JP3339852B2 - 樹脂硬化方法および樹脂硬化装置 - Google Patents

樹脂硬化方法および樹脂硬化装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送テープの素子
を樹脂で封止し、封止された樹脂を加熱硬化させる樹脂
硬化方法および樹脂硬化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の封止された樹脂を加熱硬化させる
方法は、搬送テープに封止された樹脂を、発熱体として
遠赤外線を用いて直接加熱して硬化させたり、樹脂を温
風を用いて直接加熱して硬化させたりして樹脂硬化が行
われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
法では遠赤外線や温風により樹脂を直接加熱するため、
樹脂表面に「焼け」と呼ぶ樹脂の変質が発生したり、樹
脂の形状変形が頻繁に発生したりしていた。特に、直接
加熱のために樹脂表面が早く硬化し、表面の硬化皮膜に
より閉じこめられた溶剤が蒸発する際に硬化皮膜を押し
上げ、「ふくれ」と呼ぶ品質欠陥が発生したりするとい
う問題点を有していた。また、樹脂の周辺部が加熱によ
って早く硬化するために、周辺部の樹脂が搬送テープ面
まで廻り込めず、搬送テープとの接着が悪く、剥離して
しまうという問題点も有していた。
【0004】本発明は、従来方法における問題点を解消
するためになされたもので、樹脂と搬送テープとの密着
性を良くし、樹脂が剥離する危険性を減少させ得る樹脂
硬化方法および樹脂硬化装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による樹脂硬化方
法は、素子を封止するための樹脂が塗布された搬送テー
プを炉のテープ入口から供給し、炉のテープ出口から排
出するテープ供給排出工程と、このテープ供給排出工程
中で、搬送テープを反転させる反転手段によって搬送テ
ープの送り方向を反転させつつ、炉内で樹脂を加熱し硬
化させる加熱硬化工程と、を有する樹脂硬化方法におい
て、加熱硬化工程では、炉内を無酸化雰囲気状態に保持
するための窒素ガスを、搬送テープに直接当たらないよ
うに炉内に導入している。
【0006】この構成によれば、加熱硬化工程におい
て、炉内中で多段式に搬送テープが送られるので、熱効
率が良くなる。また、この樹脂硬化方法によれば、炉内
を無酸化雰囲気状態に保つことができ、樹脂硬化の安定
化を図ることができる。さらに、窒素ガスを、搬送テー
プに直接当たらないように炉内に導入しているので、窒
素ガスによって樹脂部分が冷えたりしてしまう等の悪影
響を受けないようになる。このため、樹脂が搬送テープ
から剥離してしまう等の危険性を減少させることができ
る。また、窒素ガスが直接搬送テープに当たると、搬送
テープ部分の温度制御が難しくなると共に、素子の電極
面が波打ったり、その面にごみが付いたりするが、この
発明では、このような問題が無くなる。
【0007】他の発明の樹脂硬化方法は、素子を封止す
るための樹脂が塗布された搬送テープをテープ入口から
供給し、テープ出口から排出するテープ供給排出工程
と、このテープ供給排出工程中で、搬送テープを駆動し
つつ樹脂を加熱し硬化させる加熱硬化工程と、を有する
樹脂硬化方法において、加熱硬化工程では、搬送テープ
の周囲を無酸化雰囲気状態にするための窒素ガスを、搬
送テープに直接当たらないように搬送テープの周囲に導
入している。
【0008】この樹脂硬化方法によれば、搬送テープの
周囲を無酸化雰囲気状態に保つことができ、樹脂硬化の
安定化を図ることができる。また、窒素ガスを、搬送テ
ープに直接当たらないようにしているので、窒素ガスに
よって樹脂部分が冷えたりしてしまう等の悪影響を受け
ないようになる。このため、樹脂が搬送テープから剥離
してしまう等の危険性を減少させることができる。ま
た、窒素ガスが直接搬送テープに当たると、搬送テープ
部分の温度制御が難しくなると共に、素子の電極面が波
打ったり、その面にごみが付いたりするが、この発明で
は、このような問題が無くなる。
【0009】他の発明は、上述の各発明の樹脂硬化方法
に加え、搬送テープと窒素ガスの導入口との間に、搬送
テープの一方の片面を間接的に加熱する反射板を設け、
この反射板によって窒素ガスが搬送テープに直接当たる
ことを防止している。この構成では、反射板が、加熱の
役目と窒素ガスの勢いを弱体化する役目の2つを果たす
こととなり、間接加熱の良さと窒素ガスを搬送テープに
直接当てないことの良さの両メリットを享受できること
となる。
【0010】他の発明は、上述の各発明の樹脂硬化方法
に加え、加熱硬化工程では、搬送テープを挟んで発熱体
とは反対側に配置された反射板により搬送テープの一方
の片面を間接的に加熱すると共に、発熱体で加熱される
熱板により搬送テープの他方の片面を間接的に加熱する
間接加熱工程を設けている。このように構成すると、搬
送テープを間接的に加熱するので、樹脂は、均一かつ適
度に加熱され、「焼け」、「ふくれ」、形状変形のない
樹脂硬化ができる。また、搬送テープの両面が、熱板と
反射板とでそれぞれ間接的に加熱されるので、一層、
「焼け」、「ふくれ」、形状変形のない樹脂硬化が可能
となる。また、熱板と反射板の設置によって、搬送テー
プの両面を同じ熱源で容易に加熱できるようになる。さ
らに、一方の熱源によって樹脂を硬化させる際に、搬送
テープの他方の面側を間接的に加熱することとなり、樹
脂周辺部が搬送テープへ廻り込むのが容易になり、搬送
テープと樹脂との密着性を高めることができる。
【0011】本発明の樹脂硬化装置は、素子を封止する
ための樹脂が塗布された搬送テープが炉内に供給される
テープ入口と、炉内に供給された搬送テープの送り方向
を反転させる反転手段と、炉の内部に配置され樹脂を加
熱し硬化させる加熱硬化手段と、搬送テープを炉内から
排出するテープ出口とを有する樹脂硬化装置において、
炉内を無酸化雰囲気状態とするために導入される窒素ガ
スが、導入時に、搬送テープに直接当たらないように構
成している。
【0012】この構成によれば、炉内中で多段式に搬送
テープが送られるので、熱効率が良くなる。また、この
樹脂硬化装置によれば、炉内を無酸化雰囲気状態に保つ
ことができ、樹脂硬化の安定化を図ることができる。さ
らに、窒素ガスを、搬送テープに直接当たらないように
炉内に導入しているので、窒素ガスによって樹脂部分が
冷えたりしてしまう等の悪影響を受けないようになる。
このため、樹脂が搬送テープから剥離してしまう等の危
険性を減少させることができる。また、窒素ガスが直接
搬送テープに当たると、搬送テープ部分の温度制御が難
しくなると共に、素子の電極面が波打ったり、その面に
ごみが付いたりするが、この構成では、このような問題
が無くなる。
【0013】また、他の発明の樹脂硬化装置は、素子を
封止するための樹脂が塗布された搬送テープが供給され
るテープ入口と、その内部に配置され樹脂を加熱し硬化
させる加熱硬化手段と、搬送テープを排出するテープ出
口とを有する樹脂硬化装置において、搬送テープの周囲
を無酸化雰囲気状態とするために導入される窒素ガス
が、導入時に、搬送テープに直接当たらないように構成
している。
【0014】この樹脂硬化装置によれば、搬送テープの
周囲を無酸化雰囲気状態に保つことができ、樹脂硬化の
安定化を図ることができる。また、窒素ガスを、搬送テ
ープに直接当たらないようにしているので、窒素ガスに
よって樹脂部分が冷えたりしてしまう等の悪影響を受け
ないようになる。このため、樹脂が搬送テープから剥離
してしまう等の危険性を減少させることができる。ま
た、窒素ガスが直接搬送テープに当たると、搬送テープ
部分の温度制御が難しくなると共に、素子の電極面が波
打ったり、その面にごみが付いたりするが、この装置で
は、このような問題が無くなる。
【0015】さらに、他の発明は、上述の発明の樹脂硬
化装置に加え、搬送テープと窒素ガスの導入口との間
に、搬送テープの一方の片面を間接的に加熱する反射板
を設け、この反射板によって窒素ガスが搬送テープに直
接当たることを防止している。この構成のため、反射板
が、加熱の役目と窒素ガスの勢いを弱体化する役目の2
つを果たすこととなり、構造が簡単となる。また、間接
加熱の良さと窒素ガスを搬送テープに直接当てないこと
の良さの両メリットを享受できることとなる。
【0016】他の発明は、上述の各発明の樹脂硬化装置
に加え、搬送テープを挟んで発熱体とは反対側に配置さ
れ、搬送テープの一方の片面を間接的に加熱する反射板
と、発熱体で加熱され、搬送テープの他方の片面を間接
的に加熱する熱板と、を設けている。このように構成す
ると、搬送テープを間接的に加熱するので、樹脂は、均
一かつ適度に加熱され、「焼け」、「ふくれ」、形状変
形のない樹脂硬化ができる。また、搬送テープの両面
が、熱板と反射板とでそれぞれ間接的に加熱されるの
で、一層、「焼け」、「ふくれ」、形状変形のない樹脂
硬化が可能となる。また、熱板と反射板の設置によっ
て、搬送テープの両面を同じ熱源で容易に加熱できるよ
うになる。さらに、一方の熱源によって樹脂を硬化させ
る際に、搬送テープの他方の面側を間接的に加熱するこ
ととなり、樹脂周辺部が搬送テープへ廻り込むのが容易
になり、搬送テープと樹脂との密着性を高めることがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明による実施の形態を
示す筐体と炉体の断面図である。図2は、本発明の実施
の形態を示す図1のA−A拡大断面図である。
【0018】図において、1は筐体、2は筐体1上に設
けられている炉体、3は搬送テープで、素子4がボンデ
ィングされ、樹脂5により封止されている。6、7は、
炉体内で搬送テープ3を反転させるためのキュアガイ
ド、8、9は、搬送テープ3とキュアガイド6で反転さ
れた搬送テープ3との間に設けられている加熱硬化手段
の一部となる発熱体、10は、キュアガイド7で反転さ
れた搬送テープ3の上方に設けられている加熱硬化手段
の一部となる発熱体である。
【0019】11は、搬送テープ3と発熱体8との間に
配設されている加熱硬化手段の一部となると共に間接加
熱手段となる熱板、12は搬送テープ3と発熱体9との
間に配設されている加熱硬化手段の一部となると共に間
接加熱手段となる熱板、13は、搬送テープ3と発熱体
10との間に配設されている加熱硬化手段の一部となる
と共に間接加熱手段となる熱板、14は、搬送テープ3
を挟んで熱板11と対向する位置に配設されている加熱
硬化手段の一部となると共に間接加熱手段となる反射板
である。
【0020】搬送テープ3は、テープ入口15から供給
され、反転手段となるキュアガイド6と7により反転さ
せられてテープ出口16から排出される。テープ入口1
5から供給された搬送テープ3は、キュアガイド6で反
転されるまでの加熱開始段階において、次のように加熱
される。
【0021】すなわち、素子4を封止した樹脂5は、遠
赤外線等の発熱体8により加熱された熱板11により間
接的に加熱されると共に、熱板11と対向する位置に配
設された反射板14により熱板11の熱が輻射され搬送
テープ3の裏面側を間接的に加熱する。この結果、搬送
テープ3の表面側と裏面側が均一に加熱される。これに
より、樹脂5は、熱板11により間接的に加熱されるた
めに、「焼け」、「ふくれ」、形状変形もなく樹脂を硬
化させることができる。また、搬送テープ3面への樹脂
5の廻り込みを容易にし、搬送テープ3と樹脂5の周辺
部との密着性が高められ、搬送テープ3に樹脂5を密着
させることができる。
【0022】キュアガイド7で反転されるまでの加熱中
間段階において、搬送テープ3は発熱体9により加熱さ
れた熱板12により間接的に加熱される。これにより、
樹脂5の硬化が促進される。キュアガイド7で反転され
てテープ出口16までの加熱最終段階において、搬送テ
ープ3は発熱体10により加熱された熱板13により間
接的に加熱される。これにより、樹脂5の硬化が更に促
進される。また、炉体2は、気密性を保つようになって
いるので、筐体1に設けられた導入口17から窒素ガス
等を導入し、炉体2に設けられた排出口18から排出す
るようにすれば、炉体2内を無酸化雰囲気状態に保つこ
とができ、樹脂硬化の安定化を図ることができる。
【0023】なお、図1に示されるように、炉体2内を
無酸化雰囲気状態に保持する窒素ガス等を炉体2内に導
入するための導入口17を、搬送テープ3の樹脂塗布面
とは反対側の面側であって、搬送テープ3の下方位置に
設けている。また、導入された窒素ガス等を排出する排
出口18を、炉体2の上方位置に設け、加熱された窒素
ガス等が上昇した際に、排出しやすくしている。また、
搬送テープ3と窒素ガス等の導入口17との間には反射
板14が配置されており、窒素ガス等の導入時に、窒素
ガス等が搬送テープ3に直接当たらないように構成して
いる。
【0024】
【発明の効果】各発明によれば、搬送テープの周囲や炉
内等を無酸化雰囲気状態に保つことができ、樹脂硬化の
安定化と、樹脂と搬送テープの密着性の向上を図ること
ができる。また、窒素ガスを、搬送テープに直接当たら
ないようにしているので、窒素ガスによって樹脂部分が
冷えたりしてしまう等の悪影響を受けないようになる。
また、窒素ガスが直接搬送テープに当たると、搬送テー
プ部分の温度制御が難しくなると共に、素子の電極面が
波打ったり、その面にごみが付いたりするが、各発明で
は、このような問題が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態を示す筐体と炉体の断
面図である。
【図2】 本発明の実施の形態を示す図
1のA−A拡大断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 炉体 3 搬送テープ 4 素子 5 樹脂 6,7 キュアガイド(反転手段) 8,9,10 発熱体(加熱硬化手段の一部) 11,12,13 熱板(加熱硬化手段の一部であり間
接加熱手段) 14 反射板(加熱硬化手段の一部であり間接加熱手
段) 15 テープ入口 16 テープ出口 17 導入口 18 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B05D 7/00 B05D 7/00 H (56)参考文献 特開2001−179756(JP,A) 特開2001−187409(JP,A) 特開2001−187408(JP,A) 特開2001−191341(JP,A) 特開 平2−98411(JP,A) 特開 昭55−38012(JP,A) 特開 昭62−33580(JP,A) 特開 昭60−86267(JP,A) 特開2001−168120(JP,A) 特開2001−189332(JP,A) 特開2001−196398(JP,A) 特開2001−127084(JP,A) 特開2001−203225(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/56 B05C 9/14 B05C 13/00 B05D 3/02 B05D 3/04 B05D 7/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子を封止するための樹脂が塗布された
    搬送テープを炉のテープ入口から供給し、上記炉のテー
    プ出口から排出するテープ供給排出工程と、このテープ
    供給排出工程中で、上記搬送テープを反転させる反転手
    段によって上記搬送テープの送り方向を反転させつつ、
    上記炉内で上記樹脂を加熱し硬化させる加熱硬化工程
    と、を有する樹脂硬化方法において、 上記加熱硬化工程では、上記炉内を無酸化雰囲気状態に
    保持するための窒素ガスを、上記搬送テープに直接当た
    らないように上記炉内に導入することを特徴とする樹脂
    硬化方法。
  2. 【請求項2】 素子を封止するための樹脂が塗布された
    搬送テープをテープ入口から供給し、テープ出口から排
    出するテープ供給排出工程と、このテープ供給排出工程
    中で、上記搬送テープを駆動しつつ上記樹脂を加熱し硬
    化させる加熱硬化工程と、を有する樹脂硬化方法におい
    て、 上記加熱硬化工程では、上記搬送テープの周囲を無酸化
    雰囲気状態にするための窒素ガスを、上記搬送テープに
    直接当たらないように上記搬送テープの周囲に導入する
    ことを特徴とする樹脂硬化方法。
  3. 【請求項3】 前記搬送テープと前記窒素ガスの導入口
    との間に、前記搬送テープの一方の片面を間接的に加熱
    する反射板を設け、この反射板によって前記窒素ガスが
    前記搬送テープに直接当たることを防止していることを
    特徴とする請求項1または2記載の樹脂硬化方法。
  4. 【請求項4】 前記加熱硬化工程では、前記搬送テープ
    を挟んで発熱体とは反対側に配置された前記反射板によ
    り前記搬送テープの一方の片面を間接的に加熱すると共
    に、上記発熱体で加熱される熱板により前記搬送テープ
    の他方の片面を間接的に加熱する間接加熱工程を設けた
    ことを特徴とする請求項1,2または3記載の樹脂硬化
    方法。
  5. 【請求項5】 素子を封止するための樹脂が塗布された
    搬送テープが炉内に供給されるテープ入口と、炉内に供
    給された上記搬送テープの送り方向を反転させる反転手
    段と、炉の内部に配置され上記樹脂を加熱し硬化させる
    加熱硬化手段と、上記搬送テープを炉内から排出するテ
    ープ出口とを有する樹脂硬化装置において、 上記炉内を無酸化雰囲気状態とするために導入される窒
    素ガスが、導入時に、上記搬送テープに直接当たらない
    ように構成したことを特徴とする樹脂硬化装置。
  6. 【請求項6】 素子を封止するための樹脂が塗布された
    搬送テープが供給されるテープ入口と、その内部に配置
    され上記樹脂を加熱し硬化させる加熱硬化手段と、上記
    搬送テープを排出するテープ出口とを有する樹脂硬化装
    置において、 上記搬送テープの周囲を無酸化雰囲気状態とするために
    導入される窒素ガスが、導入時に、上記搬送テープに直
    接当たらないように構成したことを特徴とする樹脂硬化
    装置。
  7. 【請求項7】 前記搬送テープと前記窒素ガスの導入口
    との間に、前記搬送テープの一方の片面を間接的に加熱
    する反射板を設け、この反射板によって前記窒素ガスが
    前記搬送テープに直接当たることを防止していることを
    特徴とする請求項5または6記載の樹脂硬化装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送テープを挟んで発熱体とは反対
    側に配置され、前記搬送テープの一方の片面を間接的に
    加熱する前記反射板と、上記発熱体で加熱され、前記搬
    送テープの他方の片面を間接的に加熱する熱板と、を設
    けたことを特徴とする請求項5,6または7記載の樹脂
    硬化装置。
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