JP3350682B2 - ストマ装置 - Google Patents

ストマ装置

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JP3350682B2
JP3350682B2 JP23675791A JP23675791A JP3350682B2 JP 3350682 B2 JP3350682 B2 JP 3350682B2 JP 23675791 A JP23675791 A JP 23675791A JP 23675791 A JP23675791 A JP 23675791A JP 3350682 B2 JP3350682 B2 JP 3350682B2
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オゼン ジャン−ピエール
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べー. ブロン メディカル
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • F16L37/008Couplings of the quick-acting type for branching pipes; for joining pipes to walls
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61F5/445Colostomy, ileostomy or urethrostomy devices
    • A61F5/448Means for attaching bag to seal ring

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はストマ装置に関するもの
で、特に袋受けにストマ袋を装脱着する機構に関連して
いる。
【0002】
【従来の技術とその問題点】腸切開術(回腸フィステル
形成術、人工肛門術、・・・)あるいは、尿道切開術の
ような外科手術を施された人々の排泄物や尿を集める為
に、既に多数の装置が提案されてきた。こうした先行装
置は、一般に皮膚保護材、叉は環状の接着剤により使用
者の皮膚に直接固定される使い捨て袋で構成される方式
と、ベルト、或は接着剤、粘着ゴムを備えた基板により
使用者の身体に固定する前面保護プレートに、収集袋
(廃棄処理、あるいは再使用可能である)が取り外し可
能な形で連結される2分割方式と、を含んでいる。
【0003】2番目に述べられた方式は一定の必要条件
を満たさなければならないし、その多くは互いに矛盾す
るものである。敏感で一般的に痛みを伴う開口部の周辺
部位に圧力をかけない方法で、収集袋は袋受けまたは前
面保護プレート上に固定され、且つ、装着中は接続部位
からの漏れのない高信頼性を保証し、機構の部品が不用
意に外れず、また脱着の簡便性を備えているものでなけ
ればならない。更に、装置は孔周辺の皮膚に合併症を惹
起させてはならず、できる限り突出せず、形態と構造に
広く差異のある患者にも適合しなければならない。また
以下に記載される事も望まれることである。医療担当者
より説明を受けた患者がその後、袋受け上に収集袋を自
ら装着可能であること、特に老年の使用者においては、
袋と袋受けの装脱着の動作が、できる限り単純且つ簡単
であることが、装置に要求されることは当然である。
【0004】それ故、提示された問題を解決する試みの
中で、2分割方式を供給するために、最近、提案(例え
ばFR−AL−2 626 464)が為された。その
2分割方式においては、袋と袋受けの連結の為の手段
が、カラーに沿ってクランプするように設計されたスプ
リットリングと変形カラー、並びに短い管で構成され
る。短い管の外径は実質的にカラーの内径と等しく、カ
ラー内に滑らして挿入し、またリングが開位置の場合、
そこよりの引き抜きが可能である。それ故に、リングが
カラーの周りでクランプする位置にある場合、カラーは
その管に対して変形されることになる。管とカラーの寸
法を非常に高い精度の許容差で製作することにより、一
般に通路部分によって変形が妨害されやすいカラーを、
ほとんど変形させることなく、渇れの無い組み付けが完
成されるが、そのような機構の製造は比較的困難であ
る。例えばEP−A−O 171 255に記載され、
或は上に記された様式のようなインターフィテイング型
の多くの機構にも、同様の困難が存在する。そして既知
の多様な解決策にも関わらず、使用者の使い心地を向上
させ、種々の要求を満たし、また袋受けに比例して自在
の方向に袋を置くことが可能な、改良されたストマ装置
の供給の問題が残ることが予測される。この袋の方向性
の問題(例えば、EP163 979において)は既に
考察されてきたが、提案された解決策は部品が装着され
る方法のみならず、液漏れ防止並びに、袋の接続とそれ
を支持する為の装置の寸法においても完全に満足できる
ものではなかった。
【0005】
【発明の概要】結論として本発明の一般的な目的は、上
記の条件を満たしながら、消化器官、或は泌尿器官の人
工的開口部に装着可能な装置の提供である。第1に、前
もって使用者の身体に固定した袋受けへの袋の装着が非
常に簡単であること、第2に、開口部に隣接する部位に
何等の実質的圧力をかけずに装着できることを特徴とす
る装置である。
【0006】本発明のその他の目的は、安全に使用が出
来、特に袋内部の圧力が増すと、袋と袋受けの結合部に
おける漏れの防止が強化される装置の提供にある。
【0007】接着剤、または感圧粘着ゴム、あるいはそ
れと同等の手段を備えた基板によって、使用者の身体に
袋を固定する袋受けと、リムによって袋受けに取り外し
が可能な形で装着できる身体の排泄物や分泌液収集用の
袋との2分割方式のストマ装置によれば、問題は解決さ
れる。本発明では、リムがシール手段を取り巻いた状態
で袋が袋受けに装着され、シールの径が作動装置の動作
により増加し、シール手段が変形して、袋が袋受けに固
定される。
【0008】従って、袋のリムは対応する袋受けの部分
より大きく、使用中は開口部を取り巻く袋受けと協同す
るため、このような装置はFR−AL 2 626 4
64にて記述されている前出の機構、またはインターフ
ィッテイング型の機構とは著しく違って、袋が袋受けに
装着されている間に、開口部周辺に何の圧力も加えな
い。
【0009】さらに、本発明の装置においては、袋のリ
ムは完全に袋の内側にあるため、袋受けと袋を構成する
シートの間の粘着を避けることができる。この粘着はし
ばしば、排泄物の完全な排泄を妨げることがある。
【0010】本発明による装置の最初の実施例における
作動装置は、シール手段と結合したスプリットリングで
ある。シール手段は、袋が袋受けに装着された場合に、
袋のリムとスプリットリングの間に介在する弾力のある
材質のシールリングで構成されている。
【0011】この第1実施例の1つの様式では、スプリ
ットリングは作動手段と一体化して形成されており、こ
の作動手段はスプリットリングにヒンジ付けされたレバ
ーで構成され、トグル形式の機構を制御する
【0012】作動手段は、出来得るならば、ヒンジ付け
によるトグル機構とレバーの支点との設定を可能にする
機械的特性及び弾性を有するプラスチック素材で成形さ
れたものが好ましい。
【0013】この特殊な様式では、スプリットリング並
びにその作動手段を構成する単一部分は、スプリットリ
ングの大きい寸法に相当する形状に成形される。
【0014】他の実施例では、作動装置がシール手段と
連結した2個のハーフリング状のものによって構成され
ており、袋を袋受けに装着すると、弾力性物質であるこ
のシール手段が袋のリムとハーフリングとの間に挿入さ
れる。
【0015】さらに各ハーフリングが、ヒンジ付きレバ
ーを装着する作動手段と共に全体の一構成要素となり、
トグル機構を制御することがより望ましい。
【0016】他の実施例では、この2個のハーフリング
がトグル機構によって互いに連結されている。このトグ
ル機構自体を構成するのは互いにヒンジ付けされた2個
のアームであり、ヒンジによってそれぞれのハーフリン
グにヒンジ付けされている。この最初のヒンジがレバー
の支点ともなっている。
【0017】異なる実施例では、この2個のハーフリン
グが2個のトグル機構によって互いに連結されている。
各トグル機構を構成するのはヒンジ付けされた一対のア
ームであり、それぞれのヒンジを通じて対応するハーフ
リングにヒンジ付けされている。このヒンジは、2本の
ヒンジ軸回りに形成され一部がフランジに固定されたレ
バーの支点となっている。
【0018】当発明のその他の特徴として、シールリン
グはその断面図が台形であり、スプリットリング上のリ
ップ周囲で噛み合う。作動手段の操作中はこのスプリッ
トリングが変形し、漏れのないように袋のリムに装着さ
れる。
【0019】袋のリムの材質はプラスチックであるため
硬質で、シールリングによる型締力をよく受容する。袋
を袋受けに取り付ける際には、通常は双曲線断面である
リムの裏面が、このシールリングに噛み合う。
【0020】袋受けには作動装置を装着するための溝が
付いている。その大きさは、装置の使用中は開口部を取
り囲むカラーと、互いにほぼ平行しカラーの軸に垂直な
2つのフランジによって決定される。第1のフランジは
まず袋受けを基板に固定するよう、次いで作動装置を該
袋受けに誘導、及び/または保持するように働く一方、
第2のフランジはシールリングの保持のために働くもの
である。
【0021】この後者の機能を最も簡便に供給するのが
第2のフランジであり、スプリットリング上の止め金具
を受ける溝穴が装備されている。
【0022】他の実施例では、シール手段がスプリット
リングである。それは末梢部に突起のある形式のもので
あり、袋のリムに付けられた相補的形状の窪み、あるい
は溝と協同するのに適している。
【0023】このような実施例では、スプリットリング
は袋受け上の末端に形成された溝の中に設置される。末
端には外面が先細であるフランジがあり、袋のリム上の
相補面と協同するのに適合している。さらに作動装置は
レバーによって便利に構成され、タブあるいはその同等
物を装備したスプリットリングの一端を外してレバーの
リセスを噛み合わせる。結果的に、レバーは袋を袋受け
の取り付け位置にロックされる。
【0024】さらに他の実施例では、弾力的に変形可能
な部材が作動装置とシーリングガスケットの両方の働き
をしている。その場合、この部材自体が作動することも
あり、附属のシールリングを使用する場合もある。
【0025】この実施例に於ける一形式では、当部材と
して流体圧(空圧式、または水圧式)による変形可能な
リングを使用しており、袋のリムを袋受けにシールする
際の半径を増大させている。
【0026】他の形式では、この部材が附属の弁によっ
て膨張と収縮が可能な環状室となっている。当環状室
は、それ自体がシーリングガスケットとなっているもの
や、補助的シーリングガスケットを備えた変形様式があ
る。
【0027】膨張手段として当発明が装備するものは、
注入式装置、その他携帯用圧縮空気シリンダーのような
加圧下のガス状流体の供給、レバーを外して適量の流動
体を膨張させる室に、あるいは室から移動させるように
働く水圧式装置である。
【0028】2分割型の機構の一種であるが、本発明の
ストマ装置は少なくとも3品目より構成されている。す
なわち、:スリーブあるいは、カラーを含む袋受け;比
較的硬いリムを有する袋;そして、機械式、水圧式また
は空圧式作動手段で、変形可能部材の半径が大きくなる
度に、カラーに呼応して、袋のリムが動くのを妨げるよ
うに働く弾力的な該変形可能部材である。
【0029】本発明の装置のその他の実施例では、シー
ル手段は袋受けのスリーブに呼応して、それ自体、放射
状に動くように取り付けられたシールリングで構成さ
れ、その半径は、リングに隣接する室の容量が増加する
と、該スリーブに呼応して外方向に動かされることによ
り大きくなる。
【0030】本実施例の第1様式では、シールリングに
隣接する室の容量は、該室に当初、含まれていた液に加
えて、相当の量の液を注入することにより増大する。
【0031】レバーまたは、その類の機械的手段によ
り、一定容量の空間を局部的に変形させて該注入を行な
うか、あるいは、注入器、ポンプ、圧縮ガスの供給、そ
の他の圧力下の流動体源から、該室に水圧または空気圧
をかけた流動体を直接的または間接的に伝送することに
よって変形させ該注入を行なうことが出来る。
【0032】その空間は弾力性のある素材の壁により限
定され、それに対抗して作用するようピストンが配置さ
れる。ピストンの排気量は1つ叉はそれ以上のレバーの
動作により制御されている。
【0033】空間は袋受けにブラケットで固定された箱
で囲まれ、該ブランケットは補助フックと連係可能なフ
ックを有している。補助フックは袋受けに装着された袋
に対して、相関位置にある該レバーを保持する為のピス
トン作動レバー上にある。
【0034】その他の実施例では、溝を経由してシール
リングに隣接し可変容量の室を充す為の空間は、弁装置
により、変形自在管を経由して、圧力下の流動体源と接
続されている。
【0035】その他の様式では、弁装置は逆止弁に接続
されており、ポンプに類似した方法により、空間を膨張
さす為のベローズ型管に接続している。
【0036】本発明のその他の実施例では、シール手段
は中空または、中実部分であり、それは袋受けと一体化
した身体への固定の為の薄膜、あるいはリップと、該シ
ールリングに近接する室の容量を変える手段とを含んで
いる。
【0037】この実施例の1つの様式では、身体は密閉
された箱に通じた経路を有している。その箱の容量は可
変であり、そしてまた、圧力下の流動体の注入が可能で
ある。
【0038】さらに他の実施例では、シール手段の半径
は、該シール手段に隣接するワッシャーを介し、ウェッ
ジ効果によるスプリットリングの働きで、増大する。そ
して、このシール手段は、台形型の横断面を有してお
り、流動体あるいはガス状流動体で満たされた角空洞を
密閉する円環状の部材で構成されている。
【0039】1つの変形型では、シール手段は多孔性素
材の硬い部材である。その部材は、エラストマー叉はプ
ラストマー工業におけるフォームあるいは多孔タイプの
素材製造技術を使用して得られた表面を全体に有してい
る。
【0040】その他の変形型では、シール手段は中実あ
るいは中空リングである。このリングは多角形の横断面
を呈し、柔軟なエラストマータイプの素材で出来てお
り、ショアーAスケールで20から40の範囲の硬度を
有している。
【0041】シール手段の半径を増す為のスプリットリ
ングを含む装置の場合、リングの末端には該端を互いの
方向に動かす為の作動突起が含まれており、それと共
に、ラッチ、フック、キャッチ、またはその類の、該ス
プリットリングを開閉位置で保持する為の手段も含まれ
ている。
【0042】更に、本発明は該スプリットリングの突起
の1つと連動する為の舌状物(タング)も供給してお
り、それは突起が互いの方向に離合する動作の間に、該
突起を誘導するように他の突起を通して通路に滑り入れ
られる。
【0043】本発明のいかなる実施例であっても、シー
ル手段は袋受けのスリーブに、比例して回転するように
据え付けられた支持体と連動するように配置されてい
る。それにより一度、袋がそこに装着されても、袋受け
に対し使用者の都合により如何なる方向にでも、向ける
ことが可能である。
【0044】ある変形型においては、シール手段の為の
支持体は、袋受けのスリーブに比例して回転するように
据え付けられてはおらず、袋受けに連動して袋の向く方
向は、シール手段の半径を僅かに減らすことにより、す
なわち袋が袋受けに対してかけている圧力を減少させる
ことにより、袋受けに袋が装着された後でも、変更が可
能である。
【0045】新規の実施例では、シール手段を軸方向の
変位に対抗して保持するフランジを、袋受けに装備して
いる。ここでは袋のリムの内径がフランジの外形より小
さく、シール手段の外径より大きい。
【0046】本発明はまた、身体の排泄物あるいは分泌
液を収集する袋も供給している。特に腸切開術や尿道切
開術のためのもので、上記にて定義された装置の一部分
として最適のものである。
【0047】本発明はまた、このような機構の一部分を
なすのに最適な袋受けを提供している。
【0048】
【実施例】以下に本発明の実施例を添附図面にもとづき
説明すると次の通りである。
【0049】まず、図1〜図4に言及する。これらは本
発明の2分割式ストマ装置の最初の実施例、すなわち、
使用者の身体の人工開口部に沿って、適切な固定手段で
固定する為の袋受け10を含む装置の図である。このよ
うな固定手段は、接着剤あるいは、感圧式粘着ゴム(そ
れ自体は既知のものである)を備えた基板12で構成さ
れており、装置が使用されない限り、該接着剤あるい
は、感圧式粘着ゴムはピールオフフィルム11により保
護されている(図3)。変形型あるいは、追加例におい
て、袋受け10は使用者の身体に対して、ベルト(図示
されていない)または類似の手段により保持される場合
がある。袋受け10の基板12は、人工開口部を取り囲
む開口部13と、装置が使用中の場合には、基板12の
表面上の粘着性合成シート14とを含んでおり、その面
の反対側が使用者の体に接触する。合成シート14は開
口部周辺の保護、及び使用者の肌に対して基板を保持す
るのに寄与している。A軸を中心に円筒形のスリーブま
たはカラー17より構成される先端部品16は、その反
対面が基板12に接続している合成シート14の表面に
固定される第1フランジ15と、実質的にフランジ15
と平行である第2フランジ18(両者ともA軸に垂直で
ある)とを有しており、2つのフランジ15及び18
は、共に溝19の範囲を限定している。
【0050】その溝19は、変形可能なリング20を受
け入れるように設計されており、一例として、スプリッ
トリングは、リップ22により適正な角度で、内部表面
23は円筒状で、外部表面24は先細り状を呈するよう
に、内部境界を画された環状の外形を持つ平面的な本体
21より構成される(第2図および第4図)。本発明に
よれば、リング20は、その寸法を増やすことにより袋
受け10上に袋40を保持する為の器材である(増加さ
れる寸法は下記に詳述)。このリングは、フランジ15
内のスロット26にはめ込まれたリング上のスタッド2
5により、フランジ15に対し保持、誘導される。
【0051】変形可能リング20のリップ22は、シー
ル用ガスケットあるいは、弾力性のある素材で作られた
リング30(熱可塑性エラストマーが優れている(TE
P))を付けており、シール用ガスケットあるいは、リ
ング30はA軸に平行な部分の厚さが、実際にフランジ
15とフランジ18の距離からスプリットリングの厚さ
を引いた長さと同じであるので、リング30もまた溝1
9に受け入れられる。
【0052】シール用リング30の名目上の最大外径
は、袋40のリム41の最小直径より小さいので、人工
開口部の周辺部分に圧力を掛けないで、シール用ガスケ
ットあるいは、リング30を袋リムで取り巻くようにし
て、袋を装着することができる。そうして、スプリット
リング20の直径を大きくし、変形させることにより、
袋受け10に袋40を固定することが出来る。また、直
径の増大によりシールリング30は、クランプ効果を持
つ袋40の内側に接し、通常双曲形右断面を有する袋リ
ム41の内側表面に対して圧力を掛けることとなる。リ
ム41は比較的硬い素材、例えば、ポリプロピレンある
いは、高密度ポリエチレンで作られる。
【0053】図4に示す状態において、装着を実施する
為に、本発明は変形可能リング20及び適切な作動手段
との連係を明示している。図示、記載された実施例で
は、作動手段50はスプリットリングの端付近を離す動
作と、装置の作動位置での固定とに適しているレバーか
ら構成され、これらは、タブまたは、その同等物をスプ
リットリングの外周に、レバー内側の端の凹部と噛み合
うように作ることにより、最も簡単に実施が可能であ
る。
【0054】レバー50を反対に作動させると、すなわ
ちスプリットリング20を元の位置に戻すと、小さくな
った状態で袋受け10から袋40を容易に引き出すこと
が可能となる。
【0055】身体の排泄物、分泌液を収集し、先端部1
6を通して排出するのに適している袋40は、使い捨て
タイプまたは、再利用型がある。何れの場合において
も、袋リム41上の外向きフランジ43を袋自体に、接
着、溶着、あるいはその他の方法で、固定して製作され
る。袋は、ポリエチレン、PVC、またはポリアミドの
シート、あるいはダウケミカル社の登録商標であるサラ
ネックスで知られているポリエチレン/EVA/PVC
/EVA/ポリエチレン型の合成バリヤーシート、ある
いはグレース社の登録商標であるクライオバックで知ら
れるEVA/EVA−ビニリデン ポリクロライド コ
ーポリマー型の合成シート、あるいはEVA/EVOH
/EVA型または類似素材の合成シート等々により構成
される。
【0056】装置の操作は簡単で信頼性がある。直径約
55mmの先端部16、内径約68mmの袋リム、そし
て外径約66mmのシールガスケットまたはリムによっ
て構成される実施例では、高度の満足すべき操作性が得
られている。
【0057】その他の実施例の概略図である第5図及び
第6図に言及する。この実施例では、袋40′は袋リム
41′に溶着あるいは、接着され、袋リム41は袋の内
側に突き出し、内向きテーパー加工された内部表面4
2′を有している。内部表面42′の大直径端は、中空
あるいは、溝45を形成するように抉られている。先端
部16′は、上記の実施例のフランジ15に類似するフ
ランジ15′を有しており、袋リムの内部表面42′を
補足する為のテーパー加工された外部表面48を持つリ
ブ47により、袋リム41′と共に作動するように設計
されている。この実施例では、変形によって拡大が可能
である部材20′もまたスプリットリングのようにプラ
スチック製であり、作動手段50と共に一体成形され、
図5に示された状態から、図6のような、袋受けに袋4
0′が固定された状態になるように、寸法の増加を可能
にしている。
【0058】このような装置を装着する為には、最初に
使用者の身体に、接着剤あるいは、粘着性ゴムを備えた
基板12並びに、シート14を利用して袋受けを固定す
る(シート14は保護フィルムを取り除いた後、使用す
る)。袋リム41′をリブ47に噛み合わせつつ、袋4
0′を袋受けに向けることにより、袋40′は装着され
るが、その間、人工開口部周辺に実質的圧力は掛からな
い。リング20′の寸法を増すようにレバー50′を作
動することは、レバー動作に続いて、突起46を中空部
あるいは溝45に入り込ませる事となり、テーパー加工
された表面42′と48′の間の相補的な働きにより、
液漏れなしに、袋受け上への袋40′の保持が可能とな
る。
【0059】袋受けからの袋40′の分離は、レバー5
0′を解除し、そして上記の反対の方向にレバーを動か
す反対の手順により行なわれる。
【0060】本発明は、上記で詳述された実施例に如何
なる形ででも限定されるものではない。それ故、第7図
で示されたように、袋を水圧あるいは、空気圧を利用し
て部材の寸法を大きくする変形方法で、袋受けに固定す
る。その実施例で示されるように、袋60は内向き袋リ
ム61を有しており、その内部表面62は、例えば双曲
線の外径を描いてカーブしている。台形型の右断面を有
するシールリング64の外部表面63は、リムの内部表
面と合致させるのに最適である。シールリングは弾力性
のある素材、たとえば、熱可塑性エラストマー(TE
P)で出来ており、イスマス65により、袋受けの先端
部分71の上に形成された溝70の中の、円環状の室6
6に接続されている。溝はA軸を中心に円筒状カラー、
外側フランジ67、及び内側フランジ68の間で伸長し
ており、これらのフランジは互いに平行で、A軸に垂直
である。弾力的で変形可能な室66は、実際、シールリ
ング64と同じ素材で造られており、弁(図示されてい
ない)を含む流路73を有する先端部分72に接続され
ている。
【0061】この実施例の操作は上記で、非常に明瞭で
ある。いったん使用者の身体に袋受けが固定され、室6
6の空気が抜かれれば、袋60が袋受けに合わされ、袋
リム61が簡単にシールリング64の上に取り付けられ
る。そして袋受けに固定された先端部分72は、以下の
手段、注入装置のような水圧あるいは空気圧式膨張手段
66′や、携帯圧縮空気シリンダーのような圧力下での
ガス状流動体の供給、または流路63を経て一定の容量
の液体を室66に移動させる為のレバーの解除をする機
器に接続される。結果的に、室66の容量が増加し、袋
リム61に対してリング64が押しつけらることによ
り、袋60は液漏れしないように、袋受けに固定され
る。
【0062】室66の空気または水圧流動体の圧力が取
り去られれば、袋受けから袋を外す為の逆の手順が取ら
れる。
【0063】本発明の装置の好適な実施例を示す図8〜
図10について言及する。その中では、リング作動手段
と共に一体成形されたプラスチック製のスプリットリン
グが、袋を袋受けに固定する為の機器である。この実施
例における袋並びに袋受けの構造は、図1〜図4に関し
て詳述された実施例と同じであり、同参考資料が明示す
る部品も同じものである。図8及び図9に明瞭に見られ
るように、リング80は正反対に部分81と82で2分
割され、その半環リング80aと80bは、レバー83
とトグル型機構84で相互に接続されている。このトグ
ル型機構におけるヒンジ87を中心にヒンジ付けされた
2つのブランチ85とブランチ86は、各々ヒンジ88
とヒンジ89を介して半環リング80aと半環リング8
0bに同様にヒンジ付けされており、またヒンジ88は
レバー83の支点を構成している。図9に示されるよう
に、リングは最大直径を有する形状であるが、レバーは
スプリットリング80と共に一体成形される。すなわ
ち、その形状はレバーがアーム86と接続するように下
方に動かされ、アーム86はリング本体21と同じ円環
上に置かれている状態であるが(アーム85にも適用さ
れる)、図8に見られるように、小さな直径のものでも
レバー83、アーム85とアーム86は該リングから突
起している。
【0064】レバー83を作動し易いように、また装置
がスムースに作動できるように、レバーとヒンジ部88
と89は、本体21の他の部分、リップ22、そしてア
ーム85と86を構成するウェブ等により肉厚に成形さ
れ、該アームは、半環状リング80aと80bが該アー
ムを受け入れるように、その中の切り欠き部90と91
に対応して、カーブ状にされている(図9並びに図1
0)。
【0065】この実施例は、図1〜図4に関して詳述さ
れた実施例と同様の方法で作動する。使用者の身体に袋
受けが基板12を使用して固定されると、レバー83は
図8に示された状態に動かされる:この状態で、袋40
は袋受けに向けられ、力を入れずに簡単にシールリング
24上に袋リム41が当てはめられる。そしてレバー8
3は、ヒンジ88を中心にf方向に回転させられる(図
8)。ヒンジ87は矢印p方向に移動し、スプリット8
1に近い円環状リング80aと80bの2つの先端が離
される。レバー83の回転が終わると、図9に示される
ような状態となり、これによりシールリング24が袋リ
ム41に接する状態となり、袋が液漏れしないで袋受け
に固定されることとなる。
【0066】袋を袋受けより外すには、レバーを上記と
逆の方向に回転させる。状態は、図9から図8に変わ
り、シールリングを小さくした状態、あるいは弾力性シ
ールリング24が初期の状態に戻り、袋リム41が動い
て、袋受けより引き出すことが可能となる。
【0067】図11と図12は、図8〜図10の実施例
に類似する他の実施例を明示しているが、変形手段が2
重化されており、それにより、動作がさらにフレキシブ
ルになっているが、本質は図8〜図10が示す実施例と
同一である。この実施例では、作動装置はリング100
であり、それは正反対に2つの部分81と82で分割さ
れ、それによって2つの半環状リング100aと100
bが出来、それらは2つのトグル機構で相互に接続さ
れ、各機構は1対のアーム95と96を第1機構とし、
もう1対の95′及び96′を第2機構として構成さ
れ、各機構は各々のレバー103と103′により作動
に最適となっている。図11と図12からも解るよう
に、アーム95と96がヒンジ97を中心にして互いに
ヒンジ付されているのと同様に、アーム95′と96′
はヒンジ97′を中心にして互いにヒンジ付される。半
環状リング100aと100bの各々のヒンジは各々9
9と99′と参照番号が付けられている。更に、この実
施例では、レバー103と103′は98と98′の2
軸を中心に回転するようにヒンジ付され、前出の実施例
のフランジ15に類似するフランジに部品104を利用
して軸が固定されている。この実施例では、リング10
0の寸法は、2つのレバー103と103′を矢印gと
g′の方向に作動することにより増加させられ、それに
よって図12のようになり、袋受けに袋を保持する。そ
れに対して、レバーを反対方向に廻すことにより袋受け
から袋を外すことができる。
【0068】図13〜図15に概略的に示された実施例
において、アーム95とアーム95′(前出実施例のア
ーム95とアーム95′に類似)は、アームより薄い厚
さの各々のホーン105とホーン105′を備えるよう
に成形され(図15)、それによって袋受けに袋が固定
された場合、袋リム41上のフランジ43の外周のリム
にホーンを置くことが可能となる(図14)。フランジ
43のリム44と、ホーン105とホーン105′の重
なりが最適であることによって、特に袋が一杯になり重
量が増加した場合、袋受け上の袋の保持力が高められる
ことになる。
【0069】ここで、もう1件の実施例に関する図16
〜図18について言及する。この図では、シール手段1
22の半径を増大することにより袋120が袋受け11
0(薄膜111で保護された粘着基板112を装備して
いる)に固定される。シール手段はほぼ台形型をした右
断面を持つシールリング123自体を内包し、シールリ
ングから2つの弾性的変型自在の薄膜、あるいはリップ
124、及び125が突き出して、袋受けのそれぞれ別
の壁126、及び127に固着している。これによって
シールリング123に隣接する室128の範囲が限定さ
れる。壁126及び127は、袋受けのスリーブ115
(図1〜図4に示された実施例のスリーブ17に類似す
るもの)と共に当装置の構成要素である本体129上に
装着されるか、あるいは、該スリーブの溝131にはめ
込まれたリブ130によって相対物を回転するように取
り付けられる。リング135は前記の壁(図17)に平
行したリップ136を直角に圧迫して壁126を内側か
ら締め付け、薄膜124が壁126に固着する。また、
薄膜125はばねクリップ138によって「きのこ状断
面」壁127と結合している。当アッセンブリーはフラ
ンジ140によって保護され、事実上、平行方向に伸張
する。フランジ140はスリーブ115に並ぶ構成要素
であり、フランジ114とは隔たったスリーブの自由端
から突出している。室128の容積を変化させるとシー
ルリング123が矢印mの方向に移動してその半径が増
大し、袋を袋受けに取り付けた際に袋のリム121を圧
迫するが、当発明はそのために、導管145を介して一
定量の空間146に通じる室を装備している。説明表示
された実施例では、空間146はボックス148の内側
のエンクロージャ147で形成される。ボックスの外周
端149及び150は、本体129上で相補的形状をし
た部分151及び152に固着している。また外周端1
49及び150は、クリンプされた圧延リムを通じてエ
ンクロージャ147にも押しつけられている。2つのブ
ラケット153及び154は、当装置の直径面p辺りで
本体129から左右対称形に突出し、リブによってボッ
クス148の端を支えている。このリブでは該ボックス
の本来三角形の右断面148a、及び148bが相補的
形状をした溝でブラケットと噛み合う。該ブラケット上
の留め金155及び156はボックスの外側への動径変
位を防止する。また該ブラケットにはその外表面に留め
金157及び158がある。
【0070】ピストン160は1個乃至2個のカムレバ
ー161及び162の発動に応じて動径的に変位し、ボ
ックス148に入り込む。このレバーは作動表面167
及び168、また、それぞれアーム163及び164を
有し、軸165及び166でボックス148上に軸留め
されている。
【0071】こうした装置の実施の際は、まず基板11
2を使用して袋受け110を使用者の人体に固定する。
袋120を取り付けるには袋を袋受け110に向けて用
意し、ストマ周辺部に圧力をかけずに、即ち使用者に痛
みを感じさせることなく、袋のリム121をシールリン
グ123の周囲に配置する。次いで2個のレバー161
及び162を、図16及び図17に於いて矢印iとjで
示す方向に、それぞれの軸165及び166を中心に軸
回転させる。これによりピストン160が袋受けの軸A
の方向、即ち図16、図17に於ける矢印Fの方向に移
動する。このピストン運動によってエンクロージャ14
7が変形し、空間146に内包されていた流動体(気
体、あるいは液体)が導管145によって室128に運
ばれる。室128の容積の増加によって動径変位が起こ
り、シールリング123がスリーブ115から分離す
る。シールリングが袋のリム121(材質が比較的硬
質)に接触するとそれを押し付け、袋120は袋受け上
に漏れ無しで理想的に固着する。この方式は、レバー1
61及び162の各々のアーム163及び164の端に
付いている留め金が、ブラケット153及び154上の
留め金157及び158と相補的であることによって、
その作動状態を持続させる。袋120を袋受け110か
ら取り外す場合は逆の手順であり、レバー161と16
2を外し、上記と反対の方向に動かす。
【0072】図31及び図32に示された変形例では、
袋のリム121の内径φ1は、フランジ140の外径φ
2より小さく、シールリング123の外径φ3より大き
い。また袋のリム121の長さ(対称軸と平行に測定)
は、リング123の厚みより小さい。袋の取り付けに
は、熱可塑性材料で作られた袋のリム121の変形性を
利用している。リムの挿入はフランジ140の内面とリ
ップ136(図32)との隙間に、タイヤをホイルのリ
ムに取り付けるのとほぼ同様に、しかし通常それほどの
苦労無しに行なわれる。これは袋のリム121が外シー
ルリングの周囲を自由に回転する間に軸方向に移動する
危険性を無くし、シールリング123の周囲への適正な
配置を保証するものであり、袋を袋受けに取り付ける際
の如何なる失敗の危険性もなく、漏れ無しに袋を固定さ
せる。
【0073】図19及び図20に示された装置の構造
は、上記の説明とほとんど同様のものである。相当する
部品の説明も同様であるが、この実施例では、ピストン
160aが単一のピボットレバー170の作動を受け
る。このレバー170にはピボットと反対の端に留め金
171があり、ブラケット154上の相補的形態をした
留め金158と協同作動する。
【0074】図21及び図22(図16〜図18のもの
に相当する部品については、前記部品説明と同様であ
る)に表示された実施例では、ピストン160bは半径
方向に動くようには装備されておらず、レバー170の
作動によってスリーブ115の軸と平行方向に移動し
て、程度の差はあるがボックス148′内へと進入す
る。
【0075】図23〜図26に示された実施例では、図
16〜図18の実施例のものに一致する部品についての
説明は同様である。導管145は室128とエンクロー
ジャ、または空間175に通じ、空間175はプラグ1
76で閉じられている。エンクロージャ175は変形チ
ューブ177にはめ込まれ、チューブの上部に弁178
が付いている。この弁は、円錐型あるいはリュアー型の
末端部179と交互につながり、加圧された流動体の源
に通じる。弁178には排気口180が装備され、末端
部179が第1の位置にある場合に排気を行なう。該末
端部が第2の位置にある場合は、弁178によって流動
体がエンクロージャ175へと流入し、袋のリム121
に対するシールリング123の動径変位が制御される。
先行の実施例と同様に袋のリムは非常に堅く、こうした
シーリング圧力に十分耐え得るものである。当装置の使
用を簡便にするため、該発明は袋受け近くに置く蛇腹式
の自在チューブ177を用意し、袋受けの上にクリップ
181で取り付けている(袋が袋受けに固着している場
合)。またチューブ177は、加圧された流動体に末端
部179を接続する際には取り外しが可能である。
【0076】図27に於て詳しく示されている実施例
は、図23〜図26についての説明によって直前に言及
されたものとほとんど同様であるが、圧力を保持するた
めの逆止め弁185、及び蛇腹式チューブ186が、弁
178′と導管145の開口するエンクロージャ175
の間に設置されている。弁185及び蛇腹式チューブ1
86はポンプを構成し、エンクロージャ175と導管1
45を通じて室128を膨張させる。当実施例では、弁
178′上に押しボタン187を押して(即ち、弁17
8上にねじ込んで)蛇腹式チューブ186をポンプのよ
うに縦方向に変形させることにより、シールリング12
3の半径を増大させる。膨張圧力、つまり結果的に袋1
20を袋受け110に対して漏れ無しに装着させる圧力
は、押しボタン187を弁178′から外した後も保持
されており、エンクロージャ175を空気に触れさせる
ことにより、つまり単純にプラグ176のねじを緩めて
引き抜くことにより、袋は袋受けから取り外される。
【0077】図28及び図29に示された実施例では、
シールリング123の半径はウェッジタイプの機械的手
段によって求められる。詳述すれば、この実施例に於い
て当発明は、円筒形の壁190の形で本体129′に図
16〜図18の実施例に於ける本体129と同様な役目
をさせている。この円筒形の壁190は、全く相対運動
その他を引き起こすこと無しか、あるいは他の変形例の
ようにスリーブ115の溝131にはまるリブ130′
によって該スリーブ関連物を回転させる可能性があると
いう点のどちらかによって、スリーブ115への固着に
適性を有するものである。基板191は壁190と並ぶ
構成要素であり、本来当装置のA軸に対して直角に伸張
し、該A軸へと傾斜する外面192を有する。三角形の
右断面を有するワッシャー193は、基板191上に壁
190と同心円的に隣接するように設置される。ワッシ
ャーはスリーブ115のフランジ140と協同して、シ
ールリング123をはめ込む溝を形成する。シールリン
グの断面は台形に似た形であり、その材質は便宜上エラ
ストマーを基板とした弾性物質(その硬度は、ショアA
スケールに於いて20−40の範囲であることが望まし
い)であるか、あるいはプラストマーを使用する。プラ
ストマーの場合、複合性外面を有する泡状、または海綿
状物質の使用が特に適当である。
【0078】どの材料を選択するにせよ、シールリング
123は「中実」体か、あるいは他の変形例のように水
のような非圧縮性の流体で満たされた空洞194を内包
する「環状」体か、の何れかである。
【0079】この実施例に於いて当発明は、シールリン
グ123の半径を増大するために、袋受け110に結合
した作動部材195を装備している。当作動部材は基板
191に付けられた三角形の断面を持つスプリットリン
グで構成され、該リングの一端から突き出たタング19
7の末端にあるフック196と該リングの反対の端にあ
る接手との協同により、基板上で開放状態を持続する
(図28に表示)。タング197は、接手198を備え
た取っ手200の末端部にある開口部199の中をスラ
イドする。リング195に於て取っ手200と反対側の
端に取っ手201が形成され、この取っ手に隣接するタ
ング197は爪202を装備している。
【0080】当装置を操作する際は、まず患者の身体に
袋受けを装着し、次いで袋のリム121がシールリング
123と対面するように袋120を袋受けに取り付け
る。また他の変形例では、図31、及び図32に関する
前記の説明による方法で取り付ける。これは図28に表
示されるように、リング195が開放状態にある間(即
ち、フック196が接手198と噛み合った状態)に行
なう。従って、取っ手200及び201が互いに接近し
てタング197が通路199中を滑り抜け、リング19
5がワッシャー193の下で噛み合って初めて、リング
がワッシャー193と協同する。次いでフランジ140
と円筒形の壁190とによって所定位置に保持されてい
るシールリング123が矢印mの方向に変形する。つま
り、袋のリム121に接合するまでその半径が増大す
る。袋のリムは比較的堅い材質であるためスラスト表面
を構成し、袋を袋受けにしっかりと緩み無しに封着させ
る。
【0081】タング197上の爪202が接手198と
噛み合って部材195が閉鎖状態にある間は袋の取り付
けが持続し、接手と噛み合った爪202を外すと弾性部
材195が図28に表示される状態に復帰し、シールリ
ング123もまた最初の状態に戻るため、袋120が袋
受け110から離脱する。
【0082】図30で図式的に表示された実施例では、
爪202′(図28及び図29に表示された実施例に於
ける爪202に相似するもの)は取っ手201に結合
し、取っ手200上の接手198′(接手198に相似
する)と協同する。図28及び図29に関する前述の説
明と同じように作動する当実施例では、使用者の指に押
されて取っ手200及び201が互いに接近するにつれ
て、銛形の先端203を持つタング197が通路199
を滑り抜け、爪202′と接手198′を噛み合わせ
る。タング204の末端を持ち上げれば簡単に爪20
2′が接手198′から外れ、弾性部材195が第30
図の状態に復帰する。
【0083】制御部材195を装置のA軸を中心に自由
に回転させることにより、図28及び図30のような開
放状態に於て、使用者は自身に痛みなく、また操作し易
い最適な位置に取っ手200及び201を配置すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置を構成する袋と袋受けを、双方
からやや離れて示した概略斜視図である。
【図2】 本発明の装置の第1実施例を構成する袋受け
と袋の、長軸方向の部分断面図である。
【図3】 固定される前の、袋が袋受けに装着された状
態を示す図2に類似する断面図である。
【図4】 袋が袋受けに固定された後の図3に類似する
断面図である。
【図5】 図3に類似する部分図であるが、異なる実施
例に適用可能である。
【図6】 図4に類似する図面であるが、図5に示され
た実施例に対応している。
【図7】 図4並びに図6に類似する図面であるが、そ
の他の実施例に適用される。
【図8】 本発明のその他の実施例における構成部分の
立面図であり、最初の状態にある該部分が示されてい
る。
【図9】 他の状態における部分の図8に類似する図面
である。
【図10】 該部分の部分斜視図である。
【図11】 本発明の装置のその他の実施例に於ける構
成部分の立面図であり、最初の状態での該部分が示され
ている。
【図12】 他の状態における部分の、図11に類似す
る図面である。
【図13】 図11に類似する部分図であるが、拡大し
て、変形型を示している。
【図14】 図12に類似する部分図であるが、図13
に示された変形型用である。
【図15】 図14の線15−15に沿った概略断面図
である;
【図16】 本発明の装置の為の袋受けに対応するその
他の実施例の概略立面図である。
【図17】 図16の線17−17に沿った拡大断面図
である。
【図18】 図16の線18−18に沿った断面図であ
る。
【図19】 図16に類似する部分図であるが、他の実
施例を示している。
【図20】 図19の線20−20に沿った断面図であ
る。
【図21】 その他の実施例に対応した図16と図19
に類似した図面である。
【図22】 図21の線22−22に沿った断面図であ
る。
【図23】 図19並びに図21に類似する図面である
が、他の実施例のものである。
【図24】 図23の線24−24に沿った断面図であ
る。
【図25】 図23の線25−25に沿った拡大断面図
である。
【図26】 図23の線26−26に沿った断面図であ
る。
【図27】 図25のそれと類似する概略図であるが、
変形型の実施例を示している。
【図28】 第19図と図21に類似する図面である
が、その他の実施例のものである。
【図29】 図28の線29−29に沿って、拡大され
た概略部分断面図である。
【図30】 変形型を示す図28に類似する図面であ
る。
【図31】 図17に類似する図面であるが、変形型の
実施例を示している。
【図32】 袋を袋受けに装着する仕方を示している。
【符号の説明】
10 袋受け 11 ピールオフフィルム 12 基板 13 開口部 14 粘着性合成シート 15 第1フランジ 16 先端部品 17 カラー 18 第2フランジ 19 溝 20 リング 21 リング本体 22 リップ 23 内部表面 24 外部表面 25 スタッド 26 スロット 30 ミールリング 40 袋 41 リム 42 内側表面 43 外向フランジ 50 作動手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−223955(JP,A) 特開 平1−293868(JP,A) 特開 平1−317436(JP,A) 特開 昭55−118746(JP,A) 特開 昭61−276555(JP,A) 特開 昭61−48357(JP,A) 特開 平2−80046(JP,A) 特公 昭45−1800(JP,B1) 特表 平4−506914(JP,A) 特表 昭63−502005(JP,A) 英国特許出願公開2201345(GB,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61F 5/445 A61F 5/448

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤、粘着性ゴム、またはその他の同
    等手段を装備した基板によって使用者の身体に於ける人
    工的開口部周辺に固定する袋受けと、人体からの排泄物
    及び/または分泌液を集める袋とを備え、該袋は、該袋
    のリムによって袋受けのスリーブあるいはカラーへ着脱
    自在に取り付けられるストマ装置において、 前記袋は、該袋のリムがシール手段を取り巻いた状態で
    袋受けに装着され、 シール手段の径を変形させる作動装置を操作することで
    シール手段が径を増大することにより、前記袋が袋受け
    に固定される ことを特徴とするストマ装置。
  2. 【請求項2】 作動装置がシール手段と結合したスプリ
    ットリングであり、シール手段は袋が袋受けに取り付け
    られているときには袋のリムとスプリットリングとの間
    にはさまれる弾性材質のシールリングで構成される、請
    求項1記載記載の装置。
  3. 【請求項3】 スプリットリングが作動手段と一体化成
    形され、作動手段はスプリットリング上にヒンジ付けさ
    れたレバーで構成されてトグル型機構を制御する、請求
    項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 作動装置が2個の半環状リングで構成さ
    れ、半環状リングは、袋を袋受けに取り付けた際には袋
    のリムと半環状リングとの間に挟まれる弾性材料で作ら
    れるシール手段に結合されている、請求項1記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 各半環状リングが作動手段と一体化し、
    作動手段はヒンジ付けされたレバーで構成されトグル機
    構を制御する、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 半環状リングがトグル機構によって互い
    に結合し、トグル機構を構成する2個のアームは、ヒン
    ジによって互いにヒンジ付けされ、またヒンジによって
    それぞれの半環状リングにヒンジ付けされており、第1
    のヒンジはレバーの支点ともなっている、請求項4記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 2個の半環状リングが2つのトグル機構
    によって互いに結合し、各トグル機構を構成する一対の
    アームはヒンジを中心にヒンジ付けされ、また各々の他
    のヒンジによって半環状リングにヒンジ付けされてお
    り、レバーの支点が部品によってフランジに固定された
    2つのヒンジ軸を中心に形成されている、請求項4記載
    の装置。
  8. 【請求項8】 シールリングが台形型の断面を持ち、ス
    プリットリング状のリップの周囲に噛み合い、作動装置
    の操作中は、スプリットリングの変形がシールリングを
    変形させて漏れの無い状態で袋のリムに着ける、請求項
    2記載の装置。
  9. 【請求項9】 袋のリムが堅いプラスチック材料で作ら
    れているためシールリングによる型締力を十分に受容
    し、袋が袋受けに取り付けられると、通常は双曲線面で
    あるリムの内面とシールリングとが協同する、前記請求
    項1〜8のいずれか一つに記載の装置。
  10. 【請求項10】 作動装置を袋受け上に取り付けるため
    袋受けには溝があり、この溝は、装置の使用中にストマ
    を取り囲むカラーと、互いにほぼ平行でカラーの軸に垂
    直な2個のフランジとによって範囲を限定され、第1の
    フランジはまず袋受けを基板に固定し、続いて作動装置
    を該袋受け上にガイド、及び/または保持するように機
    能する一方、第2のフランジはシールリングを保持する
    ように協動する、請求項1〜9のいずれか一つに記載の
    装置。
  11. 【請求項11】 作動装置をガイドし、保持するための
    フランジが、植え込みボルトを作動装置上に受け入れる
    スロットを装備している、請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】 シール手段が外周に突起のあるスプリ
    ットリングであり、袋のリムに作られた相補的形状の窪
    み、あるいは溝と協同可能である請求項1記載の装置。
  13. 【請求項13】 同じく弾力的に変形可能な部材がシー
    ルリング、及び作動装置の両方として機能する、請求項
    1記載の装置。
  14. 【請求項14】 弾性的に変形可能な部材が膨張及び収
    縮する環状室を形成し、そこでは環状室を膨張させるた
    めの膨張手段が注入式機構、即ちポータブル式圧縮空気
    シリンダーのような加圧下の気体流体の供給、あるいは
    レバーの取り外しによって任意量の液体を該室に出し入
    れさせる水圧式機構である、請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 半径の増加するシール手段がシールリ
    ング本体で構成され、該シールリングが隣接する室の容
    積の増加によって袋受けのスリーブに沿って、また該ス
    リーブから外へと移動するように取り付けられた、請求
    項1記載の装置。
  16. 【請求項16】 シールリングに隣接する室の容積が当
    初含まれていた量に加えて該室内に挿入された多量の流
    動体によって増加し、レバー、その他の類似物によって
    所定の容積を局部的に変形させるような機械的手段によ
    って、あるいは、液体か気体の流動体を注入器、ポン
    プ、圧縮気体の供給、その他のような加圧下の流動体源
    から該室へ直接間接に移動させることによって該挿入を
    行なう、請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 シール手段が中実、あるいは中空の構
    成要素であり、袋受けと一体化した人体へ固着させるた
    めのリップ、あるいは薄膜を有し、該シールリングに隣
    接する室の容積を変えることのできる手段を内包する、
    請求項15記載の装置。
  18. 【請求項18】 人体がエンクロージャに通じる導管を
    有し、該エンクロージャの容積は変更可能であり、そこ
    に加圧下の流動体の挿入ができる、請求項17記載の装
    置。
  19. 【請求項19】 空間の範囲が弾性物質の壁によって限
    定され、ピストンが作動のため該壁に対して配置され、
    ピストンの変位が1個、あるいはそれ以上のレバーの作
    動によって制御される、請求項16記載の装置。
  20. 【請求項20】 ブラケットで袋受けに固定されたボッ
    クスが空間を囲み、該ブラケットに付いたフックがピス
    トン作動レバー上の相補的フックと協同して袋受けに取
    り付ける袋に対応する位置に該レバーを保持する、請求
    項19記載の装置。
  21. 【請求項21】 シールリングに隣接し導管を通じて容
    積の変動する室に流体を送る空間が、弁機能により変化
    自在管を通じて加圧下の流体源に接続が可能である、請
    求項15〜18のいずれか一つに記載の装置。
  22. 【請求項22】 弁機能が逆止め弁に結合し、該弁自体
    が蛇腹式チューブに結合して、ポンプに似た手段によっ
    て空間を膨張させる、請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 シール手段の半径増大のための手段が
    スプリットリングと該シール手段に隣接するワッシャー
    で構成され、スプリットリングとワッシャーとが曲率効
    果によって相互作用し、該シール手段を半径方向に変形
    させる、請求項15記載の装置。
  24. 【請求項24】 スプリットリングがその両端に該両端
    を互いに接近させるための作動取っ手を有し、またそれ
    を開放状態、あるいは閉鎖状態に保持するための掛け
    金、フック、接手、またはその類似物を有する、請求項
    23記載の装置。
  25. 【請求項25】 スプリットリングがまた、取っ手に固
    定されたタングを含み、該タングが他方の取っ手を通じ
    ている管の中を滑走して、互いが接近、離反する間、該
    取っ手をガイドする、請求項24記載の装置。
  26. 【請求項26】 シール手段及びシール手段を搭載する
    本体が、袋受けのスリーブに関連して回転するように取
    り付けられた、請求項1〜25のいずれか一つに記載の
    装置。
  27. 【請求項27】 シール手段の材質がエラストマー型、
    及び/または、一体化した外皮を持つ海綿状、または泡
    状のプラストマー型である、請求項1〜26のいずれか
    一つに記載の装置。
  28. 【請求項28】 シール部材が、ショアAスケールによ
    る硬度が20至る40の範囲にあるエラストマー材料に
    よって作られている、請求項27記載の装置。
  29. 【請求項29】 シール手段がフランジによる軸変位に
    対抗して袋受け上に保持され、袋のリムの内径φ1は該
    フランジの外径φ2より小さく、シール手段の外径φ3
    より大きい、請求項15〜28のいずれか一つに記載の
    装置。
  30. 【請求項30】 特に腸造瘻術あるいは尿路開口術のた
    めの、人体からの排泄物及び分泌液を集める袋で、請求
    項1〜29記載の装置の一部を構成するのに適する袋。
  31. 【請求項31】 請求項1〜29記載の装置の一部を構
    成するのに適する袋受けで、使用者の身体に固定するた
    めの接着剤、粘着性ゴム、またはその同等物を装備した
    基板によって構成され、装置が組み立てられた状態に於
    て袋のリムに差し込むためのスリーブを設備し、スリー
    ブの周囲のシール手段と該シール手段の半径を増大させ
    るための機能とを有する袋受け。
  32. 【請求項32】 請求項30記載の袋で、その壁の開口
    部の周囲に比較的硬質な材質でつくられたリムによって
    構成され、該リムが袋の内側を向いている袋。
  33. 【請求項33】 リムの断面の内壁面が曲線で、本来一
    般に双曲線状の輪郭をしている、請求項32記載の袋。
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