JP3345227B2 - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JP3345227B2
JP3345227B2 JP21789395A JP21789395A JP3345227B2 JP 3345227 B2 JP3345227 B2 JP 3345227B2 JP 21789395 A JP21789395 A JP 21789395A JP 21789395 A JP21789395 A JP 21789395A JP 3345227 B2 JP3345227 B2 JP 3345227B2
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基人 村木
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B9/00Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members
    • F04B9/02Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being mechanical
    • F04B9/04Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being mechanical the means being cams, eccentrics or pin-and-slot mechanisms
    • F04B9/042Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being mechanical the means being cams, eccentrics or pin-and-slot mechanisms the means being cams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17596Ink pumps, ink valves

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピストンをシリン
ダ内で摺動させて流体を吸排出するポンプに関し、例え
ば、インクジェット型プリンタ等に用いられる噴射ノズ
ル清掃用の吸引ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット型プリンタの噴射
ノズルを清掃して、その詰まりを防止したり解消したり
する装置として、シリンダとその内部に摺動可能に配置
されたピストンとにより容積可変のポンプ室が形成され
た噴射ノズル清掃用の吸引ポンプが知られていた。この
吸引ポンプにおいては、図7に示すごとく、その駆動
は、ピストン200,201に連動する駆動軸202,
203が、矢印A方向に回転するカム204に設けられ
たカム溝206,207に誘導されて、シリンダ208
内の2つのピストン200,201の間隔と位置とを変
化させることによりなされ、このピストン200,20
1の変化により図示しない噴射ノズルに密着している吸
引キャップから吸引チューブ209を介してインクを吸
引し、更に廃液ホームへ排出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のごと
く、カム溝206,207による駆動軸202,203
の誘導は、例えば、駆動軸202,203の先端に設け
られたピン210,211が、カム204の回転に伴っ
て、カム溝206,207の側面206a,206b,
207a,207bから移動力を受けることによりなさ
れていた。
【0004】このため、駆動軸202,203の先端で
は、その軸方向(矢印B方向)とは直角方向(矢印C方
向)にも大きな力をカム204側から受けることとなっ
た。この駆動軸202,203は、シリンダ208から
カム204ヘ向けて突出した構成をしているので、駆動
軸202,203のピン210,211にかかる矢印C
方向の力は、駆動軸202,203の先端を揺動させて
その軸を正規の位置からずらしてしまった。
【0005】図7に示すごとく、カム204の軸受を構
成している支持部材212の一部に振れ止め板214を
設けて矢印C方向に大きく振れるのを防止することはで
きる。しかし、支持部材212はシリンダ208側の構
成とはまったく別体のものであり、駆動軸202,20
3に対して精密に取り付けるにも限度が有り、駆動軸2
02,203を正確な位置にて支えるように組み立てる
ことは困難であった。
【0006】そのため、シリンダ208に対して駆動軸
202,203が振れることにより2つのピストン20
0,201とシリンダ208とで形成されるポンプ室の
容量が変化したり、カム204に対するピン210,2
11の位相がずれて、吸引・排出のタイミングに誤差を
生じ、精密で正確なポンプ制御ができなくなる場合があ
った。
【0007】更に、シリンダ208にも駆動軸202,
203が貫通しているキャップ216やピストン20
0,201を介して矢印C方向に振れる力が加わるた
め、シリンダ208まで振れてしまい、一層、駆動軸2
02,203の振れが大きくなり、前記吸引・排出タイ
ミングの誤差が大きくなる恐れがあった。
【0008】また、シリンダ208はフレーム218に
支持部220を介して片持ち状に支持されているので、
駆動軸202,203の先端近くで力が加わるとテコの
原理で一層大きな力が支持部220に加わる。したがっ
て、この支持部220へのシリンダ208の取り付けを
極めて頑丈にしなくてはならず、設計に影響してコスト
アップにつながる可能性があった。
【0009】また、カム204を支持する支持部材21
2と、シリンダ208を支持する支持部220とは、ま
ったく別個にフレーム218に取り付けられているの
で、カム204に対してピン210,211の位置を正
確かつ精密に組み立てることが非常に困難であった。
【0010】本発明は、このような問題を解決して、駆
動軸の振れを防止するとともに、カムとシリンダとの正
確かつ精密な取り付けが容易にできるポンプを提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
記載の発明は、シリンダとその内部に摺動可能に配置さ
れたピストンとにより容積可変のポンプ室が形成され、
このピストンに連動する駆動軸がカムに接触することに
より、このカムの回転軸を中心とした回転動作に連動し
て前記ピストンを前記シリンダ内で摺動させて流体を吸
排出するポンプにおいて、前記シリンダの一端に、前記
駆動軸を摺動可能に支持する軸受が設けられ、その軸受
が前記カムの前記回転軸と直交する面に沿って延びて前
記回転軸に支持されるとともに、前記シリンダの他端及
び前記回転軸がフレームに支持され、前記シリンダの他
端と前記回転軸との間の位置で、前記駆動軸が前記カム
と接触されていることを特徴とするポンプ。
【0012】請求項2記載の発明は、前記ピストンおよ
び前記駆動軸がそれぞれ2つ設けられ、前記シリンダと
2つの前記ピストンの間に容積可変のポンプ室が形成さ
れ、前記2つ設けられた駆動軸の内、一方の駆動軸が、
前記シリンダが備えている軸受にて支持され、他方の駆
動軸が前記一方の駆動軸にて軸受けされ、各駆動軸とも
前記カムにそれぞれ接触していることを特徴とする請求
項1記載のポンプである。
【0013】請求項3記載の発明は、インクジェット型
プリンタにてインク噴射ヘッドからインクを吸引するた
めに用いられることを特徴とする請求項1〜2のいずれ
か記載のポンプである。
【0014】
【0015】ここで、請求項1のポンプは、シリンダ
が、少なくとも2つの支持点で支持されると共に、その
内の1つの支持点がカムの回転軸に設けられている。こ
のことにより、シリンダとカムとが直接かかわることに
なり、カムの位置に対してシリンダの位置決めが、単に
シリンダをカムの回転軸にて支持するように組み立てる
ことで、極めて正確かつ精密に行うことができる。
【0016】しかも、カムの回転軸でのシリンダの支持
点ともう一つ以上の支持点とに、カムと駆動軸との接触
部分は挟まれることになるので、その接触部分にて、カ
ムから受ける駆動軸を振る力はテコの原理で増幅して支
持点に作用することはなく、逆に両支持点にその力は分
散して作用するので、頑丈な支持部を形成しなくても、
振れないように強固にシリンダを支持することができ、
シリンダが振れることによる影響が無くなる。
【0017】また、更にシリンダが駆動軸の軸受を備え
ている。前述のごとく、正確、精密かつ強固に取り付け
られているシリンダに設けられた軸受により、駆動軸が
支持されると、シリンダに対する駆動軸の振れも完全に
無くなり、一層、正確で精密なポンプとすることができ
る。
【0018】カムの回転軸でのシリンダの支持点は、直
接シリンダに設けられている必要はなく、シリンダに設
けた前記軸受が、カムの回転軸を支持点として支持され
ていても良い。結局、シリンダは、前記軸受を介して、
カムの回転軸を支持点として支持されていることにな
り、同じ効果を生じる。
【0019】尚、ポンプの構成としては、例えば、前記
ピストンおよび前記駆動軸がそれぞれ2つ設けられ、前
記シリンダと2つの前記ピストンの間に容積可変のポン
プ室が形成されているものを挙げることができる。この
ように、前記ピストンおよび前記駆動軸がそれぞれ2つ
設けられている場合に、前記2つ設けられた駆動軸の
内、一方の駆動軸が、前記シリンダが備えている軸受に
て支持され、他方の駆動軸が前記一方の駆動軸にて軸受
けされているようにすれば、他方の駆動軸も一方の駆動
軸を介して、シリンダが備えている軸受にて支持されて
いることになり、両駆動軸ともシリンダに対して振れを
防止する効果を生じさせることができる。
【0020】尚、特に、本ポンプは、比較的簡単な構成
であるので、インクジェット型プリンタにてインク噴射
ヘッドからインクを吸引するために有用である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用されたイン
クジェット型プリンタ2の要部を示している。プラテン
4は軸方向に伸びた円筒状をなし、図示しない軸を介し
てフレーム6に矢印H方向に回転可能に取り付けられて
いる。このプラテン4に対向してインク噴射ヘッド8が
設けられている。
【0022】インク噴射ヘッド8はキャリッジ10上に
載置されている。キャリッジ10はプラテン4の軸に平
行に設けられたガイドロッド12に摺動可能に支持され
ると共に、一対のプーリ14,16に巻き付けられたタ
イミングベルト18に係合されている。一方のプーリ1
4がキャリッジ駆動モータ20により回転され、タイミ
ングベルト18が送られることにより、キャリッジ10
はプラテン4に沿って矢印K方向へ移動される。
【0023】インク噴射ヘッド8は、記録時には、予め
定められた記録範囲内において往復動される。インク噴
射ヘッド8は、図示しない多数個のインク流路と、それ
らインク流路に対応して設けられた多数個のノズル9を
含むものである。インク流路には、フレーム6に固定さ
れ、あるいはキャリッジ10に載置された図示しないイ
ンク供給装置からインクが供給される。インク流路の壁
は振動板(圧電素子)によって形成され、その振動板が
図示しない制御装置の指令に基づいて図示しない駆動回
路により変形されると、その変形に起因する圧力変化に
よりインクがノズル9から噴射される。インクは、プラ
テン4とインク噴射ヘッド8との間に供給される記録用
紙22に、キャリッジ10の移動に伴って噴射され、そ
れにより1行分の画像が形成される。1行分の画像形成
が終了したならば、プラテン4の回転により記録用紙2
2が1行分送られ、再び1行分の画像の形成が行われ
る。この繰り返しにより、記録用紙22全体の画像形成
が行われる。
【0024】記録用紙22は、フレーム6の後方の図示
しない用紙供給口より矢印L方向から供給され、プラテ
ン4の回転によって矢印M方向に送られ、図示しない用
紙排出口から排出される。非記録位置にあるインク噴射
ヘッド8に対向する位置にはキャップ装置24が設けら
れている。キャップ装置24はプラテン4の側方に設け
られており、その表面にキャップゴム26を備えてい
る。キャップゴム26には、4つの矩形の凹部28が形
成されている。印刷動作停止時に、キャリッジ10がキ
ャップ装置24の位置まで移動して来た場合に、キャッ
プ装置24の突出係合部30にキャリッジ10の一部が
係合してキャップ装置24をキャリッジ10と共に移動
させる。この移動に応じて図示しない機構によりキャッ
プゴム26がインク噴射ヘッド8のノズル9側に突出し
て、その凹部28がインク噴射ヘッド8のノズル9にそ
れぞれ液密状態に嵌合する。
【0025】また、プラテン4に隣接して、ワイパー装
置32が設けられ、キャリッジ10の移動に応じて、そ
のゴム製のワイパーブレード34をN方向に前進させて
後述するインク吸引装置50にて吸引された後の各ノズ
ル9の先端面に残っているインクを拭き取る作用をなし
ている。
【0026】このワイパー装置32とキャップ装置24
との間には、インク吸引装置50が設けられている。こ
のインク吸引装置50の詳細を図2〜図4に示す。図3
は図2のX−X断面図、図4は図3のY−Y断面図であ
る。インク吸引装置50は、吸引部52、カム54、ポ
ンプ56および廃液ホーム58を備えている。吸引部5
2はプラテン4とキャップ装置24との間にインク噴射
ヘッド8側に向けて配置され、インク噴射ヘッド8側に
向けて開口する収納室60には、移動体62がインク噴
射ヘッド8方向に摺動可能に収納されている。この移動
体62はキャップ部64および移動体駆動軸66を備え
ている。このキャップ部64には、インク噴射ヘッド8
側に向けて開口する凹部68が設けられ、その凹部68
にはキャップゴム70が嵌合されている。キャップゴム
70の前端面には、吸引時にインク噴射ヘッド8のノズ
ル9に嵌合して、インクを吸引するための吸引凹部72
が設けられている。吸引凹部72の下方端にはキャップ
部64の凹部68に連通する貫通孔74が設けられてい
る。凹部68は移動体駆動軸66の内部空間76に連通
している。凹部68の底面には、インク排出穴78が設
けられており、ポンプ56から伸びている吸引チューブ
80が接続されている。尚、吸引部52の本体52a
と、移動体62のキャップ部64との間には、圧縮状態
のコイルバネ82が配置されており、移動体62全体を
吸引部52から突出させる方向へ付勢している。
【0027】キャップ部64と一体に形成されている移
動体駆動軸66は、吸引部本体52aを摺動自在に貫通
しており、その先端が直角方向に突出するカムフォロワ
66aを形成している。このカムフォロワ66aは、カ
ム54の一面に環状に設けられている突条54aの内面
54bに、コイルバネ82の付勢力により当接した状態
にある。したがって、カム54の回転位置に応じて、カ
ム54の回転中心から突条54aの内面54bまでの距
離が変化すると、その変化に応じてキャップ部64が矢
印P方向に移動するので、カム54の回転により、突出
量を調節することができる。
【0028】カム54は、両端がインクジェット型プリ
ンタ2のフレーム6側の軸受6a,6bに支持された回
転軸84に回転自在に支持されている。尚、カム54は
外周に設けられた歯列54cにて歯車としても構成され
ており、この歯列54cに噛み合わされた駆動力伝達歯
車86を介して、制御装置により制御されたモータから
駆動力を伝達されると矢印S方向へ回転する。尚、カム
54には外周の一部に突起54dが設けられている。こ
の突起54dはカム54の所定の回転位相位置でリミッ
トスイッチ55に接触することにより、制御装置にカム
54の回転位相を検出させることができる。
【0029】ポンプ56は、シリンダ88、その内部に
摺動可能に配置された第1ピストン90,第2ピストン
92、各ピストン90,92の第1駆動軸94,第2駆
動軸96および軸受98を備えている。シリンダ88は
円筒状をなし、内部には、それぞれゴム製の第1ピスト
ン90および第2ピストン92が、シリンダ88の軸方
向に摺動可能に配置されている。第1ピストン90には
第1駆動軸94が取り付けられ、第2ピストン92には
第2駆動軸96が取り付けられている。第2駆動軸96
は第1駆動軸94の内部で軸方向に設けられた軸受94
aにより摺動可能に支持され、第1駆動軸94は軸受9
8により摺動可能に支持されている。尚、第1駆動軸9
4には、その外周に軸方向に突条94bが設けられ、断
面略U字状の軸受98の内面には軸方向に溝98aが設
けられ、突条94bは摺動可能に溝98a内に配置され
ている。このため、第1駆動軸94は軸受98に対して
回転が阻止された状態で軸受98内で摺動することがで
きる。更に、第1駆動軸94内の円柱状の空間に設けら
れた軸受94aは、カム54方向に開口し軸方向に長い
長孔94cを有し、この長孔94cに第2駆動軸96の
先端に固定された第2摺動ピン102が摺動可能に貫通
しているため、第2駆動軸96は第1駆動軸94に対し
て回転が阻止された状態で第1駆動軸94内で摺動する
ことができる。したがって、第2駆動軸96は第1駆動
軸94を介して軸受98に対して回転が阻止された状態
で支持されて移動することができる。
【0030】また、第1駆動軸94の先端にも第1摺動
ピン100がカム54に向けて突出した状態で固定され
ている。これら第1摺動ピン100および第2摺動ピン
102は、カム54の一面に設けられた第1カム溝10
4および第2カム溝106に摺動可能状態で挿入されて
いる。したがって、カム54が回転すると、両摺動ピン
100,102の位置で、カム54の回転中心とカム溝
104,106との距離の変化が生じ、この変化に応じ
て、摺動ピン100,102が回転軸84方向またはそ
の反対方向に移動する。具体的には、図5に示すごとく
である。
【0031】まず、図5(a)の初期状態では、第1ピ
ストン90と第2ピストン92とが密着し、その間のポ
ンプ室108の容積がほぼゼロの状態にある。このと
き、カム54の突起54dがリミットスイッチ55に接
触することにより初期の回転位相位置が検出される。
【0032】図5(a)の初期状態からカム54が回転
すると、始めに、第2カム溝106が回転軸84から離
れる方向に距離を変化させるに伴い、第2ピストン92
のみが移動して、ポンプ室108の容積が次第に大きく
なって負圧となる。そして、図5(b)に示すごとくポ
ンプ室108に対する吸入口109の開口部分を開放す
ると、既にポンプ室108内は負圧となっているので、
急速に、吸入口109、吸引チューブ80および吸引部
52を介してキャップゴム70に密着しているインク噴
射ヘッド8のノズル9からインクを吸引する。その後、
更に、第2ピストン92が回転軸84から離れる方向に
移動すると、ポンプ室108の容積が更に大きくなり、
吸入口109、吸引チューブ80および吸引部52を介
してキャップゴム70に密着しているインク噴射ヘッド
8のノズル9からインクを更に吸引する。
【0033】次に、第1および第2カム溝104,10
6を相互に間隔を置いたままで回転軸84に近付けるこ
とにより、図5(c)に示すごとく吸入口109を第2
ピストン92にて閉じるとともに、第1ピストン90が
シリンダ88の下側に設けた排出口110をポンプ室1
08に開放したら、更に、第2カム溝106を回転軸8
4に近付けることにより、第2ピストン92を回転軸8
4方向に移動させる。すなわち、第1ピストン90を停
止して、第2ピストン92を第1ピストン90に近付け
る。このことにより、ポンプ室108の容積が次第に小
さくなり、ポンプ室108内には正圧が発生して、排出
口110から廃液ホーム58へ、ポンプ室108内部の
インクを排出する。排出されたインクは廃液ホーム58
内部のインク吸着材58aに吸着される。
【0034】次に、図5(d)に示すごとく、完全に第
1ピストン90に第2ピストン92が密着すれば、両カ
ム溝104,106は共に、回転軸84から離れる方向
に距離を変化させるので、第1ピストン90と第2ピス
トン92とは密着したまま、回転軸84とは反対方向に
移動して、図5(e)の位置、すなわち図5(a)の初
期位置に戻る。
【0035】このようにして、カム54の回転により、
両カム溝104,106の回転軸84からの距離が変化
し、このことにより、前述したごとく第1ピストン90
および第2ピストン92が移動して吸引ポンプの役目を
果たす。ゴム製の第1ピストン90および第2ピストン
92は、圧縮状態でシリンダ88に挿入されて高い液密
性を形成している。このため、シリンダ88内部でピス
トン90,92を移動させるには大きな力を必要とす
る。したがって、カム54から両摺動ピン100,10
2には、軸方向の力ばかりでなく、軸に直角方向にも大
きな力がかかり、第1駆動軸94および第2駆動軸96
の先端が上方に強力に押し上げられようとする。
【0036】しかし、第1駆動軸94は軸受98にて支
持され、第2駆動軸96は第1ピストン90を介して軸
受98に支持されている。更に軸受98は、その基部に
てシリンダ88と一体化しており先端部ではカム54の
回転軸84と一体化している。また、シリンダ88は軸
受98が取り付けられているのとは反対側で、弾性係止
片112にて係止され、弾性係止片112とフレーム6
の一部分との間に挟まれて固定されている。カム54の
回転は矢印S方向であることから、カム54から軸受9
8を介してシリンダ88へ力が作用しても、その力は弾
性係止片112にかかることになり、シリンダ88が固
定位置から移動することは考えられない。
【0037】このように、第1駆動軸94および第2駆
動軸96を支持している軸受98は、一端では回転軸8
4を支持点として固定され、他端ではフレーム6を支持
点とするシリンダ88に固定されている。カム54から
の力は、軸受98の中間に作用しているので、カム54
から受ける軸に直角方向の力は、軸受98の左右に分散
され、一方は回転軸84を介してフレーム6にかかり、
他方はシリンダ88を介し更には弾性係止片112を介
してフレーム6にかかる。このため、回転軸84側にも
シリンダ88側にも大きなモーメントが作用することが
ない。
【0038】したがって、従来のようにシリンダ88を
頑丈な支持部にて支持しなくても良く、図示するごとく
簡単な弾性係止片112にて係止するのみで十分にシリ
ンダ88を維持することができる。更に、シリンダ88
から見れば、シリンダ88を支持し固定しているのは先
端に設けられている軸受98であり、この軸受98は、
回転軸84に向かって直線状に伸びて、その先端で回転
軸84に固定している。このため、シリンダ88は、一
体に形成されている軸受98を介してカム54と直接か
かわることになり、カム54の位置に対してシリンダ8
8の位置が軸受98を介して決定されることになる。
【0039】すなわち、軸受98の成形が精密であれ
ば、単に組み立てるのみで正確かつ精密なシリンダ88
の位置決めがなされることになる。従来のように、カム
54とシリンダ88とが独立にフレーム6に支持されて
いると、正確で精密な組み立ては容易でないが、本実施
の形態では、容易に正確で精密な組み立てが可能とな
る。図2で二点鎖線で示すごとく、軸受98の先端の回
転軸84をカム54の中心孔に挿入し、回転軸84の両
端をフレーム6側の軸受6a,6bに嵌め込んだ後、回
転軸84を中心として回転して、シリンダ88をフレー
ム6に当接して弾性係止片112にて係止させれば良
く、簡単に正確かつ精密な組み立てができ、製造コスト
の低減に貢献する。
【0040】また、従来と比較して、キャップ216や
カム用の複雑な支持部材212を必要とせず、部品点数
も減少するので、一層、コストダウンに貢献する。[そ
の他]尚、前記実施の形態では、カム54を図2に示す
矢印S方向に回転させるようにしているが、例えば、第
1および第2カム溝104,106等を反対向きに形成
して、矢印Sと反対の方向にカム54を回転させるよう
にしても良い。これによれば以下のような効果がある。
【0041】すなわち、カム54が矢印Sと反対の方向
に回転させるようにした場合には、第1駆動軸94およ
び第2駆動軸96の先端が下方に強力に押し下げられる
こととなる。このため、前記実施の形態のように弾性係
止片112によってシリンダ88の浮き上がりを強力に
規制する必要はなくなり、それほど頑丈な弾性係止片1
12を形成しなくとも良い。
【0042】また、前記実施の形態では、軸受98はカ
ム54の回転軸84と一体に形成されていることによ
り、軸受98は、回転軸84に支持されていたが、図6
に示すごとく、回転軸85がフレーム6側に一体化され
て固定され、軸受99がこの回転軸85の一端に、カム
54の次に嵌合されることにより、回転軸85に固定さ
れるように構成しても良く、前記実施の形態と同様な効
果を生じる。尚、この場合、回転軸85の一端開放部が
フレーム6に支持されることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されたインクジェット型プリン
タの要部構成図である。
【図2】 インク吸引装置の部分破断正面図である。
【図3】 図2におけるX−X断面図である。
【図4】 図3におけるY−Y断面図である。
【図5】 インク吸引装置の作動説明図である。
【図6】 他の実施の形態を示すインク吸引装置の断面
図である。
【図7】 従来のインク吸引装置の構成を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
2…インクジェット型プリンタ 4…プラテン
6…フレーム 6a,6b…軸受 8…インク噴射ヘッド 9
…ノズル 10…キャリッジ 50…インク吸引装置 52…
吸引部 52a…吸引部本体 54…カム 54a…突条 54b…突条内面 54c…歯列 56…ポンプ 58…廃液ホーム 58a…インク吸着材 60…
収納室 62…移動体 64…キャップ部 66…移動体駆
動軸 66a…カムフォロワ 68…凹部 70…キャッ
プゴム 72…吸引凹部 74…貫通孔 76…内部空間 78…インク排出穴 80…吸引チューブ 82…
コイルバネ 84,85…回転軸 86…駆動力伝達歯車 88
…シリンダ 90…第1ピストン 92…第2ピストン 94…
第1駆動軸 94a…軸受 94b…突条 94c…長孔 9
6…第2駆動軸 98,99…軸受 98a…溝 100…第1摺動ピ
ン 102…第2摺動ピン 104…第1カム溝 106…
第2カム溝 108…ポンプ室 110…排出口 112…弾性係止
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 3/00 B41J 2/175

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダとその内部に摺動可能に配置さ
    れたピストンとにより容積可変のポンプ室が形成され、
    このピストンに連動する駆動軸がカムに接触することに
    より、このカムの回転軸を中心とした回転動作に連動し
    て前記ピストンを前記シリンダ内で摺動させて流体を吸
    排出するポンプにおいて、 前記シリンダの一端に、前記駆動軸を摺動可能に支持す
    る軸受が設けられ、その軸受が前記カムの前記回転軸と
    直交する面に沿って延びて前記回転軸に支持されるとと
    もに、前記シリンダの他端及び前記回転軸がフレームに
    支持され、前記シリンダの他端と前記回転軸との間の位
    置で、前記駆動軸が前記カムと接触されていることを特
    徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】 前記ピストンおよび前記駆動軸がそれぞ
    れ2つ設けられ、前記シリンダと2つの前記ピストンの
    間に容積可変のポンプ室が形成され、前記2つ設けられ
    た駆動軸の内、一方の駆動軸が、前記シリンダが備えて
    いる軸受にて支持され、他方の駆動軸が前記一方の駆動
    軸にて軸受けされ、各駆動軸とも前記カムにそれぞれ接
    触していることを特徴とする請求項1記載のポンプ。
  3. 【請求項3】 インクジェット型プリンタにてインク噴
    射ヘッドからインクを吸引するために用いられることを
    特徴とする請求項1〜のいずれか記載のポンプ。
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