JP3346875B2 - 車両用安全装置 - Google Patents

車両用安全装置

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JP3346875B2
JP3346875B2 JP04004694A JP4004694A JP3346875B2 JP 3346875 B2 JP3346875 B2 JP 3346875B2 JP 04004694 A JP04004694 A JP 04004694A JP 4004694 A JP4004694 A JP 4004694A JP 3346875 B2 JP3346875 B2 JP 3346875B2
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伸正 末永
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運転者の有無を識別
して無人状態での誤発進を防止し、不慮の事故を未然に
防ぐようにした車両用安全装置に関するものであり、特
に運転者の有無を確実に識別するとともに車両の誤発進
を確実に防止した車両用安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両においては、AT車(自
動変速機搭載車)のクリープ現象(PレンジまたはNレ
ンジ以外で、アクセルオフ時でも車輪にトルクが伝達し
てしまう現象)や坂道におけるハンドブレーキの制動力
不足等により、運転者がいない場合でも誤発進してしま
うおそれがあり、このような誤発進が重大な事故につな
がりかねない。
【0003】このような事故を未然に防止するために提
案された技術として、たとえば、特開平1−83421
号公報に示された車両用安全装置がある。図15は上記
公報に参照されるような従来の車両用安全装置を示すブ
ロック図である。
【0004】図において、101はシートスイッチ(荷
重センサまたは圧力センサ)やドアスイッチ等による検
出信号P′を生成する物体検出手段、102はアクセル
ペダルの踏み込みを検出してアクセル信号αを生成する
アクセル検出手段、3はセレクタ(変速手段)の変速位
置Gを検出する変速位置検出手段、4は検出信号P′、
アクセル信号αおよび変速位置Gを取り込む制御装置、
106は制御手段4からの制御信号C′に基づいて接続
状態が決定されるクラッチ手段である。
【0005】41は制御装置4の内部に組み込まれた運
転者識別手段であり、物体検出手段101からの検出信
号P′に基づいて運転者の有無を判定する。制御装置4
は、アクセルが踏み込まれたときに、運転者識別手段4
1により運転者不在が判定され且つ変速位置Gがニュー
トラル以外の位置にあれば、クラッチ切断用の制御信号
C′を生成する。すなわち、検出信号P′がシートスイ
ッチまたはドアスイッチのオフを示す場合は運転者降車
状態と判定し、制御信号C′によりクラッチ手段106
を解放する。これにより、走行位置でアクセル操作して
もクラッチを切断し、車両の誤発進を防止するようにな
っている。
【0006】しかしながら、運転者降車中にクラッチを
切断しても、坂道での誤発進を抑制することはできな
い。また、シートスイッチおよびドアスイッチのみから
では、車内にいる子供を識別することができないため、
子供のいたずら等による誤発進を防止することはできな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用安全装置
は以上のように、運転者不在中の車両の異常発進を抑制
するために、アクセル信号αに応答して運転者の有無を
識別し、運転者不在が検出された場合にクラッチ手段1
06によりを切断しているのみなので、坂道での誤発進
を抑制することができないという問題点があった。
【0008】また、物体検出手段101として、シート
スイッチおよびドアスイッチのみに基づいて運転者の有
無を判定しているので、運転者不在の識別信頼性が低
く、車内にいる子供のいたずら等による誤発進を防止す
ることができないという問題点があった。
【0009】この発明の請求項1は、上記のような問題
点を解決するためになされたものであり、クリープ現象
や坂道におけるハンドブレーキの制動力不足等による車
両の誤発進を未然に防止した車両用安全装置を得ること
を目的とする。
【0010】また、この発明の請求項2〜請求項4は、
クリープ現象や坂道におけるハンドブレーキの制動力不
足による誤発進を防止するとともに、子供のいたずら等
による車両の誤発進を確実に防止した車両用安全装置を
得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の車
両用安全装置は、車両を制動させるブレーキ手段と、車
両の変速位置を決定する変速手段と、車両の運転席上の
物体の有無を検出する物体検出手段と、車両の速度を検
出する速度検出手段と、車両の変速位置を検出する変速
位置検出手段と、物体検出手段、速度検出手段および変
速位置検出手段からの各検出信号に基づいてブレーキ手
段および変速手段を制御する制御手段とを備え、制御手
段は、物体検出手段からの検出信号に基づいて運転席上
の運転者の有無を識別する運転者識別手段を含み、車両
の速度が所定速度以下であって変速位置がパーキング位
置以外の位置にあり且つ運転者がいない状態が所定時間
以上継続した場合にブレーキ手段を駆動し、車両の停止
を確認した後に変速手段を駆動してパーキング位置へ変
し、物体検出手段は、車両の運転席の着座部に設置さ
れた複数の圧力検出手段を含み、運転者識別手段は、複
数の物体検出手段により検出された圧力分布があらかじ
め記録されている所定の圧力分布の範囲内にある場合
に、運転席上の運転者を識別するものである。
【0012】
【0013】
【0014】また、この発明の請求項2の車両用安全装
置は、請求項1において、車両の運転席の車両進行方向
側に設置されて運転席上の物体を撮像するカメラを含
み、運転者識別手段は、カメラによる撮像結果に基づい
て運転席上の運転者を識別するものである。
【0015】
【作用】この発明の請求項1においては、車速が所定速
度以下で変速位置がパーキング位置以外の位置にあり、
且つ運転席上に運転者がいないと判定された状態が所定
時間以上継続した場合、ブレーキを作動させ、車両停止
確認後にパーキング位置への変速を行う。また、複数の
圧力検出手段により検出される着座部の圧力分布が所定
の圧力分布の範囲内である場合のみ、運転席上の物体が
運転者であることを識別する。
【0016】
【0017】
【0018】また、この発明の請求項2においては、物
体検出手段に含まれるカメラにより運転席の撮像を行
い、この撮像結果に基づいて、運転席上の物体を運転者
と識別する。
【0019】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
はこの発明の実施例1に関連した装置の全体構成を示す
ブロック図であり、3は前述と同様のものである。ま
た、1、2、4A、41Aおよび6は、それぞれ、物体
検出手段101、アクセル検出手段102、制御装置
4、運転者識別手段41およびクラッチ手段106に対
応している。
【0020】2は車両の速度Vを検出する速度検出手
段、5は制御装置4Aからのブレーキ信号Bにより駆動
されるブレーキ手段、6は制御装置4Aからの変速信号
Cに基づいて変速を行う変速手段である。この場合、物
体検出手段1は、車両の運転席の着座部に任意数だけ設
置された圧力検出手段からなり、着座部の圧力Pを生成
する。
【0021】また、制御装置4A内の運転者識別手段4
1Aは、検出された圧力Pを所定圧力Poと比較する圧
力判定手段(後述する)を含み、圧力検出手段1により
所定値Po以上の圧力(検出信号)Pが検出された場合
に、運転席上の物体が運転者であることを識別し、圧力
Pが所定圧力Poより小さい場合には運転者不在信号D
を生成する。さらに、制御装置4Aは、物体検出手段1
からの検出信号P、速度検出手段2からの車速Vおよび
変速位置検出手段3からの変速位置Gに基づいて、以下
の制御を行う。
【0022】すなわち、車速Vが所定速度Vo以下であ
って変速位置Gがパーキング位置以外の位置にあり、且
つ運転者がいない状態(運転者不在信号D)が所定時間
To以上継続したことを判定した場合に、ブレーキ信号
Bによりブレーキ手段5を作動させてブレーキをかけ
る。さらに、その後、速度検出手段2によって車両の停
止が確認された後に、変速信号Cにより変速手段6を作
動させてパーキング位置への変速を行う。
【0023】図2は図1内の制御装置4Aの具体的構成
例を示す機能ブロック図であり、制御装置4Aは、運転
者識別手段41Aの他に以下の要素42〜46から構成
されている。42は運転者識別手段41Aからの運転者
不在信号Dの継続時間Tを計測する時間計測手段であ
り、継続時間Tが所定時間To以上に達した場合に不在
判定信号Jを生成する。
【0024】43は車速Vが所定速度Vo以下の場合に
非走行信号Eを生成する車速判定手段、44は変速位置
Gがパーキング位置以外の場合に可動信号Fを生成する
変速位置判定手段、45は非走行信号E、可動信号Fお
よび不在判定信号Jが入力された場合にブレーキ信号B
を生成するブレーキ駆動手段である。46はブレーキ信
号Bに応答する変速駆動手段であり、車速Vに基づいて
車両停止状態(V=0)が検出された場合に、変速手段
6をパーキング位置に設定するための変速信号Cを生成
する。
【0025】図3は図1および図2の車両用安全装置を
搭載した自動車を概念的に示す構成図であり、1〜3、
4A、5および6は前述と同様のものである。7は圧力
検出手段1が埋め込まれた運転席、9は速度検出手段2
に関連された車輪、10は変速位置検出手段3に関連さ
れた変速レバー、11は運転者により作動されるブレー
キペダル、12はブレーキ手段5またはブレーキペダル
11を介して駆動されるマスターシリンダ、13は変速
手段6を介して駆動されるオートマッチクトランスミッ
ションである。
【0026】この場合、速度検出手段2は車輪9の近傍
に設置された車輪速センサであり、また、ブレーキ手段
5は、油圧制御タイプからなり、ブレーキペダル11の
踏み込みの有無とは無関係にマスターシリンダ12にか
かる油圧を制御するようになっている。
【0027】以下、図1〜図3を参照しながら、図1〜
図3に示した装置の動作について説明する。まず、圧力
検出手段1、速度検出手段2、変速位置検出手段3から
の各検出信号P、VおよびGは制御装置4Aに入力さ
れ、制御装置4A内の運転者識別手段41Aは、運転席
7における圧力Pと所定圧力Poとの比較に基づいて運
転者の有無を識別する。
【0028】制御装置4Aは、所定速度Vo以下の車速
Vにおいて変速位置Gがパーキング位置以外の位置にあ
る場合に、運転者識別手段41Aにより運転者がいない
と識別され、且つこの状態が所定時間To以上継続した
場合、車両の誤発進の危険があるとみなす。したがっ
て、ブレーキ手段5に対するブレーキ信号Bを生成して
ブレーキをかけ、車速検出手段2によって車両の停止が
確認された後に、変速手段6に対する変速信号Cを生成
してパーキング位置への切り換えを行う。これにより、
運転者不在時の誤走行のおそれは確実に除去される。
【0029】次に、図4のフローチャートを参照しなが
ら、図1〜図3に示した装置による処理動作についてさ
らに詳細に説明する。まず、変速位置検出手段3は、ス
テップS1において変速位置Gを検出し、制御装置4A
内の変速位置判定手段44は、ステップS2において、
変速位置Gがパーキング位置か否かを判定する。
【0030】ステップS2において、もし、変速位置G
がパーキング位置以外(すなわち、NO)であることが
識別された場合、変速位置判定手段44は、ブレーキ駆
動手段45に対して可動信号Fを出力する。これに続い
て、速度検出手段2は、ステップS3において車速Vを
読み込み、車速判定手段43は、ステップS4において
車速Vと所定速度Voとの比較を行い、車速Vが所定車
速Vo以下か否かを判定する。
【0031】ステップS4において、もし、V≦Vo
(すなわち、YES)と判定された場合、車速判定手段
43は、ブレーキ駆動手段45に対して非走行信号Eを
出力する。これに続いて、圧力検出手段1は、ステップ
S5において運転席7上の圧力Pを読み込み、運転者識
別手段41A内の圧力判定手段は、ステップS6におい
て運転席7上の圧力Pと所定圧力Poとの比較を行い、
圧力Pが所定圧力Po以下か否かを判定する。
【0032】ステップS6において、もし、P≦Po
(すなわち、YES)と判定された場合、運転者識別手
段41Aは、ブレーキ駆動手段45に対して運転者不在
信号Dを出力する。これに続いて、時間計測手段42
は、ステップS11において運転者不在信号Dの生成状
態の継続時間Tを読み込み、ステップS12において継
続時間Tと所定時間Toとの比較を行い、継続時間Tが
所定時間To以上か否かを判定する。
【0033】ステップS12において、もし、T≧To
(すなわち、YES)と判定された場合、時間計測手段
42は、ブレーキ駆動手段45に対して不在判定信号J
を出力する。これにより、ブレーキ駆動手段45は、ス
テップS13において、不在判定信号J、非走行信号E
および可動信号Fに応答してブレーキ信号Bを生成し、
ブレーキ手段5を介してマスターシリンダ12を駆動
し、車両動作の抑制を行う。
【0034】また、変速駆動手段46は、ブレーキ信号
Bに応答して車速Vを参照し、車両の停止状態(車速V
=0)を確認した後、変速信号Cを生成して、変速手段
6による変速位置Gをパーキング位置に設定する。
【0035】一方、ステップS2において、変速位置G
がパーキング位置(すなわち、YES)と判定された場
合、ステップS4においてV>Vo(すなわち、NO)
と判定された場合、ステップS6において、P>Po
(すなわち、NO)と判定された場合、または、ステッ
プS12において、T<To(すなわち、NO)と判定
された場合は、ステップS1に戻って上記と同様の同じ
演算処理を繰り返す。
【0036】このように、図1〜図3に示した装置によ
れば、変速位置Gが可動(危険)位置にあって且つ運転
者が不在のときには、自動的にブレーキが作動して変速
位置Gがパーキング位置にシフトするので、車両は確実
に停止状態となる。したがって、オートマチック車のク
リープ現象や、坂道におけるハンドブレーキの制動力不
足が発生しても、車両の誤発進を未然に防止することが
できる。また、運転席7での検出圧力Pが所定圧力Po
以下の場合には運転者不在と判定するため、子供のいた
ずら等による車両の誤発進をも未然に防止することがで
きる。
【0037】なお、所定圧力Poは、たとえば一般的な
大人の最低限の体重(30kg〜40kg前後)をあら
かじめ制御装置4A内に記憶しておけばよい。または、
運転者自身の体重に応じて、インパネ内の時計の時刻決
定動作などと同様に、インパネにキー(図示せず)を設
けて各運転者が任意に設定するようにしてもよい。
【0038】図1〜図4においては、圧力検出手段1を
運転席7に1個設置した場合を例にとって説明したが、
信頼性を向上させるために、圧力検出手段1を任意箇所
に任意の複数個だけ設置し、検出圧力の平均値または最
大値を取得するようにしてもよい。また、複数の検出圧
力をそれぞれの所定圧力と比較し、各検出圧力が所定圧
力以下の場合に運転者不在を判定してもよい。
【0039】図5は複数の圧力検出手段を設置した装置
運転席周辺を概念的に示す構成図であり、1aおよび
1bは圧力検出手段1に対応し、4Bおよび41Bは制
御装置4Aおよび運転者識別手段41Aにそれぞれ対応
し、7は前述と同様のものである。1aおよび1bは運
転席の複数箇所に設置された圧力検出手段であり、圧力
検出手段1aは運転席7の着座部に設置され、圧力検出
手段1bは運転席7の背もたれ部に設置されている。
【0040】この場合、制御装置4Bは、運転席7の着
座部上および背もたれ部上の各圧力PaおよびPbを取
り込み、運転者識別手段41Bにおいて、各圧力Paお
よびPbをそれぞれの所定圧力PaoおよびPboと比
較する。そして、双方の条件、Pa>Pao且つPb>
Pboを満たしている場合のみ運転者が存在すると識別
する。
【0041】これにより、たとえば、背もたれ部の圧力
Pbが小さい荷物等を確実に識別することができ、運転
者と子供や荷物などとの識別精度が向上するという利点
がある。
【0042】なお、圧力検出手段による検出点の圧力値
に基づいて運転者の有無を判定したが、複数の圧力検出
手段を平面的に設置し、各圧力検出手段からの検出圧力
値の分布に基づいて運転者の有無を判定することが望ま
しい
【0043】図6は複数の圧力検出手段に基づいて圧力
分布を取得するようにしたこの発明の実施例1における
運転席を示す斜視図であり、1および7は前述と同様の
ものである。この場合、複数の圧力検出手段1は、運転
席7の着座部上にたとえば平均的に分布するように配列
されている。また、制御装置内の運転者識別手段は、各
検出圧力の分布と所定の圧力分布とを比較して運転者の
有無を判定する圧力分布判定手段を含んでいる。
【0044】図7は運転者識別手段内にあらかじめ設定
された所定圧力分布の範囲を3次元座標軸で示す説明図
であり、XおよびYは圧力検出手段1が設置される領域
すなわちXY平面、PはXY平面に対する検出圧力であ
る。ここでは、運転者が存在する場合の圧力分布の範囲
の一例を示している。
【0045】すなわち、図7において、X軸は横方向、
Y軸は縦方向、Z軸は圧力Pの大きさをそれぞれ示し、
R1(実線)は圧力Pの許容範囲の上限を示す曲面、R
2(破線)は圧力Pの許容範囲の下限を示す曲面であ
る。この場合、制御装置内の運転者識別手段は、各圧力
検出手段1からの検出圧力Pの分布が各曲面R1および
R2で挟まれた範囲内にある場合のみ運転者が存在する
と識別する。
【0046】図8はこの発明の実施例1の処理動作を示
すフローチャートであり、S1〜S4およびS11〜S
13は前述と同様のステップである。以下、図8のフロ
ーチャートを参照しながら、この発明の実施例1による
運転者識別および制御動作について説明する。
【0047】まず、前述と同様に、ステップS1で変速
位置Gを検出し、ステップS2でパーキング位置か否か
を識別し、ステップS3で車速Vを読み込み、ステップ
S4で車速Vを所定速度Voと比較する。ステップS4
において、もし、V≦Vo(すなわち、YES)と判定
された場合、制御装置内の運転者識別手段は、ステップ
S7において、運転席7における圧力Pの分布を読み込
む。
【0048】続いて、運転者識別手段は、ステップS8
において、運転席7上の検出圧力Pの有無に基づいて物
体の有無を判定する。もし、物体が無い(すなわち、N
O)と判定され場合には、運転者識別手段は運転者不在
信号D(図2参照)を生成し、制御装置は、継続時間T
の計測ステップS11に進む。
【0049】一方、ステップS8において、物体が有り
(すなわち、YES)と判定された場合、運転者識別手
段は、ステップS9において所定の圧力分布の範囲(図
7参照)を読み込み、ステップS10において、ステッ
プS7で取得した圧力分布が所定範囲(図7)内にある
か否かに基づいて運転者の有無を判定する。
【0050】ステップS10において、もし、運転者が
不在(すなわち、NO)と判定された場合は、運転者識
別手段は運転者不在信号Dを生成し、制御装置は継続時
間計測ステップS11に進む。
【0051】以下、前述と同様に、ステップS10で運
転者不在状態の継続時間Tを読み込み、ステップS12
で継続時間Tと所定時間Toとを比較し、T≧Toを満
たした場合にステップS13で車両動作を抑制する。ま
た、各ステップS2、S4、S10およびS12のいず
れかの判定条件を満たさなかった場合は、ステップS1
に戻り同じ演算動作を繰り返す。
【0052】このように、この発明の実施例1によれ
ば、運転者識別手段は、図7の圧力分布(通常の人間の
体重分布の上限R1および下限R2)の範囲内の圧力分
布が検出されたときのみに運転者の存在を識別するの
で、通常の人間では有り得ない圧力分布に対しては運転
者不在信号Dを生成することができる。したがって、運
転者と子供や荷物等との識別精度がさらに向上するとい
う利点がある。
【0053】実施例2. なお、上記実施例1では、運転席7の着座部のみに圧力
検出手段1を配列したが、背もたれ部にも圧力検出手段
1を配列してもよい。図9は背もたれ部にも圧力検出手
段1を配列したこの発明の実施例2における運転席を概
念的に示す斜視図である。
【0054】この場合、複数の圧力検出手段1は、運転
席7の着座部上および背もたれ部上にそれぞれ設置さ
れ、制御装置内の運転者識別手段は、各圧力検出手段1
から検出された運転席7の圧力分布を、あらかじめ記録
された所定の圧力分布範囲と比較し、検出された圧力分
布が所定の圧力分布範囲内にある場合のみ、運転者が存
在すると識別する。したがって、この発明の実施例2
より、運転者と子供や荷物等との識別精度がさらに向上
することは言うまでもない。
【0055】実施例3. 上記実施例1および実施例2では、運転者識別手段は、
複数の圧力検出手段1から得られる圧力分布のみに基づ
いて運転者の有無を識別したが、図1〜図5に示した装
の判定条件を組み合わせてもよい。図10は1つの検
出圧力値および複数の検出圧力分布に基づいて運転者の
有無を判定するようにしたこの発明の実施例3における
運転者識別手段41Cを示す機能ブロックである。
【0056】図10において、運転者識別手段41C
は、圧力検出手段1からの1つの圧力Pに基づいて運転
者不在信号D1を生成する圧力判定手段411と、複数
の圧力検出手段1からの各圧力Pnの分布に基づいて運
転者不在信号D2を生成する圧力分布判定手段412
と、各運転者不在信号D1およびD2の論理和をとって
最終的な運転者不在信号Dを生成するオアゲート413
とを備えている。運転者不在信号Dは、前述と同様に時
間計測手段42(図2参照)に入力される。
【0057】この場合、たとえば運転席7の着座部の圧
力Pが所定圧力Po以上であって運転者不在信号D1が
生成されなくても、着座部全体の圧力Pnの分布が所定
圧力分布の範囲外であって運転者不在信号D2が生成さ
れれば、最終的に運転者不在信号Dが生成されることに
なる。したがって、運転者不在状態の検出漏れを確実に
防止することができ、運転者不在中の誤発進等をさらに
確実に防止することができる。
【0058】実施例4. また、上記各実施例では、物体検出手段1として圧力検
出手段を用いたが、画像検出手段すなわちカメラを用い
てもよく、また、圧力検出手段1およびカメラを併用し
てもよい。
【0059】図11は物体検出手段1として圧力検出手
段およびカメラを用いたこの発明の実施例4を適用した
自動車を概念的に示す構成図であり、1〜3、5、6お
よび9〜13は前述と同様のものである。また、4Dお
よび41Dはそれぞれ制御装置4Aおよび運転者識別手
段41Aに対応している。
【0060】図11において、1Cは圧力検出手段1と
ともに物体検出手段を構成するカメラであり、運転席7
の車両進行方向に設置されて運転席7上の物体を撮像
し、撮像信号Aを制御装置4D内の運転者識別手段41
Dに出力する。カメラ1Cは、運転席7の動きに連動し
て常に運転者のヘッドレスト方向を撮影するように設置
されている。
【0061】図12は図11内の運転者識別手段41D
の構成を示す機能ブロック図であり、411は前述と同
様のものである。414はカメラ1Cからの撮像信号A
を画像信号Qに変換するとともに画像のエッジを抽出す
る画像処理手段、415は画像フレーム内に物体判定用
のウィンドウWを設定するウィンドウ設定手段、416
はウィンドウW内の画像信号Qに基づいて運転者の有無
を判定して運転者不在信号Dを生成する画像判定手段で
ある。運転者不在信号Dは、前述と同様に時間計測手段
42(図2参照)に入力される。
【0062】図13は画像処理手段414により得られ
る画像信号Qの一例を示す説明図であり、(a)は運転
者が存在する場合の画像例、(b)は画像エッジの抽出
により得られる運転者の頭部を示す。図13(b)にお
いて、Lhは頭部にあたる部分の縦の長さ、Lwは頭部
にあたる部分の横の長さであり、画像判定手段416に
おいて抽出される。
【0063】図14は画像フレーム内に設定されるウィ
ンドウWを示す説明図であり、cは抽出された顔の中心
である。以下、図11〜図14を参照しながら、この発
明の実施例4の動作について説明する。
【0064】まず、速度検出手段2からの車速V、変速
位置検出手段3からの変速位置G、圧力検出手段1から
の圧力Pおよびカメラ1Cからの撮像信号Aが制御装置
4Dに入力される。ここで、所定速度Vo以下の車速V
において変速位置Gがパーキング位置以外の位置にある
場合、制御装置4D内の運転者識別手段41Dは、圧力
判定手段411において、運転席7における圧力Pと所
定圧力Poとの比較により物体の有無を検出する。
【0065】もし、P>Poであって運転席7上の物体
が検出された場合、画像処理手段414、ウィンドウ設
定手段415および画像判定手段416は、カメラ1C
からの撮像信号Aに基づいて、物体が運転者であるか否
かの識別を行う。
【0066】すなわち、運転者識別手段41D内の画像
処理手段414は画像エッジを画像信号Qとして抽出
し、画像判定手段416は、画像信号Qから図13のよ
うに頭部を検出し、頭部の各長さLhおよびLwの値な
らびに各長さの比率Lh/Lwが所定範囲内にある場合
に運転者が存在すると識別する。逆に、長さLh、Lw
または比率Lh/Lwのうちのいずれかが所定範囲内に
ない場合には、画像判定手段416は運転者不在信号D
を生成する。
【0067】また、画像信号Qから得られた頭部の中心
cがヘッドレスト周辺のウィンドウWの範囲内にある場
合、画像判定手段416は運転者が存在すると識別す
る。逆に、図14(a)のように運転席7に子供がいる
場合や、図14(b)のように運転者が運転席7上で極
端にどちらかに偏っている場合には、画像判定手段41
6は、頭部の中心cがウィンドウWの内部に検出されな
いので運転者がいないと識別し、運転者不在信号Dを生
成する。
【0068】このような運転者不在状態が所定時間To
だけ継続すると、時間計測手段42は不在判定信号Jを
生成し、前述と同様に車両の発進を抑制する。すなわ
ち、画像判定手段416において運転者不在と識別さ
れ、且つこの状態が所定時間To以上継続した場合に
は、車両の誤発進の危険がある状態とみなし、ブレーキ
駆動手段45(図2参照)を介してブレーキ手段を駆動
し、速度検出手段2によって車両の停止が確認された後
に、変速駆動手段46を介して変速手段6をパーキング
位置に切り換える。
【0069】このように、カメラ1Cからの撮像信号A
を用いることにより、運転者不在状態をさらに確実に識
別することができる。
【0070】実施例5. なお、上記実施例4では、カメラ1Cと併用される物体
検出手段として1つの圧力検出手段1を用いたが、上記
実施例1のように複数の圧力検出手段1を用いてもよ
い。この場合、カメラ1Cからの画像に基づく判定結果
と、各検出圧力Pの分布と所定圧力分布との比較結果に
基づく判定結果とに基づいて運転者の有無を識別するた
め、さらに信頼性が向上する。
【0071】
【0072】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、車両を制動させるブレーキ手段と、車両の変速位置
を決定する変速手段と、車両の運転席上の物体の有無を
検出する物体検出手段と、車両の速度を検出する速度検
出手段と、車両の変速位置を検出する変速位置検出手段
と、物体検出手段、速度検出手段および変速位置検出手
段からの各検出信号に基づいてブレーキ手段および変速
手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、物体検
出手段からの検出信号に基づいて運転席上の運転者の有
無を識別する運転者識別手段を含み、車両の速度が所定
速度以下であって変速位置がパーキング位置以外の位置
にあり且つ運転者がいない状態が所定時間以上継続した
場合にブレーキ手段を駆動し、車両の停止を確認した後
に変速手段を駆動してパーキング位置へ変速し、物体検
出手段は、車両の運転席の着座部に設置された複数の圧
力検出手段を含み、運転者識別手段は、複数の物体検出
手段により検出された圧力分布があらかじめ記録されて
いる所定の圧力分布の範囲内にある場合に、運転席上の
運転者を識別するようにしたので、クリープ現象や坂道
におけるハンドブレーキの制動力不足等による車両の誤
発進を未然に防止するとともに、子供のいたずら等によ
る車両の誤発進をさらに確実に防止した車両用安全装置
が得られる効果がある。
【0073】
【0074】
【0075】また、この発明の請求項2の車両用安全装
置は、請求項1において、車両の運転席の車両進行方向
側に設置されて運転席上の物体を撮像するカメラを含
み、運転者識別手段は、カメラによる撮像結果に基づい
て運転席上の運転者を識別するようにしたので、クリー
プ現象や坂道におけるハンドブレーキの制動力不足によ
る誤発進を防止するとともに、子供のいたずら等による
車両の誤発進を確実に防止した車両用安全装置が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に関連した装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1内の制御装置の具体的な構成例を示す機
能ブロック図である。
【図3】 図1および図2に示した装置を搭載した自動
車を概念的に示す構成図である。
【図4】 図1〜図3に示した装置による処理動作を示
すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施例1に関連した装置における
運転席周辺を概念的に示す構成図である。
【図6】 この発明の実施例1における運転席を示す斜
視図である。
【図7】 この発明の実施例1における運転者識別手段
に設定された所定圧力分布の範囲を3次元座標軸で示す
説明図である。
【図8】 この発明の実施例1の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図9】 この発明の実施例2における運転席を概念的
に示す斜視図である。
【図10】 この発明の実施例3における運転者識別手
段を示す機能ブロック図である。
【図11】 この発明の実施例4の車両用安全装置を搭
載した自動車を概念的に示す構成図である。
【図12】 この発明の実施例4における運転者識別手
段を示す機能ブロック図である。
【図13】 この発明の実施例4におけるカメラで撮像
された画像例を示す説明図である。
【図14】 この発明の実施例4における画像内のウィ
ンドウを示す説明図である。
【図15】 従来の車両用安全装置の全体構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 物体検出手段(圧力検出手段)、1a、1b 圧力
検出手段、1C カメラ、2 速度検出手段、3 変速
位置検出手段、4A、4B、4D 制御装置(制御手
段)、5 ブレーキ手段、6 変速手段、7 運転席、
41A、41B、41C、41D 運転者識別手段、4
2 時間計測手段、43 車速判定手段、44 変速位
置判定手段、45 ブレーキ駆動手段、46 変速駆動
手段、411 圧力判定手段、412 圧力分布判定手
段、414 画像処理手段、415ウィンドウ設定手
段、416 画像判定手段、A 撮像信号、B ブレー
キ信号、C 変速信号、D 運転者不在信号、E 非走
行信号、F 可動信号、G変速位置、J 不在判定信
号、P、Pa、Pb 圧力(検出信号)、Po 所定圧
力、Q 画像信号、R1 圧力分布の上限、R1 圧力
分布の下限、To 所定時間、V 車速、Vo 所定速
度、W ウィンドウ、S2 パーキング位置以外の変速
位置を判定するステップ、S4 所定速度以下の車速を
判定するステップ、S6 所定圧力以下の圧力を判定す
るステップ、S10 圧力分布から運転者の有無を判定
するステップ、S12 所定時間以上の経過時間を判定
するステップ、S13 車両動作を抑制するステップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16H 61/12 F16H 61/12 G01L 5/00 101 G01L 5/00 101Z // F16H 59:50 F16H 59:50 (56)参考文献 特開 平1−262240(JP,A) 特開 平5−60515(JP,A) 特開 昭63−284054(JP,A) 特開 平4−85139(JP,A) 特開 昭58−94660(JP,A) 実開 昭63−170642(JP,U) 実開 昭60−110059(JP,U) 実開 平1−152830(JP,U) 実開 昭64−3999(JP,U) 実開 昭63−164064(JP,U) 実開 昭63−192622(JP,U) 実開 昭62−202434(JP,U) 実開 平3−6163(JP,U) 実開 平2−60067(JP,U) 実開 平2−15557(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 41/26 B60K 41/00 B60K 28/04 B60T 7/12 F16H 61/12 F16H 59:50 G01L 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を制動させるブレーキ手段と、 前記車両の変速位置を決定する変速手段と、 前記車両の運転席上の物体の有無を検出する物体検出手
    段と、 前記車両の速度を検出する速度検出手段と、 前記車両の変速位置を検出する変速位置検出手段と、 前記物体検出手段、前記速度検出手段および前記変速位
    置検出手段からの各検出信号に基づいて前記ブレーキ手
    段および前記変速手段を制御する制御手段とを備え、前
    記制御手段は、 前記物体検出手段からの検出信号に基づいて前記運転席
    上の運転者の有無を識別する運転者識別手段を含み、 前記車両の速度が所定速度以下であって前記変速位置が
    パーキング位置以外の位置にあり且つ運転者がいない状
    態が所定時間以上継続した場合に前記ブレーキ手段を駆
    動し、 前記車両の停止を確認した後に前記変速手段を駆動して
    前記パーキング位置へ変速し、 前記物体検出手段は、前記車両の運転席の着座部に設置
    された複数の圧力検出手段を含み、 前記運転者識別手段は、前記複数の物体検出手段により
    検出された圧力分布があらかじめ記録されている所定の
    圧力分布の範囲内にある場合に、前記運転席上の運転者
    を識別する ことを特徴とする車両用安全装置。
  2. 【請求項2】 前記物体検出手段は、前記車両の運転席
    車両進行方向側に設置されて前記運転席上の物体を撮
    像するカメラを含み、 前記運転者識別手段は、前記カメラによる撮像結果に基
    づいて前記運転席上の運転者を識別することを特徴とす
    る請求項1の車両用安全装置。
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