴としている。
【0089】また、この発明に係わる画像読取装置は、
請求項8の記載によれば、前記読取装置本体が単独で用
いられる場合は、前記検出信号に応じて前記駆動モータ
を駆動させて前記搬送ローラのみを駆動させ、前記自動
原稿送り装置が装着された状態で用いられる場合は、前
記検出信号に応じて前記駆動モータを駆動させて前記ピ
ックアップローラと前記搬送ローラとを駆動させるよう
にしたこと特徴としている。
【0090】
【0091】
【0092】
【0093】
【0094】
【0095】
【0096】
【0097】
【0098】従って、この発明によれば、自動原稿送り
装置を小型・軽量化することが出来、これにより、装置
全体の小型・軽量化を達成することが出来る画像読取装
置が提供されることになる。
【0099】また、この発明によれば、自動原稿送り装
置を読取装置本体に装着するに際して、電気的な接続を
一切必要とせずに、その装着動作を簡単に行うことの出
来る画像読取装置が提供されることになる。
【0100】また、この発明によれば、自動原稿送り装
置から、これに原稿がセットされたことを検出する検出
手段を排除して、装置全体の低廉化を達成することの出
来る画像読取装置が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる画像読取装置を、名刺読取装
置に適用した一実施例の構成を、名刺リーダ本体として
示す斜視図である。
【図2】名刺読取装置を、図1に示す名刺リーダ本体
に、自動名刺送り装置を装着した状態で示す斜視図であ
る。
【図3】名刺リーダ本体の内部構造を、名刺が挿入され
ていない状態で示す縦断面図である。
【図4】名刺リーダ本体の内部構造を、名刺が挿入され
た状態で示す縦断面図である。
【図5】名刺リーダ本体の内部構造を、概略的に示す平
面図である。
【図6】名刺リーダ本体の内部構造を、図3とは異なる
断面位置で示す縦断面図である。
【図7】名刺リーダ本体の駆動機構の構成を示す縦断面
図である。
【図8】名刺リーダ本体に自動名刺送り装置が装着され
た状態で、その内部構造を概略敵に示す平面図である。
【図9】名刺リーダ本体に自動名刺送り装置が装着され
た状態で、その内部構造を、名刺がセットされていない
状態で示す縦断面図である。
【図10】名刺リーダ本体に自動名刺送り装置が装着さ
れた状態で、その内部構造を、名刺がセットされた状態
で示す縦断面図である。
【図11】名刺リーダ本体に自動名刺送り装置が装着さ
れた状態で、夫々の駆動機構及び駆動力伝達機構の構成
を示す縦断面図である。
【図12】制御回路における画像読取動作の制御手順を
示すフローチャートである。
【図13】最小サイズの名刺が最終名刺となった状態を
示す縦断面図である。
【図14】図12に示す制御手順の変形例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
NC 名刺 TS 搬送ガイド面 10 名刺読取装置 12 名刺リーダ本体 14 自動名刺送り装置 16 第1の凹部 18 ハウジング 18A 名刺取込口 18B 名刺排出口 18C 第1の連結口 18D 第2の連結口 18E 第3の連結口 20 第2の凹部 22 表示ランプ 24 制御基板 26 名刺ガイド部材 26A 案内片 28 発光素子アレイ 30 搬送ローラ 32 支軸 34 透明板 36 コイルスプリング 38 駆動機構 40 凹所 42 反射ミラー 44 イメージセンサ 46 結像レンズ 48 名刺検出機構 50 名刺検出レバー 50A 被押し込み片 50B 閉塞片 50C 作動片 52 支軸 54 検出センサ 56 トーションコイルスプリング 58 装着検出部材 58A 本体部 58B 閉塞片 58C 作動片 60 トーションコイルスプリング 62 駆動モータ 64 駆動歯車 66 第1の減速歯車 68 第2の減速歯車 70 アイドル歯車 72 従動歯車 74 伝達歯車 76 カバー部材 78 ロック片 80 ADFハウジング 80a 連結部 80b 名刺受け部 80A 名刺取り出し口 80B 名刺導入口 80C 取り出し口 80D 動力取込口 80E 装着検出片 82 ピックアップローラ 84 支軸 86 押えローラ 88 名刺受け台 90 コイルスプリング 92 凹所 94 連動アーム 94A 検出端部 94B 押し込み部 96 駆動力伝達機構 98 受け歯車 100 従動歯車 102 駆動側プーリ 104 従動側プーリ 106 エンドレスベルト
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 107 G03G 21/00 370 G03G 21/14 - 21/16 G03B 27/58 - 27/64 H04N 1/00 108 B65H 7/00 - 7/20

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像を読み取る画像読取機能を有す
    る読取装置本体と、 この読取装置本体に着脱自在に取り付けられ、前記原稿
    を該読取装置本体に自動的に送る自動原稿送り装置とを
    具備し、 前記読取装置本体には、前記原稿の搬送路を横切る位置
    に退避可能に設けられ、挿入されてきた原稿により前記
    搬送路から退避駆動される検出レバーと、この検出レバ
    ーの退避駆動によって検出信号を出力する検出センサ
    と、この検出センサからの前記検出信号によって原稿が
    挿入されてきたことを検出する検出手段とが配設され、 前記自動原稿送り装置には、これが読取装置本体に装着
    された状態で前記検出レバーに機械的に連結され、該自
    動原稿送り装置に原稿がセットされたことを前記検出レ
    バー及び前記検出センサとを介し前記検出手段で検出さ
    せる連動手段が配設されていることを特徴とする画像読
    取装置。
  2. 【請求項2】前記検出レバーの一端は、該検出レバーが
    前記搬送路を横切る位置にある状態で、前記読取装置本
    体の外面を規定するハウジングに形成された連結口を閉
    塞することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装
    置。
  3. 【請求項3】前記連動手段は、前記原稿のセット面を横
    切る位置に退避可能に配設され、前記自動原稿送り装置
    にセットされた原稿により前記セット面から退避駆動さ
    れる検出アームを備えていることを特徴とする請求項2
    に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】前記検出アームの一端は、該検出アームが
    前記原稿のセット面を横切る位置にある状態で、前記自
    動原稿送り装置の外面を規定するADFハウジング内に
    位置し、前記原稿のセット面から退避駆動された状態
    で、前記ADFハウジングに形成された取り出し口を介
    して、該ADFハウジング外に突出されることを特徴と
    する請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】前記取り出し口は、自動原稿送り装置が読
    取装置本体に装着された状態で、前記連結口に連通し、
    前記検出アームの一端は、該検出アームが前記原稿のセ
    ット面から退避駆動された状態で、前記取り出し口及び
    連結口を介して、前記検出レバーの一端に当接し、これ
    を移動させて前記検出手段で検出させることを特徴とす
    る請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】原稿の画像を読み取る画像読取機能を有す
    る読取装置本体と、 この読取装置本体に着脱自在に取り付けられ、前記原稿
    を該読取装置本体に自動的に送る自動原稿送り装置とを
    具備し、 前記読取装置本体には、前記原稿の搬送路を横切る位置
    に退避可能に設けられ、挿入されてきた原稿により前記
    搬送路から退避駆動される検出レバーと、この検出レバ
    ーの退避駆動に応じて検出信号を出力する検出センサと
    が配設され、 前記自動原稿送り装置には、これが読取装置本体に装着
    された状態で前記検出レバーに機械的に連結され、該自
    動原稿送り装置に原稿がセットされたことを前記検出レ
    バーを介し前記検出センサから前記検出信号を出力させ
    る連動手段が配設されていることを特徴とする画像読取
    装置。
  7. 【請求項7】前記自動原稿送り装置は、原稿を載置する
    ための原稿載置台と、この原稿載置台から原稿を一枚に
    分離し取り出すピックアップローラとを備え、 前記読取装置本体は、挿入された原稿を原稿搬送下流側
    に搬送する搬送ローラと、前記ピックアップローラと前
    記搬送ローラとを駆動する駆動モータとを備えることを
    特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】前記読取装置本体が単独で用いられる場合
    は、前記検出信号に応じて前記駆動モータを駆動させて
    前記搬送ローラのみを駆動させ、 前記自動原稿送り装置が装着された状態で用いられる場
    合は、前記検出信号に応じて前記駆動モータを駆動させ
    て前記ピックアップローラと前記搬送ローラとを駆動さ
    せるようにしたこと特徴とする請求項7に記載の画像読
    取装置。
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