JP2761391B2 - 焦点検出装置 - Google Patents

焦点検出装置

Info

Publication number
JP2761391B2
JP2761391B2 JP63250466A JP25046688A JP2761391B2 JP 2761391 B2 JP2761391 B2 JP 2761391B2 JP 63250466 A JP63250466 A JP 63250466A JP 25046688 A JP25046688 A JP 25046688A JP 2761391 B2 JP2761391 B2 JP 2761391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
learning
output
subject
layer
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63250466A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0296707A (ja
Inventor
正文 山崎
敏之 豊福
順一 伊藤
晋一 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP63250466A priority Critical patent/JP2761391B2/ja
Priority to US07/414,943 priority patent/US4965443A/en
Publication of JPH0296707A publication Critical patent/JPH0296707A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2761391B2 publication Critical patent/JP2761391B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/36Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、どのような被写体に対してもある程度の
精度で焦点を検出できる焦点検出装置に関する。
[従来の技術] 従来の焦点検出装置を備えた大多数のカメラにおいて
は、焦点を合わすべき被写体領域がほぼ中央付近に固定
されているため、写真の構図が思い通りにならない欠点
があった。これを解決する手段として、特開昭54−5996
4号公報には、測距方向の角度を任意に変更し得るよう
になっているものにおいて、測距方向の変更動作と測距
方向を表示する表示部材の変位動作とを連動させる手段
が開示されている。また、特開昭59−107685号公報、特
開昭60−254968号公報には、輝度信号のサンプリング区
画を自由に選択し得るように構成することによって、任
意の被写体に焦点を合わせることが開示されている。
[発明が解決しようとする課題] このような従来例では、フォーカスエリアを選択する
ための動作が必要であるため、操作が面倒であったり、
動体などの迅速な撮影に向かない。また、機械式の方法
では、機構が複雑化したり、機構がために輝度が低下す
るなどの欠点がある。
この発明の目的は、これらの欠点を解決するために、
多数のモデルパターンによって被写体の主要部を学習さ
せることにより、あらゆる被写体パターンに対して意図
した領域に自動的に合焦させることができる焦点検出装
置を提供することである。
[課題を解決するための手段及び作用] この発明による露出制御装置には、被写体パターンを
入力した時に被写体主要部の位置を示す信号を出力する
ように学習された結合の強さで順次結合される入力層、
中間層、出力層からなるネットワークが設けられる。複
数の光電変換素子の出力がネットワークに入力され、ネ
ットワークの出力により複数の光電変換素子の出力の中
から被写体主要部の信号が選択され、それに基づいて焦
点が検出される。
[実施例] 以下、図面を参照して、この発明による焦点検出装置
の実施例を説明する。第1図にそのブロック図を示す。
第1図からわかるように、この実施例は、ニューロコン
ピュータを使用して、露出制御、焦点検出を行なってい
る。そこで、先ず、第2図〜第12図を参照して、ニュー
ロコンピュータについて説明する。
第2図にニューロコンピュータのモデルを示す。この
モデルはルメルハルト(Rumelhart)等によって提案さ
れたもので、バックプロパゲーション(Back Propagati
on)モデル(以下、BPモデルと略す)と呼ばれる。ニュ
ーロコンピュータは多数のユニット(ニューロン)から
なり、ユニットは入力層、中間層、出力層に分類されて
いる。各ユニットは入力層→中間層→出力層の方向に接
続され、ネットワーク(ニューラルネット)を形成す
る。各ユニットの結合の強さは学習により決定される。
ただし、各層内でのユニット相互の接続はない。各ユニ
ットのモデルを第3図に示す。
次に、このBPモデルの学習アルゴリズムの原理を説明
する。あるパターンPを入力層に与えた時、出力層に現
われる実際の出力値をOpj0とし、その時の望ましい出力
値(以下、教師信号という)をtpjとすると、両者の差
Epjは次のように表わされる。
Epj=1/2(tpj−Opj0 ……(1) 学習させるには、この誤差Epjを減少させるように、
全てのユニットの結合の強さを変えればよい。
パターンPを与えたときの(K−1)層のi番目のユ
ニットからK層のj番目のユニットに対する結合の強さ
Wjiの変化量を次のように定義する。ここで、Kは出力
層を0として、入力層になるにつれて増える。
ΔpWjiK∝−∂Ep/∂WjiK ……(2) ∂EP/∂WjiK =(∂Ep/∂netpj) ・(∂netpjK/∂WjiK) ……(3) ここで、 である。
また、fをシグモイド(Sigmoid)関数として、OpkK
=f(netpk)と表わすと、(3)式は次のように変
形される。シグモイド関数を第4図に示す。
∂Epj/∂WjiK =−δpjK・OpiK+1 ……(4) ここで、δpjKは第K層における誤差の後向き伝播量
であり、δpjK=−∂Epj/∂netpjである。従って、
(2)式は次のように変形される。ここで、ηは定数で
ある。
ΔpWjiK =η・δpjK・OpiK+1 ……(5) 出力ユニットの場合は、Epj=1/2(tpj−Opj02,Op
j0=f(netpj)なので、出力層の後向き伝播量δpj0
は、次のようになる。
中間ユニットの場合は、各層内でのユニットの結合は
ないので、誤差の後向き伝播量は次のようになる。
(7)式はδの再帰関数である。
ΔpWjiKを一般的に定式化すると、次のようになる。
ΔpWjiK(n+1) =ηδpjK・OpiK+1+αΔpWjiK(n) ……(8) ただし、ΔpWjiK(0)=0であり、nは学習の回数
を表わす。(8)式の右辺の第2項は誤差の振動を減ら
し収束を速めるために加えている。(8)式から、結合
の強さは次のように更新される。
WjiK(n+1) =WjiK(n)+ΔpWjiK(n) (K=0,1,2,…) ……(9) ここで、ジグモイド関数fiを fi=1/(1+e-neti) ……(10) で定義するとfi′=fi(1−fi)であるので後向き伝播
量は次式のように簡単化される。
出力ユニットの場合: δpj0 =Opj0(1−Opj0)(tpj−Opj0) ……(11) 中間ユニットの場合: δpjK =OpjK(1−OpjK) ・Σ{δpkK-1・WkjK-1(n+1)} ……(12) 以上からわかるように、ΔWの計算は出力層のユニッ
トから始めて、中間層のユニットへ移る。このように学
習は入力データの処理とは逆方向に進む。
従って、BPモデルによる学習は次のように行われる。
先ず、学習用のデータを入力し、結果を出力する。次
に、結果の誤差(実際の出力と教師信号との差)を減ら
すように結合の強さを変える。そして、再び、学習用デ
ータを入力する。この動作を、ΔWが収束するまで繰り
返す。
第5図にBPモデルの基本回路構成を示す。
ランダムアクセスメモリ(以下RAMと記す)1は結合
の強さWjiを格納し、層毎にk=1〜NのNページから
成る。RAM2はパターンPを与えたときの結合の強さWji
の変化量ΔWjiを格納し、k=1〜NのNページから成
る。RAM3は誤差の後向き伝播量δpjを格納し、k=0〜
Nの(N+1)ページから成る。RAM4は各ユニットの出
力値Opjを格納し、k=0〜Nの(N+1)ページから
成る。5はOpjの演算回路、6はδpjの演算回路、7は
ΔpWjiの演算回路である。9は全体のシーケンスを制御
するシーケンスコントローラである。
第5図のBPモデルによる学習のプロセスを説明する。
ここでは、ノイマン型のコンピュータによりBPモデルを
シミュレーションした場合の動作を、第6図〜第9図の
フローチャートを参照して説明する。第6図はOpj演算
のフローチャート、第7図はδpj演算のフローチャー
ト、第8図はWpj演算のフローチャート、第9図は学習
のレベル判定のフローチャートである。
ステップ1(S1)でRAM1内の結合の強さWjiをランダ
ムな値に初期化する。ステップ2で入力値OpjN+1をRAM4
に設定し、ステップ3〜ステップ9で演算回路5により
入力層から出力層に向かって順にユニット出力値OpjK
演算していく。
次に、第7図のステップ11〜ステップ20で演算回路6
により出力値Opj0と望ましい出力を示す教師信号tpjと
から(11)式に従って出力層の誤差の後向き伝播量δpj
0を求める。
次に、第8図のステップ21〜ステップ24で演算回路7
により(8)式に従って結合の強さの変化量δpWji
0(1)を求める。なお、ΔpWji0の初期値ΔpWji
K(0)はすべて0である。ステップ25で演算回路8に
より(9)式に従って結合の強さWji0(1)を求める。
以上により、出力層のOpj0,δpj0,ΔpWji0(1),Wji0
(1)が求まる。この後、これらは初期データを更新す
る形でRAM1〜RAM4に格納される。
次に、中間層の学習を行なう。第7図のフローチャー
トに戻り、演算回路6により以上で求めたδpj0,Wji
0(1)、およびRAM4に格納されているOpj0を用いて、
誤差の後向き伝播量δpjKを求める。次に、第8図のフ
ローチャートにおいて、演算回路7により結合の強さの
変化量ΔpWjiK(1)を(8)式に従って求め、演算回
路8により結合の強さWjiK(1)を(9)式に従って求
める。出力層と同様に、以上で求めたデータはRAM1〜RA
M4に更新する形で格納されていく。以上のフローを入力
層(K=N+1)に向かって順次繰り返し行ない第1回
目の学習が終了する。
以上の学習と複数(n)回実行することにより、各ユ
ニット間の結合の強さWjiが決定され、ある入力パター
ンPを示す入力値Opjを与えたときに所望の出力値Ppjを
得るためのネットワークが自動的に形成されることにな
る。
第9図は、実際の出力値Opjと教師信号tpjとの平均
二乗誤差▲▼を求めるフローチャートである。この
値が小さくなる程、実際の出力値は望ましい出力値に近
くなる。いまEpがあるしきい値εより小さければ学習を
終了し、εより大きければ学習を繰り返す。
以上では、1つの入力パターンPに対する学習につい
て述べたが、入力パターンを複数にし、それぞれのパタ
ーンに対応した複数の出力パターンを得るような学習も
可能である。また、複数の入力パターンに対してある特
定の1つの出力パターンを出力するように学習させるこ
とも可能である。
以上述べたBPモデルは、現在広く民主機器等で使用さ
れているノイマン型のマイクロコンピュータで実現可能
であるが、このままではニューロコンピュータの1つの
大きな長所である並列処理による高速化の機能は生かさ
れない。そのため、第6図〜第9図の処理を複数のコン
ピュータで並列に処理させることが好ましい。
第10図はこのための並列処理システムの構成を示す。
複数のマイクロプロセッサP1〜Pnがホストプロセッサ11
に接続される。第2図に示すニューラルネットをn個の
部分ネットワークに分割し、それぞれをマイクロプロセ
ッサP1〜Pnに割り当てる。ホストプロセッサ11は、マイ
クロプロセッサP1〜Pn相互のタイミングの制御を行なっ
たり、マイクロプロセッサP1〜Pnに分散されているデー
タを統合してパターン認識などの処理を行なう。各々の
マイクロプロセッサP1〜Pnは上述した演算手順に従い、
第5図に示す出力値Opjの連続する複数列の演算を実行
する。そのため、マイクロプロセッサP1〜Pnは担当する
出力値を演算するのに必要なδpj,ΔWji,Wjiをそれぞれ
格納するためのRAMと演算回路を備えている。担当する
全てのユニットの出力値の演算が終了すると、各プロセ
ッサP1〜Pn間で同期をとりながら、データの更新のため
の通信が行なわれる。ホストプロセッサ11においては、
学習の達成レベルの判定や、マイクロプロセッサP1〜Pn
相互のタイミングの制御を行なう。
学習した結果に基づいて、パターン認識等の処理を行
なう場合は、第2図に示す入力層から出力層に向かっ
て、 の演算を行なっていくことにより、最終的に必要な出力
値Ppj0が求められる。この場合も、第11図に示すような
複数のマイクロプロセッサによる分散処理を実行するこ
とによりニューラルネットの並列性による高速化がはか
れる。
なお、学習の過程においては基本的に第5図に示す回
路が必要になるが、学習結果を応用するだけの場合、構
成は非常に簡単化される。
第11図はこの場合の基本回路構成である。入力データ
は入力部12(例えば、A/D変換器等を指す)を介して の演算を順次行なうことにより、出力データOpj0を得
る。結合の強さWjiKの格納される係数メモリ14はROM、
または書き替え可能なROMでもよい。
第12図は学習結果を応用する製品に対する製造時の学
習システムの概略ブロック図である。製品16は、結合の
強さWjiKを格納するROM17を内蔵する。18は学習装置で
あり、ROM17と学習装置18を合せたものは基本的には第
5図の装置と同一であるが、ROM17へのWjiKの書き込み
が終了すると、製品16(ROM17)と学習装置18は分離さ
れる。なお、同一種類の各製品に対して、毎回学習させ
る必要はないので、ROM17をコピーして使用することも
可能である。
なお、以上の説明において、BPモデルの学習とその結
果の応用については、現在使われているノイマン型コン
ピュータによるシミュレーションにより実現してきた。
これは主に学習においては、複雑なアルゴリズムが必要
で、ハードウェアで自動的に各ニューロン間の接続の重
みを自己組織化するのが非常に難かしいためである。し
かしながら、結合の強さWijがわかれば、学習結果を応
用する機械に限定して考えると、図−1に示すBPモデル
をハードウエアで構成することができる。並列処理によ
る高速化をはかったり、廉価な民生品に応用する場合
は、この方法を採用しないと、意味はない。これは、第
2図の各ユニットをインバータで構成し、結合の強さWi
jを抵抗ネットワークRijに置き換えることで実現でき、
これは、最近のLSI化の技術を使えば簡単に実現でき
る。
次に、第1図を参照して、以上説明したニューロコン
ピュータを応用した焦点検出装置を説明する。撮影カメ
ラ20の前面には絞り19があり、絞り19を介した被写体像
が光電変換素子をエリア状に配置してなる受光部21に入
射される。そのため、受光部21からは、光電変換素子毎
に、絞り込まれた状態における被写体の輝度情報が出力
され、増幅器22、A/D変換器23を介してディジタル値化
されBV′値として演算回路(ALU)24に供給される。演
算回路24は、絞り19を通過した光から被写体の輝度BV値
(=BV′−AVo)を演算するための回路であり、このた
め、絞り19の開放絞り値AVoが入力されている。
演算回路24から出力された各光電変換素子毎のBV値は
ニューロコンピュータ25に供給されるとともに、選択回
路(マルチプレクサ)27に供給される。ニューロコンピ
ュータ25は被写体パターンを入力Opj0として、 の演算を行ない最終的に主要部の位置Pxyを求める。演
算に使われる結合の強さWjiは、予め学習されていて、
係数メモリ26に格納されている。選択回路27はこの主要
部信号Pxyに基づいて、被写体中の主要部に対応する光
電変換素子の出力BV値のみを通過させる。
選択回路27の出力は選択された主要部の輝度信号から
山登りサーボ方式による焦点検出のための演算を行なう
演算回路28に供給される。演算回路28の出力はドライバ
29に供給され、ドライバ29はこれに基づいて、合焦機構
20aを駆動させ、撮影レンズ20の位置を移動する。この
ように、この実施例は、被写体全体ではなく、主要部の
みの輝度情報に基づいて、焦点検出する。30はシーケン
スコントローラである。
ニューロコンピュータ25の基本ブロック構成は第5図
に示す通りでもよいが、ここでは、高速化をはかるた
め、第10図に示すような並列コンピュータにより学習を
行なう。
ここで、学習モードについて説明する。学習を効率的
に進めるために、ニューラルネットワークは第14図に示
すように、各行ごとに独立したニューラルネットS11,…
で学習を行ない、出力層S0で統合する。ニューラルネッ
トワークは、入力層37、中間層38、出力層39の3層で構
成されるとし、学習の原理は前述した通りである。
ここで、説明の簡単化のために、光電変換素子は、第
15図に示すように、4行7列に配置されているとする。
第16図に被写体の具体例を示す。(a)はポートレー
トであり、この場合は、目に焦点を合わせるようにする
ため被写体主要部はP33とする。(b)の場合は、鳥に
焦点を合わせるため被写体主要部はP35とする。(c)
は風景であり、この場合は塔を被写体主要部とする。ニ
ューロコンピュータ25にこのような被写体パターンを入
力し、これらの主要部の位置を教師信号として与え、実
際の出力が教師信号と一致するように結合の強さWjiを
学習させることにより、どのような被写体が入力された
場合でも自動的に正しい主要部を出力することができ
る。第16図には、3つの被写体しか示さないが、実際に
は数百のパターンについて学習を繰り返す。
なお、ニューロコンピュータ25はある程度の学習を行
なえば、学習時に入力されなかったパターンに対しても
正しい出力を出すという優れた性質があり、被写体主要
部の特定等の人間の感性によるところが大きく定式化の
難しい問題解決にたいへん有効である。ニューロコンピ
ュータの学習により、これまでノイマン型のコンピュー
タではプログラムできなかった膨大な種類の被写体パタ
ーンと主要部との関係が自己組織化されるので、意図通
りの露出制御、焦点検出が可能となる。また、ニューロ
コンピュータは並列処理により高速演算が可能であるの
で、迅速性が要求されるカメラに適する。
この発明は上述した実施例に限定されずに、種々変形
可能である。以上の説明は、被写体主要部をニューロコ
ンピュータで学習させ、焦点検出を行なう場合について
述べたが、ニューロコンピュータの教師信号として被写
体の明るさ条件、あるいはパターンに応じた露出補正信
号を与え、逆光補正などの学習を行なうことも可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、多数のモデル
パターンによって被写体の主要部を学習させることによ
り、あらゆる被写体パターンに対して意図した領域に自
動的に合焦させることができる焦点検出装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による焦点検出装置の一実施例のブロ
ック図、第2図は実施例に使われるニューロコンピュー
タのモデルを示す図、第3図はネットワークを構成する
各ユニットのモデルを示す図、第4図はシグモイド関数
を示す図、第5図はニューロコンピュータのブロック
図、第6図〜第9図は第5図のニューロコンピュータを
ノイマン型コンピュータでシミュレーションした時のフ
ローチャートであり、第6図は各ユニットの出力Opjを
求めるフローチャート、第7図は誤差の後向き伝播量δ
pjを求めるフローチャート、第8図は結合の強さ係数Wj
iを求めるフローチャート、第9図は学習のレベル判定
のためのフローチャート、第10図は並列処理システムの
ブロック図、第11図は学習結果を応用する装置のブロッ
ク図、第12図は学習結果を応用する装置を学習させるシ
ステムのブロック図、第13図は実施例の学習システムの
ブロック図、第14図は実施例のネットワークを示す図、
第15図は実施例の光電変換素子の配置例を示す図、第16
図(a)〜(c)は学習させる被写体の一例を示す図で
ある。 20a……合焦機構、21……受光部、24,28……演算回路、
25……ニューロコンピュータ、26……係数メモリ、27…
…選択回路。
フロントページの続き (72)発明者 児玉 晋一 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−250318(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/11

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光電変換素子からなる受光部と、前
    記受光部上に被写体像を結像させる光学系と、前記受光
    部の出力に接続され被写体主要部の位置を表わす信号を
    出力するネットワークと、前記受光部の出力のうち前記
    ネットワークの出力に基づいて選択された信号に基づい
    てカメラの焦点を検出する手段を具備し、前記ネットワ
    ークは前記受光部の出力に接続される複数のユニットか
    らなる入力層と、前記入力層の個々のユニットと所定の
    結合の強さで結合された複数のユニットからなる単層、
    または複数層の中間層と、前記中間層の個々のユニット
    と所定の結合の強さで結合された複数のユニットからな
    る出力層を具備する焦点検出装置。
JP63250466A 1988-10-04 1988-10-04 焦点検出装置 Expired - Fee Related JP2761391B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63250466A JP2761391B2 (ja) 1988-10-04 1988-10-04 焦点検出装置
US07/414,943 US4965443A (en) 1988-10-04 1989-09-29 Focus detection apparatus using neural network means

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63250466A JP2761391B2 (ja) 1988-10-04 1988-10-04 焦点検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0296707A JPH0296707A (ja) 1990-04-09
JP2761391B2 true JP2761391B2 (ja) 1998-06-04

Family

ID=17208292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63250466A Expired - Fee Related JP2761391B2 (ja) 1988-10-04 1988-10-04 焦点検出装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4965443A (ja)
JP (1) JP2761391B2 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2974339B2 (ja) * 1989-09-20 1999-11-10 キヤノン株式会社 自動焦点調節装置
US5227830A (en) * 1989-11-27 1993-07-13 Olympus Optical Co., Ltd. Automatic camera
US5227835A (en) * 1990-12-21 1993-07-13 Eastman Kodak Company Teachable camera
EP0444685B1 (en) * 1990-03-01 1996-01-17 Minolta Co., Ltd. Camera having learning function
JP2728222B2 (ja) * 1990-05-25 1998-03-18 キヤノン株式会社 情報記録再生装置
US5285231A (en) * 1990-11-29 1994-02-08 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Camera having learning function
JP2942047B2 (ja) * 1991-03-15 1999-08-30 シャープ株式会社 ビデオカメラ
US5408588A (en) * 1991-06-06 1995-04-18 Ulug; Mehmet E. Artificial neural network method and architecture
US5467428A (en) * 1991-06-06 1995-11-14 Ulug; Mehmet E. Artificial neural network method and architecture adaptive signal filtering
US5295227A (en) * 1991-07-09 1994-03-15 Fujitsu Limited Neural network learning system
US5475429A (en) * 1991-07-25 1995-12-12 Olympus Optical Co., Ltd. In-focus sensing device for sensing an in-focus condition using a ratio of frequency components at different positions
WO1993003443A1 (en) * 1991-08-05 1993-02-18 Kawasaki Steel Corporation Signal processor and learning method thereof
US5627586A (en) * 1992-04-09 1997-05-06 Olympus Optical Co., Ltd. Moving body detection device of camera
US5331176A (en) * 1992-04-10 1994-07-19 Veritec Inc. Hand held two dimensional symbol reader with a symbol illumination window
US5365302A (en) * 1992-05-01 1994-11-15 Olympus Optical Company, Ltd. Focus area setting apparatus of camera
JPH0737087A (ja) * 1993-07-19 1995-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像処理装置
US5396057A (en) * 1993-09-08 1995-03-07 Northrop Grumman Corporation Method for optimum focusing of electro-optical sensors for testing purposes with a haar matrix transform
JPH07222202A (ja) * 1994-02-02 1995-08-18 Rohm Co Ltd 立体ビジョンカメラ
JP3335830B2 (ja) * 1995-12-28 2002-10-21 シャープ株式会社 画像処理装置
JP3335572B2 (ja) * 1997-11-28 2002-10-21 沖電気工業株式会社 オートフォーカス装置
JP4536248B2 (ja) * 2000-11-24 2010-09-01 オリンパス株式会社 撮像装置
JP4632417B2 (ja) 2004-10-26 2011-02-16 キヤノン株式会社 撮像装置、及びその制御方法
US7454053B2 (en) * 2004-10-29 2008-11-18 Mitutoyo Corporation System and method for automatically recovering video tools in a vision system
US7668388B2 (en) * 2005-03-03 2010-02-23 Mitutoyo Corporation System and method for single image focus assessment
JP2008046221A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Fujifilm Corp 焦点調整方法および装置
KR101488655B1 (ko) * 2007-09-14 2015-02-03 삼성전자 주식회사 자동 초점 조절 장치 및 방법
DE102018219867B4 (de) * 2018-11-20 2020-10-29 Leica Microsystems Cms Gmbh Lernender Autofokus
JP7353847B2 (ja) * 2019-07-29 2023-10-02 キヤノン株式会社 情報処理装置、撮像装置、制御方法およびプログラム
JP7395910B2 (ja) * 2019-09-27 2023-12-12 ソニーグループ株式会社 情報処理装置、電子機器、端末装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
US11948425B2 (en) * 2022-05-06 2024-04-02 Northernvue Corporation Game monitoring device

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5559411A (en) * 1978-10-30 1980-05-02 Olympus Optical Co Ltd Focus point detector
JPS5560903A (en) * 1978-11-01 1980-05-08 Olympus Optical Co Ltd Focus detector
JPS5567635A (en) * 1978-11-15 1980-05-21 Olympus Optical Co Ltd Focus matching detector
JPS58184137A (ja) * 1982-04-21 1983-10-27 Olympus Optical Co Ltd カメラ
JPS6232410A (ja) * 1985-08-05 1987-02-12 Minolta Camera Co Ltd 焦点検出装置
JPS63246709A (ja) * 1986-05-16 1988-10-13 Minolta Camera Co Ltd 焦点検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0296707A (ja) 1990-04-09
US4965443A (en) 1990-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2761391B2 (ja) 焦点検出装置
US4978990A (en) Exposure control apparatus for camera
US8015130B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, pattern recognition apparatus, and pattern recognition method
JP4208485B2 (ja) パルス信号処理回路、並列処理回路、パターン認識装置、及び画像入力装置
US20070244842A1 (en) Information Processing Method and Apparatus, and Image Pickup Device
US7054850B2 (en) Apparatus and method for detecting or recognizing pattern by employing a plurality of feature detecting elements
JP4708278B2 (ja) タッチパネルシステム及びその動作方法
JP4478296B2 (ja) パターン検出装置及び方法、画像入力装置及び方法、ニューラルネットワーク回路
US20240019777A1 (en) Training method and apparatus for lithographic mask generation model, device and storage medium
CN113569726B (zh) 一种联合自动数据增广和损失函数搜索的行人检测方法
JP4510237B2 (ja) パターン検出装置及び方法、画像処理装置及び方法
US5227830A (en) Automatic camera
JP2793816B2 (ja) 学習機能付きカメラ
JP2793817B2 (ja) 露出制御装置
JP2793815B2 (ja) 露出制御装置
CN111104911A (zh) 一种基于大数据训练的行人重识别方法及装置
US5266984A (en) Exposure calculating apparatus for camera
JP3217052B2 (ja) カメラの焦点検出装置
JP4898018B2 (ja) 信号処理回路及びパターン認識装置
JP2909111B2 (ja) カメラの露出演算装置
Luetto People counting using detection networks and self calibrating cameras on edge computing
EP4293579A1 (en) Machine learning method for continual learning and electronic device
Ibrahimovic Optimizing Vision Transformer Performance with Customizable Parameters
Gibello Foglio Pose classification for assistive unmanned vehicles with deep learning at the edge
CN116206374A (zh) 活体检测方法、装置、设备及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees