JP3341231B2 - 照光型スイッチ機構 - Google Patents

照光型スイッチ機構

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JP3341231B2 JP35206095A JP35206095A JP3341231B2 JP 3341231 B2 JP3341231 B2 JP 3341231B2 JP 35206095 A JP35206095 A JP 35206095A JP 35206095 A JP35206095 A JP 35206095A JP 3341231 B2 JP3341231 B2 JP 3341231B2
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島田  勉
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帝国通信工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キートップの上に
銘板を取り付けるとともにキートップの下に発光素子を
配置し、前記発光素子を発光することで前記銘板に設け
た所定の文字・記号等を照らし出す構造の照光型スイッ
チ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5はこの種の従来の照光型スイッチ機
構を示す分解斜視図である。同図に示すように従来の照
光型スイッチ機構は、基板10上にキートップ板80と
銘板70を重ね合わせて一体化することによって構成さ
れている。
【0003】ここでキートップ板10上には、図示しな
い所望の回路パターンが形成されており、その所定位置
に、10個のスイッチ接点11を設け、またその所定位
置に14個の発光素子17を取り付けて構成されてい
る。スイッチ接点11は固定接点上にドーム形状の可動
接点12を粘着テープ13で貼り付けて構成されてい
る。
【0004】キートップ板80は、枠体81の内部の前
記各スイッチ接点11に対向する位置に、それぞれキー
トップ83を設けて構成されている。各キートップ83
はヒンジ部85を介して枠体81に接続されている。こ
れら枠体81とキートップ83とヒンジ部85は透光性
の合成樹脂によって一体に成形されている。
【0005】銘板70は薄い合成樹脂シートの上面(ま
たは下面)全体に不透光膜を印刷し、その所定位置に該
不透光膜を設けない所望の文字や記号や模様からなる表
示部71を設けて構成されている。なお図5では図面の
都合上、表示部71を黒色で表し、それ以外の不透光膜
部分を白色で示しているが、実際はこの逆で、表示部7
1の文字などが抜き文字などになっている。
【0006】そして銘板70の上からキートップ83を
押圧すれば、キートップ83がスイッチ接点11を押圧
してこれをオンする。
【0007】一方発光素子17を発光すると、該光は透
光性のキートップ板80内を透過して銘板70下面に到
り、その表示部71のみを明るく照らし出す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、銘板70に
設けた表示部71の中には、各キートップ83の真上に
位置する表示部71の他に、隣り合うキートップ83間
をまたぐように位置する表示部71(図5で示す71
a)もある。
【0009】この表示部71aを他の表示部71と同様
にむらなく照らし出すためには、その真下の位置に発光
素子17(図5で示す17a)を配置しなければならな
い。
【0010】しかしながらこの位置に発光素子17aを
配置すると、図6に示すように、該発光素子17aは、
キートップ板80の枠体81とキートップ83の間に生
じる隙間87の位置に設置されることとなる。
【0011】このためこの発光素子17aが発光する
と、隙間87を通して、キートップ板80内を通過しな
いで直接銘板70の下面を照射し、他の表示部71に比
べて表示部71aを照らし出す光量が多くなって逆に明
るくなりすぎ、表示部71(71aを含む)全体の明る
さにむらが生じてしまうという問題点があった。
【0012】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
ありその目的は、たとえ隣り合うキートップ間に銘板の
表示部が設けられていても、この表示部も他の表示部と
同様に均一に照らし出せる照光型スイッチ機構を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、複数のスイッチ接点を設けたスイッチ基板
上に、各スイッチ接点を押圧する複数のキートップと、
キートップを揺動自在に支持する枠体とを配置し、枠体
とキートップとを透光性材料で構成し、枠体とキートッ
プの両者の上面を不透光性であってその所定位置に文字
や記号や図形や模様からなる透光性の表示部を設けた銘
板で覆い、キートップと枠体の下に発光素子を配設し、
発光素子が発光した光を枠体とキートップを通して銘板
の表示部を光らせる構造の照光型スイッチ機構におい
て、前記枠体にはキートップを収納するキートップ収納
孔を設けると共に各キートップ収納孔間を仕切る仕切り
部を設け、前記銘板の表示部はキートップの真上と、隣
り合うキートップ間をまたぐ位置の真上とに設けられ、
前記発光素子は、その真上に銘板の表示部を設けたキー
トップの真下と、その真上に銘板の表示部を設けた隣り
合うキートップ間をまたぐ位置の真下とに配設され、前
記銘板の隣り合うキートップ間をまたぐ位置に設けられ
た表示部の下に位置するキートップの外周及び枠体の仕
切り部にそれぞれつば部を設けて両つば部を相互に重ね
合わせ、発光素子が発光した光が少なくともキートップ
又は枠体のいずれかを通過するように構成した。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
かかる照光型スイッチ機構を示す分解斜視図である。
【0015】同図に示すようにこの照光型スイッチ機構
は、スイッチ基板10と、キートップ20と、該キート
ップ20を取り付ける枠体40と、銘板70とによって
構成されている。以下各構成部品について説明する。な
おスイッチ基板10と銘板70は、前記図5において説
明したものと同一なので、その詳細な説明は省略する。
【0016】キートップ20は、透光性の合成樹脂材を
略直方体形状に一体成形することで構成されている。図
示するキートップ20の手前左側下面からは、スイッチ
基板10のスイッチ接点11を押圧する押桿21が突出
している。
【0017】また図示するキートップ20の奥側両側部
からは、側方に向けて略円柱状の支持軸23,23(一
方のみ図示している)が突出しており、該支持軸23,
23の下には下方に向けて支持突起25,25(一方の
み図示している)が突出している。
【0018】またこのキートップ20の左右両側部に
は、側方に張り出すつば部27,27が設けられてい
る。
【0019】なおこのキートップ20は、下記する枠体
40に設けたキートップ収納孔41の数と同じ数、即ち
10個用意されている。
【0020】次に枠体40は、前記キートップ20と同
一の透光性樹脂材料を一体成形することで構成されてお
り、その外形形状は前記スイッチ基板10とほぼ同一形
状であって、その内部には2列で5個ずつのキートップ
収納孔41が設けられている。
【0021】各キートップ収納孔41は略長方形状であ
って、前記キートップ20を収納する寸法に形成されて
いる。
【0022】また各キートップ収納孔41を仕切る仕切
り部43の両側には、前記キートップ20のつば部2
7,27上を覆うつば部45,45が突出して形成され
ている。つば部27とつば部45の長さ寸法はほぼ同じ
である。
【0023】また仕切り部43の下面の一端近傍には、
キートップ20の支持軸23,23を収納する支持軸収
納凹部47が設けられている。
【0024】そしてこの照光型スイッチ機構を組み立て
るには、枠体40の各キートップ収納孔41内にそれぞ
れキートップ20を収納した状態で、この枠体40をス
イッチ基板10上に図示しない固定手段で取り付け、枠
体40の上に銘板70を接着することによって行なう。
【0025】このときキートップ20の支持軸23,2
3は、枠体40の支持軸収納凹部47内に挿入され、つ
ば部27,27はつば部45,45の下面側に当接す
る。
【0026】ここで図2は組み立てた照光型スイッチ機
構を図1に示すA−A線で切断した状態を示す要部概略
断面図である(但し説明の都合上、断面が一致していな
い部分あり)。
【0027】図2に示すように、キートップ20の押桿
21はスイッチ接点11を構成する可動接点12の上に
当接し、またキートップ20の支持突起25,25はス
イッチ基板10上に直接当接し、これら3点の当接によ
ってキートップ20はスイッチ基板10上に保持されて
いる。
【0028】そして銘板70の上からキートップ20を
押圧すれば、枠体40の支持軸収納凹部47(図1参
照)内に支持された支持軸23,23(この支持軸2
3,23は図2に示すように基板10上に当接する支持
突起25,25によって下方向には移動しない)を中心
に揺動し、その押桿21がスイッチ接点11を押圧して
これをオンする。
【0029】次に図3は銘板70の上から各発光素子1
7の位置を点線で示した図である。また図4は枠体40
にキートップ20を取り付けた状態及び各発光素子17
の位置を点線で示した図である。
【0030】前記図6においても説明したが、図3,図
4に示すように発光素子17は、各キートップ20の中
央においてキートップ20の真上に設けた銘板70の表
示部71を照らし出すものの他に、隣り合うキートップ
20間をまたぐように位置する表示部71aを発光する
ために、隣り合うキートップ20間をまたぐように設置
された発光素子17aもある。
【0031】ところが本発明の場合、図2,図4に示す
ように、隣り合うキートップ20間においては、キート
ップ20に設けたつば部27と枠体40に設けたつば部
45が重なり合っており、これによって隣り合うキート
ップ20間は上から見て隙間はない。
【0032】そして前記発光素子17aはこの両つば部
27,45が重なり合った部分の真下に位置しているの
で、図2に示すように発光素子17aから発射された光
が直接銘板70に照射されることはなく、必ず一度は枠
体40或いはキートップ20の内部を通過することとな
る。従って表示部71全体(表示部71aを含む)をい
ずれも均一に光らせることができ、光の強弱のむらが防
げる。
【0033】なお前記銘板70の表示部71(71aを
含む)は文字や記号ばかりでなくその他の図形・模様で
あっても良い。
【0034】また上記実施形態のように全てのキートッ
プ20とキートップ収納孔41につば部27,45を設
ける必要はなく、要は少なくとも銘板70の表示部71
の内の隣り合うキートップ20間をまたぐように設けら
れる表示部71aの真下に位置するキートップ20の外
周とこれに対応するキートップ収納孔41につば部2
7,45を設ければ良い。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、たとえ隣り合うキートップをまたぐように銘板の表
示部が設けられていても、この表示部も他の表示部と同
様にむらなく均一に照らし出せるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる照光型スイッチ機
構を示す分解斜視図である。
【図2】組み立てた照光型スイッチ機構を図1に示すA
−A線で切断した状態を示す要部概略断面図である。
【図3】銘板70の上から各発光素子17の位置を示し
た図である。
【図4】枠体40にキートップ20を取り付けた状態及
び各発光素子17の位置を示す図である。
【図5】従来の照光型スイッチ機構を示す分解斜視図で
ある。
【図6】キートップ板80に対する発光素子17aの位
置を示す図である。
【符号の説明】
10 スイッチ基板 11 スイッチ接点 17 発光素子 20 キートップ 27 つば部 40 枠体 45 つば部 70 銘板 71 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/02 H01H 13/70

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチ接点を設けたスイッチ基
    板上に、各スイッチ接点を押圧する複数のキートップ
    と、キートップを揺動自在に支持する枠体とを配置し、
    枠体とキートップとを透光性材料で構成し、枠体とキー
    トップの両者の上面を不透光性であってその所定位置に
    文字や記号や図形や模様からなる透光性の表示部を設け
    た銘板で覆い、キートップと枠体の下に発光素子を配設
    し、発光素子が発光した光を枠体とキートップを通して
    銘板の表示部を光らせる構造の照光型スイッチ機構にお
    いて、前記枠体にはキートップを収納するキートップ収納孔を
    設けると共に各キートップ収納孔間を仕切る仕切り部を
    設け、 前記銘板の表示部はキートップの真上と、隣り合うキー
    トップ間をまたぐ位置の真上とに設けられ、 前記発光素子は、その真上に銘板の表示部を設けたキー
    トップの真下と、その真上に銘板の表示部を設けた隣り
    合うキートップ間をまたぐ位置の真下とに配設され、 前記銘板の隣り合うキートップ間をまたぐ位置に設けら
    れた表示部の下に位置するキートップの外周及び枠体の
    仕切り部にそれぞれつば部を設けて両つば部を相互に重
    ね合わせ、発光素子が発光した光を少なくともキートッ
    プ又は枠体のいずれかに通過させる ことを特徴とする照
    光型スイッチ機構。
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JP5104299B2 (ja) * 2007-12-27 2012-12-19 株式会社Jvcケンウッド イルミネーション構造を有する電子機器
CN106158483B (zh) * 2015-04-03 2018-09-25 郑国书 具悬浮字键区中板结构的发光键盘

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