JP3346195B2 - 電動ステープラ - Google Patents
電動ステープラInfo
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- staple cartridge
- cartridge holder
- staple
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
に関するものであり、特に、ドライバとクリンチャとの
相対的位置を調節できるようにした電動ステープラに関
するものである。
は、ステープルを打撃するドライバと、ドライバによっ
て射出されたステープルの脚部を折曲げるクリンチャと
の位置が合致していなければならないが、電動ステープ
ラは、手動ステープラよりもドライバ機構が複雑であり
部品点数も多いので、クリンチャとドライバとの位置誤
差発生要素が多い。特に、回動形クリンチャによってス
テープルの脚部を平坦に折り曲げるフラットクリンチ形
電動ステープラは、僅かな位置誤差によってもクリンチ
不良が発生することがあり、誤差許容範囲が狭いもので
ある。
チャとドライバとの位置調節手段を有していないので、
誤差を規定値以内に収めるためには工作及び組立に高い
精度を要求されるという問題がある。
し、性能を安定化するために解決すべき技術的課題が生
じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを
目的とする。
達成するために提案するものであり、フレームにステー
プルカートリッジホルダを設け、ステープルカートリッ
ジホルダの前部にドライバを配置してドライバ昇降機構
に連結し、ステープルカートリッジホルダに装填したス
テープルカートリッジ内のステープルをドライバにより
打撃して、ドライバの直下に配置したクリンチャへステ
ープルを射出する電動ステープラにおいて、ステープル
カートリッジホルダをフレームに対して前後スライド自
在に形成し、ステープルカートリッジホルダを任意の前
後位置で固定する固定手段を設けるとともに、ステープ
ルカートリッジホルダの前部にドライバガイド溝を設
け、ドライバに連結したガイドピンを前記ドライバガイ
ド溝に挿通し、フレームに枢着したドライバ昇降レバー
の先端部位に前記ガイドピンを取付けたことを特徴とす
る電動ステープラを提供するものである。
図に従って詳述する。図1乃至図3は電動ステープラ1
を示し、図1に示すフレーム2の後部(同図において
右)に装着したモータ3の動力は、減速ギヤ機構4を介
して駆動軸5に伝達され、駆動軸5に嵌着したテーブル
駆動カム6とドライバ駆動カム並びにクリンチャ駆動カ
ム(図示せず)をそれぞれ駆動する。テーブル駆動カム
6はテーブル昇降レバー7を前後に往復揺動し、テーブ
ル昇降レバー7に引張コイルバネ8を介して連結したテ
ーブル支持アーム9を昇降する。テーブル支持アーム9
の前端部には紙の受け台であるテーブル10が枢着され
ている。
ートリッジホルダ11には上方からステープルカートリ
ッジ12が装填され、ステープルカートリッジ12の前
方にドライバ13とドライバ支持部材であるフォーミン
グプレート14が配置されている。ステープルカートリ
ッジホルダ11の左右両側面の前部には縦方向のドライ
バガイド溝11aが設けられており、フォーミングプレ
ート14の側板部14aを貫通するガイドピン15が、
ドライバガイド溝11aから左右両側に突出し、ドライ
バ昇降レバー16の先端部の長穴16aへ挿入されてい
る。
bはフレーム2に軸支され、図4に示すように、ドライ
バ昇降レバー16の後端部に設けたローラ17が、駆動
軸5に嵌着したドライバ駆動カム18に係合している。
ドライバ駆動カム18を初期位置から1回転駆動する
と、ドライバ13とフォーミングプレート14は上方待
機位置から下降して再び上方待機位置へ戻る1サイクル
の昇降動作を行う。
ートリッジホルダ11の左右側板部には、前部と後部に
それぞれ外側へ突出するブラケット19を成形し、フレ
ーム2にも、ステープルカートリッジホルダ11のブラ
ケット19を載せるねじ受けブラケット20を設けてあ
る。
ジホルダ11のブラケット19にそれぞれ前後方向の長
穴19aを設け、フレーム2のねじ受けブラケット20
にはネジ穴20aを設けてあり、4本の止めネジ21を
ステープルカートリッジホルダ11の長穴19aに挿通
し、フレーム2のネジ穴20aに締結してステープルカ
ートリッジホルダ11をフレーム2に固定してある。
されたステープルカートリッジ12内には、図示は省略
するが直線状のステープルを多数接着して連結したロー
ル状ステープルシートが収納されている。ステープルシ
ートは、ドライバ13の昇降と連動するステープル送り
爪(図示せず)によってステープルカートリッジ12内
のステープルガイド12a上を前方へ送られ、ドライバ
13とともに昇降するフォーミングプレート14によっ
て門形に折曲げ成形される。
ーム9の前部にはテーブル10の下に位置する左右一対
のクリンチャ22が枢着されている。クリンチャ22は
内側端部が交差し、交差部分の直下にクリンチャアーム
23の先端部23aが位置している。クリンチャアーム
はクリンチャ駆動カムによって昇降駆動され、クリンチ
ャアームの先端部23aが上昇して左右のクリンチャ2
2の内側端部を押し上げるクリンチ動作を行う。
の間に紙が挿入されて用紙検出スイッチ(図示せず)が
オンすると、モータ3が起動して駆動軸5が回転し、テ
ーブル昇降レバー7が、図1に示す前傾状態から起立し
てテーブル支持アーム9を引上げる。そして、テーブル
10とステープルガイド12aとによって紙を挟圧し、
ドライバ駆動カム18によりドライバ13及びフォーミ
ングプレート14が下降して、ドライバ13が最前列の
ステープルをテーブル10上の紙に打ち込むとともに、
フォーミングプレート14が後列のステープルを門形に
フォーミングする。
出したステープルの脚部がテーブル10に設けた長穴を
通じて下方へ貫通したときに、クリンチャアームの先端
部23aが上昇を開始する。そして、左右のクリンチャ
22がクリンチャアームの先端部23aに押圧されて対
称的に上昇回転する行程で、クリンチャ22の内側端面
がステープルの左右脚部をそれぞれ内側へ押圧して折曲
げる。
ャアームの先端部23aとが下降し、ドライバ13及び
フォーミングプレート14が上昇してそれぞれ待機位置
に復帰したときにモータ3が停止し、1サイクルの行程
を終了する。
後位置を調節する場合は、止めネジ21を緩めた状態で
ステープルカートリッジホルダ11をスライドさせれ
ば、ドライバ13を支持しているガイドピン15がドラ
イバ昇降レバー16の長穴16aに沿ってステープルカ
ートリッジホルダ11と一体的に移動し、ドライバ13
の前後位置を調節した後に止めネジ21を締めてステー
プルカートリッジホルダ11を固定すればよい。また、
当然のことながら、ステープルカートリッジホルダ11
内におけるドライバ13とステープルカートリッジ12
及びステープルとの相対的位置は変化しないので、ドラ
イバ13の位置調節を行ってもステープルの射出には何
ら支障をきたすことはない。
ものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の
改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたもの
に及ぶことは当然である。
ープラは、クリンチャに対するドライバの前後位置を微
調整できるので、各構成部品の公差による位置誤差を調
整によって解消でき、性能の安定化に寄与できる発明で
ある。
面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 フレームにステープルカートリッジホル
ダを設け、ステープルカートリッジホルダの前部にドラ
イバを配置してドライバ昇降機構に連結し、ステープル
カートリッジホルダに装填したステープルカートリッジ
内のステープルをドライバにより打撃して、ドライバの
直下に配置したクリンチャへステープルを射出する電動
ステープラにおいて、 ステープルカートリッジホルダ(11)をフレーム
(2)に対して前後スライド自在に形成し、ステープル
カートリッジホルダを任意の前後位置で固定する固定手
段を設けるとともに、ステープルカートリッジホルダの
前部にドライバガイド溝(11a)を設け、ドライバ
(13)に連結したガイドピン(15)を前記ドライバ
ガイド溝に挿通し、フレームに枢着したドライバ昇降レ
バー(16)の先端部位に前記ガイドピン(15)を取
付けたことを特徴とする電動ステープラ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31243596A JP3346195B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 電動ステープラ |
EP97118447A EP0838315B1 (en) | 1996-10-23 | 1997-10-23 | Electric stapler |
US08/956,345 US6050471A (en) | 1996-10-23 | 1997-10-23 | Electric stapler |
DE69727761T DE69727761T2 (de) | 1996-10-23 | 1997-10-23 | Elektrischer Heftapparat |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31243596A JP3346195B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 電動ステープラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10151583A JPH10151583A (ja) | 1998-06-09 |
JP3346195B2 true JP3346195B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=18029176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31243596A Expired - Fee Related JP3346195B2 (ja) | 1996-10-23 | 1996-11-22 | 電動ステープラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3346195B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP31243596A patent/JP3346195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10151583A (ja) | 1998-06-09 |
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