JP3227666B2 - オートフォーカス方法及び装置 - Google Patents

オートフォーカス方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオートフォーカス方法及
び装置に係り、特にCCD等の撮像素子より得られる映
像信号から高域周波数成分を焦点電圧として抽出し、そ
の焦点電圧が最大レベルになるように自動的にピント合
わせを行うオートフォーカス方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から被写体を撮影することによって
得られる映像信号の高域周波数成分の電圧レベルが画像
の精細度に対応していることに着目し、映像信号からの
高域周波数成分を焦点電圧として抽出し、この焦点電圧
が最大レベルになるようにフォーカスレンズを駆動さ
せ、レンズの位置を合焦位置に調節するオートフォーカ
ス装置がある。
【0003】この種のオートフォーカス装置には、2点
での焦点電圧を逐次レベル比較していき、焦点電圧の大
小関係でピントずれの有無、及びレンズ移動方向を検出
することによりレンズを移動させて行く方式と、任意の
位置での焦点電圧の微分値より合焦位置までの距離を算
出し、その算出値に基づいてレンズ駆動する方式とがあ
る。前者は山登りサーボ方式として知られ、NHK技術
研究報告昭40.第17巻.第1号通巻第86号第21
ページ、あるいは昭和57年11月発表のテレビジョン
学会技術報告ED第675ページ7等の文献に詳細に説
明されている。また、後者は特開昭62−272217
号公報、特開昭62−272218号公報等で記述され
ている。
【0004】即ち、CCD等の撮像素子より得られる映
像信号から高域周波数成分を抽出し、これを検波した電
圧(以下、焦点電圧という)をEsとし、フォーカスレ
ンズの合焦位置Pまでの距離をxとすると、焦点電圧E
sと距離xとの関係は、次式、 Es(x)=b・exp{−(ax)2} …(1) 但し、a:焦点電圧Esの曲線傾きを決定する係数 b:焦点電圧Esの曲線の最大値を決定する係数 によって近似できることが知られており、この(1)式
に基づいて合焦位置までの距離xが算出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の山登
りサーボ方式の場合には、焦点電圧の傾きを逐次検出
し、レンズを移動させながら焦点電圧のピーク(合焦位
置)を探すため、合焦位置に達するまでに時間が長くか
かるという問題がある。一方、後者は、映像信号からの
高域周波数成分を焦点電圧として抽出し、この焦点電圧
に基づいて合焦位置までの距離を演算するが、その演算
結果は実際の被写体状態に左右される。従って、一つの
周波数成分から得られる焦点電圧に基づく演算結果によ
っては合焦位置までの距離が許容錯乱円に入るまでに、
フォーカスレンズの移動とレンズ移動後における合焦位
置までの距離の演算とを多数回繰り返し実行しなければ
ならない場合が生じる。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ファジイ的推論に基づいて適正な焦点ずれ量を
推定し、これにより確実かつ迅速にフォーカシングを行
うことができるオートフォーカス方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、被写体像を光学系を介して撮像素子上に結
像させ、該撮像素子より得られる映像信号からそれぞれ
異なる複数の高周波帯域別の周波数成分を複数の焦点電
圧として抽出し、該複数の焦点電圧に基づいて合焦位置
までの前記光学系の一部の移動すべき距離を演算し、該
演算した距離だけ前記光学系の一部を光軸方向に移動さ
せて被写体に合焦させるオートフォーカス方法であっ
て、前記移動すべき距離の演算は、複数の焦点電圧に基
づいてそれぞれ合焦位置までの複数の移動すべき距離を
演算し、前記演算した複数の移動すべき距離と前記複数
の高周波帯域を変数とするメンバーシップ関数とから複
数の適合度を決定し、この複数の適合度の集合の代表値
を合焦位置までの距離として算出するようにしたことを
特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によれば、撮像素子より得られる映像信
号からそれぞれ異なる複数の高周波帯域別の周波数成分
を複数の焦点電圧として抽出し、この複数の焦点電圧に
基づいてそれぞれ合焦位置までの光学系の一部の移動す
べき距離を演算する。そして、この演算した複数の移動
すべき距離と前記複数の高周波帯域を変数とするメンバ
ーシップ関数とから複数の適合度を決定し、この複数の
適合度の集合の代表値を合焦位置までの距離として算出
するようにしている。このようにして、合焦位置までの
距離を演算し、その演算結果に基づいて光学系の一部を
光軸方向に移動させて被写体に合焦させるようにしてい
る。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るオートフ
ォーカス方法及び装置の好ましい実施例を詳述する。図
1は本発明に係るオートフォーカス装置を備えた電子カ
メラの一実施例を示すブロック図である。
【0010】同図に示すように、撮影レンズ10はリア
フォーカスタイプのズームレンズであり、前群レンズ1
0A及び後群レンズ10Bを有している。これらのレン
ズ群を、ズームモータ12及びフォーカスモータ14に
よって適宜移動させることによりズーミング及びフォー
カシングが行われる。尚、前群レンズ10A及び後群レ
ンズ10Bの位置は、それぞれズーム位置検出器16及
びフォーカス位置検出器18によって検出され、これら
の位置データは演算処理回路20に加えられるようにな
っている。また、絞り22はアイリスモータ24によっ
て駆動され、その絞り位置は、絞り位置検出器26によ
って検出されている。
【0011】被写体からの光は、上記撮影レンズ10を
介して撮像素子(CCD)30の受光面に入射され、C
CD30の各センサで光の強さに応じた信号電荷を有す
る映像信号に変換される。このCCD30で変換された
映像信号は、順次読み出され、プリアンプ32で適宜増
幅されたのち、図示しない信号処理回路に加えられると
ともに、AF回路40に加えられる。尚、CCD30は
同期信号発生回路34からの同期信号に同期して所定の
サンプリング周期(60分の1秒)毎に1フィールド分
の映像信号を出力し、また演算処理回路20も上記同期
信号に同期して演算処理を実行する。
【0012】AF回路40は、ゲート回路42、n個の
バンドパスフィルタ(BPF1,BPF2,…,BPF
n)、n個の焦点電圧検出回路(DET1,DET2,
…DETn)及びA/D変換器44から構成されてい
る。ゲート回路42は入力する1フィールド分の映像信
号のうち、所定の測定範囲内の映像信号のみを通過させ
るもので、演算処理回路20から所定の測定範囲を示す
信号を入力すると、その入力している間だけ映像信号を
BPF1,BPF2,…,BPFnに出力する。BPF
1,BPF2,…,BPFnは入力する映像信号のう
ち、それぞれ異なる高周波帯域別の周波数成分を通過さ
せ、これらをDET1,DET2,…DETnに出力す
る。
【0013】DET1,DET2,…DETnは例えば
検波回路からなり、入力する高域周波数成分の信号を検
波して得た電圧信号を、焦点電圧として出力する。尚、
図4(A)は被写体の周波数成分やレンズ絞り等によっ
て上記係数aが変化した場合の各焦点電圧の特性曲線を
示しており、図4(B)は被写体のコントラストや増幅
系の利得等によって上記係数bが変化した場合の各焦点
電圧の特性曲線を示している。
【0014】このようにして検出されたn個の焦点電圧
は、A/D変換器44によってディジタル信号に変換さ
れたのち、演算処理回路20に出力される。次に、演算
処理回路20の作用について図2に示すフローチャート
を参照しながら説明する。先ず、演算処理回路20は、
現在の後群レンズ10A(以下、フォーカスレンズとい
う)の移動位置におけるn個の焦点電圧を入力する(ス
テップ100)。
【0015】次に、ルール1による焦点電圧の検定を行
う(ステップ102)。 『ルール1』〔焦点電圧の検定〕各BPFを通過した映
像信号の周波数成分から検出した各焦点電圧値が所定値
以上の場合にはステップ104を、所定値以下の場合に
は、ステップ104を実行させる。
【0016】ステップ104では、ルール2によるR+
+R- <0の検定を実行する。 『ルール2』〔R+ +R- <0の検定〕即ち、図5に示
すように合焦位置Pから距離x0 離れた位置における焦
点電圧をEs0 とし、位置x0 からそれぞれ前後に微小
距離dx離れた位置(x0 +dx),(x0 −dx)における
焦点電圧をそれぞれEs+ 及びEs- とすると、E
+,Es0 及びEs- は、前述した(1)式から、 Es+=b・exp −{a(x0+dx)}2 …(2) Es0=b・exp{−(ax0 2} …(3) Es-=b・exp −{a(x0−dx)}2 …(4) と表すことができる。上記(2)〜(4)式から、焦点
電圧Es0 に対する焦点電圧Es+ 及びEs- の比率を
求めると、次式、 Es+/Es0=exp{−a2dx(2x0+dx)} …(5) Es-/Es0=exp{a2dx(2x0−dx)} …(6) となる。(5)及び(6)式において、両辺の自然対数
をとり、これらをそれぞれR+ ,R- とすると、R+
- は、次式、 R+=LN(Es+/Es0)=−a2dx(2x0+dx) …(7) R-=LN(Es-/Es0)=a2dx(2x0−dx) …(8) となる。そして、(7)及び(8)式からR+ とR-
の和と差をとると、 R++R-=−2・(adx)2 …(9) R+−R-=−4・a2dxx0 …(10) となる。上記(9)式からも明らかなように、(R+
- )は常に負となるが、焦点電圧の測定値によっては
(R+ +R- )の計算値が正になる場合がある。この場
合は、焦点電圧の測定値に誤りがあったと判定する。
【0017】従って、R+ +R- <0の場合にはステッ
プ106を、R+ +R- ≧0の場合にはステップ116
を実行させる。ステップ106では、ルール3による算
出値の検定を実行する。 『ルール3』〔算出値の検定〕上記(9)及び(10)
式から係数aを消去し、x0 についてまとめると、 x0=dx(R+−R- )/2(R++R- ) …(11) となる。
【0018】従って、焦点電圧Es+ ,Es0 及びEs
- を測定し、これらの焦点電圧Es + ,Es0 及びEs
- に基づいて(7)及び(8)式 からR+ ,R- を算
出し、このR+ ,R- を(11)式に代入することによ
り、合焦位置Pまでのフォーカスレンズの移動量(焦点
外れ量)x0 を算出することができる。尚、この焦点外
れ量x0 は、各BPFを介して得られる焦点電圧毎に算
出される。
【0019】さて、上記のようにして算出した焦点外れ
量が各BPFで信頼できる値を越える値になる場合があ
る。ステップ106では、焦点外れ量が各BPFで信頼
できる値以内の場合には、ステップ108に、各BPF
で信頼できる値を越える場合には、ステップ118に進
み、ここでその算出値を所定値(最大信頼値)に修正す
る。尚、BPFの個数n=4とし、各BPF1,2,
3,4の種類とその最大信頼値との一例を次表に示す。 次に、ステップ108では、ルール4によってレンズの
駆動量をファジイ的推論により決定する。
【0020】『ルール3』 〔駆動量をファジイ的推論により決定〕BPF2,3,
4を介して検出した焦点電圧から焦点外れ量が3値得ら
れる。そして、これらに3値と、メンバーシップ関数と
からファジイ集合を求め、集合の重心を焦点外れ量とし
て決定するファジイ的推論を行う。
【0021】即ち、図3(A)に示すようにBPF2,
3,4に対応するメンバーシップ関数をそれぞれμ2,μ
3,μ4 とし、BPF2,3,4を介して検出した焦点電
圧から算出される焦点外れ量をそれぞれa2,a3,a4とし
て、ファジイ集合Sを、次式、 S=∨(∧a2∩μ2)∪(∧a3∩μ3)∪(∧a4∩μ4) …(12) によって求め、この集合Sの重心Aを焦点外れ量として
決定する(図3(B))。
【0022】尚、この焦点外れ量Aは、メンバーシップ
関数μ2 と焦点外れ量a2とから得られる推論結果のメン
バーシップ関数の面積をS2,その重心をA2 とし、同様
にメンバーシップ関数μ3 と焦点外れ量a3とから得られ
る推論結果のメンバーシップ関数の面積をS3,その重心
をA3 とし、メンバーシップ関数μ4 と焦点外れ量a4と
から得られる推論結果のメンバーシップ関数の面積をS
4,その重心をA4 とすると、重心Aは、次式、 A=(S2・A2+S3・A3+S4・A4)/(S2+S3+S4) に基づいて算出することができる。
【0023】そして、ステップ110では、このように
して算出した焦点外れ量(重心A)から合焦の検定を行
う。即ち、算出した焦点外れ量が許容錯乱円内か否か、
即ち、Aの絶対値が錯乱円半径δmin 以下(|A|≦δ
min )か否かを判別し、|A|≦δmin の場合には、合
焦状態であると判定してオートフォーカス動作が終了す
る。
【0024】一方、|A|>δmin の場合には、非合焦
状態であると判定して、前記算出した焦点ずれ量Aだけ
フォーカスレンズを駆動させ(ステップ112)、ステ
ップ100に戻り、再度焦点ずれ量等の演算を実行す
る。尚、ステップ102で検定された焦点電圧値が所定
値以下の場合には、ノイズなどの誤差成分の割合が増加
し、その後の検定に悪影響を及ぼすことが考えられるた
め、ステップ114に進み、ここでルール5による計算
値エラー1の処置を行う。
【0025】『ルール5』 〔計算値エラー1の処置〕BPF1の検出で焦点電圧の
傾斜が検出不能の場合であり、この場合には一定方向に
サーチ駆動を行わせる。また、ステップ104では、B
PF2〜4で求めた算出値がいずれも不適切な場合は、
算出値に基づくレンズ駆動が不可能となるため、この場
合にはステップ116に進み、ここでルール6による計
算値エラー2の処置を行う。
【0026】『ルール6』 〔計算値エラー2の処置〕この場合にはBPF1で検出
した焦点電圧の傾斜を基に単位送り量、焦点位置を移動
させる。尚、焦点電圧に基づく焦点ずれ量の算出方法は
本実施例に限定されず、種々の方法が適用できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るオート
フォーカス方法及び装置によれば、撮像素子より得られ
る映像信号からそれぞれ異なる複数の高周波帯域別の周
波数成分を複数の焦点電圧として抽出し、この複数の焦
点電圧に基づいてそれぞれ合焦位置までの光学系の一部
の移動すべき距離を演算し、この演算した複数の移動す
べき距離と複数の高周波帯域を変数とするメンバーシッ
プ関数とから複数の適合度を決定し、この複数の適合度
の集合の代表値を合焦位置までの距離として算出するよ
うにしたため、合焦位置までの距離をファジイ的推論に
基づいて適正に推定でき、これにより確実かつ迅速にフ
ォーカシングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るオートフォーカス装置を備
えた電子カメラの一実施例を示すブロック図である。
【図2】図2は図1の演算処理回路の作用を説明するた
めに用いたフローチャートである。
【図3】図3(A)は各BPFに対応するメンバーシッ
プ関数と、各BPFから算出される焦点外れ量の一例を
示す図であり、図3(B)は推論結果のメンバーシップ
関数の集合を示す図である。
【図4】図4(A)は被写体の周波数成分やレンズ絞り
等が変化した場合の各焦点電圧の特性曲線を示し、図4
(B)は被写体のコントラストや増幅系の利得等が変化
した場合の各焦点電圧の特性曲線を示すグラフである。
【図5】図5は本発明を原理的に説明するために用いた
焦点電圧の特性曲線を示すグラフである。
【符号の説明】
10…撮影レンズ 10B…フォーカスレンズ 14…フォーカスモータ 20…演算処理回路 30…撮像素子(CCD) 40…AF回路 42…ゲート回路 BPF1〜BPFn……バンドパスフィルタ DET1〜DETn…焦点電圧検出回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を光学系を介して撮像素子上に
    結像させ、該撮像素子より得られる映像信号からそれぞ
    れ異なる複数の高周波帯域別の周波数成分を複数の焦点
    電圧として抽出し、該複数の焦点電圧に基づいて合焦位
    置までの前記光学系の一部の移動すべき距離を演算し、
    該演算した距離だけ前記光学系の一部を光軸方向に移動
    させて被写体に合焦させるオートフォーカス方法であっ
    て、 前記移動すべき距離の演算は、複数の焦点電圧に基づい
    てそれぞれ合焦位置までの複数の移動すべき距離を演算
    し、 前記演算した複数の移動すべき距離と前記複数の高周波
    帯域を変数とするメンバーシップ関数とから複数の適合
    度を決定し、この複数の適合度の集合の代表値を合焦位
    置までの距離として算出するようにしたことを特徴とす
    るオートフォーカス方法。
  2. 【請求項2】 被写体像を光学系を介して撮像素子上に
    結像させ、該撮像素子より得られる映像信号からそれぞ
    れ異なる複数の高周波帯域別の周波数成分を複数の焦点
    電圧として抽出し、該複数の焦点電圧に基づいて合焦位
    置までの前記光学系の一部の移動すべき距離を演算し、
    該演算した距離だけ前記光学系の一部を光軸方向に移動
    させて被写体に合焦させるオートフォーカス方法であっ
    て、 前記移動すべき距離の演算は、複数の焦点電圧に基づい
    てそれぞれ合焦位置までの複数の移動すべき距離を演算
    し、 前記演算した複数の移動すべき距離と前記複数の高周波
    帯域を変数とするメンバーシップ関数とから複数の推論
    結果のメンバーシップ関数を求め、該複数の推論結果の
    メンバーシップ関数の重心値をAi(i=1,2,…N)、複数の
    推論結果のメンバーシップ関数の面積をSi(i=1,2,…N)
    とすると、合焦位置までの距離Aを、次式、 A=Σ(Ai×Si)/ΣSi に基づいて算出することを特徴とするオートフォーカス
    方法。
  3. 【請求項3】 被写体像を撮像素子上に結像させる光学
    系と、 前記撮像素子より得た映像信号からのそれぞれ異なる複
    数の高周波帯域別の周波数成分を複数の焦点電圧として
    抽出する複数の高域周波数成分抽出手段と、 前記高域周波数成分抽出手段から得られる複数の焦点電
    圧に基づいて合焦位置までの移動すべき距離をそれぞれ
    演算する第1の演算手段と、 前記第1の演算手段によって演算した複数の移動すべき
    距離と前記複数の高周波帯域を変数とするメンバーシッ
    プ関数とから複数の適合度を決定し、この複数の適合度
    の集合の代表値を合焦位置までの距離として演算する第
    2の演算手段と、 前記光学系の一部をモータによって光軸方向に移動させ
    る駆動手段と、 被写体に合焦させるように前記第2の演算手段によって
    演算された距離に基づいて前記駆動手段を制御する制御
    手段と、 を備えたことを特徴とするオートフォーカス装置。
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