JP3338179B2 - 液体式低粘性インキ筆記具のインキ流出制御筒 - Google Patents
液体式低粘性インキ筆記具のインキ流出制御筒Info
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- JP3338179B2 JP3338179B2 JP12197094A JP12197094A JP3338179B2 JP 3338179 B2 JP3338179 B2 JP 3338179B2 JP 12197094 A JP12197094 A JP 12197094A JP 12197094 A JP12197094 A JP 12197094A JP 3338179 B2 JP3338179 B2 JP 3338179B2
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- ink
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- outflow control
- styrene
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は低粘性インキ筆記具のイ
ンキ流出制御筒に関し、更に詳しくはインキ貯留部をも
つ液体式低粘性インキ筆記具のインキ流出制御筒に関す
る。
ンキ流出制御筒に関し、更に詳しくはインキ貯留部をも
つ液体式低粘性インキ筆記具のインキ流出制御筒に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】低粘性インキ筆記具、特に液体式のもの
では、インキは筆記に応じてインキ貯留部から筆記端に
供給されるが、その際使用されたインキの代わりにイン
キ貯留部内に外部から空気を導入し、圧力低下分を保証
しなければならない。また温度、気圧の変化によりイン
キ貯留部内の内圧が上昇すると過剰なインキが筆記端に
流出する。これらを防ぐために一般に液体式低粘性筆記
具ではインキ貯留部と筆記端との間にインキ保留部を持
つインキ流出制御筒を設置している。インキ流出制御筒
には狭幅なスリットが設けられており、筆記時にはスリ
ットを通してインキ貯留部に空気を送り、また静置時に
はインキの表面張力によりスリットにインキを導きイン
キ貯留部内に空気が入るのを防ぐ構造になっている。ま
たインキ貯留部の内圧が温度、気圧の変化などにより上
昇した場合にはインキを一時的にバイパスさせてインキ
の外部流出を防ぎ、インキ貯留部の内圧低下とともにイ
ンキ貯留部に復帰するよう構成されている。
では、インキは筆記に応じてインキ貯留部から筆記端に
供給されるが、その際使用されたインキの代わりにイン
キ貯留部内に外部から空気を導入し、圧力低下分を保証
しなければならない。また温度、気圧の変化によりイン
キ貯留部内の内圧が上昇すると過剰なインキが筆記端に
流出する。これらを防ぐために一般に液体式低粘性筆記
具ではインキ貯留部と筆記端との間にインキ保留部を持
つインキ流出制御筒を設置している。インキ流出制御筒
には狭幅なスリットが設けられており、筆記時にはスリ
ットを通してインキ貯留部に空気を送り、また静置時に
はインキの表面張力によりスリットにインキを導きイン
キ貯留部内に空気が入るのを防ぐ構造になっている。ま
たインキ貯留部の内圧が温度、気圧の変化などにより上
昇した場合にはインキを一時的にバイパスさせてインキ
の外部流出を防ぎ、インキ貯留部の内圧低下とともにイ
ンキ貯留部に復帰するよう構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら過度の衝
撃が与えられた場合、またわずかな振動が長期にわたり
繰り返し与えられた場合、従来のインキ流出制御筒に設
けられた狭幅なスリットよりインキが徐々にインキ保留
部にバイパスされ、延ては外部に流出するという欠点が
あった。これを防ぐには、インキ流出制御筒に設けられ
たスリットをインキが十分保持できるよう十分狭幅に設
定すれば良いがそうすると筆記時、インキ貯留部への空
気の供給が十分なされず筆跡にカスレ、息切れにつなが
る。また、インキ流出制御筒に使用される材質をインキ
の濡れがいい材質に変えればインキ保留部でのインキの
保持が確保されるが、従来使用されている帯電防止剤入
りのＡＢＳ樹脂でも十分な濡れが確保できなかった。
撃が与えられた場合、またわずかな振動が長期にわたり
繰り返し与えられた場合、従来のインキ流出制御筒に設
けられた狭幅なスリットよりインキが徐々にインキ保留
部にバイパスされ、延ては外部に流出するという欠点が
あった。これを防ぐには、インキ流出制御筒に設けられ
たスリットをインキが十分保持できるよう十分狭幅に設
定すれば良いがそうすると筆記時、インキ貯留部への空
気の供給が十分なされず筆跡にカスレ、息切れにつなが
る。また、インキ流出制御筒に使用される材質をインキ
の濡れがいい材質に変えればインキ保留部でのインキの
保持が確保されるが、従来使用されている帯電防止剤入
りのＡＢＳ樹脂でも十分な濡れが確保できなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、過度の衝撃が
与えられた場合、またわずかな振動が長期にわたり繰り
返し与えられた場合でもインキがインキ貯留部から外部
に流出するのを防止できるインキ流出制御筒を提供する
ものである。即ち、インキ貯留部と筆記端との間に設け
られたインキ流出制御筒を、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニル、アクリル・ブタジエン・スチレ
ン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体などの熱可
塑性樹脂、または、スチレン・エチレン・ブチレン・ス
チレンブロック共重合体などの熱可塑性エラストマー樹
脂に親水性部分がカルボン酸基、またはスルホン酸基で
あるアクリル酸、またはメタクリル酸のアルキルエステ
ルの重合体を主成分とする界面活性剤を０．０１〜１％
添加して成形することである。本発明において添加され
る界面活性剤の親水性部分としてはアクリル酸、メタク
リル酸、マレイン酸、イタコン酸、イタコン酸モノエス
テル、マレイン酸モノエステルなどであり、親油性部分
としては、スチレン、スチレン誘導体などである。
与えられた場合、またわずかな振動が長期にわたり繰り
返し与えられた場合でもインキがインキ貯留部から外部
に流出するのを防止できるインキ流出制御筒を提供する
ものである。即ち、インキ貯留部と筆記端との間に設け
られたインキ流出制御筒を、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニル、アクリル・ブタジエン・スチレ
ン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体などの熱可
塑性樹脂、または、スチレン・エチレン・ブチレン・ス
チレンブロック共重合体などの熱可塑性エラストマー樹
脂に親水性部分がカルボン酸基、またはスルホン酸基で
あるアクリル酸、またはメタクリル酸のアルキルエステ
ルの重合体を主成分とする界面活性剤を０．０１〜１％
添加して成形することである。本発明において添加され
る界面活性剤の親水性部分としてはアクリル酸、メタク
リル酸、マレイン酸、イタコン酸、イタコン酸モノエス
テル、マレイン酸モノエステルなどであり、親油性部分
としては、スチレン、スチレン誘導体などである。
【０００５】上記構成を持つので、成形時、添加された
水性部分がカルボン酸またはスルホン酸基であるアクリ
ル酸、またはメタクリル酸のアルキルエステルの共重合
体を主成分とする界面活性剤は、、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル・ブタジエン・
スチレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体など
の熱可塑性樹脂、または、スチレン・エチレン・ブチレ
ン・スチレンブロック共重合体などの熱可塑性エラスト
マー樹脂などとは相溶性がないため成形終了とともに成
形品表面にブリードし、親水性部分を外部に向けて配列
するため成形品表面の濡れ性が向上する。
水性部分がカルボン酸またはスルホン酸基であるアクリ
ル酸、またはメタクリル酸のアルキルエステルの共重合
体を主成分とする界面活性剤は、、ポリプロピレン、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル・ブタジエン・
スチレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体など
の熱可塑性樹脂、または、スチレン・エチレン・ブチレ
ン・スチレンブロック共重合体などの熱可塑性エラスト
マー樹脂などとは相溶性がないため成形終了とともに成
形品表面にブリードし、親水性部分を外部に向けて配列
するため成形品表面の濡れ性が向上する。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を水性ボールペンのインキ流出
制御筒で実施した例を詳細に説明する。 実施例−１ ダイアペットＡＢＳ（ＡＢＳ樹脂、 三菱レイヨン（株）） １００重量部 ジョンクリル７８ （スチレン−アクリル酸共重合物、 ０．２重量部 ジョンソン（株）） 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 比較例−１ ダイアペットＡＢＳ（ＡＢＳ樹脂、 三菱レイヨン（株）） １００重量部 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 実施例−２ ダイアペットＡＢＳ（ＡＢＳ樹脂、 三菱レイヨン（株）） １００重量部 ＳＭＡ１４４０Ｈ （スチレン−マレイン酸共重合物、 ＡＲＣＯ chemicai company） ０．２重量部 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 比較例−２ ダイアペットＡＢＳ（ＡＢＳ樹脂、 三菱レイヨン（株）） １００重量部 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 実施例−３ 三井ノーブレン （ＰＰ樹脂、 三井東圧化学（株）） １００重量部 ジョンクリル６２ （α−メチルスチレン−アクリル酸 ０．２重量部 共重合物ジョンソン（株）） 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 比較例−３ 三井ノーブレン （ＰＰ樹脂、 三井東圧化学（株）） １００重量部 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 実施例−４ エバフレックス４２０（三井・デュポンポリケミカル
（株）） ジョンクリル７８ （スチレン−アクリル酸共重合
物、ジョンソン（株）） 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 比較例−４ エバフレックス４２０（三井・デュポンポリケミカル
（株）） 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 実施例−５ デンカビニコン （ＰＶＣ樹脂、 電気化学工業（株）） １００重量部 ジョンクリル７８ （スチレン−アクリル酸共重合物、 ０．２重量部 ジョンソン（株）） 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 比較例−５ デンカビニコン （ＰＶＣ樹脂、 電気化学工業（株）） １００重量部 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。
制御筒で実施した例を詳細に説明する。 実施例−１ ダイアペットＡＢＳ（ＡＢＳ樹脂、 三菱レイヨン（株）） １００重量部 ジョンクリル７８ （スチレン−アクリル酸共重合物、 ０．２重量部 ジョンソン（株）） 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 比較例−１ ダイアペットＡＢＳ（ＡＢＳ樹脂、 三菱レイヨン（株）） １００重量部 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 実施例−２ ダイアペットＡＢＳ（ＡＢＳ樹脂、 三菱レイヨン（株）） １００重量部 ＳＭＡ１４４０Ｈ （スチレン−マレイン酸共重合物、 ＡＲＣＯ chemicai company） ０．２重量部 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 比較例−２ ダイアペットＡＢＳ（ＡＢＳ樹脂、 三菱レイヨン（株）） １００重量部 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 実施例−３ 三井ノーブレン （ＰＰ樹脂、 三井東圧化学（株）） １００重量部 ジョンクリル６２ （α−メチルスチレン−アクリル酸 ０．２重量部 共重合物ジョンソン（株）） 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 比較例−３ 三井ノーブレン （ＰＰ樹脂、 三井東圧化学（株）） １００重量部 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 実施例−４ エバフレックス４２０（三井・デュポンポリケミカル
（株）） ジョンクリル７８ （スチレン−アクリル酸共重合
物、ジョンソン（株）） 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 比較例−４ エバフレックス４２０（三井・デュポンポリケミカル
（株）） 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 実施例−５ デンカビニコン （ＰＶＣ樹脂、 電気化学工業（株）） １００重量部 ジョンクリル７８ （スチレン−アクリル酸共重合物、 ０．２重量部 ジョンソン（株）） 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。 比較例−５ デンカビニコン （ＰＶＣ樹脂、 電気化学工業（株）） １００重量部 上記組成で水性ボールペンのインキ流出制御筒を成形し
た。
【０００７】
【発明の効果】実施例１〜５、比較例１〜５で得られた
インキ流出制御筒を使用して、水性ボールペンを組み立
て、耐衝撃性試験、耐温度変化性試験を行った。耐衝撃
性試験、耐温度変化性試験の結果を表−１に示す。 ○〜×の３段階評価 耐衝撃性試験 水性ボールペンを適当な箱（ペンの全長＋２０ｍｍの長
さがあり、ペンが自由に動ける空間がある）に下向きに
いれて、シェイカー（振幅５０ｍｍ、１分間に１２０回
の上下動）で振動させ、３時間経過したときの、インキ
のペン体外部流出、インキ流出制御筒のインキ保留部へ
のオーバーフローの状態を見て評価する。 耐温度変化性試験 水性ボールペンにインキを１／３入れ、下向きにし、３
０分毎に３０℃の温度差を与え、繰り返し、２０回での
インキのペン体外流出、インキ流出制御筒のインキ保留
部へのオーバーフローの状態を見て評価する。以上説明
した如く本発明のインキ流出制御筒は耐衝撃性、耐温度
変化性に優れ、ペン体外部流出、インキ流出制御筒のイ
ンキ保留部への必要以上のオーバーフローを防げるもの
である。
インキ流出制御筒を使用して、水性ボールペンを組み立
て、耐衝撃性試験、耐温度変化性試験を行った。耐衝撃
性試験、耐温度変化性試験の結果を表−１に示す。 ○〜×の３段階評価 耐衝撃性試験 水性ボールペンを適当な箱（ペンの全長＋２０ｍｍの長
さがあり、ペンが自由に動ける空間がある）に下向きに
いれて、シェイカー（振幅５０ｍｍ、１分間に１２０回
の上下動）で振動させ、３時間経過したときの、インキ
のペン体外部流出、インキ流出制御筒のインキ保留部へ
のオーバーフローの状態を見て評価する。 耐温度変化性試験 水性ボールペンにインキを１／３入れ、下向きにし、３
０分毎に３０℃の温度差を与え、繰り返し、２０回での
インキのペン体外流出、インキ流出制御筒のインキ保留
部へのオーバーフローの状態を見て評価する。以上説明
した如く本発明のインキ流出制御筒は耐衝撃性、耐温度
変化性に優れ、ペン体外部流出、インキ流出制御筒のイ
ンキ保留部への必要以上のオーバーフローを防げるもの
である。
Claims (1)
- 【請求項１】 インキ貯留部と筆記端との間に設けられ
たインキ流出制御筒を、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル、アクリル・ブタジエン・スチレン
共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体などの熱可塑
性樹脂、または、スチレン・エチレン・ブチレン・スチ
レンブロック共重合体などの熱可塑性エラストマー樹脂
に親水性部分がカルボン酸基、またはスルホン酸基であ
るアクリル酸、またはメタクリル酸のアルキルエステル
の重合体を主成分とする界面活性剤を０．０１〜１％添
加して成形することを特徴とする液体式低粘性インキ筆
記具のインキ流出制御筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12197094A JP3338179B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 液体式低粘性インキ筆記具のインキ流出制御筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12197094A JP3338179B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 液体式低粘性インキ筆記具のインキ流出制御筒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07304293A JPH07304293A (ja) | 1995-11-21 |
| JP3338179B2 true JP3338179B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=14824380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12197094A Expired - Fee Related JP3338179B2 (ja) | 1994-05-11 | 1994-05-11 | 液体式低粘性インキ筆記具のインキ流出制御筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3338179B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8263713B2 (en) | 2009-10-13 | 2012-09-11 | Kraton Polymers U.S. Llc | Amine neutralized sulfonated block copolymers and method for making same |
| US8377514B2 (en) | 2008-05-09 | 2013-02-19 | Kraton Polymers Us Llc | Sulfonated block copolymer fluid composition for preparing membranes and membrane structures |
| US8445631B2 (en) | 2009-10-13 | 2013-05-21 | Kraton Polymers U.S. Llc | Metal-neutralized sulfonated block copolymers, process for making them and their use |
| US9365662B2 (en) | 2010-10-18 | 2016-06-14 | Kraton Polymers U.S. Llc | Method for producing a sulfonated block copolymer composition |
| US9394414B2 (en) | 2010-09-29 | 2016-07-19 | Kraton Polymers U.S. Llc | Elastic, moisture-vapor permeable films, their preparation and their use |
| US9429366B2 (en) | 2010-09-29 | 2016-08-30 | Kraton Polymers U.S. Llc | Energy recovery ventilation sulfonated block copolymer laminate membrane |
| US9861941B2 (en) | 2011-07-12 | 2018-01-09 | Kraton Polymers U.S. Llc | Modified sulfonated block copolymers and the preparation thereof |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4577892B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2010-11-10 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具 |
| KR20080108903A (ko) * | 2007-06-11 | 2008-12-16 | 미크로 가부시키가이샤 | 직액식 필기구 |
-
1994
- 1994-05-11 JP JP12197094A patent/JP3338179B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8377514B2 (en) | 2008-05-09 | 2013-02-19 | Kraton Polymers Us Llc | Sulfonated block copolymer fluid composition for preparing membranes and membrane structures |
| US8263713B2 (en) | 2009-10-13 | 2012-09-11 | Kraton Polymers U.S. Llc | Amine neutralized sulfonated block copolymers and method for making same |
| US8445631B2 (en) | 2009-10-13 | 2013-05-21 | Kraton Polymers U.S. Llc | Metal-neutralized sulfonated block copolymers, process for making them and their use |
| US9394414B2 (en) | 2010-09-29 | 2016-07-19 | Kraton Polymers U.S. Llc | Elastic, moisture-vapor permeable films, their preparation and their use |
| US9429366B2 (en) | 2010-09-29 | 2016-08-30 | Kraton Polymers U.S. Llc | Energy recovery ventilation sulfonated block copolymer laminate membrane |
| US9365662B2 (en) | 2010-10-18 | 2016-06-14 | Kraton Polymers U.S. Llc | Method for producing a sulfonated block copolymer composition |
| US9861941B2 (en) | 2011-07-12 | 2018-01-09 | Kraton Polymers U.S. Llc | Modified sulfonated block copolymers and the preparation thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07304293A (ja) | 1995-11-21 |
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Legal Events
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