JP3340313B2 - 接着強度試験治具 - Google Patents
接着強度試験治具Info
- Publication number
- JP3340313B2 JP3340313B2 JP12375196A JP12375196A JP3340313B2 JP 3340313 B2 JP3340313 B2 JP 3340313B2 JP 12375196 A JP12375196 A JP 12375196A JP 12375196 A JP12375196 A JP 12375196A JP 3340313 B2 JP3340313 B2 JP 3340313B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- brittle material
- holding
- jig
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はガラス板、セラミッ
ク板等の脆性材料と金属板との接着強度、特に引張せん
断接着強さの試験用治具に関する。
ク板等の脆性材料と金属板との接着強度、特に引張せん
断接着強さの試験用治具に関する。
【０００２】
【従来の技術】板状体等の被着体を接着剤により接着し
た場合の接着強度の試験方法の内、引張せん断接着強度
の試験についてはガラス板等の被着体を直接あるいは緩
衝材を介して試験機のつかみ具に固定させ、また金属等
の板状体についても直接あるいは穿孔部を設け接続金具
を介して支持して試験機のつかみ具に固定させ、試験機
により互いに反対方向に引っ張り、試験片の破壊するま
での最大荷重を記録していた。（図３、図４参照）
た場合の接着強度の試験方法の内、引張せん断接着強度
の試験についてはガラス板等の被着体を直接あるいは緩
衝材を介して試験機のつかみ具に固定させ、また金属等
の板状体についても直接あるいは穿孔部を設け接続金具
を介して支持して試験機のつかみ具に固定させ、試験機
により互いに反対方向に引っ張り、試験片の破壊するま
での最大荷重を記録していた。（図３、図４参照）
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図３ 図４に示される
ものは、被着体の一方がガラス板やセラミック板のよう
な脆性材料であって、強い接着力を有する場合、試験機
による引っ張り荷重により接着部の接着破壊がおきる前
に被着体であるガラス板やセラミック板が破損したりし
て接着強度を正確に測定できなかったり、接着破壊がお
きる前に被着体を保持しているつかみ具がずれたりして
測定できなくなったりするという問題点があった。
ものは、被着体の一方がガラス板やセラミック板のよう
な脆性材料であって、強い接着力を有する場合、試験機
による引っ張り荷重により接着部の接着破壊がおきる前
に被着体であるガラス板やセラミック板が破損したりし
て接着強度を正確に測定できなかったり、接着破壊がお
きる前に被着体を保持しているつかみ具がずれたりして
測定できなくなったりするという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点の
解決を図る、すなわちガラス板やセラミック板のような
脆性材料と金属板とを接着剤により接着させた場合に、
接着部分の接着破壊がおきる前に脆性材料である被着体
が破損することなく、精度良く接着強度を測定すること
を目的として、脆性材料と金属板とを接着剤にて接着さ
せ、脆性材料の保持金具と金属板の接続金具を互いに反
対方向に引っ張り、引張せん断接着強度を試験する治具
において、水平板と、該水平板の一辺に立設する縦板
と、該縦板の上端辺の両端に前記水平板に平行に固着し
た一対の爪部と、前記縦板と対向する側の水平板上に固
着の引張用部材とからなる断面が略コ字状の保持金具
と、該保持金具の水平板に着脱自在で略コ字状の保持金
具にはめ込みの脆性材料を挟持固定する締付部材とから
なり、また、前記略コ字状の保持金具の内面側の脆性材
料と当接する面と、締付部材の脆性材料に当接する面に
緩衝材として弾性ゴムシートを貼設し、さらに、前記略
コ字状保持金具の縦板の上辺かつ一対の爪部間に、略コ
字状保持金具により支持した脆性材料に接着の金属板と
縦板が接触しない程度の切欠部を設け、さらにまた、前
記脆性材料がガラス板あるいはセラミックス板であり、
脆性材料と接着させる金属板がステンレス鋼板である接
着強度試験治具を提供する。
解決を図る、すなわちガラス板やセラミック板のような
脆性材料と金属板とを接着剤により接着させた場合に、
接着部分の接着破壊がおきる前に脆性材料である被着体
が破損することなく、精度良く接着強度を測定すること
を目的として、脆性材料と金属板とを接着剤にて接着さ
せ、脆性材料の保持金具と金属板の接続金具を互いに反
対方向に引っ張り、引張せん断接着強度を試験する治具
において、水平板と、該水平板の一辺に立設する縦板
と、該縦板の上端辺の両端に前記水平板に平行に固着し
た一対の爪部と、前記縦板と対向する側の水平板上に固
着の引張用部材とからなる断面が略コ字状の保持金具
と、該保持金具の水平板に着脱自在で略コ字状の保持金
具にはめ込みの脆性材料を挟持固定する締付部材とから
なり、また、前記略コ字状の保持金具の内面側の脆性材
料と当接する面と、締付部材の脆性材料に当接する面に
緩衝材として弾性ゴムシートを貼設し、さらに、前記略
コ字状保持金具の縦板の上辺かつ一対の爪部間に、略コ
字状保持金具により支持した脆性材料に接着の金属板と
縦板が接触しない程度の切欠部を設け、さらにまた、前
記脆性材料がガラス板あるいはセラミックス板であり、
脆性材料と接着させる金属板がステンレス鋼板である接
着強度試験治具を提供する。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明は、ガラス板等の脆性材料
とステンレス等の金属板とを接着剤にて接着させ、接着
面の引張せん断接着強度を試験する治具であって、詳細
には試験用として小サイズに切り出した脆性材料を保持
固定する保持金具である。該保持金具は断面形状が略コ
字状であり、水平板と、該水平板の一辺に立設する縦板
と、該縦板の上端辺の両端に前記水平板に平行に固着し
た一対の爪部とからなり、前記縦板と対向する側の水平
板上には試験装置の一方のつかみ具に取り付けクランプ
させるための引張用部材を固着させ、該保持金具の水平
板の略中央部付近には締付部材を螺合により取付着脱自
在である。
とステンレス等の金属板とを接着剤にて接着させ、接着
面の引張せん断接着強度を試験する治具であって、詳細
には試験用として小サイズに切り出した脆性材料を保持
固定する保持金具である。該保持金具は断面形状が略コ
字状であり、水平板と、該水平板の一辺に立設する縦板
と、該縦板の上端辺の両端に前記水平板に平行に固着し
た一対の爪部とからなり、前記縦板と対向する側の水平
板上には試験装置の一方のつかみ具に取り付けクランプ
させるための引張用部材を固着させ、該保持金具の水平
板の略中央部付近には締付部材を螺合により取付着脱自
在である。
【０００６】また、前記の断面が略コ字状の保持金具の
内面側の脆性材料と当接する面、および締付部材の脆性
材料に当接する面には弾性ゴムシート等の緩衝材を貼設
した。
内面側の脆性材料と当接する面、および締付部材の脆性
材料に当接する面には弾性ゴムシート等の緩衝材を貼設
した。
【０００７】この断面が略コ字状の保持金具内部に脆性
材料である前記ガラス板の試験片を嵌合させ、水平板に
蝶ネジによって取り付けた締付部材の中央部には長孔を
設けたので締付部材を水平板上でスライドでき前記脆性
材料をコ字状側に押圧固定することができる。
材料である前記ガラス板の試験片を嵌合させ、水平板に
蝶ネジによって取り付けた締付部材の中央部には長孔を
設けたので締付部材を水平板上でスライドでき前記脆性
材料をコ字状側に押圧固定することができる。
【０００８】一方、前記ガラス板面の一部と接着させた
金属板の試験片には貫通孔を設け、断面がコ字状を有す
る従来公知の接続金具に該金属板の試験片を首振り自在
に取付け、試験装置の他方のつかみ具に緊締クランプ固
定した。
金属板の試験片には貫通孔を設け、断面がコ字状を有す
る従来公知の接続金具に該金属板の試験片を首振り自在
に取付け、試験装置の他方のつかみ具に緊締クランプ固
定した。
【０００９】このように該脆性材料の試験片を断面が略
コ字状の保持金具内にはめ込み、金属板と脆性材料を保
持した保治金具を互いに反対方向に引っ張るようにした
ので、脆性材料を試験装置のつかみ部で直接クランプす
る場合に比べて、該接着面が破断する前に脆性材料が破
壊しないようにすることができ、接着強度を正確に測定
することができる。
コ字状の保持金具内にはめ込み、金属板と脆性材料を保
持した保治金具を互いに反対方向に引っ張るようにした
ので、脆性材料を試験装置のつかみ部で直接クランプす
る場合に比べて、該接着面が破断する前に脆性材料が破
壊しないようにすることができ、接着強度を正確に測定
することができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明に係わるガラス板の保持金具お
よび支持構造を図面に基づき詳細に説明する。
よび支持構造を図面に基づき詳細に説明する。
【００１１】図１は本発明の実施例を説明する試験治具
の分解斜視図を示し、図２は本発明の実施例を説明する
試験治具の組立図を示し、図３、図４は従来の実施例を
説明する一部を切欠省略した試験治具の側面図を示す。
の分解斜視図を示し、図２は本発明の実施例を説明する
試験治具の組立図を示し、図３、図４は従来の実施例を
説明する一部を切欠省略した試験治具の側面図を示す。
【００１２】図１、図２に示すように、脆性材料１と金
属板２を接着剤部３により接着した試験片を用意し、該
試験片の接着部分の引張せん断接着強度を試験するため
の脆性材料１の保持金具を符号４に示す。
属板２を接着剤部３により接着した試験片を用意し、該
試験片の接着部分の引張せん断接着強度を試験するため
の脆性材料１の保持金具を符号４に示す。
【００１３】該保持金具４は断面形状が略コ字状であ
り、方形な水平板５と、該水平板５の一辺に立設する縦
板６と、該縦板６の上端辺の両端に前記水平板５に平行
に固着した一対の爪部７、７とからなり、該一対の爪部
７、７間に前記脆性材料１に接着の金属板２が前記コ字
状の保持金具４の縦板６や一対の爪部７、７に当接しな
いように配置させたものである。
り、方形な水平板５と、該水平板５の一辺に立設する縦
板６と、該縦板６の上端辺の両端に前記水平板５に平行
に固着した一対の爪部７、７とからなり、該一対の爪部
７、７間に前記脆性材料１に接着の金属板２が前記コ字
状の保持金具４の縦板６や一対の爪部７、７に当接しな
いように配置させたものである。
【００１４】また略コ字状保持金具４に脆性材料１を支
持させたとき、縦板６と金属板２が接触する場合は、前
記縦板６の上辺かつ一対の爪部７、７間に、金属板２と
縦板６が接触しない程度の切欠部６ａを設けておくのが
望ましい。
持させたとき、縦板６と金属板２が接触する場合は、前
記縦板６の上辺かつ一対の爪部７、７間に、金属板２と
縦板６が接触しない程度の切欠部６ａを設けておくのが
望ましい。
【００１５】また前記水平板５上の縦板６と対向する側
には図示しない試験装置のつかみ具に取り付けクランプ
させるための引張用部材８を固着させ、該引張用部材８
のクランプ部分８ａには試験装置のつかみ具でクランプ
した時にずれやはずれを防ぐために、両面にローレット
加工を施した。
には図示しない試験装置のつかみ具に取り付けクランプ
させるための引張用部材８を固着させ、該引張用部材８
のクランプ部分８ａには試験装置のつかみ具でクランプ
した時にずれやはずれを防ぐために、両面にローレット
加工を施した。
【００１６】さらに、該保持金具４の水平板５の略中央
部付近にはネジ孔１０を設け、締付部材１１の長孔１２
を通して蝶ネジ１４にて前記ネジ孔１０と螺合させ、締
付部材１１を水平板５に着脱自在とした。
部付近にはネジ孔１０を設け、締付部材１１の長孔１２
を通して蝶ネジ１４にて前記ネジ孔１０と螺合させ、締
付部材１１を水平板５に着脱自在とした。
【００１７】また、前記の断面が略コ字状の保持金具４
の内面側の脆性材料１と当接する面、および締付部材１
１の脆性材料１に当接する面には例えば厚さが１．５ｍ
ｍ程度の緩衝材としての弾性ゴムシート９、１３を貼設
し、脆性材料１の取付時の締付力や取付後の取り扱い時
の破損等を防ぐことができる。。
の内面側の脆性材料１と当接する面、および締付部材１
１の脆性材料１に当接する面には例えば厚さが１．５ｍ
ｍ程度の緩衝材としての弾性ゴムシート９、１３を貼設
し、脆性材料１の取付時の締付力や取付後の取り扱い時
の破損等を防ぐことができる。。
【００１８】この試験片である金属板２を接着させた脆
性材料１であるガラス板を、断面が略コ字状の保持金具
４の弾性ゴムシート９の貼着部に嵌合させ、締付部材１
１を蝶ネジ１４によって水平板５に取り付け、ガラス板
等の脆性材料１をコ字状の保持金具４に押圧固定した。
性材料１であるガラス板を、断面が略コ字状の保持金具
４の弾性ゴムシート９の貼着部に嵌合させ、締付部材１
１を蝶ネジ１４によって水平板５に取り付け、ガラス板
等の脆性材料１をコ字状の保持金具４に押圧固定した。
【００１９】一方、前記試験片のガラス板１面の一部と
接着させた金属板２には貫通孔を設け、該金属板２を断
面がコ字状を有する従来公知の接続金具１６のコ字状間
に挿入させ、接続金具１６と金属板２の各貫通孔１８、
１５に接続ピン１７を挿通させ、該金属板２の試験片が
首振り自在となるようにし、接続金具１６の一端側の両
面をローレット加工を施したクランプ部１６ａとし、図
示しない試験装置のつかみ具にてクランプ固定した。
接着させた金属板２には貫通孔を設け、該金属板２を断
面がコ字状を有する従来公知の接続金具１６のコ字状間
に挿入させ、接続金具１６と金属板２の各貫通孔１８、
１５に接続ピン１７を挿通させ、該金属板２の試験片が
首振り自在となるようにし、接続金具１６の一端側の両
面をローレット加工を施したクランプ部１６ａとし、図
示しない試験装置のつかみ具にてクランプ固定した。
【００２０】このようにして、図示しない試験装置の両
つかみ部にて引張せん断試験を行えば、ガラス板等の脆
性材料１は保持金具４の断面コ字状部分に支持され囲ま
れているので、金属板２との接着剤部３が強固であって
も接着剤部３より先に脆性材料１部分が破断することが
ない。
つかみ部にて引張せん断試験を行えば、ガラス板等の脆
性材料１は保持金具４の断面コ字状部分に支持され囲ま
れているので、金属板２との接着剤部３が強固であって
も接着剤部３より先に脆性材料１部分が破断することが
ない。
【００２１】尚、脆性材料１と金属板２との接着剤部３
の延長した方向を引張方向とするために、保持金具４に
固着の引張用部材８のクランプ部８ａと、金属板２に接
続の接続金具１６の先端のクランプ部１６ａの各中心を
一致させた。
の延長した方向を引張方向とするために、保持金具４に
固着の引張用部材８のクランプ部８ａと、金属板２に接
続の接続金具１６の先端のクランプ部１６ａの各中心を
一致させた。
【００２２】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく種々の応用
が考えられる。また、コ字状保持金具４、締付部材１
１、接続金具１６等はＳＵＳ等の錆びない金属とした
が、防錆塗装処理やメッキ等の処理をしたＳＳ材でも良
い。
が、本発明はこれに限定されるものではなく種々の応用
が考えられる。また、コ字状保持金具４、締付部材１
１、接続金具１６等はＳＵＳ等の錆びない金属とした
が、防錆塗装処理やメッキ等の処理をしたＳＳ材でも良
い。
【００２３】さらに、脆性材料１とはガラス板、セラミ
ック板、合成樹脂板あるいは陶器等が対象となり、脆性
材料と接着させる金属板２はＳＵＳ、アルミ、鉄、銅、
ニッケル等、あるいはこれらの合金が含まれる。
ック板、合成樹脂板あるいは陶器等が対象となり、脆性
材料と接着させる金属板２はＳＵＳ、アルミ、鉄、銅、
ニッケル等、あるいはこれらの合金が含まれる。
【００２４】
【発明の効果】本発明は、ガラス板やセラミック板等の
脆性材料と金属板とを接着剤により接着した接着部分の
引っ張りせん断接着強度の測定試験において、ガラス板
等の脆性材料の周囲を保持した状態で引張せん断試験が
できるので接着面の接着破壊前に脆性材料が破損するこ
と無く、精度の良い測定結果が得られるばかりでなく、
被着体であるガラス板の破損がないので作業効率も良
く、安全かつ迅速に測定が行えるようになった等その効
果は顕著である。
脆性材料と金属板とを接着剤により接着した接着部分の
引っ張りせん断接着強度の測定試験において、ガラス板
等の脆性材料の周囲を保持した状態で引張せん断試験が
できるので接着面の接着破壊前に脆性材料が破損するこ
と無く、精度の良い測定結果が得られるばかりでなく、
被着体であるガラス板の破損がないので作業効率も良
く、安全かつ迅速に測定が行えるようになった等その効
果は顕著である。
【図１】本発明の実施例を説明する試験治具の分解斜視
図を示す。
図を示す。
【図２】本発明の実施例を説明する試験治具の組立図を
示す。
示す。
【図３】従来の実施例を説明する一部を切欠省略した試
験治具の側面図を示す。
験治具の側面図を示す。
【図４】従来の実施例を説明する一部を切欠省略した試
験治具の側面図を示す。
験治具の側面図を示す。
１ 脆性材料 ２ 金属板 ３ 接着剤部 ４ 保持金具 ５ 水平板 ６ 縦板 ７ 爪部 ８ 引張用部材 ９ 弾性ゴムシート １１ 締付部材 １２ 長孔 １３ 弾性ゴムシート １４ 蝶ネジ １６ 接続金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01L 5/00 G01N 3/00 G01N 19/04
Claims (4)
- 【請求項１】脆性材料と金属板とを接着剤にて接着さ
せ、脆性材料の保持金具と金属板の接続金具を互いに反
対方向に引っ張り、引張せん断接着強度を試験する治具
において、水平板と、該水平板の一辺に立設する縦板
と、該縦板の上端辺の両端に前記水平板に平行に固着し
た一対の爪部と、前記縦板と対向する側の水平板上に固
着の引張用部材とからなる断面が略コ字状の保持金具
と、該保持金具の水平板に着脱自在で略コ字状の保持金
具にはめ込みの脆性材料を挟持固定する締付部材とから
なることを特徴とした接着強度試験治具。 - 【請求項２】前記略コ字状の保持金具の内面側の脆性材
料と当接する面と、締付部材の脆性材料に当接する面に
緩衝材として弾性ゴムシートを貼設したことを特徴とす
る請求項１記載の接着強度試験治具。 - 【請求項３】前記略コ字状保持金具の縦板の上辺かつ一
対の爪部間に、略コ字状保持金具により支持した脆性材
料に接着の金属板と縦板が接触しない程度の切欠部を設
けたことを特徴とする請求項１乃至２記載の接着強度試
験治具。 - 【請求項４】前記脆性材料がガラス板あるいはセラミッ
クス板であり、脆性材料と接着させる金属板がステンレ
ス鋼板であることを特徴とする請求項１乃至３記載の接
着強度試験治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12375196A JP3340313B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 接着強度試験治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12375196A JP3340313B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 接着強度試験治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09304202A JPH09304202A (ja) | 1997-11-28 |
| JP3340313B2 true JP3340313B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=14868417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12375196A Expired - Fee Related JP3340313B2 (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 接着強度試験治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3340313B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100940700B1 (ko) * | 2007-12-27 | 2010-02-08 | 주식회사 포스코 | 접합소재 시험용 그립장치 |
| CN105891111A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-08-24 | 三友（天津）高分子技术有限公司 | 一种结构胶粘剂拉伸剪切性能测试夹具及使用方法 |
| KR20190018447A (ko) * | 2016-06-10 | 2019-02-22 | 마그나 익스테리어즈 인크. | 초미세 발포 열가소성 복합 소재의 전단 성능 테스트 고정장치 |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4622923B2 (ja) * | 2006-04-05 | 2011-02-02 | 積水ハウス株式会社 | せん断測定機 |
| KR100878650B1 (ko) * | 2006-12-05 | 2009-01-15 | 주식회사 포스코 | 접합 소재의 고속 인장시험 장치 |
| JP5040785B2 (ja) * | 2008-04-16 | 2012-10-03 | 株式会社ニコン | 測定治具及び当該測定治具を用いた樹脂の密着強度測定方法 |
| KR101031247B1 (ko) * | 2008-07-16 | 2011-04-29 | 삼성중공업 주식회사 | 본딩 테스트 장치 |
| KR101258948B1 (ko) * | 2011-08-09 | 2013-04-29 | 삼성중공업 주식회사 | 전단 강도 측정장치 |
| JP5978571B2 (ja) * | 2011-09-01 | 2016-08-24 | 大日本印刷株式会社 | 剥離装置及び剥離方法 |
| CN102564850A (zh) * | 2011-12-31 | 2012-07-11 | 广东步步高电子工业有限公司 | 双面胶带力学性能多向测试夹具 |
| JP2013234909A (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-21 | Tosoh Corp | 接合強度測定方法 |
| JP2013234910A (ja) * | 2012-05-09 | 2013-11-21 | Tosoh Corp | 接合強度測定用補助具 |
| CN103207145B (zh) * | 2013-03-19 | 2015-05-06 | 湖北航天化学技术研究所 | 灯具支架橡胶粘接强度测试用机构 |
| KR101510540B1 (ko) * | 2013-10-17 | 2015-04-08 | 주식회사 포스코 | 용접부의 순수전단 시험장치 및 순수전단 시험편 |
| CN104132856B (zh) * | 2014-08-13 | 2016-11-09 | 中国建材检验认证集团股份有限公司 | 结构胶界面粘结剪切强度测试用装置及测试方法 |
| CN107917849A (zh) * | 2015-09-21 | 2018-04-17 | 张志雄 | 液压台板螺纹锁销轮子压板系统玻璃试验方法 |
| CN105651615A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-06-08 | 吉林大学 | 测试堆焊层间及堆焊层与母材结合强度的推离试验方法及试件 |
| CN105892112B (zh) * | 2016-06-20 | 2018-12-25 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 一种用于液晶显示的框胶粘合力检测装置 |
| KR102552641B1 (ko) * | 2016-10-31 | 2023-07-07 | 한화오션 주식회사 | 직교 결합된 시험편의 체결력 측정용 고정 지그 장치 |
| CN107655753B (zh) * | 2017-10-23 | 2024-01-23 | 福建工程学院 | 一种异质材质试件夹持工装 |
| CN107831301A (zh) * | 2017-11-13 | 2018-03-23 | 戴承萍 | 一种测定电子陶瓷产品排胶效果的方法 |
| KR102026288B1 (ko) * | 2017-11-30 | 2019-09-30 | 한국생산기술연구원 | 섬유강화복합재료의 물성계측을 위한 지그유닛 |
| CN108613924A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-10-02 | 张家港康得新光电材料有限公司 | 一种剥离力测试辅助治具及液晶玻璃剥离力测试方法 |
| CN110426280A (zh) * | 2019-07-23 | 2019-11-08 | 郑州四维新材料技术研究院有限公司 | 一种测试超弹材料粘接性能的装置及试验方法 |
| CN112414871B (zh) * | 2020-10-23 | 2021-07-06 | 广州腾涟晟建材有限公司 | 一种建筑用陶瓷板优劣检测设备 |
| CN115452694B (zh) * | 2022-10-12 | 2023-06-27 | 中建深圳装饰有限公司 | 一种玻璃-结构胶界面粘结强度受老化因素影响的测试方法 |
| CN117848950A (zh) * | 2024-03-08 | 2024-04-09 | 包头江馨微电机科技有限公司 | 一种粘接强度检测装置及壳体下线系统 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2648766B2 (ja) * | 1989-03-23 | 1997-09-03 | 東陶機器株式会社 | 静電チャックの吸着力評価方法及び評価装置 |
| JP3126832B2 (ja) * | 1992-11-13 | 2001-01-22 | 日本たばこ産業株式会社 | 接着力測定機 |
| GB9513928D0 (en) * | 1995-07-07 | 1995-09-06 | British Aerospace | Bonded joint analysis |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP12375196A patent/JP3340313B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100940700B1 (ko) * | 2007-12-27 | 2010-02-08 | 주식회사 포스코 | 접합소재 시험용 그립장치 |
| CN105891111A (zh) * | 2016-05-30 | 2016-08-24 | 三友（天津）高分子技术有限公司 | 一种结构胶粘剂拉伸剪切性能测试夹具及使用方法 |
| CN105891111B (zh) * | 2016-05-30 | 2018-10-30 | 三友（天津）高分子技术有限公司 | 一种结构胶粘剂拉伸剪切性能测试夹具及使用方法 |
| KR20190018447A (ko) * | 2016-06-10 | 2019-02-22 | 마그나 익스테리어즈 인크. | 초미세 발포 열가소성 복합 소재의 전단 성능 테스트 고정장치 |
| KR102311844B1 (ko) | 2016-06-10 | 2021-10-13 | 마그나 익스테리어즈 인크. | 초미세 발포 열가소성 복합 소재의 전단 성능 테스트 고정장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09304202A (ja) | 1997-11-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3340313B2 (ja) | 接着強度試験治具 | |
| KR101370297B1 (ko) | 전자 기판 상의 증착물을 시험하기 위한 인장 시험 장치의 조오, 조오 조립체, 인장 시험기, 조오용 작동 장치, 및 인장력 측정 방법 | |
| CN110286085B (zh) | 90°剥离强度测试夹具、剥离强度测试设备及方法 | |
| JP2019056688A (ja) | 接着性試験システム及び方法 | |
| KR20130050746A (ko) | 인장시험기의 시편 고정장치 | |
| CN112098192A (zh) | 用于十字交叉法测试胶粘剂拉伸剪切蠕变的夹具及方法 | |
| CN211148262U (zh) | 胶粘剂剪切强度的测试夹具 | |
| JPH0628713U (ja) | 接着力測定用応力印加具 | |
| JPS6314769B2 (ja) | ||
| CN217006923U (zh) | 一种粘接强度试验用夹具 | |
| US3107523A (en) | Tensile testing specimen clamp | |
| JP2005337796A (ja) | はんだの機械的特性試験方法 | |
| RU2764657C1 (ru) | Способ оценки адгезионной прочности покрытий и устройство для его осуществления | |
| CN211602743U (zh) | 一种拉伸剪切/压缩剪切实验装置 | |
| KR101883241B1 (ko) | 물성분석장치용 시료 로더 | |
| CN215262795U (zh) | 焊钉焊接试件拉伸夹具装置 | |
| CN211717955U (zh) | 一种用于电子万能拉力机的非标异形样品固定装置 | |
| JP4316392B2 (ja) | 剥離強度計測装置 | |
| US5596133A (en) | Rotating peel fixture | |
| JP3106850U (ja) | 剪断試験用試験片保持治具 | |
| CN213457227U (zh) | 一种可辅助飞针测试的固定治具 | |
| JPS5856824B2 (ja) | 材料試験用試験片チャックホルダ−治具 | |
| CN111638125A (zh) | 拉伸夹具、测试系统及测试方法 | |
| CN219552079U (zh) | 一种用于测量薄壁材料间粘接拉拔强度的通用夹具 | |
| JPH05296919A (ja) | 任意の剥離角度で試験片の剥離力を測定する方法及びそれに用いる装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |