JP3337956B2 - ゲーム装置の噴霧ガス表示装置及び噴霧ガスの表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ゲーム装置の噴霧ガス表示装置及び噴霧ガスの表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JP3337956B2
JP3337956B2 JP27778497A JP27778497A JP3337956B2 JP 3337956 B2 JP3337956 B2 JP 3337956B2 JP 27778497 A JP27778497 A JP 27778497A JP 27778497 A JP27778497 A JP 27778497A JP 3337956 B2 JP3337956 B2 JP 3337956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
display
spray
control means
display element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27778497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11114219A (ja
Inventor
満 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konami Corp
Original Assignee
Konami Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konami Corp filed Critical Konami Corp
Priority to JP27778497A priority Critical patent/JP3337956B2/ja
Publication of JPH11114219A publication Critical patent/JPH11114219A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3337956B2 publication Critical patent/JP3337956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/60Methods for processing data by generating or executing the game program
    • A63F2300/66Methods for processing data by generating or executing the game program for rendering three dimensional images
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/60Methods for processing data by generating or executing the game program
    • A63F2300/66Methods for processing data by generating or executing the game program for rendering three dimensional images
    • A63F2300/663Methods for processing data by generating or executing the game program for rendering three dimensional images for simulating liquid objects, e.g. water, gas, fog, snow, clouds

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊戯者の操作に応
じて噴射される霧状のガス塊をモニタに好適に表示する
ゲーム装置の噴霧ガス表示装置及び噴霧ガスの表示プロ
グラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】スプレー
などをモニタに表示し、遊戯者の操作に応じて霧状のガ
ス塊をスプレーの噴射口から噴射するようにしたゲーム
装置が考えられる。この場合には、拡散するガス塊をリ
アルに表示することが求められる。
【0003】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
遊戯者の操作に応じて噴射される霧状のガス塊をモニタ
に好適に表示することが可能なゲーム装置の噴霧ガス表
示装置を提供することを目的とする。
【0004】また、本発明は、遊戯者の操作に応じて噴
射される霧状のガス塊をモニタに好適に表示する表示プ
ログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
モニタにガス噴射口を有する表示キャラクタを表示する
と共に前記ガス噴射口から噴射される霧状のガス塊を表
示する表示制御手段を備えたゲーム装置の噴霧ガス表示
装置であって、上記ガス塊を複数の表示素の集合として
構成し、その複数の表示素の中心点を第1初速度で上記
ガス噴射口から噴射された向きに移動させることにより
上記ガス塊を噴射させるガス塊制御手段と、上記ガス塊
の噴射時にそれぞれ所定数の表示素から構成される複数
の表示素群をそれぞれ所定の初速度で上記中心点に対し
て相対的に拡散する方向に移動させる表示素制御手段と
を備えたことを特徴とするものである。
【0006】この構成によれば、表示制御手段によっ
て、モニタにガス噴射口を有する表示キャラクタが表示
されると共に上記ガス噴射口から噴射される霧状のガス
塊が表示される。そして、複数の表示素の集合として構
成されるガス塊が第1初速度でガス噴射口から噴射され
た向きに噴射され、ガス塊の噴射時に表示素群がそれぞ
れ所定の初速度で複数の表示素の中心点に対して相対的
に拡散することにより、ガス塊が噴射された方向に移動
しつつ拡散していくこととなり、これによってガス塊の
噴射がリアルに表示されることとなる。また、所定数の
表示素で構成される表示素群毎に、表示素の移動が制御
されることにより、制御対象となる表示素の数が減少す
ることとなり、これによって表示素の制御が短時間で容
易に行われることとなる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のゲ
ーム装置の噴霧ガス表示装置において、上記表示素制御
手段は、上記表示素群の初速度をそれぞれランダムに設
定するものである。この構成によれば、表示素群の初速
度がそれぞれランダムに設定されることにより、ガス塊
の噴射毎にガス塊の拡散度合いが異なることとなり、こ
れによってガス塊の噴射のリアル性が増すこととなる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のゲーム装置の噴霧ガス表示装置において、上記表示
素制御手段は、上記表示素群の拡散方向をそれぞれラン
ダムに設定するものである。この構成によれば、表示素
群の拡散方向がそれぞれランダムに設定されることによ
り、ガス塊の噴射毎にガス塊の形状が異なることとな
り、これによってガス塊の噴射のリアル性が増すことと
なる。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載のゲーム装置の噴霧ガス表示装置におい
て、上記ガス塊制御手段は、更に、上記第1初速度で移
動した上記中心点を減速させるもので、上記表示素制御
手段は、更に、上記所定の初速度で拡散する上記表示素
群をそれぞれ減速させるものである(請求項5)。
【0010】この構成によれば、第1初速度で移動した
上記中心点が減速し、所定の初速度で拡散する表示素群
がそれぞれ減速することにより、空気抵抗によってガス
塊が減速する状態が疑似的に表わされることとなり、こ
れによってガス塊の噴射のリアル性が増すこととなる。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項2〜5のい
ずれかに記載のゲーム装置の噴霧ガス表示装置におい
て、上記ガス塊の噴射時から所定時間が経過するとモニ
タに表示されている上記表示素を消去するモニタ表示制
御手段を備えたものである。この構成によれば、ガス塊
の噴射時から所定時間が経過するとモニタに表示されて
いる表示素が消去されることにより、ガス塊が所定時間
で消えることとなり、これによってガス塊の噴射のリア
ル性が増すこととなる。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項2〜6のい
ずれかに記載のゲーム装置の噴霧ガス表示装置におい
て、外部から操作され、上記噴射口の向きを変更するた
めの操作手段と、外部から操作され、上記ガス塊の噴射
を指示するための指示手段とを備えたものである。この
構成によれば、噴射口の向きが変更され、ガス塊の噴射
が指示されることにより、遊戯者による外部からの操作
に応じた向き及びタイミングでガス塊の噴射が行われる
こととなる。
【0013】また、請求項7記載の発明は、モニタにガ
ス噴射口を有する表示キャラクタを表示すると共に上記
ガス噴射口から噴射される霧状のガス塊を表示する噴霧
ガスの表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取
り可能な記録媒体であって、コンピュータを、複数の表
示素の集合として構成されたガス塊の上記複数の表示素
の中心点を第1初速度で上記ガス噴射口から噴射された
向きに移動させることにより上記ガス塊を噴射させるガ
ス塊制御手段と、上記ガス塊の噴射時にそれぞれ所定数
の表示素から構成される複数の表示素群をそれぞれ所定
の初速度で上記中心点に対して相対的に拡散する方向に
移動させる表示素制御手段として機能させるための噴霧
ガスの表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取
り可能な記録媒体である。
【0014】この構成によれば、請求項1と同様の作用
が行われ、これによってガス塊の噴射がリアルに表示さ
れることとなる。また、記録媒体として、CD−RO
M、光ディスク、メモリカードやフロッピーディスクな
どの可搬性記録媒体で構成することにより、ゲームプロ
グラムの交換や更新を行うのが容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】まず、図5を用いて、本発明に係
るゲーム装置の噴霧ガス表示装置が適用されるゲーム装
置の一実施形態の構成について説明する。図5は同実施
形態の外観を示す斜視図である。
【0016】このゲーム装置は、2人の遊戯者がゲーム
成績を互いに競いあうことが可能なもので、中央正面に
配設されたモニタ1と、このモニタ1に向かって左右に
並んで配設された第1操作部2及び第2操作部3と、こ
の第1操作部2と第2操作部3の間に配設されたコイン
を投入するためのコイン投入口4と、このコイン投入口
4の下方に配設されたゲーム開始を指示するためのスタ
ートスイッチ5とを備えている。
【0017】モニタ1は、CRT、LCD又はビデオプ
ロジェクタ等からなり、ゲーム画像を表示するもので、
解像度が例えば1024×768ドットになっている。
【0018】第1操作部2は、遊戯者の操作し易い位置
に配設されたハンドル21と、ハンドル21の中心近傍
に配設された発射ボタン22と、床に配設されたペダル
23とを備えている。
【0019】ハンドル21は、静止位置から反時計回り
に90°、時計回りに90°だけ回転可能で、回転した位置
で手を離すと、ばねの作用によって元の静止位置に復帰
するように構成されており、回転角度に対応する操作信
号が後述するCPU9(図1参照)に送出されるように
なっている。
【0020】発射ボタン22は、静止位置から押込み可
能で、押し込んだ位置で手を離すと、ばねの作用によっ
て元の静止位置に復帰するように構成されており、押込
み位置のときはオン信号、それ以外の位置のときはオフ
信号がCPU9(図1)に送出されるようになってい
る。
【0021】ペダル23は、静止位置から踏み込み可能
で、踏み込んだ位置で足を離すとばねの作用によって元
の静止位置に復帰するように構成されており、踏み込み
度合いに対応する操作信号がCPU9(図1)に送出さ
れるようになっている。
【0022】なお、第2操作部3も全く同様の構成で、
ハンドル31、発射ボタン32及びペダル33を備えて
いる。
【0023】図1は本実施形態の制御系の電気的構成を
示すブロック図、図2は本ゲーム装置で行われるゲーム
の一画面を示す図、図3(a)(b)(c)は本実施形
態によりモニタ1に表示される噴霧ガスを示す図であ
る。
【0024】この制御系は、モニタ1、第1、第2操作
部2,3、スタートスイッチ5、コイン検出部6、RO
M7、RAM8及びCPU9から構成されている。
【0025】スタートスイッチ5は遊戯者が操作するも
ので、このスタートスイッチ5が遊戯者によって押され
ると、その旨のスイッチ信号がCPU9に送出されるよ
うになっている。コイン検出部6は、コイン投入口4
(図5)に投入されたコインを検出するもので、検出信
号はCPU9に送出される。ROM7には、ゲームプロ
グラムが格納されている。RAM8は、データなどを一
時的に保管するものである。
【0026】CPU9は、ROM7に記憶されているゲ
ームプログラムにしたがってモニタ1にゲーム画面を表
示するものである。
【0027】本ゲームは、図2に示すように、スプレー
11の向き及びそのスプレーボタン12を操作すること
により、床を走り回るゴキブリに向けてスプレー11の
噴射口から噴霧ガス13を噴射するもので、噴霧ガス1
3に接触したゴキブリは消去され、所定時間内の消去数
を競うものである。ゴキブリの移動はCPU9によって
制御され、本ゲーム装置では十数匹のゴキブリが設定さ
れている。
【0028】そして、消去されたゴキブリの数がカウン
トされて、図2に示すように、第1操作部2によるカウ
ント結果が画面の左上隅に、第2操作部3によるカウン
ト結果が画面の右上隅に表示されるとともに、残り時間
が画面中央の上辺部に表示されるようになっている。
【0029】図1に戻り、CPU9は、コイン検出部6
から送出される検出信号の有無によってコイン投入口4
(図5)にコインが投入されたかどうかを判別するとと
もに、スタートスイッチ5からのスイッチ信号の有無に
よって、遊戯者によりスタートスイッチ5が押されたか
どうかを判別する。
【0030】また、CPU9は、図1に示すように、機
能ブロックとして、スプレー移動制御手段91、発射ボ
タン判別手段92、噴霧ガス中心点制御手段93、ガス
パーツ制御手段94及び表示制御手段95を備え、後述
するような手順で、スプレー11(図2参照)の噴射口
から噴射される噴霧ガスをモニタ1に表示するととも
に、噴霧ガスの噴射時から所定時間(本実施形態では、
例えば0.5秒)が経過すると噴霧ガスを消去し、全設定
データを初期化するものである。
【0031】一般に、ガス塊は無数の粒状の液体の集合
で表わされるが、本実施形態では、図3(a)に示すよ
うに、約32×32ドット(表示素)の雲状のガス(表示素
群)を1要素(以下、「ガスパーツ」という。)とみな
し、ガス塊の拡散による移動の制御は、各ドット毎に行
うのではなく、ガスパーツ毎に行っている。
【0032】このように、ガスパーツを制御することに
よって、制御対象の数を大幅に減少させ、これによって
短時間で表示処理を行うことを可能にしている。
【0033】一方、噴霧ガスは、スプレー11の噴射口
の向きに噴射され、噴霧ガス全体の移動は、所定の点
(以下、「中心点」という。)を噴射された向きに予め
設定された初速度及び減速曲線に基づいて移動させるこ
とにより制御している。
【0034】そして、数個〜数十個(本実施形態では、
例えば30個)のガスパーツが、後述するように、中心点
からそれぞれランダムに設定された向き及び初速度で進
み、予め設定された減速曲線に基づいて減速して消え
る。
【0035】このように、噴霧ガスの中心点の移動は一
定の初速度及び減速曲線に基づいて行われるが、各ガス
パーツの移動は、その初速度及び向きがランダムに設定
されるため、噴霧ガスを噴射する度に、その噴霧ガス全
体の形状及び拡散状態は異なることとなる。これによっ
て、ガス状の物体が噴霧される現象をリアルに表示する
ことができる。
【0036】そして、スプレー11のスプレーボタン1
2が押された噴射直後は、図3(b)に示すように高密
度の状態の噴霧ガス13が表示され、噴射時点から時間
が経過すると、図3(c)に示すように拡散した状態の
噴霧ガス13が表示される。
【0037】図1に戻って、スプレー移動制御手段91
は、スプレー11(図2)の移動を制御するもので、ス
プレー11を所定の速度で前進移動させるとともに、ハ
ンドル21,31の回転方向に応じて、その移動方向を
変化させるものである。例えば、ハンドル21,31を
時計回りに90°回転させた状態では、スプレー11は時
計回りに所定の半径で回転するようになっている。
【0038】発射ボタン判別手段92は、発射ボタン2
2,32からのオン信号に基づいて発射ボタン22,3
2が押されたことを判別するもので、発射ボタン22,
32が押されるとスプレーボタン12(図2)が押され
たと判別する。
【0039】噴霧ガス中心点制御手段93は、スプレー
11の噴射口から噴射される噴霧ガスの中心点の移動を
制御するガス塊制御手段として機能するもので、以下の
〜に示す機能を備える。
【0040】スプレー移動制御手段91のデータに基
づき、中心点の座標の初期値をスプレー11の噴射口に
セットするとともに、その移動する向きをスプレー11
の向きにセットする。
【0041】中心点の初速度を予め設定された設定値
(本実施形態では、例えば3ドット/フレーム)にセッ
トする。
【0042】予め設定された減速曲線(本実施形態で
は、例えば約12%/フレーム)に基づいて、中心点を減
速させる。
【0043】セットされた中心点の座標の初期値、移
動する向き、初速度及び減速曲線に基づいて、移動する
噴霧ガスの中心点の座標を算出する。
【0044】ガスパーツ制御手段94は、噴霧ガスの中
心点に対する相対座標に基づいてガスパーツの移動を制
御する表示素制御手段として機能するもので、以下の
〜に示す機能を備える。
【0045】噴霧ガスの中心点に対する相対座標の初
期値を原点(0,0)にセットする。
【0046】その移動する向きを360°方向から予め
設定された乱数表等に基づいてランダムにセットする。
【0047】その初速度を予め設定された範囲(本実
施形態では、例えば0.5〜2.5ドット/フレーム)内から
乱数表等に基づいてランダムにセットする。
【0048】予め設定された減速曲線(本実施形態で
は、例えばガスパーツの生成時、すなわち発射ボタンが
押された時点から0.2秒で急激に減速させる)に基づい
て、ガスパーツを減速させる。
【0049】セットされた移動の向き、初速度及び設
定された減速曲線に基づいて、噴霧ガスの中心点に対す
る相対座標を算出する。
【0050】表示制御手段95は、モニタ1の画面表示
を制御するもので、以下の〜に示す機能を備える。
【0051】ゲームプログラムにしたがって移動する
ゴキブリを表示する。
【0052】スプレー移動制御手段91のデータに基
づいてスプレーを表示する。
【0053】噴霧ガス中心点制御手段93により算出
された中心点の座標及びガスパーツ制御手段94により
算出されたガスパーツの中心点に対する相対座標に基づ
いてガスパーツを表示する。
【0054】次に、図1を参照しながら、図4に従って
噴霧ガスの表示手順について説明する。図4は同手順を
表わすサブルーチンのフローチャートである。なお、こ
こでは遊戯者により第1操作部2が操作されているもの
とする。
【0055】このサブルーチンは、モニタ1の走査に合
わせて1フレーム毎、すなわち1/60秒毎に実行され
る。
【0056】まず、噴霧ガスが存在するかどうかが判別
され(ステップST100)、存在していなければ(ス
テップST100でNO)、ステップST110に進
み、存在していれば(ステップST100でYES)、
ステップST190に進む。
【0057】このサブルーチンが最初に実行されたとき
は、未だ噴霧ガスが存在していないのでステップST1
10に進む。次いで、発射ボタン21が押されたかどう
かが判別され、押されていなければ(ステップST11
0でNO)、このサブルーチンを終了する。
【0058】一方、発射ボタン21が押されていれば
(ステップST110でYES)、ガスパーツの座標、
すなわち中心点との相対座標が原点にセットされ(ステ
ップST120)、移動する向きが360°方向の内から
ランダムにセットされ(ステップST130)、初速度
が設定範囲内でランダムにセットされる(ステップST
140)。
【0059】次いで、30個のガスパーツのセットが完
了したかどうかが判別され(ステップST150)、未
だであれば(ステップST150でNO)、ステップS
T120に戻って、更にガスパーツの各データのセット
が継続される。
【0060】一方、30個のガスパーツのセットが完了
していれば(ステップST150でYES)、噴霧ガス
の中心点の座標がスプレーの噴射口の位置にセットされ
(ステップST160)、噴霧ガスの中心点の移動する
向きが発射ボタン21が押されたときのスプレーの向き
にセットされ(ステップST170)、噴霧ガスの中心
点の初速度が設定値にセットされて(ステップST18
0)、このサブルーチンが終了する。
【0061】このように、ステップST120〜ST1
80が実行されることによって、噴霧ガスが形成される
こととなる。
【0062】次に、1/60秒後にこのサブルーチンが実
行されると、最初のときと同様に、噴霧ガスが存在する
かどうかが判別される(ステップST100)。
【0063】ここでは噴霧ガスが既に存在しているので
ステップST190に進み、ステップST120〜ST
140においてセットされたデータに従ってガスパーツ
が移動する。次いで、予め設定された減速曲線に基づい
てガスパーツの減速計算が行われ(ステップST20
0)、次いで、30個のガスパーツのセットが完了した
かどうかが判別され(ステップST210)、未だであ
れば(ステップST210でNO)、更にガスパーツの
移動及び減速計算が行われる(ステップST190,S
T200)。
【0064】一方、30個のガスパーツの移動及び減速
計算が完了していれば(ステップST210でYE
S)、ステップST160〜ST180においてセット
されたデータに従って噴霧ガスの中心点が移動する(ス
テップST220)。次いで、予め設定された減速曲線
に基づいて中心点の減速計算が行われる(ステップST
230)。
【0065】次いで、噴霧ガスの中心点からのガスパー
ツの相対座標が算出され、これに基づいてガスパーツが
表示され(ステップST240)、次いで、30個のガ
スパーツの算出及び表示が完了したかどうかが判別され
(ステップST250)、未だであれば(ステップST
250でNO)、更にガスパーツの算出及び表示が行わ
れる(ステップST240)。
【0066】一方、30個のガスパーツの算出及び表示
が完了していれば(ステップST250でYES)、発
射ボタン21が押された時点から0.5秒が経過したかど
うかが判別され(ステップST260)、0.5秒が経過
していなければ(ステップST260でNO)、このサ
ブルーチンを終了する。
【0067】一方、発射ボタン21が押された時点から
0.5秒が経過していれば(ステップST260でYE
S)、終了処理が行われ、モニタ1に表示されているガ
スパーツが消去されるとともに、各パラメータが初期化
されて(ステップST270)、このサブルーチンを終
了する。
【0068】なお、本発明は、上記実施形態に限られ
ず、以下の変形形態(1)〜(3)を採用することがで
きる。
【0069】(1)図1において、スプレー移動制御手
段91は、ペダル23,33が踏み込まれると、スプレ
ー11(図2参照)の移動速度を上昇させるようにして
もよい。この形態によれば、ゲーム操作の幅が広がり、
これによって更にゲームを面白くすることができる。
【0070】(2)上記実施形態では、各ガスパーツ
は、予め設定された同一の減速曲線に基づいて減速する
ようにしているが、これに代えて、予め複数の減速曲線
を設定しておき、ランダムに選択された減速曲線に基づ
いて各ガスパーツを減速させるようにしてもよい。この
形態によれば、更に変化に富んだゲームにすることがで
きる。
【0071】(3)ROM7は、CD−ROM、光ディ
スク、メモリカードやフロッピーディスクなどの可搬性
記録媒体で構成するようにしてもよい。これによって、
ゲームプログラムの交換や更新を容易に行うことができ
る。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ガス塊を複数の表示素の集合として構成
し、その複数の表示素の中心点を第1初速度で上記ガス
噴射口から噴射された向きに移動させることにより上記
ガス塊を噴射させるガス塊制御手段と、上記ガス塊の噴
射時にそれぞれ所定数の表示素から構成される複数の表
示素群をそれぞれ所定の初速度で上記中心点に対して相
対的に拡散する方向に移動させる表示素制御手段とを備
えた構成としたので、ガス塊が噴射された方向に移動し
つつ拡散していくこととなり、これによってガス塊の噴
射をリアルに表示することができる。
【0073】また、所定数の表示素で構成される表示素
群毎に、表示素の移動を制御することにより、制御対象
となる表示素の数を減少させることができ、これによっ
て表示素の制御を短時間で容易に行うことができる。
【0074】請求項2記載の発明によれば、表示素群の
初速度をそれぞれランダムに設定することにより、ガス
塊の噴射毎にガス塊の拡散度合いを異ならせることがで
き、これによってガス塊の噴射のリアル性を増すことが
できる。
【0075】請求項3記載の発明によれば、表示素群の
拡散方向をそれぞれランダムに設定することにより、ガ
ス塊の噴射毎にガス塊の形状が異ならせることができ、
これによってガス塊の噴射のリアル性を増すことができ
る。
【0076】請求項4記載の発明によれば、第1初速度
で移動した上記中心点を減速させ、所定の初速度で拡散
する表示素群をそれぞれ減速させることにより、空気抵
抗によってガス塊が減速する状態が疑似的に表わされる
ことができ、これによってガス塊の噴射のリアル性を増
すことができる。
【0077】請求項5記載の発明によれば、ガス塊の噴
射時から所定時間が経過するとモニタに表示されている
表示素を消去することにより、ガス塊が所定時間で消え
ることとなり、これによってガス塊の噴射のリアル性を
増すことができる。
【0078】請求項6記載の発明によれば、噴射口の向
きを変更可能にし、ガス塊の噴射を指示可能にすること
により、遊戯者による外部からの操作に応じた向き及び
タイミングでガス塊の噴射を行うことができ、これによ
ってゲームの操作性を向上することができる。
【0079】請求項7記載の発明によれば、ガス塊の噴
射をリアルに表示することができる。また、所定数の表
示素で構成される表示素群毎に、表示素の移動を制御す
ることにより、制御対象となる表示素の数を減少させる
ことができ、これによって表示素の制御を短時間で容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゲーム装置の噴霧ガス表示装置が
適用されるゲーム装置の一実施形態の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図2】本ゲーム装置で行われるゲームの一画面を示す
図である。
【図3】(a)(b)(c)は本実施形態によりモニタ
に表示される噴霧ガスを示す図である。
【図4】噴霧ガスの表示手順を表わすサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図5】本実施形態の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 モニタ 2 第1操作部 21 ハンドル 22 発射ボタン 23 ペダル 3 第2操作部 31 ハンドル 32 発射ボタン 33 ペダル 4 コイン投入口 5 スタートスイッチ 7 ROM 8 RAM 9 CPU 91 スプレー移動制御手段 92 発射ボタン判別手段 93 噴霧ガス中心点制御手段 94 ガスパーツ制御手段 95 表示制御手段

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニタにガス噴射口を有する表示キャラ
    クタを表示すると共に上記ガス噴射口から噴射される霧
    状のガス塊を表示する表示制御手段を備えたゲーム装置
    の噴霧ガス表示装置であって、上記ガス塊複数の表示
    素の集合として構成、上記複数の表示素の中心点を第
    1初速度で上記ガス噴射口から噴射された向きに移動さ
    せることにより上記ガス塊を噴射させるガス塊制御手段
    と、上記ガス塊の噴射時にそれぞれ所定数の表示素から
    構成される複数の表示素群をそれぞれ所定の初速度で上
    記中心点に対して相対的に拡散する方向に移動させる表
    示素制御手段とを備えたことを特徴とするゲーム装置の
    噴霧ガス表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載のゲーム装置の噴霧ガス表
    示装置において、上記表示素制御手段は、上記表示素群
    の初速度をそれぞれランダムに設定するものであること
    を特徴とするゲーム装置の噴霧ガス表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項又は記載のゲーム装置の噴霧
    ガス表示装置において、上記表示素制御手段は、上記表
    示素群の拡散方向をそれぞれランダムに設定するもので
    あることを特徴とするゲーム装置の噴霧ガス表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項のいずれかに記載のゲーム
    装置の噴霧ガス表示装置において、上記ガス塊制御手段
    は、更に、上記第1初速度で移動した上記中心点を減速
    させるもので、上記表示素制御手段は、更に、上記所定
    の初速度で拡散する上記表示素をそれぞれ減速させる
    ものであることを特徴とするゲーム装置の噴霧ガス表示
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項のいずれかに記載のゲーム
    装置の噴霧ガス表示装置において、上記ガス塊の噴射時
    から所定時間が経過するとモニタに表示されている上記
    表示素を消去するモニタ表示制御手段を備えたことを特
    徴とするゲーム装置の噴霧ガス表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項のいずれかに記載のゲーム
    装置の噴霧ガス表示装置において、外部から操作され、
    上記噴射口の向きを変更するための操作手段と、外部か
    ら操作され、上記ガス塊の噴射を指示するための指示手
    段とを備えたことを特徴とするゲーム装置の噴霧ガス表
    示装置。
  7. 【請求項7】 モニタにガス噴射口を有する表示キャラ
    クタを表示すると共に上記ガス噴射口から噴射される霧
    状のガス塊を表示する噴霧ガスの表示プログラムが記録
    されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    コンピュータを、複数の表示素の集合として構成された
    ガス塊上記複数の表示素の中心点を第1初速度で上記
    ガス噴射口から噴射された向きに移動させることにより
    上記ガス塊を噴射させるガス塊制御手段と、上記ガス塊
    の噴射時にそれぞれ所定の表示素から構成される複数
    の表示素群をそれぞれ所定の初速度で上記中心点に対し
    て相対的に拡散する方向に移動させる表示素制御手段と
    して機能させるための噴霧ガスの表示プログラムが記録
    されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP27778497A 1997-10-09 1997-10-09 ゲーム装置の噴霧ガス表示装置及び噴霧ガスの表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Expired - Fee Related JP3337956B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27778497A JP3337956B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 ゲーム装置の噴霧ガス表示装置及び噴霧ガスの表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27778497A JP3337956B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 ゲーム装置の噴霧ガス表示装置及び噴霧ガスの表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11114219A JPH11114219A (ja) 1999-04-27
JP3337956B2 true JP3337956B2 (ja) 2002-10-28

Family

ID=17588263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27778497A Expired - Fee Related JP3337956B2 (ja) 1997-10-09 1997-10-09 ゲーム装置の噴霧ガス表示装置及び噴霧ガスの表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3337956B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5333848B2 (ja) * 2009-06-19 2013-11-06 株式会社セガ ゲーム装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11114219A (ja) 1999-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6877249B2 (ja) 操作ジェスチャの入力中に,及び,仮想装置の操作に関連して,複雑な触覚刺激を提供するシステム及び方法
US8012003B2 (en) Baseball videogame having pitching meter, hero mode and user customization features
US5435554A (en) Baseball simulation system
US8419538B2 (en) Storage medium storing game program, game apparatus and game control method
KR100591650B1 (ko) 게임 진행 제어 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한기록 매체, 서버 및 게임 진행 제어 방법
US6139433A (en) Video game system and method with enhanced three-dimensional character and background control due to environmental conditions
US6155926A (en) Video game system and method with enhanced three-dimensional character and background control
JP3910890B2 (ja) ゲームシステム、プログラム及び情報記憶媒体
JP3709491B2 (ja) 画像処理方法及びゲーム装置
US6322444B1 (en) Video game with displayed bar for indicating target position
WO1995013850A1 (fr) Dispositif de chargement virtuel de balles pour machine de jeu a pistolets
US6881149B2 (en) Entertainment system, entertainment apparatus, recording medium, and program
US20010016511A1 (en) Entertainment system, entertainment apparatus, recording medium, and program
US20080200223A1 (en) Game program, game device, and game method
JP2002224441A (ja) ゲーム進行制御プログラム、ゲーム用サーバ及びゲーム進行制御方法
US12023587B2 (en) Storage medium, information processing system, information processing apparatus, and game processing method
KR101131882B1 (ko) 게임 장치, 게임 제어 방법, 게임 제어 프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록 매체
JP2009276829A (ja) 情報処理プログラムおよび情報処理装置
KR19990062555A (ko) 게임장치
JPH1190043A (ja) ビデオゲーム
JP3337956B2 (ja) ゲーム装置の噴霧ガス表示装置及び噴霧ガスの表示プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2002200231A (ja) パチンコ遊戯機
JP2000020749A (ja) 表示制御装置、表示制御方法および表示を制御するためのプログラムを記録した記録媒体並びにゲーム機
US20070197286A1 (en) Storage medium storing game program and game apparatus
WO2007135867A1 (ja) ゲームプログラム、ゲーム装置及びゲーム制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020723

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100809

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110809

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees