JP3342668B2 - カステラ菓子、カステラ菓子の製造装置、及びカステラ菓子の製造方法 - Google Patents

カステラ菓子、カステラ菓子の製造装置、及びカステラ菓子の製造方法

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JP3342668B2
JP3342668B2 JP31251498A JP31251498A JP3342668B2 JP 3342668 B2 JP3342668 B2 JP 3342668B2 JP 31251498 A JP31251498 A JP 31251498A JP 31251498 A JP31251498 A JP 31251498A JP 3342668 B2 JP3342668 B2 JP 3342668B2
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賢二 荒木
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アラキ製菓有限会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カステラ菓子、カ
ステラ菓子の製造装置、及びカステラ菓子の製造方法に
関するものであり、特に、カステラ饅頭等、土産物に最
適なカステラ菓子と、そのカステラ菓子を製造するため
の製造装置と、そのカステラ菓子を製造するための製造
方法とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カステラ菓子として、カステラ饅
頭が知られている。このカステラ饅頭は、小麦粉、卵、
砂糖、水飴、及び膨張剤等を素材とし、これらを混合し
て適当な粘度を有する生地を製造し、その生地で餡やク
リームを包むようにして焼くことによって生成される。
このカステラ饅頭を生産する工場では、製造装置として
次のものを備えている。すなわち、生地を収容する生地
タンクと、バーナ等の加熱手段により加熱されコンベア
上を順次移動する型体と、生地タンクに収容された生地
を供給管を介して型体に流し込む搬送手段と、餡を収容
する餡タンクと、餡タンクに収容された餡を型体に投入
する投入手段とを備えている。ここで、型体は、表面に
凹部が形成された2枚の焼板と、2枚の焼板を互いに回
動自在に接続する連結部とからなり、2枚の焼板の表面
どうしが当接した際、凹部どうしが対向して内部に空間
ができるものである。なお、生地タンクに収容される生
地は、上記素材を混合させることにより作られる。
【0003】上記の装置によれば、搬送手段の動作によ
り所定量の生地が2枚の焼板の凹部に流し込まれ、その
後、投入手段の動作により餡が一方の焼板の生地の上に
載せられる。そして、型体の連結部を軸として一方の型
体が回動され2枚の焼板の表面どうしが当接する。つま
り、一方の焼板に供給された生地と他方の焼板に供給さ
れた生地とが餡を包む状態で合わせられる。このような
状態で所定時間焼成されることにより、カステラ饅頭が
生成される。
【0004】ところで、カステラ饅頭は、観光地の土産
物店等で多く販売され、土産品として最適であるが、類
似した商品が非常に多い。そこで、観光地の特色を出す
ため、カステラ饅頭を、観光地特有の箱に収納したり、
観光地特有の包装紙を用いることにより、観光客の購買
意欲を高めるよう工夫がなされている。また、カステラ
饅頭の表面に、観光地の名称や観光地の風景を焼き入れ
るようにしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカステ
ラ菓子は、1種類の生地から生成されるため、当然、焼
かれて生成されたカステラ菓子は、単一色のものとな
る。したがって、どのカステラ菓子も似通っており特徴
がなく、観光客等、購入者の目を引いて購買意欲を高め
るというアピール性に欠如していた。
【0006】そこで、本発明は、複数の色彩とし購買意
欲を高めることができるカステラ菓子、カステラ菓子の
製造装置、及びカステラ菓子の製造方法の提供を課題と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
カステラ菓子は、略同質で色が異なる2種類の生地から
生成された上側部分、及び該上側部分と同一の二種類の
生地から生成された下側部分からなるカステラ部と、該
カステラ部に包まれた餡またはクリームとを備え、前記
カステラ部における前記上側部分及び前記下側部分は、
同じ生地同士が互いに接触した形で焼き上げられ、前記
上側部分及び前記下側部分の接触面に対して垂直に交わ
るように、前記カステラ部全体の前記カステラ部全体の
色彩が左右に二分されているものである。
【0008】ここで、略同質の生地とは、略等しい素材
が同じ分量ずつ配合され、略同程度の粘度を有し、カス
テラ菓子として焼き上げる場合に固さや膨らみ度合いが
互いに等しい生地を意味する。また、色の異なる生地を
作るには、生地に食紅やチョコレートを配合すればよ
い。
【0009】したがって、請求項1の発明のカステラ菓
子によれば、カステラ部は、上側部分と下側部分とから
形成され、これらにより餡又はクリームを包んでいる。
上側部分及び下側部分は夫々2種類の生地(略同質で色
が異なる生地)から生成され、しかも上側部分及び下側
部分を重ねる際には、同じ生地同士が互いに接触するこ
とから、焼き上げられた状態では、色彩が左右に二分さ
れた状態となる。
【0010】請求項2の発明にかかるカステラ菓子の製
造装置は、第1生地が収容される第1容器と、前記第1
生地と略同質で色が異なる第2生地が収容される第2容
器と、餡またはクリームが収容される餡タンクと、前記
第1容器に接続される第1供給管と、前記第2容器に接
続される第2供給管と、前記第1供給管を介して前記第
1生地を所定量搬送させる第1搬送手段と、前記第2供
給管を介して前記第2生地を所定量搬送させる第2搬送
手段と、前記餡または前記クリームを前記餡タンクから
連続して排出するスクリューと、排出された前記餡また
は前記クリームを所定長さに切断する餡カッターと、互
いに回動可能に支持された二枚の焼板を有し、加熱され
ることにより前記第1生地及び前記第2生地を焼成し、
カステラ菓子における上側部分及び下側部分を夫々形成
する複数の型体とを具備し、前記第1供給管の先端及び
前記第2供給管の先端を対として、前記2枚の焼板に夫
々臨ませた状態で、前記第1搬送手段及び前記第2搬送
手段を動作させ、その後、前記スクリュー及び前記餡カ
ッターの動作により、いずれか一方の前記焼板に対し
て、前記餡または前記クリームを投入し、さらに、同じ
生地同士が互いに接触するように、一方の前記焼板と他
方の前記焼板とを重ね、前記上側部分及び前記下側部分
の接触面に対して垂直に交わるように、全体の色彩が左
右に二分されたカステラ菓子を製造するものである。
【0011】ここで、第1搬送手段は、例えば、第1容
器内の第1生地を所定量だけ押し出す押出部と、該押出
部を動作させるシリンダとを備える。また、同様に、第
2搬送手段は、例えば、第2容器内の第2生地を所定量
だけ押し出す押出部と、該押出部を動作させるシリンダ
とを備える。なお、押し出される第1生地の量と、押し
出される第2生地の量とは、同量であっても、異なった
量であってもよい。
【0012】したがって、請求項2の発明のカステラ菓
子の製造装置によれば、まず、第1生地が第1容器に収
容され、第2生地が第2容器に収容され、餡またはクリ
ームが餡タンクに収容される。なお、第1生地及び第2
生地は粘性を有するゾル状であり流動性を有する。そし
て、第1搬送手段と第2搬送手段とを同時に動作させ、
第1生地及び第2生地を、型体における二枚の焼板に夫
々供給する。共通の焼板に供給された第1生地及び第2
生地は徐々に広がり互いに接する。つまり、二枚の焼板
によってカステラ菓子における上側部分及び下側部分が
形成される。
【0013】その後、スクリュー及び餡カッターが動作
し、一方の焼板に対して、餡またはクリームを投入す
る。さらに、一方の焼板と他方の焼板とを重ねる。これ
により、上側部分と下側部分とが餡またはクリームを包
んだ状態で一体化される。特に、この際、同じ生地同士
を接触させることから、上側部分及び下側部分は配色が
等しくなり、色彩が左右に二分されたカステラ菓子が生
成される。
【0014】請求項3の発明のカステラ菓子の製造方法
は、第1容器に収容された第1生地と、第2容器に収容
され前記第1生地と略同質で色が異なる第2生地とを、
共通の型体における二つの焼板に夫々同時に供給し、夫
々の前記焼板の中で前記第1生地と前記第2生地とを接
触させ、その後、いずれか一方の前記焼板に餡またはク
リームを投入し、さらに、同じ生地同士が互いに接触す
るように、一方の前記焼板と他方の前記焼板とを重ね、
夫々の前記焼板によって形成されるカステラ菓子の上側
部分と下側部分とによって前記餡または前記クリームを
包み込み、前記上側部分及び前記下側部分の接触面に対
して垂直に交わるように、全体の色彩が左右に二分され
たカステラ菓子を製造するものである。
【0015】したがって、請求項3の発明のカステラ菓
子の製造方法によれば、第1生地及び第2生地を、型体
における2枚の焼板に夫々供給する。共通の焼板に供給
された第1生地及び第2生地は徐々に広がり互いに接す
る。つまり、二枚の焼板によってカステラ菓子における
上側部分及び下側部分が形成される。その後、一方の焼
板に対して、餡またはクリームを投入する。さらに、一
方の焼板と他方の焼板とを重ねる。これにより、上側部
分と下側部分とは餡またはクリームを包んだ状態で一体
化される。特に、この際、同じ生地同士を接触させるこ
とから、上側部分及び下側部分は配色が等しくなり、色
彩が左右に二分されたカステラ菓子が生成される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
カステラ饅頭について図1に基づき説明する。図1は、
カステラ饅頭1の外観を示す斜視図である。本実施形態
のカステラ饅頭1は、図1に示すように高さの低い円柱
状の外観を呈しており、カステラ部2と、カステラ部2
に包まれた餡3から構成される。カステラ部2は、小麦
粉、卵、砂糖、水飴、及び膨張剤等を混ぜて所定の粘度
を有する液体状の生地を作り、その生地を型体に入れ焼
くことにより生成される。カステラ部2を生成するため
の生地は、本実施形態では2種類あり、使われている素
材、及びその素材の配合割合は略等しいが、生地の色が
異なっている。すなわち、一方の生地(第1生地4)
は、着色料が含まれておらず薄茶色を呈しており、他方
の生地(第2生地5)は、チョコペーストや食紅が加え
られており、濃茶色を呈している。そして、この2つの
生地によってカステラ部2を生成することにより、カス
テラ部2は半分2aが薄茶色で、残り半分2bが濃茶色
となる。また、第2生地5には、チョコペーストが加え
られているため、カステラ部2の濃茶色の部分(2b)
は、チョコレート風味である。
【0017】このように、色の異なる2種類の生地を組
み合わせてカステラ饅頭1を生成することにより、カス
テラ饅頭の表面に2色の色彩が形成され、従来のカステ
ラ饅頭1に比べて見栄えが向上する。しかも、生地の
色、及び生地の組み合わせを自由に選択することができ
るため、外観の形状は同じであってもデザインを多様化
することができる。このため、観光客等の購買意欲を高
めることができる。また、複数の生地を、色のみではな
く、香りや味も変化させることにより、1つのカステラ
饅頭1で複数の風味を楽しむことができる。
【0018】次に、本実施形態のカステラ饅頭1を生成
するための製造装置について、図2及び図3に基づいて
説明する。図2は本実施形態のカステラ饅頭1の製造装
置11を示す正面図であり、図3は本実施形態のカステ
ラ饅頭1の製造装置11の要部を示す斜視図である。本
実施形態の製造装置11は、第1生地4及び第2生地5
を所定量ずつ型体15に供給し、型体15の中で第1生
地4及び第2生地5を一体化し、その状態で焼成するこ
とにより、カステラ饅頭1を生成するものである。製造
装置11は、図2及び図3に示すように、第1生地4及
び第2生地5を収容する生地タンク12と、餡3を収容
する餡タンク14と、生地タンク12から第1生地4及
び第2生地5が供給されるとともに、餡タンク14から
餡3が投入される型体15と、型体15を加熱手段16
の上方で順次移動させる型体コンベア17と、第1生地
4及び第2生地5をそれぞれ第1供給管18及び第2供
給管19を介して所定量搬送する搬送手段20とを備え
ている。
【0019】生地タンク12は、図3に示すように、幅
方向の略中央に前後方向にわたって配設された仕切板2
3を備え、仕切板23を境として2つの収容室が形成さ
れている。つまり、図3において、右側の収容室が、第
1生地4が収容される第1容器24であり、左側の収容
室が、第2生地5が収容される第2容器25である。生
地タンク12は、略直方体であるが、生地タンク12の
底面は後方側(図3においては前方側)程低くなるよう
に傾斜している。なお、第1容器24及び第2容器25
に収容される第1生地4及び第2生地5は、ゾル状であ
り流動性を有するため、第1容器24及び第2容器25
内の第1生地4または第2生地5の残量が少なくなる
と、傾斜した底面に沿って後方側へ導かれる。
【0020】生地タンク12の下部後方には、搬送手段
20が配設されている。搬送手段20は、第1容器24
に接続される第1搬送手段27と、第2容器25に接続
される第2搬送手段28とからなる(図4参照)。第1
搬送手段27は、第1容器24に収容された第1生地4
が自然に流れ込み第1生地4を所定量だけ蓄える第1集
合箱29と、第1集合箱29に蓄えられた第1生地4を
排出する押出部(図示しない)と、押出部を動作させる
シリンダ(図示しない)とを有する。また、第1集合箱
29の底面には、3本の第1供給管18が接続されてい
る。つまり、第1集合箱29に第1生地4が所定量蓄え
られた状態で、シリンダを動作させて押出部を押圧する
と、集合箱29に蓄えられた第1生地4が押出部に押さ
れ、第1供給管18を介して排出される。なお、押出部
は、調整ネジを備えており、この調整ネジを調整するこ
とにより、第1供給管18を介して排出される第1生地
4の排出量を調整することができる。また、シリンダに
は、シリンダの動作速度を調整するスピードコントロー
ラが配設されており、このスピードコントローラの調整
により、第1生地4の排出速度を最適な速度に設定する
ことができる。
【0021】一方、第2搬送手段28は、第1搬送手段
27と同様の構造であり、第2容器25に収容された第
2生地5が自然に流れ込み第2生地5を所定量だけ蓄え
る第2集合箱33と、第2集合箱33に蓄えられた第2
生地5を排出する押出部30と、押出部30を動作させ
るシリンダ31とを有する。また、第2集合箱33の底
面には、3本の第2供給管19が接続されている。つま
り、第2集合箱33に第2生地5が所定量蓄えられた状
態で、シリンダ31を動作させて押出部30を押圧する
と、第2集合箱33に蓄えられた第2生地5が押出部3
0に押され、第2供給管19を介して排出される。な
お、押出部30は、調整ネジ(図示しない)を備えてお
り、この調整ネジを調整することにより、第2供給管1
9を介して排出される第2生地5の排出量を調整するこ
とができる。また、シリンダ31には、シリンダの動作
速度を調整するスピードコントローラ(図示しない)が
配設されており、このスピードコントローラの調整によ
り、第2生地5の排出速度を最適な速度に設定すること
ができる。なお、2つのシリンダの制御は、コントロー
ルボックスB内に収容された搬送制御部21により行わ
れる。ここで、搬送制御部21は本発明の搬送制御手段
に相当する。
【0022】第1供給管18及び第2供給管19は、そ
の先端付近において、それぞれ2本の管(図示しない)
に分岐され、分岐されたそれぞれの管の先端にはノズル
(図示しない)が接続されている。そして、第1供給管
18に接続されたノズルと、第2供給管19に接続され
たノズルとが対となって共通の型体15に臨んでいる。
つまり、第1供給管18を介して搬送された第1生地4
と、第2供給管19を介して搬送される第2生地5が、
共通の型体15に同時に供給される。
【0023】餡タンク14は、餡3を収容する餡タンク
本体35と、餡タンク本体35内に配設されるスクリュ
ー(図示しない)と、スクリューを回転させる動力部3
6と、排出される餡3を所定長さで切る餡カッター37
とを備える。つまり、動力部36を動作させることによ
り、スクリューが回転し、餡タンク本体35内に収容さ
れた餡3が下方の排出口(図示しない)から連続して排
出される。排出された餡3は、餡カッター37により所
定長さに切断され、型体15に投入される。なお、生地
タンク12と餡タンク14との間に配設される箱体38
の中には、モータ(図示しない)の回転を動力部36に
伝達するための伝達機構(図示しない)が備えられてい
る。
【0024】型体15は、表面に複数(本実施形態では
3つ)の凹部40が形成された2枚の焼板41と、一方
の焼板41が他方の焼板41に対して回動自在になるよ
うに2枚の焼板41を連結する連結部42とからなる。
焼板41の凹部40には、生地タンク12から第1生地
4及び第2生地5が供給されるとともに、餡タンク14
から餡3が投入される。そして、2枚の焼板41の凹部
40に2種類の生地が供給された状態で、連結部42を
軸として一方の焼板41を回動させれば、2枚の焼板4
1の表面どうしが当接し、それぞれの凹部40に収容さ
れた生地が重ねられる。つまり、それぞれの凹部40に
より、カステラ饅頭1の上側部分と下側部分が形成され
る。
【0025】型体15は、型体コンベア17の動作によ
り順次移動する。具体的には、型体15は、第1生地4
及び第2生地5が供給される生地供給位置、餡3が投入
される餡投入位置、一方の焼板41を回動させ2枚の焼
板41を重ねる型体重合位置、2枚の焼板41を重ねた
まま反転させる第1反転位置、再度反転させる第2反転
位置、及び重ねられた焼板41を開く型体開放位置へと
順次移動し、最後に、型体15からカステラ饅頭1が取
り出される取出位置に移動する。その後、再度、前記生
地供給位置に戻る。なお、型体コンベア17上には複数
の型体15が連続して載置されており、型体15は、所
定時間毎に一型体分の距離だけ移動する。つまり、型体
コンベア17は、各位置において型体15を所定時間停
止させ、所定時間経過後に、再度移動させる。そして、
この所定時間停止している間に各位置における処理が各
々実行される。また、型体コンベア17内には、ガスバ
ーナ等の加熱手段16が備えられており、型体コンベア
17上で移動する型体15を下方から加熱する。
【0026】図2に示すように、コントロールボックス
Bの上には、操作盤44が配設されている。操作盤44
は、コントロールボックスB内の搬送制御部21及びそ
の他の制御機構(図示しない)と電気的に接続されてお
り、モータを始動させる運転スイッチ45、スイッチを
押している間だけモータを駆動させる寸動スイッチ4
6、一型体当たりのサイクル時間(移動時間)を表示す
る速度計47、カステラ饅頭1の製造個数をカウントし
て表示するカウンター48等が設けられている。
【0027】次に、本実施形態のカステラ饅頭1を生成
するための製造方法について、図4に基づいて説明す
る。図4は本実施形態のカステラ饅頭1の製造方法を示
す説明図である。まず、第1生地4及び第2生地5を、
掻混器を備えた容器(図示しない)内でそれぞれ生成す
る。具体的には、第1生地4は、卵、砂糖、水飴、蜂
蜜、乳化剤、ソルビトール、及び塩を高速で所定時間
(例えば5分)ホイップし、その後、小麦粉、植物性油
脂、及び膨張剤を加え、中速で均一に混合させる。そし
て、最後に水を加え低速で生地の粘度を調整することに
より作られる。また、第2生地5は、蜂蜜及び塩が加え
られておらず、チョコペースト、チョコオイル、カラメ
ル、及び食紅が加えられる。なお、第1生地4と第2生
地5とにおける各素材の配合割合は略等しい。上記のよ
うにして作られた第1生地4及び第2生地5は、それぞ
れ生地タンク12の第1容器24及び第2容器25内に
収容される。
【0028】また、餡3を作り、餡タンク14内に収容
する。なお、餡3は、煮た小豆、白ささげ、白隠元、う
ずら隠元等を磨り潰し、砂糖を加え更に煮ることにより
作られる。このように、第1生地4、第2生地5、及び
餡3が準備された後、操作盤44の運転スイッチ45を
オン操作する。これにより、型体コンベア17が動作す
るとともに、加熱手段16が加熱を開始する。型体コン
ベア17の動作により、型体15が生地供給位置(図4
の(b)に示す位置)に移動されると、第1搬送手段2
7及び第2搬送手段28が動作する。第1搬送手段27
は、シリンダ(図示しない)が押出部(図示しない)を
押圧し、第1集合箱29内に蓄えられた第1生地4を、
第1供給管18を介して焼板41の凹部40内に供給す
る。なお、供給される位置は、凹部40の中央より右側
の位置である。第2搬送手段27は、シリンダ31が押
出部30を押圧し、第2集合箱33内に蓄えられた第2
生地5を、第2供給管19を介して焼板41の凹部40
内に供給する。なお、供給される位置は、凹部40の中
央より左側の位置である。1つの型体15は2枚の焼板
41を備え、1枚の焼板41には凹部40が3個あるた
め、1つの型体15には合計6個の凹部40が形成され
る。そして、この6個の凹部40に、第1生地4及び第
2生地5が同時に供給される。供給された第1生地4及
び第2生地5は、ゲル状であり流動性を有するため、焼
板41の凹部40内で徐々に広がり、焼板41の中央付
近で第1生地4と第2生地5とが接触し一体化される。
なお、第1搬送手段26または第2搬送手段27の押出
部に取り付けられた調整ネジを調整することにより、第
1生地4と第2生地5との割合を変えることもできる。
【0029】型体15の凹部40内に、第1生地4及び
第2生地5が供給された後、型体15は餡投入位置(図
4の(c)に示す位置)に移動し、型体15のうち一方
の焼板41に形成された凹部40内に餡3が投入され
る。具体的には、動力部36を駆動して餡タンク本体3
5内のスクリューを回転させ、餡タンク本体35内の餡
3を排出するとともに、餡カッター37を動作させるこ
とにより、餡タンク本体35から排出される餡3を切断
し、焼板41に形成された凹部40内に餡3を投入す
る。
【0030】その後、型体15は、型体重合位置(図4
の(d)に示す位置)に移動し、型体15の一方の焼板
41が連結部42を軸として回動し、2枚の焼板41が
互いに表面を当接する状態で重ねられる。これにより、
凹部40内の第1生地4及び第2生地5が餡3を包む状
態で上下接触し一体化される。なお、ここで、同じ生地
どうしを上下で接触させるようにしてもよく、或いは異
なる生地どうしを上下で接触させるようにしてもよい。
すなわち、同じ生地どうしを接触させれば、図1に示す
ように、中央を境として色彩が2分されるが、上下で異
なる生地どうしを接合すれば、例えば表面が薄茶色の部
分は裏面が濃茶色となり、表面が濃茶色の部分は裏面が
薄茶色となる。
【0031】上下の生地が一体化された後、型体15
は、加熱手段16により加熱された状態で、第1反転位
置、第2反転位置へと順次移動する。この位置では、重
ねられた型体15を均一に加熱させるために、型体15
を順次反転させる。なお、型体コンベア17内には型体
15を反転させるために、型体反転装置(図示しない)
が組み込まれている。
【0032】第1生地4及び第2生地5が型体15に包
まれた状態で所定時間加熱された後、型体15は型体開
放位置へと移動し、重ねられた型体15の上方に位置す
る焼板41が連結部42を軸として回動し、2枚の焼板
41が開かれた状態となる。このとき、型体15の下方
に位置する焼板41上に、焼成されたカステラ饅頭1が
現れる。そして、型体15は取出位置に移動し、焼板4
1の上のカステラ饅頭1は取出装置(図示しない)によ
り取り出され梱包される。なお、取出装置によりカステ
ラ饅頭1が取り出された後、型体15は、図4の(a)
に示す状態となり、再び、空の状態で型体供給位置に戻
る。
【0033】このように、上記のカステラ饅頭1では、
カステラ饅頭1の表面に2色の色彩が形成されるため、
従来のカステラ饅頭1に比べて見栄えが向上する。しか
も、生地の色、及び生地の組み合わせを任意に選択する
ことにより、外観の形状は同じであってもデザインを多
様化することができる。このため、観光客等の購買意欲
を向上させることができる。また、複数の生地を、色の
みではなく香りや味も変化させることにより、1つのカ
ステラ饅頭1で複数の風味を楽しむことができる。
【0034】また、上記のカステラ饅頭1を生成する製
造装置11は、従来の製造装置に、第2生地5を収容す
る第2容器25と、第2容器25に収納された第2生地
5を排出する第2搬送手段28と、第2搬送手段28に
接続された第2供給管19とを追加し、第2供給管19
の先端を、第1供給管18の先端とともに共通の焼板4
1に臨ませ、第1搬送手段27と第2搬送手段28とを
同時に動作させるだけで、上記のカステラ饅頭1を生成
することができるため、簡単な構成で製造コストを低く
抑えてカステラ饅頭1を生成することができる。
【0035】しかも、略同質で色の異なる2つの生地
を、焼板41の凹部40に同時に供給することにより、
2種類の生地を一体化させ、2色のカステラ饅頭1を生
成させることができるため、生地を一体化させる工程を
自動化することができる。
【0036】さらに、上記製造装置11は、生地タンク
12の中を仕切板23で仕切ることにより、第1生地4
が収容される第1容器24と、第2生地5が収容される
第2容器25とを形成したため、容器の構造を簡素化で
きるとともに、容器の設置スペースを少なくできる。
【0037】ところで、上記実施形態では、カステラ菓
子として、カステラの中に餡3を入れた所謂カステラ饅
頭1を示したが、餡の代わりにクリームを入れるように
してもよい。また、中に何も入れず、カステラ部のみで
構成された菓子であってもよい。
【0038】上記実施形態のカステラ饅頭1では、2種
類の生地から生成し、表面に2色の色彩が形成されるも
のを示したが、3種類以上の生地から生成し、3色以上
の色彩が形成されるようにしてもよい。また、上記実施
形態のカステラ饅頭1では、薄茶色の生地と濃茶色の生
地を組み合わせるものを示したが、生地の色は限定され
るのではなく、例えば、黄緑色や薄桃色であってもよ
い。
【0039】上記実施形態のカステラ饅頭1では、高さ
の低い円柱状の外観を呈するものを示したが、紅葉や人
形の形を象った外観を呈するものであってもよい。
【0040】上記実施形態の製造装置11は、1枚の焼
板41に3つの凹部40を形成し、カステラ饅頭1を同
時に3つ焼成するものを示したが、1枚の焼板41から
1つのカステラ饅頭1のみ焼成するようにしてもよく、
2つあるいは4つ以上のカステラ饅頭1を同時に焼成す
るようにしてもよい。
【0041】上記実施形態の製造装置11は、第1容器
24と第2容器25とを一体的に構成するものを示した
が、独立して設けるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明のカステ
ラ菓子は、カステラ菓子の表面に複数色の色彩が形成さ
れるため、従来のカステラ菓子に比べて見栄えが向上す
る。しかも、生地の色、及び生地の組み合わせを任意に
選択することにより、外観の形状は同じであってもデザ
インを多様化することができる。このため、観光客等の
購買意欲を向上させることができる。
【0043】請求項2の発明のカステラ菓子の製造装置
は、従来の製造装置に、第2容器、第2搬送手段、及び
第2供給管を追加し、第2供給管の先端を、第1供給管
の先端とともに共通の型体に臨ませ、第1搬送手段と第
2搬送手段とを同時に動作させるだけで、複数色のカス
テラ菓子を生成することができるため、簡単な構成で製
造コストを低く抑えて、複数の色彩が形成されたカステ
ラ菓子を製造することができる。
【0044】請求項3の発明のカステラ菓子の製造方法
は、第1生地と、該第1生地と略同質で色が異なる第2
生地とを、共通の型体に同時に供給することにより、第
1生地と第2生地とを一体化させることができるため、
表面に複数色の色彩が形成されたカステラ菓子を容易に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるカステラ菓子の外観
を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態であるカステラ菓子の製造
装置を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施形態であるカステラ菓子の製造
装置の要部を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態であるカステラ菓子の製造
方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 カステラ饅頭(カステラ菓子) 2 カステラ部 3 餡 4 第1生地 5 第2生地 11 製造装置 12 生地タンク 14 餡タンク 15 型体 16 加熱手段 17 型体コンベア 18 第1供給管 19 第2供給管 21 搬送制御部(搬送制御手段) 24 第1容器 25 第2容器 27 第1搬送手段 28 第2搬送手段 41 焼板 42 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−123437(JP,A) 特開 昭53−107475(JP,A) 特開 昭59−102361(JP,A) 特開 昭57−8733(JP,A) 特開 平11−346660(JP,A) 実開 平3−76480(JP,U) 登録実用新案3037243(JP,U) 実公 昭36−10299(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A21D 2/00 - 17/00 A21B 1/00 - 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略同質で色が異なる2種類の生地から生
    成された上側部分、及び該上側部分と同一の二種類の生
    地から生成された下側部分からなるカステラ部と、 該カステラ部に包まれた餡またはクリームとを備え、 前記カステラ部における前記上側部分及び前記下側部分
    は、同じ生地同士が互いに接触した形で焼き上げられ、
    前記上側部分及び前記下側部分の接触面に対して垂直に
    交わるように、前記カステラ部全体の色彩が左右に二分
    されていることを特徴とするカステラ菓子。
  2. 【請求項2】 第1生地が収容される第1容器と、 前記第1生地と略同質で色が異なる第2生地が収容され
    る第2容器と、 餡またはクリームが収容される餡タンクと、 前記第1容器に接続される第1供給管と、 前記第2容器に接続される第2供給管と、 前記第1供給管を介して前記第1生地を所定量搬送させ
    る第1搬送手段と、 前記第2供給管を介して前記第2生地を所定量搬送させ
    る第2搬送手段と、 前記餡または前記クリームを前記餡タンクから連続して
    排出するスクリューと、 排出された前記餡または前記クリームを所定長さに切断
    する餡カッターと、 互いに回動可能に支持された二枚の焼板を有し、加熱さ
    れることにより前記第1生地及び前記第2生地を焼成
    し、カステラ菓子における上側部分及び下側部分を夫々
    形成する複数の型体とを具備し、 前記第1供給管の先端及び前記第2供給管の先端を対と
    して、前記2枚の焼板に夫々臨ませた状態で、前記第1
    搬送手段及び前記第2搬送手段を動作させ、 その後、前記スクリュー及び前記餡カッターの動作によ
    り、いずれか一方の前記焼板に対して、前記餡または前
    記クリームを投入し、 さらに、同じ生地同士が互いに接触するように、一方の
    前記焼板と他方の前記焼板とを重ね 前記上側部分及び前記下側部分の接触面に対して垂直に
    交わるように、全体の色彩が左右に二分されたカステラ
    菓子を製造する ことを特徴とするカステラ菓子の製造装
    置。
  3. 【請求項3】 第1容器に収容された第1生地と、第2
    容器に収容され前記第1生地と略同質で色が異なる第2
    生地とを、共通の型体における二つの焼板に夫々同時に
    供給し、 夫々の前記焼板の中で前記第1生地と前記第2生地とを
    接触させ、 その後、いずれか一方の前記焼板に餡またはクリームを
    投入し、 さらに、同じ生地同士が互いに接触するように、一方の
    前記焼板と他方の前記焼板とを重ね、夫々の前記焼板に
    よって形成されるカステラ菓子の上側部分と下側部分と
    によって前記餡または前記クリームを包み込み、 前記上側部分及び前記下側部分の接触面に対して垂直に
    交わるように、全体の色彩が左右に二分されたカステラ
    菓子を製造する ことを特徴とするカステラ菓子の製造方
    法。
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