JP3336850B2 - 異なる被印刷体への画像形成における色材量変換方法 - Google Patents

異なる被印刷体への画像形成における色材量変換方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー印刷機、カ
ラープリンター等の多色画像形成装置または多色画像形
成装置間において、被印刷体の色彩値が異なっていても
同様な色彩を与える色材量の変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラープリンターが多種類使用さ
れるようになり、印刷とカラープリンター間、または、
様々なカラープリンター間、または、被印刷体の色彩値
が異なる場合の色再現の一致が求められている。一般
に、2つの多色画像形成装置A、Bにおいて、Aでの色
材量を色彩値に変換する変換手段αにてAでの色材量を
色彩値に変換し、色彩値をBでの色材量に変換する変換
手段βにて前記色彩値をBでの色材量に変換することに
より、双方の色再現可能範囲内の色について、Aでの色
材量を同様な色彩値を与えるBでの色材量に変換するこ
とができる。
【0003】このように、基準となる色彩値空間を定め
(L* a* b* 、RGB等)、多色画像形成装置の色材
量と色彩値間の変換手段をルックアップテーブル法、ニ
ューラルネットワーク、近似式等の手段で実現すること
により、任意の多色画像形成装置間で、双方の色再現可
能範囲内の色について、同様な色彩値を与える色材量の
変換が可能である。ニューラルネットワークを用いた従
来技術としては、特開平2−241271号、特開平4
−83471号公報等が、また、ルックアップテーブル
法のものとしては、文献:小寺、”ディジタルプリント
における色再現”、画像電子学会誌14.5.1985
等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、用いられる
被印刷体の色彩値が異なっている場合、たとえば、被印
刷体の異なる多色画像形成装置A、B間においては、A
での色材量がすべて零の場合の画像の色彩値、すなわち
Aの被印刷体aそのものの色彩値、すなわちAでの白色
は、Bでは再現できない色彩値であったり、再現できる
色彩値であっても同じ色彩値を与えるBでの色材量は零
とはならない。当然のことながら、Bでの色材量が零で
ない画像は、Bの被印刷体bそのものの色とは異なって
おり、人間の視覚は被印刷体bそのものの色を白色と看
做してしまうため、Aでの白色を再現している画像が白
色に見えないという問題を生じる。
【0005】本発明は、Aでの白色がBでは再現できな
い色彩値である場合、また、再現できても同じ色彩値を
与えるBでの色材量が零とはならない場合、の双方にお
いて、Aでの白色をBでの白色に対応させ、かつ、Aと
Bで形成された画像が同様な色彩を与える色材量変換方
法を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、同一また
は異なる多色画像形成装置で、異なる被印刷体a、b上
に多色画像を形成をするとき、被印刷体a上に画像を形
成するための色材量をそれにより形成された画像の色彩
値に変換する変換手段αと、前記色彩値を被印刷体b上
に画像を形成するための色材量に変換する変換手段βと
を用いることにより、被印刷体aのための色材量を同様
の色彩を与える被印刷体bのための色材量に変換する色
材量変換方法において、変換手段αは、被印刷体a上に
画像を形成する際に用いる色材がn種類で各色材量がa
1 〜an %のとき、被印刷体a上の画像の3刺激値にし
める被印刷体aそのものの3刺激値の寄与率を、(1−
a1 /100)×(1−a2 /100)×...×(1
−an /100)とし、被印刷体aのための色材量か
ら、被印刷体a上にその色材量で形成される画像の3刺
激値に占める被印刷体aそのものの3刺激値の寄与分を
その寄与率に応じて被印刷体bそのものの3刺激値で置
き換えて得られる3刺激値に対応する色彩値への変換を
行うことを特徴とする色材量変換方法である。
【0007】
【0008】第二の発明は、同一または異なる多色画像
形成装置で異なる被印刷体a、b上に多色画像形成をす
るとき、被印刷体a上に画像を形成するための色材量を
色彩値に変換する変換手段αと、前記色彩値を被印刷体
b上に画像を形成するための色材量に変換する変換手段
βとを用いることにより、被印刷体aのための色材量を
同様の色彩を与える被印刷体bのための色材量に変換す
る色材量変換方法において、変換手段βは、被印刷体b
上に画像を形成する際に用いる色材がm種類で各色材量
がb1 〜bm %のとき、被印刷体b上の画像の3刺激値
にしめる被印刷体bそのものの3刺激値の寄与率を、
(1−b1 /100)×(1−b2 /100)×...
×(1−bm /100)とし、被印刷体bのための色材
量で形成される画像の3刺激値に占める被印刷体bその
ものの3刺激値の寄与分をその寄与率に応じて被印刷体
aそのものの3刺激値で置き換えて得られる3刺激値に
対応する色彩値から、対応する被印刷体bのための色材
量への変換を行うことを特徴とする色材量変換方法であ
る。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】3刺激値としてはRGB、XYZ
(CIE1964、JIS Z 8701)、X10Y10
Z10(CIE1964、 JIS Z 8701)等の
刺激値空間が一般に用いられているが、本発明の手段は
上記のいずれかに限定されるものではない。
【0011】色材量としてはRGB、CMY、CMYK
等、また、色彩値としてはマンセル表色系(OSA19
43)、L* a* b* 、L* u* v* (CIE19
76、JIS Z 8729)、XYZ(CIE196
4、JIS Z 8701)、X10Y10Z10(CIE1
964、 JIS Z 8701)、HVC、YIQ、
YUV、Yxy等の色空間が一般に用いられているが、
本発明の手段は上記のいずれかに限定されるものではな
い。色材量として例えばRGBを用いる場合は、R、
G、Bをそれぞれ%値とし、a1=100−R、a2=1
00−G、a3=100−B、または、b1=100−
R、b2=100−G、b3=100−Bとすればよい。
【0012】
【作用】以下、図面を用いて、この発明の作用を説明す
る。被印刷体の異なる多色画像形成装置A、B間での色
材量の変換において、従来法の作用は、図1、図2に示
すように、変換手段α102 に、Aでの色材量101 から、
その色材量で形成された画像の色彩値103 への変換αを
行わせ、変換手段β104 に、前記色彩値103 から、その
色彩値をもつ画像をBで形成するために必要なBでの色
材量105 への変換βを行わせ、変換手段αと変換手段β
とを色彩値103 を介して連結することにより、Aでの色
材量101 →色彩値103 →Bでの色材量105 の変換が行
え、このとき、Aでの色材量101 によりAで形成された
画像と、Bでの色材量105によりBで形成された画像
は、同じ色彩値103 をもつことになる。
【0013】これに対して、本発明の請求項1では、変
換手段α102 においてAでの色材量から色彩値に変換さ
せるにあたって、その色材量でAにて形成された画像の
色彩値そのものに変換させるのではなく、Aによりその
色材量で形成される画像の3刺激値に占めるAで用いる
被印刷体aそのものの3刺激値の寄与分をその寄与率に
応じてBで用いる被印刷体bそのものの3刺激値で置き
換えて得られる3刺激値に対応する色彩値へ、の変換を
行わせる。この変換のことを、以下、変換α’と記す
(図4参照)。上記3刺激値の寄与率は、多色画像形成
装置Aにおいて、W1 (i)、W2 (i)なる異なった
3刺激値をもつ2種類の被印刷体a1 、a2 上に同一色
材量で形成した画像のそれぞれの3刺激値R1 (i)、
R2 (i)を測定してもとめ、 K(i)=(R1 (i)−R2 (i))/(W1 (i)−W2 (i)) (ここでi=1、2、3とする。3刺激値空間にXYZ
をもちいている場合はR1(1)=X、R1(2)=
Y、R1(3)=Zのように対応させる。)のように、
寄与率K(i)を、必要とする各色材量の組み合わせに
ついて求めておいてもよいし、多色画像形成装置Aが面
積階調法で画像を形成している場合、その寄与率は被印
刷体が色材で覆われていない部分の面積率にほぼ等しい
ので、この面積率を前記寄与率としてもよいし、面積階
調法の中でも網点方式の場合、前記面積率は、Aで用い
る色材がn種類で各色材量がa1 〜an %のとき、(1
−a1/100)×(1−a2 /100)×...×
(1−an /100)となるので、これを前記寄与率と
してもよい。
【0014】この寄与率を用いて、図3に示すように、
Aの画像の3刺激値301 から、Aで用いる被印刷体aそ
のものの3刺激値302に前記寄与率を乗じた3刺激値303
を、減算して得られた3刺激値304 に、Bで用いる被
印刷体bそのものの3刺激値305 に前記寄与率を乗じた
3刺激値306 を、加算することにより3刺激値307 を得
る。変換αでは、色材量を3刺激値301 に対応する色彩
値へ変換するのに対して、変換α’では、色材量を3刺
激値307 に対応する色彩値へ変換する。この結果、変換
αでは、図2に示すように、Aでの色材量がすべて零に
対応する色彩値208 は、Bの被印刷体bそのものの色彩
値209 と異なっていたのが、変換α’では、前記3刺激
値の寄与分が100%であるので、すべて被印刷体bの
3刺激値に置き換わるため、図4のように、Aでの色材
量がすべて零に対応する色彩値408 が、Bで用いる被印
刷体bそのものの色彩値409 と同じになる。ここで、40
9 は、209 と同じ色彩値である。
【0015】また、前記3刺激値の寄与率が小さい色彩
値(色彩値408 から比較的離れた色彩値)を与えるAで
の色材量は、前記3刺激値の置き換え量が少ないため、
変換αの場合と近いBでの色材量に変換され、寄与率が
0の色彩値を与えるAでの色材量の場合は、まったく同
じ色彩値を与えるBでの色材量に変換される。本発明の
請求項2では、変換手段β104 において色彩値からBで
の色材量に変換させるにあたって、Bにてその色彩値を
与える画像を形成するのに必要なBでの色材量そのもの
に変換するのではなく、Bによりある色材量で形成され
る画像の3刺激値に占めるBで用いる被印刷体bそのも
のの3刺激値の寄与分をその寄与率に応じてAで用いる
被印刷体aそのものの3刺激値で置き換えて得られる3
刺激値に対応する色彩値が、入力の色彩値となるよう
な、ある色材量への変換を行わせる。この変換のこと
を、以下、変換β’と記す(図6参照)。
【0016】上記3刺激値の寄与率は、前述と同様に、
さまざまな方法で求められるが、Bで用いる色材がm種
類で各色材量がb1 〜bm %とすると、(1−b1 /1
00)×(1−b2 /100)×...×(1−bm /
100)として求めてもよい。この寄与率を用いて、図
5に示すように、Aの画像の3刺激値501 から、Bで用
いる被印刷体bそのものの3刺激値502 に前記寄与率を
乗じた3刺激値503 を、減算して得られた3刺激値504
に、Aで用いる被印刷体aそのものの3刺激値505 に前
記寄与率を乗じた3刺激値506 を、加算することにより
3刺激値507 を得る。
【0017】変換βでは、3刺激値401 に対応する色彩
値を色材量へ変換するのに対して、変換β’では、3刺
激値407 に対応する色彩値を色材量に変換する。この結
果、変換βでは、図2に示すように、Bでの色材量がす
べて零に対応する色彩値209 は、Aの被印刷体aそのも
のの色彩値208 と異なっていたのが、変換β’では、前
記3刺激値の寄与分が100%であるので、すべて被印
刷体aの3刺激値に置き換わるため、図6のように、B
での色材量がすべて零に対応する色彩値609 が、Aで用
いる被印刷体aそのものの色彩値608 と同じになる。こ
こで、608 は、208 と同じ色彩値である。
【0018】また、前記3刺激値の寄与率が小さい色彩
値を与えるAでの色材量は、前記3刺激値の置き換え量
が少ないため、変換βの場合と近いBでの色材量に変換
され、寄与率が0の色彩値を与えるAでの色材量の場合
は、まったく同じ色彩値を与えるBでの色材量に変換さ
れる。以上のように、いずれの請求項の発明も、被印刷
体そのものの色彩値の相違の影響が少ない色彩値を与え
るAでの色材量に関しては、可能な限り同一の色彩値を
与えるBでの色材量への変換となり、被印刷体の色彩値
の相違の影響が大きい色彩値を与えるAでの色材量に関
しては、Bで用いる被印刷体の色彩値に近い色彩値を与
えるBでの色材量への変換となり、その切り替えが連続
的でかつ視覚的に自然に見えるように行なわれることに
より、Aでの白色をBでの白色に対応させ、かつ、Aと
Bで形成された画像が同様な色彩を与える色材量変換方
法を提供するものである。
【0019】以上の説明では、多色画像形成装置A、B
が、異なる2つの多色画像形成装置の場合の記載をして
いるが、単一または同一の多色画像形成装置で異なる被
印刷体を扱う場合にも同様に適用できる。また、本発明
の変換方法の変換結果を、一つの変換手段γにて、結果
的に、同一の作用を行わせることも可能である(図7参
照)。例えば、本発明の色材量変換方法で、 Aでのcmy%値→L*a*b*値→Bでのcmy%値 と変換を行った結果を、一つのルックアップテーブル法
のテーブル内容にしたり、一つのニューラルネットワー
クに学習させることにより、一つの変換手段にて、Aで
のcmy%値→Bでのcmy%値の変換を行ってもよ
い。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例の説明を行う。多色
画像形成装置Aとして校正用印刷機、多色画像形成装置
Bとして三菱電機の昇華型プリンターS6600-30を用いて
いる。まず、シアン、マゼンタ、イェローの各色材の2
0%毎の組み合わせ216組をもつチャート画像を用意
し、X-Rite社製の分光色彩計X-Rite 938により、校正用
印刷機で出力したチャートおよび被印刷体そのものの3
刺激値の測定と、昇華型プリンターにて出力したチャー
トおよび被印刷体そのものの3刺激値の測定を行ってい
る。
【0021】図8は、それぞれ、校正用印刷機と昇華型
プリンターで用いている被印刷体そのものの3刺激値の
測定結果である。この3刺激値から、2度視野、D50
照明における、L* a* b* 値(以下、Lab値と記
す。)を求めると、 A(校正用印刷機 )の被印刷体 ...92.9 0.17 2.04 B(昇華型プリンター)の被印刷体 ...95.3 1.23 -7.00 となる。Lab値の示唆するとおり、校正用印刷機の被
印刷体は、昇華型プリンターの被印刷体と比べると相対
的に黄ばんで見え、逆に、昇華型プリンターの被印刷体
は、校正用印刷機の被印刷体と比べると相対的に青白く
みえる。
【0022】変換手段α、変換手段βの実現には、それ
ぞれニューラルネットワークを用いている。Aで出力し
た色材量c、m、y%のチャートの3刺激値R(i)を、
本発明に基づき、 R’(i) = R(i) + K(i) × ( - Wa(i) + Wb(i) ) K (i) = (1 - c/100) × (1 - m/100) × (1 - y/1
00) Wa(i) : 校正用印刷機の被印刷体の3刺激値 Wb(i) : 昇華型プリンターの被印刷体の3刺激値 (ここでi=1、2、3とする。3刺激値空間にXYZ
をもちいている場合はR(1)=X、R(2)=Y、R
(3)=Zのように対応させる。)と変換し、cmy値
とこのR’(i) から求めたLab値との対応(変換
α’)を変換手段αで実現し、Bで出力したチャートの
3刺激値から求めたLab値とBのcmy値との対応
(変換β)を変換手段βで実現し、色材量変換を行った
ときの結果を、変換手段α、変換手段βとは、また別の
変換手段γであるニューラルネットワークに学習させ
て、AからBへの色材量変換を行った結果を以下に示
す。
【0023】 Bのcmy%がすべて0になっていないのは、計算誤差
のためであるが、Lab値をBの被印刷体のLab値
(95.3, 1.23, -7.00 )と比較してわかるように、
ほとんど被印刷体の色と見分けがつかない。比較のた
め、従来法の場合の結果は のように、Bでのcmy%が大きな値になっており、A
の画像で白くみえる部分が、Bの画像では、白く見えな
い。
【0024】
【発明の効果】また、自然画像の変換において視覚的に
良好な色彩の一致を得ることができ、本発明が有効性が
確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、色材量変換方法のブロック図を示し、
本発明の基本構成図である。
【図2】図2は、従来法の色材量変換の概念図である。
【図3】図3は、本発明である請求項1の場合の3刺激
値修正の説明図である。
【図4】図4は、本発明である請求項1の場合の色材量
変換の概念図である。
【図5】図5は、本発明である請求項2の場合の3刺激
値修正の説明図である。
【図6】図6は、本発明である請求項2の場合の色材量
変換の概念図である。
【図7】図7は、本発明の色材量変換方法にて得られた
結果を、一つの変換手段にて実現する場合の構成図であ
る。
【図8】図8は、実施例で用いた被印刷体の3刺激値の
測定値を示す図である。
【符号の説明】
202 ・・・変換αにより、Aでの色材量空間が変換され
る色彩値空間の領域 203 ・・・変換βにより、Bでの色材量空間に変換され
る色彩値空間の領域 205 ・・・ある、Aでの色材量 206 ・・・205 に対応する色彩値、 207 ・・・206 に対応する、Bでの色材量 208 ・・・Aでの色材量がすべて零のときの色彩値 209 ・・・Bでの色材量がすべて零のときの色彩値 301 ・・・Aによりある色材量で形成される画像の3刺
激値 302 ・・・Aで用いる被印刷体aそのものの3刺激値 303 ・・・302 に寄与率を乗じた結果の3刺激値 304 ・・・301 から303 を減算した結果の3刺激値 305 ・・・Bで用いる被印刷体bそのものの3刺激値 306 ・・・305 に寄与率を乗じた結果の3刺激値 307 ・・・304 に306 を加算した結果の3刺激値 402 ・・・変換α’により、Aでの色材量空間が変換さ
れる色彩値空間の領域 403 ・・・変換βにより、Bでの色材量空間に変換され
る色彩値空間の領域 405 ・・・ある、Aでの色材量 406 ・・・405 に対応する色彩値、 407 ・・・406 に対応する、Bでの色材量 408 ・・・Aでの色材量がすべて零のときに対応する色
彩値 409 ・・・Bでの色材量がすべて零のときの色彩値 501 ・・・Bによりある色材量で形成される画像の3刺
激値 502 ・・・Bで用いる被印刷体bそのものの3刺激値 503 ・・・502 に寄与率を乗じた結果の3刺激値 504 ・・・501 から503 を減算した結果の3刺激値 505 ・・・Aで用いる被印刷体aそのものの3刺激値 506 ・・・505 に寄与率を乗じた結果の3刺激値 507 ・・・504 に506 を加算した結果の3刺激値 602 ・・・変換αにより、Aでの色材量空間が変換され
る色彩値空間の領域 603 ・・・変換β’により、Bでの色材量空間に変換さ
れる色彩値空間の領域 605 ・・・ある、Aでの色材量 606 ・・・605 に対応する色彩値、 607 ・・・606 に対応する、Bの色材量 608 ・・・Aでの色材量がすべて零のときに対応する色
彩値 609 ・・・Bでの色材量がすべて零のときの色彩値

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一または異なる多色画像形成装置で、異
    なる被印刷体a、b上に多色画像を形成をするとき、被
    印刷体a上に画像を形成するための色材量をそれにより
    形成された画像の色彩値に変換する変換手段αと、前記
    色彩値を被印刷体b上に画像を形成するための色材量に
    変換する変換手段βとを用いることにより、被印刷体a
    のための色材量を同様の色彩を与える被印刷体bのため
    の色材量に変換する色材量変換方法において、変換手段
    αは、被印刷体a上に画像を形成する際に用いる色材が
    n種類で各色材量がa1 〜an %のとき、被印刷体a上
    の画像の3刺激値にしめる被印刷体aそのものの3刺激
    値の寄与率を、(1−a1/100)×(1−a2 /1
    00)×...×(1−an /100)とし、被印刷体
    aのための色材量から、被印刷体a上にその色材量で形
    成される画像の3刺激値に占める被印刷体aそのものの
    3刺激値の寄与分をその寄与率に応じて被印刷体bその
    ものの3刺激値で置き換えて得られる3刺激値に対応す
    る色彩値への変換を行うことを特徴とする色材量変換方
    法。
  2. 【請求項2】同一または異なる多色画像形成装置で異な
    る被印刷体a、b上に多色画像形成をするとき、被印刷
    体a上に画像を形成するための色材量を色彩値に変換す
    る変換手段αと、前記色彩値を被印刷体b上に画像を形
    成するための色材量に変換する変換手段βとを用いるこ
    とにより、被印刷体aのための色材量を同様の色彩を与
    える被印刷体bのための色材量に変換する色材量変換方
    法において、変換手段βは、被印刷体b上に画像を形成
    する際に用いる色材がm種類で各色材量がb1 〜bm %
    のとき、被印刷体b上の画像の3刺激値にしめる被印刷
    体bそのものの3刺激値の寄与率を、(1−b1 /10
    0)×(1−b2 /100)×...×(1−bm /1
    00)とし、被印刷体bのための色材量で形成される画
    像の3刺激値に占める被印刷体bそのものの3刺激値の
    寄与分をその寄与率に応じて被印刷体aそのものの3刺
    激値で置き換えて得られる3刺激値に対応する色彩値か
    ら、対応する被印刷体bのための色材量への変換を行う
    ことを特徴とする色材量変換方法。
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JP3841151B2 (ja) 2001-06-28 2006-11-01 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体

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