JP3348951B2 - 閉領域におけるスケールグラフ機能を備えたマン・マシン・インタフェース装置 - Google Patents

閉領域におけるスケールグラフ機能を備えたマン・マシン・インタフェース装置

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JP3348951B2 JP02147494A JP2147494A JP3348951B2 JP 3348951 B2 JP3348951 B2 JP 3348951B2 JP 02147494 A JP02147494 A JP 02147494A JP 2147494 A JP2147494 A JP 2147494A JP 3348951 B2 JP3348951 B2 JP 3348951B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラント設備等の制御
対象をリアルタイムに監視するマン・マシン・インタフ
ェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラント設備の全体監視をマン・
マシン・インタフェース装置により行う場合、連続鋳造
設備やプロセスラインの状態を図6に示すような方式に
より、トラッキング情報としてオペレータに対してリア
ルタイムに情報を提供している。図6(A)は連続鋳造
設備の例である。鋳造ノズルから出た溶鋼は、固化する
過程でピンチロールにより水平方向に案内され、連続し
た鋳片が製造されるが、マン・マシン・インタフェース
としてこの鋳片の状態(位置)をグラフィック表示する
ために、鋳片の通過経路を任意の大きさで細切れにし、
部品化を行う。細切れにした部品にはそれぞれの表示色
情報と位置情報(部品の受け持つ鋳造長範囲)を持たせ
る。この時点で表示部が定義される。次にデータ処理部
として制御対象から得られるプロセスデータをもとに、
上記部品に対応した情報に変換する。この変換された情
報に基づいて各部品は表示色を判別する。このことによ
り、鋳片の位置表示をオペレータにグラフィック情報と
して提供する。図6(B)はプロセスラインの例である
が、これも、連続した対象物を任意の大きさで細切れし
て部品化を行う。その手法は上記と同様である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、トラッキング表示を部品化により表示していたた
め、情報の精度が低く、それを補うために、ソフトウエ
ア量が膨大な量となっていた。そこで本発明が解決すべ
き課題は、トラッキング表示の精度を向上し、ソフトウ
エア量を減少させることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の閉領域におけるスケールグラフ機能を備え
たマン・マシン・インタフェース装置は、プラント設備
等制御対象をリアルタイムで監視するマン・マシン・イ
ンタフェース装置において、前記制御対象の移動領域の
全体を表す閉領域と、当該閉領域における前記制御対象
の移動経路に沿う少なくとも2本の線と、前記閉領域の
前記制御対象の移動経路に沿う両端である起点及び終点
と接する起線及び終線とを予め設定するデータ入力部
と、前記制御対象から得られる前記制御対象の先端及び
後端を示すデータを記憶するデータ記憶部と、前記制御
対象から得られた前記データを演算して前記閉領域にお
ける前記制御対象の先端位置と後端位置とを表すクロス
ラインを求め、これらのクロスラインで挟まれた前記閉
領域内における領域を前記制御対象の現在の位置として
ディスプレイ上にスケールグラフとして表示するグラフ
ィック手段とを備えたものである。前記制御対象の現在
の位置は、他と区別できる表示色によって表示すること
ができる。
【0005】
【作用】本来、スケールグラフにおいては棒状又は円状
のものしかなく、そのグラフもある閉領域で示されてい
た。鋳片等の通過経路も、形状は任意であるが、閉領域
と考えることができる。本発明では、制御対象の移動領
域の全体を表す閉領域と、当該閉領域における前記制御
対象の移動経路に沿う少なくとも2本の線と、前記閉領
域の前記制御対象の移動経路に沿う両端である起点及び
終点と接する起線及び終線とを予め設定しておき、この
領域内における制御対象の位置をプロセスデータから入
力し、ディスプレイ上の座標に変換して位置に対応する
領域、すなわちスケールグラフとして表示する。またこ
れに表示色をつける。これにより、精度の高いトラッキ
ング情報をリアルタイムに提供できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例を参照しながら具体的
に説明する。図1は本発明の一実施例のマン・マシン・
インタフェース装置の概略構成図である。このマン・マ
シン・インタフェースは、マイクロコンピュータ1と、
CRT2と、キーボード3で構成されている。図2は、
閉領域のスケールグラフ機能の基本構成図である。閉領
域4、起点(開始点)5、起線6、終点(終了点)7、
終線8、スケール母線9、補助線10は、キーボード等
の人為的入力手段によってソフトウエア作成時に決定さ
れ、母線側スケールポイント11、補助線側スケールポ
イント12、クロスライン13、クロスポイントA1
4、クロスポイントB15は、制御対象から得られるデ
ータによって決定されるものである。閉領域4、起点
(開始点)5、起線6、終点(終了点)7、終線8、ス
ケール母線9、補助線10、母線側スケールポイント1
1、補助線側スケールポイント12、クロスライン1
3、クロスポイントA14、クロスポイントB15は表
1のように定義される。
【0007】
【表1】
【0008】図3は、各データの流れを図1に合わせた
ものであり、実線矢印が本発明のデータの流れである。
図4は、本発明の一実施例における、スケール表示手段
のフローチャートで、データ入力部19にデータを入力
することから順に図4に基づいて説明する。ステップ1
01は、閉領域4の決定、起線6,終線8の決定、スケ
ール母線9,補助線10の決定、プロセスデータ数の決
定、プロセスデータの最大値を設定するものであり、こ
れらの閉領域4,起線6,終線8,スケール母線9,補
助線10はキーボード16、マウス17の操作で決定さ
れ、また表示色及びプロセスデータとスケール母線の比
率設定は、フロッピィディスク等の記憶媒体18に予め
格納された処理用ロジック及び演算ロジックによって決
定され、閉領域を含むスケールフォーマットが決定す
る。次に、ステップ101によって決定されたスケール
フォーマットに上限100、下限0がスケール処理手段
によって決定されるステップ102となり、ここでスケ
ールが決定される。以下は、表示のためのステップとな
るが、ステップ103は、制御対象より得られたプロセ
スデータを記憶するデータ記憶部23よりデータを取り
入れ、ステップ101で設定された最大値を100とす
るパーセント数値に換算する。これによりステップ10
4でスケール母線9上、及び補助線10上のプロセスポ
イントを決定する。ステップ104で決定されたプロセ
スポイントは、ステップ105でクロスライン13を決
定する2点となり、ここで得られたクロスライン13と
閉領域との交点であるクロスポイント11,12がステ
ップ106で決定される。ステップ107でプロセスデ
ータが複数の場合は、再度ステップ103に戻り、ステ
ップ108でプロセスデータ数が加算され、ステップ1
01で設定されたプロセスデータ数の回数だけ繰り返さ
れる。ステップ107でN=nとなった時点で、ステッ
プ109へ移り、クロスライン13によって得られる閉
領域が決定され、ステップ110で閉領域4の表示色が
決定され、ステップ111でCRT上に表示される。プ
ロセスデータはデータ採取の周期によって更新されるの
で、ステップ112によってデータの更新は判断され、
ステップ103に戻り、フローを繰り返す。以上のステ
ップにより、閉領域におけるスケールグラフ機能を持た
せることが可能となる。なお、以上の実施例において
は、閉領域における制御対象の移動経路に沿う2本の線
をスケール母線9と補助線10で規定したが、起点と終
点を結ぶスケール母線9の代わりに、別の補助線を用い
てもよい。
【0009】図5は本発明の一実施例を示すものであ
る。本実施例は連続鋳造設備の鋳片の状況に応用した例
である。閉領域38は鋳片の通過する領域とし、起線2
5は鋳造の開始されるメニスカスとし、終線27はカッ
タの位置とする。スケール母線24および補助線26は
起線25を0としたメニスカスからの距離に対応してお
り、終線27すなわちカッタまでの距離を100とす
る。クロスライン28(L)は鋳片後端位置を示し、プ
ロセスデータPV(L)をパラメータ数値に換算したプロセ
スポイント30,31から得られるものとする。クロス
ライン29(H)は鋳片先端位置を示し、プロセスデー
タPV(H)をパラメータ数値に換算したプロセスポイント
32,33から得られるものとする。次いで、クロスポ
イント34,35,36,37によって囲まれる領域3
8(斜線部)を鋳片の位置として表示色を与え、CRT
上に表示する。
【0010】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
従来のスケールグラフでは限定されていたスケール処理
(直線方向又はθ方向)が任意に設定できるようにな
り、閉領域の形状も限定されないため、任意の閉領域
に、スケールグラフ機能を持たせることが可能となり、
精度の高いグラフィック表示により、制御対象の状況を
CRT上に表示し、従来のものよりソフトウエア量の少
ないマン・マシン・インタフェース装置となる。しかも
対象とするデータ処理部のパラメータを定義するのみ
で、ソフトウエアの作成が可能となることにより、ソフ
トウエア量は減少し、同時にソフトウエアの処理が簡潔
になるので、より高速な処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のマン・マシン・インタフ
ェース装置の概略構成図である。
【図2】 閉領域のスケールグラフの構成図である。
【図3】 本発明の一実施例のマン・マシン・インタフ
ェース装置での動作説明図である。
【図4】 本発明の一実施例におけるスケール表示手段
のフローチャートである。
【図5】 本発明の一実施例である連続鋳造設備のスケ
ールグラフである。
【図6】 Aは連続鋳造プロフィール画面の鋳片の状況
を示す説明図、Bはプロセスラインのライン内溶接点の
トラッキング状況を示す説明図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ、2 CRT、3 キーボー
ド、4 閉領域、5 起点(開始点)、6 起線、7
終点(終了点)、8 終線、9 スケール母線、10
補助線、11 母線側スケールポイント、12 補助線
側スケールポイント、13 クロスライン、14 クロ
スポイントA、15 クロスポイントB、16 キーボ
ード、17 マウス、18 フロッピィディスク等、1
9 データ入力部、20 スケール処理手段、21 表
示手段、22 CRT、23 データ記憶部、24 ス
ケール母線、25 起線、26 補助線、27 終線、
28クロスライン(L)、29 クロスライン(H)、
30 母線側プロセスポイント、31 補助線側プロセ
スポイント、32 母線側プロセスポイント、33補助
線側プロセスポイント、34,35,36,37 クロ
スポイント、38閉領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 G08B 23/00 G09G 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント設備等制御対象をリアルタイム
    で監視するマン・マシン・インタフェース装置におい
    て、 前記制御対象の移動領域の全体を表す閉領域と、当該閉
    領域における前記制御対象の移動経路に沿う少なくとも
    2本の線と、前記閉領域の前記制御対象の移動経路に沿
    う両端である起点及び終点と接する起線及び終線とを予
    め設定するデータ入力部と、前記制御対象から得られる
    前記制御対象の先端及び後端を示すデータを記憶するデ
    ータ記憶部と、前記制御対象から得られた前記データを
    演算して前記閉領域における前記制御対象の先端位置と
    後端位置とを表すクロスラインを求め、これらのクロス
    ラインで挟まれた前記閉領域内における領域を前記制御
    対象の現在の位置としてディスプレイ上にスケールグラ
    フとして表示するグラフィック手段とを備えたことを特
    徴とする閉領域におけるスケールグラフ機能を備えたマ
    ン・マシン・インタフェース装置。
  2. 【請求項2】 制御対象の現在の位置は、他と区別でき
    る表示色によって表示される請求項1記載の閉領域にお
    けるスケールグラフ機能を備えたマン・マシン・インタ
    フェース装置。
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