JP3341393B2 - 溶着強度測定装置 - Google Patents

溶着強度測定装置

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JP3341393B2
JP3341393B2 JP25244093A JP25244093A JP3341393B2 JP 3341393 B2 JP3341393 B2 JP 3341393B2 JP 25244093 A JP25244093 A JP 25244093A JP 25244093 A JP25244093 A JP 25244093A JP 3341393 B2 JP3341393 B2 JP 3341393B2
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、防爆密閉型二
次電池の防爆弁装置等の溶着強度を測定する溶着強度測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダや時計等に広く用
いられている例えばリチウム電池やカーボンリチウム電
池等の二次電池は、正極材と、負極材と、これらの間に
介装され電解液が含浸されたセパレータとからなる発電
要素を、負極端子を兼ねる外装缶内に収容し、外装缶の
上部開口を、正極端子を兼ねる閉塞蓋体により封止して
構成されている。この種の二次電池では、過充電等によ
り内部の発電要素が過電流状態になると、セパレータの
電解液が化学変化を起こし外装缶の内圧が上がって外装
缶が破裂する可能性がある。従って、従来より、閉塞蓋
体の内側には、外装缶の内圧上昇に伴い外側に変形して
開裂する防爆弁が設けられている。
【0003】しかし、防爆弁の開裂により外装缶の破裂
は阻止できても、発電要素への通電が継続され過電流状
態が続いてしまうと、電解液や、正極材或は/及び負極
材中の活物質の分解により外装缶の内部温度が上がって
二次電池が発火する可能性がある。そこで、近年では、
例えば特開平2−112151公報に開示されているよ
うに、外装缶の内圧上昇に伴い発電要素への通電が遮断
されるように構成した防爆密閉型の二次電池が提案され
ている。この二次電池では、防爆弁を導電部材により構
成して閉塞蓋体に電気的に導通させ、防爆弁の内側に導
電部材からなるストリッパを配設し、外装缶内部のガス
を防爆弁側に通過させる貫通孔をストリッパに形成し、
防爆弁とストリッパとの間に絶縁材を介装すると共に、
前記正極材からの導電用リードをストリッパに接続し、
防爆弁の略々中央部分とストリッパとを、前記絶縁材の
貫通孔を通して溶着している。従って、この二次電池に
よれば、外装缶の内圧上昇に伴う防爆弁の外側への変形
で、防爆弁と導電用リードとの溶着が剥離し発電要素へ
の通電が遮断されるため、発電要素の過電流状態が解消
され、発火や外装缶の破裂を防ぐことができる。
【0004】このような防爆密閉型の二次電池を生産す
るに当たっては、外装缶の内圧が所望の値に達した瞬間
に防爆弁と導電用リードとの溶着が確実に剥離するよう
に、防爆弁と導電用リードとの溶着強度を測定すること
が望ましい。そして、このような溶着強度の測定を行う
場合には、リード遮断用ストリッパを介して導電用リー
ドが溶着された状態の防爆弁を、二次電池の組み立てラ
イン上から無作為に抜き取り、抜き取った防爆弁を導電
用リードから剥離させる方向に加圧して、導電用リード
が剥離した瞬間での加圧力を多数サンプリングすること
が望ましい。この測定作業は、通常手動で行われてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この手動による測定作
業においては、防爆弁を導電用リードから剥離させる方
向に加圧する際に、実際の外装缶の内圧上昇と同じよう
に防爆弁の加圧力を変化させることが必要となるが、防
爆弁の加圧に例えばハンドポンプを用いると、1ストロ
ーク分ポンプを操作する毎に防爆弁に加わる圧力が脈動
してしまい、実際の内圧上昇と同じパターンの圧力変化
を再現することができない不具合がある。また、多数の
防爆弁について溶着強度を測定するには、各防爆弁への
加圧をそれぞれ同じパターンで行って測定条件を一致さ
せる必要があるが、ハンドポンプによる加圧では、各防
爆弁への加圧パターンがポンプ操作の仕方によって定ま
るため、同じ加圧パターンを再現することが極めて困難
であるという不具合がある。本発明は前記事情に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、上述した防
爆弁と導電用リードとの溶着強度を始め、互いに離間し
一部が溶着された2つの導電部材からなり少なくとも片
方の前記導電部材が加圧により変形可能に構成されたワ
ークの溶着強度を、確実に且つ再現性よく測定できる溶
着強度測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、導電部材からなる2つのワークの溶着強度
を測定する装置であって、前記ワークの溶着部分に臨ま
せて前記2つのワーク間に空間部を画成すると共に、該
2つのワークを保持する保持手段と、前記空間部に流体
を供給する流体供給手段と、前記流体の流体圧を増減制
御する制御手段と、前記2つのワーク間の導通状態を検
出する導通検出手段と、前記流体圧を検出する圧力検出
手段と、前記導通検出手段及び圧力検出手段の検出結果
に基づいて、前記2つのワーク間が絶縁された時点の前
記流体圧を出力する出力手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】また、本発明は、前記2つのワークのうち
の一方は、二次電池の発電用正極材に電気的に接続され
る部材であり、他方は前記二次電池の正極端子に電気的
に接続され該二次電池の内圧の上昇に伴い前記導電部材
から離間する方向に変形される防爆弁であるものとし
た。さらに、本発明は、前記防爆弁は所定量以上の変形
により開裂可能に構成されていると共に、前記圧力検出
手段の検出結果に基づいて、単位時間当たりに前記流体
圧が所定値以上減少した時点の前記流体圧を出力する第
2出力手段をさらに備えているものとした。
【0008】
【作用】本発明によれば、互いに溶着された2つのワー
ク間の空間部に流体供給手段によって供給される流体の
流体圧が制御手段で上昇されることで、一方のワークが
他方のワークから離間する方向に加圧され、それら2つ
のワークの溶着部分が剥離されて、両者間が導通状態か
ら絶縁状態に変移する。2つのワーク間が絶縁状態とな
ると、導通検出手段がこれを検出し、該絶縁状態となっ
た時点の前記流体圧が出力手段により画面や記録紙上に
出力される。従って、例えば、前記2つのワークのうち
の一方が、二次電池の発電用正極材に電気的に接続され
る部材であり、他方が、前記二次電池の正極端子に電気
的に接続され該二次電池の内圧の上昇に伴い前記導電部
材から離間する方向に変形される防爆弁であって、前記
導電部材と防爆弁との溶着が二次電池の内圧上昇に伴い
確実に剥離され前記正極材への通電が遮断されるかどう
かを検査するために、それらの溶着強度を測定する場合
には、二次電池の発電要素が過電流状態となった場合の
実際の内圧上昇と同じパターンの圧力変化を再現しその
パターンで一方のワークを加圧することができ、また、
多数組のワークについて再現性よく溶着強度の測定を行
うことができる。
【0009】尚、前記防爆弁が所定量以上の変形により
開裂可能に構成されている場合、前記導電部材と防爆弁
との溶着が剥離した後も前記制御手段により前記流体の
流体圧を上昇させ、前記防爆弁を開裂させて前記流体圧
を単位時間当たりに所定値以上減少させ、この時点で前
記圧力検出手段が検出した流体圧を第2出力手段により
画面や記録紙上に出力させるように構成すれば、二次電
池の内圧上昇に伴い前記弁部材が確実に開裂するかどう
かの測定も、溶着強度の測定と同様に、実際の内圧上昇
と同じパターンで、しかも再現性よく行うことができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、本発明の溶着強度測定装置により溶着強度
を測定する防爆弁装置が設けられた二次電池について説
明する。図1は防爆弁装置が設けられた二次電池の上部
断面図である。図中、符号1で示す二次電池は、外装缶
11と、外装缶11上部の開口1101を閉塞すると共
に二次電池1の正極端子を兼ねる閉塞蓋体13と、外装
缶11の開口1101の内周縁と閉塞蓋体13の外周縁
との隙間を塞ぐガスケット15とを備えている。前記外
装缶11には、正極材、負極材、及びセパレータからな
る発電要素(図示せず)が収容され、二次電池1の負極
端子を兼ねている。17は防爆弁装置であり、防爆弁装
置17は閉塞蓋体13の内側に一体に設けられ、防爆弁
装置17と前記正極材とは導電用リード19により電気
的に接続されている。
【0011】図2は前記外装缶11の開口1101に組
み込まれる前の前記防爆弁装置17の拡大断面図であ
る。前記防爆弁装置17は、防爆弁1701と、ディス
ク1703(正極材に接続される部材に相当)と、これ
ら防爆弁1701及びディスク1703を収容する収容
部材1705(保持手段に相当)とを備えている。前記
防爆弁1701は大径部1707と、小径部1709
と、段部1711とで構成され、導電部材により形成さ
れている。前記小径部1709の底面1713の略々中
央箇所には下方に凸状の突部1715が形成され、ま
た、該突部1715の周囲の底面1713上には放射状
に複数の凹部1717が形成され、これら複数の凹部1
717により底面1713が、図1に点線で示したよう
に変形し易くなるようにしている。
【0012】前記ディスク1703は、導電部材によ
り、前記防爆弁1701の小径部1709と略々同径の
円盤状に形成され、その外周部には、周方向に間隔を置
いて複数の貫通孔1719が形成され、ディスク170
3の下面には前記導電用リード19が半田付け等により
取着されている。前記収容部材1705は、絶縁部材に
より、前記防爆弁1701の小径部1709やディスク
1703を収容できる内径で円筒状に形成され、その内
周面の略々中間箇所には、環状のフランジ1721が形
成されている。そして、前記収容部材1705の内部で
フランジ1721の一端側に前記防爆弁1701の小径
部1709が収容され、他端側に前記ディスク1703
が収容され、収容された状態で防爆弁1701とディス
ク1703との間には空間部1723が画成されると共
に、ディスク1703の上面の略々中央箇所と防爆弁1
701の突部1715とが溶着され、これにより、前記
防爆弁装置17が形成され、実施例に係る溶着強度測定
装置により、前記防爆弁1701の突部1715とディ
スク1703との溶着強度が測定される。
【0013】次に、実施例に係る溶着強度測定装置につ
いて説明する。図3は溶着強度測定装置の構造部の断面
図である。溶着強度測定装置3の構造部5は、基台51
と、基台51上に立設された外筒53と、外筒53の内
部に固定された内筒55と、外筒53の上端に配設され
前記防爆弁装置17が収容されるワークホルダ57と、
ワークホルダ57の上方に配設されたワーク押え59等
を備えている。
【0014】前記基台51には、圧油が通過する通路5
101が形成されている。前記外筒53は、導電部材に
より形成され、外筒53の下端のフランジ5301はボ
ルト5303により前記基台51に固定されている。前
記内筒55はボルト5502により外筒53の内部に固
定され、内筒55の内部通路5501は前記通路510
1と連通しており、内部通路5501の油圧は、例えば
アンプ内蔵の歪みゲージ式センサ等からなる圧力センサ
7により検出され、その検出した油圧に応じた値の電圧
が、アンプで増幅された後に圧力センサ7から出力され
る。尚、図中5503は外筒53と内筒55との間に介
設されたOリングを示す。
【0015】さらに、前記内筒55の上端と外筒53の
内部の上壁とで円盤状のプローブホルダ5505が保持
され、プローブホルダ5505の上方の外筒53部分に
は、プローブホルダ5505より小径の孔5305が開
口されている。前記プローブホルダ5505は導電部材
により形成され、プローブホルダ5505の外周部に
は、図4に斜視図で示すように、周方向に間隔を置いて
4つの貫通孔5507が形成されている。また、プロー
ブホルダ5505の略々中央箇所には、導電部材からな
るプローブ5509が上方に延在して立設され、プロー
ブ5509の上端は外筒53の孔5305内に位置して
いる。
【0016】前記ワークホルダ57は絶縁部材により形
成され、外筒53に対応した径の円板部5701と、円
板部5701の外周から突設されたフランジ部5703
とで構成され、円板部5701がOリング5307を介
して外筒53の上端に載置されている。前記円板部57
01の中央箇所には、図5に拡大断面図で示すように、
前記防爆弁装置17を収容する収容部5705が形成さ
れている。前記収容部5705は、前記孔5305と略
々同径で形成された小径部5707と、防爆弁1701
の大径部1707より大径の大径部5709と、これら
小径部5707及び大径部5709を接続する環状の段
部5711と、大径部5709から円板部5701の上
面に掛けて形成された傾斜面部5713とで構成されて
いる。前記収容部5705には、前記小径部5707、
大径部5709、及び段部5711に対応した形状のガ
スケット5715が取着され、このガスケット5715
の内面には、防爆弁1701の段部1711が載置され
る環状の載置面5717と、大径部1707が収容され
る内周面5719とが形成されている。
【0017】前記ワーク押え59は、導電部材により形
成され、前記外筒53と略々同径の大径部5901と、
前記収容部5705の小径部5707よりも大きく且つ
防爆弁1701の大径部1707の内側に挿入される径
で形成された小径部5903と、大径部5901と小径
部5903とを接続する段部5905とで構成されてい
る。前記小径部5903の下面中央には、防爆弁170
1の小径部1709に略々対応した径で円柱状の凹部5
907が形成され、この凹部5907の深さは、図1に
点線で示すように、防爆弁1701の底面1713の変
形を阻害しない寸法で形成されている。
【0018】そして、図5に示すように、前記ガスケッ
ト5715の載置面5717に防爆弁1701の段部1
711が載置され、ワーク押え59の小径部5903と
前記載置面5717とで前記段部1711を挟持するこ
とで、防爆弁装置17がワークホルダ57の収容部57
05にセットされ、ワークホルダ57の円板部5701
とワーク押え59の段部5905との間で且つ該ワーク
押え59の小径部5903の周囲に、環状の絶縁部材5
909が配設され、この状態で、前記ディスク1703
の下面の略々中央箇所に前記プローブ5509の上端が
当接する。尚、図中8は、前記外筒53と前記ワーク押
え59との電気的導通状態を検出する導通センサを示
す。
【0019】図6は溶着強度測定装置の制御部のブロッ
ク図である。溶着強度測定装置3の制御部9は、前記基
台51の通路5101に圧油を供給する圧油供給ユニッ
ト91と、圧油供給ユニット91からの圧油により加圧
される前記防爆弁1701の底面1713の圧力を割り
出す圧力計93と、圧油供給ユニット91からの圧油供
給及び油圧の制御や、圧力計93の動作制御を行う制御
ユニット95とを備えている。
【0020】前記圧油供給ユニット91は、エア供給源
9101と、エア供給源9101に接続されたエア昇圧
用の電空レギュレータ9103と、電空レギュレータ9
103の動作を制御するプログラム調節器9105と、
圧油タンク9107(流体供給手段に相当)と、前記圧
油タンク9107に接続され前記電空レギュレータ91
03に連動して圧油の油圧を調節するエアハイドロブー
スタ9109と、電空レギュレータ9103とエアハイ
ドロブースタ9109との間に介設されたリーク弁91
11とを備えている。
【0021】前記電空レギュレータ9103は、エア取
り入れ口9113、エア排出口9115、エア取り入れ
口9113とエア排出口9115との間に介設された弁
体(図示せず)、及び弁体の開弁時間を設定する電圧の
入力端子9117とを備えている。前記エア取り入れ口
9113は前記エア供給源9101に接続され、前記エ
ア排出口9115は前記リーク弁9111を介してエア
ハイドロブースタ9109に接続されている。また、前
記弁体は、前記入力端子9117に入力される電圧の値
に応じた時間だけ開くように構成され、前記エア供給源
9101からのエアは、前記弁体の開弁時間に応じたエ
ア圧でエアハイドロブースタ9109に供給される。
【0022】前記プログラム調節器9105は、入力イ
ンタフェース9119、入力スイッチ部9121、演算
器9123、基準クロック発生器9125、バッファ9
127、D/A変換器9129、及び出力インタフェー
ス9131を備えている。
【0023】前記入力インタフェース9119には、前
記制御ユニット95から、溶接強度測定装置3の起動指
令信号が入力される。前記入力スイッチ部9121はテ
ンキー等からなり、前記電空レギュレータ9103から
エアハイドロブースタ9109に供給されるエアの最大
エア圧に応じた電圧値と、その最大エア圧に達するまで
の所要時間とが入力される。これら電圧値及び所要時間
は、前記通路5101に供給する圧油の昇圧パターンに
応じて決定される。前記演算器9123は、前記電空レ
ギュレータ9103からエアハイドロブースタ9109
に供給されるエア圧を前記所要時間で前記最大エア圧に
するために、前記起動指令信号の入力から前記所要時間
が経過するまでの間、一定時間間隔おきに、前記弁体の
開弁時間と、それに応じて前記電空レギュレータ910
3の入力端子9117に出力すべき電圧値とを演算す
る。
【0024】前記基準クロック発生器9125は、前記
一定時間をカウントする基準となるクロックを発生し前
記演算器9123に出力する。前記バッファ9127に
は、前記演算器9123で演算された電圧値を示すデジ
タル信号が一旦格納される。前記D/A変換器9129
は、前記バッファ9127に一旦格納された示すデジタ
ル信号をアナログの電圧に変換する。前記出力インタフ
ェース9131は前記入力端子9117に接続され、前
記D/A変換器9129で変換された電圧が出力インタ
フェース9131から入力端子9117に出力される。
【0025】前記圧油タンク9107には圧油が貯留さ
れており、不図示の供給経路を介して前記通路5101
に接続されている。前記エアハイドロブースタ9109
は前記供給経路中に介設されている。エアハイドロブー
スタ9109は、図7に断面図で示すように、シリンダ
ボディ9133と、このシリンダボディ9133に組み
込まれたピストンロッド9135と、ピストンロッド9
135の基端に設けられ前記シリンダボディ9133の
内部を前室9137と後室9139とに区画するピスト
ン9141とを備えている。
【0026】前記シリンダボディ9133には、前室9
137と後室9139とにそれぞれ連通するエア出入口
9143,9145が設けられ、また、シリンダボディ
9133の内部には、前記供給経路の一部をなす圧油通
路9147が形成され、この圧油通路9147には、前
記ピストン9141の前室9137側へのスライドでピ
ストンロッド9135により遮断される弁部9151が
形成され、弁部9151より前記通路5101側の圧油
通路9147部分には、ピストンロッド9135に対応
した径のシリンダ部9153が形成されている。
【0027】このエアハイドロブースタ9109では、
前記エア出入口9143から前室9137にエアが流入
すると、ピストン9141が後室9139側にスライド
し、ピストンロッド9135の先端が前記シリンダ部9
153から退出されると共に前記弁部9151が開放さ
れ、これにより、前記シリンダ部9153よりも前記通
路5101側の圧油が、前記圧油タンク9107側と同
じ油圧とされる。
【0028】一方、前記電空レギュレータ9103から
のエアが後室9139に送り込まれると、ピストン91
41の後室9139側の面9155が受けるエア圧が増
し、ピストン9141が前室9137側にスライドし
て、ピストンロッド9135の周面により前記弁部91
51が閉塞されると共に、ピストンロッド9135の先
端が圧油通路9147のシリンダ部9153に進出し、
該シリンダ部9153よりも前記通路5101側の圧油
が、前記圧油タンク9107側の油圧よりも昇圧され
る。このとき、前記面9155が受けるエア圧と前記通
路5101側の油圧との増圧比は、面9155と前記ピ
ストンロッド9135の断面との面積比の逆数となり、
従って、前記後室9139に送り込まれる電空レギュレ
ータ9103からのエアが増圧されると、前記シリンダ
部9153よりも前記通路5101側の圧油は、前記エ
アの増圧分より増幅されて増圧される。
【0029】前記リーク弁9111は、前記制御ユニッ
ト95の制御により作動し、前記エアハイドロブースタ
9109の前室9137及び後室9139の一方に、前
記電空レギュレータ9103のエア排出口9115を接
続すると共に、前室9137及び後室9139の他方を
開放する。尚、図7では、前記リーク弁9111が前記
前室9137に前記エア排出口9115を接続した状態
を示している。
【0030】前記圧力計93は、入力バッファ930
1、ピークホールド回路9303、表示ユニット930
5、及びプリンタ9307を備えている。前記入力バッ
ファ9301には前記圧力センサ7が接続され、圧力セ
ンサ7から出力された電圧が一定のサンプリング周期毎
に取り込まれ、取り込んだ電圧が次のサンプリング周期
までの間保持される。前記ピークホールド回路9303
には、前記入力バッファ9301に前回取り込まれた電
圧と、次のサンプリング周期で入力バッファ9301に
取り込まれた今回の電圧とのうち、電圧が高い方が保持
される。
【0031】前記表示ユニット9305は、例えば7−
セグメントのLEDの集合体や液晶パネル等からなるデ
ィスプレイと、このディスプレイを駆動するドライバと
で構成されている。前記プリンタ9307は、例えば熱
転写式やワイヤドット式等の印字部と、この印字部を駆
動するドライバとで構成されている。これら表示ユニッ
ト9305やプリンタ9307のドライバは、前記制御
ユニット95の制御により作動する。
【0032】前記制御ユニット95は、入力インタフェ
ース9501、演算器9503、メモリ9505、及び
出力インタフェース9507を備えている。前記入力イ
ンタフェース9501には起動スイッチ9509が接続
され、また、信号変換器9511を介して前記導通セン
サ8が接続されている。前記起動スイッチ9509は、
溶着強度測定装置3の起動時に操作される。前記信号変
換器9511は、前記導通センサ8が導通を検出してい
る状態時にハイレベルのオン信号を出力し、非導通を検
出している状態時にローレベルのオフ信号を出力する。
【0033】前記演算器9503は、前記起動スイッチ
9509の操作を検出した時点で、前記信号変換器95
11からの入力信号がオン信号であることを確認して、
前記起動指令信号を生成すると共に、溶着強度測定装置
3の起動後に、前記信号変換器9511からの入力信号
がオン信号からオフ信号に変わったことを検出して、溶
着強度測定装置3の動作を終了させる終了指令信号を生
成する。前記メモリ9505には、前記演算器9503
が前記処理を行うためのプログラムが格納されている。
前記出力インタフェース9507は、前記プログラム調
節器9105の入力インタフェース9119、リーク弁
9111、及び表示ユニット9305やプリンタ930
7のドライバに接続されており、それらに対して、前記
演算器9503で生成された起動指令信号や終了指令信
号が出力される。
【0034】尚、本実施例では、圧力センサ7と、圧力
計93の入力バッファ9301及びピークホールド回路
9303とで圧力検出手段が構成され、導通センサ8、
外筒53、プローブホルダ5505、プローブ550
9、ワーク押え59、制御ユニット95、及び信号変換
器9511により導通検出手段が構成され、圧力計93
の表示ユニット9305及びプリンタ9307で出力手
段が構成されている。また、本実施例では、前記圧油タ
ンク9107を除く圧油供給ユニット91と前記制御ユ
ニット95とにより制御手段が構成されている。
【0035】次に、上述した構成の溶着強度測定装置3
による前記防爆弁1701の突部1715とディスク1
703との溶着強度の測定動作について説明する。ま
ず、例えば図1の二次電池1の発電要素が過電流状態と
なって外装缶11の内圧が上がる場合の内圧上昇パター
ンを想定し、これと同じパターンで防爆弁1701の底
面1713に達する圧油の油圧、つまりは、前記圧油タ
ンク9107から前記通路5101に供給される圧油の
油圧を上昇させるための、前記電空レギュレータ910
3からエアハイドロブースタ9109に供給するエアの
最大エア圧に応じた電圧値と、その最大エア圧に達する
までの所要時間とを割り出す。そして、割り出した電圧
値と所要時間とを、前記プログラム調節器9105の入
力スイッチ部9121から入力する。
【0036】また、前記入力と並行して、前記ワークホ
ルダ57の収容部5705に前記防爆弁1701を載置
し、ワーク押え59で防爆弁1701の段部1711を
上方から押え付けて、防爆弁装置17を収容部5705
にセットし、前記ディスク1703の下面に前記プロー
ブ5509の上端が当接する状態にしておく。さらに、
前記圧油タンク9107内の圧油を、ポンプ等の不図示
の手段により、前記供給経路、基台51の通路510
1、内筒55の内部通路5501、プローブホルダ55
05の貫通孔5507、外筒53の孔5305、及びデ
ィスク1703の貫通孔1719を介して前記防爆弁装
置17の空間部1723まで充填させ、その油圧を大気
圧と等しくしておく。そして、以上の準備が済んだなら
ば、前記起動スイッチ9509を操作する。
【0037】この時点では、防爆弁1701の突部17
15とディスク1703とが溶着されており、また、防
爆弁1701と前記ワーク押え59とが接触していると
共に、ディスク1703がプローブ5509及びプロー
ブホルダ5505を介して外筒53と接触しているた
め、外筒53とワーク押え59との間が電気的に導通し
ており、前記導通センサ8は導通状態を検出している。
従って、前記信号変換器9511から制御ユニット95
の演算器9503にオン信号が入力され、起動スイッチ
9509の操作を検出した演算器9503により起動指
令信号が生成され、前記プログラム調節器9105と前
記リーク弁9111とに出力される。
【0038】前記リーク弁9111は、溶着強度測定装
置3の起動前には、前記電空レギュレータ9103のエ
ア排出口9115をエアハイドロブースタ9109の前
室9137に接続しているが、前記起動指令信号が入力
されると、これに呼応して、前記エア排出口9115を
エアハイドロブースタ9109の後室9139に接続す
るように切り換わり、電空レギュレータ9103からの
エアが前記後室9139に流入する状態となる。
【0039】また、前記プログラム調節器9105に出
力された前記起動指令信号は、入力インタフェース91
19を介して演算器9123に入力され、これに呼応し
て、前記起動指令信号の入力から前記所要時間が経過す
るまでの間、一定時間間隔おきに前記演算器9123で
演算される前記電圧値は、アナログの電圧として、その
都度リアルタイムで電空レギュレータ9103の入力端
子9117に出力される。
【0040】電空レギュレータ9103では、前記プロ
グラム調節器9105から入力端子9117に入力され
る電圧に応じた時間で弁体が開弁され、この開弁時間に
応じて、電空レギュレータ9103からエアハイドロブ
ースタ9109に供給されるエアが昇圧される。エアハ
イドロブースタ9109では、電空レギュレータ910
3からリーク弁9111を介して後室9139に供給さ
れるエアの昇圧に伴い、ピストンロッド9135が前記
シリンダ部9153内に進出し、前記通路5101乃至
前記防爆弁装置17の空間部1723に充填された圧油
が昇圧され、これにより、前記防爆弁1701の底面1
713が前記圧油により上方に加圧される。
【0041】一方、溶着強度測定装置3の起動後、前記
内部通路5501の油圧は圧力センサ7により検出され
て前記圧力計93の入力バッファ9301に取り込ま
れ、検出された油圧の最大値がピークホールド回路93
03に保持される。ここで、前記圧力センサ7により検
出された内部通路5501の油圧は、防爆弁装置17の
空間部1723に達して前記底面1713を加圧する圧
油の油圧と等しいので、ピークホールド回路9303に
は、前記圧油により前記底面1713に加わる圧力の最
大値が保持される。
【0042】ところで、前記圧油による底面1713の
加圧が続くと、該底面1713上の凹部1717の部分
から底面1713が変形し始め、油圧がある程度上昇す
ると、図1に点線で示すように底面1713が変形し、
該底面1713の突部1715と前記ディスク1703
との溶着が剥離する。そして、前記溶着の剥離により、
外筒53とワーク押え59との間が絶縁され、前記導通
センサ8により非導通状態が検出され、前記信号変換器
9511から制御ユニット95の演算器9503への入
力信号がオン信号からオフ信号に変わり、演算器950
3により、溶着強度測定装置3の動作を終了させる終了
指令信号が生成され、前記圧力計93の表示ユニット9
305及びプリンタ9307のドライバと、プログラム
調節器9105と、リーク弁9111とに出力される。
【0043】前記終了指令信号が前記表示ユニット93
05及びプリンタ9307のドライバに入力されると、
ドライバにより、表示ユニット9305のディスプレイ
やプリンタ9307の印字部が駆動され、該終了指令信
号の入力時点、つまり、前記導通センサ8により非導通
状態が検出された時点でピークホールド回路9303に
保持されていた、前記防爆弁1701の底面1713に
加わる圧力の最大値が前記ディスプレイにデジタル表示
され且つ前記印字部で記録紙(図示せず)上に印字され
る。
【0044】これと並行し、プログラム調節器9105
の演算器9123は前記終了指令信号の入力に呼応し
て、前記電空レギュレータ9103によるエアの昇圧動
作を停止させる。さらに、前記終了指令信号の入力に呼
応して前記リーク弁9111は、電空レギュレータ91
03のエア排出口9115をエアハイドロブースタ91
09の前室9137に接続するように切り換わる。これ
により、エアハイドロブースタ9109のピストン91
41が後室9139側にスライドし、前記シリンダ部9
153よりも前記通路5101側の圧油が、前記圧油タ
ンク9107側と同じ大気圧に戻される。以上の動作で
1回の測定動作が終了する。尚、次の測定動作に当た
り、前記ワークホルダ57の収容部5705にセットさ
れた防爆弁装置17を交換する場合には、前記通路51
01乃至前記防爆弁装置17の空間部1723に充填さ
れた圧油を前記圧油タンク9107に戻しておく。
【0045】このように、本実施例によれば、溶着強度
測定装置3を構造部5と制御部9とで構成し、構造部5
を、防爆弁装置17をセットする収容部5705が設け
られたワークホルダ57と、防爆弁装置17の空間部1
723に連通する圧油の通路が形成された基台51、外
筒53、内筒55、及びプローブホルダ5505と、前
記底面1713の突部1715と導通するワーク押え5
9とで構成し、且つ、前記突部1715と溶着された前
記ディスク1703に前記外筒53を導通させて、前記
圧油の油圧と外筒53及びワーク押え59の導通状態と
を圧力センサ7及び導通センサ8でそれぞれ検出すると
共に、前記制御部9を、前記通路に圧油を供給しその油
圧を調節する圧油供給ユニット91と、前記圧力センサ
7及び導通センサ8の検出結果に基づいて、前記突部1
715とディスク1703との導通が絶たれた瞬間の前
記圧油の油圧を検出し出力する圧力計93及び制御ユニ
ット95とで構成した。
【0046】このため、前記圧油供給ユニット91の制
御で前記圧油の油圧を上昇させることで、前記防爆弁1
701の底面1713に加わる圧力を、例えば図1の二
次電池1の発電要素が過電流状態となって外装缶11の
内圧が上がる場合の内圧上昇パターンと同じにすること
ができ、また、前記突部1715とディスク1703と
の溶着が剥離した瞬間に前記底面1713に加わってい
た圧力を、前記圧力センサ7、導通センサ8、圧力計9
3、及び制御ユニット95で確実に検出することがで
き、前記突部1715とディスク1703との溶着強度
を確実に且つ再現性よく測定できる。
【0047】尚、本実施例では、前記底面1713を圧
油により加圧する場合の構成について説明したが、他の
流体で前記底面1713を加圧する構成としてもよい。
また、本実施例では、前記突部1715とディスク17
03との溶着強度を測定する場合について説明したが、
例えば前記導通センサ8が非導通状態を検出した後も圧
油の昇圧を継続し、圧力計93のピークホールド回路9
303により油圧の急峻な降下が検出された瞬間に、前
記圧力センサ7で検出された圧力を前記表示ユニット9
305及びプリンタ9307から出力させるように構成
すれば、溶接強度測定装置3により、前記防爆弁170
1が開裂した瞬間に前記底面1713に加わっていた圧
力を測定することもできる。さらに、本実施例では、防
爆密閉型の二次電池に用いられる防爆弁装置の溶着強度
を測定する装置について説明したが、本発明は、二次電
池の防爆弁装置の溶着強度の測定に限らず、前記構造部
5の構成を適宜変更することで、導電部材同士の溶着強
度を測定する場合に広く適用可能であることは言うまで
もない。
【0048】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、導電部
材からなる2つのワークの溶着強度を測定する装置であ
って、前記ワークの溶着部分に臨ませて前記2つのワー
ク間に空間部を画成すると共に、該2つのワークを保持
する保持手段と、前記空間部に流体を供給する流体供給
手段と、前記流体の流体圧を増減制御する制御手段と、
前記2つのワーク間の導通状態を検出する導通検出手段
と、前記流体圧を検出する圧力検出手段と、前記導通検
出手段及び圧力検出手段の検出結果に基づいて、前記2
つのワーク間が絶縁された時点の前記流体圧を出力する
出力手段とを備える構成としたので、導電部材からなる
2つのワークの溶着強度を、確実に且つ再現性よく測定
できる。特に、本発明によれば、防爆密閉型の二次電池
において、その内圧が所定の値に上昇したときに、防爆
弁と導電用リードとの溶着が確実に剥離されて通電が遮
断されるかどうかの試験を行う場合に用いて好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】防爆弁装置が設けられた二次電池の上部断面図
である。
【図2】図1の二次電池の外装缶に組み込まれる前の防
爆弁装置の拡大断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る溶着強度測定装置の構
造部の断面図である。
【図4】図3に示すプローブホルダの斜視図である。
【図5】図3の構造部の拡大断面図である。
【図6】本発明の一実施例に係る溶着強度測定装置の制
御部のブロック図である。
【図7】図3に示すエアハイドロブースタの構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 二次電池 13 閉塞蓋体(正極端子) 17 防爆弁装置 1701 防爆弁 1703 ディスク(正極材に接続される部材) 1705 収容部材(保持手段) 1715 突部(溶着部分) 1723 空間部 3 溶着強度測定装置 53 外筒(導通検出手段) 5505 プローブホルダ(導通検出手段) 5509 プローブ(導通検出手段) 59 ワーク押え(導通検出手段) 7 圧力センサ(圧力検出手段) 8 導通センサ(導通検出手段) 9101 エア供給源(制御手段) 9103 電空レギュレータ(制御手段) 9105 プログラム調節器(制御手段) 9107 圧油タンク(流体供給手段) 9109 エアハイドロブースタ(制御手段) 9111 リーク弁(制御手段) 9301 入力バッファ(圧力検出手段) 9303 ピークホールド回路(圧力検出手段) 9305 表示ユニット(出力手段) 9307 プリンタ(出力手段) 95 制御ユニット(導通検出手段、制御手段) 9511 信号変換器(導通検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01M 2/06 H01M 2/06 F 2/12 101 2/12 101 (56)参考文献 特開 平3−221841(JP,A) 特開 平5−52738(JP,A) 特開 平5−99840(JP,A) 特開 平2−112151(JP,A) 特開 昭61−255623(JP,A) 特開 平5−312680(JP,A) 実開 昭59−154636(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 19/04 G01L 9/04 G01N 3/00 G01N 27/04 G01R 31/02 H01M 2/06 H01M 2/12 101 H01M 10/42 - 10/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電部材からなる2つのワークの溶着強
    度を測定する装置であって、 前記ワークの溶着部分に臨ませて前記2つのワーク間に
    空間部を画成すると共に、該2つのワークを保持する保
    持手段と、 前記空間部に流体を供給する流体供給手段と、 前記流体の流体圧を増減制御する制御手段と、 前記2つのワーク間の導通状態を検出する導通検出手段
    と、 前記流体圧を検出する圧力検出手段と、 前記導通検出手段及び圧力検出手段の検出結果に基づい
    て、前記2つのワーク間が絶縁された時点の前記流体圧
    を出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする溶着強度測定装置。
  2. 【請求項2】 前記2つのワークのうちの一方は、二次
    電池の発電用の正極材に電気的に接続される部材であ
    り、他方は前記二次電池の正極端子に電気的に接続され
    該二次電池の内圧の上昇に伴い前記導電部材から離間す
    る方向に変形される防爆弁である請求項1記載の溶着強
    度測定装置。
  3. 【請求項3】 前記防爆弁は所定量以上の変形により開
    裂可能に構成されていると共に、前記圧力検出手段の検
    出結果に基づいて、単位時間当たりに前記流体圧が所定
    値以上減少した時点の前記流体圧を出力する第2出力手
    段をさらに備えている請求項2記載の溶着強度測定装
    置。
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