JP3342040B2 - カメラのコントローラおよびカメラ・ヘッドの制御判定方法 - Google Patents
カメラのコントローラおよびカメラ・ヘッドの制御判定方法Info
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- JP3342040B2 JP3342040B2 JP16002492A JP16002492A JP3342040B2 JP 3342040 B2 JP3342040 B2 JP 3342040B2 JP 16002492 A JP16002492 A JP 16002492A JP 16002492 A JP16002492 A JP 16002492A JP 3342040 B2 JP3342040 B2 JP 3342040B2
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- iris
- lens
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Description
【０００１】
【技術分野】この発明は，カメラのコントローラおよび
カメラ・ヘッドの制御判定方法に関する。
カメラ・ヘッドの制御判定方法に関する。
【０００２】
【背景技術】被写体を撮影し，撮影した被写体像を表わ
すアナログ映像信号またはディジタル画像データを出力
する電子カメラには，ビデオ・カメラ，スチル・ビデオ
・カメラ（電子スチル・カメラ），ディジタル・スチル
・ビデオ・カメラ（ディジタル電子スチル・カメラ）等
がある。
すアナログ映像信号またはディジタル画像データを出力
する電子カメラには，ビデオ・カメラ，スチル・ビデオ
・カメラ（電子スチル・カメラ），ディジタル・スチル
・ビデオ・カメラ（ディジタル電子スチル・カメラ）等
がある。
【０００３】電子カメラ，とりわけディジタル画像デー
タが得られるディジタル・タイプの電子カメラはコンピ
ュータ・システムと結合された応用の展開が可能である
ので，最近注目を集めている。たとえば，電子カメラか
ら得られる被写体像を表わす画像データをコンピュータ
装置に設けられている光ディスク，磁気ディスク等の記
録媒体に保存したり，これらを編集することにより，ニ
ュー・メディアを作成することができる。このニュー・
メディアは画像による広報，広告，資料の提示，情報の
提供等に利用することができる。
タが得られるディジタル・タイプの電子カメラはコンピ
ュータ・システムと結合された応用の展開が可能である
ので，最近注目を集めている。たとえば，電子カメラか
ら得られる被写体像を表わす画像データをコンピュータ
装置に設けられている光ディスク，磁気ディスク等の記
録媒体に保存したり，これらを編集することにより，ニ
ュー・メディアを作成することができる。このニュー・
メディアは画像による広報，広告，資料の提示，情報の
提供等に利用することができる。
【０００４】このようなニュー・メディア作成のために
は電子カメラを用いた撮影により得られた画像データを
コンピュータ装置に伝送しなければならない。
は電子カメラを用いた撮影により得られた画像データを
コンピュータ装置に伝送しなければならない。
【０００５】この電子カメラ・システムにおいては撮影
のためのカメラ制御パラメータの設定は電子カメラにお
いて行なわれるのが普通である。しかし，撮影条件を変
更するたびにコンピュータ装置の操作者が電子カメラの
設置場所まで行って調整するのは煩雑であるため撮影の
設定，撮影条件の変更などはすべてコンピュータ装置に
おいて行なわれるようにすることが好ましい。
のためのカメラ制御パラメータの設定は電子カメラにお
いて行なわれるのが普通である。しかし，撮影条件を変
更するたびにコンピュータ装置の操作者が電子カメラの
設置場所まで行って調整するのは煩雑であるため撮影の
設定，撮影条件の変更などはすべてコンピュータ装置に
おいて行なわれるようにすることが好ましい。
【０００６】また電子カメラの撮像レンズ（カメラ・ヘ
ッド）は被写体の種類，被写体までの距離，撮影方法な
どに応じてカメラ本体と分離して取換えることができる
ようにすることが好ましい。撮像レンズには絞り，ズー
ム，フォーカスなどをリモート制御できるレンズとリモ
ート制御できないレンズとがあるため撮像レンズをカメ
ラ本体から分離できるようにすると撮像レンズのリモー
ト制御が可能かどうかをカメラ本体において認識する必
要がある。またカメラ本体にズーム光学系が取付けられ
ていないこともあり，このような場合にもリモート制御
の可否をカメラ本体において認識できるようにすること
が必要となる。
ッド）は被写体の種類，被写体までの距離，撮影方法な
どに応じてカメラ本体と分離して取換えることができる
ようにすることが好ましい。撮像レンズには絞り，ズー
ム，フォーカスなどをリモート制御できるレンズとリモ
ート制御できないレンズとがあるため撮像レンズをカメ
ラ本体から分離できるようにすると撮像レンズのリモー
ト制御が可能かどうかをカメラ本体において認識する必
要がある。またカメラ本体にズーム光学系が取付けられ
ていないこともあり，このような場合にもリモート制御
の可否をカメラ本体において認識できるようにすること
が必要となる。
【０００７】さらにこのような電子カメラ・システムで
はコンピュータ装置において撮影条件の設定が行なわれ
るため，撮像レンズのリモート制御を行なうことができ
るかどうかをコンピュータ装置が認識できないと無用な
制御動作が行なわれ不都合である。
はコンピュータ装置において撮影条件の設定が行なわれ
るため，撮像レンズのリモート制御を行なうことができ
るかどうかをコンピュータ装置が認識できないと無用な
制御動作が行なわれ不都合である。
【０００８】
【発明の開示】この発明は，少なくともズーム光学系お
よびアイリス装置のリモート制御の可否をコンピュータ
装置が知ることができるようにすることを目的とする。
よびアイリス装置のリモート制御の可否をコンピュータ
装置が知ることができるようにすることを目的とする。
【０００９】この発明による電子カメラのコントローラ
は、撮影条件が設定可能なコンピュータ装置と通信路を
介して接続可能であり，被写体像を結像するための少な
くともズーム光学系および露光制御のためのアイリス装
置を少なくとも含むカメラ・ヘッドを，上記コンピュー
タ装置からのカメラ制御コマンドに応じて制御するため
のものであり，少なくとも上記ズーム光学系およびアイ
リス装置の状態を表わす状態信号を入力する入力手段，
入力した上記状態信号に基づいて少なくとも上記ズーム
光学系およびアイリス装置の制御の可否を判定する判定
手段，ならびに上記判定手段の判定の結果を表わす信号
を上記コンピュータ装置に送信する送信手段を備えてい
ることを特徴とする。
は、撮影条件が設定可能なコンピュータ装置と通信路を
介して接続可能であり，被写体像を結像するための少な
くともズーム光学系および露光制御のためのアイリス装
置を少なくとも含むカメラ・ヘッドを，上記コンピュー
タ装置からのカメラ制御コマンドに応じて制御するため
のものであり，少なくとも上記ズーム光学系およびアイ
リス装置の状態を表わす状態信号を入力する入力手段，
入力した上記状態信号に基づいて少なくとも上記ズーム
光学系およびアイリス装置の制御の可否を判定する判定
手段，ならびに上記判定手段の判定の結果を表わす信号
を上記コンピュータ装置に送信する送信手段を備えてい
ることを特徴とする。
【００１０】またこの発明は，撮影条件が設定可能なコ
ンピュータ装置と通信路を介して接続可能であり，被写
体像を結像するための少なくともズーム光学系および露
光制御のためのアイリス装置を少なくとも含むカメラ・
ヘッドを，上記コンピュータ装置からのカメラ制御コマ
ンドに応じて制御するための電子カメラのコントローラ
において，上記カメラ・ヘッドの制御判定方法であり，
少なくとも上記ズーム光学系およびアイリス装置の状態
を表わす状態信号を上記カメラ・ヘッドから入力し，入
力した上記状態信号に基づいて少なくとも上記ズーム光
学系およびアイリス装置の制御の可否を判定し，判定の
結果を表わす信号を上記コンピュータ装置に送信するこ
とを特徴とする。
ンピュータ装置と通信路を介して接続可能であり，被写
体像を結像するための少なくともズーム光学系および露
光制御のためのアイリス装置を少なくとも含むカメラ・
ヘッドを，上記コンピュータ装置からのカメラ制御コマ
ンドに応じて制御するための電子カメラのコントローラ
において，上記カメラ・ヘッドの制御判定方法であり，
少なくとも上記ズーム光学系およびアイリス装置の状態
を表わす状態信号を上記カメラ・ヘッドから入力し，入
力した上記状態信号に基づいて少なくとも上記ズーム光
学系およびアイリス装置の制御の可否を判定し，判定の
結果を表わす信号を上記コンピュータ装置に送信するこ
とを特徴とする。
【００１１】この発明によると，少なくともズーム光学
系およびアイリス装置の状態を表わす状態信号が通信路
を介してコントローラに与えられ，状態信号に基づいて
ズーム光学系およびアイリス装置のリモート制御の可否
が判定される。この可否の結果を表わす信号はコンピュ
ータ装置に送信される。
系およびアイリス装置の状態を表わす状態信号が通信路
を介してコントローラに与えられ，状態信号に基づいて
ズーム光学系およびアイリス装置のリモート制御の可否
が判定される。この可否の結果を表わす信号はコンピュ
ータ装置に送信される。
【００１２】コンピュータ装置においてズーム光学系お
よびアイリス装置のリモート制御の可否のための判断動
作をしなくとも，コンピュータ装置がそれらリモート制
御の可否を知ることができる。したがってリモート制御
が可能なときのみコンピュータ装置において撮像光学系
の制御パラメータの設定が行なわれるようになる。
よびアイリス装置のリモート制御の可否のための判断動
作をしなくとも，コンピュータ装置がそれらリモート制
御の可否を知ることができる。したがってリモート制御
が可能なときのみコンピュータ装置において撮像光学系
の制御パラメータの設定が行なわれるようになる。
【００１３】
【実施例】図１はこの発明の実施例を示すもので，撮像
システムの電気的構成の一部を示している。
システムの電気的構成の一部を示している。
【００１４】撮像システムはホスト・コンピュータ10と
このホスト・コンピュータ10と通信路により接続された
電子カメラ装置とによって構成されている。電子カメラ
装置はコントローラ20と電子カメラとから構成され，電
子カメラはカメラ本体（図示略）とカメラ本体に装着さ
れるレンズ装置30とから構成される。コントローラ20と
レンズ装置30とは第１のレンズ・ケーブルがインターフ
ェイス38を介しておよび第２のレンズ・ケーブルがイン
ターフェイス39を介してそれぞれ接続されている。コン
トローラ20にはインターフェイス26が含まれている。レ
ンズ装置30からレンズ・ケーブルを抜くことによりレン
ズ装置30の交換が可能である。
このホスト・コンピュータ10と通信路により接続された
電子カメラ装置とによって構成されている。電子カメラ
装置はコントローラ20と電子カメラとから構成され，電
子カメラはカメラ本体（図示略）とカメラ本体に装着さ
れるレンズ装置30とから構成される。コントローラ20と
レンズ装置30とは第１のレンズ・ケーブルがインターフ
ェイス38を介しておよび第２のレンズ・ケーブルがイン
ターフェイス39を介してそれぞれ接続されている。コン
トローラ20にはインターフェイス26が含まれている。レ
ンズ装置30からレンズ・ケーブルを抜くことによりレン
ズ装置30の交換が可能である。
【００１５】レンズ装置30が装着されるカメラ本体はビ
デオ・ケーブルによって，コントローラ20と接続され
る。
デオ・ケーブルによって，コントローラ20と接続され
る。
【００１６】レンズ装置30には被写体像を結像するため
のズーム・レンズ機構31および露光量を定めるアイリス
32が含まれている。またカメラ本体にはＣＣＤが含ま
れ，ズーム・レンズ機構31によって被写体像がＣＣＤ上
に結像される。ＣＣＤに結像された被写体像を表わすビ
デオ信号が，ＣＣＤから出力されビデオ・ケーブルを介
してカメラ本体に与えられてディジタル変換を含む所定
の処理が行なわれる。
のズーム・レンズ機構31および露光量を定めるアイリス
32が含まれている。またカメラ本体にはＣＣＤが含ま
れ，ズーム・レンズ機構31によって被写体像がＣＣＤ上
に結像される。ＣＣＤに結像された被写体像を表わすビ
デオ信号が，ＣＣＤから出力されビデオ・ケーブルを介
してカメラ本体に与えられてディジタル変換を含む所定
の処理が行なわれる。
【００１７】レンズ装置30にはさらにアイリス32を駆動
するためのアイリス駆動回路34，ズーム・レンズ機構31
のフォーカシングを調整するためのフォーカシング駆動
回路37およびズーム・レンズ機構31のズーム量を調整す
るためのズーム駆動回路36が含まれている。
するためのアイリス駆動回路34，ズーム・レンズ機構31
のフォーカシングを調整するためのフォーカシング駆動
回路37およびズーム・レンズ機構31のズーム量を調整す
るためのズーム駆動回路36が含まれている。
【００１８】アイリス駆動回路34にはインターフェイス
38または39およびスイッチ回路35を介してコントローラ
20からアイリス指示電圧が与えられる。アイリス駆動回
路34によってアイリス指示電圧の大きさに対応した開口
の大きさになるようにアイリス32が調整される。アイリ
ス32の開口の程度を表わす電圧がアイリス現在位置電圧
としてインターフェイス38を介してコントローラ20に与
えられる。
38または39およびスイッチ回路35を介してコントローラ
20からアイリス指示電圧が与えられる。アイリス駆動回
路34によってアイリス指示電圧の大きさに対応した開口
の大きさになるようにアイリス32が調整される。アイリ
ス32の開口の程度を表わす電圧がアイリス現在位置電圧
としてインターフェイス38を介してコントローラ20に与
えられる。
【００１９】レンズ装置30には２種類のアイリス指示電
圧が与えられ，スイッチ回路35の切替に応じていずれか
の電圧が与えられる。
圧が与えられ，スイッチ回路35の切替に応じていずれか
の電圧が与えられる。
【００２０】ズーム駆動回路36およびフォーカシング駆
動回路37にはズーム・レンズ機構31を駆動するためのレ
ンズ駆動電圧がコントローラ20からそれぞれ与えられて
いる。
動回路37にはズーム・レンズ機構31を駆動するためのレ
ンズ駆動電圧がコントローラ20からそれぞれ与えられて
いる。
【００２１】ズーム駆動回路36にはインターフェイス39
を介してコントローラ20からズーム指示電圧が与えられ
る。ズーム駆動回路36によって，ズーム指示電圧の大き
さに対応したズーム量となるようにズーム・レンズ機構
31のズーム量が調整される。ズーム・レンズ機構31のズ
ーム量を表わす電圧がズーム位置電圧としてインターフ
ェイス39を介してコントローラ20に与えられる。
を介してコントローラ20からズーム指示電圧が与えられ
る。ズーム駆動回路36によって，ズーム指示電圧の大き
さに対応したズーム量となるようにズーム・レンズ機構
31のズーム量が調整される。ズーム・レンズ機構31のズ
ーム量を表わす電圧がズーム位置電圧としてインターフ
ェイス39を介してコントローラ20に与えられる。
【００２２】フォーカシング駆動回路37にはコントロー
ラ20からインターフェイス39を介してフォーカス指示電
圧が与えられる。フォーカシング駆動回路37によってフ
ォーカス指示電圧の大きさに対応したフォーカシング制
御が行なわれるようにズーム・レンズ機構31が調整され
る。
ラ20からインターフェイス39を介してフォーカス指示電
圧が与えられる。フォーカシング駆動回路37によってフ
ォーカス指示電圧の大きさに対応したフォーカシング制
御が行なわれるようにズーム・レンズ機構31が調整され
る。
【００２３】コントローラ20にはＣＰＵ21が含まれてお
り，ＣＰＵ21によってコントローラ20の動作が統括され
る。またコントローラ20には電源回路22が含まれてお
り，ＣＰＵ21の制御の下にレンズ駆動電圧，アイリス指
示電圧などが出力され第１のレンズ・ケーブルまたは第
２のレンズ・ケーブルを介してレンズ装置30に与えられ
る。
り，ＣＰＵ21によってコントローラ20の動作が統括され
る。またコントローラ20には電源回路22が含まれてお
り，ＣＰＵ21の制御の下にレンズ駆動電圧，アイリス指
示電圧などが出力され第１のレンズ・ケーブルまたは第
２のレンズ・ケーブルを介してレンズ装置30に与えられ
る。
【００２４】さらにコントローラ20には比較回路23，24
および25が含まれている。これらの比較回路23，24およ
び25にはそれぞれ所定の基準電圧が与えられている。
および25が含まれている。これらの比較回路23，24およ
び25にはそれぞれ所定の基準電圧が与えられている。
【００２５】比較回路23にはレンズ装置30から出力され
るアイリス現在位置電圧が与えられる。比較回路23によ
って基準電圧とアイリス現在位置電圧とが比較され，比
較結果がＣＰＵ21に与えられる。基準電圧の大きさより
もアイリス現在位置電圧の大きさの方が大きいと判断さ
れると，その旨を表わすデータ１がＣＰＵ21において記
憶される。逆に基準電圧の大きさよりもアイリス現在位
置電圧の大きさの方が小さいと判断されると，その旨を
表わすデータ０がＣＰＵ21において記憶される。
るアイリス現在位置電圧が与えられる。比較回路23によ
って基準電圧とアイリス現在位置電圧とが比較され，比
較結果がＣＰＵ21に与えられる。基準電圧の大きさより
もアイリス現在位置電圧の大きさの方が大きいと判断さ
れると，その旨を表わすデータ１がＣＰＵ21において記
憶される。逆に基準電圧の大きさよりもアイリス現在位
置電圧の大きさの方が小さいと判断されると，その旨を
表わすデータ０がＣＰＵ21において記憶される。
【００２６】比較回路24にはレンズ装置30から出力され
るリモート・コントローラ中点電圧が与えられる。リモ
ート・コントローラ中点電圧は第２のレンズ・ケーブル
がレンズ装置30から外れているかどうかを表わす電圧で
あり，第２のレンズ・ケーブルがレンズ装置30から外れ
ていなければ所定の大きさの電圧が比較回路24に与えら
れ，第２のレンズ・ケーブルがレンズ装置30から外れて
いれば比較回路24に与えられるリモート・コントローラ
中点電圧は零となる。
るリモート・コントローラ中点電圧が与えられる。リモ
ート・コントローラ中点電圧は第２のレンズ・ケーブル
がレンズ装置30から外れているかどうかを表わす電圧で
あり，第２のレンズ・ケーブルがレンズ装置30から外れ
ていなければ所定の大きさの電圧が比較回路24に与えら
れ，第２のレンズ・ケーブルがレンズ装置30から外れて
いれば比較回路24に与えられるリモート・コントローラ
中点電圧は零となる。
【００２７】比較回路24によって基準電圧とリモート・
コントローラ中点電圧とが比較され，比較結果がＣＰＵ
21に与えられる。基準電圧の大きさよりもリモート・コ
ントローラ電圧の大きさの方が大きければ，その旨を表
わすデータ１がＣＰＵ21において記憶される。逆に基準
電圧の大きさよりもリモート・コントローラ中点電圧の
大きさの方が小さいと判断されると，その旨を表わすデ
ータ０がＣＰＵ21において記憶される。
コントローラ中点電圧とが比較され，比較結果がＣＰＵ
21に与えられる。基準電圧の大きさよりもリモート・コ
ントローラ電圧の大きさの方が大きければ，その旨を表
わすデータ１がＣＰＵ21において記憶される。逆に基準
電圧の大きさよりもリモート・コントローラ中点電圧の
大きさの方が小さいと判断されると，その旨を表わすデ
ータ０がＣＰＵ21において記憶される。
【００２８】比較回路25にはレンズ装置30から出力され
るズーム位置電圧が与えられる。比較回路25によって基
準電圧とズーム位置電圧とが比較され，比較結果がＣＰ
Ｕ21に与えられる。基準電圧の大きさよりもズーム位置
電圧の大きさの方が大きければ，その旨を表わすデータ
がＣＰＵ21において記憶される。逆に基準電圧の大きさ
よりもズーム位置電圧の大きさの方が小さいと判断され
ると，その旨を表わすデータがＣＰＵ21において記憶さ
れる。
るズーム位置電圧が与えられる。比較回路25によって基
準電圧とズーム位置電圧とが比較され，比較結果がＣＰ
Ｕ21に与えられる。基準電圧の大きさよりもズーム位置
電圧の大きさの方が大きければ，その旨を表わすデータ
がＣＰＵ21において記憶される。逆に基準電圧の大きさ
よりもズーム位置電圧の大きさの方が小さいと判断され
ると，その旨を表わすデータがＣＰＵ21において記憶さ
れる。
【００２９】比較回路23，24および25から与えられるデ
ータに基づいて，レンズ装置30のズーム・レンズ機構31
およびアイリス32のリモート制御が可能かどうかがＣＰ
Ｕ21において判断される。
ータに基づいて，レンズ装置30のズーム・レンズ機構31
およびアイリス32のリモート制御が可能かどうかがＣＰ
Ｕ21において判断される。
【００３０】この判断の判定論理を表わす表が図２に示
されている。図２において，比較回路23の比較結果（ア
イリス現在位置電圧の大きさと基準電圧の大きさとの比
較結果）を表わすデータがＤI ，比較回路24の比較結果
（リモコン中点電圧の大きさと基準電圧の大きさとの比
較結果）を表わすデータがＤR ，比較回路25の比較結果
（ズーム位置電圧の大きさと基準電圧の大きさとの比較
結果）を表わすデータがＤZ でそれぞれ示されている。
また図２には制御可否の状態も示されており，制御可能
ならばデータとして１が，制御不可能ならばデータとし
て０がそれぞれ示されている。
されている。図２において，比較回路23の比較結果（ア
イリス現在位置電圧の大きさと基準電圧の大きさとの比
較結果）を表わすデータがＤI ，比較回路24の比較結果
（リモコン中点電圧の大きさと基準電圧の大きさとの比
較結果）を表わすデータがＤR ，比較回路25の比較結果
（ズーム位置電圧の大きさと基準電圧の大きさとの比較
結果）を表わすデータがＤZ でそれぞれ示されている。
また図２には制御可否の状態も示されており，制御可能
ならばデータとして１が，制御不可能ならばデータとし
て０がそれぞれ示されている。
【００３１】データＤI およびデータＤR がそれぞれ０
で，かつデータＤZ が任意の値のときはアイリス制御，
ズーム制御およびフォーカシング制御のいずれも不可能
とされ，２本のレンズ・ケーブルのいずれもが外れてい
る，またはレンズ装置がリモート制御できないマニュア
ルのレンズであると判断される。データＤI が０，デー
タＤR が１，かつデータＤZ が任意の値のときもアイリ
ス制御，ズーム制御およびフォーカシング制御のいずれ
も不可能とされ，第１のレンズ・ケーブルが外れてい
る，またはマニュアルのレンズ装置であると判断され
る。
で，かつデータＤZ が任意の値のときはアイリス制御，
ズーム制御およびフォーカシング制御のいずれも不可能
とされ，２本のレンズ・ケーブルのいずれもが外れてい
る，またはレンズ装置がリモート制御できないマニュア
ルのレンズであると判断される。データＤI が０，デー
タＤR が１，かつデータＤZ が任意の値のときもアイリ
ス制御，ズーム制御およびフォーカシング制御のいずれ
も不可能とされ，第１のレンズ・ケーブルが外れてい
る，またはマニュアルのレンズ装置であると判断され
る。
【００３２】データＤI が１，データＤR およびデータ
ＤZ がそれぞれ０のときはアイリス制御のみが可能であ
り，ズーム制御およびフォーカシング制御が不可能とさ
れ，第２のレンズ・ケーブルが外れている，またはアイ
リス制御のみが可能なレンズ装置であると判断される。
データＤI が１，データＤR が０，データＤZ が１〜25
5 の有効なデータのときもアイリス制御が可能であり，
ズーム制御およびフォーカシング制御が不可能とされ，
レンズ・ケーブルが２本とも接続されているが，スイッ
チ回路35がローカル側となっている，またはズーム制御
が不可能なレンズであり，かつ第２のレンズ・ケーブル
が外れていると判断される。
ＤZ がそれぞれ０のときはアイリス制御のみが可能であ
り，ズーム制御およびフォーカシング制御が不可能とさ
れ，第２のレンズ・ケーブルが外れている，またはアイ
リス制御のみが可能なレンズ装置であると判断される。
データＤI が１，データＤR が０，データＤZ が１〜25
5 の有効なデータのときもアイリス制御が可能であり，
ズーム制御およびフォーカシング制御が不可能とされ，
レンズ・ケーブルが２本とも接続されているが，スイッ
チ回路35がローカル側となっている，またはズーム制御
が不可能なレンズであり，かつ第２のレンズ・ケーブル
が外れていると判断される。
【００３３】データＤI およびデータＤR が１で，かつ
データＤZ が０のときはアイリス制御およびフォーカシ
ング制御が可能であるが，ズーム制御が不可能とされ，
レンズ・ケーブルが２本とも接続され，アイリス制御と
フォーカシング制御がいずれも可能な固定焦点のレンズ
装置と判断される。データＤI およびデータＤR が１
で，かつデータＤZ が１〜255 の有効な値のときはアイ
リス制御，ズーム制御およびフォーカシング制御のいず
れもが可能とされ，レンズ・ケーブルが２本とも接続さ
れ，アイリス制御，ズーム制御，およびフォーカシング
制御のいずれもが可能なレンズ装置と判断される。
データＤZ が０のときはアイリス制御およびフォーカシ
ング制御が可能であるが，ズーム制御が不可能とされ，
レンズ・ケーブルが２本とも接続され，アイリス制御と
フォーカシング制御がいずれも可能な固定焦点のレンズ
装置と判断される。データＤI およびデータＤR が１
で，かつデータＤZ が１〜255 の有効な値のときはアイ
リス制御，ズーム制御およびフォーカシング制御のいず
れもが可能とされ，レンズ・ケーブルが２本とも接続さ
れ，アイリス制御，ズーム制御，およびフォーカシング
制御のいずれもが可能なレンズ装置と判断される。
【００３４】このようにしてＣＰＵ21において判断され
たアイリス制御，ズーム制御およびフォーカシング制御
の可否の結果はホスト・コンピュータに送られる。した
がってホスト・コンピュータ10が何の動作を行なわなく
とも，レンズ装置30におけるアイリス制御，ズーム制御
およびフォーカシング制御の可否を判断することができ
るようになる。このためホスト・コンピュータ10の負担
も軽くなる。
たアイリス制御，ズーム制御およびフォーカシング制御
の可否の結果はホスト・コンピュータに送られる。した
がってホスト・コンピュータ10が何の動作を行なわなく
とも，レンズ装置30におけるアイリス制御，ズーム制御
およびフォーカシング制御の可否を判断することができ
るようになる。このためホスト・コンピュータ10の負担
も軽くなる。
【００３５】ホスト・コンピュータ10では入力したアイ
リス制御，ズーム制御およびフォーカシング制御の可否
を表わすデータに応じて，カメラ制御コマンドをコント
ローラ20に与え撮影条件の設定を行なうことができるよ
うになる。
リス制御，ズーム制御およびフォーカシング制御の可否
を表わすデータに応じて，カメラ制御コマンドをコント
ローラ20に与え撮影条件の設定を行なうことができるよ
うになる。
【００３６】実施例においては，レンズ装置30とコント
ローラ（レンズ装置の制御判定装置）20とが別体に設け
られているが，カメラ本体とこのカメラ本体に装着され
るレンズ装置30とコントローラ20とを一体に形成しても
よい。
ローラ（レンズ装置の制御判定装置）20とが別体に設け
られているが，カメラ本体とこのカメラ本体に装着され
るレンズ装置30とコントローラ20とを一体に形成しても
よい。
【図１】この発明の実施例を示すもので，撮像システム
の電気的構成の一部を示すブロック図である。
の電気的構成の一部を示すブロック図である。
【図２】アイリス制御，ズーム制御およびフォーカシン
グ制御の判定論理を表わす表である。
グ制御の判定論理を表わす表である。
10 ホスト・コンピュータ 20 コントローラ 21 ＣＰＵ 23，24，25 比較回路 30 レンズ装置 31 ズーム・レンズ機構 32 アイリス 34 アイリス駆動回路 36 ズーム駆動回路 37 フォーカシング駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−83734（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−324766（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−284399（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 5/222 - 5/257 H04N 7/18
Claims (2)
- 【請求項１】 撮影条件が設定可能なコンピュータ装置
と通信路を介して接続可能であり，被写体像を結像する
ための少なくともズーム光学系および露光制御のための
アイリス装置を少なくとも含むカメラ・ヘッドを，上記
コンピュータ装置からのカメラ制御コマンドに応じて制
御するための電子カメラのコントローラであって， 少なくとも上記ズーム光学系およびアイリス装置の状態
を表わす状態信号を入力する入力手段， 入力した上記状態信号に基づいて少なくとも上記ズーム
光学系およびアイリス装置の制御の可否を判定する判定
手段，ならびに上記判定手段の判定の結果を表わす信号
を上記コンピュータ装置に送信する送信手段， を備えたカメラのコントローラ。 - 【請求項２】 撮影条件が設定可能なコンピュータ装置
と通信路を介して接続可能であり，被写体像を結像する
ための少なくともズーム光学系および露光制御のための
アイリス装置を少なくとも含むカメラ・ヘッドを，上記
コンピュータ装置からのカメラ制御コマンドに応じて制
御するための電子カメラのコントローラにおいて，上記
カメラ・ヘッドの制御判定方法であり， 少なくとも上記ズーム光学系およびアイリス装置の状態
を表わす状態信号を上記カメラ・ヘッドから入力し， 入力した上記状態信号に基づいて少なくとも上記ズーム
光学系およびアイリス装置の制御の可否を判定し， 判定の結果を表わす信号を上記コンピュータ装置に送信
する，制御判定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16002492A JP3342040B2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | カメラのコントローラおよびカメラ・ヘッドの制御判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16002492A JP3342040B2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | カメラのコントローラおよびカメラ・ヘッドの制御判定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05336434A JPH05336434A (ja) | 1993-12-17 |
| JP3342040B2 true JP3342040B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=15706320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16002492A Expired - Lifetime JP3342040B2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | カメラのコントローラおよびカメラ・ヘッドの制御判定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3342040B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP16002492A patent/JP3342040B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05336434A (ja) | 1993-12-17 |
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