JP3347949B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3347949B2
JP3347949B2 JP22539896A JP22539896A JP3347949B2 JP 3347949 B2 JP3347949 B2 JP 3347949B2 JP 22539896 A JP22539896 A JP 22539896A JP 22539896 A JP22539896 A JP 22539896A JP 3347949 B2 JP3347949 B2 JP 3347949B2
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stapling
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orientation
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洋一 友田
俊宏 堀内
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザー
プリンタ及びファクシミリ等の画像形成装置に関し、よ
り詳細には、画像形成された用紙束をステープル装置に
よって製本する機能を有した画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置としての複写機に
は、複写した用紙の束をステープル装置にて製本する機
能を有したものがある。
【0003】この種の複写機は、例えば特開平7−89
256号公報に開示されているように、ステープル装置
を有する後処理装置と操作パネルである液晶タッチパネ
ルと原稿送り装置(ADF:Automatic Document Feede
r )とを備えており、用紙束をステープルするときに
は、図15に示すように、ステープル装置としてのステ
ープルユニット1001を平行移動又は回転動作するこ
とによって、用紙1002に対するステープル位置へ移
動して停止させるようになっている。なお、このステー
プルユニット1001の機構及び制御方法は、特公平7
−5211号公報にも開示されているように、現在では
周知技術となっている。
【0004】ところで、図16に示すように、複写機の
操作パネルに備えられた従来の液晶タッチパネルにおけ
るステープル位置設定時の表示は、使用者又は複写機の
制御部が自動的に選択した用紙のサイズ及び向きつまり
搬送方向にかかわらず、及び用紙に対してのとじ方が可
能であるか否かにかかわらず、各種のとじ方のイラスト
1003…のみを羅列し、そのイラスト1003…をタ
ッチすることによりステープル位置設定を入力するもの
である。
【0005】また、他のステープル操作を案内する表示
としては、図17に示すように、「ソート・ステープ
ル」の表示1004のように、ステープルする旨を単に
用語で示すのみである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、ステープルを施したい場合に、
コピースタートキーを押して複写するときには既に使用
される用紙サイズ及び向きが分かっているにもかかわら
ず、操作パネルには各種のステープル方法が一括表示さ
れるだけである。したがって、使用者にとっては、今か
ら使用する用紙サイズ及び向きを給紙装置等にセットし
た後、逐一確認しなければならない等の煩わしい点があ
るという問題点を有している。また、上記の一括表示で
は、選択肢が非常に多いので、選択が煩わしいという問
題点を有している。
【0007】さらに、ステープルをしようとする使用者
にとっては、現在設定されているステープルする位置、
向き及び針数が表示されないので分からない。その結
果、使用者が行おうとする所望のステープルの位置、向
き及び針数が設定されていないときには、使用者が設定
されていないことを知らないまま所望しないステープル
をしてしまうことがあった。すなわち、その画像形成装
置では角とじしかできない場合に、2箇所とじをする予
定であるにもかかわらず所望しない角とじのステープル
が施されるという問題点を有している。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、画像形成した用紙束をス
テープルするに際して、確実に所望のとじ方を行うこと
ができ、かつ操作性を向上し得る画像形成装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の画
像形成装置は、上記課題を解決するために、各種のサイ
ズの用紙に画像を形成する画像形成手段と、画像形成さ
れる用紙のサイズ及び向きを検知して信号を出力する検
知手段が設けられるとともに、上記画像形成手段にて画
像形成された各種のサイズの用紙束にステープルする位
置、向き及び針数を変えてステープルするステープル手
段と、用紙の向きとこの用紙の向きに対応して施される
ステープルの位置、向き及び針数とを表わす各イメージ
画像と、これら各イメージ画像に対応づけて実行可能な
用紙のサイズとを表示する選択用表示手段と、上記選択
用表示手段に表示されたイメージ画像と用紙のサイズと
の各組み合わせの内の同一タイプ(例えば角とじ、2箇
所とじ又は1箇所とじ等のタイプ)のとじ方の一つを選
択入力するための選択手段と、上記選択手段による選択
信号と上記検知手段の出力信号とに基づいて、上記ステ
ープル手段によるステープルする位置、向き及び針数を
変えさせる制御手段とを備えており、上記選択用表示手
段は、上記検知手段からの検出信号に基づき、現在画像
形成される用紙のサイズ及び向きと一致するイメージ画
像と用紙のサイズとの各組み合わせのみを表示すること
を特徴としている。
【0010】上記の発明によれば、画像形成手段にて画
像形成した用紙束をステープルすべく、そのステープル
の位置、向き及び針数の条件を入力するに際して、選択
用表示手段には、用紙の向きとこの用紙の向きに対応し
て施されるステープルの位置、向き及び針数とを表わす
各イメージ画像と、これら各イメージ画像に対応づけて
実行可能な用紙のサイズとが表示される。
【0011】例えば、角とじ等のとじ方の場合には、縦
向き及び横向きの用紙に角とじのステープルを施したイ
メージ画像が表示されるとともに、それぞれのイメージ
画像についてこの画像形成装置にて実行可能な用紙のサ
イズがその横に並べて表示される。
【0012】また、例えば、2箇所とじ等のとじ方の場
合についても同様に表示される。
【0013】そして、画像形成装置には、この選択用表
示手段に表示されたイメージ画像と用紙のサイズとの各
組み合わせの内の同一タイプ(例えば角とじ、2箇所と
じ又は1箇所とじ等のタイプ)のとじ方の一つを選択入
力するための選択手段が設けられているので、使用者が
例えば角とじ等のタイプのとじ方を所望する場合には、
選択手段にてその角とじを選択入力すれば良い。これに
よって、角とじのとじ方が選択される。
【0014】ここで、本画像形成装置には、画像形成さ
れる用紙のサイズ及び向きを検知して信号を出力する検
知手段が設けられているので、検知手段の出力信号によ
り用紙のサイズ及び向きが特定される。
【0015】したがって、制御手段が上記選択手段によ
る選択信号と上記検知手段の出力信号とに基づいて上記
ステープル手段によるステープルする位置、向き及び針
数を変えさせることにより、使用者の所望するステープ
ルを施すことができる。
【0016】この結果、用紙束にステープルを施すべく
ステープルする位置、向き及び針数を設定入力するに際
して、実際にステープルされる状態をイメージ画像で把
握しながら、選択入力することができる。そのため、今
から使用する用紙サイズ及び用紙の向きを給紙装置等に
セットした後に逐一確認する必要がなくなる。また、選
択肢が従来に比べて少なくなり選択も容易であることか
ら、ステープル操作が分かり易くなる。
【0017】したがって、画像形成した用紙束をステー
プルするに際して、確実に所望のとじ方を行うことがで
き、かつ操作性を向上し得る画像形成装置を提供するこ
とができる。
【0018】さらに、上記の発明によれば、画像形成手
段にて画像形成した用紙束をステープルすべく、そのス
テープルの位置、向き及び針数の条件を入力するに際し
て、検知手段にて、画像形成される用紙のサイズ及び向
きが検知される。
【0019】したがって、用紙の向きとこの用紙の向き
に対応して施されるステープルの位置、向き及び針数と
を表わす各イメージ画像とこれら各イメージ画像に対応
づけて実行可能な用紙のサイズとの各組み合わせの内、
現在画像形成される用紙のサイズ及び向きと一致するイ
メージ画像と用紙のサイズとの各組み合わせのみが選択
用表示手段にて表示される。
【0020】すなわち、選択用表示手段には、今から画
像形成しようとする用紙のサイズ及び向きに関するとじ
方のみが設定入力時の表示画面として表される。
【0021】この結果、ステープルの位置、向き及び針
数の条件を入力するに際して、不要な設定条件を考慮し
なくて良いので、設定の誤りを防止することができ、確
実に所望のとじ方を行うことができる。
【0022】また、選択肢も少なくすることができるの
で、操作性を向上することができる。
【0023】請求項に係る発明の画像形成装置は、上
記課題を解決するために、各種のサイズの用紙に画像を
形成する画像形成手段と、画像形成される用紙のサイズ
及び向きを検知して信号を出力する検知手段が設けられ
るとともに、上記画像形成手段にて画像形成された各種
のサイズの用紙束にステープルする位置、向き及び針数
を変えてステープルするステープル手段と、用紙の向き
とこの用紙の向きに対応して施されるステープルの位
置、向き及び針数とを表わす各イメージ画像と、これら
各イメージ画像に対応づけて実行可能な用紙のサイズと
を表示する選択用表示手段と、上記選択用表示手段に表
示されたイメージ画像と用紙のサイズとの各組み合わせ
の内の同一タイプのとじ方の一つを選択入力するための
選択手段と、上記選択手段による選択信号と上記検知手
段の出力信号とに基づいて、上記ステープル手段による
ステープルする位置、向き及び針数を変えさせる制御手
段とを備えており、上記選択用表示手段には、上記検知
手段からの検出信号に基づき、画像形成される用紙のサ
イズ及び向きとは異なるイメージ画像と用紙のサイズと
の各組み合わせの表示を禁止する表示禁止手段が設けら
れていることを特徴としている。
【0024】すなわち、ステープル装置の都合上、使用
する用紙サイズ及び向きによりステープルされる位置、
向き及び針数が限定される装置においては、従来の技術
では、実行できないステープル方法が選択できてしま
う。このため、所望のステープルが得られなかったり、
トラブルを生じたりすることを防止できないという問題
点を有していた。
【0025】しかし、上記の発明によれば、画像形成手
段にて画像形成した用紙束をステープルすべく、そのス
テープルの位置、向き及び針数の条件を入力するに際し
て、検知手段にて、画像形成される用紙のサイズ及び向
きが検知される。
【0026】そして、表示禁止手段が、検知手段からの
検出信号に基づき、用紙の向きとこの用紙の向きに対応
して施されるステープルの位置、向き及び針数とを表わ
す各イメージ画像とこれら各イメージ画像に対応づけて
実行可能な用紙のサイズとの各組み合わせの内、現在画
像形成される用紙のサイズ及び向きとは異なるイメージ
画像と用紙のサイズとの各組み合わせの表示を禁止す
る。
【0027】したがって、選択用表示手段には、いまか
ら画像形成しようとする用紙のサイズ及び向きに関係し
ないとじ方は表示されない。
【0028】この結果、ステープルの位置、向き及び針
数の条件を入力するに際して、不要な設定条件を考慮し
なくて良いので、設定の誤りを防止することができ、確
実に所望のとじ方を行うことができる。
【0029】また、選択肢も少なくすることができるの
で、操作性を向上することができる。
【0030】請求項4に係る発明の画像形成装置は、上
記課題を解決するために、上記画像形成手段にて画像形
成された用紙束にステープルすべく、ステープルする位
置、向き及び針数を設定入力するための設定手段と、上
記設定手段にて設定されたステープルする位置、向き及
び針数を表示する設定状態表示手段とを備えていること
を特徴としている。
【0031】すなわち、従来の技術では、ステープルを
しようとする使用者にとっては、現在設定されているス
テープルする位置、向き及び針数が表示されないので分
からない。そのため、使用者の所望しないとじ方がなさ
れることがあった。
【0032】しかし、上記の発明では、設定手段にてス
テープルする位置、向き及び針数を設定入力した後、制
御手段が、この設定手段による設定信号に基づいて、上
記ステープル手段によるステープルする位置、向き及び
針数を変えさせる一方、設定状態表示手段が、設定手段
にて設定されたステープルする位置、向き及び針数を表
示する。
【0033】したがって、設定されているステープルす
る位置、向き及び針数を設定状態表示手段にて目で確認
することができるので、使用者の所望しないとじ方がな
されることを防止することができる。
【0034】請求項5に係る発明の画像形成装置は、上
記課題を解決するために、原稿を載置するための例えば
原稿送り装置や原稿載置ガラス等の原稿載置手段と、各
種のサイズの用紙に画像を形成する画像形成手段と、上
記画像形成手段にて画像形成された各種のサイズの用紙
束に、ステープルする位置、向き及び針数を変えてステ
ープルするステープル手段と、上記画像形成手段にて画
像形成された用紙束にステープルすべく、ステープルす
る位置、向き及び針数を設定入力するための設定手段
と、上記設定手段による設定信号に基づいて、上記ステ
ープル手段によるステープルする位置、向き及び針数を
変えさせる制御手段と、上記原稿載置手段に原稿を載置
するときの原稿の向き及び表裏についての載置の仕方を
表すイメージ画像を表示し、かつこのイメージ画像に上
記設定手段にて設定されたステープルする位置、向き及
び針数を上書きして表示する設定状態表示手段とを備え
ていることを特徴としている。
【0035】すなわち、現在行われようとするステープ
ル処理において、原稿画像とステープルの相対的な位置
関係が原稿の向き及び表裏についての載置の仕方により
変わる。しかし、従来においては、その原稿画像に対す
る充分なステープル位置ガイダンスがなかったので、そ
の原稿画像に対して原稿の向き及び原稿の表裏等の載置
の仕方がわかりにくいという問題を有していた。
【0036】しかし、上記の発明では、設定状態表示手
段によって、例えば原稿送り装置や原稿載置ガラス等の
原稿載置手段に原稿を載置するときの原稿の向き及び表
裏についての載置の仕方を表すイメージ画像を表示し、
かつこのイメージ画像に設定手段にて設定されたステー
プルする位置、向き及び針数が上書きして表示される。
【0037】したがって、原稿の向きや表裏に対して正
しい原稿の載置の仕方がとじ方とともに一目瞭然に判別
できる。
【0038】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図14に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0039】本実施の形態の画像形成装置は、図2に示
すように、画像形成手段としての複写機1と、ステープ
ル手段としてのステープルユニット61を有する後処理
装置6と原稿送り装置(ADF: Automatic Document F
eeder)5とを備えている。
【0040】まず、複写機1について説明する。
【0041】複写機1には、定形サイズ用紙に限りその
用紙のサイズを検知可能な大容量カセット101、定形
サイズ用紙に限りその用紙のサイズを検知可能な給紙カ
セット102・103・104及び定形サイズ用紙に限
りその用紙のサイズを検知可能な手差しトレイ105か
らなる給紙ユニット100、並びに中間トレイ110、
光学系ユニット2、プロセスユニット4及び定着ユニッ
ト3が備えられている。
【0042】上記の各ユニットは複写機1内に設けられ
た制御手段及び表示禁止手段としての本体制御部10に
より制御される。また、使用者からの画像形成指示や画
像形成に関する表示等は操作パネル11により行われて
いる。
【0043】上記の大容量カセット101及び各給紙カ
セット102〜104からは、収容された用紙束の上面
から用紙が1枚ずつ送り出される。
【0044】プロセスユニット4は、複写機1の内部中
上部に備えられており、公知のカールソンプロセス方式
により画像形成を行うようになっている。このプロセス
ユニット4には感光体ドラム41が回転自在に設けら
れ、感光体ドラム41の外周部に帯電チャージャー4
2、現像装置43、転写チャージャー44、クリーナー
45及び除電装置46等が設けられている。
【0045】光学系ユニット2は、公知のミラー走査式
原稿露光装置からなっており、複写機1の上部に位置し
ている。この光学系ユニット2は、原稿載置手段として
の原稿載置ガラス21、複数のミラー23・25・26
・29、レンズ28及びランプ24から構成されてお
り、ランプ24が原稿載置ガラス21上に設置された原
稿の画像に対して光を照射しながら、このランプ24と
ミラー23とが原稿を走査する。その原稿画像の反射光
は複数のミラー23・25・26・29とレンズ28と
を経てプロセスユニット4の帯電装置42と現像装置4
3との間の空間を通り、感光体ドラム41の表面に結像
される。
【0046】一方、給紙ユニット100は、大容量カセ
ット101、給紙カセット102・103・104又は
手差しトレイ105に積載された用紙から一枚ずつプロ
セスユニット4へ給紙する。用紙は光学系ユニット2の
原稿走査と同期してレジストローラー対12によって転
写チャージャー44と感光体ドラム41との間へ搬送さ
れ、ここで感光体ドラム41上に形成されているトナー
像が転写される。トナー像が転写された用紙は感光体ド
ラム41から剥離され搬送ベルト13によって定着ユニ
ット3へ送り込まれる。
【0047】定着ユニット3は、複写機1の中央左部に
位置しており、上ヒートローラー31と下ローラー33
とが加圧状態に設けられたものからなっている。上記の
上ヒートローラー31にはヒーター32が内蔵されてお
り、このヒーター32により上ヒートローラー31は加
熱されるようになっている。そして、上記のプロセスユ
ニット4で画像形成された用紙上のトナー像は、上ヒー
トローラー31の熱及び上ヒートローラー31と下ロー
ラー33との加圧によって用紙に定着される。
【0048】上記定着ユニット3の後方には、排紙ロー
ラー対17に排出する排出搬送路14と用紙裏面に画像
形成を行うときに中間トレイユニット110へ送る再給
紙搬送路15との2つの搬送路があり、各搬送路は排紙
切換ゲート16により切り換えられる。
【0049】通常、定着ユニット3を通過した用紙は、
排出搬送路14を通り排紙ローラー対17によって後処
理装置6へ排出される。また、使用者の操作により用紙
の両面に複写画像を形成する場合においては、定着ユニ
ット3を通過した用紙は、再給紙搬送路18を通り中問
トレイユニット110に一時滞留され、再度プロセスユ
ニット4へと紙送りされる。
【0050】次に、後処理装置6について説明する。
【0051】後処理装置6は、複写機1の用紙排出側に
付設されている。この後処理装置6には、複写機1から
排出された画像形成済み用紙をそのまま直進させる直進
搬送路62と、ステープル又は仕分け等の後処理をする
複数の排出口に用紙を搬送する後処理搬送路63とを備
えており、後処理搬送路切換ゲート67により切り換ら
れる。
【0052】上記の直進搬送路62によって搬送された
画像形成済み用紙は、一切の後処理や加工を施されずに
直進用排出トレイ64に排紙される一方、後処理搬送路
63によって搬送された画像形成済み用紙は、複数の仕
分けビン65a〜65eを有するビンユニット65に送
られる。このビンユニット65は、ビンユニット昇降装
置66にて各仕分けビン65a〜65eを上昇又は下降
させることにより、各仕分けビン65a〜65eを仕分
け排出ローラー対68やステープルユニット61の高さ
へ移動させるようになっている。したがって、各仕分け
ビン65a〜65eに積載された用紙は、ビンユニット
昇降装置66にてステープルユニット61により針打ち
可能な位置へ移動させられステープルされる。
【0053】次に、上記ステープルユニット61につい
て詳細に説明する。
【0054】本実施の形態におけるステープルユニット
61は、図3(a)に示すように、回転動作により後処
理装置6内部の隅部斜め方向のステープル位置P1と、
図3(b)(c)に示すように、平行移動動作により側
辺部縦方向のステープル位置P2・P3とに移動するこ
とができる。
【0055】すなわち、回転動作により用紙がステープ
ルされた場合には、図3(a)で示すように、用紙の排
出搬送方向に対して後端の左隅角を斜めにステープルす
る角とじ201のとじ方が行われる。また、平行移動動
作により用紙がステープルされる場合には、図3(b)
で示すような排出搬送方向に対して後端の2箇所をステ
ープルする2箇所とじ202、又は、図3(c)で示す
ような排出搬送方向に対して後端右側の1箇所をステー
プルする1箇所とじ203が行われる。
【0056】上記のステープルユニット61を移動又は
回転動作させる機構及び制御方法としては、従来から周
知の技術で良い。本実施の形態においては、ステープル
ユニット61をステープルする位置へ移動させる制御
は、図2に示すように、後処理装置6内に設けられた後
処理装置制御部60にて行っている。
【0057】ところで、A4サイズ用紙で長手方向が搬
送方向に沿って給紙される状態(以下、「A4R」と称
する)にて1箇所とじをする場合等において、ステープ
ルされた用紙束に対して使用者がさらにパンチ穴を開け
ようとする場合がある。この場合、そのパンチ穴と同じ
位置にステープルされている等の障害が生じるおそれが
ある。
【0058】また、ステープルユニット61の移動機構
により制限されることもある。すなわち、例えば、図3
(a)に示すように、用紙の排出搬送方向に対して搬送
方向全域にはステープルユニット61が移動できないの
で、例えば用紙の先端の左右隅角や後端を除く搬送方向
位置にはステープルできないという制限を受ける。
【0059】さらに、実情では、用紙サイズやその向き
によって殆ど使用されないステープル位置もある。した
がって、本実施の形態の場合、図4に示すように、各用
紙サイズ及び向きに対して、○印がステープル可能であ
り×印がステープル不可能として設定されている。
【0060】なお、本実施の形態においては、図3
(a)(b)(c)に示す前記3種類のステープル位置
を示したが、必ずしもこれに限らず、その他のステープ
ル位置やステープル方法を本発明に適用したり、変形し
て適用することが可能である。また、上記の制限が異な
るものや制限が無いものでも適用したり変形することが
可能である。
【0061】次に、原稿送り装置(ADF)5について
説明する。
【0062】原稿送り装置5は、図5に示すように、複
数の原稿を一度に積載できる原稿載置手段としての原稿
載置台51を有しており、その原稿載置台51の上面に
は、原稿の有無、原稿の大きさ及び原稿の方向を検知す
るための原稿センサー57・57が備えられている。ま
た、原稿載置台51の両側部には、原稿の給紙搬送の安
定と原稿の幅方向の大きさを検知するための一対のガイ
ド56・56が備えられている。
【0063】ここで、上記の一対のガイド56・56
は、使用者により原稿載置台51に置かれた原稿の幅に
合わせてスライドできるように、図6に示すように、互
いにラック機構により幅方向にスライド可能に構成され
ている。そして、載置された原稿が定型サイズの原稿で
ある場合には、片方のラック部56aの先端に設けられ
たサイズ被検知部56bが、定型サイズに合わせて設け
られた検知手段としてのサイズ検知センサー58a・5
8b・58cにより検知される。
【0064】また、上記のサイズ検知センサー58a・
58b・58cの検知信号に基づいて、図2に示すよう
に、原稿送り装置5内に設けられたADF制御部50が
本体制御部10へ原稿サイズを送信する。さらに、給紙
ユニット100のそれぞれの大容量カセット101及び
給紙カセット102・103・104、手差しトレイ1
05並びに原稿載置ガラス21の下部には、この原稿送
り装置5と同様の検知手段としての用紙サイズ検知機構
が設けられており、本体制御部10へ各カセット101
・102・103・104及び手差しトレイ105の収
容された用紙サイズを送信する。なお、この原稿送り装
置5では、使用者が原稿の複写予定画像面を下向きに原
稿載置台51にセットするようになっている。
【0065】次いで、原稿載置台51にセットされた原
稿は、給紙ローラー52により上面から1枚ずつ給紙さ
れ、原稿搬送ベルト53によって原稿載置ガラス21上
の所定の露光位置にまで搬送される。次いで、光学ユニ
ット2により露光走査され、再び搬送ベルト53によっ
て排紙ローラー54まで搬送され、排紙ローラー54に
よって排紙原稿トレイ55へ排出される。
【0066】次に、操作パネル11について説明する。
【0067】図7に示すように、操作パネル11は、画
像形成時に例えばとじ代作成等の特別な加工を施すため
の特別機能設定キー部401と、複写枚数設定表示、複
写完了枚数表示、テンキー414、コピースタートキー
415及び給紙用紙トレイ選択キー等を有する基本設定
キー部402と、画像形成時の倍率及び濃度を調節設定
するための倍率濃度設定キー部403と、原稿の片面又
は両面と用紙の画像形成面との組み合わせを設定するた
めの両面設定キー部404と、後処理方法を設定するた
めの後処理設定キー部405と、画像形成装置の状態、
各種機能の設定状態、使用者への操作方法の示唆等を表
示する選択用表示手段及び設定状態表示手段としての液
晶表示画面406とから構成されている。
【0068】上記の後処理設定キー部405は、図8に
も示すように、画像形成済み用紙を分類し又は仕分けす
るモードを切り換えるソート/グループキー407と、
画像形成済み用紙を仕分けしかつ上記ステープルユニッ
ト61によってステープルを行うモードを設定するステ
ープルソートキー408と、そのステープル位置の設定
を変更できる設定変更キー409とから構成されてい
る。
【0069】また、上記のソート、グループ及びステー
プルソートはいずれも各々独立して設定することができ
る。そして、設定中であることを使用者に示唆するため
の発光ダイオード(LED: Light Emitting Diode) 4
10・411・412が備えられており、前記本体制御
部10により各々の設定に応じて各々の発光ダイオード
が点灯される。なお、本実施の形態では、設定変更キー
409とテンキー414とを選択手段及び設定手段とし
て用い、複写済み用紙をとじるときのステープル位置の
設定変更入力をするものとなっている。
【0070】上記構成を有する複写機1において、ステ
ープル位置の設定に関する本体制御部10のメインとな
る動作を、図9に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0071】まず、画像形成装置の電源が投入されると
初期設定として各部ユニットの画像形成動作を行う為の
準備動作を行い、コピー開始指令を受け付ける初期状
態、すなわち画像形成装置を制御する全ての機能及び設
定が解除されている状態となる(S1)。次に、原稿送
り装置5の原稿載置台51に原稿が載置されているか否
かを原稿センサー57の出力信号がONか否かによって
判定し(S2)、ONでなければコピースタートキー4
15が押されたかどうかを判定する(S3)。また、O
Nであれば、自動原稿送りモードを設定し、以降に実行
されるコピー動作において原稿送り装置5を用いたコピ
ーモードを実行できるようにする(S4)。
【0072】上記のS3で、コピースタートキー415
が押された場合、つまりコピー開始指令があったとき
は、操作パネル11にて現在設定されているコピー条件
に応じたコピーモードでコピー動作を実行する(S
5)。一方、コピースタートキー415が押されなかっ
た場合、つまりコピー開始指令がなかったときは、ステ
ープルソートキー408が押されたか否かを判定する
(S6)。
【0073】S6で、ステープルソートキー408が押
されなかった場合、つまりステープルソートモード実行
指令がなかったときはS2へと戻るが、ステープルソー
トキー408が押された場合、つまりステープルソート
モード実行指令があったときは、図10又は図11に示
すように、ステープルソートモードの設定状態を液晶表
示画面406に表示させるサブルーチンを実行する(S
7)。なお、このサブルーチンについては後述する。
【0074】また、このS7では、液晶表示画面406
の表示と同時にステープルソートキー408の横にある
発光ダイオード412を点灯させる(図8参照)。さら
に、使用者がステープルを実行させるモードを選択する
際に、まず、このステープルソートキー408を押すこ
とから始め、この押圧操作により図10又は図11に示
す表示が行われ、これによって、これからステープルさ
れるとじ方が使用者に分かる。したがって、使用者が所
望するとじ方と現在設定されているとじ方とを照合する
ことができ、これによって、誤ったとじ方によるステー
プルを防止できる。
【0075】次いで、S7のステープルソートモードの
設定状態を液晶表示画面406に表示させるサブルーチ
ンが終了すると、上記設定変更キー409を受け付ける
時間つまりステープル位置の変更を受け付ける時間を設
定するためにタイマーTをリセットする(S8)。その
後、タイマーTをカウント開始させ、設定変更キー40
9の受付を開始する(S9)。この間、S7での表示を
続け、設定変更キー409が押されたかを判定をする
(S10)。
【0076】S10において設定変更キー409が押さ
れなかった場合は、タイマーTが5秒をカウントアップ
したかどうかを判定する(S11)。そして、タイマー
Tがカウントアップしていなければ、さらに設定変更キ
ー409を受け付けるためにS10ヘと戻るが、タイマ
ーTがカウントアップしたならば、カウントアップまで
の間にステープル位置の変更指令がなかったものとし
て、S7での液晶表示画面に表示させたステープルソー
トモード設定状態表示を中止し、初期設定の状態に戻す
(S12)。ただし、このとき、ステープルソートキー
408の横にある発光ダイオード412は点灯を継続さ
せ、ステープルソートモードが設定されていることを使
用者に示し続ける。そして、S2へ戻り、各種設定待ち
及びコピースタートキー415の受付状態に戻る。
【0077】一方、設定変更キー409が押された場合
は、ステープル位置の変更指令があったものとして、図
1又は図12に示すようなステープル位置の設定の表示
を液晶表示画面406として表示させるサブルーチンを
実行し(S13)、その後、S7へ移行する。なお、こ
のS13で設定されたとじ方に基づき、S7での用紙に
施されるステープルの位置、向き及び針数を示すイメー
ジ601は、図10に示すように、新たに設定された表
示になる。
【0078】次に、上記S7で実行されるステープルソ
ートモードの設定状態を液晶表示画面406として表示
させるサブルーチンについて、図13のフローチャート
に基づいて説明する。
【0079】ステープルソートモードの設定状態を液晶
表示画面406として表示させるために、まず、原稿送
り装置5の原稿載置台51に原稿が載置されているかを
原稿センサー57の出力信号がONか否かにて判定し
(S21)、ONであれば原稿載置台51上に原稿が載
置されたものとみなして、図10に示すように、原稿載
置台51に載置された原稿像に対し、ステープルされる
位置をイメージ画像としてのイメージ603での表示と
して設定し(S22)、かつ表示する(S23)。
【0080】なお、S22に移行する前に後述する角と
じ、2箇所とじ又は1箇所とじのいずれかが設定されて
いれば、それに応じた表示として設定しかつ表示する。
このとき、上記の液晶表示画面406の表示画面には、
現在設定されているステープルモード設定状態として、
用紙に施されるステープルの位置、針数及び向きを示す
イメージ601が表示されると共に、設定されているス
テープル位置も白黒反転文字602にて表示される。
【0081】また、本実施の形態では、角とじは、いず
れのサイズの用紙に対しても実行可能なとじ方となって
いるので、後述するS13のステープル位置の設定のサ
ブルーチンを実行しなくても、標準モードとして角とじ
が設定されている。そして、この角とじの設定表示画面
を表示するようにしている。したがって、本実施の形態
では、角とじとは異なる場合にのみ、設定変更キー40
9を押して後述するとじ方を設定入力するようになって
いる。
【0082】一方、S21でONでなければ原稿載置ガ
ラス21に原稿が載置されたものとみなし、図11に示
すように、ステープル位置ととじ方とをイメージ613
での表示として設定し(S24)、かつ表示する(S2
3)。
【0083】また、このときS22と同様に、上記の液
晶表示画面406の表示画面には、現在設定されている
ステープルモード設定状態として、用紙に施されるステ
ープルの位置、針数及び向きを示すイメージ611が表
示されると共に、設定されているステープル位置も白黒
反転文字612にて表示される。
【0084】これらにより、原稿が正しくセットできた
か、例えば、天地が正しくかつ原稿の複写画像面を下向
きにして原稿送り装置5の原稿載置台51又は原稿載置
ガラス21にセットしたか、またそのときに用紙に施さ
れるステープルの位置、針数及び向きはどのようになっ
ているかが使用者に分かり、誤った方向に原稿を載置し
てしまうことを防止することができる。
【0085】上記のS23にて表示が行われた後サブル
ーチンが終了してメインルーチンに戻るが、このステー
プルソートモードの設定状態を液晶表示画面406とし
て表示させるサブルーチンが実行されるごとにADFモ
ードにあるかどうかが判定される。したがって、原稿を
原稿送り装置5から原稿載置ガラス21へ置き直したと
しても、原稿をリセットする度に表示が更新される。こ
の結果、原稿になされるステープル位置を使用者に正し
く示すので、誤ったステープルを防止することができ
る。
【0086】なお、本実施の形態では、上記原稿送り装
置5の原稿載置台51に原稿が載置されたイメージ60
3と原稿載置ガラス21に原稿が載置されたイメージ6
13との両方について表示するようになっているが、必
ずしもこれに限らず、例えば、イメージ603又はイメ
ージ613のいずれか一方のみ表示する装置であっても
良い。
【0087】次に、図9のメインルーチンにおいてS1
3にて実行されるステープル位置の設定入力のためのサ
ブルーチンについて、図14に示すフローチャートに基
づいて説明する。
【0088】ステープル位置の設定入力に際しては、ま
ず、現在設定されているステープル位置及びとじ方につ
いて、図1に示す選択用表示手段としての液晶表示画面
406の表示を行う(S31)。
【0089】ここで、この液晶表示画面406では、用
紙の向きとこの用紙の向きに対応して施されるステープ
ルの位置、向き及び針数とを表わす各イメージ画像45
1…と、これら各イメージ画像に対応づけて実行可能な
用紙のサイズ452…とが表示されている。
【0090】また、この液晶表示画面406では、とじ
方として角とじ、2箇所とじ又は1箇所とじの3タイプ
のとじ方にグループ化し、各とじ方に対してテンキー
「1」、「2」又は「3」を割り当て、各とじ方の表示
の下に割り当てられたテンキー番号を表示するものとな
っている。そして、用紙の搬送方向及び各とじ方に対し
て、表示されたイメージの横に本実施の形態の装置で実
行可能な用紙サイズを表示している。
【0091】したがって、この表示により、使用者側か
らすれば、現在画像形成しようとする用紙の搬送方向に
ついて逐一用紙カセットの状態を見た後に、如何なると
じ方になるかを考える必要がないばかりでなく、各とじ
方を選択するだけで済むので煩わしくない。また、如何
なるステープル状態になるか一目僚然に分かる。さら
に、用紙サイズが分かっていれば、取り敢えず、この表
示を見た後に、これから行おうとするステープル位置が
良いかを考えることもできる。そして、現在画像形成し
ようとする用紙ではステープルできないステープル方法
を避けて設定することもできる。
【0092】次いで、この状態で、設定変更キー409
が押圧操作されていないかを確認した後(S32)、各
とじ方の選択キーの受付を行う。すなわち、図1に示す
表示を行っている最中に、ステープルの位置の設定をキ
ャンセルするために、前記設定変更キー409が押圧操
作されることも有り得る。そこで、このように設定変更
キー409が押されたか否かを判定し、押されていれ
ば、ステープルの位置の設定はキャンセルされたものと
してこのサブルーチンからリターンして図9に示すメイ
ンルーチンに戻る。一方、設定変更キー409が押され
ていなければ、各とじ方の選択キーの受付を行う。
【0093】選択キーの受付については、まず、テンキ
ー「1」が押されたか否かを判定する(S33)。テン
キー「1」が押されていれば、角とじモードが設定され
たものとして角とじモードを設定する(S36)。ま
た、テンキー「1」が押されていなければ、テンキー
「2」が押されたか否かを判定する(S34)。そし
て、テンキー「2」が押されていれば、2箇所とじモー
ドが設定されたものとして2箇所とじモードを設定する
(S37)。さらに、また、テンキー「2」が押されて
いなければ、テンキー「3」が押されたか否かを判定す
る(S35)。そして、テンキー「3」が押されていれ
ば、1箇所とじモードが設定されたものとして1箇所と
じモードを設定する(S38)。また、テンキー「3」
が押されていなければ、再度S32に戻る。
【0094】このように、ステープル位置の設定が終了
するとリターンして図9に示すメインルーチンに戻る。
【0095】なお、本実施の形態においては、ステープ
ル位置の設定を行う表示画面として、図1に示す画面表
示を行ったが、必ずしもこれに限らず、現在設定されて
いるステープル位置及びとじ方について、例えば、図1
2に示す選択用表示手段としての液晶表示画面406の
表示を行うことも可能である。
【0096】この液晶表示画面406では、現在画像形
成される用紙のサイズ及び向きと一致するイメージ画像
461…と用紙のサイズ462との各組み合わせのみが
表示されている。
【0097】すなわち、この画面表示では、現在選択さ
れている用紙サイズが例えばA4の場合には、前記S3
1において現在選択されている用紙サイズに応じて、実
行可能なとじ方のみを表示するものとなっている。そし
て、この場合、テンキー「2」が押されたか否かを判定
するS34において、テンキー「2」が押されなけれ
ば、S32ヘ戻る。したがって、テンキー「3」が押さ
れたか否かを判定するS35がスキップされることにな
る。
【0098】これにより、現在設定された用紙サイズや
用紙搬送方向に合わないとじ方やイメージが画面表示か
ら排除されるので、使用者が誤ったとじ方を選択するこ
とができなくなる。したがって、誤ったとじ方を選択す
ることを防止するだけでなく、現在画像形成を行おうと
する用紙の搬送方向を逐一用紙カセットの状態を見てか
らいかなるとじ方になるかを考える必要もなく、とじ方
を迷わずに済むという効果がある。
【0099】さらに、異なる表示方法として、図1で表
示しなかった部分を薄く表示させるとともに、図1で表
示していた部分を濃く表示させることも可能である。
【0100】この方法でも、現在選択されている用紙サ
イズが例えばA4の場合、上記と同様に、テンキー
「2」が押されたか判定するS34において、テンキー
「2」が押されなければ、S32ヘ戻る。したがって、
テンキー「3」が押されたか否かを判定するS35がス
キップされることになる。
【0101】これによって、図12に示す表示画面と同
じ効果を得るだけでなく、例えば、本実施の形態の画像
形成装置がいかなるとじ方ができるのかを使用者に示す
ことができるので、使用者にとっては、別の用紙を選択
した方が良い等のことを考えることもできる。
【0102】さらに、ステープルユニット61での画像
形成を行う度に、現在設定されている用紙に応じて、そ
の用紙に適したとじ方の表示を表示していることが使用
者に分かるので、たまにステープルを使用する使用者に
とっても、複写機1の装置の操作がわかり易いという効
果がある。
【0103】このように、本実施の形態の画像形成装置
では、複写機1にて画像形成した用紙束をステープルす
べく、そのステープルの位置、向き及び針数の条件を入
力するに際して、液晶表示画面406には、用紙の向き
とこの用紙の向きに対応して施されるステープルの位
置、向き及び針数とを表わす各イメージ画像451…
と、これら各イメージ画像461…に対応づけて実行可
能な用紙のサイズ452…とが表示される。
【0104】例えば、角とじ等のとじ方の場合には、縦
向き及び横向きの用紙に角とじのステープルを施したイ
メージ画像451…が表示されるとともに、それぞれの
イメージ画像についてこの画像形成装置にて実行可能な
用紙のサイズ452…がその横に並べて表示される。
【0105】また、例えば、2箇所とじ等のとじ方の場
合についても同様に表示される。
【0106】そして、画像形成装置には、この液晶表示
画面406に表示されたイメージ画像451…と用紙の
サイズ452…との各組み合わせの内の同一タイプ(例
えば角とじ、2箇所とじ又は1箇所とじ等のタイプ)の
とじ方の一つを選択入力するための設定変更キー409
及びテンキー414が設けられているので、使用者が例
えば角とじ等のタイプのとじ方を所望する場合には、設
定変更キー409及びテンキー414にてその角とじを
選択入力すれば良い。これによって、角とじのとじ方が
選択される。
【0107】ここで、本画像形成装置には、画像形成さ
れる用紙のサイズ及び向きを検知して信号を出力するサ
イズ検知センサー58a・58b・58cが設けられて
いるので、サイズ検知センサー58a・58b・58c
の出力信号により用紙のサイズ及び向きが特定される。
【0108】したがって、本体制御部10が設定変更キ
ー409及びテンキー414による選択信号とサイズ検
知センサー58a・58b・58cの出力信号とに基づ
いてステープルユニット61によるステープルする位
置、向き及び針数を変えさせることにより、使用者の所
望するステープルを施すことができる。
【0109】この結果、用紙束にステープルを施すべく
ステープルする位置、向き及び針数を設定入力するに際
して、実際にステープルされる状態をイメージ画像45
1…で把握しながら、選択入力することができる。その
ため、今から使用する用紙サイズ及び用紙の向きを給紙
装置等にセットした後に逐一確認する必要がなくなる。
また、選択肢が従来に比べて少なくなり選択も容易であ
ることから、ステープル操作が分かり易くなる。
【0110】したがって、画像形成した用紙束をステー
プルするに際して、確実に所望のとじ方を行うことがで
き、かつ操作性を向上し得る画像形成装置を提供するこ
とができる。
【0111】また、本実施の形態の画像形成装置では、
複写機1にて画像形成した用紙束をステープルすべく、
そのステープルの位置、向き及び針数の条件を入力する
に際して、サイズ検知センサー58a・58b・58c
にて、画像形成される用紙のサイズ及び向きが検知され
る。
【0112】したがって、用紙の向きとこの用紙の向き
に対応して施されるステープルの位置、向き及び針数と
を表わす各イメージ画像451…とこれら各イメージ画
像451…に対応づけて実行可能な用紙のサイズとの各
組み合わせの内、現在画像形成される用紙のサイズ及び
向きと一致するイメージ画像461…と用紙のサイズ4
62…との各組み合わせのみが液晶表示画面406にて
表示される。
【0113】すなわち、液晶表示画面406には、今か
ら画像形成しようとする用紙のサイズ及び向きに関する
とじ方のみが設定入力時の表示画面として表される。
【0114】この結果、ステープルの位置、向き及び針
数の条件を入力するに際して、不要な設定条件を考慮し
なくて良いので、設定の誤りを防止することができ、確
実に所望のとじ方を行うことができる。
【0115】さらに、選択肢も少なくすることができる
ので、操作性を向上することができる。
【0116】一方、ステープル装置の都合上、使用する
用紙サイズ及び向きによりステープルされる位置、向き
及び針数が限定される装置においては、従来の技術で
は、実行できないステープル方法が選択できてしまう。
このため、所望のステープルが得られなかったり、トラ
ブルを生じたりすることを防止できないという問題点を
有していた。
【0117】しかし、本実施の形態の画像形成装置で
は、複写機1にて画像形成した用紙束をステープルすべ
く、そのステープルの位置、向き及び針数の条件を入力
するに際して、サイズ検知センサー58a・58b・5
8cにて、画像形成される用紙のサイズ及び向きが検知
される。
【0118】そして、本体制御部10が、サイズ検知セ
ンサー58a・58b・58cからの検出信号に基づ
き、用紙の向きとこの用紙の向きに対応して施されるス
テープルの位置、向き及び針数とを表わす各イメージ画
像451…とこれら各イメージ画像451…に対応づけ
て実行可能な用紙のサイズ452…との各組み合わせの
内、現在画像形成される用紙のサイズ及び向きとは異な
るイメージ画像と用紙のサイズとの各組み合わせの表示
を禁止する。
【0119】したがって、液晶表示画面406には、い
まから画像形成しようとする用紙のサイズ及び向きに関
係しないとじ方は表示されない。
【0120】この結果、ステープルの位置、向き及び針
数の条件を入力するに際して、不要な設定条件を考慮し
なくて良いので、設定の誤りを防止することができ、確
実に所望のとじ方を行うことができる。
【0121】また、選択肢も少なくすることができるの
で、操作性を向上することができる。
【0122】特に、本実施の形態では、禁止の方法とし
て、画像形成される用紙のサイズ及び向きとは異なるイ
メージ画像と用紙のサイズとの各組み合わせの表示を消
去するようになっている。
【0123】したがって、確実に、選択肢を少なくする
ことができるので、設定の誤りを防止することができ、
確実に所望のとじ方を行うことができる。
【0124】また、禁止の方法として、画像形成される
用紙のサイズ及び向きとは異なるイメージ画像と用紙の
サイズとの各組み合わせの表示を画像形成される用紙の
サイズ及び向きに対応するものよりも目立たないように
表示することも可能である。
【0125】これによっても同様に、選択肢を少なくす
ることができるので、設定の誤りを防止することがで
き、確実に所望のとじ方を行うことができる。
【0126】ところで、従来の技術では、ステープルを
しようとする使用者にとっては、現在設定されているス
テープルする位置、向き及び針数が表示されないので分
からない。そのため、使用者の所望しないとじ方がなさ
れることがあった。
【0127】しかし、本実施の形態の画像形成装置で
は、設定変更キー409及びテンキー414にて、ステ
ープルする位置、向き及び針数を設定入力した後、本体
制御部10がこの設定変更キー409及びテンキー41
4による設定信号に基づいて、ステープルユニット61
によるステープルする位置、向き及び針数を変えさせる
一方、液晶表示画面406が、設定変更キー409及び
テンキー414にて設定されたステープルする位置、向
き及び針数を表示する。
【0128】したがって、設定されているステープルす
る位置、向き及び針数を液晶表示画面406にて目で確
認することができるので、使用者の所望しないとじ方が
なされることを防止することができる。
【0129】一方、現在行われようとするステープル処
理において、原稿画像とステープルの相対的な位置関係
が原稿の向き及び表裏についての載置の仕方により変わ
る。
【0130】しかし、従来においては、その原稿画像に
対する充分なステープル位置ガイダンスがなかったの
で、その原稿画像に対して原稿の向き及び原稿の表裏等
の載置の仕方がわかりにくいという問題を有していた。
【0131】しかし、本実施の形態の画像形成装置で
は、液晶表示画面406によって、原稿送り装置5に原
稿を載置するときの原稿の向き及び表裏についての載置
の仕方を表すイメージ603を表示し、かつこのイメー
ジ画像に設定変更キー409及びテンキー414にて設
定されたステープルする位置、向き及び針数が上書きし
て表示される。
【0132】したがって、原稿の向きや表裏に対して正
しい原稿の載置の仕方がとじ方とともに一目瞭然に判別
できる。
【0133】また、本実施の形態の画像形成装置では、
特に、原稿載置ガラス21を使用するときには、原稿載
置ガラス21に原稿を載置するときの原稿の向き及び表
裏についての載置の仕方を表すイメージ613に切り換
え表示することができるものとなっている。
【0134】したがって、原稿送り装置5又は原稿載置
ガラス21のいずれに原稿を載置しても、原稿の向きや
表裏に対して正しい原稿の載置の仕方がとじ方とともに
一目瞭然に判別できるようになっている。
【0135】
【発明の効果】請求項1に係る発明の画像形成装置は、
以上のように、各種のサイズの用紙に画像を形成する画
像形成手段と、画像形成される用紙のサイズ及び向きを
検知して信号を出力する検知手段が設けられるととも
に、上記画像形成手段にて画像形成された各種のサイズ
の用紙束にステープルする位置、向き及び針数を変えて
ステープルするステープル手段と、用紙の向きとこの用
紙の向きに対応して施されるステープルの位置、向き及
び針数とを表わす各イメージ画像と、これら各イメージ
画像に対応づけて実行可能な用紙のサイズとを表示する
選択用表示手段と、上記選択用表示手段に表示されたイ
メージ画像と用紙のサイズとの各組み合わせの内の同一
タイプのとじ方の一つを選択入力するための選択手段
と、上記選択手段による選択信号と上記検知手段の出力
信号とに基づいて、上記ステープル手段によるステープ
ルする位置、向き及び針数を変えさせる制御手段とを備
えており 、上記選択用表示手段は、上記検知手段からの
検出信号に基づき、現在画像形成される用紙のサイズ及
び向きと一致するイメージ画像と用紙のサイズとの各組
み合わせのみを表示するものである。
【0136】それゆえ、用紙束にステープルを施すべく
ステープルする位置、向き及び針数を設定入力するに際
して、実際にステープルされる状態をイメージ画像で把
握しながら、選択入力することができる。そのため、今
から使用する用紙サイズ及び用紙の向きを給紙装置等に
セットした後に逐一確認する必要がなくなる。また、選
択肢が従来に比べて少なくなり選択も容易であることか
ら、ステープル操作が分かり易くなる。
【0137】したがって、画像形成した用紙束をステー
プルするに際して、確実に所望のとじ方を行うことがで
き、かつ操作性を向上し得る画像形成装置を提供するこ
とができるという効果を奏する。
【0138】さらに、選択用表示手段には、今から画像
形成しようとする用紙のサイズ及び向きに関するとじ方
のみが設定入力時の表示画面として表される。
【0139】この結果、ステープルの位置、向き及び針
数の条件を入力するに際して、不要な設定条件を考慮し
なくて良いので、設定の誤りを防止することができ、確
実に所望のとじ方を行うことができる。
【0140】また、選択肢も少なくすることができるの
で、操作性を向上することができるという効果を奏す
る。
【0141】請求項に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、各種のサイズの用紙に画像を形成する画像
形成手段と、画像形成される用紙のサイズ及び向きを検
知して信号を出力する検知手段が設けられるとともに、
上記画像形成手段にて画像形成された各種のサイズの用
紙束にステープルする位置、向き及び針数を変えてス
ープルするステープル手段と、用紙の向きとこの用紙の
向きに対応して施されるステープルの位置、向き及び針
数とを表わす各イメージ画像と、これら各イメージ画像
に対応づけて実行可能な用紙のサイズとを表示する選択
用表示手段と、上記選択用表示手段に表示されたイメー
ジ画像と用紙のサイズとの各組み合わせの内の同一タイ
プのとじ方の一つを選択入力するための選択手段と、上
記選択手段による選択信号と上記検知手段の出力信号と
に基づいて、上記ステープル手段によるステープルする
位置、向き及び針数を変えさせる制御手段とを備えてお
り、上記の選択用表示手段には、上記検知手段からの検
出信号に基づき、画像形成される用紙のサイズ及び向き
とは異なるイメージ画像と用紙のサイズとの各組み合わ
せの表示を禁止する表示禁止手段が設けられているもの
である。
【0142】それゆえ、選択用表示手段には、いまから
画像形成しようとする用紙のサイズ及び向きに関係しな
いとじ方は表示されない。
【0143】この結果、ステープルの位置、向き及び針
数の条件を入力するに際して、不要な設定条件を考慮し
なくて良いので、設定の誤りを防止することができ、確
実に所望のとじ方を行うことができる。
【0144】また、選択肢も少なくすることができるの
で、操作性を向上することができるという効果を奏す
る。
【0145】請求項4に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、上記画像形成手段にて画像形成された用紙
束にステープルすべく、ステープルする位置、向き及び
針数を設定入力するための設定手段と、上記設定手段に
て設定されたステープルする位置、向き及び針数を表示
する設定状態表示手段とを備えているものである。
【0146】それゆえ、設定されているステープルする
位置、向き及び針数を設定状態表示手段にて目で確認す
ることができるので、使用者の所望しないとじ方がなさ
れることを防止することができるという効果を奏する。
【0147】請求項5に係る発明の画像形成装置は、以
上のように、原稿を載置するための例えば原稿送り装置
や原稿載置ガラス等の原稿載置手段と、各種のサイズの
用紙に画像を形成する画像形成手段と、上記画像形成手
段にて画像形成された各種のサイズの用紙束に、ステー
プルする位置、向き及び針数を変えてステープルするス
テープル手段と、上記画像形成手段にて画像形成された
用紙束にステープルすべく、ステープルする位置、向き
及び針数を設定入力するための設定手段と、上記設定手
段による設定信号に基づいて、上記ステープル手段によ
るステープルする位置、向き及び針数を変えさせる制御
手段と、上記原稿載置手段に原稿を載置するときの原稿
の向き及び表裏についての載置の仕方を表すイメージ画
像を表示し、かつこのイメージ画像に上記設定手段にて
設定されたステープルする位置、向き及び針数を上書き
して表示する設定状態表示手段とを備えているものであ
る。
【0148】それゆえ、原稿の向きや表裏に対して正し
い原稿の載置の仕方がとじ方とともに一目瞭然に判別で
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施の形態の画像形成装置に
おける液晶表示画面を示す外観図である。
【図2】ステープルユニットを有する後処理装置と原稿
送り装置とを備えた画像形成装置を示す全体構成図であ
【図3】上記後処理装置に設けられたステープルユニッ
トの位置とその位置にてステープルされる用紙のとじ方
とを示す説明図であり、(a)は角とじを示すもの、
(b)は2箇所とじを示すもの、(c)は1箇所とじを
示すものである。
【図4】上記ステープルユニットの各用紙サイズ及び向
きに対する可能なとじ方を示す説明図である。
【図5】上記画像形成装置における原稿送り装置の構造
を示す平面図である。
【図6】上記画像形成装置における原稿送り装置の内部
構造を示す要部平面図である。
【図7】上記画像形成装置における操作パネルを示す外
観図である。
【図8】上記操作パネルにおけるステープル操作に必要
な部分を拡大して示す要部外観図である。
【図9】上記画像形成装置にてステープルする場合の動
作を示すメインのフローチャートである。
【図10】上記画像形成装置の原稿送り装置を使用した
場合に液晶表示画面に示されるステープルソートモード
設定状態の画面を示す説明図である。
【図11】上記画像形成装置の原稿載置ガラスを使用し
た場合に液晶表示画面に示されるステープルソートモー
ド設定状態の画面を示す説明図である。
【図12】上記画像形成装置において、用紙のサイズと
向きとに対してステープルできないものを除いて表示し
た液晶表示画面を示す外観図である。
【図13】上記画像形成装置におけるステープルソート
モード設定表示についての動作を示すサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図14】上記画像形成装置におけるステープル位置を
設定する場合の動作を示すサブルーチンのフローチャー
トである。
【図15】従来の画像形成装置におけるステープルユニ
ットの構成を示す斜視図である。
【図16】上記の画像形成装置においてステープル操作
に際して表示される液晶表示画面を示す外観図である。
【図17】従来の他の画像形成装置においてステープル
操作に際して表示される液晶表示画面を示す外観図であ
る。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成手段) 5 原稿送り装置 10 本体制御部(制御手段、表示禁止手段) 11 操作パネル 21 原稿載置ガラス(原稿載置手段) 51 原稿載置台(原稿載置手段) 58a サイズ検知センサー(検知手段) 58b サイズ検知センサー(検知手段) 58c サイズ検知センサー(検知手段) 61 ステープルユニット(ステープル手段) 406 液晶表示画面(選択用表示手段、設定状態表
示手段) 409 設定変更キー(選択手段、設定手段) 414 テンキー(選択手段、設定手段) 451 イメージ画像 452 実行可能な用紙のサイズ 461 イメージ画像 603 イメージ(イメージ画像) 613 イメージ(イメージ画像)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 37/04 G03G 15/00 534

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種のサイズの用紙に画像を形成する画像
    形成手段と、 画像形成される用紙のサイズ及び向きを検知して信号を
    出力する検知手段が設けられるとともに、 上記画像形成手段にて画像形成された各種のサイズの用
    紙束にステープルする位置、向き及び針数を変えてステ
    ープルするステープル手段と、 用紙の向きとこの用紙の向きに対応して施されるステー
    プルの位置、向き及び針数とを表わす各イメージ画像
    と、これら各イメージ画像に対応づけて実行可能な用紙
    のサイズとを表示する選択用表示手段と、 上記選択用表示手段に表示されたイメージ画像と用紙の
    サイズとの各組み合わせの内の同一タイプのとじ方の一
    つを選択入力するための選択手段と、 上記選択手段による選択信号と上記検知手段の出力信号
    とに基づいて、上記ステープル手段によるステープルす
    る位置、向き及び針数を変えさせる制御手段とを備えて
    おり、 上記選択用表示手段は、上記検知手段からの検出信号に
    基づき、現在画像形成される用紙のサイズ及び向きと一
    致するイメージ画像と用紙のサイズとの各組み合わせの
    みを表示す ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】各種のサイズの用紙に画像を形成する画像
    形成手段と、 画像形成される用紙のサイズ及び向きを検知して信号を
    出力する検知手段が設けられるとともに、 上記画像形成手段にて画像形成された各種のサイズの用
    紙束にステープルする位置、向き及び針数を変えてステ
    ープルするステープル手段と、 用紙の向きとこの用紙の向きに対応して施されるステー
    プルの位置、向き及び針数とを表わす各イメージ画像
    と、これら各イメージ画像に対応づけて実行可能な用紙
    のサイズとを表示する選択用表示手段と、 上記選択用表示手段に表示されたイメージ画像と用紙の
    サイズとの各組み合わせの内の同一タイプのとじ方の一
    つを選択入力するための選択手段と、 上記選択手段による選択信号と上記検知手段の出力信号
    とに基づいて、上記ステープル手段によるステープルす
    る位置、向き及び針数を変えさせる制御手段とを備えて
    おり、 上記選択用表示手段は、上記検知手段からの検出信号
    に基づき、画像形成される用紙のサイズ及び向きとは異
    なるイメージ画像と用紙のサイズとの各組み合わせの表
    示を禁止する表示禁止手段が設けられていることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】各種のサイズの用紙に画像を形成する画像
    形成手段と、 画像形成される用紙のサイズ及び向きを検知して信号を
    出力する検知手段が設けられるとともに、 上記画像形成手段にて画像形成された各種のサイズの用
    紙束にステープルする位置、向き及び針数を変えてステ
    ープルするステープル手段と、 用紙の向きとこの用紙の向きに対応して施されるステー
    プルの位置、向き及び針数とを表わす各イメージ画像
    と、これら各イメージ画像に対応づけて実行可能な用紙
    のサイズとを表示する選択用表示手段と、 上記選択用表示手段に表示されたイメージ画像と用紙の
    サイズとの各組み合わせの内の同一タイプのとじ方の一
    つを選択入力するための選択手段と、 上記選択手段による選択信号と上記検知手段の出力信号
    とに基づいて、上記ステープル手段によるステープルす
    る位置、向き及び針数を変えさせる制御手段とを備えて
    おり、 上記選択用表示手段は、上記検知手段からの検出信号に
    基づき、画像形成される用紙のサイズ及び向きとは異な
    るイメージ画像と用紙のサイズとの各組み合わせの表示
    、画像形成される用紙のサイズ及び向きに対応するも
    のよりも目立たないように表示することを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】記画像形成手段にて画像形成された用紙
    束にステープルすべく、ステープルする位置、向き及び
    針数を設定入力するための設定手段と 記設定手段にて設定されたステープルする位置、向き
    及び針数を表示する設定状態表示手段とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】原稿を載置するための原稿載置手段と、 各種のサイズの用紙に画像を形成する画像形成手段と、 上記画像形成手段にて画像形成された各種のサイズの用
    紙束に、ステープルする位置、向き及び針数を変えてス
    テープルするステープル手段と、 上記画像形成手段にて画像形成された用紙束にステープ
    ルすべく、ステープルする位置、向き及び針数を設定入
    力するための設定手段と、 上記設定手段による設定信号に基づいて、上記ステープ
    ル手段によるステープルする位置、向き及び針数を変え
    させる制御手段と、 上記原稿載置手段に原稿を載置するときの原稿の向き及
    び表裏についての載置の仕方を表すイメージ画像を表示
    し、かつこのイメージ画像に上記設定手段にて設定され
    たステープルする位置、向き及び針数を上書きして表示
    する設定状態表示手段とを備えていることを特徴とする
    画像形成装置。
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