JP3350286B2 - インクリボン巻取・自動搬送装置 - Google Patents

インクリボン巻取・自動搬送装置

Info

Publication number
JP3350286B2
JP3350286B2 JP10154095A JP10154095A JP3350286B2 JP 3350286 B2 JP3350286 B2 JP 3350286B2 JP 10154095 A JP10154095 A JP 10154095A JP 10154095 A JP10154095 A JP 10154095A JP 3350286 B2 JP3350286 B2 JP 3350286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink ribbon
winding
ink
receiving plate
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10154095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08295442A (ja
Inventor
浩史 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10154095A priority Critical patent/JP3350286B2/ja
Publication of JPH08295442A publication Critical patent/JPH08295442A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3350286B2 publication Critical patent/JP3350286B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクリボン巻取・自
動搬送装置に関し、詳しくは、インクリボンを巻取るス
リッタ装置と、該スリッタ装置から取り出されたインク
リボンをリードテープ貼り付け装置のインクリボン取り
合い位置まで自動搬送する自動搬送装置と、からなるイ
ンクリボン巻取・自動搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリードテープ貼り付け作業に際し
ては、まず、スリッタ装置によってインクリボン原反を
製品幅に切断し、スリッタ装置に付随する機械でインク
リボン端部に粘着テープを貼り付けた後、スリッタ装置
を停止させて粘着テープによりインクリボンにリードテ
ープを貼り付け、このリードテープを貼り付けたインク
リボンを巻き取るように構成している。
【0003】ところが、このようなリードテープ貼り付
け作業にあっては、リードテープ貼り付け時には、スリ
ッタ装置は停止しなくてはならないため、スリッタ装置
の稼働率が著しく低下してしまう等して、インクリボン
にリードテープを容易にかつ効率良く貼り付けることが
困難であるという不具合が発生してしまった。このよう
な不具合を解消するため、本出願人は、特願平6−18
7985号によって新規なリードテープ貼り付け装置を
提案した。この装置は、インクリボンを吸着する吸着ス
テージと、筒状部材の円周方向に巻き付けられたインク
リボンを吸着ステージ上に展開する展開手段と、吸着ス
テージ上に展開したインクリボン端部に接着剤を塗布す
る塗布手段と、リードテープをインクリボン上方からイ
ンクリボンの接着剤塗布面に挿入して、リードテープを
インクリボンに貼り合わせる貼り合わせ手段と、リード
テープが貼り合わされたインクリボンを巻き取る巻取手
段と、から構成されている。
【0004】このものにあっては、スリッタ装置によっ
て巻取りが終了したインクリボンを、該スリッタ装置と
別ステージ上で吸着ステージ上で押し付けて転がしなが
ら展開させることができるため、インクリボンの端部に
接着剤を容易に塗布することができるとともに、その接
着剤塗布面にリードテープを貼り合わせることができる
ため、インクリボンを容易にかつ効率良く貼り付けるこ
とができる上に、スリッタ装置を停止させることなしに
インクリボンの巻取作業を行なわせることができる。
【0005】ところで、このようなリードテープ貼り付
け装置にスリッタ装置によって巻取りが終了したインク
リボンを搬送するためには何等かの搬送装置が必要とな
る。この搬送装置として考えられるのは、例えば、特開
平4−317947号公報および特開平4−62040
号公報に記載されたようなものがある。前者の公報に記
載されたものは、スリッタ装置の巻取機構によって巻取
りが終了したインクリボンを取り出す取出位置とインク
リボン搬送コンベアの間を移動可能な台車と、該台車の
機枠に設けられ、機枠に沿って上下方向に移動するイン
クリボン受け取り用の受具と、からなる自動搬送装置が
設けらている。
【0006】この自動搬送装置にあっては、受具を機枠
に沿って上下方向に摺動させることにより、取り出し位
置で巻取りが終了した巻取機構まで受具を移動させて受
具を巻取機構に対向させ、巻取機構から受具にインクリ
ボンを受け渡した後、台車をコンベアまで移送すること
により、受具からコンベアにインクリボンを受け渡して
いる。その後、何等かの搬送手段によってコンベア上に
あるインクリボンをリードテープ貼り付け装置の取り合
い位置まで搬送するようにしている。
【0007】また、後者の公報に記載されたものにあっ
ては、所定の長さに切断された筒状フィルム等のワーク
を所定の姿勢に位置決めして把持するクランプ装置が設
けられ、このクランプ装置によってワーク(半製品)を
把持して次工程まで搬送するようにした搬送装置を備え
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】リードテープ貼り付け
作業にあっては、リードテープが貼り付けられる前の半
製品をリードテープ貼り付け装置のインクリボン取り合
い位置まで搬送する際に、インクリボンの端部が解れた
りするのを防止しつつ一定の姿勢を保って搬送する必要
がある。
【0009】しかしながら、前者の公報に記載されたも
のにあっては、巻取機構から受具にインクリボンを受け
渡した後、台車をコンベアまで移送することにより、受
具からコンベアにインクリボンを受け渡すようにしてい
たため、インクリボンの姿勢を一定に保つことができな
かった。特に、受具からコンベアにインクリボンを受け
渡す際にはインクリボンの姿勢が大幅に変化してその姿
勢を維持することができないため、インクリボンが非常
に解れ易いという問題があった。さらに、コンベア上に
あるインクリボンを何等かの搬送手段によってリードテ
ープ貼り付け装置の取り合い位置まで搬送するようにし
ていたため、コンベア上で姿勢が崩れたインクリボンを
位置決め把持する作業が困難であるという問題があっ
た。また、受具が機枠に沿って上下動しかしなかったた
め、インクリボンの外径や取丁が異なる場合には、その
変化に十分に対応することができないという問題もあっ
た。
【0010】一方、後者に記載されたものにあっては、
ワークをクランプ装置によって所定の位置に位置決めし
ているため、ワークの姿勢を一定に保つことができる
が、このクランプ装置によるワークの位置決め把持およ
び解除作業が必要となるため、その作業が必要な分だけ
ワークの搬送時間が長くなってしまうという問題があっ
た。また、単一のワークをクランプ装置によって把持し
ているため、ワーク毎にクランプ装置が必要となってし
まい、自動搬送装置が大型化してしまうとともにそのコ
ストが増大してしまうという問題があった。
【0011】そこで請求項1記載の発明は、外径や取丁
が異なる多種の半製品のインクリボンを常に一定の姿勢
でリードテープ貼り付け装置の取り合い位置まで搬送し
て、インクリボンの巻き崩れが発生するのを防止するこ
とができるとともに、多数のインクリボンを短時間で搬
送することができ、さらに、取り合い位置でインクリボ
ンを高精度に位置決めすることができる小型、低コスト
なインクリボン巻取・自動搬送装置を提供することを目
的としている。
【0012】請求項2記載の発明は、スリッタ装置によ
って巻取られるインクリボンの端部をインクリボンに簡
単な構成で仮止めすることができ、低コストなスリッタ
装置を有するインクリボン巻取・自動搬送装置を提供す
ることを目的としている。請求項3記載の発明は、受板
に載置されたインクリボンの位置を検出して個別搬送位
置まで1個ずつ搬送することができ、外径や取丁の異な
るインクリボンを個別搬送位置まで搬送することができ
るとともに、インクリボンの隣接間隔が短い場合でも確
実にインクリボンを検出して個別に搬送することができ
るインクリボン巻取・自動搬送装置を提供することを目
的としている。
【0013】請求項4記載の発明は、インクリボン底面
支持位置から個別搬送位置までインクリボンが搬送され
る際に、その搬送速度が加速あるいは減速された場合で
もインクリボンの姿勢を常に一定に保持して搬送するこ
とができるインクリボン巻取・自動搬送装置を提供する
ことを目的としている。請求項5記載の発明は、異なる
幅のインクリボンを個別搬送位置で確実、かつ容易に保
持し、保持したインクリボンをリードテープ貼り付け装
置の取り合い位置まで一定の姿勢で搬送することができ
るインクリボン巻取・自動搬送装置を提供することを目
的としている。
【0014】請求項6記載の発明は、受板からスペーサ
を容易に除去することができるとともに、除去されたス
ペースを回収して自動搬送装置から容易に取り出して巻
取軸を再装着することができる作業性の良好なインクリ
ボン巻取・自動搬送装置を提供することを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、インクリボン原反から筒状
部材の円周方向にインクリボンを巻き付ける作業を行な
うスリッタ装置と、該スリッタ装置に対向して設けら
れ、該スリッタ装置から半製品インクリボンを受取った
後、この半製品インクリボンをリードテープ貼り付け装
置のインクリボン取り合い位置まで自動的に搬送する自
動搬送装置と、からなるインクリボン巻取・自動搬送装
置において、前記スリッタ装置が、巻取軸の軸方向に沿
って筒状部材を複数個配設するとともに、筒状部材の間
に筒状のスペーサを配設した状態で筒状部材の円周方向
にインクリボンを巻き取るように構成されるとともに、
インクリボンの巻取りを終了する直前にインクリボンの
端部側の所定箇所をインクリボンの円周方向の所定位置
に仮止めする仮止め手段を有し、前記自動搬送装置が、
該仮止め手段によって仮止めが終了し、半製品のインク
リボンが巻取軸と共にスリッタ装置から取り外されたと
き、この巻取軸と共にインクリボンをインクリボン投入
位置で載置する受板と、該受板に載置されたインクリボ
ンから人手によって巻取軸が外された後、受板上からス
ペーサを取り除くスペーサ除去手段と、インクリボンの
みが載置された受板をインクリボン投入位置からインク
リボン底面支持位置まで移動させる移動手段と、インク
リボン底面支持位置に設けられ、受板上のインクリボン
を1個ずつ支持して個別搬送位置まで搬送する個別搬送
手段と、該個別搬送位置に設けられ、個別搬送手段によ
って搬送される単一のインクリボンを把持して前記取り
合い位置に搬送する最終搬送手段と、を有することを特
徴としている。
【0016】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記仮止め手
段が、巻取軸の近傍に設けられ、インクリボンに当接離
隔可能なバフ状のハケと、該ハケに液体を供給する液体
供給手段と、からなり、インクリボンの巻取りが終了す
る直前にハケをインクリボンに当接させることにより、
インクリボンの所定箇所に液体を供給することを特徴と
している。
【0017】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1または2記載の発明において、前記
受板の長手方向に沿ってスリットが形成されるととも
に、個別搬送手段が、搬送ステージと、該搬送ステージ
を受板の長手方向に沿って移動可能な単一のアクチュエ
ータと、搬送ステージ上に設けられ、インクリボンを検
出する検出手段と、搬送ステージ上に設けられ、上下方
向に移動するとともに先端部でインクリボンの底面を支
持する昇降ハンドと、前記検出手段からの検出情報に基
づいてアクチュエータと昇降ハンドを制御する制御手段
と、から構成され、インクリボンの底面を支持する際
に、昇降ハンドを上昇させて該ハンドの先端部をスリッ
トを通してインクリボンの底面に当接させることを特徴
としている。
【0018】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項3記載の発明において、前記ハンドの
先端部に少なくともインクリボンよりも摩擦係数の大き
い弾性部材が設けられることを特徴としている。請求項
5記載の発明は、上記課題を解決するために、請求項1
〜4何れかに記載の発明において、前記最終搬送手段
が、インクリボンの筒状部材の両端部を把持して回転自
在な軸部材を有する一対のチャックと、該一対のチャッ
クの何れか一方を開放位置と把持位置の間で移動させる
アクチュエータと、からなり、アクチュエータによって
チャックの何れか一方を開放位置から把持位置に移動さ
せることにより一対のチャックによって筒状部材の両端
部を把持するようにしたことを特徴としている。
【0019】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1〜5何れかに記載の発明において、
前記スペーサ除去手段を、インクリボンの長手方向に沿
って形成され、筒状部材の直径よりも小さく、かつスペ
ーサの直径よりも大きい幅を有するスリットと、インク
リボン投入位置の下方にスリットを通して落下するスペ
ーサを回収する回収受具と、該回収受具をインクリボン
投入位置と本自動搬送装置の手前側の間で移動させるア
クチュエータと、から構成したことを特徴としている。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明では、スリッタ装置によ
り、筒状部材の間にスペーサを配設した状態で筒状部材
の円周方向にインクリボンが巻き取られ、インクリボン
の巻取りが終了する直前にインクリボンの端部側の所定
箇所がインクリボンの円周方向の所定位置に仮止めされ
る。
【0021】次いで、仮止めが終了し、半製品のインク
リボンが巻取軸と共にスリッタ装置から取り外されたと
き、この巻取軸と共にインクリボンがインクリボン投入
位置で受板に載置され、該受板に載置されたインクリボ
ンから人手によって巻取軸が外された後、受板上からス
ペーサが取り除かれる。次いで、複数のインクリボンの
みが載置された受板がインクリボン投入位置からインク
リボン底面支持位置まで移動手段によって移動された
後、受板上のインクリボンが個別搬送手段によって1個
ずつ支持されて個別搬送位置まで搬送され、この個別搬
送位置で単一のインクリボンが最終搬送手段によって把
持されて取り合い位置に搬送される。
【0022】したがって、スリッタ装置によって端部が
仮止めされた多数のインクリボンが受板に載置されてイ
ンクリボン底面支持位置に搬送され、ここから1個ずつ
個別搬送位置を経て取り合い位置まで搬送されるので、
外径や取丁が異なる多種の半製品のインクリボンが常に
一定の姿勢で取り合い位置まで搬送され、そのインクリ
ボンの巻き崩れが発生することがないとともに、多数の
インクリボンが短時間で取り合い位置まで搬送される。
【0023】また、インクリボンが常に一定の姿勢で搬
送されるので、取り合い位置での位置決め精度が向上さ
れる。さらに、従来のように各インクリボンを位置決め
把持するクランプ装置を各インクリボン毎に設ける必要
がなく、多数のインクリボンが常に一定の姿勢を維持し
ながら簡単な構成で搬送されるので、自動搬送装置の小
型化が図られるとともにそのコストが低減される。
【0024】請求項2記載の発明では、インクリボンの
端部をインクリボンに仮止めする仮止め手段が、巻取軸
の近傍に設けられ、インクリボンに当接離隔可能なバフ
状のハケと、該ハケに液体を供給する液体供給手段と、
からなり、インクリボンの巻取りが終了する直前にハケ
がインクリボンに当接されることにより、該所定箇所に
液体が供給される。したがって、インクリボンの毛細管
現象によってリボン同士が接合され、端部がインクリボ
ンに容易に仮止めされる。この結果、簡易な構成を有す
る低コストなスリッタ装置が得られる。
【0025】請求項3記載の発明では、受板の長手方向
に沿ってスリットが形成されるとともに、個別搬送手段
が、搬送ステージと、該搬送ステージを受板の長手方向
に沿って移動可能な単一のアクチュエータと、搬送ステ
ージ上に設けられ、インクリボンを検出する検出手段
と、搬送ステージ上に設けられ、上下方向に移動すると
ともに先端部でインクリボンの底面を支持する昇降ハン
ドと、前記検出手段からの検出情報に基づいてアクチュ
エータと昇降ハンドを制御する制御手段と、から構成さ
れる。
【0026】したがって、受板に載置されたインクリボ
ンの位置が検出手段によって検出され、この検出情報に
基づいてインクリボンが個別搬送位置まで順次搬送さ
れ、外径や取丁の異なるインクリボンが確実に個別搬送
位置まで搬送される。また、検出手段によって受板上の
インクリボンが検出されるので、インクリボンの隣接間
隔が短い場合(例えば、2mm)でも確実にインクリボン
が検出されて個別に搬送される。また、昇降ハンドを上
下方向に移動させるようにしているため、昇降ハンドの
高さを調整することにより、個別搬送位置において最終
搬送手段に対する位置決め精度を向上させることができ
る。
【0027】請求項4記載の発明では、ハンドの先端部
に少なくともインクリボンよりも摩擦係数の大きい弾性
部材が設けられるので、インクリボンがハンドの先端部
に高い摩擦力で支持されて搬送される。したがって、イ
ンクリボン底面支持位置から個別搬送位置までインクリ
ボンが搬送される際に、その搬送速度が加速あるいは減
速された場合でもインクリボンの姿勢が常に一定に保持
されて確実に搬送される。
【0028】請求項5記載の発明では、最終搬送手段
が、インクリボンの筒状部材の両端部を把持して回転自
在な軸部材を有する一対のチャックと、該一対のチャッ
クの何れか一方を開放位置と把持位置の間で移動させる
アクチュエータと、からなり、アクチュエータによって
チャックの何れか一方が開放位置から把持位置に移動さ
れることにより一対のチャックによって筒状部材の両端
部が把持される。
【0029】したがって、異なる幅のインクリボンが個
別搬送位置で確実、かつ容易に保持され、保持されたイ
ンクリボンがリードテープ貼り付け装置の取り合い位置
まで一定の姿勢で搬送される。請求項6記載の発明で
は、スペーサ除去手段が、インクリボンの長手方向に沿
って形成され、筒状部材の直径よりも小さく、かつスペ
ーサの直径よりも大きい幅を有するスリットと、インク
リボン投入位置の下方にスリットを通して落下するスペ
ーサを回収する回収受具と、該回収受具をインクリボン
投入位置と本自動搬送装置の手前側の間で移動させるア
クチュエータと、から構成される。
【0030】したがって、インクリボン投入位置で受板
に巻取軸と共にインクリボンが載置された後、人手によ
ってインクリボンが巻取軸から外されたときに、インク
リボンを残してスペーサのみがスリットを通して回収受
具に回収される。そして、回収受具をインクリボン投入
位置下方から自動搬送装置手前側に移動させることによ
り、回収受具からスペーサが回収された後、再度巻取軸
に装着される。この結果、スペーサの除去、回収および
再装着作業の作業性が大幅に向上する。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1〜5は請求項1〜6何れかに記載の発明に係るイン
クリボン巻取・自動搬送装置の一実施例を示す図であ
る。まず、構成を説明する。図1(a)はスリッタ装置
の概略構成図であり、このスリッタ装置1は巻取軸2を
図示しない駆動手段によって回転させることにより、巻
取軸2に挿通されるとともに巻取軸2の軸線方向に沿っ
て配設された複数の紙管(筒状部材)3の円周方向にイ
ンクリボン4を巻き付けるようになっている。また、こ
の複数の紙管3の間には紙管3よりも小径な筒状のスペ
ーサ5が設けられており、紙管3同士はスペーサ5を介
して一定間隔離隔して隣接している。
【0032】このインクリボン4は公知のように図示し
ないインクリボン原反(幅約1m)を巻取方向上流側の
図示しないカッターによって所定幅に切断し、切断後に
複数に分割されたものであり、巻取軸3の近傍に設けら
れた一対のローラ6に支持されて紙管3まで案内される
ようになっている。巻取軸2の近傍には、すなわち、イ
ンクリボン4の巻取りを終了する直前の部位にはバフ状
のハケ7が設けられており、このハケ7は昇降シリンダ
8によって所定幅に切断されたインクリボン4に当接お
よび離隔するように昇降駆動される。
【0033】また、ハケ7の隣接部には液体として水が
貯溜された水溜まり(液体供給手段)9が設けられてお
り、昇降シリンダ8によってハケ7が下降された待機状
態にあるときハケ7がこの水溜まり9に貯溜された水に
浸されるようになっている。また、一対のローラ6の上
方にはカッター10が設けられており(図1(b)参
照)、このカッター10は図示しない昇降シリンダによっ
てローラ6の近傍を上下動することにより、紙管3に巻
取られたインクリボン4の端部を切断するようになって
いる。
【0034】このスリッタ装置1にあっては、巻取軸2
を駆動手段によって回転することにより、インクリボン
原反から所定幅に切断された複数のインクリボン4を紙
管3の円周方向に巻取り、紙管3の円周方向にインクリ
ボン4が所定量巻取らた巻取終了直前に、巻取軸2の回
転を一旦停止し、昇降シリンダ8を上昇させてハケ7を
インクリボン4に当接させることにより、該インクリボ
ン4の端部側の所定箇所に水を供給する。
【0035】この後、巻取軸2を低速で回転させてイン
クリボン4を巻取った後、巻取軸2の回転を停止し、図
1(b)に示すようにローラ6の近傍でカッター10によ
ってインクリボン4の端部を切断することにより、イン
クリボン4の端部側の所定箇所をインクリボン4の円周
方向の所定位置に仮止めするようになっている。また、
カッター10による切断の際にはインクリボン4はローラ
6によって挟持されるので、スムーズに切断され、仮止
めされたインクリボン4の端部が解れることはない。な
お、上述したバフ6、昇降シリンダ7および水溜まり8
は仮止め手段を構成している。
【0036】本実施例では、この巻取軸2をスリッタ装
置1から図2(a)に示すように取り外したときに、イ
ンクリボン4の端部側の所定箇所(図1(a)および図
2(b)にAで示す)がインクリボン4の円周方向に仮
止めされて移送されるようになっており、このインクリ
ボン4は巻取軸と共に図3〜5で示す自動搬送装置に人
手によって移送された後、この自動搬送装置によってリ
ードテープ貼り付け装置に搬送され、この貼り付け装置
によって端部にリードテープが貼り付けられるようにな
っている。
【0037】次に、図3〜5に基づいて自動搬送装置に
ついて説明する。図3は自動搬送装置11の上面図、図4
はその正面図、図5はインクリボン底面支持位置と個別
搬送位置部分の構成を図3のX方向から見た側面図であ
る。図3において、自動搬送装置11の架台12の手前側に
は巻取軸2の仮置台13が設けられており、この仮置台13
には搬送前の巻取軸2が載置されて待機される。なお、
この仮置台12はスリッタ装置1が2本の巻取軸の紙管の
円周方向にインクリボンを巻取る場合に設けられる。
【0038】また、仮置台12の後方側には受板14が設け
られており、この受板14にはスリット15が長手方向に沿
って形成され、このスリット15は紙管3の直径よりも小
さく、かつスペーサ5の直径よりも大きい幅に形成され
ている。また、受板14はLMガイド16a、16bに沿って
仮止めが終了した半製品のインクリボン4が巻取軸2と
共に投入されるインクリボン投入位置(IP0)とイン
クリボン底面支持位置(IP1)の間で移動可能になっ
ている。
【0039】また、受板14にはロッドレスシリンダ(移
動手段)17が設けられており、このロッドレスシリンダ
17によってインクリボン投入位置(IP0)とインクリ
ボン底面支持位置(IP1)の間で移動するようになっ
ている。また、受板14の両端部にはショックアブソーバ
18a、18bが設けられており、このショックアブソーバ
18a、18bはロッドレスシリンダ17によって受板14がイ
ンクリボン底面支持位置(IP1)に移動されたとき
に、位置決め部19に当接して受板14が底面支持位置(I
1)に位置決めされる際のショックを緩和するように
なっている。
【0040】本実施例では、インクリボン投入位置(I
0)で巻取軸2と共にインクリボン4を受板14に載置
したとき、人手によって紙管3から巻取軸2を取り外す
ようになっており、巻取軸2が紙管3から取り外される
とスペーサ5がスリット15を通して下方(架台12内方)
に落下するようになっている。この後、受板12がインク
リボン底面支持位置(IP1)に移動すると、所定の間
隔(例えば、2mm)を有して離隔した個々のインクリボ
ン4のみが搬送されることになる。
【0041】インクリボン投入位置(IP0)にある受
板14の下方側には、図4に示すように回収受具20が設け
られており、この回収受具20はスリット15を通して落下
したスペーサ5を回収するようになっている。この回収
受具20の両端部はスライドレール21a、21bによって摺
動自在に支持されており、回収受具20は両端部に設けら
れたアクチュエータとしてのシリンダ22a、22bによっ
てスライドレール21a、21bに沿ってインクリボン投入
位置(IP0)と自動搬送装置11の手前側の間で移動す
るようになっている。上述したスリット15、回収受具20
およびシリンダ22a、22bはスペーサ除去手段を構成し
ている。
【0042】一方、架台12の後方下部には図5に示すよ
うに、搬送ステージ23が設けられており、この搬送ステ
ージ23の下部にはナット24が設けられている。このナッ
ト23はインクリボン底面支持位置(IP1)にある受板1
4の長手方向に沿って延在するボールネジ25に螺合され
ている。このボールネジ25はモータ26によって正逆回転
駆動されるようになっている。このため、モータ26が駆
動されるとナット24がボールネジ25に沿って受板14の長
手方向に移動するため、搬送ステージ23もナット24と共
に受板14の長手方向に沿って移動する。
【0043】なお、本実施例では、アクチュエータをナ
ット24、ボールネジ25およびモータ26によって構成して
いるが、これに代えて、ラックアンド・ピニオン方式あ
るいはLEMA(Linear-Electro-Mechanical-Actuator)
を設け、搬送ステージ23を駆動しても良い。また、搬送
ステージ23の上部にはLMガイド27が上下方向に延在し
て設けられており、このLMガイド27にはボールネジ28
が平行に設けられている。このボールネジ28にはナット
29が螺合されており、このナット29は図示しないモータ
によってボールネジ28が回転されると、ボールネジ28に
沿って移動するようになっている。
【0044】また、ナット29には昇降ハンド30が取付け
られており、この昇降ハンド30はナット29と共に上下方
向に移動すると共に、先端部がスリット15を通して受板
14に載置されたインクリボン4に当接するようになって
いる。また、昇降ハンド30の先端部には少なくともイン
クリボン4よりも摩擦係数の大きい弾性部材としてシリ
コンゴム31が設けられおり、インクリボン4の底面はこ
のシリコンゴム31に接触する。
【0045】また、昇降ハンド30にはインクリボン4を
検出する検出手段としての光電スイッチまたは光電セン
サ等からなるセンサ32が設けられており、このセンサ32
は受板14上に載置されたインクリボン4に光を照射する
発光器と、この反射光を検出する受光器からなり、その
受光器に入力される反射光の有無によって受板14上に載
置されたインクリボン4の有無を検出するようになって
いる。
【0046】また、受光器からの光検出情報は図示しな
いコントローラ(制御手段)に入力するようになってお
り、このコントローラはROMに格納された昇降ハンド
30の駆動プログラムに基づいてモータ26およびボールネ
ジ28の駆動用モータを制御して、受板14上に載置される
インクリボン4を受板14の下方からスリット15を通して
支持して個別搬送位置(IP2)に1個ずつ搬送するよ
うになっている。上述した搬送ステージ23、ナット24、
ボールネジ25、モータ26、LMガイド27、ボールネジ2
8、ナット29、昇降ハンド30、シリコンゴム31、センサ3
2およびコントローラは個別搬送手段を構成している。
【0047】個別搬送位置(IP2)には最終搬送手段
としてのインクリボン搬送ロボット33が設けられてお
り、この搬送ロボット33は個別搬送位置(IP2)に搬
送されたインクリボン4を把持してリードテープ貼り付
け装置の吸着ステージ(取り合い位置)34に搬送するも
のである。搬送ロボット33は、架台11に設けられ架台11
の鉛直方向に回転軸を中心に回動するとともに上下方向
に摺動自在な基台35を有している。この基台35の上部に
はピックアンドプレース式のアクチュエータ36の基端部
が設けられており、このアクチュエータ36の先端部には
一対の搬送チャック37、38が設けられている。このた
め、搬送チャック37、38はアクチュエータ36によって受
板14に近接、離隔するようになっている。
【0048】また、搬送チャック37、38にはそれぞれ円
錐形の軸部材39、40が設けられており、この軸部材39、
40はベアリングによって回転自在に支承されインクリボ
ン4の紙管3の両端部を把持するようになっている。ま
た、チャック37にはアクチュエータとしてのシリンダ41
が設けられており、このシリンダ41はインクリボン4を
開放する開放位置とインクリボン4を把持する把持位置
の間でチャック37を移動させるようになっており、チャ
ック38に近接離隔するようになっている。なお、上述し
たロッドレスシリンダ17およびアクチュエータ36もコン
トローラからの信号に基づいて制御されるものである。
【0049】次に、作用を説明する。スリッタ装置1に
よって巻取が終了され、端部がインクリボンの所定箇所
Aに仮止めされると、作業者はスリッタ装置1からイン
クリボン4と共に2本の巻取軸2を取り外して一方を仮
置台13に載置するとともに、他方をインクリボン投入位
置(IP0)に位置する受板14上に載置する。
【0050】次いで、作業者が受板14上にあるインクリ
ボン4から巻取軸2を取り外すと、スペーサ5がスリッ
ト15を通して回収受具20上に落下し、受板14上にスペー
サ5によって形成された間隔を有して離隔する複数のイ
ンクリボン4のみが残る。このとき、シリンダ22a、22
bを駆動して回収受具20をスライドレール21a、21bに
沿って架台12の手前側に移動させることにより、回収受
具20を外部に露出させることにより、回収受具20からス
ペーサ5を取り出し、紙管と共に巻取軸2に再装着す
る。
【0051】次いで、図示しないスタートスイッチを押
下すると、コントローラはロッドレスシリンダ17を駆動
して受板14をインクリボン投入位置(IP0)からイン
クリボン底面支持位置(IP1)に移動させる。受板14
がインクリボン底面支持位置(IP1)に移動すると、
ショックアブソーバ18a、18bが位置決め部19に当接し
て受板14が底面支持位置(IP1)に位置決めされる際
のショックが緩和されて確実に底面支持位置(IP1
に位置決めされる。
【0052】次いで、コントローラによってモータ26を
駆動することにより、ボールネジ25を回転させてナット
24と共に搬送ステージ23を図3中、左側から右側に移動
させる。この移動中にスリット15を通してセンサ32によ
ってインクリボン4が検出されると、センサ32からコン
トローラに信号が出力される。コントローラはこの信号
が入力すると、モータ26を停止して搬送ステージ23をイ
ンクリボン4の下方で停止させた後、モータを駆動して
ボールネジ28を回転させてナット29と共に昇降ハンド30
を上昇させる。なお、この上昇量は予めコントローラに
入力されたインクリボン4の外径寸法によって適宜決定
され、搬送チャック37、38の軸部材39、40を同士を結ん
だ直線上とインクリボン4の紙管3の中心線が一致する
ような高さに調整される。このため、シリコンゴム31が
インクリボン4の外径に応じてこのインクリボン4の底
面を支持してインクリボン4を受板14から浮せる。
【0053】次いで、モータ26を上記回転方向と反対方
向に回転させ、搬送ステージ23を個別搬送位置(I
2)に移動させた後、モータ26を停止させる。次い
で、アクチュエータ36によって搬送チャック37、38を個
別搬送位置(IP2)に位置するインクリボン4に向か
って移動させ、インクリボン4の紙管3の両端部に軸部
材39、40を位置させる。
【0054】次いで、シリンダ41によって搬送チャック
38を紙管3の一端部側に向かって移動させ、軸部材39を
紙管3の一端部に当接させることにより、軸部材40と共
に紙管3の両端部を挟持する。次いで、基台35を回動さ
せるにより、インクリボン4を吸着ステージ34の取り合
い位置に搬送した後、インクリボン4を吸着ステージ34
に押し付けながら転がしてインクリボン4の端部側を吸
着ステージ34上に展開させた後、図示しないリードテー
プ貼り付け機構によってインクリボン4の端部に接着剤
を接着させた後、リードテープの貼り付け作業を行な
う。この際、インクリボン4が回動自在な軸部材39、40
によって挟持されるので、吸着ステージ34上でスムーズ
に展開される。
【0055】以後、センサ32によって受板14上に載置さ
れたインクリボン4を検出して上述したようにな個別搬
送制御およびインクリボン4の展開作業を繰り返し行な
い、全てのインクリボン4の処理が終了した場合には、
オペレータによって仮置台13上にあるインクリボン4を
インクリボン投入位置(IP0)に復帰した受板14上に
載置して上述した制御を繰り返す。
【0056】このように本実施例では、スリッタ装置1
によって端部が仮止めされた多数のインクリボン4を受
板14に載置してインクリボン4を一斉に底面支持位置
(IP 1)に搬送し、ここから1個ずつ個別搬送位置
(IP2)を経て吸着ステージ(取り合い位置)34まで
搬送しているので、外径や取丁が異なる多種の半製品の
インクリボンを常に一定の姿勢で取り合い位置まで搬送
することができ、そのインクリボン4に巻き崩れが発生
するのを防止することができるとともに、多数のインク
リボン4を短時間で取り合い位置まで搬送することがで
きる。
【0057】また、インクリボン4を常に一定の姿勢で
搬送することができるので、取り合い位置で搬送チャッ
ク37、38による位置決め精度を向上させることができ
る。さらに、従来のように各インクリボンを位置決め把
持するクランプ装置を各インクリボン毎に設けるのを不
要にできるため、多数のインクリボン4を常に一定の姿
勢を維持しながら簡単な構成で搬送することができ、自
動搬送装置11の小型化を図ることができるとともにその
コストを低減することができる。また、インクリボン4
の端部をインクリボン4に仮止めする仮止め手段を、バ
フ状のハケ7と、該ハケ7に液体を供給する水溜まり9
と、から構成し、インクリボン4の巻取りが終了する直
前にハケ7をインクリボン4に当接させることにより、
インクリボン4の所定箇所に液体を供給しているため、
インクリボン4の毛細管現象によってリボン4同士を接
合することができ、端部をインクリボン4に容易に仮止
めすることができる。この結果、簡易な構成を有する低
コストなスリッタ装置1を得ることができる。
【0058】また、個別搬送手段を、搬送ステージ23、
ナット24、ボールネジ25、モータ26、LMガイド27、ボ
ールネジ28、ナット29、昇降ハンド30、シリコンゴム3
1、センサ32およびコントローラから構成しているた
め、受板14に載置されたインクリボン4の位置をセンサ
32によって検出し、この検出情報に基づいてインクリボ
ン4を個別搬送位置(IP2)まで順次搬送することが
でき、外径や取丁の異なるインクリボン4を確実に個別
搬送位置(IP2)まで搬送することができる。また、
フットセンサ32によって受板14上のインクリボン4を検
出しているので、インクリボン4の隣接間隔が短い場合
(例えば、2mm)でも確実にインクリボン4を検出して
個別に搬送することができる。
【0059】また、ボールネジ28によって昇降ハンド30
の高さを調整するようにしているため、個別搬送位置
(IP2)における紙管3の中心と軸部材39、40同士を
結ぶ線をインクリボン4の外径寸法に応じて調整するこ
とができる。また、昇降ハンド30の先端部にインクリボ
ン4よりも摩擦係数の大きいシリコンゴム31を設けてい
るため、インクリボン4が昇降ハンド30の先端部に高い
摩擦力で支持して搬送することができる。このため、イ
ンクリボン底面支持位置(IP1)から個別搬送位置
(IP2)までインクリボン4を搬送する際に、その搬
送速度が加速あるいは減速された場合でもインクリボン
4の姿勢を常に一定に保持して確実に搬送することがで
きる。
【0060】また、最終搬送手段としてインク搬送ロボ
ット33に、軸部材39、40を有する搬送チャック37、38
と、チャック37を開放位置と把持位置の間で移動させる
シリンダ41と、を設け、シリンダ41によってチャック37
を開放位置から把持位置に移動させることによって搬送
チャック37、38によって紙管3の両端部を把持している
ため、異なる幅のインクリボン4を個別搬送位置(IP
2)で確実、かつ容易に保持し、保持したインクリボン
4を吸着ステージ34上に一定の姿勢で搬送することがで
きる。
【0061】さらに、スペーサ除去手段として、インク
リボン4の長手方向に沿って形成され、紙管3の直径よ
りも小さく、かつスペーサ5の直径よりも大きい幅を有
するスリット15と、スリット15を通して落下するスペー
サを回収する回収受具20と、この回収受具20をインクリ
ボン投入位置(IP0)と本自動搬送装置11の手前側の
間で移動させるシリンダ22a、22bと、から構成してい
るため、インクリボン投入位置(IP0)で受板14に巻
取軸2と共にインクリボン4を載置した後、人手によっ
てインクリボン4を巻取軸2から外したときに、インク
リボン4を残してスペーサ5のみをスリット15を通して
回収受具20に回収することができる。そして、回収受具
20をインクリボン投入位置(IP0)下方から自動搬送
装置11手前側に移動させることにより、回収受具20から
スペーサ5を回収した後、再度巻取軸2に装着すること
ができる。この結果、スペーサ5の除去、回収および再
装着作業の作業性を大幅に向上させることができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、スリッタ
装置によって端部が仮止めされた多数のインクリボンを
受板に載置してインクリボン底面支持位置に搬送し、こ
こから1個ずつ個別搬送位置を経て取り合い位置まで搬
送しているので、外径や取丁が異なる多種の半製品のイ
ンクリボンを常に一定の姿勢で取り合い位置まで搬送す
ることができ、そのインクリボンの巻き崩れが発生する
のを防止することができるとともに、多数のインクリボ
ンを短時間で取り合い位置まで搬送することができる。
【0063】また、インクリボンを常に一定の姿勢で搬
送させることができるので、取り合い位置での位置決め
精度を向上させることができる。さらに、従来のように
各インクリボンを位置決め把持するクランプ装置を各イ
ンクリボン毎に設けるのを不要にして多数のインクリボ
ンを常に一定の姿勢を維持しながら簡単な構成で搬送す
ることができるので、自動搬送装置の小型化を図ること
ができるとともにそのコストを低減することができる。
【0064】請求項2記載の発明によれば、スリッタ装
置の仮止め手段によってインクリボンに液体を供給し、
インクリボンの毛細管現象に利用してリボン同士を接合
して端部をインクリボンに容易に仮止めすることができ
るので、簡易な構成を有する低コストなスリッタ装置を
得ることができる。請求項3記載の発明によれば、受板
に載置されたインクリボンの位置を検出手段によって検
出し、この検出情報に基づいてインクリボンを個別搬送
位置まで順次搬送することができるので、外径や取丁の
異なるインクリボンを確実に個別搬送位置まで搬送する
ことができる。また、検出手段によって受板上のインク
リボンを検出しているので、インクリボンの隣接間隔が
短い場合(例えば、2mm)でも確実にインクリボンを検
出して個別に搬送することができる。また、昇降ハンド
を上下方向に移動させるようにしているため、昇降ハン
ドの高さを調整することにより、個別搬送位置において
最終搬送手段に対するインクリボンの位置決め精度を向
上させることができる。
【0065】請求項4記載の発明によれば、インクリボ
ン底面支持位置から個別搬送位置までインクリボンを搬
送する際に、その搬送速度が加速あるいは減速された場
合でもインクリボンの姿勢を常に一定に保持して確実に
搬送することができる。請求項5記載の発明によれば、
異なる幅のインクリボンが個別搬送位置で確実、かつ容
易に保持し、保持したインクリボンを取り合い位置まで
一定の姿勢で搬送することができる。
【0066】請求項6記載の発明によれば、インクリボ
ン投入位置で受板に巻取軸と共にインクリボンを載置し
た後、人手によってインクリボンを巻取軸から外したと
きに、インクリボンを残してスペーサのみをスリットを
通して回収受具に回収することができる。そして、回収
受具をインクリボン投入位置下方から自動搬送装置手前
側に移動させることにより、回収受具からスペーサを回
収した後、再度巻取軸に装着することができる。この結
果、スペーサの除去、回収および再装着作業の作業性を
大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜6何れかに記載の発明に係るインク
リボン巻取・自動搬送装置の一実施例を示す図であり、
(a)はその概略構成図、(b)はカッターによる切断
箇所を示す図である。
【図2】(a)はそのスリッタ装置から取り外されたイ
ンクリボンの構成図、(b)はインクリボンの端部がイ
ンクリボンの所定箇所に仮止めされた状態を示す図であ
る。
【図3】その自動搬送装置の上面図である。
【図4】その自動搬送装置の正面図である。
【図5】図3のX方向から見た部分の自動搬送装置の要
部構成図である。
【符号の説明】
1 スリッタ装置 2 巻取軸 3 紙管(筒状部材) 4 インクリボン 5 スペーサ 7 ハケ(仮止め手段) 9 水溜まり(液体供給手段、仮止め手段) 11 自動搬送装置 14 受板 15 スリット 17 ロッドレスシリンダ(移動手段) 20 回収受具 22a、22b シリンダ(アクチュエータ) 23 搬送ステージ(個別搬送手段) 24 ナット(個別搬送手段、アクチュエータ) 25 ボールネジ(個別搬送手段、アクチュエータ) 26 モータ(個別搬送手段、アクチュエータ) 27 LMガイド(個別搬送手段) 28 ボールネジ(個別搬送手段) 29 ナット(個別搬送手段) 30 昇降ハンド(個別搬送手段) 31 シリコンゴム(弾性部材) 32 センサ(個別搬送手段、検出手段) 33 インクリボン搬送ロボット(最終搬送手段) 34 吸着ステージ(取り合い位置) 36 アクチュエータ 37、38 搬送チャック(チャック) 39、40 軸部材

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクリボン原反から筒状部材の円周方向
    にインクリボンを巻き付ける作業を行なうスリッタ装置
    と、該スリッタ装置に対向して設けられ、該スリッタ装
    置から半製品インクリボンを受取った後、この半製品イ
    ンクリボンをリードテープ貼り付け装置のインクリボン
    取り合い位置まで自動的に搬送する自動搬送装置と、か
    らなるインクリボン巻取・自動搬送装置において、 前記スリッタ装置が、巻取軸の軸方向に沿って筒状部材
    を複数個配設するとともに、筒状部材の間に筒状のスペ
    ーサを配設した状態で筒状部材の円周方向にインクリボ
    ンを巻き取るように構成されるとともに、インクリボン
    の巻取りを終了する直前にインクリボンの端部側の所定
    箇所をインクリボンの円周方向の所定位置に仮止めする
    仮止め手段を有し、 前記自動搬送装置が、 該仮止め手段によって仮止めが終了し、半製品のインク
    リボンが巻取軸と共にスリッタ装置から取り外されたと
    き、この巻取軸と共にインクリボンをインクリボン投入
    位置で載置する受板と、該受板に載置されたインクリボ
    ンから人手によって巻取軸が外された後、受板上からス
    ペーサを取り除くスペーサ除去手段と、インクリボンの
    みが載置された受板をインクリボン投入位置からインク
    リボン底面支持位置まで移動させる移動手段と、インク
    リボン底面支持位置に設けられ、受板上のインクリボン
    を1個ずつ支持して個別搬送位置まで搬送する個別搬送
    手段と、該個別搬送位置に設けられ、個別搬送手段によ
    って搬送される単一のインクリボンを把持して前記取り
    合い位置に搬送する最終搬送手段と、を有することを特
    徴とするインクリボン巻取・自動搬送装置。
  2. 【請求項2】前記仮止め手段が、巻取軸の近傍に設けら
    れ、インクリボンに当接離隔可能なバフ状のハケと、該
    ハケに液体を供給する液体供給手段と、からなり、イン
    クリボンの巻取りが終了する直前にハケをインクリボン
    に当接させることにより、インクリボンの所定箇所に液
    体を供給することを特徴とする請求項1記載のインクリ
    ボン巻取・自動搬送装置。
  3. 【請求項3】前記受板の長手方向に沿ってスリットが形
    成されるとともに、個別搬送手段が、搬送ステージと、
    該搬送ステージを受板の長手方向に沿って移動可能な単
    一のアクチュエータと、搬送ステージ上に設けられ、イ
    ンクリボンを検出する検出手段と、搬送ステージ上に設
    けられ、上下方向に移動するとともに先端部でインクリ
    ボンの底面を支持する昇降ハンドと、前記検出手段から
    の検出情報に基づいてアクチュエータと昇降ハンドを制
    御する制御手段と、から構成され、インクリボンの底面
    を支持する際に、昇降ハンドを上昇させて該ハンドの先
    端部をスリットを通してインクリボンの底面に当接させ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のインクリボ
    ン巻取・自動搬送装置。
  4. 【請求項4】前記ハンドの先端部に少なくともインクリ
    ボンよりも摩擦係数の大きい弾性部材が設けられること
    を特徴とする請求項3記載のインクリボン巻取・自動搬
    送装置。
  5. 【請求項5】前記最終搬送手段が、インクリボンの筒状
    部材の両端部を把持して回転自在な軸部材を有する一対
    のチャックと、該一対のチャックの何れか一方を開放位
    置と把持位置の間で移動させるアクチュエータと、から
    なり、アクチュエータによってチャックの何れか一方を
    開放位置から把持位置に移動させることにより一対のチ
    ャックによって筒状部材の両端部を把持するようにした
    ことを特徴とする請求項1〜4何れかに記載のインクリ
    ボン巻取・自動搬送装置。
  6. 【請求項6】前記スペーサ除去手段を、前記受板の長手
    方向に沿って形成され、筒状部材の直径よりも小さく、
    かつスペーサの直径よりも大きい幅を有するスリット
    と、インクリボン投入位置の下方にスリットを通して落
    下するスペーサを回収する回収受具と、該回収受具をイ
    ンクリボン投入位置と本自動搬送装置の手前側の間で移
    動させるアクチュエータと、から構成したことを特徴と
    する請求項1〜5何れかに記載のインクリボン巻取・自
    動搬送装置。
JP10154095A 1995-04-26 1995-04-26 インクリボン巻取・自動搬送装置 Expired - Fee Related JP3350286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10154095A JP3350286B2 (ja) 1995-04-26 1995-04-26 インクリボン巻取・自動搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10154095A JP3350286B2 (ja) 1995-04-26 1995-04-26 インクリボン巻取・自動搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08295442A JPH08295442A (ja) 1996-11-12
JP3350286B2 true JP3350286B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=14303274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10154095A Expired - Fee Related JP3350286B2 (ja) 1995-04-26 1995-04-26 インクリボン巻取・自動搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3350286B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112172162B (zh) * 2020-09-10 2025-05-23 廖菲 一种半自动化板料叠合装订设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08295442A (ja) 1996-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4745630B2 (ja) ラベル貼付装置及び貼付方法
KR20180118510A (ko) 지능형 실장기 및 그 실장 방법
US20060185796A1 (en) Laminating apparatus
JP5478056B2 (ja) プラスチックチューブを接合するための装置
JPH07144800A (ja) 材料ウエブ、特に、包装材ウエブを接続する方法と装置
CN111252326A (zh) 自动贴标机及贴标方法
JP4895766B2 (ja) 半導体ウエハの保護テープ切断方法および保護テープ切断装置
US4588344A (en) Roll transfer robot
KR102215190B1 (ko) 고속 롤투롤 장치 및 그 제어 방법
JP4286261B2 (ja) 半導体ウエハの粘着テープ貼付け方法およびこれを用いた装置
JP3350286B2 (ja) インクリボン巻取・自動搬送装置
JP3745874B2 (ja) 巻取仕立て装置
US7306184B2 (en) Splicing vehicle
JP2800549B2 (ja) 吸引切断装置
US4575016A (en) Continuous ribbon feed method and system
KR20210114871A (ko) 권취 장치 및 권취 방법
JP4342015B2 (ja) ラベル供給装置
US5381983A (en) Apparatus for drawing out a web end from a web roll
JPS62157162A (ja) 印刷機の全自動給紙方法および装置
JP2002308484A (ja) ロール状物の端末処理方法および装置
JP2620459B2 (ja) 自動線掛装置
JP3856988B2 (ja) フイルムの巻き付け方法および装置
JPH08165040A (ja) ロール体の自動補給装置
JP2006193169A (ja) ラベル貼付装置
JP3866801B2 (ja) ウエブ接合方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees