JP3343365B2 - エンジンの可変バルブタイミング装置 - Google Patents
エンジンの可変バルブタイミング装置Info
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- JP3343365B2 JP3343365B2 JP25570491A JP25570491A JP3343365B2 JP 3343365 B2 JP3343365 B2 JP 3343365B2 JP 25570491 A JP25570491 A JP 25570491A JP 25570491 A JP25570491 A JP 25570491A JP 3343365 B2 JP3343365 B2 JP 3343365B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4サイクルエンジンに
採用される可変バルブタイミング装置に関し、詳細には
低中速時,又は高速時に対応した別個のカムノーズで1
本のバルブを駆動することによりバルブの開閉タイミン
グ及びリフト量を変化させることができるようにした装
置に関する。
採用される可変バルブタイミング装置に関し、詳細には
低中速時,又は高速時に対応した別個のカムノーズで1
本のバルブを駆動することによりバルブの開閉タイミン
グ及びリフト量を変化させることができるようにした装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】4サイクルエンジンの可変バルブタイミ
ング装置として、従来、低中速用カムノーズと高速用カ
ムノーズとを備え、これを低中速時と高速時とで切り変
えて作動させるようにしたものがある。このような可変
バルブタイミング装置として、従来、例えば特開昭64-7
7711号号公報に記載されているものがある。これは、1
本のカム軸に低中速用,高速用カムノーズを設け、1本
のアーム軸で低中速用,高速用スイングアームを揺動可
能に軸支し、該両スイングアームの先端部同士を、連結
ピンを上記アーム軸方向に進退させることにより連結,
非連結に切換可能に構成するとともに、低中速用スイグ
アームの先端部をバルブに当接させた構造となってい
る。上記公報記載の可変バルブタイミング装置では、バ
ルブは、低中速時には上記両スイングアームが非連結と
なることから低中速用カムノーズにより低中速用スイン
グアームを介して開閉駆動される。また高速時には上記
両スイングアームが連結され、ノーズ高さの高い高速用
カムノーズにより高速用スイングアームから低中速用ス
イングアームを介して開閉駆動される。
ング装置として、従来、低中速用カムノーズと高速用カ
ムノーズとを備え、これを低中速時と高速時とで切り変
えて作動させるようにしたものがある。このような可変
バルブタイミング装置として、従来、例えば特開昭64-7
7711号号公報に記載されているものがある。これは、1
本のカム軸に低中速用,高速用カムノーズを設け、1本
のアーム軸で低中速用,高速用スイングアームを揺動可
能に軸支し、該両スイングアームの先端部同士を、連結
ピンを上記アーム軸方向に進退させることにより連結,
非連結に切換可能に構成するとともに、低中速用スイグ
アームの先端部をバルブに当接させた構造となってい
る。上記公報記載の可変バルブタイミング装置では、バ
ルブは、低中速時には上記両スイングアームが非連結と
なることから低中速用カムノーズにより低中速用スイン
グアームを介して開閉駆動される。また高速時には上記
両スイングアームが連結され、ノーズ高さの高い高速用
カムノーズにより高速用スイングアームから低中速用ス
イングアームを介して開閉駆動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来の装
置は、両スイングアームの先端部を連結ピンの進退によ
り連結又は非連結に切り換えるようにしている。従っ
て、例えば吸気,排気バルブを2本づつ備えた4バルブ
エンジンの場合、上記高速用スイングアームの両側に中
低速用スイングアームをそれぞれ配置し、これら3つの
スイングアームを2分割された連結ピンにより連結,非
連結に切り換えることが必要となる。このように上記従
来装置では、バルブ数が増加すると特に上記連結機構部
分の構造,及びその動作が複雑になるという問題があ
る。
置は、両スイングアームの先端部を連結ピンの進退によ
り連結又は非連結に切り換えるようにしている。従っ
て、例えば吸気,排気バルブを2本づつ備えた4バルブ
エンジンの場合、上記高速用スイングアームの両側に中
低速用スイングアームをそれぞれ配置し、これら3つの
スイングアームを2分割された連結ピンにより連結,非
連結に切り換えることが必要となる。このように上記従
来装置では、バルブ数が増加すると特に上記連結機構部
分の構造,及びその動作が複雑になるという問題があ
る。
【0004】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、スイングアーム同士の連結,非連結の切換を
不要にすることにより、バルブ数が増加しても構造が複
雑化することのないエンジンの可変バルブタイミング装
置を提供することを目的としている。
たもので、スイングアーム同士の連結,非連結の切換を
不要にすることにより、バルブ数が増加しても構造が複
雑化することのないエンジンの可変バルブタイミング装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、1本のカム軸
に第1カムノーズとこれよりノーズ高さの低い第2カム
ノーズとを形成し、該第1,第2カムノーズでそれぞれ
駆動される第1,第2スイングアームを設け、上記第1
スイングアームの基端部を支持状態と非支持状態とに切
換可能に支持する支持機構を、シリンダヘッドに固定さ
れた支持プレートのスライド穴内に、係止穴が形成され
たスライドピストンをバルブの移動方向と直交する方向
に摺動可能に配設し、上記支持プレートから突出して上
記第1スイングアームの基端部を支持する支持ロッドを
上記バルブの移動方向に摺動可能にかつ該第1スイング
アーム側に付勢して上記係止穴内に挿入し、上記支持ロ
ッドの軸方向途中に上記係止穴の縁部が係脱する小径で
環状の係止溝を形成し、上記スライドピストンの一端面
に対して上記係止穴の縁部が上記係止溝に係止する方向
に油圧を作用させる油圧室を形成するとともに、上記支
持ロッドを挟んで油圧室の反対側の他端面に対して上記
係止を解除する方向に付勢力を作用させる付勢ばねを配
置した構成とし、上記支持機構が支持状態のとき第1カ
ムノーズにより第1スイングアームを介して上記バルブ
を開閉駆動し、非支持状態のとき第2カムノーズにより
第2スイングアームを介して上記バルブを開閉駆動する
ようにしたエンジンの可変バルブタイミング装置であ
る。
に第1カムノーズとこれよりノーズ高さの低い第2カム
ノーズとを形成し、該第1,第2カムノーズでそれぞれ
駆動される第1,第2スイングアームを設け、上記第1
スイングアームの基端部を支持状態と非支持状態とに切
換可能に支持する支持機構を、シリンダヘッドに固定さ
れた支持プレートのスライド穴内に、係止穴が形成され
たスライドピストンをバルブの移動方向と直交する方向
に摺動可能に配設し、上記支持プレートから突出して上
記第1スイングアームの基端部を支持する支持ロッドを
上記バルブの移動方向に摺動可能にかつ該第1スイング
アーム側に付勢して上記係止穴内に挿入し、上記支持ロ
ッドの軸方向途中に上記係止穴の縁部が係脱する小径で
環状の係止溝を形成し、上記スライドピストンの一端面
に対して上記係止穴の縁部が上記係止溝に係止する方向
に油圧を作用させる油圧室を形成するとともに、上記支
持ロッドを挟んで油圧室の反対側の他端面に対して上記
係止を解除する方向に付勢力を作用させる付勢ばねを配
置した構成とし、上記支持機構が支持状態のとき第1カ
ムノーズにより第1スイングアームを介して上記バルブ
を開閉駆動し、非支持状態のとき第2カムノーズにより
第2スイングアームを介して上記バルブを開閉駆動する
ようにしたエンジンの可変バルブタイミング装置であ
る。
【0006】
【作用】本発明に係る可変バルブタイミング装置によれ
ば、例えばエンジンの低速回転時においては上記支持機
構が非支持状態となり、これにより第1スイングアーム
が空動し、バルブは第2カムノーズにより第2スイング
アームを介して駆動される。また、高速回転時において
は上記支持機構が支持状態となり、これによりバルブは
ノーズ高さの高い第1カムノーズにより第1スイングア
ームを介して駆動される。そして本発明では、各スイン
グアーム同士を駆動力が伝達されるように連結させてお
く構造(単に押圧する場合を含む)を採用したので、連
結又は非連結の何れかに切り変える必要はなく、従って
バルブ数が増加した場合にも構造が複雑化することはな
い。
ば、例えばエンジンの低速回転時においては上記支持機
構が非支持状態となり、これにより第1スイングアーム
が空動し、バルブは第2カムノーズにより第2スイング
アームを介して駆動される。また、高速回転時において
は上記支持機構が支持状態となり、これによりバルブは
ノーズ高さの高い第1カムノーズにより第1スイングア
ームを介して駆動される。そして本発明では、各スイン
グアーム同士を駆動力が伝達されるように連結させてお
く構造(単に押圧する場合を含む)を採用したので、連
結又は非連結の何れかに切り変える必要はなく、従って
バルブ数が増加した場合にも構造が複雑化することはな
い。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図について説明す
る。図1ないし図5は本発明の第1実施例によるエンジ
ンの可変バルブタイミング装置を説明するための図であ
り、図1は断面側面図、図2は図1のII-II 線断面図、
図3は分解斜視図、図4はスイングアーム,支持機構部
分を示す図、図5は該実施例エンジンの断面側面図であ
る。なお、図1中、吸気側,排気側は、それぞれ図2の
IN-IN 線断面、EX-EX 線断面に相当する。
る。図1ないし図5は本発明の第1実施例によるエンジ
ンの可変バルブタイミング装置を説明するための図であ
り、図1は断面側面図、図2は図1のII-II 線断面図、
図3は分解斜視図、図4はスイングアーム,支持機構部
分を示す図、図5は該実施例エンジンの断面側面図であ
る。なお、図1中、吸気側,排気側は、それぞれ図2の
IN-IN 線断面、EX-EX 線断面に相当する。
【0008】図において、1は本実施例装置を備えたエ
ンジンであり、これは外観でクランクケース2上にシリ
ンダブロック3及びシリンダヘッド4を積層してヘッド
ボルトで締結し、さらにシリンダヘッド4の上側合面に
ヘッドカバー5を被せた構造となっている。また上記シ
リンダブロック3のシリンダボア3a内に摺動自在に挿
入されたピストン7はコンロッド8でクランク軸に連結
されている。また上記シリンダヘッド4の下側合面に凹
設された燃焼凹部4bには吸気弁開口4c,排気弁開口
4dが2つづつ形成されており、該各開口4c,4dは
それぞれ吸気,排気通路17,16でシリンダ外壁に導
出されている。
ンジンであり、これは外観でクランクケース2上にシリ
ンダブロック3及びシリンダヘッド4を積層してヘッド
ボルトで締結し、さらにシリンダヘッド4の上側合面に
ヘッドカバー5を被せた構造となっている。また上記シ
リンダブロック3のシリンダボア3a内に摺動自在に挿
入されたピストン7はコンロッド8でクランク軸に連結
されている。また上記シリンダヘッド4の下側合面に凹
設された燃焼凹部4bには吸気弁開口4c,排気弁開口
4dが2つづつ形成されており、該各開口4c,4dは
それぞれ吸気,排気通路17,16でシリンダ外壁に導
出されている。
【0009】上記吸気通路17の吸気弁開口近傍には吸
気通路面積を該通路の底壁側から絞る吸気制御弁21が
配設されている。また上記吸気通路17のシリンダ外壁
側接続開口17aにはスロットルバルブ30を内蔵する
スロットルボディ24が接続されている。またこのスロ
ットルボディ24の底壁部分には燃焼噴射弁26が装着
されており、該噴射弁26の噴射ノズルは上記吸気制御
弁21付近を指向している。
気通路面積を該通路の底壁側から絞る吸気制御弁21が
配設されている。また上記吸気通路17のシリンダ外壁
側接続開口17aにはスロットルバルブ30を内蔵する
スロットルボディ24が接続されている。またこのスロ
ットルボディ24の底壁部分には燃焼噴射弁26が装着
されており、該噴射弁26の噴射ノズルは上記吸気制御
弁21付近を指向している。
【0010】また上記スロットルボディ24には、エア
クリーナ50及び吸気管22を内蔵するエアチャンバ2
0がジョイント20aを介して接続されている。上記吸
気管22と上記ジョイント20aとの間にはスライド管
25を軸直角方向に移動可能に支持するスライドベース
23が介設されており、上記スライド管25は駆動ケー
ブル27a,27bで上記吸気管22と上記スライドベ
ース23の連通穴23aとを連通させる低中速時位置
と、上記吸気管22と連通穴23aとの間を外部に開放
する高速時位置との間で進退駆動されるようになってい
る。
クリーナ50及び吸気管22を内蔵するエアチャンバ2
0がジョイント20aを介して接続されている。上記吸
気管22と上記ジョイント20aとの間にはスライド管
25を軸直角方向に移動可能に支持するスライドベース
23が介設されており、上記スライド管25は駆動ケー
ブル27a,27bで上記吸気管22と上記スライドベ
ース23の連通穴23aとを連通させる低中速時位置
と、上記吸気管22と連通穴23aとの間を外部に開放
する高速時位置との間で進退駆動されるようになってい
る。
【0011】そして上記排気,吸気弁開口4d,4cに
は排気,吸気バルブ10,11のバルブヘッド10a,
11aが各開口を開閉可能に配設されている。この排
気,吸気バルブ10,11のバルブステム10b,11
bの上端部に装着されたリテーナ28bとシリンダヘッ
ド4のばね座との間にはバルブスプリング28aが介設
されており、これにより各バルブは閉方向に付勢されて
いる。
は排気,吸気バルブ10,11のバルブヘッド10a,
11aが各開口を開閉可能に配設されている。この排
気,吸気バルブ10,11のバルブステム10b,11
bの上端部に装着されたリテーナ28bとシリンダヘッ
ド4のばね座との間にはバルブスプリング28aが介設
されており、これにより各バルブは閉方向に付勢されて
いる。
【0012】また上記排気,吸気バルブ10,11の上
端にはそれぞれ排気側,吸気側の可変バルブタイミング
装置12,13が配設されており、該各装置12,13
の上側には排気,吸気カム軸14,15が配設されてい
る。上記両可変バルブタイミング機構12,13は同様
の構造であるので、ここでは吸気側の可変バルブタイミ
ング装置13について詳述する。上記可変タイミング装
置13は、吸気カム軸15の高速用カムノーズ(第1カ
ムノーズ)15b,低中速用カムノーズ(第2カムノー
ズ)15a,15aの下方にこれらのノーズでそれぞれ
押圧駆動される1つの高速用スイングアーム(第1スイ
ングアーム)32,2つの低中速用スイングアーム(第
2スイングアーム)31,31を配設した構造のもので
ある。
端にはそれぞれ排気側,吸気側の可変バルブタイミング
装置12,13が配設されており、該各装置12,13
の上側には排気,吸気カム軸14,15が配設されてい
る。上記両可変バルブタイミング機構12,13は同様
の構造であるので、ここでは吸気側の可変バルブタイミ
ング装置13について詳述する。上記可変タイミング装
置13は、吸気カム軸15の高速用カムノーズ(第1カ
ムノーズ)15b,低中速用カムノーズ(第2カムノー
ズ)15a,15aの下方にこれらのノーズでそれぞれ
押圧駆動される1つの高速用スイングアーム(第1スイ
ングアーム)32,2つの低中速用スイングアーム(第
2スイングアーム)31,31を配設した構造のもので
ある。
【0013】上記各低中速用スイングアーム31は本体
部31aの先端,基端にそれぞれ押圧部31b,支持部
31cを一体形成し、上面にスリッパ31dを固着して
なるものであり、上記各押圧部31bの下面が上記各バ
ルブステム10bの上端に当接している。また上記各支
持部31cにはアジャストボルト39aが螺挿されロッ
クナット39bでロックされており、該アジャストボル
ト39aの下端に形成された球状のヒボット39cが支
持プレート34の凹部34cで支持されている。なおこ
の支持プレート34はシリンダヘッド4にノックピン5
1で位置決めされかつボルト52で固定されている。
部31aの先端,基端にそれぞれ押圧部31b,支持部
31cを一体形成し、上面にスリッパ31dを固着して
なるものであり、上記各押圧部31bの下面が上記各バ
ルブステム10bの上端に当接している。また上記各支
持部31cにはアジャストボルト39aが螺挿されロッ
クナット39bでロックされており、該アジャストボル
ト39aの下端に形成された球状のヒボット39cが支
持プレート34の凹部34cで支持されている。なおこ
の支持プレート34はシリンダヘッド4にノックピン5
1で位置決めされかつボルト52で固定されている。
【0014】上記高速用スイングアーム32は、本体部
32aの先端,基端にそれぞれ押圧片32b,支持部3
2cをそれぞれ一体形成し、上面にスリッパ32dを固
着してなるものである。上記押圧片32bは左,右に延
び、上記各低中速用スイングアーム31の押圧部31b
の上面にスリッパ31eを介して当接している。
32aの先端,基端にそれぞれ押圧片32b,支持部3
2cをそれぞれ一体形成し、上面にスリッパ32dを固
着してなるものである。上記押圧片32bは左,右に延
び、上記各低中速用スイングアーム31の押圧部31b
の上面にスリッパ31eを介して当接している。
【0015】また上記高速用スイングアーム32の支持
部32cは上記支持プレート34内に形成された支持機
構33で支持されている。この支持機構33は、以下の
構造により、上記支持部32cを固定ピボットの場合と
同様に支持するいわゆる支持状態と、一定のばね力でフ
ローティング状態に支持するいわゆる非支持状態との何
れか一方に切換可能になっている。上記支持プレート3
4に上記バルブステム11bと直交する方向に形成さ
れ、キャップ34aで閉塞されたスライド孔34b内に
スライドピストン36をバルブ移動方向と直交する方向
に摺動可能に挿入し、該スライドピストン36の頭部側
に油圧室40cを形成し、該油圧室40cを油圧主通路
40aの分岐通路40bに連通させるとともに、反対側
に復帰ばね(付勢ばね)38を介設する。そして上記ス
ライドピストン36の係止穴(係止部)36a内に支持
ロッド35を上記バルブステム11bと平行に、つまり
バルブ移動方向に摺動可能に挿入し、該支持ロッド35
のピボット35bで上記支持部32cを支持するととも
に、支持ばね37により上端位置に付勢する。また上記
支持ロッド35の、上記スライドピストン36の高さ方
向中程部分には係止溝35aが環状に形成されている。
上記スライドピストン36に油圧を作用させると上記係
止穴36aの周縁が上記係止溝35aに係止し、これに
より支持ロッド35が軸方向に固定されるようになって
いる。このように上記スライドピストン36に油圧を作
用させることにより該スライドピストン36を介して支
持ロッド35を固定したので、スライドピストン36の
ストロークを小さくでき、ひいてはスライドピストン3
6の油圧室40cの容量を小さくすることが可能とな
り、切換応答性を向上できる。
部32cは上記支持プレート34内に形成された支持機
構33で支持されている。この支持機構33は、以下の
構造により、上記支持部32cを固定ピボットの場合と
同様に支持するいわゆる支持状態と、一定のばね力でフ
ローティング状態に支持するいわゆる非支持状態との何
れか一方に切換可能になっている。上記支持プレート3
4に上記バルブステム11bと直交する方向に形成さ
れ、キャップ34aで閉塞されたスライド孔34b内に
スライドピストン36をバルブ移動方向と直交する方向
に摺動可能に挿入し、該スライドピストン36の頭部側
に油圧室40cを形成し、該油圧室40cを油圧主通路
40aの分岐通路40bに連通させるとともに、反対側
に復帰ばね(付勢ばね)38を介設する。そして上記ス
ライドピストン36の係止穴(係止部)36a内に支持
ロッド35を上記バルブステム11bと平行に、つまり
バルブ移動方向に摺動可能に挿入し、該支持ロッド35
のピボット35bで上記支持部32cを支持するととも
に、支持ばね37により上端位置に付勢する。また上記
支持ロッド35の、上記スライドピストン36の高さ方
向中程部分には係止溝35aが環状に形成されている。
上記スライドピストン36に油圧を作用させると上記係
止穴36aの周縁が上記係止溝35aに係止し、これに
より支持ロッド35が軸方向に固定されるようになって
いる。このように上記スライドピストン36に油圧を作
用させることにより該スライドピストン36を介して支
持ロッド35を固定したので、スライドピストン36の
ストロークを小さくでき、ひいてはスライドピストン3
6の油圧室40cの容量を小さくすることが可能とな
り、切換応答性を向上できる。
【0016】また上記シリンダヘッド4に形成された油
圧主通路40aにはジョイント42b,油圧ホース42
a,切換バルブ42を介して油圧ポンプ41が接続され
ており、この切換バルブ42はECU43で切換制御さ
れる。このECU43は、切換バルブ42に、エンジン
が低中速回転の場合は上記油圧ホース42aを戻り通路
42cに連通させる(図2に示す状態)ためのオフ信号
を、高速回転になると上記ホース42aを油圧ポンプ4
1に連通させるためのオン信号をそれぞれ出力する。な
お44はバッテリ、45はメインスイッチである。
圧主通路40aにはジョイント42b,油圧ホース42
a,切換バルブ42を介して油圧ポンプ41が接続され
ており、この切換バルブ42はECU43で切換制御さ
れる。このECU43は、切換バルブ42に、エンジン
が低中速回転の場合は上記油圧ホース42aを戻り通路
42cに連通させる(図2に示す状態)ためのオフ信号
を、高速回転になると上記ホース42aを油圧ポンプ4
1に連通させるためのオン信号をそれぞれ出力する。な
お44はバッテリ、45はメインスイッチである。
【0017】次に本実施例の作用効果について説明す
る。まず、低中速回転時には、上記ECU43がオフ信
号を切換バルブ42に出力する。すると上記油圧主通路
40a内圧力が低下し、スライドピストン36は復帰ば
ね38に押されて後退し、該スライドピストン36の係
止穴36aと支持ロッド35の係止溝35aとの係止が
解除される。これにより支持ロッド35、つまり高速用
スイングアーム32の支持部32cは支持ばね37のば
ね力のみで支持された非支持状態となる。その結果、高
速用スイングアーム32が空動することから、吸気バル
ブ11は、低中速用カムノーズ15aにより低中速用ス
イングアーム31を介して駆動されることとなり、低中
速用カムノーズ15aのノーズ形状に応じた開閉タイミ
ング,及びリフト量でもって吸気弁開口4cを開閉す
る。
る。まず、低中速回転時には、上記ECU43がオフ信
号を切換バルブ42に出力する。すると上記油圧主通路
40a内圧力が低下し、スライドピストン36は復帰ば
ね38に押されて後退し、該スライドピストン36の係
止穴36aと支持ロッド35の係止溝35aとの係止が
解除される。これにより支持ロッド35、つまり高速用
スイングアーム32の支持部32cは支持ばね37のば
ね力のみで支持された非支持状態となる。その結果、高
速用スイングアーム32が空動することから、吸気バル
ブ11は、低中速用カムノーズ15aにより低中速用ス
イングアーム31を介して駆動されることとなり、低中
速用カムノーズ15aのノーズ形状に応じた開閉タイミ
ング,及びリフト量でもって吸気弁開口4cを開閉す
る。
【0018】次に、高速回転時には、上記ECU43が
オン信号を切換バルブ42に出力する。すると油圧ポン
プ41が油圧主通路40aに連通し、該通路の油圧が上
昇し、スライドピストン36が復帰ばね38のばね力に
抗して前進し、該スライドピストン36の係止穴36a
の周縁が支持ロッド35の係止溝35aに係止する。こ
れにより支持ロッド35が軸方向に固定され、スイング
アーム32は支持状態となる。その結果、吸気バルブ1
1は、高速用カムノーズ15bにより、高速用スイング
アーム32から低中速用スイングアーム31を介して駆
動されることとなり、高速用カムノーズ15bのノーズ
形状に応じた開閉タイミング,及びリフト量でもって吸
気弁開口4cを開閉する。なお、この場合、低中速用カ
ムノーズ15aも低中速用スイングアーム31を駆動す
るのであるが、高速用カムノーズ15bのノーズ高さが
高いので、結果的に低中速用カムノーズ15aは空打す
ることとなる。また低中速から高速への切替動作は、バ
ルブが閉じており、従って上記支持ロッド35が上端に
位置している時点で行われる。
オン信号を切換バルブ42に出力する。すると油圧ポン
プ41が油圧主通路40aに連通し、該通路の油圧が上
昇し、スライドピストン36が復帰ばね38のばね力に
抗して前進し、該スライドピストン36の係止穴36a
の周縁が支持ロッド35の係止溝35aに係止する。こ
れにより支持ロッド35が軸方向に固定され、スイング
アーム32は支持状態となる。その結果、吸気バルブ1
1は、高速用カムノーズ15bにより、高速用スイング
アーム32から低中速用スイングアーム31を介して駆
動されることとなり、高速用カムノーズ15bのノーズ
形状に応じた開閉タイミング,及びリフト量でもって吸
気弁開口4cを開閉する。なお、この場合、低中速用カ
ムノーズ15aも低中速用スイングアーム31を駆動す
るのであるが、高速用カムノーズ15bのノーズ高さが
高いので、結果的に低中速用カムノーズ15aは空打す
ることとなる。また低中速から高速への切替動作は、バ
ルブが閉じており、従って上記支持ロッド35が上端に
位置している時点で行われる。
【0019】このように本実施例では、支持機構33に
より高速用スイングアーム32を支持状態又は非支持状
態の何れかに切換るようにしたので、エンジンの運転状
態によりバルブを高速用カムノーズ15b,又は低中速
用カムノーズ15aで駆動でき、エンジンの運転状態に
応じたバルブの開閉タイミング,リフト量を得ることが
できる。また本実施例では、高速用スイングアーム32
の先端に形成した押圧片32bで低中速用スイングアー
ム31の先端を押圧することにより、高速用カムノーズ
15aによる駆動力をバルブ11に伝達するようにした
ので、バルブ数が1本の場合も2本の場合も、さらに後
述する3本の場合も、上記支持,非支持切換機構は同一
でよく、バルブ数の増加に伴って構造が複雑になること
はほとんどない。
より高速用スイングアーム32を支持状態又は非支持状
態の何れかに切換るようにしたので、エンジンの運転状
態によりバルブを高速用カムノーズ15b,又は低中速
用カムノーズ15aで駆動でき、エンジンの運転状態に
応じたバルブの開閉タイミング,リフト量を得ることが
できる。また本実施例では、高速用スイングアーム32
の先端に形成した押圧片32bで低中速用スイングアー
ム31の先端を押圧することにより、高速用カムノーズ
15aによる駆動力をバルブ11に伝達するようにした
ので、バルブ数が1本の場合も2本の場合も、さらに後
述する3本の場合も、上記支持,非支持切換機構は同一
でよく、バルブ数の増加に伴って構造が複雑になること
はほとんどない。
【0020】図6,図7は、本発明を吸気バルブを3
本,排気バルブを2本備えた5バルブエンジンに適用し
た第2実施例を示す図である。本2実施例では、高速用
スイングアーム46の左側,右側に低中速用スイングア
ーム47,48を配設しており、右側の低中速用スイン
グアーム48は本体の先端部にバルブ11を押圧する押
圧部48aを一体形成し、上面にスリッパ48bを固着
してなり、上記第1実施例のものと同様の形状になって
いる。一方、左側の低中速用スイングアーム47は、そ
の先端部に左右に延び、左,右のバルブ11,11を押
圧する押圧片47aを一体形成するとともに、上面にス
リッパ47bを固着した構造となっている。また高速用
スイングアーム46は先端部に左右に延びる押圧片46
aを一体形成し、上面にスリッパ46aを形成した構造
となっている。ここで上記押圧片46aの、本体部の中
心線Aから左側押圧点46cまでの寸法aと右側押圧点
46dまでの寸法bとの比は1:2に設定されている。
本,排気バルブを2本備えた5バルブエンジンに適用し
た第2実施例を示す図である。本2実施例では、高速用
スイングアーム46の左側,右側に低中速用スイングア
ーム47,48を配設しており、右側の低中速用スイン
グアーム48は本体の先端部にバルブ11を押圧する押
圧部48aを一体形成し、上面にスリッパ48bを固着
してなり、上記第1実施例のものと同様の形状になって
いる。一方、左側の低中速用スイングアーム47は、そ
の先端部に左右に延び、左,右のバルブ11,11を押
圧する押圧片47aを一体形成するとともに、上面にス
リッパ47bを固着した構造となっている。また高速用
スイングアーム46は先端部に左右に延びる押圧片46
aを一体形成し、上面にスリッパ46aを形成した構造
となっている。ここで上記押圧片46aの、本体部の中
心線Aから左側押圧点46cまでの寸法aと右側押圧点
46dまでの寸法bとの比は1:2に設定されている。
【0021】本第2実施例においても、バルブを高速用
カムノーズ又は低中速用カムノーズで切り換えて駆動で
き、エンジンの運転状態に応じた開閉タイミング,リフ
ト量を得ることができる。また、左側の低中速用スイン
グアーム47の前端部に押圧片47aを付加するだけ
で、上記第1実施例のバルブ2本の場合と同一構造の支
持機構により、3本のバルブを駆動でき、バルブ数が増
加した場合の構造の複雑化を回避できる。さらにまた、
上記高速用スイングアーム46の押圧片46aの形状設
定に当たって、左,右の押圧点46c,46dまでの長
さを1:2に設定したので、高速用カムノーズからの駆
動力を、左側,右側の低中速用スイングアーム47,4
8に2:1の割合で伝達することができ、結果的に3本
のバルブ11への駆動力を均等にすることができる。
カムノーズ又は低中速用カムノーズで切り換えて駆動で
き、エンジンの運転状態に応じた開閉タイミング,リフ
ト量を得ることができる。また、左側の低中速用スイン
グアーム47の前端部に押圧片47aを付加するだけ
で、上記第1実施例のバルブ2本の場合と同一構造の支
持機構により、3本のバルブを駆動でき、バルブ数が増
加した場合の構造の複雑化を回避できる。さらにまた、
上記高速用スイングアーム46の押圧片46aの形状設
定に当たって、左,右の押圧点46c,46dまでの長
さを1:2に設定したので、高速用カムノーズからの駆
動力を、左側,右側の低中速用スイングアーム47,4
8に2:1の割合で伝達することができ、結果的に3本
のバルブ11への駆動力を均等にすることができる。
【0022】なお、上記第1,第2実施例では、高速用
スイングアーム32,46の先端部に形成した押圧片3
2b,46aで低中速用スイングアームの先端部を押圧
するように構成した場合を説明したが、これらのスイン
グアームの先端部同士をピン等で回動可能に連結しても
良い。また上記第1,第2実施例では吸気バルブがそれ
ぞれ2本,3本の場合を説明したが、本発明はバルブが
1本の場合にも勿論適用できる。
スイングアーム32,46の先端部に形成した押圧片3
2b,46aで低中速用スイングアームの先端部を押圧
するように構成した場合を説明したが、これらのスイン
グアームの先端部同士をピン等で回動可能に連結しても
良い。また上記第1,第2実施例では吸気バルブがそれ
ぞれ2本,3本の場合を説明したが、本発明はバルブが
1本の場合にも勿論適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明に係るエンジンの可
変バルブタイミング装置によれば、第1スイングアーム
の基端部を支持状態と非支持状態とに切換可能とする支
持機構を、バルブの移動方向と直交方向に移動可能なス
ライドピストンと、上記バルブの移動方向と平行に移動
可能な支持ロッドとを備え、該スライドピストンの係止
穴内に上記支持ロッドを摺動自在に挿入するとともに、
該係止穴の縁部を支持ロッドの係止溝に係脱させるよう
に構成したので、スライドピストンを支持ロッドの半径
程度スライドさせるだけで両者を係脱でき、スライドピ
ストンのストロークが小さくて済み、ひいては切替応答
性を向上できる効果がある。また、スライドピストンと
支持ロッドを共通の支持プレートで支持したので両者の
寸法精度を向上でき、さらに支持ロッドを挟んで油圧室
と付勢ばねを振り分け配置したので、支持機構をコンパ
クトにできる。
変バルブタイミング装置によれば、第1スイングアーム
の基端部を支持状態と非支持状態とに切換可能とする支
持機構を、バルブの移動方向と直交方向に移動可能なス
ライドピストンと、上記バルブの移動方向と平行に移動
可能な支持ロッドとを備え、該スライドピストンの係止
穴内に上記支持ロッドを摺動自在に挿入するとともに、
該係止穴の縁部を支持ロッドの係止溝に係脱させるよう
に構成したので、スライドピストンを支持ロッドの半径
程度スライドさせるだけで両者を係脱でき、スライドピ
ストンのストロークが小さくて済み、ひいては切替応答
性を向上できる効果がある。また、スライドピストンと
支持ロッドを共通の支持プレートで支持したので両者の
寸法精度を向上でき、さらに支持ロッドを挟んで油圧室
と付勢ばねを振り分け配置したので、支持機構をコンパ
クトにできる。
【図1】本発明の第1実施例によるエンジンの可変バル
ブタイミング装置を説明するための断面側面図である。
ブタイミング装置を説明するための断面側面図である。
【図2】図1のII-II 線断面図である。
【図3】上記第1実施例装置の分解斜視図である。
【図4】上記第1実施例装置のスイングアーム,支持機
構部分を示す図である。
構部分を示す図である。
【図5】上記第1実施例エンジンの断面側面図である。
【図6】本発明の第2実施例による可変バルブタイミン
グ装置のスイングアーム部分の平面図である。
グ装置のスイングアーム部分の平面図である。
【図7】上記第2実施例のスイングアーム部分の正面図
である。
である。
1 エンジン 11 吸気バルブ 15 吸気カム軸 15a 低中速用カムノーズ(第2カムノーズ) 15b 高速用カムノーズ(第1カムノーズ) 31 低中速用スイングアーム(第2スイングアーム) 32 高速用スイングアーム(第1スイングアーム) 32c 支持部(基端部) 33 支持機構
Claims (1)
- 【請求項1】 1本のカム軸に第1カムノーズとこれよ
りノーズ高さの低い第2カムノーズとを形成し、該第
1,第2カムノーズでそれぞれ駆動される第1,第2ス
イングアームを設け、上記第1スイングアームの基端部
を支持状態と非支持状態とに切換可能に支持する支持機
構を、シリンダヘッドに固定された支持プレートのスラ
イド穴内に、係止穴が形成されたスライドピストンをバ
ルブの移動方向と直交する方向に摺動可能に配設し、上
記支持プレートから突出して上記第1スイングアームの
基端部を支持する支持ロッドを上記バルブの移動方向に
摺動可能にかつ該第1スイングアーム側に付勢して上記
係止穴内に挿入し、上記支持ロッドの軸方向途中に上記
係止穴の縁部が係脱する小径で環状の係止溝を形成し、
上記スライドピストンの一端面に対して上記係止穴の縁
部が上記係止溝に係止する方向に油圧を作用させる油圧
室を形成するとともに、上記支持ロッドを挟んで油圧室
の反対側の他端面に対して上記係止を解除する方向に付
勢力を作用させる付勢ばねを配置した構成とし、上記支
持機構が支持状態のとき第1カムノーズにより第1スイ
ングアームを介して上記バルブを開閉駆動し、非支持状
態のとき第2カムノーズにより第2スイングアームを介
して上記バルブを開閉駆動するようにしたエンジンの可
変バルブタイミング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25570491A JP3343365B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | エンジンの可変バルブタイミング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25570491A JP3343365B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | エンジンの可変バルブタイミング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571320A JPH0571320A (ja) | 1993-03-23 |
JP3343365B2 true JP3343365B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=17282478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25570491A Expired - Fee Related JP3343365B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | エンジンの可変バルブタイミング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3343365B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP25570491A patent/JP3343365B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0571320A (ja) | 1993-03-23 |
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