JP3335572B2 - オートフォーカス装置 - Google Patents

オートフォーカス装置

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JP3335572B2
JP3335572B2 JP32827597A JP32827597A JP3335572B2 JP 3335572 B2 JP3335572 B2 JP 3335572B2 JP 32827597 A JP32827597 A JP 32827597A JP 32827597 A JP32827597 A JP 32827597A JP 3335572 B2 JP3335572 B2 JP 3335572B2
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラや電
子カメラ等に利用されるオートフォーカス装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6にオートフォーカス装置の従来例を
示す。図6において、101はフォーカスレンズを示
し、102は絞り、103は撮像素子、104はフォー
カスモータ、105は絞りモータ、106は撮像回路、
107はハイパスフィルター(HPF)、108は整流
回路、109はフォーカス駆動回路、110は積分回
路、111は絞り駆動回路を示している。
【0003】フォーカスレンズ102は、フォーカスモ
ータ104により光軸方向に移動されることによって、
被写体を装置内に結像させる点を移動させてピントを合
わせる。絞り102は、絞りモータ105により開度を
制御されることによって、被写体の周囲の明るさが変化
しても被写体画像の明るさを一定に保つ。撮像素子10
3は、被写体の画像を電気的な画像データに変換して、
画像データを撮像回路106に与える。
【0004】撮像回路106は、画像データに基づい
て、以下のようにして、フォーカスレンズ102を移動
させる。撮像回路106は、画像データから輝度信号を
抽出して、HPF107に与える。HPF107は、輝
度信号中に含まれる高域成分を検出して、整流回路10
8に与える。整流回路108は高域成分を整流すること
により画像のコントラストに比例したコントラスト電圧
値(すなわち、ある領域における特定点の周囲との感度
相対値)を求め、フォーカス駆動回路109に与える。
フォーカス駆動回路109は、コントラスト電圧値に基
づいてフォーカスモータ104を駆動してフォーカスレ
ンズ101を光軸方向に移動させる。このとき、フォー
カスレンズ101が移動するに従い、画像のコントラス
トが変化し、コントラスト電圧値も変化する。フォーカ
ス駆動回路109は、コントラスト電圧値が大きくなる
方向にフォーカスレンズ101を移動させる。そして、
フォーカス駆動回路109は、コントラスト電圧値が最
大になったときに、被写体を結像させる点が撮像素子1
03の撮影面と一致するので、フォーカスレンズ101
を停止させる。なお、以後、コントラスト電圧値が最大
になる位置、つまり被写体を結像させる点が撮像素子の
撮影面と一致する位置を合焦点位置と称する。
【0005】また撮像回路106は、画像データに基づ
いて、以下のようにして、絞り102の開度を制御す
る。撮像回路106は輝度信号を積分回路110に与え
る。積分回路110は、輝度信号を積分して明るさの値
を検出して絞り駆動回路111に与える。絞り駆動回路
111は、被写体の周囲の明るさに基づいて、被写体の
周囲の明るさが明るくなった場合には絞り102の開度
が狭くなるように、また被写体の周囲の明るさが暗くな
った場合には絞り102の開度が広くなるように絞りモ
ータ105を駆動して絞り102の開度を調整する。こ
れは、例えば、被写体の周囲の明るさが暗くなると、白
色のピーク値が下がり、白色と黒色のピーク値の差が小
さくなる。そのため、被写体のコントラスト値が下が
る。被写体のコントラスト値を元に戻すには、絞り10
2の開度を広くすると光量が増えて明るくなるので、元
の被写体のコントラスト値と現在の被写体のコントラス
ト値が一致するまで絞り102の開度を広くのである。
【0006】次に、従来のオートフォーカス装置の動作
について説明する。上述の装置は、以下のようにして、
コントラスト値が最大になるように、つまり合焦点位置
Mにフォーカスレンズ101が位置決めされるようにし
ていた。図7は従来のオートフォーカス装置による動作
を説明する図である。図7(a)はフォーカスレンズに
対するコントラスト値の強さを示しており、図7(b)
はフォーカスレンズの位置を示している。
【0007】図において、当初、フォーカスレンズ10
1はA点にある。フォーカス駆動回路109は、A点よ
りもB点の方が合焦点位置Mに近いため、フォーカスレ
ンズ101をA点からB点に移動させ、移動後(B点)
のコントラスト値と移動前(A点)のコントラスト値を
比較する。ここでは移動後(B点)のコントラスト値が
移動前(A点)のコントラスト値よりも大きいので、フ
ォーカス駆動回路109は、前回と同じ方向でフォーカ
スレンズ101をB点からC点に移動させ、同様に移動
後(C点)のコントラスト値と移動前(B点)のコント
ラスト値を比較する。ここでは移動後(C点)のコント
ラスト値が移動前(B点)のコントラスト値よりも小さ
いので、フォーカス駆動回路109は、今度は移動方向
を反転するとともにフォーカスレンズ101の移動量を
1/2にしてC点からD点に移動させ、移動後(D点)
のコントラスト値と移動前(C点)のコントラスト値を
比較する。
【0008】ここでは移動後(D点)のコントラスト値
が移動前(C点)のコントラスト値よりも大きいので、
フォーカス駆動回路109は、前回と同じ方向でフォー
カスレンズ101をD点からE点まで移動させ、D点の
コントラスト値とE点のコントラスト値を比較する。こ
こでは移動後(E点)のコントラスト値が移動前(D
点)のコントラスト値よりも小さいので、フォーカス駆
動回路109は、フォーカスレンズ101の移動方向を
反転するとともに移動量を1/2にしてE点からF点ま
で移動させる。
【0009】以後、同様にして、移動後のコントラスト
値が移動前のコントラスト値より大きければ同じ方向に
移動し、移動後のコントラスト値が移動前のコントラス
ト値より小さければ移動方向を反転するとともに移動量
を1/2にする動作を繰り返し行う。そして最終的に、
フォーカスレンズ101の移動量が、レンズの絞りが開
放された状態で、焦点距離が最大、かつレンズの焦点距
離が近距離端の時のレンズ手前の被写界深度の1/2以
内の範囲に入ったところで、合焦点位置Mを決定してい
る。なお、被写界深度とは、被写体を結像させる点の前
後において鮮明に撮影することができる範囲のことであ
る。
【0010】以上の通り、従来のオートフォーカス装置
は、フォーカスレンズの位置に対するコントラスト値の
強さの関係を利用して、フォーカスレンズを移動させて
は移動後のコントラスト値と移動前のコントラスト値を
比較することによって、フォーカスレンズの移動方向と
移動距離を決定していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オートフォーカス装置は、フォーカスモータ104を回
転させ、移動量が多すぎては逆回転をさせる動作を繰り
返していた。そのため、従来のオートフォーカス装置
は、フォーカスレンズ101の移動量が上述の範囲に収
まるまでに、フォーカスモータ104に所定回数以上の
正回転、逆回転を繰り返させなければならないので、無
駄な時間がかかるという問題があった。
【0012】また、従来のオートフォーカス装置は、フ
ォーカスレンズ101が合焦点位置Mに近づくに従って
移動量を小さくしているが、単純に一定の固定比率(上
述の例では1/2)で小さくしているので、過大、ある
いは過小な移動量を算出しがちである。そのため、従来
のオートフォーカス装置は、フォーカスレンズ101を
合焦点位置Mに位置合わせするためには、高速化に限界
があるという問題点があった。
【0013】しかも、従来技術では、良好なパターン認
識を行うためにフォーカス速度を遅くしなければならな
いという問題があった。
【0014】すなわち、良好なパターン認識を行うため
にコントラストがはっきりした明るい画像を撮影するこ
とが望まれる。このような画像を撮影するためには、絞
り102の絞り量を小さくして白色と黒色のピークの差
を大きくする必要がある。しかしながら、絞り量を小さ
くすると、以下の理由により被写界深度が狭くなり、被
写界深度が狭くなるとフォーカス速度が遅くなる。
【0015】一般に、フォーカスレンズの被写界深度は
以下の数式(1)および数式(2)で表される。なお、
数式(1)および数式(2)の最小錯乱円とは、レンズ
によってできる点物体のぼやけた円状の像のことであ
る。
【0016】
【数1】
【0017】
【数2】
【0018】上記数式(1)および数式(2)より、レ
ンズの絞り値Fを小さくすると、被写界深度が狭くなる
ことが分かる。また、レンズの焦点距離fを長くしても
被写界深度が狭くなることが分かる。
【0019】そのため、良好なパターン認識を行うには
フォーカス速度を遅くしなければならなかった。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のオートフォーカス装置は以下の構成とし
た。
【0021】すなわち、本発明のオートフォーカス装置
は、被写体を結像させる点を移動させるフォーカスレン
ズと、前記フォーカスレンズにより結像された被写体の
画像を電気的な画像データに変換する撮像素子と、前記
フォーカスレンズを、被写体の画像が前記撮像素子上に
結像する合焦点位置まで移動させる駆動手段と、前記撮
像素子により変換された電気的な画像データから各画素
の輝度信号を抽出する画像処理部と、前記撮像素子によ
り変換された電気的な画像データの特定領域内の各画素
について、前記画像処理部により抽出された各画素の輝
度信号に基づいて隣接する周囲の画素に対するコントラ
スト値を算出し、この算出したコントラスト値の合計を
求め、該コントラスト値の合計の逆数に基づいて、前記
合焦点位置を超えないフォーカスレンズの移動量を算出
し、前記駆動手段を駆動させる制御手段とを有すること
を特徴とする。コントラスト値の合計の逆数に基づいて
フォーカスレンズの移動量を算出するようにしたので、
フォーカスレンズを合焦点位置に位置決めする際のフォ
ーカスレンズの移動量は、フォーカスレンズが合焦点位
置から遠くにある場合には大きくなり、フォーカスレン
ズが合焦点位置に近づくに従って小さくなる。またフォ
ーカスレンズの移動量を、合焦点位置を超えないように
算出したので、フォーカスレンズを移動させる駆動手段
を正回転、逆回転を繰り返すことがない。
【0022】また、制御手段は、フォーカスレンズの移
動量が駆動手段により移動させることができる最小移動
量よりも小さくなるまで駆動手段を駆動させるようにし
た。これによって、装置の性能上可能な限り合焦点位置
に近い位置でフォーカスレンズを停止させることができ
る。
【0023】さらに、フォーカスレンズの移動量が最小
移動量よりも小さくなったことを示す識別データを画像
データに付加するようにした。これによって、ピントを
合わせた画像データであることを識別可能にしたので、
この画像データを受信する側は画像のピントが合ってい
るか否かをあらためて判別しなくてもよい構成となって
いる。
【0024】また、オートフォーカス装置は、フォーカ
スレンズの移動量が最小移動量よりも小さくなったとき
に撮影された画像データを外部に出力する画像出力部を
備えている。これによって、ピントを合わせた画像デー
タを外部に出力することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】(フォーカスレンズの移動につい
て)本発明は、コントラスト値の逆数を用いてフォーカ
スレンズの移動量を算出することによって、フォーカス
レンズを合焦点位置に移動させる時間を大幅に短縮した
オートフォーカス装置を提供するものである。具体的に
は、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる際に、コ
ントラスト値Xを分母とし、任意に定めた定数G(但
し、Gはコントラスト値には無関係な定数)を分子とす
るG/Xなる関数を定義し、この関数に基づいてフォー
カスレンズの移動量Wを算出する。
【0026】以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0027】図1は本発明のオートフォーカス装置の実
施例を示すブロック図である。1は第1のレンズを示
し、2はフォーカスレンズ、3は第2のレンズ、4は撮
像素子、5は画像処理部、6はメモリ、7はCPU、8
はモータ駆動部、9はモータ、10は送りネジ、11は
スライダ、12は画像出力部、13は外部記憶装置、1
4はパターン認識装置、15は画像印刷装置を示してい
る。
【0028】図1に示す装置は、第1のレンズ1からフ
ォーカスレンズ2と第2のレンズ3を通して被写体の像
を撮像素子4の撮影面に結像させる。なお、第1のレン
ズ1と第2のレンズ3は逆さまに写った結像を正像に戻
すためのものであり、またフォーカスレンズ2は光軸方
向(図1の矢印A方向)に移動することで、撮影面の結
像のピントを調整するためのものである。装置は、撮像
素子4によって撮影面に写った被写体を電気的な画像デ
ータに変換し、画像処理部5によって画像データから各
画素の輝度信号を抽出し、メモリ6に各画素の輝度信号
を記憶する。
【0029】この後、CPU7は、後述のようにして、
メモリ6に記憶された抽出領域設定プログラムに従って
画像データの中から特定領域を抽出し、その特定領域内
のコントラスト値Xを算出し、フォーカスレンズ2の移
動量を演算し、モータ駆動部8にモータ9の回転量と回
転方向を指示する。モータ駆動部8は、CPU7の指示
に従い、モータ9を駆動する。モータ9には、送りねじ
10とフォーカスレンズ2を支持するスライダ11が取
り付けられており、フォーカスレンズ2を合焦点位置M
に向けて移動させる。モータ9がフォーカスレンズ2を
合焦点位置Mに移動させると、モータ駆動部8は、動作
の完了を表す信号をCPU7に発信し、CPU7はモー
タ駆動部8への指示を停止する。
【0030】次に、CPU7がどのようにして画像デー
タの中から特定領域を抽出し、特定領域のコントラスト
値Xを算出し、フォーカスレンズ2の移動量を演算する
のかについて説明する。
【0031】まず、CPU7がどのようにして画像デー
タの中から特定領域を抽出し、特定領域のコントラスト
値Xを算出するのかについて説明する。CPU7は、ま
ずメモリ6に記憶された抽出領域設定プログラムに従っ
て画像データの中から特定領域を抽出する。次に、CP
U7はその特定領域内のすべての画素について互いに隣
接する画素との輝度信号の差のm乗(mはコントラスト
値の曲線の傾きに応じて任意に設定した偶数値)の総和
を計算し、この総和をコントラスト値Xと定義してメモ
リ6に記憶する。以下、図2を用いて、特定領域内のコ
ントラスト値Xを算出する方法を説明する。
【0032】図2は本発明におけるコントラスト値Xの
算出方法を示す図である。図中、16は撮像素子4によ
り撮影された全体画像領域を示し、17は特定領域、1
8〜26は画素を示している。
【0033】まずCPU7は、全体画像領域16の内部
にコントラスト値を算出する領域である特定領域17を
抽出する。仮に全体画像領域16の画素サイズが640
×480画素とすると、特定領域17の最大画素サイズ
は、全体画像領域16から上下左右に1画素ずつ内側の
領域、すなわち638×478画素になる。CPU7
は、最大画素サイズ内で、被写体に応じて、全体画像領
域16の任意の位置に任意の大きさで特定領域17を設
定できる。なお、一般に、被写体には形状的な凹凸や色
等の濃淡の差がある。これら凸凹や濃淡の差は、同じ被
写体を撮影し続けているにもかかわらず、撮影条件(例
えば被写体の周囲の明るさが変わる等)が変わることに
より変化する。本発明では、これらの影響を最小限度に
抑える必要がある。そこで、本発明の抽出領域設定プロ
グラムは、撮影条件が変わっても凸凹の数や濃淡の差が
変化しない領域を特定領域として抽出するように設定す
る。
【0034】特定領域17を抽出したら、CPU7は、
特定領域17を構成するすべての画素T(l)から画素T
(n)までの各コントラスト値xT(k)を求める(k=1〜
n)。
【0035】例えば画素T26のコントラスト値x
Tは、画素T26の周囲の8個の画素のうち、画素A2
5、画素B19、画素C21及び画素D23の4つの画
素を選び、以下の数式(3)を用いて算出する。
【0036】
【数3】
【0037】なお、mは、後述する図5のコントラスト
値の曲線の傾きを定めるために、任意に設定可能な定数
である。mは大きくすると図5の曲線の傾きが大きくな
るのでフォーカスレンズ2の移動量を算出しやすくなる
が、コントラスト値xT(k)を算出するための演算工数も
大きくなるので撮影環境や被写体の凸凹や濃淡等を考慮
して設定する。また、mは数式(3)にマイナスになる
項があるため、例えば4のような偶数値とする。
【0038】同様にして、画素T(1)から画素T(n)まで
の各コントラスト値xT(k)を求めたら、最後にすべての
コントラスト値xT(k)の和を求める(k=1〜n)。こ
こで、コントラスト値xT(k)のk=1からk=nまで総
和をコントラスト値Xとすると、コントラスト値Xは以
下の数式(4)として表すことができる。
【0039】
【数4】
【0040】例えば、全体画像領域16を640×48
0画素とし、特定領域17を100×100画素で設定
すると、コントラスト値xT(k)を計算する画素Tの数
は、100×100画素であり、上記の数式(4)のk
値はk=100×100=10,000となる。つま
り、10,000画素のコントラスト値xT(k)を合計し
た値がコントラスト値Xとなる。
【0041】次に、CPU7がどのようにしてフォーカ
スレンズ2の移動量を演算するのかについて、図3〜図
5を用いて説明する。
【0042】図3はフォーカスレンズ2の位置とコント
ラスト値Xの関係を示すコントラスト値の特性曲線図で
あり、図4はコントラスト値Xとフォーカスレンズ2の
移動量Wの関係を示す図であり、図5は本発明のオート
フォーカス装置による動作を説明する図である。
【0043】コントラスト値Xは、図3に示すように、
フォーカスレンズ2の位置が合焦点位置Mに近づくほど
大きくなり、フォーカスレンズ2が合焦点位置Mにある
ときに最大値Xmaxとなる。本発明ではこの関係を利用
して、フォーカスレンズ2の移動量Wを、コントラスト
値Xを分母とする、以下の数式(5)によって算出す
る。
【0044】 W=G/X ……(5) なお、Gは、図4の傾きを定めるゲインであり、コント
ラスト値に無関係な定数である。Gは撮影条件や被写体
の凸凹や濃淡の差に応じて任意に設定できる。なお、G
を大きくすると、図4の傾きが大きくなるので、フォー
カス速度を速くすることができる。
【0045】上述の数式(5)によって、算出したフォ
ーカスレンズ2の移動量Wを図4に示す。図4に示され
るように、フォーカスレンズ2の移動量Wは、フォーカ
スレンズ2が合焦点位置Mから遠いほどコントラスト値
Xが小さいので大きな値をとり、フォーカスレンズ2が
移動して合焦点位置Mに近づくほどコントラスト値Xが
大きくなるので小さな値をとるようになる。したがっ
て、フォーカスレンズ2は、移動の初期時ほど合焦点位
置Mに向かって大きく移動し、合焦点位置Mに近づくに
従って小さく移動するようになる。
【0046】なお、以下に、フォーカスレンズ2を合焦
点位置Mに移動させる工程を図5を用いて説明する。図
5の横軸はフォーカスレンズ2の位置Pを示しており、
縦軸はコントラスト値Xを示している。
【0047】まず、CPU7は、フォーカスレンズ2の
初期位置P(0)で撮影された画像データについてコン
トラスト値X(0)を上述の数式(3)と数式(4)に
より算出し、メモリ6に保存し、1回目のフォーカスレ
ンズ2の移動を行う。
【0048】1回目のフォーカスレンズ2の移動は、あ
らかじめメモリ6にフォーカスレンズ2をどちらの方向
に移動させるかを示す移動方向D(0)とどれくらい移
動させるのかを示す移動量W(0)が登録されており、
CPU7がメモリ6から移動方向D(0)と移動量W
(0)を読み出し、モータ駆動部8に指示することによ
って行われる。モータ駆動部8は、この指示に従ってモ
ータ9を駆動し、フォーカスレンズ2を光軸方向へ移動
させる。
【0049】1回目の移動後のフォーカスレンズ2の位
置P(1)は移動前の位置P(0)に移動量W(0)を
追加した値、すなわち以下の数式(6)の値となる。
【0050】 P(1)=P(0)+W(0) ……(6) モータ駆動部8は、モータ9を回転し終えたら、移動が
終了したことを表す信号をCPU7に送信する。このと
き、P(1)、X(0)、W(0)及びD(0)の各値
はメモリ6に記憶される。
【0051】CPU7は、モータ駆動部8からの移動が
終了したことを表す信号を受信すると、P(1)に停止
したフォーカスレンズ2を通して撮影された画像データ
を用いて、再びコントラスト値X(1)を上述の数式
(3)と数式(4)により算出し、算出したX(1)値
を数式(5)に代入することで2回目のフォーカスレン
ズ2の移動量W(1)を算出する。また、2回目のフォ
ーカスレンズ2の移動方向D(1)は、CPU7がメモ
リ6に記憶されたX(0)と算出したX(1)の大きさ
を比較して決定する。CPU7は、X(0)<X(1)
となる場合には移動方向D(1)はD(0)と同じ方向
とし、X(0)>X(1)となる場合には移動方向D
(1)はD(0)と反対方向とする。
【0052】なお、本発明では、以下のようにして、W
(1)の大きさがフォーカスレンズ2を移動させること
ができる最小移動量Wminよりも小さいか否かを判別
し、W(1)がWminよりも小さい場合に、フォーカス
レンズ2が合焦点位置Mに到達したものとみなして、フ
ォーカスレンズ2の移動を中止するようにしている。す
なわち、CPU7はW(1)を算出すると、メモリ6に
あらかじめ記憶された最小移動量Wminをメモリ6から
呼び出し、W(1)とWminの大きさを比較する。CP
U7は、W(1)>Wminの場合にはフォーカスレンズ
2をW(1)の値で移動させ、W(1)<Wminの場合
には移動を中止する指令をモータ駆動部8に送信する。
【0053】図5に示す例では、W(1)>Wminで、
かつX(0)<X(1)となる。そのため、CPU7
は、フォーカスレンズ2をD(0)と同じ方向へW
(1)だけ移動させる。2回目の移動後のフォーカスレ
ンズ2の位置P(2)は移動前の位置P(1)に移動量
W(1)を追加した値、すなわち以下の数式(7)の値
となる。
【0054】 P(2)=P(1)+W(1) ……(7) モータ駆動部8は、モータ9を回転し終えたら、移動が
終了したことを表す信号をCPU7に送信する。このと
き、P(2)、X(1)、W(1)及びD(1)の各値
はメモリ6に記憶される。
【0055】以下、同様にして、図5に示すコントラス
ト値の特性曲線に沿って、フォーカスレンズ2をW
(1)からW(4)まで順に移動させる。つまり、上述
したようにX(n)やW(n)を算出し、X(n)とX
(n−1)を比較して判断し、W(n)とWminを比較
して判断する工程をn=4となるまで繰り返す。
【0056】そして、最終的に、フォーカスレンズ2の
移動量Wが駆動手段によりフォーカスレンズ2を移動さ
せることができる最小移動量よりも小さくなったとき、
すなわちW(n)<Wminとなったとき、CPU7はフ
ォーカスレンズ2が合焦点位置Mに達したとみなし、フ
ォーカスレンズ2をその位置で停止させる。このとき、
装置は焦点が合った画像データを取得できる。
【0057】なお、上述のX(1)やW(1)を算出す
るプログラムや、X(1)とX(0)を比較し判断する
プログラム、W(1)とWminを比較し判断プログラム
等は、全てメモリ6に登録されている。CPU7はメモ
リ6からこれらのプログラムを呼び出して演算し実行す
る。
【0058】本発明は、このようにしてフォーカスレン
ズ2を移動させるので、フォーカスレンズ2が合焦点位
置Mを超えることがない。そのため、従来技術のよう
に、フォーカスレンズ2が合焦点位置Mを超えてはレン
ズの移動方向を逆回転するような無駄な動作をなくすこ
とができる。
【0059】また本発明は、フォーカスレンズ2の移動
量を算出する演算が単純であり、しかも最適な移動量を
算出できる。そのため、従来技術のように、過大、ある
いは過小な移動量を算出することはないので、高速にフ
ォーカスレンズ2を合焦点位置Mに位置合わせできる。
【0060】なお、本発明では、仮に、被写体がフォー
カスレンズ2を移動させている途中で装置に近づいた
り、装置から遠ざかったりしても、図3に示すコントラ
スト値の曲線の頂点が移動するだけなので、G/X値に
は影響はなく、安定してフォーカスレンズ2を移動させ
ることができる。
【0061】さらに、本発明では、上述のようにしてオ
ートフォーカスを行うので、フォーカスレンズ2の特性
は、被写界深度が駆動手段により移動することができる
最小移動量よりも大きければよい。そのため、従来技術
のように、良好なパターン認識を行うためにフォーカス
速度を遅くしなくてもよい。また絞り量や、レンズの焦
点距離、被写界深度を考慮する必要がなく、比較的レン
ズの仕様を自由に設定できる。特に、小さな被写体を近
距離で撮影するマクロ撮影のように、比較的焦点距離が
長いレンズを用いる場合にも、レンズの被写界深度が上
述の最小移動量よりも大きければよいため、本発明を適
用できる。
【0062】よって、本発明は、安価で高速なオートフ
ォーカス装置が開発できるため、ビデオカメラや電子カ
メラに用いれば、小型化や低価格化に貢献できる。
【0063】(合焦点位置での撮影について)本発明の
オートフォーカス装置は、フォーカスレンズ2が合焦点
位置Mに達した場合に、すなわちフォーカスレンズ2の
移動量W(n)が上述の最小移動量Wminよりも小さく
なった場合にフォーカスレンズ2の移動を停止して、そ
の位置で撮影する。メモリ6には、合焦点位置Mで撮影
した場合に、フォーカスレンズ2の移動量が最小移動量
よりも小さくなったことを示す識別データを画像データ
に付加するプログラムが記憶されている。CPU7は、
W(n)<Wminの判断が完了してモータ駆動部8にフ
ォーカスレンズ2の移動を停止させる指令を送信する
と、メモリ6からこのプログラムを読み出し、識別デー
タを画像データの所定のエリアに付加する。そして、識
別データを付加した画像データをメモリ6に送り、メモ
リ6はこの画像データを記憶する。
【0064】続いて、画像出力部11が、メモリ6から
画像データを読み出し、メモリ6にあらかじめ設定され
た外部の出力先に出力する。なお、上述の例ではメモリ
6にあらかじめ設定された出力先に画像データを出力す
るようにしたが、CPU7が外部の機器、例えば外部記
憶装置12(ハードディスク、MOディスク、VTR
等)やパターン認識装置13、画像印刷装置14等から
画像データの出力を要求する信号を受信することによっ
て要求元の機器に画像データを出力するようにしてもよ
い。
【0065】本発明は、上述のように、識別データを画
像データに付加して出力することができる。このように
すると、受信側で画像のピントが合っているか否かを判
別しなくてもよくなるので、受信側にこのようなことを
判別させるような構成を持たなくてもよくなる。
【0066】また、本発明は、画像出力部12からピン
トが合った鮮明な画像データが出力できるので、例え
ば、合焦点の位置合わせが完了した位置で取得した画像
データからパターン認識や画像記録、及び画像印刷等を
実施するような場合に便利である。特に、パターン認識
装置14は、様々なものをパターン認識の対象としてい
る(例えば、人間の顔については、虹彩(アイリス)、
顔全体、口、鼻があり、また顔以外については、指紋、
指、つめ、耳等があり、さらに、印刷物では、バーコー
ド、カード表面のエンボス文字、紙幣文字と柄、等があ
る)。これらのパターンを認識に使用するためには、ピ
ントが合った鮮明な画像データであることが前提条件と
なっている。そのため、パターン認識装置14に最適で
ある。
【0067】
【発明の効果】以上説明した本発明には、次の効果があ
る。
【0068】本発明によれば、コントラスト値の合計の
逆数に基づいてフォーカスレンズの移動量を算出するよ
うにしたので、フォーカスレンズを合焦点位置に位置決
めする際のフォーカスレンズの移動量は、フォーカスレ
ンズが合焦点位置から遠くにある場合には大きくなり、
フォーカスレンズが合焦点位置に近づくに従って小さく
なる。またフォーカスレンズを合焦点位置まで移動させ
る際にフォーカスレンズが合焦点位置を超えることがな
いので、フォーカスレンズの移動方向を途中で逆回転す
るという無駄な動作をすることがなく、高速で合焦点位
置まで移動させることができる効果がある。
【0069】第2の発明は、第1の発明において装置の性
能上可能な限り合焦点位置に近い位置でフォーカスレン
ズを停止させることができる。
【0070】第3の発明は、第2の発明においてピント
を合わせた画像データであることを識別可能にしたの
で、この画像データを受信する側は画像のピントが合っ
ているか否かをあらためて判別しなくてもよくなってい
る。
【0071】第4の発明は、第2の発明においてピント
を合わせた画像データを外部に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオートフォーカス装置の実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明におけるコントラスト値の算出方法を説
明する図である。
【図3】フォーカスレンズの位置とコントラスト値の強
さの関係を示す図である。
【図4】コントラスト値とフォーカスレンズの移動量の
関係を示す図である。
【図5】本発明のオートフォーカス装置による動作を説
明する図である。
【図6】従来のオートフォーカス装置の一例を示すブロ
ック図である。
【図7】従来のオートフォーカス装置による動作を説明
する図である。
【符号の説明】
2…フォーカスレンズ 4…撮像素子 5…画像処理部 6…メモリ 7…CPU 8…モータ駆動部 9…モータ 12…画像出力部 13…外部記憶装置 14…パターン認識装置 15…画像印刷装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−308556(JP,A) 特開 平6−324254(JP,A) 特開 平5−145827(JP,A) 特開 昭62−272218(JP,A) 特開 平7−113944(JP,A) 特開 昭63−49717(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を結像させる点を移動させるフォ
    ーカスレンズと、 前記フォーカスレンズにより結像された被写体の画像を
    電気的な画像データに変換する撮像素子と、 前記フォーカスレンズを、被写体の画像が前記撮像素子
    上に結像する合焦点位置まで移動させる駆動手段と、 前記撮像素子により変換された電気的な画像データから
    各画素の輝度信号を抽出する画像処理部と、 前記撮像素子により変換された電気的な画像データの特
    定領域内の各画素について、前記画像処理部により抽出
    された各画素の輝度信号に基づいて隣接する周囲の画素
    に対するコントラスト値を算出し、この算出したコント
    ラスト値の合計を求め、該コントラスト値の合計の逆数
    に基づいて、前記合焦点位置を超えないフォーカスレン
    ズの移動量を算出し、前記駆動手段を駆動させる制御手
    段とを有することを特徴とするオートフォーカス装置。
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