JP3338207B2 - ファクシミリアダプタ - Google Patents

ファクシミリアダプタ

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JP3338207B2
JP3338207B2 JP26396194A JP26396194A JP3338207B2 JP 3338207 B2 JP3338207 B2 JP 3338207B2 JP 26396194 A JP26396194 A JP 26396194A JP 26396194 A JP26396194 A JP 26396194A JP 3338207 B2 JP3338207 B2 JP 3338207B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有線系ファクシミリ装
置と無線装置との間に介在して、プロトコル変換を行う
ファクシミリアダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリは、通信プロトコル中にて
お互いの通信能力の提示が行われ、お互いが有する最高
能力が決定され通信の開始に至る。この決定される能力
の1つに、ファクシミリの1ラインの画像データを処理
するのに必要な時間を示す最小走査線時間能力がある。
これは、受信側ファクシミリ装置の画像処理時間が、送
信側の画像処理時間より劣る場合に重要で、この時、送
信側のファクシミリ装置は、受信側のファクシミリが処
理できる範囲に送信データを調節する。一般的な方法と
しては、送信側ファクシミリは、送信する画像データ1
ライン分が、能力交換で得た最小走査線能力に満たない
場合、送信データに受信側で処理不要なダミーのデータ
(フィルデータ)を付加し送信する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、送信
側ファクシミリの画像処理能力が受信側ファクシミリの
画像処理能力より低い場合、nライン目の画像データを
送信中に、(n+1)ライン目の画像データが準備でき
ない状態が発生するため、この(n+1)ライン目の画
像データを送信すれば送信側ファクシミリの画像処理が
間に合わずアンダーフローを起こす危険性があった。そ
のため、(n+1)ライン目の画像データが整うまで、
(n+1)ライン以前のライン(例えば、nライン目)
にフィルデータを挿入して送出することにより、このア
ンダーフローを防止していた。しかし、送信側ファクシ
ミリが次のライン目の画像データが準備できるまで、フ
ィルデータを挿入して送出するため、受信側ファクシミ
リを待たせてしまうという問題点を有することとなる。
【0004】特に、公衆回線網が無線である場合には、
雑音の影響を受け易く、ビットエラー率が有線公衆網よ
りかなり高くなるため、フィルデータなど余分なデータ
を付加すると、ラインエラー率が高くなり、更に受信側
ファクシミリを待たせてしまうという問題点を有するこ
とになる。
【0005】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
のであり、送信側ファクシミリの通信データから余分な
フィルデータを除去して受信側ファクシミリに送出する
ことにより、公衆回線上のラインエラー率を小さくし、
通信時間の短縮化を図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかるファク
シミリアダプタは、有線系ファクシミリ装置と無線装置
の間に介在し、プロトコル変換を行うファクシミリアダ
プタにおいて、受信側ファクシミリ装置が宣言した最少
走査線時間で前記送信側の有線系ファクシミリ装置が画
像データを送信することができないとき、前記送信側の
有線系ファクシミリ装置で前記受信側ファクシミリ装置
が宣言した前記最少走査線時間以上となるように付加さ
れた過剰なフィルデータを、該ファクシミリアダプタに
より除去し、受信側ファクシミリ装置が宣言した最少走
査線時間の画像データとするものである。
【0007】請求項2にかかるファクシミリアダプタ
は、有線系ファクシミリ装置と無線装置の間に介在し、
プロトコル変換を行うファクシミリアダプタにおいて、
前記有線系ファクシミリ装置から画像データを受信する
有線系ファクシミリプロトコル処理部と、前記無線装置
を介して受信機側のファクシミリ装置に画像データを送
信する無線系ファクシミリプロトコル処理部と、前記有
線系ファクシミリプロトコル処理部から出力された送信
画像データに付加したフィルデータを検出するフィル検
出部と、前記送信画像データの1ラインの終了を検出す
るEOL検出部と、前記送信画像データの1ラインのデ
ータのカウントを行う1ラインデータカウンタ部と、前
記無線装置を介して1ラインのデータの転送出力を指示
する転送出力制御部と、前記送信画像データを有線系フ
ァクシミリプロトコル処理部から無線系ファクシミリプ
ロトコル処理部へ転送すると同時に、送信側の前記有線
系ファクシミリ装置で受信側ファクシミリ装置が宣言し
た最少走査線時間以上となるように付加された過剰なフ
ィルデータを、前記転送出力制御部の指示に従って削除
する画像データ転送・フィル削除部とを具備するもので
ある。
【0008】請求項3にかかるファクシミリアダプタ
は、有線系ファクシミリ装置と無線装置の間に介在し、
プロトコル変換を行うファクシミリアダプタにおいて、
前記有線系ファクシミリ装置から画像データを受信する
有線系ファクシミリプロトコル処理部と、前記無線装置
を介して受信機側のファクシミリ装置に画像データを送
信する無線系ファクシミリプロトコル処理部と、前記有
線系ファクシミリプロトコル処理部から出力された送信
画像データに付加したフィルデータを検出するフィル検
出部と、前記送信画像データの1ラインの終了を検出す
るEOL検出部と、前記送信画像データの1ラインデー
タの搬送時間を計測する1ラインデータ時間計測部と、
前記無線装置を介して1ラインのデータの転送出力を指
示する転送出力制御部と、前記送信画像データを有線系
ファクシミリプロトコル処理部から無線系ファクシミリ
プロトコル処理部へ転送すると同時に、送信側の前記有
線系ファクシミリ装置で受信側ファクシミリ装置が宣言
した最少走査線時間以上となるように付加された過剰な
フィルデータを、前記転送出力制御部の指示に従って削
除する画像データ転送・フィル削除部とを具備するもの
である。
【0009】
【作用】請求項1においては、送信側の有線系ファクシ
ミリ装置が、受信側ファクシミリ装置が宣言した最少走
査線時間能力で画像データを送信することができないと
き、送信側の有線系ファクシミリ装置が前記宣言した最
少走査線時間以上に付加した過剰なフィルデータを除去
し、受信側ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間
の画像データとし、画像データをコンパクト化する。
【0010】請求項2においては、有線系ファクシミリ
装置から画像データを受信する有線系ファクシミリプロ
トコル処理部と前記無線装置を介して受信機側のファク
シミリ装置に画像データを送信する無線系ファクシミリ
プロトコル処理部との間に、有線系ファクシミリプロト
コル処理部から無線系ファクシミリプロトコル処理部へ
送信画像データを転送すると同時に、フィル検出部とE
OL検出部によってフィルデータとEOLを把握し、1
ラインデータカウンタ部で1ラインのデータのカウント
を行い、転送出力制御部で1ラインのデータの転送出力
を指示し、これによって、送信側の有線系ファクシミリ
装置が受信側の有線系ファクシミリ装置が宣言した最少
走査線時間以上に付加した過剰なフィルデータを除去
し、受信側ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間
の画像データとし、画像データをコンパクト化する。
【0011】請求項3においては、請求項2の1ライン
のデータのカウントを行う1ラインデータカウンタ部
を、1ラインデータの搬送時間を計測する1ラインデー
タ時間計測部とし、1ラインデータの時間計測動作は送
出される1ラインの時間として計測したものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例のファクシミリアダプ
タについて図を用いて説明する。図1は本発明の第一実
施例のファクシミリアダプタの全体構成を示す説明図で
あり、図2は本発明の第二実施例のファクシミリアダプ
タの全体構成を示す説明図である。
【0013】図1において、1は市販の有線系ファクシ
ミリ装置との通信を行う有線系ファクシミリプロトコル
処理部、これにより有線系ファクシミリ装置は、通常の
電話回線に接続されているモデムとして動作する。2は
送信画像データを無線系ファクシミリプロトコル処理部
へ転送すると同時に、過剰なフィルデータ(以下、単に
『フィル』と記す)を削除する画像データ転送・フィル
削除部である。3は携帯電話機、PHS等の無線による
通信機からなる無線装置に対する無線系ファクシミリプ
ロトコル処理部で、有線系ファクシミリプロトコル処理
部1と画像データ転送・フィル削除部2により有線系と
無線系ファクシミリプロトコルが変換される。4は画像
データに付加したフィルを検出するフィル検出部、5は
1ラインは画像データの終了を検出するEOL(End of
Line )検出部、6は1ラインのデータのカウントを行
う1ラインデータカウンタ部、7は1ラインのデータの
転送出力を指示する転送出力制御部、8は全体の制御を
管理する主制御部である。10は画像データ転送・フィ
ル削除部2、フィル検出部4、EOL検出部5、1ライ
ンデータカウンタ部6、転送出力制御部7からなるライ
ンデータ処理部である。
【0014】図2において、この第二実施例と第一実施
例との相違点は、第一実施例の1ラインのデータのカウ
ントを行う1ラインデータカウンタ部6を、1ラインデ
ータの搬送速度を計測する1ラインデータ時間計測部6
0とした構成にある。本実施例におけるラインデータ処
理部10は、画像データ転送・フィル削除部2、フィル
検出部4、EOL検出部5、1ラインデータ時間計測部
60、転送出力制御部7から構成される。
【0015】図3は1ラインの画像データの構成を示す
説明図である。
【0016】図において、1ラインは画像データと必要
に応じて付加したフィル及びEOLからなる。EOLは
MH符号のとき11個の“0”+“1”となり、MR符
号のとき11個の“0”+“1”+“タグ”となる。
【0017】図4は1ラインの画像データの構成を走査
線時間で表現した説明図であり、また、図5は1ライン
の画像データの構成を1ラインの最少走査線時間として
調整した説明図である。
【0018】図4において、1ラインの最少走査線時間
とは、このデータの処理に要する時間と定義される。し
たがって、画像データの通信速度と1ラインの最少走査
線時間が決定されれば、1ライン当たりのデータ量も決
定される。1ラインが最少走査線時間を満たすか否か
は、第一実施例の1ラインデータカウンタ部6による1
ライン当たりのデータ量のカウント、第二実施例の1ラ
インデータ時間計測部60の送出時間の計測で実現され
る。
【0019】図4に示した画像データのように、Aライ
ンは1ラインの最少走査線時間より小さいもの、Bライ
ンは1ラインの最少走査線時間と同じのもの、Cライン
は1ラインの最少走査線時間よりも大きいものが想定さ
れる。
【0020】通常、受信側から1ラインの最少走査線時
間が宣言されると、送信側は図5のように、最少走査線
時間に満たないAラインの場合にはフィル及びEOLを
付加して1ラインの最少走査線時間として調整される。
また、最少走査線時間に一致するBラインの場合は、何
も処理されない。
【0021】しかし、1ラインの最少走査線時間は送信
側の画像の読み取り、符号化能力によっては受信側で宣
言された時間よりも、Cラインのように大きくなる場合
がある。例えば、送信側が符号メモリを持たないファク
シミリ装置で送信時に画像読み取り、符号化を行うとす
ると、一般に、画像読み取りはCCD読み取り性能及び
記録系の機械的制御の制約から、1ライン当たり数ms
程度の時間を要するのが普通である。また、符号化をソ
フトウェア的に行うファクシミリ装置の場合には、読み
取った画像データによって時間を要する。
【0022】このような場合に、受信側がメモリ受信で
最少走査線時間能力を送信側の能力よりも小さな時間と
して宣言してきたとき、送信側はこれには対応できない
ので、送信側の都合により、受信側のメモリ受信で宣言
した1ラインの最少走査線時間能力より過剰なフィルが
挿入されることになる。それを図6及び図7を用いて説
明する。
【0023】図6は1ラインの画像データの構成を送信
側の1ラインの最少走査線時間よりも受信側の1ライン
の最少走査線時間の方が短い場合に送信側の最少走査線
時間に合せた説明図であり、また、図7は1ラインの画
像データの構成を送信側の1ラインの最少走査線時間よ
りも受信側の1ラインの最少走査線時間の方が短い場合
に受信側の最少走査線時間に合せた説明図である。
【0024】図6に示すように、送信側の1ラインの最
少走査線時間よりも受信側の1ラインの最少走査線時間
の方が能力がある場合には、通常、受信側で宣言された
1ラインの最少走査線時間で出力する能力がないから、
自己の能力に合せて送信側の1ラインの最少走査線時間
に合せるようにフィル及びEOLを付加する。即ち、図
6で示したAライン及びBラインの点線部分のフィルが
過剰となる。
【0025】したがって、無線で通信する場合の信頼性
を高めるには、図6で示したAライン及びBラインの点
線部分のフィルを削除し、ラインエラー率を低くして出
力する必要がある。
【0026】そこで、図7に示す送信側の1ラインの最
少走査線時間に合せる処理のフィル及びEOLの付加
を、受信側の1ラインの最少走査線時間に合せる処理が
必要となる。ラインデータ処理部10では、前述した受
信側の1ラインの最少走査線時間に合せる処理を行い、
適正なフィルの量に変換するものである。
【0027】次に、図1の第一実施例のファクシミリア
ダプタについて、その動作を説明する。
【0028】なお、交信の初期に、全体の制御を管理す
る主制御部8は、有線系ファクシミリプロトコル処理部
1及び無線系ファクシミリプロトコル処理部3から送信
側及び受信側のファクシミリ装置からその1ラインの最
少走査線時間の宣言を受信している。
【0029】有線系ファクシミリ装置から出力された画
像データを、有線系ファクシミリプロトコル処理部1を
介してから画像データ転送・フィル削除部2で受け取
る。そして、画像データ転送・フィル削除部2で処理し
た画像データを無線系ファクシミリプロトコル処理部3
へ転送する。
【0030】この際、画像データに付加したフィルを検
出するフィル検出部4は、有線系ファクシミリプロトコ
ル処理部1から転送される画像データを調べ、そこに存
在するフィルを検出する。1ラインの画像データは図3
に示す構成であるから、連続する“0”の数を数え、1
1個の“0”を検出すると、それ以後の“1”とあわせ
て、その1ラインの終了のEOLの検出も、EOL検出
部5で検出する。
【0031】フィル検出部4では、11個の“0”とそ
れ以後の“1”の間の“0”をフィルと見なすことにな
る。フィル検出部4はフィル検出中であることをEOL
検出部5と転送出力制御部7に伝える。
【0032】EOL検出部5はフィル検出中から初めて
の“1”を検出してEOL検出とし、1ラインデータカ
ウンタ部6にこれを通知する。1ラインデータカウンタ
部6はEOLとEOLの間のデータ量を画像データ転送
・フィル削除部2の転送にともなってカウントする。1
ラインデータカウンタ部6は最少走査線時間に該当する
データ量をカウントするとこれを転送出力制御部7に通
知する。転送出力制御部7はフィル検出部4のフィル検
出中で、かつ、1ラインデータカウンタ部6の最少走査
線時間分のデータ量の転送カウント済みの条件で画像デ
ータ転送・フィル削除部2にフィル削除指示を行い過剰
なフィルを削除する。
【0033】したがって、図6に示すように、1ライン
の画像データの構成を送信側の1ラインの最少走査線時
間よりも受信側の1ラインの最少走査線時間の方が短い
場合に、送信側の最少走査線時間に合せた画像データか
ら図7に示す受信側の最少走査線時間に合せた画像デー
タに変更し、無線により雑音の影響が受け易い領域にお
いても、ラインエラー率が低くなる。
【0034】第二実施例では、第一実施例の1ラインの
データのカウントを行う1ラインデータカウンタ部6
を、1ラインデータの搬送速度を計測する1ラインデー
タ時間計測部60としたものであるから、1ラインデー
タの時間計測動作は送出される1ラインの時間としてみ
ることができるから、EOL検出部5で検出されるEO
LとEOLの間の時間を計測すればよい。
【0035】このように、図1に示された実施例のファ
クシミリアダプタは、有線系ファクシミリ装置と無線装
置の間に介在し、プロトコル変換を行うファクシミリア
ダプタにおいて、前記有線系ファクシミリ装置から画像
データを受信する有線系ファクシミリプロトコル処理部
1と、前記無線装置を介して受信機側のファクシミリ装
置に画像データを送信する無線系ファクシミリプロトコ
ル処理部3と、前記有線系ファクシミリプロトコル処理
部1から出力された送信画像データに付加したフィルデ
ータを検出するフィル検出部4と、前記送信画像データ
の1ラインの終了を検出するEOL検出部5と、前記送
信画像データの1ラインのデータのカウントを行う1ラ
インデータカウンタ部6と、前記無線装置を介して1ラ
インのデータの転送出力を指示する転送出力制御部7
と、前記送信画像データを有線系ファクシミリプロトコ
ル処理部1から無線系ファクシミリプロトコル処理部3
へ転送すると同時に、過剰なフィルデータを前記転送出
力制御部7の指示に従って削除する画像データ転送・フ
ィル削除部2とを具備するものであり、これを請求項2
の実施例とすることができる。
【0036】したがって、有線系ファクシミリ装置と無
線装置の間に介在し、プロトコル変換を行うファクシミ
リアダプタにおいて、前記送信側の有線系ファクシミリ
装置が、受信側ファクシミリ装置が宣言した最少走査線
時間能力で画像データを送信することができないとき、
前記送信側の有線系ファクシミリ装置が宣言した最少走
査線時間以上に付加されてきた過剰なフィルデータを除
去し、受信側ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時
間の画像データとすることができ、冗長性のある送信側
の有線系ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間以
上に付加されてきた過剰なフィルデータを除去し、受信
側ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間の画像デ
ータとすることにより、不要なデータが削除され、実際
に送信される画像データ量が少なくなり、そのエラー率
が小さくなる。これにより、受信画像品質の向上及び通
信時間の短縮、通信費の削減等が図れる。
【0037】また、図2に示された実施例のファクシミ
リアダプタは、有線系ファクシミリ装置と無線装置の間
に介在し、プロトコル変換を行うファクシミリアダプタ
において、前記有線系ファクシミリ装置から画像データ
を受信する有線系ファクシミリプロトコル処理部1と、
前記無線装置を介して受信機側のファクシミリ装置に画
像データを送信する無線系ファクシミリプロトコル処理
部3と、前記有線系ファクシミリプロトコル処理部1か
ら出力された送信画像データに付加したフィルデータを
検出するフィル検出部4と、前記送信画像データの1ラ
インの終了を検出するEOL検出部5と、前記送信画像
データの1ラインデータの搬送時間を計測する1ライン
データ時間計測部60と、前記無線装置を介して1ライ
ンのデータの転送出力を指示する転送出力制御部7と、
前記送信画像データを有線系ファクシミリプロトコル処
理部1から無線系ファクシミリプロトコル処理部3へ転
送すると同時に、過剰なフィルを前記転送出力制御部7
の指示に従って削除する画像データ転送・フィル削除部
2とを具備するものであり、これを請求項3の実施例と
することができる。
【0038】したがって、第一実施例と同様に、有線系
ファクシミリ装置と無線装置の間に介在し、プロトコル
変換を行うファクシミリアダプタにおいて、前記送信側
の有線系ファクシミリ装置が、受信側ファクシミリ装置
が宣言した最少走査線時間能力で画像データを送信する
ことができないとき、前記送信側の有線系ファクシミリ
装置が宣言した最少走査線時間以上に付加されてきた過
剰なフィルデータを除去し、受信側ファクシミリ装置が
宣言した最少走査線時間の画像データとすることがで
き、冗長性のある送信側の有線系ファクシミリ装置が宣
言した最少走査線時間以上に付加されてきた過剰なフィ
ルデータを除去し、受信側ファクシミリ装置が宣言した
最少走査線時間の画像データとすることにより、不要な
データが削除され、実際に送信される画像データ量が少
なくなり、そのエラー率が小さくなる。これにより、受
信画像品質の向上及び通信時間の短縮、通信費の削減等
が図れる。
【0039】結果的に、上記各実施例のファクシミリア
ダプタは、有線系ファクシミリ装置と無線装置の間に介
在し、プロトコル変換を行うファクシミリアダプタにお
いて、前記送信側の有線系ファクシミリ装置が、受信側
ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間能力で画像
データを送信することができないとき、前記送信側の有
線系ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間以上に
付加されてきた過剰なフィルデータを除去し、受信側フ
ァクシミリ装置が宣言した最少走査線時間の画像データ
とするものであればよい。
【0040】このとき、冗長性のある送信側の有線系フ
ァクシミリ装置が宣言した最少走査線時間以上に付加さ
れてきた過剰なフィルデータを除去し、受信側ファクシ
ミリ装置が宣言した最少走査線時間の画像データとする
ことにより、不要なデータが削除され、実際に送信され
る画像データ量が少なくなり、そのエラー率が小さくな
る。これにより、受信画像品質の向上及び通信時間の短
縮、通信費の削減等が図れる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1のファクシミリ
アダプタは、有線系ファクシミリ装置と無線装置の間に
介在し、プロトコル変換を行うファクシミリアダプタに
おいて、前記送信側の有線系ファクシミリ装置が、受信
側ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間能力で画
像データを送信することができないとき、前記送信側の
有線系ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間以上
に付加されてきた過剰なフィルデータを除去し、受信側
ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間の画像デー
タとするものであるから、冗長性のある送信側の有線系
ファクシミリ装置が受信側のファクシミリ装置が宣言し
た最少走査線時間以上に付加されてきた過剰なフィルデ
ータを除去し、受信側ファクシミリ装置が宣言した最少
走査線時間の画像データとすることにより、不要なデー
タが削除され、実際に送信される画像データ量が少なく
なり、そのエラー率が小さくなる。これにより、受信画
像品質の向上及び通信時間の短縮、通信費の削減等が図
れる効果がある。
【0042】請求項2のファクシミリアダプタは、有線
系ファクシミリ装置から画像データを受信する有線系フ
ァクシミリプロトコル処理部と前記無線装置を介して受
信機側のファクシミリ装置に画像データを送信する無線
系ファクシミリプロトコル処理部との間に、有線系ファ
クシミリプロトコル処理部から無線系ファクシミリプロ
トコル処理部へ送信画像データを転送すると同時に、フ
ィル検出部とEOL検出部によってフィルデータとEO
Lを把握し、1ラインデータカウンタ部で1ラインのデ
ータのカウントを行い、転送出力制御部で1ラインのデ
ータの転送出力を指示し、これによって、送信側の有線
系ファクシミリ装置が受信側の有線系ファクシミリ装置
が宣言した最少走査線時間以上に付加した過剰なフィル
データを除去し、受信側ファクシミリ装置が宣言した最
少走査線時間の画像データとし、画像データをコンパク
ト化するものであるから、不要なデータが削除され、実
際に送信される画像データ量が少なくなり、そのエラー
率が小さくなる。これにより、受信画像品質の向上及び
通信時間の短縮、通信費の削減等が図れる効果がある。
【0043】請求項3のファクシミリアダプタは、請求
項2の1ラインのデータのカウントを行う1ラインデー
タカウンタ部を、1ラインデータの搬送時間を計測する
1ラインデータ時間計測部とし、1ラインデータの時間
計測動作は送出される1ラインの時間として計測するも
のであるから、請求項2の効果と同様に、送信側の有線
系ファクシミリ装置が受信側の有線系ファクシミリ装置
が宣言した最少走査線時間以上に付加した過剰なフィル
データを除去し、受信側ファクシミリ装置が宣言した最
少走査線時間の画像データとし、画像データをコンパク
ト化するものであるから、不要なデータが削除され、実
際に送信される画像データ量が少なくなり、そのエラー
率が小さくなる。これにより、受信画像品質の向上及び
通信時間の短縮、通信費の削減等が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第一実施例のファクシミリア
ダプタの全体構成を示す説明図である。
【図2】 図2は本発明の第二実施例のファクシミリア
ダプタの全体構成を示す説明図である。
【図3】 図3は1ラインの画像データの構成を示す説
明図である。
【図4】 図4は1ラインの画像データの構成を走査線
時間で表現した説明図である。
【図5】 図5は1ラインの画像データの構成を1ライ
ンの最少走査線時間として調整した説明図である。
【図6】 図6は1ラインの画像データの構成を送信側
の1ラインの最少走査線時間よりも受信側の1ラインの
最少走査線時間の方が短い場合に送信側の最少走査線時
間に合せた説明図である。
【図7】 図7は1ラインの画像データの構成を送信側
の1ラインの最少走査線時間よりも受信側の1ラインの
最少走査線時間の方が短い場合に受信側の最少走査線時
間に合せた説明図である。
【符号の説明】
1 有線系ファクシミリプロトコル処理部 2 画像データ転送・フィル削除部 3 無線系ファクシミリプロトコル処理部 4 フィル検出部 5 EOL(End of Line )検出部 6 1ラインデータカウンタ部 7 転送出力制御部 8 主制御部 10 ラインデータ処理部 60 1ラインデータ時間計測部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−334602(JP,A) 特開 平5−110747(JP,A) 特開 平4−43758(JP,A) 特開 平4−196967(JP,A) 特開 平2−87775(JP,A) 特表 平7−504309(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 101 H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線系ファクシミリ装置と無線装置の間
    に介在し、プロトコル変換を行うファクシミリアダプタ
    において、受信側ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間で前
    記送信側の有線系ファクシミリ装置が画像データを送信
    することができないとき、前記送信側の有線系ファクシ
    ミリ装置で前記受信側ファクシミリ装置が宣言した前記
    最少走査線時間以上となるように付加された過剰なフィ
    ルデータを、該ファクシミリアダプタにより除去し、
    信側ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間の画像
    データとすることを特徴とするファクシミリアダプタ。
  2. 【請求項2】 有線系ファクシミリ装置と無線装置の間
    に介在し、プロトコル変換を行うファクシミリアダプタ
    において、 前記有線系ファクシミリ装置から画像データを受信する
    有線系ファクシミリプロトコル処理部と、 前記無線装置を介して受信機側のファクシミリ装置に画
    像データを送信する無線系ファクシミリプロトコル処理
    部と、 前記有線系ファクシミリプロトコル処理部から出力され
    た送信画像データに付加したフィルデータを検出するフ
    ィル検出部と、 前記送信画像データの1ラインの終了を検出するEOL
    (End of Line )検出部と、 前記送信画像データの1ラインのデータのカウントを行
    う1ラインデータカウンタ部と、 前記無線装置を介して1ラインのデータの転送出力を指
    示する転送出力制御部と、 前記送信画像データを有線系ファクシミリプロトコル処
    理部から無線系ファクシミリプロトコル処理部へ転送す
    ると同時に、送信側の前記有線系ファクシミリ装置で受
    信側ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間以上と
    なるように付加された過剰なフィルデータを、前記転送
    出力制御部の指示に従って削除する画像データ転送・フ
    ィル削除部とを具備することを特徴とするファクシミリ
    アダプタ。
  3. 【請求項3】 有線系ファクシミリ装置と無線装置の間
    に介在し、プロトコル変換を行うファクシミリアダプタ
    において、 前記有線系ファクシミリ装置から画像データを受信する
    有線系ファクシミリプロトコル処理部と、 前記無線装置を介して受信機側のファクシミリ装置に画
    像データを送信する無線系ファクシミリプロトコル処理
    部と、 前記有線系ファクシミリプロトコル処理部から出力され
    た送信画像データに付加したフィルデータを検出するフ
    ィル検出部と、 前記送信画像データの1ラインの終了を検出するEOL
    (End of Line )検出部と、 前記送信画像データの1ラインデータの搬送時間を計測
    する1ラインデータ時間計測部と、 前記無線装置を介して1ラインのデータの転送出力を指
    示する転送出力制御部と、 前記送信画像データを有線系ファクシミリプロトコル処
    理部から無線系ファクシミリプロトコル処理部へ転送す
    ると同時に、送信側の前記有線系ファクシミリ装置で受
    信側ファクシミリ装置が宣言した最少走査線時間以上と
    なるように付加された過剰なフィルデータを、前記転送
    出力制御部の指示に従って削除する画像データ転送・フ
    ィル削除部とを具備することを特徴とするファクシミリ
    アダプタ。
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