JP3349906B2 - チップ部品供給装置 - Google Patents
チップ部品供給装置Info
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- JP3349906B2 JP3349906B2 JP35505196A JP35505196A JP3349906B2 JP 3349906 B2 JP3349906 B2 JP 3349906B2 JP 35505196 A JP35505196 A JP 35505196A JP 35505196 A JP35505196 A JP 35505196A JP 3349906 B2 JP3349906 B2 JP 3349906B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ部品をプリ
ント基板に実装するチップ部品実装機に使用されるチッ
プ部品供給装置に関する。
ント基板に実装するチップ部品実装機に使用されるチッ
プ部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるチップ部品実装機は、チッ
プ部品供給装置を備えていて、このチップ部品供給装置
によって、チップ部品が一個づつ所定の位置に搬出さ
れ、この搬出されたチップ部品を、実装機でプリント基
板上の所定の位置に運んで、チップ部品を実装するよう
に成っている。そして、従来におけるチップ部品供給装
置は、チップ部品が長尺のテープに貼着されて、渦巻き
状をなしたテープ部材を供給装置にセットし、このテー
プ状部材を送り部材によって逐次送り、且つ、剥がし部
材によってテープを剥がし、一個づつチップ部品をテー
プから実装機によって、取り出し出来るようになってい
る。
プ部品供給装置を備えていて、このチップ部品供給装置
によって、チップ部品が一個づつ所定の位置に搬出さ
れ、この搬出されたチップ部品を、実装機でプリント基
板上の所定の位置に運んで、チップ部品を実装するよう
に成っている。そして、従来におけるチップ部品供給装
置は、チップ部品が長尺のテープに貼着されて、渦巻き
状をなしたテープ部材を供給装置にセットし、このテー
プ状部材を送り部材によって逐次送り、且つ、剥がし部
材によってテープを剥がし、一個づつチップ部品をテー
プから実装機によって、取り出し出来るようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のチッ
プ部品供給装置においては、チップ部品をテープに貼着
されたテープ部材が使用されるため、チップ部品がコス
ト高となり、また、テープ部材が大型となるため、これ
をセットするための供給装置も大型と成るばかりか、一
台のチップ部品実装機に供給装置を多数配列して使用さ
れるが、この時、実装機が大型になると言う問題があ
る。また、従来の供給装置において、一巻のテープ部材
に貼着されたチップ部品の個数には限りがあり、チップ
部品が終了して部品の供給が途絶えると、チップ部品実
装機が停止して待機していた。このため、チップ部品実
装機の稼働率を上げるには、チップ部品が終了するやい
なやテープ部材を新しいものに交換する必要があった。
しかし、そうしても、交換する間はチップ部品実装機を
停止する必要があった。また、一台のチップ部品実装機
には多数のテープ部材が備えられており、それぞれのテ
ープ部材が終了するタイミングは同時ではなく、テープ
部材の交換に伴うチップ部品実装機の稼働率低下は大き
いものであった。また、従来の供給装置は、テープ剥が
し部材を必要とするため、その部材が複雑で、供給装置
のコスト高を招くばかりか、テープ剥がし時にチップ部
品を傷つける等の問題があった。
プ部品供給装置においては、チップ部品をテープに貼着
されたテープ部材が使用されるため、チップ部品がコス
ト高となり、また、テープ部材が大型となるため、これ
をセットするための供給装置も大型と成るばかりか、一
台のチップ部品実装機に供給装置を多数配列して使用さ
れるが、この時、実装機が大型になると言う問題があ
る。また、従来の供給装置において、一巻のテープ部材
に貼着されたチップ部品の個数には限りがあり、チップ
部品が終了して部品の供給が途絶えると、チップ部品実
装機が停止して待機していた。このため、チップ部品実
装機の稼働率を上げるには、チップ部品が終了するやい
なやテープ部材を新しいものに交換する必要があった。
しかし、そうしても、交換する間はチップ部品実装機を
停止する必要があった。また、一台のチップ部品実装機
には多数のテープ部材が備えられており、それぞれのテ
ープ部材が終了するタイミングは同時ではなく、テープ
部材の交換に伴うチップ部品実装機の稼働率低下は大き
いものであった。また、従来の供給装置は、テープ剥が
し部材を必要とするため、その部材が複雑で、供給装置
のコスト高を招くばかりか、テープ剥がし時にチップ部
品を傷つける等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として、収容部に収容したチップ部品
を整列して排出するホッパーと、該ホッパーから排出さ
れたチップ部品を搬送するベルトと、該ベルトを駆動す
る駆動手段と、前記ベルトによって搬送されるチップ部
品をガイド溝に沿って案内するガイド部材と、該ガイド
部材の終端近傍に配置され前記ガイド溝のチップ部品吸
着側に位置する終端上部を開閉する部品保持部材とを備
え、前記部品保持部材は、前記ガイド溝の終端上部を開
閉する第1の回動片と、前記チップ部品の保持と解放と
を行う第2の回動片とを有し、前記第1の回動片は、中
間部が回動可能に軸支され、一端が第1のバネによって
付勢され、他端が前記第1のバネの付勢に抗して移動可
能なレバーによって回動されると共に前記ガイド溝内に
突出するストッパを有し、前記レバーによって前記第1
の回動片が回動されない時は、他端が前記ガイド溝の終
端上部を閉じると共に、前記ストッパが前記ガイド溝に
沿って搬送される第1の前記チップ部品を停止させ、前
記レバーによって前記第1の回動片が回動された時は、
前記ガイド溝の終端上部を開き、前記第1の回動片の閉
時は、前記第1のチップ部品が前記ガイド部材と前記第
1の回動片とによって保持されると共に、チップ部品吸
着側の前記終端上部が閉鎖されて、吸着部材による前記
第1のチップ部品の吸着を阻止し、前記第1の回動片の
開時は、前記終端上部を開放して前記第1のチップ部品
を露出させ、前記第1のチップ部品が前記ガイド溝内に
位置した状態で、前記吸着部材による前記チップ部品の
吸着を可能となし、前記第2の回動片は、前記第1の回
動片の前記ストッパに当接して停止した前記第1のチッ
プ部品の直後にある第2のチップ部品の保持と解放とを
行うようになすと共に、前記第2の回動片が前記第1の
回動片によって回動するようにした構成とした。また、
第2の解決手段として、前記レバーは前記駆動手段によ
って往復回動し、前記第1の回動片は、前記レバーに押
されて回動状態にされて前記ガイド溝の終端上部を開
き、前記レバーによる押圧が解除された時、前記第1の
バネによって前記回動状態から復帰し、前記ガイド溝の
終端上部を閉じる構成とした。また、第3の解決手段と
して、前記第2の回動片は、中間部が回動可能に軸支 さ
れ、一端が前記第1のバネより弾性力の弱い第2のバネ
によって付勢され、他端が前記第1の回動片の他端に衝
合状態で弾接することによって前記第1の回動片に追従
して移動し、前記第1の回動片によって前記ガイド溝の
終端上部が開かれた時に、前記第2の回動片の他端が前
記第2のチップ部品を保持し、前記第1の回動片によっ
て前記ガイド溝の終端上部が閉じられた時に、前記第2
の回動片の他端が前記第2のチップ部品を解放する構成
とした。
の第1の解決手段として、収容部に収容したチップ部品
を整列して排出するホッパーと、該ホッパーから排出さ
れたチップ部品を搬送するベルトと、該ベルトを駆動す
る駆動手段と、前記ベルトによって搬送されるチップ部
品をガイド溝に沿って案内するガイド部材と、該ガイド
部材の終端近傍に配置され前記ガイド溝のチップ部品吸
着側に位置する終端上部を開閉する部品保持部材とを備
え、前記部品保持部材は、前記ガイド溝の終端上部を開
閉する第1の回動片と、前記チップ部品の保持と解放と
を行う第2の回動片とを有し、前記第1の回動片は、中
間部が回動可能に軸支され、一端が第1のバネによって
付勢され、他端が前記第1のバネの付勢に抗して移動可
能なレバーによって回動されると共に前記ガイド溝内に
突出するストッパを有し、前記レバーによって前記第1
の回動片が回動されない時は、他端が前記ガイド溝の終
端上部を閉じると共に、前記ストッパが前記ガイド溝に
沿って搬送される第1の前記チップ部品を停止させ、前
記レバーによって前記第1の回動片が回動された時は、
前記ガイド溝の終端上部を開き、前記第1の回動片の閉
時は、前記第1のチップ部品が前記ガイド部材と前記第
1の回動片とによって保持されると共に、チップ部品吸
着側の前記終端上部が閉鎖されて、吸着部材による前記
第1のチップ部品の吸着を阻止し、前記第1の回動片の
開時は、前記終端上部を開放して前記第1のチップ部品
を露出させ、前記第1のチップ部品が前記ガイド溝内に
位置した状態で、前記吸着部材による前記チップ部品の
吸着を可能となし、前記第2の回動片は、前記第1の回
動片の前記ストッパに当接して停止した前記第1のチッ
プ部品の直後にある第2のチップ部品の保持と解放とを
行うようになすと共に、前記第2の回動片が前記第1の
回動片によって回動するようにした構成とした。また、
第2の解決手段として、前記レバーは前記駆動手段によ
って往復回動し、前記第1の回動片は、前記レバーに押
されて回動状態にされて前記ガイド溝の終端上部を開
き、前記レバーによる押圧が解除された時、前記第1の
バネによって前記回動状態から復帰し、前記ガイド溝の
終端上部を閉じる構成とした。また、第3の解決手段と
して、前記第2の回動片は、中間部が回動可能に軸支 さ
れ、一端が前記第1のバネより弾性力の弱い第2のバネ
によって付勢され、他端が前記第1の回動片の他端に衝
合状態で弾接することによって前記第1の回動片に追従
して移動し、前記第1の回動片によって前記ガイド溝の
終端上部が開かれた時に、前記第2の回動片の他端が前
記第2のチップ部品を保持し、前記第1の回動片によっ
て前記ガイド溝の終端上部が閉じられた時に、前記第2
の回動片の他端が前記第2のチップ部品を解放する構成
とした。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明のチップ部品供給装
置を図1ー図18に示した一実施例に基づいて説明す
る。図1に示すように、基体1は金属製の細長形状を有
する基台2と、この基台2に一体、或いは取り付けられ
た板状の取付部3とで構成されている。そして、基台2
は、下面に平坦部2aと、間隔を置いて設けられ、平坦
部2aから外方に突出した突起2bと、上部において長
手方向に設けられた台部2cと、該台部2cの長手方向
に設けられた凹部2d(図13参照)を備えている。ま
た、取付部3には、切り起こし等によって形成されたス
トッパ部3aが設けられると共に、この取付部3には金
属、或いはプラスチック等から成る部品誘導部4がネジ
5で取り付けられており、この部品誘導部4には、上端
から下端にわたって貫通し、チップ部品C(図5参照)
がその自重によって一個づつ落下可能な孔4aと、上端
から上方に突出した凸部4bを備えている。
置を図1ー図18に示した一実施例に基づいて説明す
る。図1に示すように、基体1は金属製の細長形状を有
する基台2と、この基台2に一体、或いは取り付けられ
た板状の取付部3とで構成されている。そして、基台2
は、下面に平坦部2aと、間隔を置いて設けられ、平坦
部2aから外方に突出した突起2bと、上部において長
手方向に設けられた台部2cと、該台部2cの長手方向
に設けられた凹部2d(図13参照)を備えている。ま
た、取付部3には、切り起こし等によって形成されたス
トッパ部3aが設けられると共に、この取付部3には金
属、或いはプラスチック等から成る部品誘導部4がネジ
5で取り付けられており、この部品誘導部4には、上端
から下端にわたって貫通し、チップ部品C(図5参照)
がその自重によって一個づつ落下可能な孔4aと、上端
から上方に突出した凸部4bを備えている。
【0006】また、取付部3には、装着部材6が取付け
られており、この装着部材6は、図1ー4に示すよう
に、2個の板部6a、6bがネジ等によって間隔を置い
て設置されており、この2個の板部6aと6bとの間に
は、軸部6cで軸支されて回動可能なL字型のレバー6
dと、基台2の下端から更に下方にまで延びた鈎状を有
する係合部6eと、レバー6dの一端に設けられた軸6
fと係合部6eの一端に設けられたピン6gとに、端部
で回動可能に軸支されたV、或いはU型の連結部6hと
が配設されている。また、装着部材6の板部6aには、
前記ピン6gが嵌入する縦穴6iと、係合部6eに固着
されたピン6jが嵌入する縦と斜めから成るガイド穴6
kと、下部の折り曲げ部6mに取り付けられたネジ6n
と、上下の位置に設けられた長穴6pとを備えている。
られており、この装着部材6は、図1ー4に示すよう
に、2個の板部6a、6bがネジ等によって間隔を置い
て設置されており、この2個の板部6aと6bとの間に
は、軸部6cで軸支されて回動可能なL字型のレバー6
dと、基台2の下端から更に下方にまで延びた鈎状を有
する係合部6eと、レバー6dの一端に設けられた軸6
fと係合部6eの一端に設けられたピン6gとに、端部
で回動可能に軸支されたV、或いはU型の連結部6hと
が配設されている。また、装着部材6の板部6aには、
前記ピン6gが嵌入する縦穴6iと、係合部6eに固着
されたピン6jが嵌入する縦と斜めから成るガイド穴6
kと、下部の折り曲げ部6mに取り付けられたネジ6n
と、上下の位置に設けられた長穴6pとを備えている。
【0007】そして、この装着部材6は、ネジ6nを回
して、折り曲げ部6mからのネジ6nの突出度合いを調
整して、基台2の上面からの装着部材6の取付位置を決
定した後、装着部材6は、長穴6pに挿入され、取付部
3にネジ止めされたネジ7によって取付部3に取り付け
られている。また、図2に示すように、前記レバー6d
が上方に位置している時、ピン6gは縦穴6iの下方に
位置すると共に、ピン6jはガイド穴6kの下方の傾斜
部に位置して、係合部6eは傾斜した状態で下方に下が
った状態となっている。そして、図3に示すように、軸
部6cを支点としてレバー6dを回動し、レバー6dを
倒した時、連結部6hは回動しながら上方に引き上げら
れると共に、ピン6gも縦穴6iをガイドにして上方に
移動する。すると、ピン6gによって係合部6eも上方
に引き上げられ、係合部6eに設けられたピン6jは、
ガイド穴6kの縦部に位置すると共に、係合部6eは、
直立状態で上方に上がった状態と成るように構成されて
いる。
して、折り曲げ部6mからのネジ6nの突出度合いを調
整して、基台2の上面からの装着部材6の取付位置を決
定した後、装着部材6は、長穴6pに挿入され、取付部
3にネジ止めされたネジ7によって取付部3に取り付け
られている。また、図2に示すように、前記レバー6d
が上方に位置している時、ピン6gは縦穴6iの下方に
位置すると共に、ピン6jはガイド穴6kの下方の傾斜
部に位置して、係合部6eは傾斜した状態で下方に下が
った状態となっている。そして、図3に示すように、軸
部6cを支点としてレバー6dを回動し、レバー6dを
倒した時、連結部6hは回動しながら上方に引き上げら
れると共に、ピン6gも縦穴6iをガイドにして上方に
移動する。すると、ピン6gによって係合部6eも上方
に引き上げられ、係合部6eに設けられたピン6jは、
ガイド穴6kの縦部に位置すると共に、係合部6eは、
直立状態で上方に上がった状態と成るように構成されて
いる。
【0008】更に、図4に示すように、レバー6dが倒
された時、軸部6cとピン6gの中心を結ぶ線Sに対
し、連結部6hとレバー6dとを結合する軸6fの中心
が線S上、或いは線Sを越えた(図4において軸6fの
中心が線Sの左側)状態になるようし、これによって、
レバー6dのL字型端部にかかる力による軸6fの引っ
張り力が矢印P1(線S上の時)、或いはP2(線Sを
越えた時)に成るようにして、ピン6gを支点とした連
結部6hの時計方向の回転を阻止し、レバー6dの戻り
阻止が確実で、且つ、レバー6dは、係合部6eの鈎状
の端部にかかる力が強固に成るように構成されている。
また、レバー6dを上方に回動して、上方に位置させた
時、前述と逆の動作により、図2に示すような状態に戻
る。
された時、軸部6cとピン6gの中心を結ぶ線Sに対
し、連結部6hとレバー6dとを結合する軸6fの中心
が線S上、或いは線Sを越えた(図4において軸6fの
中心が線Sの左側)状態になるようし、これによって、
レバー6dのL字型端部にかかる力による軸6fの引っ
張り力が矢印P1(線S上の時)、或いはP2(線Sを
越えた時)に成るようにして、ピン6gを支点とした連
結部6hの時計方向の回転を阻止し、レバー6dの戻り
阻止が確実で、且つ、レバー6dは、係合部6eの鈎状
の端部にかかる力が強固に成るように構成されている。
また、レバー6dを上方に回動して、上方に位置させた
時、前述と逆の動作により、図2に示すような状態に戻
る。
【0009】次に、ホッパー8は図5ー図7に示すよう
に、台座部9と、該台座部9に設けられたシャッター部
材10と、台座部9に取り付けられ、チップ部品Cを収
容するための収容部11と、台座部9に取り付けられ、
チップ部品Cを撹拌するための撹拌部材12とを備えら
れていて、これらが一体となっている。そして、前記台
座部9は、その底部に、部品誘導部4の凸部4bと嵌合
する凹部9aが設けらると共に、上下に貫通し、チップ
部品Cを一個づつ挿通可能な部品排出口9bが設けられ
ている。また、シャッター部材10は、チップ部品Cを
一個づつ挿通するための孔10aを有するシャッタ10
bと、バネ10cとを有し、シャッタ10bは、台座部
9の溝9cにスライド可能であるが、溝9cから抜けな
いように台座部9に取り付けられ、また、バネ10c
は、前記溝9cに連通して、台座部9に設けられた孔9
dに収納され、バネ10cの一端でシャッタ10bを弾
圧している。そして、シャッタ10bの外方の一端を押
圧した時、バネ10cを圧縮しながらシャッタ10bは
内方に移動し、孔10aが台座部9の部品排出口9bと
一致した時、シャッタ10bの移動が停止し、また、シ
ャッタ10bの押圧を解除すると、シャッタ10bは、
バネ10cによって元の位置に戻り、台座部9の部品排
出口9bがその途中で、シャッタ10bによって遮断さ
れるようになっている。
に、台座部9と、該台座部9に設けられたシャッター部
材10と、台座部9に取り付けられ、チップ部品Cを収
容するための収容部11と、台座部9に取り付けられ、
チップ部品Cを撹拌するための撹拌部材12とを備えら
れていて、これらが一体となっている。そして、前記台
座部9は、その底部に、部品誘導部4の凸部4bと嵌合
する凹部9aが設けらると共に、上下に貫通し、チップ
部品Cを一個づつ挿通可能な部品排出口9bが設けられ
ている。また、シャッター部材10は、チップ部品Cを
一個づつ挿通するための孔10aを有するシャッタ10
bと、バネ10cとを有し、シャッタ10bは、台座部
9の溝9cにスライド可能であるが、溝9cから抜けな
いように台座部9に取り付けられ、また、バネ10c
は、前記溝9cに連通して、台座部9に設けられた孔9
dに収納され、バネ10cの一端でシャッタ10bを弾
圧している。そして、シャッタ10bの外方の一端を押
圧した時、バネ10cを圧縮しながらシャッタ10bは
内方に移動し、孔10aが台座部9の部品排出口9bと
一致した時、シャッタ10bの移動が停止し、また、シ
ャッタ10bの押圧を解除すると、シャッタ10bは、
バネ10cによって元の位置に戻り、台座部9の部品排
出口9bがその途中で、シャッタ10bによって遮断さ
れるようになっている。
【0010】また、収容部11は、下部にチップ部品C
挿通用の孔11aを備えた筒部11bを有する漏斗状の
収納部11cと、収納部11cの上端を塞ぐ蓋11dと
から成り、この収容部11は、孔11aを台座部9の孔
9aに一致させた状態で、台座部9に取り付けられ、チ
ップ部品Cが孔11aから孔9aに整列して通過出来る
ようになっている。
挿通用の孔11aを備えた筒部11bを有する漏斗状の
収納部11cと、収納部11cの上端を塞ぐ蓋11dと
から成り、この収容部11は、孔11aを台座部9の孔
9aに一致させた状態で、台座部9に取り付けられ、チ
ップ部品Cが孔11aから孔9aに整列して通過出来る
ようになっている。
【0011】また、撹拌部材12は、重ね合わされた円
形状の2枚の回転板13、14と、バネ15とからな
り、この回転板13、14には、その円周面に弧状に突
設され、先端に傾斜部を有する撹拌突起13a,14a
と、この撹拌突起13aと14aとの間に形成され、チ
ップ部品Cを一個づつ整列して通過可能な谷部12a
と、撹拌突起13a,14aの他端に設けられ、台座部
9の段部9eに係合可能な係止部13b,14bと、弧
状孔13c,14cと、中心部を挟んで前記撹拌突起1
3a、14aと略反対側に設けられた従動レバ13d,
14dとが設けられている。そして、2枚の回転板1
3、14は重ね合わせて、互いに単独に回転可能に、そ
の中心部を軸16によって台座部9に取り付けられてい
る。このように取り付けられた回転板13、14は、図
5に示すように谷部12aが孔11aに合致した状態
で、回転板13、14の一部が収納部11c内の筒部1
1bの上方部に突出している。
形状の2枚の回転板13、14と、バネ15とからな
り、この回転板13、14には、その円周面に弧状に突
設され、先端に傾斜部を有する撹拌突起13a,14a
と、この撹拌突起13aと14aとの間に形成され、チ
ップ部品Cを一個づつ整列して通過可能な谷部12a
と、撹拌突起13a,14aの他端に設けられ、台座部
9の段部9eに係合可能な係止部13b,14bと、弧
状孔13c,14cと、中心部を挟んで前記撹拌突起1
3a、14aと略反対側に設けられた従動レバ13d,
14dとが設けられている。そして、2枚の回転板1
3、14は重ね合わせて、互いに単独に回転可能に、そ
の中心部を軸16によって台座部9に取り付けられてい
る。このように取り付けられた回転板13、14は、図
5に示すように谷部12aが孔11aに合致した状態
で、回転板13、14の一部が収納部11c内の筒部1
1bの上方部に突出している。
【0012】また、前記バネ15は、弧状孔13c,1
4c内に配置され、そして、台座部9に取り付けられ、
弧状孔13c,14c内に位置したピン17と、回転板
13、14の弧状孔13c,14cの一端とに係止され
て、常時、回転板13、14を反時計方向に弾圧するよ
うになっている。このため、回転板13、14の係止部
13b、14bは、通常時は、台座部9の段部9eに係
止した状態となっている。この時、撹拌突起13aと1
4aとの長さが異なるため、撹拌突起13aの上端は若
干下方に位置し、また、逆に、従動レバ13d,14d
は、従動レバ13d側が若干上方に位置した状態となっ
ている。
4c内に配置され、そして、台座部9に取り付けられ、
弧状孔13c,14c内に位置したピン17と、回転板
13、14の弧状孔13c,14cの一端とに係止され
て、常時、回転板13、14を反時計方向に弾圧するよ
うになっている。このため、回転板13、14の係止部
13b、14bは、通常時は、台座部9の段部9eに係
止した状態となっている。この時、撹拌突起13aと1
4aとの長さが異なるため、撹拌突起13aの上端は若
干下方に位置し、また、逆に、従動レバ13d,14d
は、従動レバ13d側が若干上方に位置した状態となっ
ている。
【0013】このような撹拌部材12は、図5のように
従動レバ13d,14dの未押圧状態において、図7
(A)に示すように、撹拌突起13aは撹拌突起14a
より下方に位置した状態となっている。この状態におい
て、矢印A方向に従動レバ13dに力を与えると、先
ず、回転板13が軸16を軸として、弧状孔13cの一
端でバネ15をピン17側に圧縮しながらバネ15に抗
して時計方向に回転すると共に、撹拌突起13aは、図
7(B)のように撹拌突起14aと並列した状態とな
る。更に、矢印A方向に押し続けると、従動レバ14d
も押され、回転板14も軸16を軸として時計方向に回
転し、両撹拌突起13a,14aが回転して図7(C)
の状態となり、この状態で、押圧を停止する。そして、
矢印A方向の押圧力を解除すると、先ず、バネ15によ
って、回転板13が反時計方向に回転されて、図7
(D)に示すように撹拌突起13aは下方に位置した状
態となり、この時、回転板14が既に回転状態にあるた
め、バネ15は回転板14の弧状孔14cの一端とぶつ
かる。すると、回転板14も回転され、両回転板13、
14はバネ15によって押し戻されて、図7(E)、又
は(A)に示すような最初の状態と成ると共に、係止部
13b,14bが段部9eにぶつかって回転板13、1
4の回転が停止する。
従動レバ13d,14dの未押圧状態において、図7
(A)に示すように、撹拌突起13aは撹拌突起14a
より下方に位置した状態となっている。この状態におい
て、矢印A方向に従動レバ13dに力を与えると、先
ず、回転板13が軸16を軸として、弧状孔13cの一
端でバネ15をピン17側に圧縮しながらバネ15に抗
して時計方向に回転すると共に、撹拌突起13aは、図
7(B)のように撹拌突起14aと並列した状態とな
る。更に、矢印A方向に押し続けると、従動レバ14d
も押され、回転板14も軸16を軸として時計方向に回
転し、両撹拌突起13a,14aが回転して図7(C)
の状態となり、この状態で、押圧を停止する。そして、
矢印A方向の押圧力を解除すると、先ず、バネ15によ
って、回転板13が反時計方向に回転されて、図7
(D)に示すように撹拌突起13aは下方に位置した状
態となり、この時、回転板14が既に回転状態にあるた
め、バネ15は回転板14の弧状孔14cの一端とぶつ
かる。すると、回転板14も回転され、両回転板13、
14はバネ15によって押し戻されて、図7(E)、又
は(A)に示すような最初の状態と成ると共に、係止部
13b,14bが段部9eにぶつかって回転板13、1
4の回転が停止する。
【0014】このような構成の撹拌部材12の動作によ
って、収納部11cに収容されたチップ部品Cが撹拌さ
れて、撹拌部材12の谷部12aを道して孔11aにチ
ップ部品Cが一個づつ導かれるようになっている。以上
のような構成を有するホッパー8は、図1ー図3に示す
ように、台座部9の凹部9aを、部品誘導部4の凸部4
bに嵌合して取り付けられると共に、取り外し可能とな
っている。また、ホッパー8を部品誘導部4に取り付け
る際は、シャッター部材10によって部品排出口9bが
塞がれた状態にあり、チップ部品Cが部品排出口9bか
ら落ちないようになっており、また、ホッパー8が部品
誘導部4上に載置された時は、部品排出口9bと孔4a
が連通するようになっている。
って、収納部11cに収容されたチップ部品Cが撹拌さ
れて、撹拌部材12の谷部12aを道して孔11aにチ
ップ部品Cが一個づつ導かれるようになっている。以上
のような構成を有するホッパー8は、図1ー図3に示す
ように、台座部9の凹部9aを、部品誘導部4の凸部4
bに嵌合して取り付けられると共に、取り外し可能とな
っている。また、ホッパー8を部品誘導部4に取り付け
る際は、シャッター部材10によって部品排出口9bが
塞がれた状態にあり、チップ部品Cが部品排出口9bか
ら落ちないようになっており、また、ホッパー8が部品
誘導部4上に載置された時は、部品排出口9bと孔4a
が連通するようになっている。
【0015】図1ー図3に示すように、部品誘導部4と
装着部材6との間において、レバー状のホッパー取付部
材18が取付部3に、支軸19によって回動可能に取り
付けられており、その一端と前記ネジ6nとにコイル状
のバネ20が掛け止めされ、バネ20で牽引された側は
前記係合部6eに係脱するようになっており、また、ホ
ッパー取付部材8の他端に設けられた鈎状の係合部18
aは、シャッター部材10に対向した位置にあって、シ
ャッタ10bを移動可能であると共に、台座部9の上面
に係脱可能となっている。そして、装着部材6、ホッパ
ー取付部材18とバネ20等によって基体1を着脱可能
に係止するための基体係止手段が構成されている。そし
て、図2に示すように、レバー6dが上方に位置してい
る時、ホッパー取付部材18の一端側は、傾斜状態にあ
る係合部6eに当接した状態でバネ20に引っ張られ、
また、他端側の係合部18aは、台座部9から離れた状
態と成っている。
装着部材6との間において、レバー状のホッパー取付部
材18が取付部3に、支軸19によって回動可能に取り
付けられており、その一端と前記ネジ6nとにコイル状
のバネ20が掛け止めされ、バネ20で牽引された側は
前記係合部6eに係脱するようになっており、また、ホ
ッパー取付部材8の他端に設けられた鈎状の係合部18
aは、シャッター部材10に対向した位置にあって、シ
ャッタ10bを移動可能であると共に、台座部9の上面
に係脱可能となっている。そして、装着部材6、ホッパ
ー取付部材18とバネ20等によって基体1を着脱可能
に係止するための基体係止手段が構成されている。そし
て、図2に示すように、レバー6dが上方に位置してい
る時、ホッパー取付部材18の一端側は、傾斜状態にあ
る係合部6eに当接した状態でバネ20に引っ張られ、
また、他端側の係合部18aは、台座部9から離れた状
態と成っている。
【0016】また、レバー6dを倒すと、係合部6eが
徐々に直立状態に成るのに連れて、ホッパー取付部材1
8はバネ20の牽引により、支軸19を軸として時計方
向に回動する。そして、図3に示すように、レバー6d
を倒した時、レバー6dは直立状態となると共に、レバ
ー6dとホッパー取付部材18の一端側との係合が外
れ、バネ20のより、ホッパー取付部材18の他端側の
係合部18aは、シャッター部材10のシャッタ10b
を押して、孔10aと部品排出口9bとを連通すると共
に、台座部9の上面に掛け止めされて、ホッパー8が抜
けないように取り付ける。また、ホッパー8を取り外
し、或いは交換を行うには、図3の状態において、レバ
ー6dを上方に回動すると、直立状態にある係合部6e
は徐々に傾斜するため、ホッパー取付部材18は、バネ
20に抗して係合部6eによって押されて反時計方向に
回転し、係合部18aは台座部9から離れて、シャッタ
10bがバネ10cにより押し戻され、図2に示すよう
な元の状態となる。
徐々に直立状態に成るのに連れて、ホッパー取付部材1
8はバネ20の牽引により、支軸19を軸として時計方
向に回動する。そして、図3に示すように、レバー6d
を倒した時、レバー6dは直立状態となると共に、レバ
ー6dとホッパー取付部材18の一端側との係合が外
れ、バネ20のより、ホッパー取付部材18の他端側の
係合部18aは、シャッター部材10のシャッタ10b
を押して、孔10aと部品排出口9bとを連通すると共
に、台座部9の上面に掛け止めされて、ホッパー8が抜
けないように取り付ける。また、ホッパー8を取り外
し、或いは交換を行うには、図3の状態において、レバ
ー6dを上方に回動すると、直立状態にある係合部6e
は徐々に傾斜するため、ホッパー取付部材18は、バネ
20に抗して係合部6eによって押されて反時計方向に
回転し、係合部18aは台座部9から離れて、シャッタ
10bがバネ10cにより押し戻され、図2に示すよう
な元の状態となる。
【0017】また、基台2には、間隔を置いて2個の回
転体21、22がネジ23、24によって回転可能に取
り付けられており、一方の回転体21は基台2に設けら
れた長孔2eにより、長手方向に取付位置を変え得るよ
うになっている。また、基台2の一端部において、ワン
ウエイ式(一方向回転式)のクラッチ25が取り付けら
れており、このクラッチ25は、図8ー図11に示すよ
うに、クラッチ25を取り付けるための軸部25aと、
軸部25aに回転可能に取り付けられた内輪部25b
と、この内輪部25bの外周に設けられた外輪部25c
と、軸部25aに回転可能に取り付けられ、プーリーを
構成する前記内、外輪部25b,25cに隣接して配置
された板状の回転部25dと、この回転部25dに設け
られた3つのレバー25e、25f、25gと、レバー
25eに回転可能に軸止されたラチェット爪25hと、
このラチェット爪25hとレバー25eに掛け止めさ
れ、ラチェット爪25hの先端を、常時、外輪部25c
の外周に弾圧するためのバネ25iとで構成されてい
る。
転体21、22がネジ23、24によって回転可能に取
り付けられており、一方の回転体21は基台2に設けら
れた長孔2eにより、長手方向に取付位置を変え得るよ
うになっている。また、基台2の一端部において、ワン
ウエイ式(一方向回転式)のクラッチ25が取り付けら
れており、このクラッチ25は、図8ー図11に示すよ
うに、クラッチ25を取り付けるための軸部25aと、
軸部25aに回転可能に取り付けられた内輪部25b
と、この内輪部25bの外周に設けられた外輪部25c
と、軸部25aに回転可能に取り付けられ、プーリーを
構成する前記内、外輪部25b,25cに隣接して配置
された板状の回転部25dと、この回転部25dに設け
られた3つのレバー25e、25f、25gと、レバー
25eに回転可能に軸止されたラチェット爪25hと、
このラチェット爪25hとレバー25eに掛け止めさ
れ、ラチェット爪25hの先端を、常時、外輪部25c
の外周に弾圧するためのバネ25iとで構成されてい
る。
【0018】また、クラッチ25は、ここでは具体的な
内部構成の説明を省略するが、軸部25aに対し、プー
リーを構成する内、外輪部25b,25cが時計方向に
回転可能であるが、反時計方向の回転が不能に成ってい
ると共に、ラチェット爪25hの先端は、外輪部25c
の外周に設けられた多数の刻み部25kに位置し、回転
部25dが反時計方向に回転した時、ラチェット爪25
hはバネ25iの弾圧により、外輪部25c上を滑りな
がら回転部25dと共に回転し、また、回転部25dが
時計方向に回転した時、ラチェット爪25hの先端は刻
み部25kに係止し、これによって、外輪部25c,及
び内輪部25bを回転するように成っている。
内部構成の説明を省略するが、軸部25aに対し、プー
リーを構成する内、外輪部25b,25cが時計方向に
回転可能であるが、反時計方向の回転が不能に成ってい
ると共に、ラチェット爪25hの先端は、外輪部25c
の外周に設けられた多数の刻み部25kに位置し、回転
部25dが反時計方向に回転した時、ラチェット爪25
hはバネ25iの弾圧により、外輪部25c上を滑りな
がら回転部25dと共に回転し、また、回転部25dが
時計方向に回転した時、ラチェット爪25hの先端は刻
み部25kに係止し、これによって、外輪部25c,及
び内輪部25bを回転するように成っている。
【0019】また、前記回転体21とクラッチ25の外
輪部25cには、ベルト26が張架され、このベルト2
6は、図13に示すように、台部2cの凹部2dに位置
させ、台部2c上の長手方向に張り巡らされると共に、
ベルト26の長手方向の中央部の下部は、回転体22に
よって押されてベルト26が弛まないようにしている。
また、ベルト26は、回転体21の取付位置を変えるこ
とによって、更に、弛みを調整できると共に、ベルト2
6は、クラッチ25を駆動源として矢印B方向(図1、
14、15参照)に送られ、チップ部品Cを搬送するよ
うになっている。
輪部25cには、ベルト26が張架され、このベルト2
6は、図13に示すように、台部2cの凹部2dに位置
させ、台部2c上の長手方向に張り巡らされると共に、
ベルト26の長手方向の中央部の下部は、回転体22に
よって押されてベルト26が弛まないようにしている。
また、ベルト26は、回転体21の取付位置を変えるこ
とによって、更に、弛みを調整できると共に、ベルト2
6は、クラッチ25を駆動源として矢印B方向(図1、
14、15参照)に送られ、チップ部品Cを搬送するよ
うになっている。
【0020】図1、12、13に示すように、基台2の
台部2c上には、プラスチック等から成る細長状のガイ
ド部材27がネジ等で取り付けられ、このガイド部材2
7には、ベルト26側に、チップ部品Cの搬送時にガイ
ドする凹状のガイド溝27aを有し、このガイド溝27
aは、図1、12に示すように、その一端が部品誘導部
4の孔4aの終端と一致し、孔4aからベルト26上に
落下したチップ部品Cの初期位置から、チップ部品Cを
直ちにガイドすると共に、ガイド溝27aの他端、即
ち、チップ部品Cを所定位置まで搬送された時の移動位
置におけるガイド溝27aは、初期位置に対してベルト
26の幅方向にずらし、そして、初期位置と移動位置と
の間で、ベルト26の長手方向に対して傾斜したガイド
溝27aとしてある。
台部2c上には、プラスチック等から成る細長状のガイ
ド部材27がネジ等で取り付けられ、このガイド部材2
7には、ベルト26側に、チップ部品Cの搬送時にガイ
ドする凹状のガイド溝27aを有し、このガイド溝27
aは、図1、12に示すように、その一端が部品誘導部
4の孔4aの終端と一致し、孔4aからベルト26上に
落下したチップ部品Cの初期位置から、チップ部品Cを
直ちにガイドすると共に、ガイド溝27aの他端、即
ち、チップ部品Cを所定位置まで搬送された時の移動位
置におけるガイド溝27aは、初期位置に対してベルト
26の幅方向にずらし、そして、初期位置と移動位置と
の間で、ベルト26の長手方向に対して傾斜したガイド
溝27aとしてある。
【0021】図1、14、15に示すように、撹拌部材
12、及びクラッチ25を駆動するための伝動部材28
は、取付部3に回転可能に支柱28aで取り付けられ、
3個のレバー28b,28c,28dを有する回動体2
8eと、回動体28eの腕部28aと回転部25dのレ
バー25gとにネジ等により取り付けられて、回動体2
8と回転部25dとを連結する連結部28fと、回動体
28のレバー28cと取付部3の折り曲げ片3bとに掛
け止めされたバネ28gとで構成されている。そして、
通常の時は、図1、14に示すように、バネ28gの牽
引によりレバー28dがストッパ部3aにぶつかり、ま
た、レバー28cが撹拌部材12の回転板13、14を
バネ15に抗して回転させた状態となっている。この状
態で、レバー28bが押されて回動体28eがバネ28
gに抗して回動された時は、図15に示すように、レバ
ー28dがストッパ部3aから離れ、且つ、レバー28
cが回転板13、14の押し圧を解除して回転板13、
14から離れて、回転板13、14がバネ15により反
時計方向に回転し、更に、レバー28bが連結部28f
を介して回転部25dを反時計方向に回転するようにな
っている。
12、及びクラッチ25を駆動するための伝動部材28
は、取付部3に回転可能に支柱28aで取り付けられ、
3個のレバー28b,28c,28dを有する回動体2
8eと、回動体28eの腕部28aと回転部25dのレ
バー25gとにネジ等により取り付けられて、回動体2
8と回転部25dとを連結する連結部28fと、回動体
28のレバー28cと取付部3の折り曲げ片3bとに掛
け止めされたバネ28gとで構成されている。そして、
通常の時は、図1、14に示すように、バネ28gの牽
引によりレバー28dがストッパ部3aにぶつかり、ま
た、レバー28cが撹拌部材12の回転板13、14を
バネ15に抗して回転させた状態となっている。この状
態で、レバー28bが押されて回動体28eがバネ28
gに抗して回動された時は、図15に示すように、レバ
ー28dがストッパ部3aから離れ、且つ、レバー28
cが回転板13、14の押し圧を解除して回転板13、
14から離れて、回転板13、14がバネ15により反
時計方向に回転し、更に、レバー28bが連結部28f
を介して回転部25dを反時計方向に回転するようにな
っている。
【0022】また、レバー28bの押し圧が解除された
時は、バネ28gの牽引によって図1、14に示すよう
な元に状態に戻る。この時、レバー28cは、回転板1
3、14を時計方向に回転させ、また、レバー28b
は、連結部28fを介して回転部25dを時計方向に回
転させる。この回転部25dの時計方向の回転により、
前述したように、ラチェット爪25hが外輪部25cを
引っかけて、外輪部25cを回転するため、外輪部25
cはベルト26を所定量、間欠的に送るようになる。即
ち、伝動部材28の回転体28eの回転(時計方向の回
転)動作と戻り(反時計方向の回転)動作により、ワン
ウエイ式のクラッチ25を介してベルト26が間欠的に
送られて、チップ部品Cがガイド部材27によってガイ
ドされながらベルト26により搬送されると共に、撹拌
部材12の回転板13、14が回転して、チップ部品C
を撹拌すようになっている。即ち、上記伝動部材28と
クラッチ25によって、ベルト26を駆動するための駆
動手段が構成されている。
時は、バネ28gの牽引によって図1、14に示すよう
な元に状態に戻る。この時、レバー28cは、回転板1
3、14を時計方向に回転させ、また、レバー28b
は、連結部28fを介して回転部25dを時計方向に回
転させる。この回転部25dの時計方向の回転により、
前述したように、ラチェット爪25hが外輪部25cを
引っかけて、外輪部25cを回転するため、外輪部25
cはベルト26を所定量、間欠的に送るようになる。即
ち、伝動部材28の回転体28eの回転(時計方向の回
転)動作と戻り(反時計方向の回転)動作により、ワン
ウエイ式のクラッチ25を介してベルト26が間欠的に
送られて、チップ部品Cがガイド部材27によってガイ
ドされながらベルト26により搬送されると共に、撹拌
部材12の回転板13、14が回転して、チップ部品C
を撹拌すようになっている。即ち、上記伝動部材28と
クラッチ25によって、ベルト26を駆動するための駆
動手段が構成されている。
【0023】また、チップ部品Cを一個づつ外部に供給
するための部品保持部材29は、図12、16、17、
18に示すように、基台2の一端上に、軸31、32に
よってそれぞれ回転可能に取り付けられた一対の回動片
33,34と、基台2に支柱35によって取り付けら
れ、一端が基台2に掛け止めされ、他端が回動片33に
掛け止めされたバネ36と、基台2に支柱37によって
取り付けられ、一端が基台2に掛け止めされ、他端が回
動片34に掛け止めされたバネ38と、回動片33の端
部近傍に設けられ、一部が基台2の弧状の溝2fに位置
するストッパ33aとで構成されている。そして、前記
回動片33は、バネ36によって常時反時計方向の回転
力が、また、回動片34は、これと反対に、バネ38に
よって常時時計方向の回転力がかけられている。
するための部品保持部材29は、図12、16、17、
18に示すように、基台2の一端上に、軸31、32に
よってそれぞれ回転可能に取り付けられた一対の回動片
33,34と、基台2に支柱35によって取り付けら
れ、一端が基台2に掛け止めされ、他端が回動片33に
掛け止めされたバネ36と、基台2に支柱37によって
取り付けられ、一端が基台2に掛け止めされ、他端が回
動片34に掛け止めされたバネ38と、回動片33の端
部近傍に設けられ、一部が基台2の弧状の溝2fに位置
するストッパ33aとで構成されている。そして、前記
回動片33は、バネ36によって常時反時計方向の回転
力が、また、回動片34は、これと反対に、バネ38に
よって常時時計方向の回転力がかけられている。
【0024】しかし、バネ36のバネ力を、バネ38よ
り強くしているため、図12、16に示すように、通常
の時は、回動片33が回動片34を押し圧すると共に、
回動片33が基台2のストッパ2gにぶつかって、それ
以上の回転が阻止されている。また、この状態において
は、図16、18に示すように、ベルト26により搬送
された最端のチップ部品Cは、ガイド部材27から完全
に抜け出て、第2のガイド部材を構成する基台2に設け
られた凹部から成るガイド溝よってその両側が支持され
た状態で、その先端がストッパ33aにぶつかり、且
つ、その上部は、回動片33によって閉鎖されて、チッ
プ部品Cの取り出しを阻止している。また、この時、搬
送された最端の次(直後)のチップ部品Cは、最端のチ
ップ部品Cとぶつかった状態で、一部がガイド部材27
のガイド溝27a内に位置すると共に、一部がガイド部
材27から抜け出し、この抜け出した部分に、回動片3
4の一部が離れた状態(解放状態)で対向している。
り強くしているため、図12、16に示すように、通常
の時は、回動片33が回動片34を押し圧すると共に、
回動片33が基台2のストッパ2gにぶつかって、それ
以上の回転が阻止されている。また、この状態において
は、図16、18に示すように、ベルト26により搬送
された最端のチップ部品Cは、ガイド部材27から完全
に抜け出て、第2のガイド部材を構成する基台2に設け
られた凹部から成るガイド溝よってその両側が支持され
た状態で、その先端がストッパ33aにぶつかり、且
つ、その上部は、回動片33によって閉鎖されて、チッ
プ部品Cの取り出しを阻止している。また、この時、搬
送された最端の次(直後)のチップ部品Cは、最端のチ
ップ部品Cとぶつかった状態で、一部がガイド部材27
のガイド溝27a内に位置すると共に、一部がガイド部
材27から抜け出し、この抜け出した部分に、回動片3
4の一部が離れた状態(解放状態)で対向している。
【0025】この状態において、クラッチ25の回転部
25dが反時計方向に回転すると、そのレバー25fは
図9、17に示すように、基台2の孔2hを通って外方
に突出する。この時、レバー25fは、回動片33にぶ
つかり、回動片33をバネ36に抗して時計方向に回転
する。すると、図17に示すように、ストッパ33aは
溝2fをガイドにして移動し、また、最端のチップ部品
C上にあった回動片33は、外れて最端のチップ部品C
の上部を開放して露出すると共に、回動片33と回動片
34との係合が外れ、回動片34がバネ38により時計
方向に僅かに回転して、回動片34の一部が最端の次の
チップ部品Cを、ガイド溝27aの側面に押し圧、保持
して、チップ部品Cの動きを阻止するようになってい
る。
25dが反時計方向に回転すると、そのレバー25fは
図9、17に示すように、基台2の孔2hを通って外方
に突出する。この時、レバー25fは、回動片33にぶ
つかり、回動片33をバネ36に抗して時計方向に回転
する。すると、図17に示すように、ストッパ33aは
溝2fをガイドにして移動し、また、最端のチップ部品
C上にあった回動片33は、外れて最端のチップ部品C
の上部を開放して露出すると共に、回動片33と回動片
34との係合が外れ、回動片34がバネ38により時計
方向に僅かに回転して、回動片34の一部が最端の次の
チップ部品Cを、ガイド溝27aの側面に押し圧、保持
して、チップ部品Cの動きを阻止するようになってい
る。
【0026】そして、この状態で、後述するように最端
のチップ部品Cが吸着部材42により基台2から取り出
されようになる。この時、直後に位置したチップ部品C
は、回動片34で保持されているため、吸着部材42に
よる吸着が阻止されるようになっている。次いで、クラ
ッチ25の回転部25dが時計方向に回転すると、前述
したようにクラッチ25によりベルト26が間欠的に送
られると共に、レバー25fの回動片33との係合が外
れて、回動片33はバネ36によって元の状態(図1
6)に戻るが、その途上において、回動片33は回動片
34とぶつかって回動片34を僅か、回転させる。する
と、ベルト26の送り途上において、回動片34により
保持された次に位置したチップ部品Cは搬送を阻止され
ていた状態から、回動片34による保持から解放されて
搬送され、チップ部品Cは回動片33の下に潜り込むと
共に、ストッパ33aにぶつかつかるまで搬送されて、
図16に示す元の状態に戻る。
のチップ部品Cが吸着部材42により基台2から取り出
されようになる。この時、直後に位置したチップ部品C
は、回動片34で保持されているため、吸着部材42に
よる吸着が阻止されるようになっている。次いで、クラ
ッチ25の回転部25dが時計方向に回転すると、前述
したようにクラッチ25によりベルト26が間欠的に送
られると共に、レバー25fの回動片33との係合が外
れて、回動片33はバネ36によって元の状態(図1
6)に戻るが、その途上において、回動片33は回動片
34とぶつかって回動片34を僅か、回転させる。する
と、ベルト26の送り途上において、回動片34により
保持された次に位置したチップ部品Cは搬送を阻止され
ていた状態から、回動片34による保持から解放されて
搬送され、チップ部品Cは回動片33の下に潜り込むと
共に、ストッパ33aにぶつかつかるまで搬送されて、
図16に示す元の状態に戻る。
【0027】また、上述したようなチップ部品供給装置
を装着するチップ部品実装機は、図1に示すように、複
数のチップ部品供給装置を装着するための取付台40
と、伝動部材28の回動体28eを駆動するための駆動
部41と、回転、上下動、及び横方向の移動可能な吸着
部材42などを備えていて、逐次、チップ部品供給装置
からチップ部品Cを一個づつ取り出して、プリント基板
の所定の場所に運んで実装するようになっている。
を装着するチップ部品実装機は、図1に示すように、複
数のチップ部品供給装置を装着するための取付台40
と、伝動部材28の回動体28eを駆動するための駆動
部41と、回転、上下動、及び横方向の移動可能な吸着
部材42などを備えていて、逐次、チップ部品供給装置
からチップ部品Cを一個づつ取り出して、プリント基板
の所定の場所に運んで実装するようになっている。
【0028】次に、上述したようなチップ部品供給装置
のチップ部品実装機への装着について、図2ー4に基づ
いて説明する。先ず、ホッパー8を部品誘導部4に取り
付ける。 この時、シャッター部材10のシャッタ10
bは、台座部9の部品排出口9bを塞ぎ、チップ部品C
はこぼれないようになっており、図2に示すような状態
となっている。次に、図2に示すように、突起2bを取
付台40の孔40aに嵌合し、また、係合部6eを取付
台40の孔40bに挿通した状態で、基台2を取付台4
0上に載置する。次に、装着部材6のレバー6dを回動
すると、前述したような動作により、係合部6eは直立
状態に成りながら上方に引き上げられ、図3に示すよう
に、係合部6eによって取付台40を挟持する。この
時、前述したような動作により、ホッパー取付部材18
がシャッター部材10を動かし、孔9aを開状態にする
と共に、ホッパー8に係止して、ホッパー8を取り付け
る。このように、レバー6dの操作により、チップ部品
供給装置のチップ部品実装機への取付、シャッター部材
10による孔9aの開状態、及びホッパー8の取付を行
うようになっている。
のチップ部品実装機への装着について、図2ー4に基づ
いて説明する。先ず、ホッパー8を部品誘導部4に取り
付ける。 この時、シャッター部材10のシャッタ10
bは、台座部9の部品排出口9bを塞ぎ、チップ部品C
はこぼれないようになっており、図2に示すような状態
となっている。次に、図2に示すように、突起2bを取
付台40の孔40aに嵌合し、また、係合部6eを取付
台40の孔40bに挿通した状態で、基台2を取付台4
0上に載置する。次に、装着部材6のレバー6dを回動
すると、前述したような動作により、係合部6eは直立
状態に成りながら上方に引き上げられ、図3に示すよう
に、係合部6eによって取付台40を挟持する。この
時、前述したような動作により、ホッパー取付部材18
がシャッター部材10を動かし、孔9aを開状態にする
と共に、ホッパー8に係止して、ホッパー8を取り付け
る。このように、レバー6dの操作により、チップ部品
供給装置のチップ部品実装機への取付、シャッター部材
10による孔9aの開状態、及びホッパー8の取付を行
うようになっている。
【0029】更に、図4に示すように、レバー6dが回
転された時、前述したように、軸6fには矢印P1、或
いはP2の方向に力が掛かるようになり、連結部6hは
ピン6gを支点とした時計方向の回転が阻止され、且
つ、レバー6dにおける係合部6eの鈎状端部にかかる
力が強固になる。また、チップ部品供給装置を取り外す
時、或いはホッパー8を取り替えする時、図3におい
て、レバー6dを時計方向に回転すると、連結部6hは
ピン6gを縦穴6i内を下方に移動すると共に、ピン6
jがガイド穴6k内を下方に移動する。このピン6jの
ガイド穴6k内の移動により、係合部6eは取付台40
に対する挟持力が解かれるように、下方に移動しながら
傾斜し、図2に示すような元の状態となる。また、係合
部6eの移動に伴って、ホッパー取付部材18とぶつか
り、ホッパー取付部材18を反時計方向に回転して、係
合部18aは台座部9から離れて、シャッタ10bがバ
ネ10cにより押し戻され、シャッター部材10は閉じ
た状態となり、図2に示す状態となる。このような状態
で、チップ部品供給装置を取り外したり、或いはホッパ
ー8の取り替えを行う事が出来る。
転された時、前述したように、軸6fには矢印P1、或
いはP2の方向に力が掛かるようになり、連結部6hは
ピン6gを支点とした時計方向の回転が阻止され、且
つ、レバー6dにおける係合部6eの鈎状端部にかかる
力が強固になる。また、チップ部品供給装置を取り外す
時、或いはホッパー8を取り替えする時、図3におい
て、レバー6dを時計方向に回転すると、連結部6hは
ピン6gを縦穴6i内を下方に移動すると共に、ピン6
jがガイド穴6k内を下方に移動する。このピン6jの
ガイド穴6k内の移動により、係合部6eは取付台40
に対する挟持力が解かれるように、下方に移動しながら
傾斜し、図2に示すような元の状態となる。また、係合
部6eの移動に伴って、ホッパー取付部材18とぶつか
り、ホッパー取付部材18を反時計方向に回転して、係
合部18aは台座部9から離れて、シャッタ10bがバ
ネ10cにより押し戻され、シャッター部材10は閉じ
た状態となり、図2に示す状態となる。このような状態
で、チップ部品供給装置を取り外したり、或いはホッパ
ー8の取り替えを行う事が出来る。
【0030】次に、本発明のチップ部品供給装置の動作
について説明すると、チップ部品供給装置がチップ部品
実装機に装着されたときは、図1に示すように、駆動部
41が回動体28eに対向し、且つ、吸着部材42が部
品保持部材29に対向した状態と成っている。このよう
な状態で、チップ部品実装機に電気的な指令を与える
と、図1において、駆動部41と吸着部材42は共に下
方に移動する。この時、駆動部41の移動によって、伝
動部材28の回動体28eが回動(図15参照)し、こ
れによって、前述したように、撹拌部材12が動作さ
れ、収容部11内のチップ部品Cが撹拌され、チップ部
品Cが部品誘導部4を通ってベルト26上に、自重によ
り落下する。更に、回動体28eが回動した時、連結部
28fによって、クラッチ25の回転部25dが回転
(図9参照)する。
について説明すると、チップ部品供給装置がチップ部品
実装機に装着されたときは、図1に示すように、駆動部
41が回動体28eに対向し、且つ、吸着部材42が部
品保持部材29に対向した状態と成っている。このよう
な状態で、チップ部品実装機に電気的な指令を与える
と、図1において、駆動部41と吸着部材42は共に下
方に移動する。この時、駆動部41の移動によって、伝
動部材28の回動体28eが回動(図15参照)し、こ
れによって、前述したように、撹拌部材12が動作さ
れ、収容部11内のチップ部品Cが撹拌され、チップ部
品Cが部品誘導部4を通ってベルト26上に、自重によ
り落下する。更に、回動体28eが回動した時、連結部
28fによって、クラッチ25の回転部25dが回転
(図9参照)する。
【0031】この時、ラチェット爪25hは外輪部25
c上を滑り、また、レバー25fは基台2の孔2hを通
って部品保持部材29の回動片33を回転(図17参
照)し、最端のチップ部品Cが開放されて露出されると
共に、直後にあるチップ部品Cの動きが回動片34によ
って阻止される。そして、最端のチップ部品C上まで下
方に移動した吸着部材42が作動し、これによって、最
端のチップ部品Cを吸着する。次いで、チップ部品実装
機に与えられた指令により、駆動部41、吸着部材42
は上方に移動する。すると、前述したように、伝動部材
28の回動体28eは回転(図14参照)して、撹拌部
材12を動作すると共に、連結部28fによってクラッ
チ25の回転部25dが回転(図8参照)し、前述した
ように、これによって、ラチェット爪25hが外輪部2
5cを引っかけて回し、ベルト26が間欠的に送られ
る。
c上を滑り、また、レバー25fは基台2の孔2hを通
って部品保持部材29の回動片33を回転(図17参
照)し、最端のチップ部品Cが開放されて露出されると
共に、直後にあるチップ部品Cの動きが回動片34によ
って阻止される。そして、最端のチップ部品C上まで下
方に移動した吸着部材42が作動し、これによって、最
端のチップ部品Cを吸着する。次いで、チップ部品実装
機に与えられた指令により、駆動部41、吸着部材42
は上方に移動する。すると、前述したように、伝動部材
28の回動体28eは回転(図14参照)して、撹拌部
材12を動作すると共に、連結部28fによってクラッ
チ25の回転部25dが回転(図8参照)し、前述した
ように、これによって、ラチェット爪25hが外輪部2
5cを引っかけて回し、ベルト26が間欠的に送られ
る。
【0032】そして、このベルト26上に、順次チップ
部品Cが落下すると共に、ガイド部材27のガイド溝2
7aに沿って、チップ部品Cが搬送されるようになる。
更に、回転部25dの回転により、レバー25fが回動
片33から離れ、すると、回動片33は回転(図16参
照)し、これにより回動片34を回転して、回動片34
によるチップ部品Cの押さえ(保持)を解除し、ベルト
26によるチップ部品Cの送りを可能とし、回動片33
のストッパ33aにぶつかるまで、チップ部品Cが搬送
されるようになる。また、チップ部品Cを吸着して上方
に移動した吸着部材42は、指令に基づきプリント基板
上の所定の場所に移動して、実装するようになってい
る。即ち、駆動部41と吸着部材42の上下動によっ
て、チップ部品Cの撹拌と、間欠的なベルト26送りに
よるチップ部品Cの搬送と、部品保持部材29によるチ
ップ部品Cの開放、閉鎖、及び保持、解放を行うように
なっている。また、図12に示すように、ガイド部材2
7のガイド溝27aの他端を、回動片33より動きの量
が少ない回動片34側、即ち、ベルト26の幅方向であ
る回動片34側にずらすことによって、基台2の幅方向
内で、回動片33、34の回転を行わすことが出来、基
台2の薄型化を図っている。
部品Cが落下すると共に、ガイド部材27のガイド溝2
7aに沿って、チップ部品Cが搬送されるようになる。
更に、回転部25dの回転により、レバー25fが回動
片33から離れ、すると、回動片33は回転(図16参
照)し、これにより回動片34を回転して、回動片34
によるチップ部品Cの押さえ(保持)を解除し、ベルト
26によるチップ部品Cの送りを可能とし、回動片33
のストッパ33aにぶつかるまで、チップ部品Cが搬送
されるようになる。また、チップ部品Cを吸着して上方
に移動した吸着部材42は、指令に基づきプリント基板
上の所定の場所に移動して、実装するようになってい
る。即ち、駆動部41と吸着部材42の上下動によっ
て、チップ部品Cの撹拌と、間欠的なベルト26送りに
よるチップ部品Cの搬送と、部品保持部材29によるチ
ップ部品Cの開放、閉鎖、及び保持、解放を行うように
なっている。また、図12に示すように、ガイド部材2
7のガイド溝27aの他端を、回動片33より動きの量
が少ない回動片34側、即ち、ベルト26の幅方向であ
る回動片34側にずらすことによって、基台2の幅方向
内で、回動片33、34の回転を行わすことが出来、基
台2の薄型化を図っている。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ホッパーから排出され
たチップ部品をベルトにより搬送し、このチップ部品を
搬送時にガイド部材でガイドするようにしたものである
ため、チップ部品を貼着したテープ部材を不要とし、チ
ップ部品を安価に出来、また、これに伴いチップ部品供
給装置、およびチップ部品実装機も小型化できる。ま
た、ホッパーに収納したチップ部品が少なくなると、収
容部にチップ部品を継ぎ足せば良く、チップ部品実装機
を停止するこなく稼動を続けることが出来、稼働率を向
上することが出来る。また、ガイド溝の終端上部を開閉
する部品保持部材を設けたものであるため、チップ部品
剥がし部材を不要とし、安価で、チップ部品の破損のな
いチップ部品供給装置を提供できる。また、ガイド溝の
終端上部を開閉する第1の回動片を設けることにより、
その構成が簡単で、ガイド溝からチップ部品の脱落のな
い供給装置が提供できる。また、回動片に、ガイド溝内
に突出するストッパを設けることによって、この回動片
の動きに追従してストッパがチップ部品の移動停止、解
放を行うようにでき、チップ部品の取り出しを容易にで
きる。また、駆動手段によって駆動されるレバーで、回
動片が回動するようにしたものあるため、その構成が簡
単で、薄型の供給装置を提供できる。また、第2のチッ
プ部品の保持、解放を行う第2の回動片を設けることに
より、第2のチップ部品の不要な動きを阻止でき、動作
の確実な供給装置を提供できる。更に、第1の回動片に
追従して第2の回動片を移動させることによって、チッ
プ部品の取り出し時は、第2のチップ部品を保持し、ま
た、第1の回動片がガイド溝を閉じるように復帰した時
は、第2のチップ部品が解放されて、次に搬送できるよ
うになり、その動作を確実、且つ、迅速にできるもので
ある。
たチップ部品をベルトにより搬送し、このチップ部品を
搬送時にガイド部材でガイドするようにしたものである
ため、チップ部品を貼着したテープ部材を不要とし、チ
ップ部品を安価に出来、また、これに伴いチップ部品供
給装置、およびチップ部品実装機も小型化できる。ま
た、ホッパーに収納したチップ部品が少なくなると、収
容部にチップ部品を継ぎ足せば良く、チップ部品実装機
を停止するこなく稼動を続けることが出来、稼働率を向
上することが出来る。また、ガイド溝の終端上部を開閉
する部品保持部材を設けたものであるため、チップ部品
剥がし部材を不要とし、安価で、チップ部品の破損のな
いチップ部品供給装置を提供できる。また、ガイド溝の
終端上部を開閉する第1の回動片を設けることにより、
その構成が簡単で、ガイド溝からチップ部品の脱落のな
い供給装置が提供できる。また、回動片に、ガイド溝内
に突出するストッパを設けることによって、この回動片
の動きに追従してストッパがチップ部品の移動停止、解
放を行うようにでき、チップ部品の取り出しを容易にで
きる。また、駆動手段によって駆動されるレバーで、回
動片が回動するようにしたものあるため、その構成が簡
単で、薄型の供給装置を提供できる。また、第2のチッ
プ部品の保持、解放を行う第2の回動片を設けることに
より、第2のチップ部品の不要な動きを阻止でき、動作
の確実な供給装置を提供できる。更に、第1の回動片に
追従して第2の回動片を移動させることによって、チッ
プ部品の取り出し時は、第2のチップ部品を保持し、ま
た、第1の回動片がガイド溝を閉じるように復帰した時
は、第2のチップ部品が解放されて、次に搬送できるよ
うになり、その動作を確実、且つ、迅速にできるもので
ある。
【図1】本発明のチップ部品供給装置の正面図。
【図2】本発明のチップ部品供給装置に係り、チップ部
品供給装置のチップ部品実装機への取付、及びホッパー
の取付を説明するための説明図。
品供給装置のチップ部品実装機への取付、及びホッパー
の取付を説明するための説明図。
【図3】本発明のチップ部品供給装置に係り、チップ部
品供給装置をチップ部品実装機に取付、且つ、ホッパー
を取付た状態を示す説明図。
品供給装置をチップ部品実装機に取付、且つ、ホッパー
を取付た状態を示す説明図。
【図4】本発明のチップ部品供給装置に係り、装着部材
の説明図。
の説明図。
【図5】本発明のチップ部品供給装置に係り、ホッパー
の要部断面図。
の要部断面図。
【図6】本発明のチップ部品供給装置に係り、ホッパー
の回転板の斜視図。
の回転板の斜視図。
【図7】本発明のチップ部品供給装置に係り、ホッパー
の動作を説明するための説明図。
の動作を説明するための説明図。
【図8】本発明のチップ部品供給装置に係り、クラッチ
を説明するための要部の平面図。
を説明するための要部の平面図。
【図9】本発明のチップ部品供給装置に係り、クラッチ
の動作を説明するための平面図。
の動作を説明するための平面図。
【図10】本発明のチップ部品供給装置に係り、クラッ
チを説明するための要部の断面図。
チを説明するための要部の断面図。
【図11】本発明のチップ部品供給装置に係り、クラッ
チ部分の側面図。
チ部分の側面図。
【図12】本発明のチップ部品供給装置に係り、一部を
切り欠きした上面図。
切り欠きした上面図。
【図13】本発明のチップ部品供給装置に係り、図12
のZ−Z線における断面図。
のZ−Z線における断面図。
【図14】本発明のチップ部品供給装置に係り、伝動部
材の動作を説明するための説明図。
材の動作を説明するための説明図。
【図15】本発明のチップ部品供給装置に係り、伝動部
材の動作を説明するための説明図。
材の動作を説明するための説明図。
【図16】本発明のチップ部品供給装置に係り、部品保
持部材の動作を説明するための説明図。
持部材の動作を説明するための説明図。
【図17】本発明のチップ部品供給装置に係り、部品保
持部材の動作を説明するための説明図。
持部材の動作を説明するための説明図。
【図18】本発明のチップ部品供給装置に係り、部品保
持部材とチップ部品との関係を示す要部断面図。
持部材とチップ部品との関係を示す要部断面図。
C チップ部品 1 基体 2 基台 2a 平坦部 2b 突起 2c 台部 2d 凹部 2e 長孔 2f 溝 2g ストッパ 2h 孔 3 取付部 3a ストッパ部 3b 折り曲げ片 4 部品誘導部 4a 孔 4b 凸部 5 ネジ 6 装着部材 6a 板部 6b 板部 6c 軸部 6d レバー 6e 係合部 6f 軸 6g ピン 6h 連結部 6i 縦穴 6j ピン 6k ガイド穴 6m 折り曲げ部 6n ネジ 6p 長穴 7 ネジ 8 ホッパー 9 台座部 9a 凹部 9b 部品排出口 9c 溝 9d 孔 9e 段部 10 シャッター部材 10a 孔 10b シャッタ 10c バネ 11 収容部 11a 孔 11b 筒部 11c 収納部 11d 蓋 12 撹拌部材 12a 谷部 13 回転板 13a 撹拌突起 13b 係止部 13c 弧状孔 13d 従動レバ 14 回転板 14a 撹拌突起 14b 係止部 14c 弧状孔 14d 従動レバ 15 バネ 16 軸 17 ピン 18 ホッパー取付部材 18a 係合部 19 支軸 20 バネ 21 回転体 22 回転体 23 ネジ 24 ネジ 25 クラッチ 25a 軸部 25b 内輪部 25c 外輪部 25d 回転部 25e レバー 25f レバー 25g レバー 25h ラッチェト爪 25i バネ 25k 刻み部 26 ベルト 27 ガイド部材 27a ガイド溝 28 伝動部材 28a 支柱 28b レバー 28c レバー 28d レバー 28e 回動体 28f 連結部 28g バネ 29 部品保持部材 31 軸 32 軸 33 回動片 33a ストッパ 34 回動片 35 支柱 36 バネ 37 支柱 38 バネ 40 取付台 40a 孔 40b 孔 41 駆動部 42 吸着部材
Claims (3)
- 【請求項1】 収容部に収容したチップ部品を整列して
排出するホッパーと、該ホッパーから排出されたチップ
部品を搬送するベルトと、該ベルトを駆動する駆動手段
と、前記ベルトによって搬送されるチップ部品をガイド
溝に沿って案内するガイド部材と、該ガイド部材の終端
近傍に配置され前記ガイド溝のチップ部品吸着側に位置
する終端上部を開閉する部品保持部材とを備え、前記部
品保持部材は、前記ガイド溝の終端上部を開閉する第1
の回動片と、前記チップ部品の保持と解放とを行う第2
の回動片とを有し、前記第1の回動片は、中間部が回動
可能に軸支され、一端が第1のバネによって付勢され、
他端が前記第1のバネの付勢に抗して移動可能なレバー
によって回動されると共に前記ガイド溝内に突出するス
トッパを有し、前記レバーによって前記第1の回動片が
回動されない時は、他端が前記ガイド溝の終端上部を閉
じると共に、前記ストッパが前記ガイド溝に沿って搬送
される第1の前記チップ部品を停止させ、前記レバーに
よって前記第1の回動片が回動された時は、前記ガイド
溝の終端上部を開き、前記第1の回動片の閉時は、前記
第1のチップ部品が前記ガイド部材と前記第1の回動片
とによって保持されると共に、チップ部品吸着側の前記
終端上部が閉鎖されて、吸着部材による前記第1のチッ
プ部品の吸着を阻止し、前記第1の回動片の開時は、前
記終端上部を開放して前記第1のチップ部品を露出さ
せ、前記第1のチップ部品が前記ガイド溝内に位置した
状態で、前記吸着部材による前記チップ部品の吸着を可
能となし、前記第2の回動片は、前記第1の回動片の前
記ストッパに当接して停止した前記第1のチップ部品の
直後にある第2のチップ部品の保持と解放とを行うよう
になすと共に、前記第2の回動片が前記第1の回動片に
よって回動するようにしたことを特徴とするチップ部品
供給装置。 - 【請求項2】 前記レバーは前記駆動手段によって往復
回動し、前記第1の回動片は、前記レバーに押されて回
動状態にされて前記ガイド溝の終端上部を開き、前記レ
バーによる押圧が解除された時、前記第1のバネによっ
て前記回動状態から復帰し、前記ガイド溝の終端上部を
閉じることを特徴とする請求項1記載のチップ部品供給
装置。 - 【請求項3】 前記第2の回動片は、中間部が回動可能
に軸支され、一端が 前記第1のバネより弾性力の弱い第
2のバネによって付勢され、他端が前記第1の回動片の
他端に衝合状態で弾接することによって前記第1の回動
片に追従して移動し、前記第1の回動片によって前記ガ
イド溝の終端上部が開かれた時に、前記第2の回動片の
他端が前記第2のチップ部品を保持し、前記第1の回動
片によって前記ガイド溝の終端上部が閉じられた時に、
前記第2の回動片の他端が前記第2のチップ部品を解放
することを特徴とする請求項1,又は2記載のチップ部
品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35505196A JP3349906B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | チップ部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35505196A JP3349906B2 (ja) | 1996-12-20 | 1996-12-20 | チップ部品供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10190286A JPH10190286A (ja) | 1998-07-21 |
JP3349906B2 true JP3349906B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=18441649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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