JP3336488B2 - 電圧駆動型素子用ゲート駆動装置 - Google Patents

電圧駆動型素子用ゲート駆動装置

Info

Publication number
JP3336488B2
JP3336488B2 JP12440995A JP12440995A JP3336488B2 JP 3336488 B2 JP3336488 B2 JP 3336488B2 JP 12440995 A JP12440995 A JP 12440995A JP 12440995 A JP12440995 A JP 12440995A JP 3336488 B2 JP3336488 B2 JP 3336488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
voltage
igbt
pulse
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP12440995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08298786A (ja
Inventor
寛之 小澤
堀江  哲
安藤  武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP12440995A priority Critical patent/JP3336488B2/ja
Publication of JPH08298786A publication Critical patent/JPH08298786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3336488B2 publication Critical patent/JP3336488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Conversion In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧駆動型素子(IG
BT)のゲート駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大容量の電力変換装置の半導体ス
イッチング素子は、電流駆動型の素子であるGTO(ゲ
ート・ターンオフ・サイリスタ)が主流であったが、近
年、電圧駆動型の素子であるIGBTの大容量化が進
み、その適用範囲が拡大されつつある。電圧駆動型のス
イッチング素子のゲート電流は、ターンオン、ターンオ
フ時に流れるのみであり、その駆動制御は小電力で簡単
にできるため、電力容量が小さな回路ですみ、装置が小
形になるという特徴がある。このため、近年の小形・軽
量化のニーズにマッチし、よく用いられるようになって
きている。ところで、電力変換装置の半導体スイッチン
グ素子の故障の検知法としては、特開昭61−2931
79号公報に「GTOサイリスタインバータの保護装
置」としてあるように、GTOのA−K間電圧によっ
て、素子のオン・オフを判別し、素子の事故時には、電
力変換装置の同一のアームに直列に接続されている他の
GTOのゲートを点弧しないようにブロックすることに
よって、アーム短絡事故を防止する技術が報告されてい
る。一方、IGBTの故障の検知法としては、特開平4
−248373号公報に「電圧型インバータ装置」とし
てあるように、IGBTの故障には、ゲート−エミッタ
間が短絡され、そのため、ゲート駆動装置の出力が過負
荷になり、IGBTのゲート抵抗の電圧降下が増加す
る。この電圧降下の増加を検出してIGBTの故障を検
知し、ゲート駆動装置の出力を遮断する技術が報告され
ている。しかし、この公報の「電圧型インバータ装置」
には、GTOのゲート駆動装置のようなアーム短絡事故
を防止する機能までは備えていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、IGB
Tのゲート駆動回路は、事故時にゲート駆動装置の出力
を遮断することが可能であっても、GTOのゲート駆動
装置のように同一アームの他の素子のゲートをブロック
し、アーム短絡を防止する機能までは備えていない。ま
た、上記のIGBTのゲート駆動回路は、IGBTが故
障し、ゲート抵抗にゲート−エミッタ間の短絡電流が流
れて事故を検出するものであり、平常時のIGBTがオ
ンまたはオフであることを検出することが不可能であ
る。そのため、従来のIGBTのゲート駆動回路では、
アーム短絡を防止すること、IGBTの事故の兆候を検
知して重故障を未然に防ぐことが不可能であった。
【0004】本発明の目的は、電圧駆動型素子(IGB
T)のオン・オフ状態を常時監視してアーム短絡を防止
すると共に、重故障を未然に防ぐに好適な電圧駆動型素
子用ゲート駆動装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、電力変換器の主回路の同一アームに直列接続される
各電圧駆動型素子をオン・オフ制御するためのゲートパ
ルスを発生するパルス発生手段と、該ゲートパルスに基
づき前記素子を駆動するゲート駆動手段と、該素子のオ
ン・オフ状態を示すフィードバック信号を発する手段
と、前記同一アームの一方の素子への前記ゲートパルス
とそれに対応する前記フィードバック信号との論理をと
る手段と、その論理の結果、前記両者が共にオフである
とき、前記同一アームの他の素子への前記ゲートパルス
のブロックを解除する手段を備える。また、その論理の
結果、前記両者が共にまたはいずれか一方がオンである
とき、前記同一アームの他の素子への前記ゲートパルス
をブロックする手段を備える。
【0006】
【作用】本発明は、電圧駆動型素子(IGBT)がオン
またはオフであることを常時監視し、同一アームの一方
の素子(IGBT)がオンしているとき、同一アームの
他の素子(IGBT)にはオンのゲート電圧が与えられ
ないようにブロックすることによって、アーム短絡を防
止することが可能になる。また、ゲートパルス発生回路
からのゲートパルスと素子(IGBT)のオン・オフの
検出結果とを常時監視しているので、これは素子(IG
BT)の事故の兆候を検知していることになり、重故障
を未然に防ぐことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。なお、本発明の一実施例として電圧駆動型素子であ
るIGBTについて説明するが、本発明は、IGBT以
外のトランジスタやFETのような電圧駆動型素子にも
適用可能である。図1は、本発明の一実施例を示すIG
BT用ゲート駆動装置である。図1において、電力変換
回路の主回路の素子として、上アームIGBT58と下
アームIGBT59が直列に接続され、両アームの両端
は電源に接続され、上アームIGBT58と下アームI
GBT59の接続点に負荷が接続される。IGBT58
とIGBT59のゲートとエミッタ間には、それぞれ上
アームゲート駆動回路51、下アームゲート駆動回路5
2が接続される。一方、ゲートパルス発生回路53は、
ゲートパルスを発する機能を有し、ゲートパルスをブロ
ックするANDゲート54、55を介して上アームゲー
ト駆動回路51、下アームゲート駆動回路52に接続さ
れる。また、ゲートパルス発生回路53と上アームゲー
ト駆動回路51、下アームゲート駆動回路52はそれぞ
れ極性を反転して入力するANDゲート56、57に接
続され、ANDゲート56、57はそれぞれANDゲー
ト55、54に接続される。
【0008】本実施例の動作を説明する。上アームIG
BT58と下アームIGBT59の正常動作時には、ゲ
ートパルス発生回路53からゲートパルス信号64とし
てオンパルス”H”、ゲートパルス信号65としてオフ
パルス”L”が発せられると、ANDゲート54の入力
端にはオンパルス”H”とANDゲート57から出力さ
れるパルス”H”が印加され、ANDゲート54による
ブロックを解除し、ゲート駆動回路入力60を”H”と
して上アームゲート駆動回路51が作動し、上アームI
GBT58のゲートに正電位の電圧が印加され、上アー
ムIGBT58をターンオンする。負荷には上アームI
GBT58を通して電源から電力が供給される。上アー
ムゲート駆動回路51は、上アームIGBT58のゲー
ト電圧を検出し、ゲート駆動回路出力(フィードバック
信号)61を”H”としてANDゲート56に出力す
る。ANDゲート56には、ゲートパルス信号64とし
てのオンパルス”H”とゲート駆動回路出力61の”
H”がそれぞれ極性を反転して印加され、パルス”L”
をANDゲート55の一方の入力端に印加し、他方の入
力端にゲートパルス信号65のとしてオフパルス”L”
が印加され、ANDゲート55から下アームゲート駆動
回路52にゲート駆動回路入力63”L”が出力され、
下アームIGBT59のゲートに負電位の電圧が印加さ
れ、下アームIGBT59をターンオフする。続いて、
ゲートパルス発生回路53からゲートパルス信号64と
してオフパルス”L”、ゲートパルス信号65としてオ
ンパルス”H”が発せられると、ANDゲート55の入
力端にはオンパルス”H”とANDゲート56から出力
されるパルス”H”が印加され、ANDゲート55によ
るブロックを解除し、ゲート駆動回路入力63を”H”
として下アームゲート駆動回路52が作動し、下アーム
IGBT59のゲートに正電位の電圧が印加され、下ア
ームIGBT59をターンオンする。負荷には下アーム
IGBT59を通して電源から電力が供給される。下ア
ームゲート駆動回路52は、下アームIGBT59のゲ
ート電圧を検出し、ゲート駆動回路出力(フィードバッ
ク信号)62を”H”としてANDゲート57に出力す
る。ANDゲート57には、ゲートパルス信号65とし
てのオンパルス”H”とゲート駆動回路出力62の”
H”がそれぞれ極性を反転して印加され、パルス”L”
をANDゲート54の一方の入力端に印加し、他方の入
力端にゲートパルス信号64のとしてオフパルス”L”
が印加され、ANDゲート54から上アームゲート駆動
回路51にゲート駆動回路入力60”L”が出力され、
上アームIGBT58のゲートに負電位の電圧が印加さ
れ、上アームIGBT58をターンオフする。
【0009】いま、上アームIGBT58がターンオ
ン、下アームIGBT59がターンオフの状態に維持さ
れいる正常動作時において、下アームIGBT59に短
絡故障が発生すると、下アームゲート駆動回路52は、
下アームIGBT59のゲート電圧を検出し、ゲート駆
動回路出力(フィードバック信号)62を”H”として
ANDゲート57に出力する。ANDゲート57は、ゲ
ートパルス信号65としてのオフパルス”L”とゲート
駆動回路出力62の”H”がそれぞれ極性を反転して印
加され、パルス”L”をANDゲート54の一方の入力
端に印加し、ゲートパルス信号64のオンパルス”H”
をブロックする。このため、ANDゲート54から上ア
ームゲート駆動回路51にゲート駆動回路入力60の”
L”が出力され、上アームIGBT58のゲートに負電
位の電圧が印加され、上アームIGBT58をターンオ
フする。これによりアーム短絡が防止される。上アーム
IGBT58がターンオフ、下アームIGBT59がタ
ーンオンの状態に維持されいる正常動作時において、上
アームIGBT58に短絡故障が発生しても同様に動作
し、アーム短絡が防止される。このように、本実施例で
は、ゲートパルス発生回路53からのゲートパルス信号
64(65)がオフであることと、IGBT58(5
9)の状態を監視しているゲート駆動回路51(52)
からのフィードバック信号61(62)がオフである2
つの条件を満足したときに、対となるIGBTのゲート
電圧のインターロックが解除され、一方、ゲートパルス
発生回路53からのゲートパルス信号64(65)がオ
フであるにも拘らず、IGBT58(59)の状態を監
視しているゲート駆動回路51(52)からのフィード
バック信号61(62)がオンであるとき、対となるI
GBTのゲート電圧をブロックする構成とすることによ
り、IGBT58、59間のインターロックの機能を備
えることになり、アーム短絡を防止することができる。
【0010】図2に、本実施例のゲート駆動回路の詳細
例1を示す。ここで、上アームゲート駆動回路51と下
アームゲート駆動回路52は構成が同一であるので、上
アームゲート駆動回路51をゲート駆動回路として説明
する。図2において、1はIGBT58のオン電圧を供
給する正電源、2はオフ時の逆バイアス電圧を供給する
負電源、11はゲートパルス64(60)を入力するフ
ォトカプトラランジスタ、12は次段トランジスタ、1
3、14は最終段トランジスタ、15はコンパレータ、
16はフィードバック信号61を出力するフォトカプラ
トランジスタ、21、22、24、25コレクタ抵抗、
23はエミッタ抵抗、26はゲート抵抗、27、28は
分圧抵抗である。
【0011】IGBTをオンする時は、ゲートパルス6
4(60)を入力する。フォトカプラトランジスタ11
がオンし、次段のトランジスタ12がオフし、最終段の
トランジスタ13、14のベース電圧が正電位となるた
め、npnトランジスタ13がオンし、主回路のIGB
T58にはコレクタ抵抗24、npnトランジスタ1
3、ゲート抵抗26を通してゲート電流が流れ、IGB
T58のゲート電圧は正電位となり、IGBT58はオ
ンする。一方、IGBTをオフする時は、ゲートパルス
64(60)をオフする。フォトカプラトランジスタ1
1がオフし、次段のトランジスタ12がオンし、最終段
のトランジスタ13、14のベース電圧が負電位となる
ため、pnpトランジスタ14がオンし、主回路のIG
BT58からゲート抵抗26、pnpトランジスタ1
4、コレクタ抵抗25を通してゲート電流が引き抜か
れ、IGBT58はオフする。IGBTのゲート−エミ
ッタ電圧は、コンパレータ15によって監視される。I
GBT58のオン・オフを判定するにあたって、IGB
Tのゲート電圧は、ゲート抵抗26のIGBT側から取
り込まれ、分圧抵抗27、28によって得られる基準電
圧とコンパレータ15において比較される。IGBT5
8にオン電圧が与えられていて、ゲート電圧がコンパレ
ータ15の基準電圧よりも高いと、コンパレータ15
は”L”を出力し、フォトカプラトランジスタ16の出
力をオフし、外部のプルアップ抵抗(図示せず)により
フィードバック信号61は”H”を出力する。IGBT
58に逆バイアス電圧が与えられていて、ゲート電圧が
コンパレータ15の基準電圧よりも低いと、コンパレー
タ15は”H”を出力し、フィードバック信号61は”
L”を出力する。
【0012】この時、分圧抵抗27、28で得られるコ
ンパレータ15の基準電圧は、IGBT58のしきい値
電圧よりも低く設定する。この理由を図3のタイムチャ
ートにより説明する。時間tにおいて、上アームゲー
ト駆動回路のゲート電圧103がオフからオンになる
と、上アームIGBT58のゲート−エミッタ間電圧1
02が上昇し、tでしきい値電圧106を超えて、上
アームIGBT58のコレクタ−エミッタ間電圧101
が減少し、上アームIGBT58はターンオン状態とな
る。さらに、tで上アームゲート駆動回路のゲート電
圧103がオンからオフになると、上アームIGBT5
8のゲート−エミッタ間電圧102が減少し、tにお
いてゲート−エミッタ間電圧102がしきい値106を
下回ったときに、コレクタ−エミッタ間電圧101が増
加し、上アームIGBT58が電圧を阻止し始める。そ
して、tにおいてゲート−エミッタ間電圧102がコ
ンパレータ基準電圧107を下回ったときに、上アーム
フィードバック信号104がオフ判定を出力する。この
からtの期間は、上アームIGBT58のオン時
にゲート−エミッタ間に蓄積している電荷がケート抵抗
26、最終段トランジスタ14、コレクタ抵抗25の経
路で引き抜かれている期間である。上アームIGBT5
8はtにおいてコレクタ−エミッタ間に電圧を持ち始
めるので、上アームIGBT58のオン期間は、ゲート
電圧103がオンかつ上記の引き抜き期間t〜t
なる。このように、コンパレータ15の基準電圧をIG
BTのしきい値電圧よりも低く設定することにより、上
アームIGBT58のターンオフ時にIGBTが実際に
電圧を阻止してからオフ判定を出力することができる。
下アームIGBT59のゲート電圧のインターロックを
解除する条件は、上アームゲート電圧103がオフ、か
つ上アームフィードバック104の出力がオフであるか
ら、下アームIGBT59のゲート電圧のインターロッ
クが解除されるときは、tであり、その後は上アーム
IGBT58が電圧を阻止しているので、アーム短絡を
防止することができる。ところで、tにおいて、上ア
ームIGBT58に短絡故障が発生すると、上アームI
GBT58のコレクタ−エミッタ間電圧101は2点鎖
線で示すように0Vになり、ゲート−エミッタ間電圧1
02が2点鎖線で示すようにしきい値電圧106を維持
するので、上アームフィードバック104の出力は2点
鎖線で示すようにオンを継続し、下アームIGBT59
のゲート電圧は2点鎖線で示すようにインターロックさ
れ、これにより、下アームIGBT59が電圧を阻止
し、アーム短絡を防止することができる。また、t
後、下アームIGBT59がターンオンし、上アーム
IGBT58がターンオフしている状態において、上ア
ームIGBT58に短絡故障が発生しても、同様に下ア
ームIGBT59のゲート電圧はインターロックされ、
これにより、下アームIGBT59が電圧を阻止し、ア
ーム短絡を防止することができる。以上詳述したよう
に、本実施例では、IGBTがオンまたはオフであるこ
とを常時監視し、同一アームの一方のIGBTがオンし
ているとき、同一アームの他のIGBTにはオンのゲー
ト電圧が与えられないようにブロックすることによっ
て、アーム短絡を防止することが可能になると共に、ゲ
ートパルス発生回路からのゲートパルスとIGBTのオ
ン・オフの検出結果とを常時監視しているので、これは
IGBTの事故の兆候を検知していることになり、同一
アームの一方のIGBTのゲートパルスとフィードバッ
ク信号が共にオフであるとき、同一アームの他のIGB
Tのゲートパルスのブロックを解除し、また、同一アー
ムの一方のIGBTのゲートパルスとフィードバック信
号が共にまたはいずれか一方がオンであるとき、同一ア
ームの他のIGBTのゲートパルスをブロックし、重故
障を未然に防ぐことができる。
【0013】図4は、本実施例のゲート駆動回路の他の
詳細例2を示す。本詳細例2が図2の詳細例1と異なる
ところは、オン・オフを判定する電圧を最終段トランジ
スタ13、14のエミッタ電圧とする点であり、その他
は同様である。図5は、本実施例のゲート駆動回路の他
の詳細例3を示す。本詳細例3が図2の詳細例1と異な
るところは、オン・オフを判定する電圧を最終段トラン
ジスタ13、14のベース電圧とする点であり、その他
は同様である。図4、図5いずれの例においても、オン
・オフを判定する電圧の動きはIGBTのゲート電圧と
同様の動きなので、図2の例と同様の機能を発揮するこ
とになる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電力変換装置において同一アームに直列に接続されてい
る電圧駆動型素子(IGBT)のゲート電圧を互いにイ
ンターロックする機能を備えることにより、電圧駆動型
素子(IGBT)のオン・オフ状態を常時監視すること
が可能になり、アーム短絡を防止し、重故障を未然に防
ぎ、より安全性、信頼性の高い電圧駆動型素子(IGB
T)用ゲート駆動装置を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すIGBT用ゲート駆動
装置
【図2】本発明のゲート駆動回路の詳細例1
【図3】図2の回路の動作の説明図
【図4】本発明のゲート駆動回路の詳細例2
【図5】本発明のゲート駆動回路の詳細例3
【符号の説明】
1、2 正負駆動電源 11、16 フォトカプラトランジスタ 12、13、14 トランジスタ 15 コンパレータ 21、22、23、24、25、26、27、28 抵
抗 51、52 ゲート駆動回路 53 ゲートパルス発生回路 54、55、56、57 ANDゲート 58、59 主回路IGBT 60、63 ゲート駆動回路入力 61、62 ゲート駆動回路出力(フィードバック信
号) 64、65 ゲートパルス 101 コレクタ−エミッタ間電圧波形 102 ゲート−エミッタ間電圧波形 103 ゲート電圧信号 104 フィードバック信号 105 ゲート電圧イターロック信号 106 IGBTのしきい値電圧 107 コンパレータの基準電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−218374(JP,A) 特開 昭63−316514(JP,A) 特開 平2−79777(JP,A) 特開 平7−7967(JP,A) 特開 平6−178552(JP,A) 特開 平4−289781(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/537 H02M 1/00 H02M 1/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力変換器の主回路の同一アームに直列
    接続される各電圧駆動型素子をオン・オフ制御するため
    のゲートパルスを発生するパルス発生手段と、該ゲート
    パルスに基づき前記素子を駆動するゲート駆動手段と、
    該素子のオン・オフ状態を示すフィードバック信号を発
    する手段と、前記同一アームの一方の素子への前記ゲー
    トパルスとそれに対応する前記フィードバック信号との
    論理をとる手段と、その論理の結果、前記両者が共にオ
    フであるとき、前記同一アームの他の素子への前記ゲー
    トパルスのブロックを解除する手段を備えたことを特徴
    とする電圧駆動型素子用ゲート駆動装置。
  2. 【請求項2】 電力変換器の主回路の同一アームに直列
    接続される各電圧駆動型素子をオン・オフ制御するため
    のゲートパルスを発生するパルス発生手段と、該ゲート
    パルスに基づき前記素子を駆動するゲート駆動手段と、
    該素子のオン・オフ状態を示すフィードバック信号を発
    する手段と、前記同一アームの一方の素子への前記ゲー
    トパルスとそれに対応する前記フィードバック信号との
    論理をとる手段と、その論理の結果、前記両者が共にま
    たはいずれか一方がオンであるとき、前記同一アームの
    他の素子への前記ゲートパルスをブロックする手段を備
    えたことを特徴とする電圧駆動型素子用ゲート駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    ゲート駆動手段は、エミッタおよびベースが互いに接続
    されたnpnトランジスタおよびpnpトランジスタ
    と、前記エミッタと前記電圧駆動型素子のゲートを接続
    するゲート抵抗を有し、前記電圧駆動型素子のオン・オ
    フ状態は、該素子のゲートとエミッタ間の電圧または前
    記pnpトランジスタのエミッタと前記素子のエミッタ
    間の電圧または前記pnpトランジスタのベースと前記
    素子のエミッタ間の電圧のいずれかから監視することを
    特徴とする電圧駆動型素子用ゲート駆動装置。
JP12440995A 1995-04-25 1995-04-25 電圧駆動型素子用ゲート駆動装置 Expired - Lifetime JP3336488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12440995A JP3336488B2 (ja) 1995-04-25 1995-04-25 電圧駆動型素子用ゲート駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12440995A JP3336488B2 (ja) 1995-04-25 1995-04-25 電圧駆動型素子用ゲート駆動装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001358833A Division JP2002199741A (ja) 2001-11-26 2001-11-26 Igbt用ゲート駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08298786A JPH08298786A (ja) 1996-11-12
JP3336488B2 true JP3336488B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=14884761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12440995A Expired - Lifetime JP3336488B2 (ja) 1995-04-25 1995-04-25 電圧駆動型素子用ゲート駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3336488B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7187226B2 (en) * 2004-07-01 2007-03-06 Analog Devices, Inc. Anti-cross conduction drive control circuit and method
JP4449640B2 (ja) 2004-08-10 2010-04-14 株式会社日立製作所 インバータ装置
JP4776368B2 (ja) * 2005-12-20 2011-09-21 矢崎総業株式会社 電力供給回路のオン故障検出装置
JP4841957B2 (ja) * 2006-01-05 2011-12-21 株式会社日立製作所 スイッチング素子の駆動装置
JP5179954B2 (ja) * 2008-06-03 2013-04-10 株式会社日立製作所 半導体スイッチング素子用ゲート駆動装置を備えた電力変換装置
KR101319789B1 (ko) * 2010-12-23 2013-10-17 전남대학교산학협력단 스위칭 장치 및 스위칭 장치의 오작동 방지방법
CN102445647B (zh) * 2011-10-10 2013-07-17 保定天威集团有限公司 一种igbt脉冲校验方法
JP5840975B2 (ja) * 2012-02-22 2016-01-06 三菱電機株式会社 ゲート駆動回路
JP6828662B2 (ja) * 2017-11-15 2021-02-10 トヨタ自動車株式会社 電力変換装置
JP2022014594A (ja) * 2020-07-07 2022-01-20 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置、半導体スイッチ装置及び製造方法
WO2023148988A1 (ja) * 2022-02-07 2023-08-10 日立Astemo株式会社 ゲート駆動回路および電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08298786A (ja) 1996-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5200878A (en) Drive circuit for current sense igbt
US5210479A (en) Drive circuit for an insulated gate transistor having overcurrent detecting and adjusting circuits
JP2669117B2 (ja) 電圧駆動形半導体素子の駆動回路
US6369543B1 (en) Method for symmetrizing asymmetric faults
US4819157A (en) Overcurrent protection circuit for inverter device including majority circuit for turn-off of majority of conducting transistors
JP3339311B2 (ja) 自己消弧形半導体素子の駆動回路
JP4770304B2 (ja) 半導体素子のゲート駆動回路
JPH08316808A (ja) 半導体装置
JP3336488B2 (ja) 電圧駆動型素子用ゲート駆動装置
US4954917A (en) Power transistor drive circuit with improved short circuit protection
JPH11356035A (ja) 電圧駆動型自己消弧素子用のゲート駆動装置
JP3379562B2 (ja) インバータ装置
JPH1051285A (ja) 電圧制御型トランジスタの駆動回路
CN112886541B (zh) 一种变换器及igbt门极驱动的保护电路和方法
JPH05218836A (ja) 絶縁ゲート素子の駆動回路
JPH10337046A (ja) 電力変換装置
KR100807547B1 (ko) 인버터용 반도체 스위치의 구동회로
JPH0250518A (ja) 静電誘導形自己消弧素子の駆動回路及び静電誘導形自己消弧素子を有するインバータ装置
JPH05219752A (ja) 電力変換装置の短絡保護装置
JP2002199741A (ja) Igbt用ゲート駆動装置
JP3661813B2 (ja) 電圧駆動形半導体素子の駆動回路
JP4449190B2 (ja) 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動装置
JP3749109B2 (ja) 電力変換装置
JP3558324B2 (ja) 電圧駆動型素子のゲート駆動装置
JP2973997B2 (ja) 電圧駆動形半導体素子の駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070809

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090809

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100809

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100809

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110809

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120809

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130809

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term