JP3349523B2 - 保護継電器 - Google Patents

保護継電器

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JP3349523B2 JP12476592A JP12476592A JP3349523B2 JP 3349523 B2 JP3349523 B2 JP 3349523B2 JP 12476592 A JP12476592 A JP 12476592A JP 12476592 A JP12476592 A JP 12476592A JP 3349523 B2 JP3349523 B2 JP 3349523B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保護継電器に関し、さ
らに詳しくは、商用電源の事故を判別して負荷の解列や
電源系統の切換えなどを行うための保護継電器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、単一の保護継電器では、商用電
源の多種類の事故を判別することはできず、このため、
従来では、例えば、地絡事故に対しては地絡継電器(地
絡過電圧継電器、地絡過電流継電器、地絡方向継電
器)、短絡事故に対して過電流継電器や短絡方向継電
器、停電事故に対して不足電圧継電器や不足周波数継電
器といったように、判別しようとする事故の種類に応じ
た保護継電器を設置する必要があり、さらに、遠地点事
故、近地点事故、直近事故といったような事故のグレー
ドに応じた制御を行う場合には、同一種類の保護継電器
を複数個設置する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
商用電源の多種類の事故を判別して必要な保護制御を行
うために、多種類の継電器が複数個必要になるととも
に、それらの継電器の入力用として、PT(計器用変圧
器)、CT(変流器)、ZCT(零相変流器)、GPT
(接地形計器用変圧器)等の多くの変成器を必要とし、
制御用シーケンス回路が複雑になり、費用が高くつくと
いう難点があり、さらに、各継電器は、その検出速度
が、20〜100msec程度必要であるために、制御
が遅れる場合があるという難点がある。
【0004】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、商用電源の多種類の事故を判別して、その事
故のグレードに応じた制御を行える保護継電器を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0006】すなわち、本発明は、商用電源の電圧が、
通常時は、100±5%、3相間の位相差が、120°
±2°程度しか変化しないことに着目し、3相の線間電
圧および各相の位相差の変化に基づいて、商用電源の事
の種類を判別するものであり、商用電源の3相の線間
電圧のレベルを検出する電圧検出手段と、前記電圧検出
手段により得られた各線間電圧の信号波形同士の加算結
果に基づいて各相間の位相差を検出する位相差検出手段
と、前記電圧検出手段の出力を電圧の大きさに応じて複
数の電圧範囲に区分し、かつ、前記位相差検出手段の出
力を位相差に応じて複数の位相差範囲に区分し、前記検
出電圧が通常の場合よりも低い所定電圧範囲における前
記区分された電圧範囲と、前記検出位相差が通常の場合
から外れている所定位相差範囲における前記区分された
位相差範囲との組み合わせを設定し、各組み合わせごと
に予め所定種類の商用電源事故を対応させておき、前記
電圧検出手段の検出電圧及び前記位相差検出手段の検出
位相差が前記各組み合わせのいずれに属するか判別する
ことによって、前記検出電圧及び前記検出位相差に基づ
いて商用電源の事故の種類を判別する判別手段とを備え
ている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、電圧検出手段により得られ
た各線間電圧から各相間の位相差を検出するとともに、
得られた線間電圧および相間位相差が属する範囲の組み
合わせによって、商用電源の事故の種類を判別するよう
にしているので、従来例のように、多種類の継電器を必
要とすることなく、多種類ある事故の中から迅速に特定
する判別を行えることになる。
【0008】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0009】この実施例の保護継電器1は、図1に示さ
れるように、3相交流の商用電源2の受電点3に計器用
変圧器PTを介して接続されており、商用電源2の事故
の種類およびグレードを後述のようにして判別して自家
用発電機4への切換え、あるいは、進相用コンデンサS
Cや大型電動機等の負荷5,6の解列などの保護制御を
行うものである。
【0010】図2は、図1の保護継電器1の要部のブロ
ック図であり、図3は正常時における各部の波形を示す
図である。
【0011】この実施例の保護継電器1は、3相交流の
商用電源2の供給ラインに計器用変圧器PTを介して接
続されており、商用電源2の事故およびグレードを高速
で判別するために、次のように構成されている。
【0012】すなわち、この実施例の保護継電器1は、
上述の計器用変圧器PTを介して入力される3相A〜C
の交流電圧VA,VB,VCの線間電圧VAB,VBC,VCA
のレベルを検出する電圧検出手段7と、各相間の位相差
を検出する位相差検出手段8と、各相間の位相差に基づ
いて、商用電源2の周波数の変化を検出する周波数検出
手段9と、前記検出手段7,8,9の出力に基づいて、
商用電源2の事故を判別する判別手段10とを備えてい
る。
【0013】電圧検出手段7は、図3(A),(C),
(E)に示される線間電圧VAB,VBC,VCAを取り出す
線間電圧取り出し部11と、線間電圧VAB,VBC,VCA
を実効値に変換する実効値変換部12と、この実効値に
基づいて、線間電圧VAB,VBC,VCAのレベルを検出す
る複数の検出部13〜21とを備えている。この実施例
では、線間電圧が、正常時の90%以下、80%以下、
60%以下になると、ハイレベルの出力をそれぞれ与え
る第1〜第3検出部13〜21が、各線間電圧VAB,V
BC,VcAに個別的に対応して設けられている。
【0014】例えば、第1検出部13は、線間電圧VAB
が正常時の90%以下になるとハイレベルとなり、第2
検出部14は、線間電圧VABが正常時の80%以下にな
るとハイレベルとなり、第3検出部15は、線間電圧V
ABが正常時の60%以下になるとハイレベルとなる。
【0015】位相差検出手段8は、線間電圧VAB
BC,VCAを図3(B),(D),(F)に示される方
形波AB,BC,CAにそれぞれ波形整形する波形整形
部22と、この方形波AB,BC,CAに基づいて、図
3(J)〜(L)に示される各相間の位相差θB,θC
θAを取り出す位相差取り出し部23と、各位相差θB
θC,θAを検出する複数の検出部24〜35とを備えて
いる。
【0016】この位相差θB,θC,θAの検出は、次の
ようして行われる。例えば、図3(B)の方形波AB
と、図3(D)の方形波BCとを加算し、そのレベルが
0となる期間は、図3(G)に示される線間電圧VAB
BC間の位相差θAB-BCに対応し、そのレベルが+2ま
たは−2となる期間は、図3(J)に示される位相差θ
Bに対応したものとなる。
【0017】このようにして、各方形波AB,BC,C
Aをそれぞれ加算することにより、各相間の位相差
θB,θC,θAを取り出すことができる。
【0018】この実施例では、この位相差が、70°以
上、65°以上、55°以下、50°以下になると、ハ
イレベルの出力をそれぞれ与える第1〜第4検出部24
〜35が、各相間の位相差θB,θC,θAに個別的に対
応して設けられている。なお、通常の位相差は60°で
ある。
【0019】例えば、第1検出部24は、位相差θ
Bが、70°以上になるとハイレベルとなり、第2検出
部25は、位相差θBが、65°以上になるとハイレベ
ルとなり、第3検出部26は、位相差θBが、55°以
下になるとハイレベルとなり、第4検出部27は、位相
差θBが、50°以下になるとハイレベルとなる。
【0020】この実施例では、過電圧事故や過周波事故
の判別も行えるようにするために、商用電源2の周波数
の変化を検出する周波数検出手段9を設けており、この
周波数検出手段9は、各相間の位相差θA,θB,θC
和θA〜θCが、185°以上、182°以上、178°
以下、175°以下になると、ハイレベルの出力をそれ
ぞれ与える第1〜第4検出部36〜39を備えている。
商用電源2が、50Hzの場合には、上述の185°は
約48.5Hzの周波数、178°は約49.5Hzの周
波数、178°は約50.5Hzの周波数、175°は
約51.5Hzの周波数にそれぞれ対応する。
【0021】判別手段10は、各検出手段7〜9の出力
に基づいて、後述のようにして、3相の短絡あるいは地
絡事故(3LS,3LG)、2相の短絡あるいは地絡事
故(2LS,2LG)、1相の地絡(1LG),断線あ
るいは欠相事故、商用電源断、過周波あるいは過電圧事
故といった事故の種類を判別するとともに、遠地点事故
(L)、近地点事故(M)、直近事故(H)あるいは重
大事故(HH)といった事故のグレードを判別して対応
する出力を、後述の出力回路に与える。
【0022】この判別手段10における判別処理のロジ
ックを下記の表に示す。
【0023】
【表】
【0024】この表において、○は成立を、×は不成立
をそれぞれ示し、空欄は、判別処理のロジックに入れな
いことを示している。また、この表において、縦方向の
○,×のすべての条件が成立したときに、事故の種類お
よびグレードに対応した出力が得られることを示してい
る。
【0025】例えば、表の左端の3相の短絡あるいは地
絡(3LS,3LG)の遠地点事故(L)について説明
すると、各線間電圧VAB,VBC,VCAが、90%以下で
あって、60%以下ではなく、しかも、各相間の位相差
θA,θB,θCが、70°以上でなく、65°以上でな
く、55°以下でなく、50°以下でなく、しかも、各
相間の位相差θA,θB,θCの和θA〜θCが、185°
以上でなく、178°以下でなく、175°以下でない
ときに、3相の短絡あるいは地絡(3LS,3LG)の
遠地点事故(L)と判定するものである。
【0026】図4は、この3相の短絡あるいは地絡(3
LS,3LG)の遠地点事故(L)の判別処理に対応す
る判別手段10の一部の構成を示す図である。
【0027】アンドゲート40には、各線間電圧VAB
BC,VCAが、それぞれ90%以下であるときにハイレ
ベルとなる第1検出部13,16,19の出力が与えら
れるとともに、各線間電圧VAB,VBC,VCAが、60%
以下であるときにハイレベルとなる第3検出部15,1
8,21の出力がそれぞれインバータ41〜43を介し
て与えられ、さらに、各相間の位相差θA,θB,θ
Cが、70°以上、65°以上、55°以下、50°以
下になると、ハイレベルとなる第1〜第4検出部24〜
35の出力がそれぞれインバータ44〜55を介して与
えられ、さらに、各相間の位相差θA,θB,θCの和θA
〜θCが、185°以上、178°以下、175°以下
になると、ハイレベルとなる第1,第3,第4検出部3
6,38,39の出力がインバータ56〜58を介して
与えられる。
【0028】したがって、このアンドゲート40は、上
述の条件、すなわち、各線間電圧V AB,VBC,VCAが、
90%以下であって、60%以下ではなく、しかも、各
相間の位相差θA,θB,θCが、70°以上でなく、6
5°以上でなく、55°以下でなく、50°以下でな
く、しかも、各相間の位相差θA,θB,θCの和θA〜θ
Cが、185°以上でなく、178°以下でなく、17
5°以下でないときに、3相の短絡あるいは地絡(3L
S,3LG)の遠地点事故(L)であることを示すハイ
レベルの出力を与えることになる。
【0029】その他の事故も上述の表のロジックに従っ
て、同様にその種類およびグレードがそれぞれ判別され
る。
【0030】ここで、判定処理のロジック、すなわち、
上述の表を作成する上で必要となる事故のモデルと、各
線間電圧VAB,VBC,VCA、各位相差θA,θB,θC
の関係を図5に基づいて説明する。なお、図5(A)は
正常時の3相のベクトルを示している。
【0031】例えば、2相短絡(2LS)のBC間の遠
地点(L)事故のモデルでは、図5(B)に示されるよ
うに、線間電圧VBCが90%に低下し、線間電圧VAB
CAが97%に低下し、位相差θAが55°となる。
【0032】2相短絡(2LS)のBC間の近地点
(M)事故のモデルでは、図5(C)に示されるよう
に、線間電圧VBCが80%に低下し、線間電圧VAB,V
CAが94%に低下し、位相差θAが50°となり、位相
差θB,θCが65°となる。
【0033】2相短絡(2LS)のBC間の直近(H)
事故のモデルでは、図5(D)に示されるように、線間
電圧VBCが60%に低下し、線間電圧VAB,VCAが90
%に低下し、位相差θAが39°となり、位相差θB,θ
Cが70.5°となる。
【0034】また、例えば、A相の断線の遠地点(L)
事故のモデルでは、図5(E)に示されるように、線間
電圧VAB,VCAが90%に低下し、位相差θAが67°
となり、位相差θB,θCが56.5°となる。
【0035】A相の断線の近地点(M)事故のモデルで
は、図5(F)に示されるように、線間電圧VAB,VCA
が80%に低下し、位相差θAが77°となり、位相差
θB,θCが51.5°となる。
【0036】A相の断線の直近(H)事故のモデルで
は、図5(G)に示されるように、線間電圧VAB,VCA
が60%に低下し、位相差θAが113°となり、位相
差θB,θCが33.5°となる。
【0037】以下、同様にして、種類およびグレードの
異なる事故のモデルと、各線間電圧VAB,VBC,VCA
各位相差θA,θB,θCとの関係を考慮することによ
り、上記表の判別処理のロジックを作成するものであ
る。
【0038】したがって、判別手段からは、図2に示さ
れるように、商用電源の事故の種類およびグレードに対
応した出力が得られる。
【0039】このようにして単一の保護継電器1によっ
て、商用電源2の事故の種類およびグレードを判別でき
るので、従来例のように、多種類の継電器や変成器を多
数設ける必要がなく、コストを低減できることになり、
さらに、商用電源2の事故の検出は、半サイクルで行え
るので、従来例に比べて高速な判別が可能となる。
【0040】この実施例では、判別手段10の後段に
は、図6に示されるように、オアゲート、ディレータイ
マおよび出力リレーを備える出力回路が設けられてい
る。
【0041】第1オアゲート60には、判別手段10か
ら各種の遠地点事故(L)の出力が与えられ、第2オア
ゲート61には、各種の近地点事故(M)の出力が与え
られ、第3オアゲート62には、各種の直近点事故
(H)の出力が与えられ、第4オアゲート63には、各
種の重大事故(HH)の出力が与えられる。
【0042】第1オアゲート60の出力は、第1出力リ
レー64に与えられるとともに、第1ディレータイマ6
5で100〜400msec遅延されて第2出力リレー
66に与えられる。第2オアゲート61の出力は、第3
出力リレー67に与えられるとともに、第2ディレータ
イマ68で50〜200msec遅延されて第4出力リ
レー69に与えられる。第3オアゲート62の出力は、
第5出力リレー70に与えられるとともに、第3ディレ
ータイマ71で20〜100msec遅延されて第6出
力リレー72に与えられる。第4オアゲート63の出力
は、第7出力リレー73に与えられるとともに、第4デ
ィレータイマ74で10〜50msec遅延されて第8
出力リレー75に与えられる。
【0043】各出力リレー64,66,67,69,7
0,72,73,75は、商用電源2の事故に対応する
判別手段10からの出力を受けて各種の保護制御を行う
ものであり、例えば、第1出力リレー64の出力は、事
故記録計のトリガとされ、第2出力リレー66および第
3出力リレー67は、進相用コンデンサSCの解列を行
い、第4出力リレー69および第5出力リレー70は、
常用発電機の解列および非常用発電機の起動などを行
い、第6〜第8出力リレー72,73,75は、系統の
切換えなどを行う。
【0044】なお、上述の実施例では、過周波事故など
を判別するために、周波数検出手段9を設けたけれど
も、この周波数検出手段9は、省略してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、商用電源
の3相の線間電圧および位相差を検出して事故を判別す
るようにしているので、従来例のように、多種類の継電
器や変成器を必要とすることなく、低いコストで事故を
高速に判別できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受電設備の構成を示す図である。
【図2】図1の保護継電器の要部のブロック図である。
【図3】正常時における図2の各部の波形図である。
【図4】判別手段の一部の構成を示す図である。
【図5】事故のモデルと各線間電圧,各位相差との関係
を示す図である。
【図6】判別手段後段の出力回路の構成図である。
【符号の説明】
1 保護継電器 2 商用電源 7 電圧検出手段 8 位相差検出手段 9 周波数検出手段 10 判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩切 哲朗 熊本県阿蘇郡一宮町大字宮地字南油町 4429番地 オムロン阿蘇株式会社内 (72)発明者 奥田 泰行 熊本県阿蘇郡一宮町大字宮地字南油町 4429番地 オムロン阿蘇株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−188120(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 3/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源の3相の線間電圧のレベルを検出
    する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段により得られた各線間電圧の信号波形
    同士の加算結果に基づいて各相間の位相差を検出する位
    相差検出手段と、 前記電圧検出手段の出力を電圧の大きさに応じて複数の
    電圧範囲に区分し、かつ、前記位相差検出手段の出力を
    位相差に応じて複数の位相差範囲に区分し、前記検出電
    圧が通常の場合よりも低い所定電圧範囲における前記区
    分された電圧範囲と、前記検出位相差が通常の場合から
    外れている所定位相差範囲における前記区分された位相
    差範囲との組み合わせを設定し、各組み合わせごとに予
    め所定種類の商用電源事故を対応させておき、前記電圧
    検出手段の検出電圧及び前記位相差検出手段の検出位相
    差が前記各組み合わせのいずれに属するか判別すること
    によって、前記検出電圧及び前記検出位相差に基づいて
    商用電源の事故の種類を判別する判別手段と、 を備えることを特徴とする保護継電器。
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