JP3347123B2 - 障子付き開口パネル - Google Patents

障子付き開口パネル

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JP3347123B2
JP3347123B2 JP2000099225A JP2000099225A JP3347123B2 JP 3347123 B2 JP3347123 B2 JP 3347123B2 JP 2000099225 A JP2000099225 A JP 2000099225A JP 2000099225 A JP2000099225 A JP 2000099225A JP 3347123 B2 JP3347123 B2 JP 3347123B2
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shoji
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band
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寛士 中川
久敏 堀川
泰浩 奥野
泰人 松浦
孝至 小林
隆信 袖岡
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工場で予め障子を組
み込んでおき、現場での施工性を向上させた障子付き開
口パネルの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パネル工法で住宅を施工する場
合、建物躯体に壁パネルを建て込むことで行われるので
あるが、窓を設ける部分では開口パネルを建て込むこと
で施工される。開口パネルは開口枠にサッシを予め工場
で取り付けて構成されており、これを現場に搬送して建
物躯体に建て込んだ後、現場でサッシに障子を組み込む
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では開口パ
ネルをパネル工法で建て込むことができるが、障子は現
場でサッシに組み込まなければならなく、現場で施工に
手間がかかるという問題がある。
【0004】この問題を解決するために開口パネルのサ
ッシに工場の製造段階で障子を組み込んでおき、これを
施工現場に搬送して現場で建て込むことも考えられる
が、開口パネルが左右方向の幅の広いものの場合、組み
込まれる障子の総重量が重くなり、現場でクレーン等で
吊り下げて建て込んだりする場合、開口枠の下枠が障子
の荷重にて下方に撓み、障子が外れたりするという問題
が発生するおそれがある。
【0005】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、工場で障子を予め組み込んであるために現場で
の施工の簡略化が図れ、しかも予め障子を組み込んであ
っても障子が外れたりするおそれがなくて容易且つ安全
に施工できる障子付き開口パネルを提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1の障子付き開口パネルAは、矩形状の
開口枠1に沿ってサッシ2を装着すると共にサッシ2に
複数枚の障子3を開閉自在に装着したものにおいて、開
口枠1の左右の幅方向の中間の位置で開口枠1の上枠1
aと下枠1bとの間に上枠1aと下枠1bとを緊締する
バンド4を上下方向に張設して成ることを特徴とする。
上記のようにバンド4を張設したことにより、サッシ2
に障子3を予め組み込んだ障子付き開口パネルであって
も、クレーン等で吊り下げて施工するとき、障子3の重
量で下枠1bが下方に撓んだりするのを防止でき、障子
3を予め組み込んであってもパネル工法で建て込むこと
ができ、現場での施工性を向上できる。また障子付き開
口パネルAを建て込んだ後にバンド4を取り外すだけで
施工を完了でき、現場での施工を簡略化できる。
【0007】また本発明の請求項2の障子付き開口パネ
ルは、請求項1において、バンド4の上下に取り付け金
具5を装着し、上下の取り付け金具5を上枠1a及び下
枠1bにボルト・ナットのような固着具6にて取着して
成ることを特徴とする。固着具6の着脱にてバンド4を
取り付けたり、バンド4を取り外したりでき、バンド4
の着脱が容易にできる。工場での組み立て性や現場での
施工性を向上できる。
【0008】
【発明の実施の形態】障子付き開口パネルAは図1や図
2に示すように矩形状の開口枠1に予めサッシ2を装着
すると共にサッシ2に複数枚の障子3を取り付けて形成
されている。開口枠1は上枠1aと下枠1bと両側の側
枠とを矩形状に枠組みして形成されている。本例の場
合、開口枠1の上枠1aの上にも開口枠1の側枠の側方
にもパネル枠が設けられており、これらの部分の内外に
外装材7や内装材8を貼って壁パネル部9を形成してあ
る。
【0009】開口枠1には開口枠1に沿ってサッシ2が
取り付けられており、サッシ2に複数枚の障子3が開閉
自在に装着されている。サッシ2は上サッシ材2aと下
サッシ材2bと両側の側サッシ材2cとを矩形状に枠組
みして形成されている。このサッシ2は例えば幅が27
00mmと幅の広いものである。障子3としては例えば
図に示すようにガラス戸3a,3bと網戸3cとがあ
り、ガラス戸3a,3bを引き違い状に開閉自在に装着
してあり、ガラス戸3a,3bの屋外側に網戸3cを左
右に摺動自在に装着してある。
【0010】上記のように障子付き開口パネルAは工場
で組み立てられるが、本発明の場合、この障子付き開口
パネルAが次のように補強される。緊締用のバンド4の
長手方向の両端には取り付け金具5が装着されており、
この両端の取り付け金具5が開口枠1の上枠1aと下枠
1bに取り付けられて上枠1aと下枠1bとの間にバン
ド4が張設されている。このバンド4を張設するのは上
枠1aや下枠1bの左右の幅方向の中央の位置である。
上記取り付け金具5は横片5aと縦片5bとで略L字状
に形成されており、縦片5bにバンド4の端部が連結さ
れている。取り付け金具5の横片5aは上枠1aや下枠
1bに沿わせてあり、横片5aと上枠1aや下枠1bと
の間にボルト・ナットよりなる固着具6を締結すること
で取り付け金具5を上枠1aや下枠1bに取り付けてあ
る。
【0011】上記のように開口枠1の上枠1aと下枠1
bとの間にバンド4を張設した状態で障子付き開口パネ
ルAが工場から施工現場に輸送され、施工現場で通常の
壁パネルと同様にクレーン等で吊り下げて建物躯体に建
て込まれる。このとき障子3がサッシ2に組み込まれて
いてもバンド4の張設にて下枠1bが下方に撓むように
変形したりすることがなく、障子3が外れたりするおそ
れがなくて施工が容易にできると共に安全にできる。つ
まり、障子3の総重量は例えば150kg程度と重く、
バンド4を張設していないと、下枠1bが障子3の重量
にて下方に撓むように変形する。障子付き開口パネルA
を取り付けた後、固着具6を外すことにより上枠1aや
下枠1bから取り付け金具5を外してバンド4が取り外
り外される。このときボルト・ナットよりなる固着具6
を緩めながら取り外すためにバンド4のテンションが徐
々に解除されながら取り外されるために安全にバンド4
を取り外すことができる。また取り外したバンド4は工
場に戻して再利用することもできる。
【0012】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、矩形状の開
口枠に沿ってサッシを装着すると共にサッシに複数枚の
障子を開閉自在に装着した障子付き開口パネルにおい
て、開口枠の左右の幅方向の中間の位置で開口枠の上枠
と下枠との間に上枠と下枠とを緊締するバンドを上下方
向に張設しているので、サッシに障子を予め組み込んだ
障子付き開口パネルであっても、クレーン等で吊り下げ
て施工するとき、障子の重量で下枠が下方に撓んだりす
るのを防止できるものあって、障子を予め組み込んであ
ってもパネル工法で建て込むことができ、現場での施工
性を向上できるものであり、また障子付き開口パネルを
建て込んだ後にバンドを取り外すだけで施工を完了で
き、現場での施工を簡略化できるものである。
【0013】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、バンドの上下に取り付け金具を装着し、上下
の取り付け金具を上枠及び下枠にボルト・ナットのよう
な固着具にて取着しているので、固着具の着脱にてバン
ドを取り付けたり、バンドを取り外したりできてバンド
の着脱が容易にでき、工場での組み立て性や現場での施
工性を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の障子付き開口パネ
ルを示し、(a)は一部切欠正面図、(b)は一部切欠
背面図である。
【図2】同上の一部切欠断面図である。
【符号の説明】
A 障子付き開口パネル 1 開口枠 1a 上枠 1b 下枠 2 サッシ 3 障子 4 バンド 5 取り付け金具 6 固着具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松浦 泰人 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (72)発明者 小林 孝至 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (72)発明者 袖岡 隆信 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内 (56)参考文献 実開 平6−16518(JP,U) 特公 平4−13508(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 3/00 E04B 1/348 E04B 2/56 E05D 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の開口枠に沿ってサッシを装着す
    ると共にサッシに複数枚の障子を開閉自在に装着した障
    子付き開口パネルにおいて、開口枠の左右の幅方向の中
    間の位置で開口枠の上枠と下枠との間に上枠と下枠とを
    緊締するバンドを上下方向に張設して成ることを特徴と
    する障子付き開口パネル。
  2. 【請求項2】 バンドの上下に取り付け金具を装着し、
    上下の取り付け金具を上枠及び下枠にボルト・ナットの
    ような固着具にて取着して成ることを特徴とする請求項
    1記載の障子付き開口パネル。
JP2000099225A 2000-03-31 2000-03-31 障子付き開口パネル Expired - Lifetime JP3347123B2 (ja)

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