JP3344176B2 - 同期信号出力方式 - Google Patents

同期信号出力方式

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JP3344176B2
JP3344176B2 JP20194095A JP20194095A JP3344176B2 JP 3344176 B2 JP3344176 B2 JP 3344176B2 JP 20194095 A JP20194095 A JP 20194095A JP 20194095 A JP20194095 A JP 20194095A JP 3344176 B2 JP3344176 B2 JP 3344176B2
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政規 福村
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Meidensha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル保護継電
装置の分散処理システムに関し、特に、伝送等で接続さ
れた複数の継電装置の同期出力を行うための同期信号出
力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル保護継電装置のシステムにお
いて、分散システムを構成した場合、伝送等で接続され
た各継電器(装置)のアナログ入力信号取り込みについ
ては、同時性が要求されるため、サンプリング同期シス
テムが存在していた。しかし、出力に関しては、同時性
が要求されることがなく、現在まで同時出力を行うため
のシステムはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル保護継電装
置の分散システムにおいて、各接続されている端末装置
に、同時期に出力される信号を基準に、それに対応した
入力を与え、各端末装置間でどの程度の伝送遅延が生じ
るか測定する必要がでてきた。この場合、基準信号は、
各端末装置で同時期にされなければならないが、現在の
ところそのシステムが存在しない。
【0004】よって、本発明は、この同時出力を行うた
めの方式を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記の
課題を解決するための手段は、データを受信するための
受信端子と、該受信端子で受信したデータに自ノードの
データを追加して送信する送信端子と、他のノードから
のデータを受信する全ノードデータ受信端子と、この全
ノードデータ受信端子から受信したデータを送信する全
ノードデータ送信端子の4端子を有する保護継電装置よ
り成るノードを、第1のノードから任意数の第nのノー
ドを伝送路でシリアルに接続し、第1のノードの送信端
子に信号が入力したとき、該信号に自ノードのデータを
追加して次の第2のノードに送信し、第2のノードは、
この受信データに更に自ノードのデータを追加して次の
ノードに送信し、これを順次第nのノードまで行い。第
nのノードは、各ノードからの全データを受信し、この
全ノードのデータを前とは逆の順序で全ノードデータ送
信端子から次のノードの全ノードデータ受信端子に伝送
し、各ノードはこの全ノードのデータを使用して保護継
電装置の処理を行うとともに、各ノードに同時期を示す
所定周期の同時期信号を内在させ、第1のノードに任意
の信号が入力したとき、第1のノードの同時期信号点に
同期したタイミングで、各ノードへ信号を送信し、各ノ
ードは第1のノードからの同期出力信号を受信したと
き、データを受信した次の同時期信号に同期して自ノー
ドの出力に同期信号として出力するようになし、各ノー
ドが任意の入力に対して、各ノード同時出力の信号を得
るようにする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0007】図1は本発明の基本システム構成図で、
1,2,3は夫々個別の継電装置から成る第1〜第3の
ノードで、これら各第1〜第3のノード、1,2,3間
は、伝送路で接続され、互いに信号の送受を行ってい
る。なお、図はノード数が3つの場合の例を示したが実
際には、端末数は任意の第nのノードでよく特別制限は
ない。
【0008】伝送路は、各ノード1,2,3とも4つの
次の端子を持つ、即ち、前のノードからのデータを受信
する受信端子DRX、この受信端子DRXで受信したデ
ータに、自ノードのデータを追加して送信する送信端子
DTX、全ノードのデータを受信して、そのデータを保
護継電装置に使用するための全ノードデータ受信端子U
RX、この全ノードデータ受信端子URXで受信したデ
ータを次のノードへ送る全ノードデータ送信端子UTX
の4つの端子である。
【0009】これらの各端子は図1の実施の形態におい
ては、第1のノード1の送信端子DTX1と第2のノー
ド2の受信端子DRX2を、第2のノード2の送信端子
DTX2と第3のノード3の受信端子DRX3を接続し、
また、第3のノード3が最終端の場合は、第3のノード
3の送信端子DTX3と自ノードの全ノードデータ受信
端子URX3と接続するとともに、第3のノード3の全
ノードデータ送信端子UTX3と第2のノード2の全ノ
ードデータ受信端子URX2を接続し、第2のノード2
の全ノードデータ送信端子UTX2と第1のノード1の
全ノードデータ受信端子URX1とを接続し、シリアル
伝送路を形成する。
【0010】そして、シリアル伝送路内のシリアルデー
タは次の構成とする。
【0011】
【表1】
【0012】但し、SNは、そのバケットを規定するた
めのサンプリング番号(30°処理で0〜11をとる)
である。
【0013】次に、伝送路内の信号の送受について説明
する。
【0014】伝送路には、基準となるマスター端末装置
が一つ必要である。図1では第1のノード1をマスター
として説明する。
【0015】まず、伝送の手順を説明する。
【0016】(1)第1のノード1(マスター)に任意
の入力信号が入ると、送信端子DTX1から、自ノード
とサンプリング番号SNと、他のノードの空のデータバ
ケットを構成したデータフレームを第2のノード2に送
信する。
【0017】(2)第2のノード2は受信端子DRX2
から受信したマスター(ノード1)からのデータフレー
ムに、自ノードデータを入れて、送信端子DTX2から
次の第3のノード3へ送信する。
【0018】(3)第3のノード3は、受信端子DRX
3から受信したマスターからのデータフレームに、自ノ
ードデータを入れて、送信端子DTX3から次のノード
へ送信する。最終端の場合は自ノードの全ノードデータ
受信端子URX3に入力する。
【0019】(4)第3のノード3は、全ノードデータ
受信端子URX3から受信したデータを、保護継電装置
用のデータとして使用する。またこの全ノードデータ受
信端子URX3で受信しデータを全ノードデータ送信端
子UTX3から前とは逆の順序で次の第2のノード2の
全ノードデータ受信端子URX2へ送信する。
【0020】(5)第2のノード2は、全ノードデータ
受信端子URX2から受信したデータを、保護継電装置
用のデータとして使用する。同時に全ノードデータ受信
端子URX2で受信したデータを全ノードデータ送信端
子UTX2より次の第1のノード1へ送信する。
【0021】(6)第1のノード1は、全ノードデータ
受信端子URX1から受信したデータを保護継電装置用
のデータとして使用する。
【0022】(7)上記の(1)から(6)を一定周期
で繰り返す。
【0023】このように、伝送路を図1のように構成
し、各データの処理を行うと、全ノードデータ受信端子
には、その伝送路全てのデータが揃うことにより、その
データを使って保護継電装置の処理を行うことになる。
【0024】図1の基本システムは各ノード間で同期が
必要であり、本発明においては、同時期を示す信号を伝
送路情報より作成し、各ノード間で周期的に同時期とい
う信号を出すようにしている。
【0025】本発明はこの同期信号を利用して、任意に
入力された信号に従って、各ノードに同時期の出力信号
を出力するようにしたものである。
【0026】図2はそのタイミング図を示す。同図Aは
第1〜第3の各ノードに周期的に同時期を示す信号Sy
nc4で、この周期は約16ms又は、20msであ
る。Bは各ノードの任意入力信号、Cは同期出力信号を
示している。
【0027】今、第1のノード1に任意の入力信号bが
入力されると、第1のノード1からAの同時期を示す同
時期信号Sync4のa点に同期したタイミングで、各
ノード(第2および第3のノード)へ信号が送信される
(c点)。
【0028】各ノードは、この第1のノード1からの同
期出力信号を受信する(d〜f点)。
【0029】第2および第3のノードは、データ受信し
た次の同時期を示す同時期信号Sync4に同期して、
自ノードの出力に同期信号として出力する(g点)。
【0030】上記の手順を踏むことにより、各ノードが
任意の入力に対して、各ノード同時出力の信号を得るこ
とができる。
【0031】なお、本システムの場合、伝送が1周期
(1つの信号データが自ノードより出力されて戻ってく
る時間)が同時期信号Sync4の周期より短い時間で
完了する必要がある。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上記のように各ノードが任意
の入力信号に対して、各ノード同時出力の信号が得られ
るので、次の効果を奏する。
【0033】(1)各伝送で接続されたノード出力に同
時性を持った出力が得られるため、各種基準信号として
利用可能となる。
【0034】(2)同期出力を得るための入力信号タイ
ミングを変えることで、周期出力のタイミングを変化で
きる(Sync4単位)。
【0035】(3)伝送システムの試験で基準点に対し
各ノードでどの程度ばらつきがあるか計測する場合、今
までは、至近距離で設置し、測定する以外に方法がなか
った。本手法を使えば離れた場所に設置したノード間で
もこの同時出力に対するタイミングを測定することでば
らつき測定が可能となる。
【0036】(4)保護継電装置が本来持っている周期
的な同期信号を利用するため新たなハードウェアの追加
が不要であり、容易に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本システム構成図。
【図2】本発明の同期出力タイミング図。
【符号の説明】
1,2,3…ノード DRX…受信端子 DTX…送信端子 URX…全ノードデータ受信端子 UTX…全ノードデータ送信端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 - 12/46 H02H 3/00 H04L 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを受信するための受信端子と、該
    受信端子で受信したデータに自ノードのデータを追加し
    て送信する送信端子と、他のノードからのデータを受信
    する全ノードデータ受信端子と、この全ノードデータ受
    信端子から受信したデータを送信する全ノードデータ送
    信端子の4端子を有する保護継電装置より成るノード
    を、第1のノードから任意数の第nのノードを伝送路で
    シリアルに接続し、第1のノードの送信端子に信号を入
    力したとき、該信号に自ノードのデータを追加して次の
    第2のノードに送信し、第2のノードは、この受信デー
    タに更に自ノードのデータを追加して次のノードに送信
    し、これを順次第nのノードまで行い。第nのノード
    は、各ノードからの全データを受信し、この全ノードの
    データを前とは逆の順序で全ノードデータ送信端子から
    次のノードの全ノードデータ受信端子に伝送し、各ノー
    ドはこの全ノードのデータを使用して保護継電装置の処
    理を行うとともに、各ノードに同時期を示す所定周期の
    同時期信号を内在させ、第1のノードに任意の信号が入
    力したとき、第1のノードの同時期信号点に同期したタ
    イミングで、各ノードへ信号を送信し、各ノードは第1
    のノードからの同期出力信号を受信したとき、データを
    受信した次の同時期信号に同期して自ノードの出力に同
    期信号として出力するようにしたことを特徴とする同期
    信号出力方式。
  2. 【請求項2】 前記同時期信号の周期は、1つの信号デ
    ータが自ノードより出力されて戻ってくる時間より長い
    時間としたことを特徴とする請求項1記載の同期信号出
    力方式。
JP20194095A 1995-08-08 1995-08-08 同期信号出力方式 Expired - Lifetime JP3344176B2 (ja)

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