JP3346647B2 - 遮光性感光性樹脂組成物および遮光性画像の形成方法 - Google Patents

遮光性感光性樹脂組成物および遮光性画像の形成方法

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JP3346647B2 JP9648694A JP9648694A JP3346647B2 JP 3346647 B2 JP3346647 B2 JP 3346647B2 JP 9648694 A JP9648694 A JP 9648694A JP 9648694 A JP9648694 A JP 9648694A JP 3346647 B2 JP3346647 B2 JP 3346647B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、膜深部まで十分に光硬
化する遮光性感光性樹脂組成物、遮光性感光性転写材料
用いた遮光性画像形成方法に関する。特に本発明
遮光性画像形成方法はセルフアライメント露光方式に
よるカラーフィルターの作成等に好適に用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーフィルターを作成するにあ
たりR(赤)、G(緑)、B(青)の各画素の間隙には表示コ
ントラスト向上等の目的でブラックマトリックスをR、
G、Bの各画素の間隙に形成している。その方法とし
て、クロム等の金属膜をブラックマトリックスとして用
いる方法や遮光性顔料等を分散させた感光性樹脂を用い
る方法等が知られている。何れの場合においてもそのブ
ラックマトリックスとR、G、Bの各画素はアライメン
トズレ等で発生する白ヌケ等を防止する目的で一部重な
りを有して形成される。クロム等の金属膜を用いたブラ
ックマトリックスは、金属膜を蒸着等の方法で基板上に
形成し、次にフォトレジストを使用したフォトリソとエ
ッチング工程により金属膜をパターニングする。遮光性
顔料等を分散させた感光性樹脂を用いる方法は、遮光性
顔料等を分散した感光性樹脂層を塗布や印刷等の方法で
基板上に形成し、パターン露光−現像の工程でブラック
マトリックスが形成される。
【0003】一方で、例えば特開昭62−9301に開
示されているように、この遮光性顔料等を分散させた感
光性樹脂を用いたセルフアライメント方式でブラックマ
トリックスを形成する方式がコスト、製造工程の面から
注目視されている。その方式では、R、G、Bの各画素
が形成された基板にカーボンブラック等の黒色遮光性顔
料等を分散させた感光性樹脂層を設け、R、G、Bの各
画素が、フォトマスクとして作用するよう裏面から露光
し、画素の間隙にブラックマトリックスを形成する。こ
の場合、従来必要であった位置合せの手間が省け、なお
かつ白ヌケは原理上発生しない利点がある。
【0004】このセルフアライメント方式において、裏
面からの露光時に遮光性感光性樹脂層が十分に硬化しな
い、つまり遮光性感光性樹脂層の感光波長域におけるカ
ーボン等の黒色遮光性顔料の光吸収性が大きいため、裏
面からの露光が遮光膜表面まで十分達せず光硬化不足を
生じ、結果的には得られた遮光膜の光学濃度が低くなっ
てしまう問題を有していた。
【0005】遮光膜の膜深部まで光硬化する遮光性感光
性材料として特開平3−274503には紫外線透過性
かつ可視光不透過性のフォトレジストが開示されている
が、この場合、可視光よりも紫外部の方が透過率が大き
く、色相が黒となる化合物として満足するものは非常に
特殊であり、ある種の金属酸化物が挙げられている。し
かし、これらの金属酸化物は感光性樹脂液等への分散性
に問題があった。
【0006】遮光材料として特開平4−13105には
互いに補色関係にある二色の顔料を混合した遮光膜につ
いて開示されているが、導電性の観点から検討されたも
のであり、色相は黒となるものの紫外線領域の透過性が
改善されてはいない。
【0007】特開昭63−309916には複数の色相
の顔料を組合わせた遮光性感光性材料が開示されてい
る。しかし、この場合は単純に遮光性を得るために複数
の顔料を組合わせているもので、その遮光膜を深部まで
硬化させうるものではなかった。
【0008】さらに特開平4−40420や特開平4−
190362には複数の有機顔料とカーボンとの混合や
複数の有機顔料と有機黒色顔料の混合による遮光性材料
について開示されている。これらは何れも遮光材料の導
電性の観点から検討されたもので赤色と青色の組合せな
どの、互いに補色関係にある顔料の混合による疑似黒色
材にカーボン等の遮光材をさらに組合せる事により導電
性の小さな、遮光性の高いブラックマトリックスを形成
するもので、セルフアライメントによる遮光性画像形成
性についてはまだ不十分であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、低露光量でも膜深部まで光硬化する高光学濃度遮光
性感光性樹脂組成物及びそれを用いた転写材料を提供す
ることにある。本発明の第2の目的は、セルフアライメ
ント方式による高光学濃度の遮光性画像の形成方法を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、少なく
とも(1)アルカリ可溶性バインダー、(2)光重合開
始剤、(3)エチレン性不飽和二重結合を有する付加重
合性モノマー、(4)少なくとも2種類の着色剤、を含
有する遮光性感光性樹脂組成物において、色相的に黒色
に等しいか、あるいは近く、かつ、膜厚1〜3μmの遮
光性感光性樹脂層を形成した時に可視光領域の透過性が
2以下で、かつ、可視光領域の透過性と紫外光領域の透
過性の比が1:1から20:1であることを特徴とする
遮光性感光性樹脂組成物、該組成物を仮支持体の上に設
けた転写材料、及びこれらの組成物もしくは転写材料を
用いた遮光性画像形成方法により達成された。以下、本
発明を詳細に説明する。
【0011】請求項の態様において、遮光性感光性樹
脂組成物を転写するには、少なくとも圧をかけながら通
常は加熱し、両者の膜面を密着させる。この後仮支持体
を剥離するが、この工程は、透明基板を通して露光する
前、後のいずれでも良く、現像処理の前迄に除去されて
いれば良い。
【0012】本発明に用いられるアルカリ可溶性バイン
ダーとしては、側鎖にカルボン酸基を有するポリマー、
例えば、特開昭59−44615号、特公昭54−34
327号、特公昭58−12577号、特公昭54−2
5957号、特開昭59−53836号、特開昭59−
71048号の各明細書に記載されているようなメタク
リル酸共重合体、アクリル酸共重合体、イタコン酸共重
合体、クロトン酸共重合体、マレイン酸共重合体、部分
エステル化マレイン酸共重合体等があり、また側鎖にカ
ルボン酸基を有するセルローズ誘導体が挙げられる。こ
の他に水酸基を有するポリマーに環状酸無水物を付加し
たものも有用である。特に好ましくは米国特許第413
9391号明細書に記載のベンジル(メタ)アクリレー
トと(メタ)アクリル酸の共重合体やベンジル(メタ)
アクリレートと(メタ)アクリル酸と他のモノマーとの
多元共重合体を挙げることができる。以上のものは水不
溶性のバインダーを挙げたが、水溶性ポリマーとして、
ポリビニルピロリドンやポリエチレンオキシド、ポリビ
ニルアルコール等を挙げることができる。以上の他に、
種々の性能、例えば硬化膜の強度を改良するために、現
像性等に悪影響を与えない範囲でアルカリ不溶のポリマ
ーを添加することができる。これらのポリマーとしては
アルコール可溶性ナイロンあるいはエポキシ樹脂が挙げ
られる。バインダーの遮光性感光性樹脂組成物固形分中
の固形分含有量は10〜95重量%で、より好ましくは
20〜90重量%である。10重量%未満では感光性樹
脂層の粘着性が高すぎ、95重量%を越えると形成され
る画像の強度及び光感度の点で劣る。
【0013】本発明に用いられる光重合開始剤として
は、米国特許第2367660号明細書に開示されてい
るビシナルポリケタルドニル化合物、米国特許第244
8828号明細書に記載されているアシロインエーテル
化合物、米国特許第2722512号明細書に記載のα
−炭化水素で置換された芳香族アシロイン化合物、米国
特許第3046127号及び同第2951758号の各
明細書に記載の多核キノン化合物、米国特許第3549
367号明細書に記載のトリアリールイミダゾール二量
体とp−アミノケトンの組合せ、特公昭51−4851
6号公報に記載のベンゾチアゾール化合物とトリハロメ
チル−s−トリアジン化合物、米国特許第423985
0号明細書に記載されているトリハロメチル−s−トリ
アジン化合物、米国特許第4212976号明細書に記
載されているトリハロメチルオキサジアゾール化合物等
が挙げられる。特に好ましくはトリハロメチル−s−ト
リアジン、トリハロメチルオキサジアゾール、トリアリ
ールイミダゾール二量体である。光重合開始剤の光重合
性組成物固形分中の固形分含有量は0.5〜20重量%
で、より好ましくは1〜15重量%である。0.5重量
%未満では光感度や画像の強度が低く、20重量%を越
えても性能への良好な効果が認められない。
【0014】本発明に用いられるエチレン性不飽和二重
結合を有する付加重合性モノマーとしては、分子中に少
なくとも1個の付加重合可能なエチレン性不飽和基をも
ち沸点が常圧で100℃以上の化合物である。例えばポ
リエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリ
プロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、フェ
ノキシエチル(メタ)アクリレートなどの単官能アクリ
レートや単官能メタクリレート。ポリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリア
クリレート、トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、トリメチロールプロパンジアクリレート、ネオペン
チルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリト
ールヘキサ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリト
ールペンタ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(アクリロイルオキシプロピル)エーテル、トリ(アク
リロイルオキシエチル)イソシアヌレート、トリ(アク
リロイルオキシエチル)シアヌレート、グリセリントリ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンやグリ
セリン等の多官能アルコールにエチレンオキシドよプロ
ピレンオキシドを付加反応した後で(メタ)アクリレー
ト化したもの。特公昭48−41708号、特公昭50
−6034号、特開昭51−37193号の各公報に記
載されているウレタンアクリレート類。特開昭48−6
4183号、特公昭49−43191号、特公昭52−
30490号の各公報に記載されているポリエステルア
クリレート類、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸の反
応生成物であるエポキシアクリレート類等の多官能アク
リレートやメタクリレートを挙げることができる。より
好ましくはトリメチロールプロパントリ(メタ)アクリ
レート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレ
ート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレ
ートを挙げることができる。エチレン性不飽和二重結合
を有する付加重合性モノマーの遮光性感光性樹脂組成物
固形分中の固形分含有量は5〜50重量%で、より好ま
しくは10〜40重量%である。5重量%未満では光感
度や画像の強度が低く、50重量%を越えると感光性樹
脂層の粘着性が過剰になり好ましくない。
【0015】本発明に用いられる少なくとも2種類以上
の着色剤としては、赤色、緑色、青色、黄色、紫色、マ
ゼンタ色、シアン色、黒色の顔料、および染料が用いら
れるが、好ましい顔料の例として、下記のものが挙げら
れる。
【0016】赤としては、モノアゾ系、ディスアゾ系、
キサンテン系、アンスラキノン系、ペリレン系、ペリノ
ン系、キナクリドン系及びピランスロン系有機もしくは
無機顔料。これらの中では、アンスラキノン系顔料が好
ましい。
【0017】緑としては、トリフェニルメタン系、フタ
ロシアニン系、ニトロソ系、インダミン系、モノアゾ系
及びアンスラキノン系の有機もしくは無機顔料。これら
の中では、フタロシアニン系顔料が好ましい。
【0018】青としては、トリフェニルメタン系、フタ
ロシアニン系、アンスラキノン系、トリアリールメタン
系、ディスアゾ系及びインジゴイド系の有機もしくは無
機顔料。これらの中では、フタロシアニン系顔料が好ま
しい。
【0019】黄としては、モノアゾ系、ディスアゾ系、
アンスラキノン系、イソインドリノン系、キノフタロン
系、ベンズイミダゾロン系及びジオキシム系の有機もし
くは無機顔料が用いられる。これらの中では、イソイン
ドリノン系顔料が好ましい。
【0020】紫としては、キサンテン系、トリフェニル
メタン系、アンスラキノン系、モノアゾ系、ジオキサジ
ン系、キナクリドン系、インジゴイド系及びペリレン系
の有機もしくは無機顔料。これらの中では、ジオキサジ
ン系の顔料が好ましい。
【0021】黒としては、カーボン系の顔料が好まし
い。
【0022】これらの好ましい具体例としては、カーミ
ン6B(C.I.12490)、フタロシアニングリー
ン(C.I.74260)、フタロシアニンブルー
(C.I.74160)、三菱カーボンブラックMA−
100、ペリレンブラック(BASF K0084、K
0086)、シアニンブラック、#1201リオノール
イエロー(C.I.21090)、リオノールイエロー
GRO(C.I.21090)、シムラ−ファーストイ
エロー8GF(C.I.21105)、ベンジジンイエ
ロー4T−564D(C.I.21095)、シムラ−
ファーストレッド4015(C.I.12355)、リ
オノールレッド7B4401(C.I.15850)、
ファーストゲンブルーTGR−L(C.I.7416
0)、リオノールブルーSM(C.I.26150)、
三菱カーボンブラックMA−100、三菱カーボンブラ
ック#40、ビクトリアピュアブルー(C.I.425
95)、オーラミンO(C.I.41000)、カロチ
ンブリリアントフラビン(C.I.ベーシック13)、
ローダミン6GCP(C.I.45160)、ローダミ
ンB(C.I.45170)、サフラニンOK70:1
00(C.I.50240)、エリオグラウシンX
(C.I.42080)、ファーストブラックHB
(C.I.26150)、C.I.ピグメント・レッド
97、C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピ
グメント・レッド149、C.I.ピグメント・レッド
168、C.I.ピグメント・レッド177、C.I.
ピグメント・レッド180、C.I.ピグメント・レッ
ド192、C.I.ピグメント・レッド215、C.
I.ピグメント・グリーン7、C.I.ピグメント・グ
リーン36、C.I.ピグメント・ブルー15:1、
C.I.ピグメント・ブルー15:4、C.I.ピグメ
ント・ブルー15:6、C.I.ピグメント・ブルー2
2、C.I.ピグメント・ブルー60、C.I.ピグメ
ント・ブルー64、C.I.ピグメントイエロー13
9、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメ
ントバイオレット23等を挙げることができる。この他
金属粉、白色顔料、蛍光顔料なども用いられる。これら
の着色剤を2種類以上混合して色相的に黒色になるよう
に用いる。
【0023】これらの着色剤を混合する際の組合わせや
混合比は、その遮光性感光性樹脂組成物が、色相的には
黒色に等しいか、あるいは、近く、かつ、遮光性感光性
樹脂組成物層の膜厚が1〜3μmの時、可視光領域の透
過性が2以下で、かつ、可視光領域の透過性と紫外光領
域の透過性の比が1:1から20:1になるように選択
される。
【0024】色相的に黒色に等しいか、あるいは、近く
とは、液晶表示パネル等の表示装置に用いられる光源
(F10光源等)におけるCIE表色法で定義される無
彩色点が黒色であると定義され、その無彩色点のx、y
値からの差である△x、△yの値が、△x≦0.1かつ
△y≦0.1の範囲にあることと定義される。上記以外
の色相では液晶表示パネルとしての表示コントラストが
不足してしまう。
【0025】上記の遮光性感光性樹脂組成物の可視光領
域の透過性とは、CIE表色法で示される3刺激値の一
つであるY値で定義され、0.01≦Y≦2の範囲にあ
ることが好ましい。Y値が2を越えると光透過性が高す
ぎ、遮光膜としての性能が不十分である。紫外光領域の
透過性とは、露光時使用する光源の350nm以上40
0nm以下の発光ピーク波長での透過率(%)で定義さ
れる。光源として超高圧水銀灯を用いた場合は365n
mの透過率となる。光源として超高圧水銀灯を用いる場
合、高光学濃度の遮光膜の膜深部まで光硬化させるに
は、その可視光領域の透過性と紫外光領域透過性の比、
つまりY値と365nm透過率の比が1:1から20:
1であることが必須である。その比が20:1を超える
と遮光膜深部まで十分に光硬化せず、十分な膜厚の遮光
膜が得られない。また、この比が1:1未満では実用膜
厚の範囲では遮光性が不十分なものしか作成できない。
【0026】好ましい着色剤の組合わせとしては、赤色
系と青色系の互いに補色関係にある顔料混合物と黄色系
と紫色系の互いに補色関係にある顔料混合物との組合せ
や上記の混合物に更に黒色の顔料を加えた組み合わせで
ある。赤色と青色の補色関係の組合せによりY値2以下
の遮光膜を得ることは可能であるが、この組合せでは紫
外線領域の吸収が大きく、Y値と365nm透過率の比
が20:1を超えてしまい、遮光膜深部まで光硬化する
ことが困難である。また、黄色と紫色の補色関係を組合
せにおいては、Y値と365nm透過率の比は20:1
以下に抑えられるものの、遮光膜膜厚を3μmを超えて
大きくしないとY値2以下の遮光膜を得ることができな
い。
【0027】叉は、黄色と紫色の補色関係の組み合わせ
に更に、青色の顔料を加えることにより、Y値が2以下
で、且つ、Y値と365nm透過率の比が20:1以下
の遮光膜を得ることができる。この場合も、黒色顔料を
上記のY値と365nm透過率の比が20:1を超えな
い範囲で添加することによりY値を小さくすることが可
能である。
【0028】このように、上記の様に顔料を組合せるこ
とにより初めて、遮光膜厚1〜3μm範囲内でY値2以
下であり、かつY値と365nm透過率の比が20:1
以下の遮光膜が得られる。さらに遮光膜厚を大幅に変化
させること無くY値を小さくする(遮光性向上)させる
にはカーボン等の黒色顔料を上記のY値と365nm透
過率の比が20:1を超えない範囲で添加することによ
り可能である。着色剤の遮光性感光性樹脂組成物固形分
中の固形分含有量は1〜50重量%であることが好まし
い。
【0029】以上の成分の他に、更に熱重合防止剤を添
加することが好ましい。その例としては、ハイドロキノ
ン、p−メトキシフェノール、ジ−t−ブチル−p−ク
レゾール、ピロガロール、t−ブチルカテコール、ベン
ゾキノン、4,4’−チオビス(3−メチル−6−t−
ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−メ
チル−6−t−ブチルフェノール)、2−メルカプトベ
ンズイミダゾール、フェノチアジン等が挙げられる。
【0030】さらにに本発明の組成物には必要に応じて
公知の添加剤、例えば可塑剤、界面活性剤、溶剤等を添
加することができる。
【0031】本発明の遮光性感光性樹脂組成物により形
成された遮光膜の厚さは1μm以上から3μm以下が好
ましい。1μm未満では遮光膜中の顔料濃度が高くな
り、現像性が悪化する。3μmを越えると現像性悪化、
画像形成再現性悪化等の問題が発生する。この遮光膜の
膜厚は上記の範囲において任意に設定可能である。特に
カラーフィルター作成時には完成品カラーフィルターの
平坦性が良好であることが望まれ、従って、この場合は
その他の着色層(赤、青、緑の各着色層等)と同じ膜厚
に設定することが望ましい。
【0032】本発明の遮光性感光性樹脂組成物は公知の
方法で基板上に設けることができる。具体的にはスピナ
ー、ホワイラー、ローラーコーター、カーテンコータ
ー、ナイフコーター、ワイヤーバーコーター、エクスト
ルーダー等を用いて塗布し、乾燥させ遮光性感光性樹脂
層を基板上に設ける。特に、仮支持体上に少なくとも本
発明の遮光性感光性樹脂組成物層を設けた遮光性感光性
転写材料を用いて基板上に転写する方式が好ましい。具
体的な転写材料としては特開平4−208940、特開
平5−72724、特開平5−80503、特開平5−
173320に記載の転写材料が用いられる。
【0033】透明基板を通した露光(裏面露光)に際し
て、光源は遮光性感光性樹脂層の感光性に応じて選択さ
れ、超高圧水銀灯、キセノン灯、カーボンアーク灯、ア
ルゴンレーザー等の公知の物が使用できる。特願平4−
150691に記載の様に400nm以上の波長の光透
過率が2%以下である光学フィルター等を併用しても良
い。また、あらかじめ基板上に形成される赤色、緑色、
青色画素は特願平4−150691に記載の様に遮光性
感光性樹脂層の感光波長域における上記各画素の光透過
率が2%以下にすることが好ましい。以下、本発明を実
施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
【0034】
【実施例】
実施例1〜8 厚さ100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
仮支持体の上に下記の処方H1からなる塗布液を塗布、
乾燥させ、乾燥膜厚が20μmの熱可塑性樹脂層を設け
た。
【0035】 熱可塑性樹脂層処方H1: メチルメタクリレート/2−エチルヘキシルアクリレート/ベンジル メタクリレート/メタクリル酸共重合体(共重合組成比(モル比) =55/28.8/11.7/4.5、重量平均分子量=80000) 15.0重量部 BPE−500(新中村化学社製多官能アクリレート) 7.0重量部 F177P(大日本インキ社製フッ素系界面活性剤) 0.3重量部 メタノール 30.0重量部 メチルエチルケトン 19.0重量部 1−メトキシ−2−プロパノール 10.0重量部
【0036】次に上記熱可塑性樹脂層上に下記処方B1
から成る塗布液を塗布、乾燥させ、乾燥膜厚が1.6μ
m厚の中間層を設けた。 分離層処方B1: ポリビニルアルコール(クラレ(株)製PVA205、鹸化率=80%) 130重量部 ポリビニルピロリドン(GAFコーポレーション社製PVP、K−30) 60重量部 蒸留水 2110重量部 メタノール 1750重量部
【0037】上記熱可塑性樹脂層及び中間層を有する仮
支持体の上に、下記表1の処方からなる塗布液を塗布、
乾燥させ、乾燥膜厚が2μmの遮光性感光性樹脂層を形
成し、さらに上記遮光性感光性樹脂層の上にポリプロピ
レン(厚さ12μm)の被覆シートを圧着して、実施例
1〜8の遮光性感光性転写材料を作成した。
【0038】
【表1】
【0039】Y値は、F10光源を用いた場合の値であ
る。
【0040】ガラス基板(厚さ1.1mm)上に、下記
表2の処方を有する液を当業者に公知の方法で塗布し、
マスク露光、現像を行い、膜厚2μmのR、G、B画素
を有するカラーフィルターを作成した。
【0041】 表2:感光層の処方 R層 G層 B層 ────────────────────────────────── ヘ゛ンシ゛ルメタクリレート/ 60.0 60.0 60.0 メタクリル酸共重合体 (モル比=73/27 粘度=0.12) ペンタエリスリトール 43.2 43.2 43.2 テトラアクリレート ミヒラーズケトン 2.4 2.4 2.4 2−(o−クロロフェニル 2.5 2.5 2.5 ジフェニルイミダゾール2量体 イルガシンレッドBPT(赤色) 5.4 --- --- スーダンブルー(青色) --- 5.2 --- 銅フタロシアニン(緑色) --- --- 5.6 カーボンブラック(黒色) --- --- --- メチルセロソルブアセテート 560 560 560 メチルエチルケトン 280 280 280
【0042】実施例1〜8の遮光性感光性転写材料の被
覆シートを剥離し、上記R、G、Bカラーフィルターの
それぞれのカラーフィルター面上に、遮光性感光性樹脂
層面をラミネーター(大成ラミネータ(株)製VP−I
I)を用いて加圧(0.8kg/cm2)、加熱(13
0℃)して貼り合わせ、続いて仮支持体と熱可塑性樹脂
層との界面で剥離し、それぞれ仮支持体を除去した。
【0043】次に、実施例1〜8について、カラーフィ
ルター面とは反対の側から超高圧水銀灯を用いて裏露光
を行った。この際、光源とサンプルの間に東芝ガラスフ
ィルター(UVD36c)を設けて400nm以上の波
長の光をカットした。露光量は100mj/cm2であった。
その後、1%炭酸ナトリウム水溶液で現像して不要部を
除去し、R、G、B各画素間隙に遮光膜を形成した。出
来上がったカラーフィルターは遮光膜とRGB層との重
なりは無く、それぞれ表1に示したY値の高光学濃度の
遮光膜を有していた。また平坦性も、いずれの場合も±
0.1μmと良好であった。
【0044】比較例1 下記処方C1からなる塗布液を塗布、乾燥させ、乾燥膜
厚が2μmの遮光性感光性樹脂層を形成した以外は実施
例1と同様に行った。 処方C1: ベンジルメタクリレート/メタクリル酸共重合体 (モル比=70/30、極限粘度=0.12) 11.00重量部 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 10.60重量部 2,4−ビス(トリクロロメチル)−6− [4−(N,N−ジエトキシカルボメチル) −3−ブロモフェニル]−s−トリアジン 0.52重量部 カーボンブラック 1.70重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル 0.01重量部 F177P(大日本インキ社製界面活性剤) 0.07重量部 メチルセロソルブアセテート 40.00重量部 メチルエチルケトン 125.00重量部
【0045】得られた遮光性感光性樹脂層のY値は光源
をF10光源とした場合は、0.7となった。365n
mの透過率は0.02%となり、Y値と365nm透過
率の比は35:1となった。また、無彩色点からのx、
y値の差の絶対値はそれぞれ0.03、0.04となっ
た。また、最終的に得られたカラーフィルターにおいて
遮光膜とRGB層との重なりは無いものの、膜深部まで
光硬化しないので、得られた遮光膜のY値は5であり、
光学濃度が不足していた。
【0046】比較例2 下記処方C2からなる塗布液を塗布、乾燥させ、乾燥膜
厚が2μmの遮光性感光性樹脂層を形成した以外は実施
例1と同様に行った。 処方C2: ベンジルメタクリレート/メタクリル酸共重合体 (モル比=70/30、極限粘度=0.12) 11.00重量部 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 10.60重量部 2,4−ビス(トリクロロメチル)−6− [4−(N,N−ジエトキシカルボメチル) −3−ブロモフェニル]−s−トリアジン 0.52重量部 ピグメントレッド177 4.00重量部 ピグメントブルー15:6 2.86重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル 0.01重量部 F177P(大日本インキ社製界面活性剤) 0.07重量部 メチルセロソルブアセテート 40.00重量部 メチルエチルケトン 125.00重量部
【0047】得られた遮光性感光性樹脂層のY値は光源
をF10光源とした場合は、0.7となった。365n
mの透過率は0.02%となり、Y値と365nm透過
率の比は35:1となった。また、無彩色点からのx、
y値の差の絶対値はそれぞれ0.04、0.03となっ
た。また、最終的に得られたカラーフィルターにおいて
遮光膜とRGB層との重なりは無いものの、膜深部まで
光硬化しないので、得られた遮光膜のY値は5であり、
光学濃度が不足していた。
【0048】比較例3 下記処方C3からなる塗布液を塗布、乾燥させ、乾燥膜
厚が2μmの遮光性感光性樹脂層を形成した以外は実施
例1と同様に行った。 処方C3: ベンジルメタクリレート/メタクリル酸共重合体 (モル比=70/30、極限粘度=0.12) 11.00重量部 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 10.60重量部 2,4−ビス(トリクロロメチル)−6− [4−(N,N−ジエトキシカルボメチル) −3−ブロモフェニル]−s−トリアジン 0.52重量部 ピグメントイエロー139 2.27重量部 ピグメントバイオレット23 0.39重量部 カーボンブラック 1.70重量部 ハイドロキノンモノメチルエーテル 0.01重量部 F177P(大日本インキ社製界面活性剤) 0.07重量部 メチルセロソルブアセテート 40.00重量部 メチルエチルケトン 125.00重量部
【0049】得られた遮光性感光性樹脂層のY値は光源
をF10光源とした場合は、5.0となった。365n
mの透過率は1.0%となり、Y値と365nm透過率
の比は5:1となった。また、無彩色点からのx、y値
の差の絶対値はそれぞれ0.04、0.03となった。
また、最終的に得られたカラーフィルターにおいて遮光
膜とRGB層との重なりは無く、遮光膜表面まで光硬化
したものの、得られた遮光膜のY値は5であり、光学濃
度が不足していた。
【0050】
【発明の効果】本発明の、2種以上の着色材を含有する
遮光性感光性樹脂組成物を用いれば、遮光性能が高く、
白抜け等の欠陥の無い遮光性画像を、裏面からの露光
(セルフアライメント)という簡便な方法で得ることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−153353(JP,A) 特開 平4−63870(JP,A) 特開 平4−190362(JP,A) 特開 平5−34517(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 5/20 101 G03F 7/00 - 7/42

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)透明基板上に赤、青、緑の各画素
    から成る画像を形成する工程、 (2)(1)により画像を形成した面に、少なくとも、
    アルカリ可溶性バインダー、光重合開始剤、エチレン性
    不飽和二重結合を有する付加重合性モノマー、及び少な
    くとも2種類の着色剤、を含有し、色相的に黒色に等し
    いか、あるいは近く、かつ、膜厚1〜3μmの遮光性感
    光性樹脂層を形成した時に可視光領域の透過性が2以下
    で、かつ、可視光領域の透過性と紫外光領域の透過性の
    比が1:1から20:1である遮光性感光性樹脂組成物
    を用いてなる遮光性感光性樹脂層を設ける工程、 (3)該透明基板を通して露光する工程、 (4)現像処理を行い、少なくとも(1)で形成した画
    像の非画素部の基板上に遮光性画像を形成する工程、 を含むことを特徴とする遮光性画像の形成方法。
  2. 【請求項2】 (1)透明基板上に赤、青、緑の各画素
    から成る画像を形成する工程、 (2)(1)により画像を形成した面に、仮支持体上に
    設けられた、少なくとも、アルカリ可溶性バインダー、
    光重合開始剤、エチレン性不飽和二重結合を有する付加
    重合性モノマー、及び少なくとも2種類の着色剤、を含
    有し、色相的に黒色に等しいか、あるいは近く、かつ、
    膜厚1〜3μmの遮光性感光性樹脂層を形成した時に可
    視光領域の透過性が2以下で、かつ、可視光領域の透過
    性と紫外光領域の透過性の比が1:1から20:1であ
    る遮光性感光性樹脂組成物を用いてなる遮光性感光性樹
    層を転写する工程、 (3)該透明基板を通して露光する工程、 (4)必要に応じて仮支持体を除去した後、現像処理を
    行い、少なくとも(1)で形成した画像の非画素部の基
    板上に 遮光性画像を形成する工程、 を含むことを特徴とする遮光性画像の形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、該少なくとも
    2種類の着色剤が、それぞれ着色顔料であることを特徴
    とする遮光性画像の形成方法
  4. 【請求項4】 請求項において赤系と青系の互いに補
    色関係にある顔料混合物と、黄系と紫系の互いに補色関
    係にある顔料混合物とを混合することを特徴とする遮光
    性画像の形成方法
  5. 【請求項5】 請求項においてさらに黒系の顔料を混
    合することを特徴とする遮光性画像の形成方法
  6. 【請求項6】 請求項において黄系と紫系の互いに補
    色関係にある顔料混合物と、青系の顔料とを混合するこ
    とを特徴とする遮光性画像の形成方法
  7. 【請求項7】 請求項においてさらに黒系の顔料を混
    合することを特徴とする遮光性画像の形成方法
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