JP3346914B2 - 無線機使用型自動管理システムにおけるｉｄ確認方法 - Google Patents
無線機使用型自動管理システムにおけるｉｄ確認方法Info
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- JP3346914B2 JP3346914B2 JP26493194A JP26493194A JP3346914B2 JP 3346914 B2 JP3346914 B2 JP 3346914B2 JP 26493194 A JP26493194 A JP 26493194A JP 26493194 A JP26493194 A JP 26493194A JP 3346914 B2 JP3346914 B2 JP 3346914B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管理センタと無線親機
間を電話回線で結び、管理対象端末機器と無線子機間を
有線で結ぶことにより、端末機器の情報を無線子機と無
線親機間は無線で行い、無線親機と管理センタ間は電話
回線を経由して行う無線機使用型自動管理システムに関
するものである。
間を電話回線で結び、管理対象端末機器と無線子機間を
有線で結ぶことにより、端末機器の情報を無線子機と無
線親機間は無線で行い、無線親機と管理センタ間は電話
回線を経由して行う無線機使用型自動管理システムに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の無線機使用型自動管理システムで
あって、ＩＤ番号が付与されている場合には、例えば、
通信開始時刻が来て無線親機と子機及び端末機が作動を
開始した場合、先ずＩＤの確認作業が必要となる。従来
におけるこのＩＤの確認作業は、図６に示すように、消
費電力を抑えることを目的として、通信開始時刻が来る
と数十秒に１回数ｍｓｅｃの間欠キャリアセンスを行っ
て無線親機と子機間において電波の有無を確認してい
る。そして、このキャリアセンス時にＩＤの確認信号が
入ると、１００ｍｓｅｃ程度の確認動作に移り、ＩＤが
確認できればその後の通信動作に入る。
あって、ＩＤ番号が付与されている場合には、例えば、
通信開始時刻が来て無線親機と子機及び端末機が作動を
開始した場合、先ずＩＤの確認作業が必要となる。従来
におけるこのＩＤの確認作業は、図６に示すように、消
費電力を抑えることを目的として、通信開始時刻が来る
と数十秒に１回数ｍｓｅｃの間欠キャリアセンスを行っ
て無線親機と子機間において電波の有無を確認してい
る。そして、このキャリアセンス時にＩＤの確認信号が
入ると、１００ｍｓｅｃ程度の確認動作に移り、ＩＤが
確認できればその後の通信動作に入る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして行う
通信開始前のキャリアセンス時に例えばノイズ電波又は
干渉エリア内の他の無線通信機器の電波が入ると、この
電波を相手無線機からの電波と誤認し、１００ｍｓｅｃ
程度のＩＤ確認動作に入る。そして、ＩＤが確認できな
いと、再びキャリアセンスを繰り返し、再びノイズが入
るとＩＤ確認動作に移行する。このため、ノイズ電波の
多い環境においては、誤認に基づくＩＤ確認動作が多く
なり、この分消費電力が増加して電池寿命が短くなって
しまうという欠点がある。本発明の目的は、キャリアセ
ンス時の消費電力を少なくするための無線機使用型自動
管理システムにおけるＩＤ確認方法を提案することであ
る。
通信開始前のキャリアセンス時に例えばノイズ電波又は
干渉エリア内の他の無線通信機器の電波が入ると、この
電波を相手無線機からの電波と誤認し、１００ｍｓｅｃ
程度のＩＤ確認動作に入る。そして、ＩＤが確認できな
いと、再びキャリアセンスを繰り返し、再びノイズが入
るとＩＤ確認動作に移行する。このため、ノイズ電波の
多い環境においては、誤認に基づくＩＤ確認動作が多く
なり、この分消費電力が増加して電池寿命が短くなって
しまうという欠点がある。本発明の目的は、キャリアセ
ンス時の消費電力を少なくするための無線機使用型自動
管理システムにおけるＩＤ確認方法を提案することであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無線機使用
型自動管理システムにおけるＩＤ確認方法の構成は次の
とおりである。管理センタと無線親機間を電話回線で結
び、管理対象端末機器と無線子機間を有線で結ぶことに
より、端末機器の情報を無線子機と無線親機間は無線で
行い、無線親機と管理センタ間は電話回線を経由して行
う自動管理システムにおいて、ＩＤ確認変調回路のレベ
ル出力端子に微分回路を設け、この微分回路から出力さ
れる波形がキャリアセンスタイミングで立ち上る場合に
ＩＤ確認信号と判断してＩＤ確認動作に入り、キャリア
センスタイミングを外れた波形の場合にノイズ電波と判
断してキャリアセンスを休止する無線機使用型自動管理
システムにおけるＩＤ確認方法。
型自動管理システムにおけるＩＤ確認方法の構成は次の
とおりである。管理センタと無線親機間を電話回線で結
び、管理対象端末機器と無線子機間を有線で結ぶことに
より、端末機器の情報を無線子機と無線親機間は無線で
行い、無線親機と管理センタ間は電話回線を経由して行
う自動管理システムにおいて、ＩＤ確認変調回路のレベ
ル出力端子に微分回路を設け、この微分回路から出力さ
れる波形がキャリアセンスタイミングで立ち上る場合に
ＩＤ確認信号と判断してＩＤ確認動作に入り、キャリア
センスタイミングを外れた波形の場合にノイズ電波と判
断してキャリアセンスを休止する無線機使用型自動管理
システムにおけるＩＤ確認方法。
【０００５】
【作用】作動時刻が来て、無線機がキャリアセンスに入
り、正規のＩＤ確認信号が入った場合、微分回路は信号
電波を波形に変換し、この波形がキャリアセンスと同一
タイミングで立ち上った場合に正規のＩＤ確認信号と判
断してＩＤ確認動作に入る。一方、ノイズ電波は、仮に
キャリアセンスと同一タイミングで立ち上ったとして
も、その後波形がスレッショルド範囲を超えるので、こ
のときはＩＤ確認動作に入らず、キャリアセンスを休止
する。
り、正規のＩＤ確認信号が入った場合、微分回路は信号
電波を波形に変換し、この波形がキャリアセンスと同一
タイミングで立ち上った場合に正規のＩＤ確認信号と判
断してＩＤ確認動作に入る。一方、ノイズ電波は、仮に
キャリアセンスと同一タイミングで立ち上ったとして
も、その後波形がスレッショルド範囲を超えるので、こ
のときはＩＤ確認動作に入らず、キャリアセンスを休止
する。
【０００６】
【実施例】図１はガスの無線機使用型ガス自動検針シス
テムに本発明を実施した例であって、１は管理センタ、
２は電話回線、３はＴ−ＮＣＵ、４は無線親機、５は無
線子機、６は自動検針ガスメータ、７は電話器である。
テムに本発明を実施した例であって、１は管理センタ、
２は電話回線、３はＴ−ＮＣＵ、４は無線親機、５は無
線子機、６は自動検針ガスメータ、７は電話器である。
【０００７】図２は無線親機４と子機５が夫々所有する
変調回路であって、この変調回路８は変調出力端子９と
レベル出力端子１０を有する。１１はレベル出力端子１
０に接続された微分回路であって、この微分回路１１
は、レベル出力端子１０から出力される図３（Ａ）に示
すような波形を微分して図３（Ｂ）に示す波形に整形
し、これがキャリアセンスと同一タイミングの場合にＩ
Ｄ確認信号と判断して、ＩＤ確認動作に移行する。
変調回路であって、この変調回路８は変調出力端子９と
レベル出力端子１０を有する。１１はレベル出力端子１
０に接続された微分回路であって、この微分回路１１
は、レベル出力端子１０から出力される図３（Ａ）に示
すような波形を微分して図３（Ｂ）に示す波形に整形
し、これがキャリアセンスと同一タイミングの場合にＩ
Ｄ確認信号と判断して、ＩＤ確認動作に移行する。
【０００８】一方、ノイズ電波の波形は通常図４（Ａ）
に示すような波形であることから、これを微分回路１１
で微分した場合、その波形は図４（Ｂ）に示すような波
形となる。この図４（Ｂ）に示す波形において、ある時
刻ｔ以後であって、スレッショルドレベル±Ｖを超える
ものがあった場合にノイズと判断してＩＤ確認動作に移
行せず、一旦キャリアセンスを休止し、その後再びキャ
リアセンスを開始する。
に示すような波形であることから、これを微分回路１１
で微分した場合、その波形は図４（Ｂ）に示すような波
形となる。この図４（Ｂ）に示す波形において、ある時
刻ｔ以後であって、スレッショルドレベル±Ｖを超える
ものがあった場合にノイズと判断してＩＤ確認動作に移
行せず、一旦キャリアセンスを休止し、その後再びキャ
リアセンスを開始する。
【０００９】図５は上記実施例のフローを示すものであ
って、あらかじめ設定された時刻になると、無線親機４
と子機５は、数十秒に一回の単位で数ｍｓｅｃの間欠キ
ャリアセンス動作に入る（ステップ１００）。変調回路
８はキャリアを検知した場合（ステップ１０１）、レベ
ル出力端子１０から微分回路１１側に出力を行うので、
微分回路１１がこの出力に基づいて微分を行い（ステッ
プ１０２）、そして、この微分に基づく波形において、
立ち上がりに遅れはないか否かの判定を行い（ステップ
１０３）、ＹＥＳの場合にはレベルがスレッショルド範
囲内か否かの判定を行い（ステップ１０４）、ＹＥＳの
場合にはＩＤ確認動作（１００ｍｓｅｃ程度）に移行す
る。一方、ステップ１０３でＮＯの場合はキャリアセン
スを休止する。また、ステップ１０４でＮＯ、つまり図
４（Ｂ）において、±Ｖで示すスレッショルドレベル範
囲外の波形が確認された場合はキャリアセンスを休止す
る。
って、あらかじめ設定された時刻になると、無線親機４
と子機５は、数十秒に一回の単位で数ｍｓｅｃの間欠キ
ャリアセンス動作に入る（ステップ１００）。変調回路
８はキャリアを検知した場合（ステップ１０１）、レベ
ル出力端子１０から微分回路１１側に出力を行うので、
微分回路１１がこの出力に基づいて微分を行い（ステッ
プ１０２）、そして、この微分に基づく波形において、
立ち上がりに遅れはないか否かの判定を行い（ステップ
１０３）、ＹＥＳの場合にはレベルがスレッショルド範
囲内か否かの判定を行い（ステップ１０４）、ＹＥＳの
場合にはＩＤ確認動作（１００ｍｓｅｃ程度）に移行す
る。一方、ステップ１０３でＮＯの場合はキャリアセン
スを休止する。また、ステップ１０４でＮＯ、つまり図
４（Ｂ）において、±Ｖで示すスレッショルドレベル範
囲外の波形が確認された場合はキャリアセンスを休止す
る。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上のように、キャリアセンス
時にノイズ電波が入った場合、以後のキャリアセンスを
休止するため、ノイズ電波によるＩＤ確認誤動作をほぼ
すべて回避できる。よって、ノイズ電波の多い環境にお
いて、特にキャリアセンス時に誤動作によって消費する
電力を抑えることができるので、電池寿命をのばすこと
ができる。
時にノイズ電波が入った場合、以後のキャリアセンスを
休止するため、ノイズ電波によるＩＤ確認誤動作をほぼ
すべて回避できる。よって、ノイズ電波の多い環境にお
いて、特にキャリアセンス時に誤動作によって消費する
電力を抑えることができるので、電池寿命をのばすこと
ができる。
【図１】本発明を実施した無線通信型自動ガス検針シス
テムの説明図。
テムの説明図。
【図２】変調回路と微分回路の説明図。
【図３】キャリアセンス波形の説明図。
【図４】ノイズとこのノイズ時のキャリアセンス波形の
説明図。
説明図。
【図５】キャリアセンス時におけるノイズ波形の判定フ
ローの説明図。
ローの説明図。
【図６】従来のキャリアセンスとＩＤ確認動作の説明
図。
図。
１ 管理センタ ２ 電話回線 ３ Ｔ−ＮＣＵ ４ 無線親機 ５ 無線子機 ６ 自動検針ガスメータ ７ 電話機 ８ 変調回路 ９ 変調出力端子 １０ レベル出力端子 １１ 微分回路
Claims (1)
- 【請求項１】 管理センタと無線親機間を電話回線で結
び、管理対象端末機器と無線子機間を有線で結ぶことに
より、端末機器の情報を無線子機と無線親機間は無線で
行い、無線親機と管理センタ間は電話回線を経由して行
う自動管理システムにおいて、 ＩＤ確認変調回路のレベル出力端子に微分回路を設け、
この微分回路から出力される波形がキャリアセンスタイ
ミングで立ち上る場合にＩＤ確認信号と判断してＩＤ確
認動作に入り、キャリアセンスタイミングを外れた波形
の場合にノイズ電波と判断してキャリアセンスを休止す
る無線機使用型自動管理システムにおけるＩＤ確認方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26493194A JP3346914B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 無線機使用型自動管理システムにおけるｉｄ確認方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26493194A JP3346914B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 無線機使用型自動管理システムにおけるｉｄ確認方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08124077A JPH08124077A (ja) | 1996-05-17 |
| JP3346914B2 true JP3346914B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=17410184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26493194A Expired - Fee Related JP3346914B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 無線機使用型自動管理システムにおけるｉｄ確認方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3346914B2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP26493194A patent/JP3346914B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08124077A (ja) | 1996-05-17 |
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Legal Events
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