JP3335706B2 - 光学スキャナ - Google Patents
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- G02B26/12—Scanning systems using multifaceted mirrors
- G02B26/125—Details of the optical system between the polygonal mirror and the image plane
- G02B26/126—Details of the optical system between the polygonal mirror and the image plane including curved mirrors
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学スキャナに関し、詳
しくは、フィルム媒体上のX線像を走査するためのレー
ザ走査システムへの使用に特に適した光学スキャナに関
する。
しくは、フィルム媒体上のX線像を走査するためのレー
ザ走査システムへの使用に特に適した光学スキャナに関
する。
【0002】
【従来の技術】基本的にX線像は、X線光源と被写体と
なるサンプルとの間に、白黒写真フィルム(若しくは白
黒写真プレート)を置くことによって得られる。被写体
のうち吸収性の高い部分は写真フィルム(もしくはプレ
ート)上に影を与え、現像された時に、その部分の濃度
が薄く写る。例えば人体のX線写真では骨の部分が白く
写し出されるが、骨にはカルシウムが含まれ、多くの原
子数を有するからである。この原理で異常、異物が容易
に発見され、適切な治療処置が取られることとなる。内
臓は、通常、周囲の肉組織と同じ量のX線を吸収する
が、吸収力の高い物質をその臓器に混入することによっ
て、その部分をX線写真に写し出すことができる。
なるサンプルとの間に、白黒写真フィルム(若しくは白
黒写真プレート)を置くことによって得られる。被写体
のうち吸収性の高い部分は写真フィルム(もしくはプレ
ート)上に影を与え、現像された時に、その部分の濃度
が薄く写る。例えば人体のX線写真では骨の部分が白く
写し出されるが、骨にはカルシウムが含まれ、多くの原
子数を有するからである。この原理で異常、異物が容易
に発見され、適切な治療処置が取られることとなる。内
臓は、通常、周囲の肉組織と同じ量のX線を吸収する
が、吸収力の高い物質をその臓器に混入することによっ
て、その部分をX線写真に写し出すことができる。
【0003】X線写真はまた、立体写真で立体像を撮
り、素材内部の欠陥位置を突き止めたり、トモグラフィ
(断層撮影)を使用して固体の立体構造を究明するな
ど、産業的に重要な利用価値を持つ。
り、素材内部の欠陥位置を突き止めたり、トモグラフィ
(断層撮影)を使用して固体の立体構造を究明するな
ど、産業的に重要な利用価値を持つ。
【0004】これらの応用において、露光された写真フ
ィルム(あるいは写真版)が現像され、医療診断、品質
管理、記録管理、科学研究など、医療、産業、科学の分
野で適用され使用される。露光光線、被写体の性質、写
真媒体とそれを処理する光化学の性質によって、出来上
がったX線写真は完全に透明(白)から完全に不透明
(黒)まで間の連続トーンのグラデーションを有する。
現像された像の再生コピーの正確さは、オリジナルのX
線像の中間グレーレベル(灰色段階)のグラデーション
をいかに忠実に再生するかの技法によって決まる。
ィルム(あるいは写真版)が現像され、医療診断、品質
管理、記録管理、科学研究など、医療、産業、科学の分
野で適用され使用される。露光光線、被写体の性質、写
真媒体とそれを処理する光化学の性質によって、出来上
がったX線写真は完全に透明(白)から完全に不透明
(黒)まで間の連続トーンのグラデーションを有する。
現像された像の再生コピーの正確さは、オリジナルのX
線像の中間グレーレベル(灰色段階)のグラデーション
をいかに忠実に再生するかの技法によって決まる。
【0005】写真および電子写真の技法では、イメージ
の直接複写が試みられてきた。これは第2の写真媒体も
しくは電子写真ドラムを、オリジナル像を透過あるいは
そこで反射された光に露光することによってなされる
が、特に電子写真の再生過程では、トーンの濃度および
バランスが損なわれることがある。
の直接複写が試みられてきた。これは第2の写真媒体も
しくは電子写真ドラムを、オリジナル像を透過あるいは
そこで反射された光に露光することによってなされる
が、特に電子写真の再生過程では、トーンの濃度および
バランスが損なわれることがある。
【0006】最近では、X線フィルム像はレーザ光線ス
キャナによって走査され、フォトセル検出器で輝度を検
出して、オリジナル像のトーン濃度からディジタル化し
た鏡像を生成する。このディジタルイメージは、異なる
場所へ転送されたり、引き続いて再生されるために記憶
される。このようなイメージのディジタル化および記憶
は、関連分野の専門家の鑑定に回送されて紛失される恐
れのあるオリジナルのフィルム媒体のバックアップの意
味も持つ。
キャナによって走査され、フォトセル検出器で輝度を検
出して、オリジナル像のトーン濃度からディジタル化し
た鏡像を生成する。このディジタルイメージは、異なる
場所へ転送されたり、引き続いて再生されるために記憶
される。このようなイメージのディジタル化および記憶
は、関連分野の専門家の鑑定に回送されて紛失される恐
れのあるオリジナルのフィルム媒体のバックアップの意
味も持つ。
【0007】従来のX線フィルム媒体から診断用のイメ
ージをディジタル捕獲するためには、イメージの読み取
り、露光、プリントのいずれにも使用されるタイプのレ
ーザ光線走査システムを用いる。走査光学読み取り装置
は、通常、不透過性のイメージ搭載媒体の入射面上の照
射部分で反射した光を検出することによって働く。上記
のようなX線像では、画像情報は媒体の光に対する透過
率で表され、検出器フォトセルおよび光学系は、媒体で
反射した光ではなく射出面を透過した光線の輝度を検出
する位置に配置される。X線フィルム像を読み取るため
のこのような光学システムは米国特許第4,818,861 号に
開示されている。そこでは、レーザビーム光源は、通
常、水平な所定の走査角度で、X線イメージを横切る走
査ラインへと偏向され、走査ラインごとの走査ポイント
でX線像を透過した光は、直接、光検出器に導かれ収集
される。これらの一般的なスキャナの特質は、X線像の
走査とイメージディジタル化システムとに共通のもので
ある。すなわち、走査ビームは、X線像フィルム媒体の
幅を横切って走査される。従来は、フィルム媒体は偏向
される光ビームに対して垂直な平面となるように、走査
ラインの中心点を支点として走査方向および走査クロス
方向の双方に追従傾斜される。そして、光ビームは、例
えば'861特許の図面に示されるように、水平走査角でフ
ィルム媒体の入射面へと偏向され、媒体を透過した光は
射出面から出てコレクタシステムで収集され、光検出器
へ送られる。
ージをディジタル捕獲するためには、イメージの読み取
り、露光、プリントのいずれにも使用されるタイプのレ
ーザ光線走査システムを用いる。走査光学読み取り装置
は、通常、不透過性のイメージ搭載媒体の入射面上の照
射部分で反射した光を検出することによって働く。上記
のようなX線像では、画像情報は媒体の光に対する透過
率で表され、検出器フォトセルおよび光学系は、媒体で
反射した光ではなく射出面を透過した光線の輝度を検出
する位置に配置される。X線フィルム像を読み取るため
のこのような光学システムは米国特許第4,818,861 号に
開示されている。そこでは、レーザビーム光源は、通
常、水平な所定の走査角度で、X線イメージを横切る走
査ラインへと偏向され、走査ラインごとの走査ポイント
でX線像を透過した光は、直接、光検出器に導かれ収集
される。これらの一般的なスキャナの特質は、X線像の
走査とイメージディジタル化システムとに共通のもので
ある。すなわち、走査ビームは、X線像フィルム媒体の
幅を横切って走査される。従来は、フィルム媒体は偏向
される光ビームに対して垂直な平面となるように、走査
ラインの中心点を支点として走査方向および走査クロス
方向の双方に追従傾斜される。そして、光ビームは、例
えば'861特許の図面に示されるように、水平走査角でフ
ィルム媒体の入射面へと偏向され、媒体を透過した光は
射出面から出てコレクタシステムで収集され、光検出器
へ送られる。
【0008】一般に、一定の強度のレーザ光線は、米国
特許第4,921,320 号に述べられるタイプの光学システム
によってフォーカシングされ、走査方向に偏向されて、
水平な平面アレイに似た細いビーム光線の帯を生成し、
走査ラインの末端では入射面に対する光ビームの角度が
最小とされる。
特許第4,921,320 号に述べられるタイプの光学システム
によってフォーカシングされ、走査方向に偏向されて、
水平な平面アレイに似た細いビーム光線の帯を生成し、
走査ラインの末端では入射面に対する光ビームの角度が
最小とされる。
【0009】通常、ビームの断面は円形であるが、例え
ば米国特許第4,943,128 号に教示されるような適切な走
査デフレクタを用いて、長軸と短軸を有する楕円形の断
面の光ビームを使用してもよい。このような円形もしく
は楕円形の断面の光ビームを、走査ビームに対して垂直
に向けられた透過性のイメージ搭載媒体(X線フィルム
イメージなどを含む媒体)に当てると、媒体の入射面か
ら直接透過する入射光と、射出面で内側に反射して戻る
光との“干渉”が生じ、特に媒体の厚さにばらつきがあ
る場合に画像上で異なる濃度の縞や輪郭線となって現れ
る。この効果についてはM. Born, M. Wolf共著の『光学
原理』§7.5 第7図26に示されている(実際にこの現
象は、製造されたフィルムベースのウェブの厚さを干渉
計を使用して測定するために使用される)。直接透過光
と反射光とのオーバーラップ部分のこのような干渉は、
透過した光の輝度をかなり狂わせ、画像上に、読み取ら
れたイメージの精度を損なうような人口条痕を生じさせ
るという問題を生じさせる。
ば米国特許第4,943,128 号に教示されるような適切な走
査デフレクタを用いて、長軸と短軸を有する楕円形の断
面の光ビームを使用してもよい。このような円形もしく
は楕円形の断面の光ビームを、走査ビームに対して垂直
に向けられた透過性のイメージ搭載媒体(X線フィルム
イメージなどを含む媒体)に当てると、媒体の入射面か
ら直接透過する入射光と、射出面で内側に反射して戻る
光との“干渉”が生じ、特に媒体の厚さにばらつきがあ
る場合に画像上で異なる濃度の縞や輪郭線となって現れ
る。この効果についてはM. Born, M. Wolf共著の『光学
原理』§7.5 第7図26に示されている(実際にこの現
象は、製造されたフィルムベースのウェブの厚さを干渉
計を使用して測定するために使用される)。直接透過光
と反射光とのオーバーラップ部分のこのような干渉は、
透過した光の輝度をかなり狂わせ、画像上に、読み取ら
れたイメージの精度を損なうような人口条痕を生じさせ
るという問題を生じさせる。
【0010】従来、輪郭ぼけや、直接透過した入射光と
内側に反射した光とのオーバーラップを低減するための
試みはこれまでもなされてきた。特に、特開昭62−6
3136号の(3A)および(4A)で提案される走査
システムにおいては、垂直の入射角での反射光のオーバ
ーラップの低減について考慮されている。その従来例で
は、走査される媒体は、記録面を横切る走査ビームの平
面角に対して90°以外の角度に傾斜される。
内側に反射した光とのオーバーラップを低減するための
試みはこれまでもなされてきた。特に、特開昭62−6
3136号の(3A)および(4A)で提案される走査
システムにおいては、垂直の入射角での反射光のオーバ
ーラップの低減について考慮されている。その従来例で
は、走査される媒体は、記録面を横切る走査ビームの平
面角に対して90°以外の角度に傾斜される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、直接
透過する光ビームと内側に反射して戻る光とのコヒーレ
ント干渉を最小限におさえ、画像の濃度情報を歪めてデ
ィジタルイメージでの人口条痕やエラーの発生原因とな
る輪郭ぼけ(もしくはフリンジパターン)が発生する度
合いを低減することにある。
透過する光ビームと内側に反射して戻る光とのコヒーレ
ント干渉を最小限におさえ、画像の濃度情報を歪めてデ
ィジタルイメージでの人口条痕やエラーの発生原因とな
る輪郭ぼけ(もしくはフリンジパターン)が発生する度
合いを低減することにある。
【0012】また、X線フィルム像の厚さのばらつきに
よって輪郭(フリンジ)ぼけを生じさせるコヒーレント
干渉を低減あるいは解消して、X線像の透過度を正確に
読み取り、正確な情報によるディジタル鏡像の作成を行
うことも本発明の目的である。
よって輪郭(フリンジ)ぼけを生じさせるコヒーレント
干渉を低減あるいは解消して、X線像の透過度を正確に
読み取り、正確な情報によるディジタル鏡像の作成を行
うことも本発明の目的である。
【0013】さらに、透過性のイメージを含む媒体をそ
の媒体の厚さの相違に関係なくディジタル化するための
方法および装置を提供することも本発明の目的である。
の媒体の厚さの相違に関係なくディジタル化するための
方法および装置を提供することも本発明の目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、裏表の
入射面及び射出面を持つ一般的な厚さの光透過性の画像
形成媒体上のX線イメージ(あるいはその他のイメー
ジ)を読み取るための方法及び装置において実現され
る。
入射面及び射出面を持つ一般的な厚さの光透過性の画像
形成媒体上のX線イメージ(あるいはその他のイメー
ジ)を読み取るための方法及び装置において実現され
る。
【0015】この装置及び方法は、長軸と短軸を有する
楕円形の断面に伸長された光ビームを生成する手段及び
ステップと、この伸長された光ビームを媒体の入射面上
の走査ラインに沿って、所定の走査角度でビームの短軸
方向に偏向するための手段及びステップと、この媒体を
所定の走査角度で偏向された光ビームに対して直角以外
の角度に傾斜させて、媒体の射出面で内側に反射した光
ビームが所定の走査角度で入射面を直接透過した光ビー
ムと抵触しないようにするための手段及びステップと、
フィルム媒体の射出面を透過した光ビームの輝度を検出
するための手段及び方法を有する。
楕円形の断面に伸長された光ビームを生成する手段及び
ステップと、この伸長された光ビームを媒体の入射面上
の走査ラインに沿って、所定の走査角度でビームの短軸
方向に偏向するための手段及びステップと、この媒体を
所定の走査角度で偏向された光ビームに対して直角以外
の角度に傾斜させて、媒体の射出面で内側に反射した光
ビームが所定の走査角度で入射面を直接透過した光ビー
ムと抵触しないようにするための手段及びステップと、
フィルム媒体の射出面を透過した光ビームの輝度を検出
するための手段及び方法を有する。
【0016】入射面への入射光と媒体の射出面で反射さ
れた光とのオーバーラップを最小限にするために、媒体
は、走査ラインに対して、その厚さに応じて選択された
垂直以外の角度に傾けられるのが好ましい。
れた光とのオーバーラップを最小限にするために、媒体
は、走査ラインに対して、その厚さに応じて選択された
垂直以外の角度に傾けられるのが好ましい。
【0017】また、良好な実施態様では、楕円形の断面
に伸長された光ビームをこのビームの軸回りに回転させ
て断面の短軸を走査ライン方向から逸らせ、所定の走査
角度で走査方向に偏向させて、傾斜されたフィルム媒体
上へ導く。これによって、媒体の入射面への直接透過光
と媒体の射出面で内側に反射して入射面へ跳ね返る光ビ
ームとの干渉を防ぐ。
に伸長された光ビームをこのビームの軸回りに回転させ
て断面の短軸を走査ライン方向から逸らせ、所定の走査
角度で走査方向に偏向させて、傾斜されたフィルム媒体
上へ導く。これによって、媒体の入射面への直接透過光
と媒体の射出面で内側に反射して入射面へ跳ね返る光ビ
ームとの干渉を防ぐ。
【0018】
【実施例】画像走査読み取り記録システムにおいて、光
ビームを用いてX線像などのイメージを含む媒体を走査
し、光電子的に記録されたイメージ情報を読み取り、そ
れによってイメージ信号を生成することはよく知られて
いる。これらの信号はディジタル化されて記憶され、そ
のイメージを別の媒体上に再生するために使用される。
このような従来のイメージ走査読取/再生システムで
は、走査ビームはレーザダイオードによって照射され、
反射ファセット(面)を有し高速で回転(もしくは反
復)するミラー光デフレクタで偏向される。
ビームを用いてX線像などのイメージを含む媒体を走査
し、光電子的に記録されたイメージ情報を読み取り、そ
れによってイメージ信号を生成することはよく知られて
いる。これらの信号はディジタル化されて記憶され、そ
のイメージを別の媒体上に再生するために使用される。
このような従来のイメージ走査読取/再生システムで
は、走査ビームはレーザダイオードによって照射され、
反射ファセット(面)を有し高速で回転(もしくは反
復)するミラー光デフレクタで偏向される。
【0019】図1には、上述の´320特許に図示され
開示されるような光学スキャナ10が示される。スキャ
ナ10は、光源としてのダイオードレーザ12と、コリ
メートレンズ14と、ビーム伸長装置(イクスパンダ
ー)16と、ビーム成形(shaper)システム18と、多角
形型の回転ミラー20と、この多角形ミラー20と記録
媒体24との間に位置する光学システム22とを有す
る。ビーム形成システムは、球状レンズ17と、正の円
筒レンズ19と、負の円筒レンズ27と、前記正負のレ
ンズ19、27の間の平面鏡25と、を有する。光学シ
ステム22は、光学軸23に沿って配置され、2つの屈
折走査レンズ要素30及び32と、円筒形のミラー34
と、を含む。光学システム22は、また、レンズ要素3
2とミラー34との間にある平面鏡36を有し、これに
よって光ビームのフォーカシングを行う。
開示されるような光学スキャナ10が示される。スキャ
ナ10は、光源としてのダイオードレーザ12と、コリ
メートレンズ14と、ビーム伸長装置(イクスパンダ
ー)16と、ビーム成形(shaper)システム18と、多角
形型の回転ミラー20と、この多角形ミラー20と記録
媒体24との間に位置する光学システム22とを有す
る。ビーム形成システムは、球状レンズ17と、正の円
筒レンズ19と、負の円筒レンズ27と、前記正負のレ
ンズ19、27の間の平面鏡25と、を有する。光学シ
ステム22は、光学軸23に沿って配置され、2つの屈
折走査レンズ要素30及び32と、円筒形のミラー34
と、を含む。光学システム22は、また、レンズ要素3
2とミラー34との間にある平面鏡36を有し、これに
よって光ビームのフォーカシングを行う。
【0020】屈折走査レンズ要素30は、厚い凹凸レン
ズで、このレンズは球状の表面40、42を有する。表
面40は、負の倍率を、表面42は、正の倍率をそれぞ
れ有し、全体としてレンズ30の光学的な倍率は、わず
かに正の方向である。一方、屈折走査レンズ要素32
は、円筒状の表面46、48を有し、これら表面はお互
いに直角の方向をなす個別の円筒軸(図示されず)を持
つ。これら円筒軸の双方は、前記第1のレンズ要素30
によって決定される光学軸23に対して垂直である。レ
ンズ要素32の表面46は、走査方向に正の円筒倍率を
有し、表面48はクロス走査方向に負の円筒倍率を有す
る。すなわちレンズ要素32は、走査方向に正の、クロ
ス走査方向に負の倍率を有し、円筒ミラー軸は光学軸2
3に対して直角である。
ズで、このレンズは球状の表面40、42を有する。表
面40は、負の倍率を、表面42は、正の倍率をそれぞ
れ有し、全体としてレンズ30の光学的な倍率は、わず
かに正の方向である。一方、屈折走査レンズ要素32
は、円筒状の表面46、48を有し、これら表面はお互
いに直角の方向をなす個別の円筒軸(図示されず)を持
つ。これら円筒軸の双方は、前記第1のレンズ要素30
によって決定される光学軸23に対して垂直である。レ
ンズ要素32の表面46は、走査方向に正の円筒倍率を
有し、表面48はクロス走査方向に負の円筒倍率を有す
る。すなわちレンズ要素32は、走査方向に正の、クロ
ス走査方向に負の倍率を有し、円筒ミラー軸は光学軸2
3に対して直角である。
【0021】ダイオードレーザ12は、所定の波長のレ
ーザビーム50を生成するために用いられ、このビーム
は多角形ミラー20のファセットに導かれる前に、ビー
ム形成システム18によってアナモルフィック(歪み
形)に形成される。ビーム50はクロス走査方向に、多
角形ファセット21の近傍で中央焦点(waist focus) を
結ぶ。このビーム50は走査方向に、多角形ミラー20
を所定の距離(例えば720mm)だけ越えた位置にあ
る中央焦点に向けて収束する。すなわち、走査方向には
ミラーファセット21での入射ビームはコリメートしな
いが(光線を平行にしない)が、正の離接運動を有す
る。ファセット21で反射し、2つのレンズ要素30、
32を通過した後のビームは、円筒ミラー34で再度反
射し、記録媒体24上あるいはその近傍の中央焦点へと
到達する。走査方向においては、中央焦点は、全体のラ
イン長が13インチを越えるものでは記録媒体から±0.
13mm以内の距離にある。結果として、計算されたexp
(−2)のパワーポイントに対するビーム半径0.012mm
は、走査方向でその半径サイズの誤差は5%以下であ
る。クロス走査方向には、記録媒体から±0.35mm以内の
距離に中央焦点があり、公称0.015mm のビーム半径はク
ロス走査方向に10%以下の誤差で変化する。記録媒体
でのレーザビーム50のこのような特質は、非常に高解
像の走査に適している。
ーザビーム50を生成するために用いられ、このビーム
は多角形ミラー20のファセットに導かれる前に、ビー
ム形成システム18によってアナモルフィック(歪み
形)に形成される。ビーム50はクロス走査方向に、多
角形ファセット21の近傍で中央焦点(waist focus) を
結ぶ。このビーム50は走査方向に、多角形ミラー20
を所定の距離(例えば720mm)だけ越えた位置にあ
る中央焦点に向けて収束する。すなわち、走査方向には
ミラーファセット21での入射ビームはコリメートしな
いが(光線を平行にしない)が、正の離接運動を有す
る。ファセット21で反射し、2つのレンズ要素30、
32を通過した後のビームは、円筒ミラー34で再度反
射し、記録媒体24上あるいはその近傍の中央焦点へと
到達する。走査方向においては、中央焦点は、全体のラ
イン長が13インチを越えるものでは記録媒体から±0.
13mm以内の距離にある。結果として、計算されたexp
(−2)のパワーポイントに対するビーム半径0.012mm
は、走査方向でその半径サイズの誤差は5%以下であ
る。クロス走査方向には、記録媒体から±0.35mm以内の
距離に中央焦点があり、公称0.015mm のビーム半径はク
ロス走査方向に10%以下の誤差で変化する。記録媒体
でのレーザビーム50のこのような特質は、非常に高解
像の走査に適している。
【0022】光学スキャナ10で得られる解像度は、高
品質の連続トーンあるいはハーフトーンイメージの生成
に使用され、後者は150ドット/インチのスクリーン
(図示されず)を用いることによって形成される。これ
ら等間隔のドットのサイズによって、どのような小さな
領域であっても画像のグレーレベルが決定される。ひと
つのドットは12×12のミニピクセルアレイからな
り、走査方向にもクロス走査方向にも1インチ当たり1
800のミニピクセルを有することになる。レーザビー
ム50が各ラインを走査する際にその出力レベルを制御
することによって、これらミニピクセルがオンオフ切り
換えされ、これによって各ドットの目に見えるサイズが
変化する。本発明によるレーザビームのスポットサイズ
は、本目的の使用に一致している。
品質の連続トーンあるいはハーフトーンイメージの生成
に使用され、後者は150ドット/インチのスクリーン
(図示されず)を用いることによって形成される。これ
ら等間隔のドットのサイズによって、どのような小さな
領域であっても画像のグレーレベルが決定される。ひと
つのドットは12×12のミニピクセルアレイからな
り、走査方向にもクロス走査方向にも1インチ当たり1
800のミニピクセルを有することになる。レーザビー
ム50が各ラインを走査する際にその出力レベルを制御
することによって、これらミニピクセルがオンオフ切り
換えされ、これによって各ドットの目に見えるサイズが
変化する。本発明によるレーザビームのスポットサイズ
は、本目的の使用に一致している。
【0023】図1に示されるシステムのその他の特質は
´320特許に詳細に述べられているが、図1は次の点
で´320特許と異なる。図1では、走査されるイメー
ジは、´320特許での記録媒体の代わりに平坦なイメ
ージ搭載媒体24をに含まれ、図1のシステムは情報を
記録するというよりはむしろ走査のために使用される。
また、図1では、X線フィルム媒体24の射出面側に光
コレクタ60と、フォトセル62とが配置されている。
フォトセル62は周知のように、シート媒体24を透過
した光を検出し、イメージ変調された透過走査光ビーム
の輝度を表す光信号を生成する。
´320特許に詳細に述べられているが、図1は次の点
で´320特許と異なる。図1では、走査されるイメー
ジは、´320特許での記録媒体の代わりに平坦なイメ
ージ搭載媒体24をに含まれ、図1のシステムは情報を
記録するというよりはむしろ走査のために使用される。
また、図1では、X線フィルム媒体24の射出面側に光
コレクタ60と、フォトセル62とが配置されている。
フォトセル62は周知のように、シート媒体24を透過
した光を検出し、イメージ変調された透過走査光ビーム
の輝度を表す光信号を生成する。
【0024】走査ビームはこうしてミラー20の回転に
合わせ反復し、媒体24の入射面68で走査ラインに沿
って連続して走査する。媒体24が矢印69で示される
方向へ移動することによって、走査ライン66の連続が
行われる。このために使用される移動メカニズムは図示
されないピンチローラーを含み、このピンチローラーに
媒体24の両面64、68が固定されて、周知の方法で
矢印69の方向へ徐々に動かす。またこのメカニズムは
シート24を安定させ、スキャナ10、光コレクタ6
0、フォトセル62を通る媒体の正確な動きを維持する
ために使用され得る。
合わせ反復し、媒体24の入射面68で走査ラインに沿
って連続して走査する。媒体24が矢印69で示される
方向へ移動することによって、走査ライン66の連続が
行われる。このために使用される移動メカニズムは図示
されないピンチローラーを含み、このピンチローラーに
媒体24の両面64、68が固定されて、周知の方法で
矢印69の方向へ徐々に動かす。またこのメカニズムは
シート24を安定させ、スキャナ10、光コレクタ6
0、フォトセル62を通る媒体の正確な動きを維持する
ために使用され得る。
【0025】図1に示されるシステムでは、70°の入
射ビームが走査ライン66に沿って走査されるにつれ
て、シート媒体24は搬送メカニズムによってビームに
対して90°の角度でクロス走査方向に移動される。本
発明によれば、走査される媒体24を矢印80の方向へ
傾斜させ、ビーム成形システム18としてビーム成形/
回転光学システムを用いて、入射光ビームと射出面64
からの反射ビームとの干渉を最小限にすることが提案さ
れる。このようなビームのオーバーラップは、後述の走
査ビームの中央位置72で特に顕著である。
射ビームが走査ライン66に沿って走査されるにつれ
て、シート媒体24は搬送メカニズムによってビームに
対して90°の角度でクロス走査方向に移動される。本
発明によれば、走査される媒体24を矢印80の方向へ
傾斜させ、ビーム成形システム18としてビーム成形/
回転光学システムを用いて、入射光ビームと射出面64
からの反射ビームとの干渉を最小限にすることが提案さ
れる。このようなビームのオーバーラップは、後述の走
査ビームの中央位置72で特に顕著である。
【0026】図2及び3に移ると、イメージを含むフィ
ルム媒体24を入射光70の通常の入射角度から、おお
げさには45°傾斜させる効果が示されている(実際の
割合い通りではなく誇張されて描かれている)。これは
射出面で反射された光ビーム70´を逸らせることによ
って、透過光70''に対する干渉(希釈)を低減させる
ためのものである。
ルム媒体24を入射光70の通常の入射角度から、おお
げさには45°傾斜させる効果が示されている(実際の
割合い通りではなく誇張されて描かれている)。これは
射出面で反射された光ビーム70´を逸らせることによ
って、透過光70''に対する干渉(希釈)を低減させる
ためのものである。
【0027】図2には、媒体24の入射面68を通過す
る円形の断面のビーム70、及び射出面から出る射出光
線70”とが光ビームとして描かれている。射出ビーム
70”は、厚さTの媒体24の通過する画像情報の透明
度あるいは不透明度の度合いによって希釈される。
る円形の断面のビーム70、及び射出面から出る射出光
線70”とが光ビームとして描かれている。射出ビーム
70”は、厚さTの媒体24の通過する画像情報の透明
度あるいは不透明度の度合いによって希釈される。
【0028】射出面66に当たる入射ビーム70の一部
は、射出面で反射してそれ自身に跳ね返り、反射ビーム
70´として示される。通常は厚さTが走査方向を横切
る方向に(クロス走査方向に)一定に保たれれば、直接
透過した光ビームと内側に反射した光ビームとの間の相
対的な位相は一定となり、お互いに干渉し合って合成さ
れたビーム成分の透過エネルギーの輝度も一定となる。
しかし、厚さTが走査方向を横切る方向に(クロス走査
方向に)変化する場合、可干渉的に合成し合ったビーム
成分の結果としての透過エネルギーの輝度もばらつく。
ディジタル化された信号は、前記『光学の原理』7.5 章
の特に図7.26に示されるような輪郭ぼけ、光の干渉によ
る縞もしくはゴーストパターンなどをも含む。
は、射出面で反射してそれ自身に跳ね返り、反射ビーム
70´として示される。通常は厚さTが走査方向を横切
る方向に(クロス走査方向に)一定に保たれれば、直接
透過した光ビームと内側に反射した光ビームとの間の相
対的な位相は一定となり、お互いに干渉し合って合成さ
れたビーム成分の透過エネルギーの輝度も一定となる。
しかし、厚さTが走査方向を横切る方向に(クロス走査
方向に)変化する場合、可干渉的に合成し合ったビーム
成分の結果としての透過エネルギーの輝度もばらつく。
ディジタル化された信号は、前記『光学の原理』7.5 章
の特に図7.26に示されるような輪郭ぼけ、光の干渉によ
る縞もしくはゴーストパターンなどをも含む。
【0029】内側に反射するビーム70´が直接透過す
る入射光70と干渉する度合いは、入射面68と反射面
66での走査ライン方向への入射ビームの角度方向によ
って決まる。図2に示されるように、垂直入射角(90 )
では内側に反射する光ビーム70´は直接入射ビーム7
0に跳ね返り、透過光ビーム70''を均等に希釈する。
る入射光70と干渉する度合いは、入射面68と反射面
66での走査ライン方向への入射ビームの角度方向によ
って決まる。図2に示されるように、垂直入射角(90 )
では内側に反射する光ビーム70´は直接入射ビーム7
0に跳ね返り、透過光ビーム70''を均等に希釈する。
【0030】図4(a)は、図1の走査ラインの中央位
置72、72´及び末端76、76´と、72−76間
の途中位置における、直接透過した入射光と内側に反射
した光ビームとの重なりもしくはオーバーラップを示し
ている。直接透過した光ビームは白丸、内側に反射した
光ビームは網かけの円で示される。左端では、直接透過
光72と反射光72´は完全に重なり合う。ビームが走
査ライン66に沿って中央走査地点72から両端74あ
るいは76へ偏向するにつれて、直接透過光と反射光と
の重なりは減少する。
置72、72´及び末端76、76´と、72−76間
の途中位置における、直接透過した入射光と内側に反射
した光ビームとの重なりもしくはオーバーラップを示し
ている。直接透過した光ビームは白丸、内側に反射した
光ビームは網かけの円で示される。左端では、直接透過
光72と反射光72´は完全に重なり合う。ビームが走
査ライン66に沿って中央走査地点72から両端74あ
るいは76へ偏向するにつれて、直接透過光と反射光と
の重なりは減少する。
【0031】図4(b)は、走査の中央位置から両端に
まで生じるオーバーラップの量を低減させるために、入
射光ビームを図4(a)、図2及び3での円形の断面か
ら、長軸と短軸を有する楕円形の断面のビームへと変形
した時の効果を示している。(適切なマスク及びスキャ
ナ10のビーム形成システム18の光学部材を使用す
る。)図4(b)は4(a)と関連して、ビームの形を
変えたことによって垂直入射走査ビームのオーバーラッ
プを低減させる効果を示す。しかしながら、垂直な入射
角では、直接透過したビームと内側に反射したビームは
中央走査位置72で、なお全体的に重なり合う。
まで生じるオーバーラップの量を低減させるために、入
射光ビームを図4(a)、図2及び3での円形の断面か
ら、長軸と短軸を有する楕円形の断面のビームへと変形
した時の効果を示している。(適切なマスク及びスキャ
ナ10のビーム形成システム18の光学部材を使用す
る。)図4(b)は4(a)と関連して、ビームの形を
変えたことによって垂直入射走査ビームのオーバーラッ
プを低減させる効果を示す。しかしながら、垂直な入射
角では、直接透過したビームと内側に反射したビームは
中央走査位置72で、なお全体的に重なり合う。
【0032】図5(a)及び5(b)は、フィルム媒体
24を矢印80の方向に傾斜させたことによる効果を示
している。5(a)は円形の断面のビームを、5(b)
は楕円形の断面のビームを用いた場合を示し、それぞれ
フィルム媒体を様々な角度に傾けた場合の直接透過光7
2と内側に反射したビーム72´のオーバーラップを示
している。
24を矢印80の方向に傾斜させたことによる効果を示
している。5(a)は円形の断面のビームを、5(b)
は楕円形の断面のビームを用いた場合を示し、それぞれ
フィルム媒体を様々な角度に傾けた場合の直接透過光7
2と内側に反射したビーム72´のオーバーラップを示
している。
【0033】図5aに示されるように、フィルム媒体2
4の平面を直接透過光ビーム70のアレイに対して徐々
に傾斜させると、直接透過光72と反射光72´とのオ
ーバーラップが解消される。しかしながらオーバーラッ
プを避けるためにフィルム媒体を傾け過ぎると、走査ビ
ームが走査ライン66の両端部74、76に近付くにつ
れて別の弊害が顕著となる。すなわち、射出面64を透
過する光ビームが入射面68への入射光から走査方向に
逸脱するにつれ、画像情報の正確な走査ができにくくな
る。
4の平面を直接透過光ビーム70のアレイに対して徐々
に傾斜させると、直接透過光72と反射光72´とのオ
ーバーラップが解消される。しかしながらオーバーラッ
プを避けるためにフィルム媒体を傾け過ぎると、走査ビ
ームが走査ライン66の両端部74、76に近付くにつ
れて別の弊害が顕著となる。すなわち、射出面64を透
過する光ビームが入射面68への入射光から走査方向に
逸脱するにつれ、画像情報の正確な走査ができにくくな
る。
【0034】この現象は図3に示され、ここでは媒体2
4は直角から45°に傾けられ、内側に反射された光ビ
ーム70”の射出がクロス走査方向69に向かって逸脱
する。反射光70´は幸い、直接透過光70から完全に
離れて反射する。このようなビームずれは、特に中央ビ
ーム位置72では、媒体の厚さTと走査ビーム70の断
面の形次第では走査目的にとってそれほど深刻ではな
い。しかしながら、両端部74、76では、射出する反
射ビームのずれはクロス走査方向だけではなく、走査方
向にもずれが生じ、現実に走査の解像度が損なわれる。
解像度が低減される度合いは、その走査ビームの解像度
と、媒体24の厚さと、走査ライン66の幅と、ビーム
位置74、76における中央ビーム位置72に対する走
査ビームの逸脱の度合いとによって決まる。このような
傾斜効果では、任意のスキャナ光学システムで使用され
るフィルム媒体24の傾斜角度に上限が設けられること
を理解されたい。
4は直角から45°に傾けられ、内側に反射された光ビ
ーム70”の射出がクロス走査方向69に向かって逸脱
する。反射光70´は幸い、直接透過光70から完全に
離れて反射する。このようなビームずれは、特に中央ビ
ーム位置72では、媒体の厚さTと走査ビーム70の断
面の形次第では走査目的にとってそれほど深刻ではな
い。しかしながら、両端部74、76では、射出する反
射ビームのずれはクロス走査方向だけではなく、走査方
向にもずれが生じ、現実に走査の解像度が損なわれる。
解像度が低減される度合いは、その走査ビームの解像度
と、媒体24の厚さと、走査ライン66の幅と、ビーム
位置74、76における中央ビーム位置72に対する走
査ビームの逸脱の度合いとによって決まる。このような
傾斜効果では、任意のスキャナ光学システムで使用され
るフィルム媒体24の傾斜角度に上限が設けられること
を理解されたい。
【0035】図5bには伸長された(もしくは楕円形断
面の)光ビームを用い、このビームを傾斜させたフィル
ム媒体24上に走査させたときの効果を、中央ビーム位
置72から両端74、76の間での様々な位置に関して
示している。図5bにおける反射光とのオーバーラップ
領域は、図4bのそれと比較するとずいぶん縮小されて
いる。本発明の第1の実施例では、断面を楕円形に伸長
された走査ビームをわずかに傾斜させた走査平面と組み
合わせて用いて、走査ライン66の中央ビーム位置72
近傍における狭い範囲で反射光とのオーバーラップを低
減させることが意図される。
面の)光ビームを用い、このビームを傾斜させたフィル
ム媒体24上に走査させたときの効果を、中央ビーム位
置72から両端74、76の間での様々な位置に関して
示している。図5bにおける反射光とのオーバーラップ
領域は、図4bのそれと比較するとずいぶん縮小されて
いる。本発明の第1の実施例では、断面を楕円形に伸長
された走査ビームをわずかに傾斜させた走査平面と組み
合わせて用いて、走査ライン66の中央ビーム位置72
近傍における狭い範囲で反射光とのオーバーラップを低
減させることが意図される。
【0036】本発明の別の実施例では、図5bで示され
る楕円形の断面をもつ直接透過光と内側への反射光との
オーバーラップは、楕円形ビームの断面軸を30〜40
°回転させることによってさらに低減される。このよう
に断面軸を回転させることによって、傾斜された射出面
64での内側への反射光は、中央ビーム位置72におい
ても直接透過光とオーバーラップすることが解消され
る。この実施例では、ビーム成形システム18は図6に
示されるような走査ビームの回転を行うための光学要素
を含む。
る楕円形の断面をもつ直接透過光と内側への反射光との
オーバーラップは、楕円形ビームの断面軸を30〜40
°回転させることによってさらに低減される。このよう
に断面軸を回転させることによって、傾斜された射出面
64での内側への反射光は、中央ビーム位置72におい
ても直接透過光とオーバーラップすることが解消され
る。この実施例では、ビーム成形システム18は図6に
示されるような走査ビームの回転を行うための光学要素
を含む。
【0037】図7〜11は、図4a、4b、5b、及び
6を参照して述べられたそれぞれの状態での、入射する
直接透過光と内側へ反射する光とのオーバーラップの度
合いを示すグラフである。
6を参照して述べられたそれぞれの状態での、入射する
直接透過光と内側へ反射する光とのオーバーラップの度
合いを示すグラフである。
【0038】図7〜11においては、Y軸は8%の輝度
変調に正規化された干渉効果の大きさを、X軸は走査角
度(単位:ラジアン)を表す。全走査は±7−10°で
ある。図7は円形断面のビームに関し、中央の最大の干
渉から走査角度につれて緩やかに下降してゆく。図8の
ように楕円形のビーム(図4bに示されるような走査方
向側が狭められた楕円)を用いると、干渉度はより急激
に低下する。図9及び10のように、傾斜させたフィル
ム平面上への楕円断面のビームでは、干渉が低減され
る。ビームを傾斜されたフィルム上へ回転させると、図
11に示されるように、干渉はさらに低減される。図1
1と図7−10を比較すると分かる通り、出来上がりの
画像から肉眼で見える条痕を抑制するためには、最大干
渉を4分の1にまで減少させる必要がある。
変調に正規化された干渉効果の大きさを、X軸は走査角
度(単位:ラジアン)を表す。全走査は±7−10°で
ある。図7は円形断面のビームに関し、中央の最大の干
渉から走査角度につれて緩やかに下降してゆく。図8の
ように楕円形のビーム(図4bに示されるような走査方
向側が狭められた楕円)を用いると、干渉度はより急激
に低下する。図9及び10のように、傾斜させたフィル
ム平面上への楕円断面のビームでは、干渉が低減され
る。ビームを傾斜されたフィルム上へ回転させると、図
11に示されるように、干渉はさらに低減される。図1
1と図7−10を比較すると分かる通り、出来上がりの
画像から肉眼で見える条痕を抑制するためには、最大干
渉を4分の1にまで減少させる必要がある。
【0039】ここでは図1に示されるような単一の光学
スキャナシステム10についてのみ示されているが、従
来のいかなるスキャナシステムが本発明の原理と結びつ
けて使用されてもよく、反射光の干渉が起こりやすい透
過ベースあるいは反射ベースの走査システム双方におい
て、このような干渉を解消することができる。
スキャナシステム10についてのみ示されているが、従
来のいかなるスキャナシステムが本発明の原理と結びつ
けて使用されてもよく、反射光の干渉が起こりやすい透
過ベースあるいは反射ベースの走査システム双方におい
て、このような干渉を解消することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、射出面からの反射光と
直接透過する入射光ビームとの干渉が低減される。
直接透過する入射光ビームとの干渉が低減される。
【図1】イメージを含む光透過性の媒体を走査するため
の従来の光学スキャナの斜視図である。
の従来の光学スキャナの斜視図である。
【図2】走査される媒体に対する入射光ビームの入射角
を図1での90°から45°に傾けた時の効果を示すた
めの図である。
を図1での90°から45°に傾けた時の効果を示すた
めの図である。
【図3】走査される媒体に対する入射光ビームの入射角
を図1での90°から45°に傾けた時の効果を示すた
めの図である。
を図1での90°から45°に傾けた時の効果を示すた
めの図である。
【図4】円形の断面を有するビームと楕円形の断面のビ
ームに関し、それぞれ走査ライン上の所定の地点での入
射光と反射光との干渉のパターンを示す図である。
ームに関し、それぞれ走査ライン上の所定の地点での入
射光と反射光との干渉のパターンを示す図である。
【図5】フィルム媒体をビームに対して垂直からやや傾
斜させ、円形断面と楕円形の断面とのビームに関し、そ
れぞれ入射光と反射光とを離れさせる効果を示す図であ
る。
斜させ、円形断面と楕円形の断面とのビームに関し、そ
れぞれ入射光と反射光とを離れさせる効果を示す図であ
る。
【図6】図4の(b)で示される楕円形の断面のビーム
を走査方向に対して回転させ、走査ライン上の入射トー
ルポイントで、直接透過入射光と内側に反射した光ビー
ムとの干渉を解消もしくは低減させる効果を示す図であ
る。
を走査方向に対して回転させ、走査ライン上の入射トー
ルポイントで、直接透過入射光と内側に反射した光ビー
ムとの干渉を解消もしくは低減させる効果を示す図であ
る。
【図7】円形の断面のビームを回転させずに用い、媒体
を傾斜させない場合の干渉の度合いを示す図である。
を傾斜させない場合の干渉の度合いを示す図である。
【図8】楕円形の断面のビームを回転させずに用い、媒
体を傾斜させない場合の干渉度を示す図である。
体を傾斜させない場合の干渉度を示す図である。
【図9】楕円形の断面のビームを回転させずに用い、媒
体を6°傾斜させた場合の干渉度を示す図である。
体を6°傾斜させた場合の干渉度を示す図である。
【図10】楕円形の断面のビームを回転させずに用い、
媒体を12°傾斜させた場合の干渉度を示す図である。
媒体を12°傾斜させた場合の干渉度を示す図である。
【図11】楕円形の断面のビームを45°回転させて用
い、媒体を12°傾斜させた場合の干渉度を示す図であ
る。
い、媒体を12°傾斜させた場合の干渉度を示す図であ
る。
12 ダイオードレーザ 14 コリメートレンズ 16 ビーム伸長装置 18 ビーム成形システム 21 多角形ファセット 24 フィルム媒体 30 レンズ 34、36 円筒ミラー 60 光コレクタ 62 フォトセル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−290456(JP,A) 特開 昭63−266582(JP,A) 特開 平5−113548(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10 H04N 1/113
Claims (2)
- 【請求項1】 表裏が入射面(68)および射出面(64)であ
る所定の厚さの光透過性のフィルム媒体(24)上に記録さ
れた画像濃度情報を読み取るための装置(10)であって、 長軸と短軸とを有する楕円形に形成された断面の光ビー
ム(50)を生成するための手段(12,18)と、 前記生成された光ビームを、所定の走査角度で媒体(24)
の入射面上の走査ラインに沿って、光ビームの短軸方向
である走査方向へと偏向させるためのデフレクタ手段(2
0)と、前記デフレクタ手段(20)により偏向された光ビーム(50)
に対して、前記媒体(24)を非垂直の角度に傾斜させるた
めの手段(80)と、 前記生成された光ビーム(50)をビームの軸回りの方向に
回転させて断面の短軸を走査ライン(66)方向から逸ら
せ、前記デフレクタ手段(20)によって偏向された光ビー
ムを所定の走査角度でフィルム媒体(24)上を走査方向に
走らせる際に、媒体(24)上の入射面(68)への光ビームの
入射と、媒体(24)の射出面(64)で内側に反射して入射面
(68)へ返るビーム(50)との干渉を防ぐための光学手段(1
8)と、 フィルム媒体(24)の射出面(64)を透過した光ビームの輝
度を検出するための手段(62)と、 を有することを特徴とする光学スキャナ。 - 【請求項2】 表裏が入射面(68)および射出面(64)であ
る所定の厚さの光透過性のフィルム媒体(24)上に記録さ
れた画像濃度情報を読み取るための方法であって、 長軸と短軸とを有する楕円形に伸長された断面の光ビー
ム(50)を生成する(12,18)工程と、 前記生成された光ビームを、所定の走査角度で媒体(24)
の入射面上の走査ラインに沿って、光ビームの短軸方向
である走査方向へと偏向させる(20)工程と、前記偏向された光ビーム(50)に対して、前記媒体(24)を
非垂直の角度に傾斜させる(80)工程と、 前記生成された光ビーム(50)をビームの軸回り方向に回
転させて断面短軸を走査ライン(66)方向から逸らせ、前
記偏向された光ビームを所定の走査角度でフィルム媒体
(24)上を走査方向に走らせる際に、媒体(24)上の入射面
(68)への光ビームの入射と、媒体(24)の射出面(64)で内
側に反射して入射面(68)へ返るビーム(50)との干渉を防
ぐ工程と、 フィルム媒体(24)の射出面(64)を透過した光ビームの輝
度を検出する工程と、 を有することを特徴とする方法。
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