JP3339211B2 - Frp製品およびその製造方法 - Google Patents

Frp製品およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベル付きFRP製品
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、プラスチック製品には、その材質
の表示が義務づけられることになった。とくに、FRP
製品には、樹脂の表示とともに含有強化繊維の表示が必
要となる。この表示は、通常、FRP製品の表面にラベ
ルを貼り付けることにより行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、単にラベル
を貼り付けるだけでは、ラベルが剥がれやすく、かつ表
面に直接現われているラベルの耐久性が低いという問題
がある。
【0004】本発明は、このような現状に鑑み、ラベル
の剥離を防止でき、しかもラベルあるいはラベル部の耐
久性を大幅に向上できる、ラベル付きのフィラメントワ
インディング成形されたFRP製品およびその製造方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
FRP製品は、フィラメントワインディング成形された
FRP品の表面に、ラベルがその表示内容を視認可能に
実質的に埋設されており、該ラベルが、FRP品の表層
に存在する樹脂を用いてFRP品と一体に成形されてお
り、かつ、該ラベル自身が、FRP品におけるラベル埋
設部の下地がそのまま見えるように、実質的に透明か、
または樹脂が含浸されると実質的に透明になる基材から
なっていることを特徴とするFRP製品からなる。
【0006】ここで、このFRP品の表層に存在する樹
脂は、埋設されたラベルの表面を薄く覆っていることが
好ましいが、ラベルの表面が直接外部にさらされる埋設
状態であってもよい。
【0007】ラベルの基材の材質としては、フイルム、
布帛、樹脂製の板体等が挙げられる。フイルムや布帛を
基材に用いる場合には、実質的に透明なフイルムあるい
はFRP品の表層に存在する樹脂が含浸されることによ
り実質的に透明になる合成繊維製布帛が好ましい。この
ような基材材質とすることにより、ラベルに印刷された
文字等や刺繍等により表示された文字等を、FRP製品
表面上にくっきりと浮き上がった状態で表示でき、か
つ、下地がそのまま見えるようにすることができる。
【0008】また、ラベルの基材を布帛とすることによ
り、製造段階において、FRP品の表層に存在する未硬
化の樹脂を容易にラベルに含浸させることができる。樹
脂含浸により、ラベルはFRP品と容易に一体成形さ
れ、かつ、FRP品表層部に一層強固に埋設される。
【0009】また、ラベルとして、樹脂製のものを用い
ることもできる。たとえば、樹脂製の板体からなるラベ
ルは、前述のフイルムや布帛からなるラベルに比べ重た
いので、FRP品の表面に固着させる際落下しやすいと
いう問題がある。そこでこのような場合には、ラベル
に、FRP品内層に向かって延びるアンカー部を形成し
ておき、アンカー部を内層の繊維層に引っかけたり、く
い込ませたり、突き刺すようにすればよい。アンカー部
で支持された状態にて、FRP品表層の樹脂を硬化させ
ることにより、ラベルはFRP品表面部に強固に埋設、
固着される。
【0010】さらに、ラベルに、FRP品の表層に存在
する未硬化の樹脂が侵入(浸透)可能な小孔を設けてお
くことも、強固な固着を達成するのに有効な手段であ
る。小孔に侵入した樹脂が、その状態で硬化されること
により、ラベルが小孔内の樹脂によって強力に支持、固
定される。また、小孔に侵入しさらに小孔からはみ出し
た未硬化の樹脂は、ラベルの表面を覆うように広がるの
で、これを硬化させることにより一層強固にラベルを固
定できる。
【0011】本発明に係るFRP製品の製造方法は、F
RP製品をフィラメントワインディング成形する際に、
自身が実質的に透明かまたは樹脂が含浸されると実質的
に透明になる基材からなるラベルを用い、樹脂層が未硬
化の状態にて該樹脂層の表面にラベルを押し付けて該ラ
ベルに前記未硬化の樹脂を含浸または浸透させ、前記ラ
ベルをFRP製品の表面にラベルの表示内容を視認可能
に埋設するとともに該ラベルを通してFRP製品におけ
るラベル埋設部の下地がそのまま見えるように埋設して
樹脂を硬化させることを特徴とする方法からなる。
【0012】すなわち、FRP品の表層が、強化繊維を
含有しない樹脂層からなる場合にはその樹脂層の樹脂
が、強化繊維を含有する強化繊維層からなる場合にはそ
の強化繊維層のマトリクス樹脂が、未硬化の段階で表面
に取り付けられたラベルに含浸または浸透される。前述
の如く、ラベルを布帛から構成しておけば樹脂は良好に
含浸でき、ラベルに小孔を開けておけば樹脂はより良好
に浸透する。この状態で樹脂を硬化させれば、ラベル
は、FRP品の表面に埋設された状態でFRP品と一体
に成形される。
【0013】このようにFRP品の表面に埋設されたラ
ベルは、実質的にFRP製品としてFRP品と一体に成
形されることになるので、FRP製品を破壊しないかぎ
り脱落することはない。また、埋設によりラベル部のF
RP製品表面での突出代が小さく抑えられるから、ラベ
ル部の耐久性も向上される。ラベル表面側をFRP品表
層樹脂層で覆うようにすれば、ラベル表面の耐久性は大
幅に向上される。
【0014】
【実施例】以下に、本発明のFRP製品およびその製造
方法の望ましい実施例を、図面を参照して説明する。図
1および図2では、本発明の第1実施例に係るFRP製
品を示しており、本発明をFRP製プロペラシャフトに
適用したものを示している。図1は、プロペラシャフト
の片方の端部を示している。他方の端部の図示は省略し
てあるが、本実施例では、図示端部と同様の構成とされ
ている。図1において、1はFRP製筒体からなる本体
筒を示しており、本体筒1の両端部には(図1では片方
の端部のみ示してある)、金属製継手2が圧入により接
合されている。
【0015】FRP製の本体筒1を構成するマトリクス
樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリイ
ミド樹脂、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル等
の熱硬化性樹脂を使用するが、他の樹脂、たとえば、ポ
リアミド、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド等の
熱可塑性樹脂でもよい。また、強化繊維についても、炭
素繊維に限らず、たとえばガラス繊維、アラミド繊維等
を使用することが可能であり、これらを併用することも
可能である。
【0016】FRP製本体筒1の表面にラベル3が埋設
されている。表面上における埋設位置は特に限定され
ず、本実施例では本体筒1の比較的端部側の位置Aとさ
れているが、継手接合部の外周面位置Bでもよい。
【0017】本体筒のFRP層構成も特に限定されず、
図2に示すように複数の強化繊維層1a、1b、1c、
1dから構成される場合等を例示できる。最表層1aの
表面部にラベル3が埋設されるが、この最表層1aは、
樹脂のみからなる樹脂層、強化繊維を含む強化繊維層の
いずれであってもよい。
【0018】ラベル3は、最表層1aに存在する樹脂、
つまり最表層1aが樹脂層からなる場合にはその層を構
成する樹脂、最表層1aが強化繊維層からなる場合には
そのマトリクス樹脂を用いて、本体筒1と一体に成形さ
れている。本実施例では、この表層に存在する樹脂が、
ラベル3の表面を薄く覆うように、ラベル3が埋設され
ている。ラベル3の表面を覆う樹脂層4は、実質的に透
明であり、ラベル3の表面側に印刷された文字(あるい
は図)が、本体筒1の表面側から明確に視認できるよう
になっている。
【0019】なお、本実施例では樹脂層4がラベル3の
表面側を完全に覆うようにしたが、部分的に覆うように
してもよく、あるいは、ラベル3の表面が外部に現れる
ようにラベル3が埋設されていてもよい。
【0020】ラベル3の基材としては、フイルム、合成
繊維製布帛、あるいは樹脂製の板体が挙げられる。図1
および図2は、ラベル3がフイルムまたは合成繊維製布
帛からなる場合を示している。ラベル3がフイルムから
なる場合には実質的に透明なフイルムを用い、ラベル3
が合成繊維製布帛からなる場合には、表層1aの樹脂が
含浸することにより実質的に透明になるものを用いる。
布帛織目の中に樹脂が充満することにより、布帛の透明
化が可能となる。合成繊維製布帛としては、ナイロンや
ポリエステルの布帛が挙げられる。
【0021】ラベル3には、インクによって文字等が印
刷されている。ラベル3が布帛の場合には、印刷によら
ず、樹脂を含浸しても透明にならない糸で文字等を刺繍
してもよい。
【0022】透明なフイルムや樹脂含浸により透明にな
る布帛を用いれば、ラベル3が埋設された状態で、ラベ
ル3に表示された文字等が浮き上がって見え、かつ、下
地がそのまま見えるから、ラベル3を埋設した異和感が
全くない。
【0023】印刷インクや刺繍糸の色としては、FRP
の色、つまり本体筒1の色に対し補色系の色が、表示の
明確化の点から好ましい。たとえば本体筒1が炭素繊維
強化層を主体とするものからなる場合、本体筒1の色は
黒色であるから、インクや刺繍糸には白色系のものを用
いるのがよい。
【0024】このようなラベル付きプロペラシャフト
は、次のように製造される。本体筒1は、公知のフィラ
メントワインディング法により成形されるが、本体筒1
を成形するに際し、少なくとも本体筒1の最表層1aに
存在する樹脂が未硬化の状態にて、本体筒1の表面の所
定位置にラベル3が貼り付けられる。未硬化の樹脂は適
度な接着性を有しているから、貼り付けに際して特別な
接着剤は不要である。
【0025】貼り付けられたラベル3は、適当な押圧手
段、たとえば本体筒1の表面に巻き付けられるテープに
より、本体筒1の径方向内側に向けて押圧される。この
とき、ラベル3は、未硬化の樹脂中に埋め込まれてい
く。とくにラベル3が布帛からなる場合、該布帛中に樹
脂が含浸され、ラベル3が樹脂と一体化される。しかる
後に、樹脂が硬化されてラベル3が埋設されたFRP製
品が完成する。
【0026】このように構成されたプロペラシャフトに
おいては、ラベル3は最表層1aに埋設されるので、実
質的にこの層を破壊しない限り剥離しない。すなわち、
FRP製品としてのプロペラシャフトと一体的に成形さ
れ、極めて強固に固着される。
【0027】また、ラベル3を布帛で構成して布帛中に
樹脂を含浸させることにより、一体成形におけるラベル
3の固着強度は一層向上される。また、ラベル3の表面
側を薄い樹脂層4で覆うようにすれば、固着強度がさら
に増すとともに、ラベル3の表面側の耐久性が向上され
る。
【0028】さらに、ラベル3の基材を透明なフイルム
や樹脂含浸により透明になる合成繊維製布帛で構成して
おくことにより、ラベル3に表示されている文字等を、
ラベル3が埋設されているという異和感なしに表面側に
浮き出させることができる。そしてインク等の色を適切
に設定することにより、表示内容の鮮明化をはかること
もできる。
【0029】本発明に係るラベルは、樹脂製の板体とし
て構成してもよい。但し、樹脂製の板体は、前述のフイ
ルムや布帛に比べ重量が大きく、FRP品表面への取り
付けの際脱落しやすいので、アンカー機能をもたせてF
RP品表層樹脂の硬化前にも容易には脱落しないように
しておくことが好ましい。
【0030】たとえば図3および図4に、本発明の第2
実施例を示すように、樹脂製の板体からなるラベル11
に、FRP品内層に向かって斜め下方に延びるアンカー
部12が形成されている。アンカー部12は、板体自身
に山状の切り込みを入れ、切り込み間部を下方に押し曲
げることによって形成されている。アンカー部12が存
在していた部分は、小孔13に形成される。
【0031】このような構成とすれば、図4に示すよう
に、FRP品14の表面に埋設されるラベル11は、内
層に向けて食い込むアンカー部12によって強固に支
持、固着される。とくに表層が強化繊維層からなる場
合、アンカー部12は強化繊維15に引っかかったり、
強化繊維束に突き刺さったりするので、一層強固に固着
される。
【0032】また、小孔13を通して未硬化の樹脂(図
示例では強化繊維層のマトリクス樹脂)が容易にラベル
11の表面側ににじみ出るので、ラベル11の表面を覆
う樹脂層16も容易に形成される。
【0033】また、図5に示すように、アンカー部17
の先端には、さらに返し18を形成しておいてもよい。
返し18があることにより、アンカー効果が一層高めら
れる。
【0034】上記アンカー効果は、板体に単に小孔だけ
を設ける構造によっても得られる。たとえば図6に本発
明の第3実施例を示すように、板体からなるラベル21
に複数の小孔22を設けておき、この小孔22内にFR
P品23の表層の樹脂が浸透するようにしてもよい。浸
透した樹脂が硬化することによって、十分に高いラベル
21の保持効果が得られる。
【0035】さらにこの構造においては、ラベル21を
一体成形する際にラベル21に付加する押圧力を適度に
高めることにより、図7に示すように、ラベル21の表
面側に未硬化の樹脂をにじみ出させることができ、ラベ
ル21の表面を覆う樹脂層24を容易に形成することも
できる。
【0036】なお、上記単に小孔22を開けるだけの構
造は、板体からなるラベルに限らず、前述のフイルムや
布帛からなるラベルにも適用できる。
【0037】さらに、上記各実施例は、FRP製プロペ
ラシャフトについて説明したが、本発明は、プロペラシ
ャフトに限らず、フィラメントワインディング成形され
全てのFRP製品、たとえばFRP製タンクやロー
ル、FRP製ゴルフシャフトやつり竿等にも適用可能で
ある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のFRP製
品およびその製造方法によるときは、フィラメントワイ
ンディング成形されたFRP品の表面に、表層樹脂が未
硬化の段階でラベルを埋設し、樹脂を硬化させてラベル
とFRP品とを一体的に成形するようにしたので、ラベ
ルを極めて強固にFRP品に固着させることができ、従
来のようなラベル剥離のおそれは無くなる。また、ラベ
ル自身が、実質的に透明か、または樹脂が含浸されると
実質的に透明になる基材からなるので、FRP製品表面
上にくっきりと浮き上がった状態で表示でき、かつ、下
地がそのまま見えるようにすることができる。
【0039】また、ラベルはFRP品の表面に埋設され
るので、ラベル取付部のFRP製品からの突出代はなく
なるか、あっても極めて小さく抑えられ、ラベル自身あ
るいはラベルとそれを包含する樹脂からなるラベル部の
耐久性が大幅に向上され、長期間安定して必要な表示を
確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るFRP製品の部分縦
断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大部分横断面図で
ある。
【図3】本発明の第2実施例に係るFRP製品のラベル
の斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う、ラベル埋設状態に
おける拡大部分横断面図である。
【図5】図3のラベルの変形例に係るラベルの部分断面
図である。
【図6】本発明の第3実施例に係るFRP製品の部分断
面図である。
【図7】図6の変形例に係るFRP製品の部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1 FRP品としてのプロペラシャフトの本体筒 1a 最表層 2 継手 3、11、21 ラベル 4、16、24 ラベル表面樹脂層 12、17 アンカー部 13、22 孔 14、23 FRP品 15 強化繊維 18 返し
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29K 101:00 B29K 105:32 105:32 B29L 31:06 B29L 31:06 B29C 67/14 Z (56)参考文献 特開 昭61−123523(JP,A) 特開 平6−147216(JP,A) 特開 平1−241431(JP,A) 特開 昭55−127942(JP,A) 特開 平5−147145(JP,A) 特開 昭63−182137(JP,A) 実願 昭63−111771号(実開 平2− 34230号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 70/00 - 70/88 B29C 39/00 - 39/44 B32B 27/00 - 27/42 F16C 3/00 - 3/30 G09F 3/00 - 3/20

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィラメントワインディング成形された
    FRP品の表面に、ラベルがその表示内容を視認可能に
    実質的に埋設されており、該ラベルが、FRP品の表層
    に存在する樹脂を用いてFRP品と一体に成形されてお
    り、かつ、該ラベル自身が、FRP品におけるラベル埋
    設部の下地がそのまま見えるように、実質的に透明か、
    または樹脂が含浸されると実質的に透明になる基材から
    なっていることを特徴とするFRP製品。
  2. 【請求項2】 前記FRP品の表層に存在する樹脂がラ
    ベルの表面を覆っている、請求項1のFRP製品。
  3. 【請求項3】 前記ラベルが、樹脂が含浸されると実質
    的に透明になる布帛からなる、請求項1または2のFR
    P製品。
  4. 【請求項4】 前記ラベルが、実質的に透明なフイルム
    からなる、請求項1または2のFRP製品。
  5. 【請求項5】 前記ラベルが、実質的に透明な樹脂製の
    板体からなる、請求項1または2のFRP製品。
  6. 【請求項6】 前記ラベルが小孔を有し、該小孔にFR
    P品の樹脂が侵入している、請求項1ないし5のいずれ
    かに記載のFRP製品。
  7. 【請求項7】 前記ラベルにアンカー部が形成されてい
    る、請求項5のFRP製品。
  8. 【請求項8】 FRP製品がプロペラシャフトである、
    請求項1ないし7のいずれかに記載のFRP製品。
  9. 【請求項9】 FRP製品をフィラメントワインディン
    グ成形する際に、自身が実質的に透明かまたは樹脂が含
    浸されると実質的に透明になる基材からなるラベルを用
    い、樹脂層が未硬化の状態にて該樹脂層の表面にラベル
    を押し付けて該ラベルに前記未硬化の樹脂を含浸または
    浸透させ、前記ラベルをFRP製品の表面にラベルの表
    示内容を視認可能に埋設するとともに該ラベルを通して
    FRP製品におけるラベル埋設部の下地がそのまま見え
    るように埋設して樹脂を硬化させることを特徴とする、
    FRP製品の製造方法。
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