JP3335411B2 - 周波数変換による被振幅変調隣接妨害検出装置 - Google Patents

周波数変換による被振幅変調隣接妨害検出装置

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JP3335411B2 JP05904093A JP5904093A JP3335411B2 JP 3335411 B2 JP3335411 B2 JP 3335411B2 JP 05904093 A JP05904093 A JP 05904093A JP 5904093 A JP5904093 A JP 5904093A JP 3335411 B2 JP3335411 B2 JP 3335411B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は独立側波帯受信装置等に
関し、特に本発明では本装置の被振幅変調隣接妨害検出
装置の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来このような分野の技術として以下に
説明するものがある。図6は従来の被振幅変調信号の隣
接妨害検出装置を示す図である。なお、全図を通じて同
様の構成要素については同一の参照番号又は記号をもっ
て表す。本図に示す被振幅変調信号の隣接妨害検出装置
は、独立側波帯(IndependentSideband)受信装置の一
部をなし、高周波信号の周波数が中間周波数(450K
Hz)に変換されこの中間周波信号の不要周波数の信号
を除去するバンドパスフィルタからなる中間周波フィル
タ1と、該中間周波フィルタ1に接続される独立側波帯
復調器20と、該独立側波帯復調器20の出力を切り換
えるスイッチ13とを具備する。独立側波帯復調器20
は該中間周波フィルタ1の出力である同相成分に対して
直交成分を形成する90°移相器2と、中間周波フィル
タ1の出力である同相成分及び90°位相器2の出力で
ある直交成分をそれぞれ同期検波するための乗算器3及
び4と、中間周波フィルタ1からの信号を入力し独立検
波を行うために搬送波を抽出して前記乗算器3及び4に
出力するフェーズロックループ(PLL)5と、各乗算
器3及び4に接続され、例えば、遮断周波数fc=9K
Hzとして帯域制限するための低域通フィルタ7及び
8と、該低域通フィルタ7及び8に接続され図のφ
1=30°シフトならφ2=120°シフトとし90°
の差がでるようにするための移相器9及び10と、移相
器9及び10の出力信号の和信号を形成し上側波信号を
抽出する加算器11と、移相器9及び10の出力信号の
差信号を形成し下側波信号を抽出する加算器12と、加
算器11及び12との出力を切り換えてその後増幅等の
信号処理を行って図示しないスピーカに出力するための
スイッチ13を具備する。
【0003】次に被振幅変調信号の隣接妨害検出装置の
動作を説明する。一般的に、図のA点での被振幅変調
信号(AM)は以下のように表される。 (1+asin(wm ))×cos(wc ) ここで、aは振幅、wm は変調信号の角周波数、wc は
搬送波信号の角周波数である。これを展開して、イメー
ジに合致するように並び換えると、 〔cos(wc )+a/2{sin(wc +wm )−sin(wc −wm )} となる。
【0004】90°移相したB点での信号は以下のよう
に表される。 〔sin(wc )+a/2{cos(wc +wm )−cos(wc −wm )} となる。フェーズロックループ5の出力でのC点での信
号は以下のように表される。cos(wc )これによ
り、乗算器3の出力であるI点の信号は以下のように表
せる。
【0005】 〔cos(wc )+a/2{sin(wc +wm )−sin(wc −wm )} ×cos(wc )=1/2{cos(2wc )+1}+ a/4{sin(2wc +wm )+sin(wm )}− (上側波) a/4{sin(2wc −wm )+sin(−wm )} (下側波) また、乗算器3の出力であるJ点の信号は以下のように
表せる。
【0006】 〔sin(wc )+a/2{cos(wc +wm )−cos(wc −wm )} ×cos(wc )=1/2{sin(2wc )}+ a/4{cos(2wc +wm )+cos(wm )}− (上側波) a/4{cos(2wc −wm )+cos(−wm )} (下側波) 低域通フィルタ7及び8により高周波成分を除去し、移
相器9及び10によりφ1=0°、φ2=90°とした
場合にE点の信号は以下のように表せる。
【0007】 またF点では以下のように表せる。 かくして加算器11及び12により上側波及び下側波信
号を分離でき、その出力であるG点では上側波信号、H
点では下側波信号を得ることができる。すなわち、この
ようにして上側波又は下側波信号のそれぞれで独立に復
調を行っている。
【0008】ところで、中間周波フィルタ1の帯域幅は
隣接チャンネルの放送局からの混入を避けるために通常
450±7KHzに設定されている。しかしながら、電
離層等の影響により遠方の放送局の信号が隣接チャンネ
ルの妨害として混入し音質の低下を発生する場合があ
る。このためスピーカでの再生音に基づきリスナーは隣
接チャンネル妨害を検出した場合にはスイッチ13によ
り他方の側波信号を選択しより良い音質を確保すること
ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
被振幅変調信号の隣接妨害検出装置ではユーザーが自ら
の判断で操作を切り換えなければならないので、このよ
うな受信装置を車両搭載した場合には煩わしく不便であ
るという問題がある。したがって本発明は上記問題点に
鑑み隣接チャンネルの妨害から自動的に切り換えでき、
ユーザーの便宜を図れる被振幅変調信号の隣接妨害検出
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、被振幅変調信号の上側波信号及び下側波
信号を受信し、受信を妨害する隣接チャンネルが存在す
る側波信号を検出し隣接チャンネルが存在しない側波信
号に切り換えるための周波数変換による被振幅変調信号
の隣接妨害検出装置に、隣接チャンネルシフト部及び隣
接チャンネル存在判断部を設ける。
【0011】前記隣接チャンネルシフト部は受信時の前
記被振幅変調信号を高周波から変換した中間周波信号
を、その周波数を一定量シフトした基準周波数により、
ダイレクトトコンバージョンして上側波信号及び下側波
信号における隣接チャンネル信号の周波数を区別するた
めにシフトするようにしてある。前記隣接チャンネル存
在判断部は前記シフトされた隣接チャンネル信号を、そ
の周波数に対応したフィルタで抽出し、隣接チャンネル
信号の存在を判断する信号レベルを検出するようにして
ある。
【0012】上記装置を用いて、下側波信号から隣接チ
ャンネルの信号を除去するために下限カットオフ周波数
をシフトして通過帯域を狭める下側隣接チャンネル除去
中間フィルタ及び上側波信号から隣接チャンネルの信号
を除去するために上限カットオフ周波数をシフトして通
過帯域を狭める上側隣接チャンネル除去中間フィルタの
いずれかに切り換えて同期検波するようにしてある。
【0013】
【作用】本発明の周波数変換による被振幅変調隣接妨害
検出装置によれば、受信時の前記被振幅変調信号を高周
波から変換した中間周波信号を、その周波数を一定量シ
フトした基準周波数により、ダイレクトトコンバージョ
ンして上側波信号及び下側波信号における隣接チャンネ
ル信号の周波数を区別するためにシフトし、前記隣接チ
ャンネル存在判断部は前記シフトされた隣接チャンネル
信号を、その周波数に対応したフィルタで抽出し、隣接
チャンネル信号の存在を判断する信号レベルを検出する
ことにより、被振幅変調波を受信した場合においてその
隣接チャンネル妨害の有無及び上側波又は下側波のどち
らかが妨害をうけているかを容易に判断できるようなっ
た。そのため、検出した妨害波を独立側波帯復調器で妨
害波を除去でき、隣接チャンネル妨害が発生しても良好
な受信出力を自動的に得ることができる。
【0014】上記装置を用いて、下側波信号から隣接チ
ャンネルの信号を除去するために下限カットオフ周波数
をシフトして通過帯域を狭める下側隣接チャンネル除去
中間フィルタ及び上側波信号から隣接チャンネルの信号
を除去するために上限カットオフ周波数をシフトして通
過帯域を狭める上側隣接チャンネル除去中間フィルタの
いずれかを切り換えて同期検波することにより、下側妨
害波及び上側妨害波を別々にフィルタにより除去するよ
うにしたので前述と同様に妨害波が発生しても良好な受
信出力を自動的に得ることができる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る周波数変換によ
る被振幅変調隣接妨害検出装置を示す第1のブロック図
である。本図に示す周波数変換による被振幅変調隣接妨
害検出装置は、高周波信号の周波数が中間周波数(45
0KHz)に変換されこの中間周波信号の不要周波数の
信号を除去するバンドパスフィルタからなる中間周波フ
ィルタ1と、該中間周波フィルタ1に接続される独立側
波帯復調器20と、該独立側波帯復調器10の出力を切
り換えるスイッチ21と、中間周波フィルタ1の信号の
周波数変換を行い隣接チャンネル妨害を検出しこの結果
に基づきスイッチ21を切り換える周波数変換隣接妨害
検出部30とを具備する。なお、本図の独立側波帯復調
器20は図6で説明したものと同一のものであるので、
その説明を省略する。
【0016】図2は図1の周波数変換隣接妨害検出部3
0の構成を示す図である。本図に示す周波数変換隣接妨
害検出部30は、受信時の前記被振幅変調信号を高周波
から変換した中間周波信号を、その周波数を一定量シフ
トした基準周波数により、ダイレクトトコンバージョン
して上側波信号及び下側波信号における隣接チャンネル
信号の周波数を区別するためにシフトする隣接チャンネ
ルシフト部であって、中間周波フィルタ1の出力を一方
に入力する乗算器31と、該乗算器31の他方に入力し
中間周波フィルタ1の中間周波数f0 (450KHz)
に対してf0 +Δfの基準周波数を、ここに例えばΔf
=1KHzとして、発生する発振器32とからなるもの
を具備する。
【0017】前記装置は、また、乗算器31に接続され
不要周波数を除去する低域通過フィルタ33を具備す
る。さらに前記装置は前記シフトされた隣接チャンネル
信号を、その周波数に対応したフィルタで抽出し、隣接
チャンネル信号の存在を判断する信号レベルを検出する
隣接チャンネル存在判断部であって、該低域通過フィル
タ33に接続する中心周波数がfc1であるバンドパスフ
ィルタ34と、該バンドパスフィルタ34に接続して交
流信号を直流に変換して上側波に隣接する隣接チャンネ
ルの妨害を検出してスイッチ21の切り換えを制御する
検出部35と、該低域通過フィルタ33に接続する中心
周波数がfc2であるバンドパスフィルタ36と、該バン
ドパスフィルタ36に接続して交流信号を直流に変換し
て上側波に隣接する隣接チャンネルの妨害を検出してス
イッチ21の切り換えを制御する検出部37とからなる
ものを具備する。前記検出部35及び37は直流レベル
を所定値と比較してこれよりも大きくなれば、前記スイ
ッチ21を反対の側波に切り換えるように制御する。隣
接妨害チャンネルが同時に存在する場合もあるので、検
出部35及び37の出力を比較し直流レベルが小さい方
の側波にスイッチ21を切り換えるようにしてもよい。
これにより隣接妨害チャンネルの影響の小さい方に切り
換えることができる。
【0018】図3は周波数変換隣接妨害検出部30の特
性を説明する図である。本図(a)は希望受信周波数
が、例えば1008KHzの場合に、これに対して妨害
隣接チャンネルの搬送波周波数位置が1017KHz、
999KHzに発生する例を示す。本図(a)の点線で
示すように、隣接チャンネル妨害が発生する。この隣
接チャンネルの搬送波信号を抽出するために、図(b)
に示すように、この搬送波周波数を中間周波フィルタ1
と同一の周波数を用いて、ダイレクトコンバージョンの
ような周波数変換をすると、上側波及び下側波の信号の
変換後の周波数は9KHzと一致するため上側波及び下
側波の区別ができず、妨害チャンネルの検出ができない
ことになる。このため、本図(c)に示すように、発振
器32の周波数を中間周波フィルタ1の中間周波数f0
からΔfだけずらして、例えば1009KHzで、ダイ
レクトコンバージョンを行う。このようにして、上記の
例では、妨害隣接チャンネルの搬送波周波数位置が10
17KHzの場合にはダイレクトコンバージョン後には
8KHzの位置となり、このためバンドパスフィルタ3
4の中心周波数fc1=8KHzに設定され、妨害隣接チ
ャンネルの搬送波周波数位置が999KHzの場合には
ダイレクトコンバージョン後には10KHzの位置とな
り、このためこのためバンドパスフィルタ34の中心周
波数fc1=8KHzに設定される。両者には2KHzの
差が生じ、バンドパスフィルタ34及び36により区別
が可能になる。
【0019】本実施例によれば、被振幅変調信号をダイ
レクトコンバージョンによる周波数変換によって予め設
定した周波数差を付加し周波数変換することにより隣接
チャンネルの妨害波の搬送波容易に検出でき、すなわ
ち被振幅変調波を受信した場合においてその隣接チャン
ネル妨害の有無及び上側波又は下側波のどちらかが妨害
をうけているかを容易に判断できるようなった。そのた
め、検出した妨害波がないまたは少ない方の独立側波帯
復調器20の出力を選択することにより隣接チャンネル
の妨害を除去でき、隣接チャンネル妨害が発生しても良
好な受信出力を自動的に得ることができる。また受信機
の構成も簡単に構成できる。以上は独立側波帯復調器2
0での上側波及び下側波の切り換えを前提としてが、こ
の代わりに異なるカットオフ周波数を有する中間周波フ
ィルタを、以下のように、周波数変換隣接妨害検出部3
0を用いて切り換えるようにしてもよい。
【0020】図4は本発明の実施例に係る周波数変換に
よる被振幅変調隣接妨害検出装置を示す第2のブロック
図である。本図に示す周波数変換による被振幅変調隣接
妨害検出装置は、先ず前述したように、高周波信号の周
波数が中間周波数(450KHz)に変換されこの中間
周波信号の不要周波数の信号を除去するバンドパスフィ
ルタからなる中間周波フィルタ1と、中間周波フィルタ
1の信号の周波数変換を行い隣接チャンネル妨害を検出
する周波数変換隣接妨害検出部30を具備する。さらに
周波数変換による被振幅変調隣接妨害検出装置は中間周
波フィルタ1と並列に接続し下側波側の妨害を除去する
バンドパスフィルタからなる下側隣接チャンネル除去中
間フィルタ41と、同様に中間周波フィルタ1と並列に
接続し上側波側の妨害を除去するバンドパスフィルタか
らなる上側隣接チャンネル除去中間フィルタ42と、下
側隣接チャンネル除去中間フィルタ41及び上側隣接チ
ャンネル除去中間フィルタ42にそれぞれ接続され、周
波数変換隣接妨害検出部30に切り換え制御されるスイ
ッチ43と、その一方の入力が該スイッチ43の出力に
接続されその入力側に接続されるフェーズロックループ
5が他方の入力に接続しフェーズロックループ5の抽出
した搬送波周波数により同期検波を行う乗算器44と、
該乗算器44に接続され不要周波数を除去しその結果を
図示しないスピーカ等に出力する低域通過フィルタ45
とを具備する。
【0021】図5は図4の下側隣接チャンネル除去中間
フィルタ41及び上側隣接チャンネル除去中間フィルタ
42の特性を説明する図である。本図(a)に示す下側
隣接チャンネル除去中間フィルタ41は、例えば、中間
周波数450KHzに対して上限カットオフ周波数45
7KHzとし下限カットオフ周波数445KHzとして
上限よりも2KHzだけ狭く設定し隣接チャンネルの妨
害搬送波周波数441KHzに対して混入を防止してい
る。このように妨害波除去たのため下側波信号を多少犠
牲しているが,上側波信号は確保している。他方本図
(b)に示す上側隣接チャンネル除去中間フィルタ42
は、例えば、中間周波数450KHzに対して下限カッ
トオフ周波数443KHzとして上限カットオフ周波数
455KHzとし下限よりも2KHzだけ狭く設定し隣
接チャンネルの妨害搬送波周波数449KHzに対して
混入を防止している。このように妨害波を除去するため
に上側波信号を多少犠牲にするが、下側波信号は確保し
ている。
【0022】本実施例によれば、周波数変換隣接妨害検
出部30により妨害波を検出して、下側隣接チャンネル
及び上側隣接チャンネルを別々にフィルタ41及び42
により除去するようにしたので妨害波が発生しても良好
な受信出力を自動的に得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、中
間周波信号を、その周波数を一定量シフトした基準周波
数により、ダイレクトトコンバージョンして上側波信号
及び下側波信号における隣接チャンネル信号の周波数を
区別するためにシフトし、隣接チャンネル存在判断部は
シフトされた隣接チャンネル信号を、その周波数に対応
したフィルタで抽出し、隣接チャンネル信号の存在を判
断する信号レベルを検出するので、被振幅変調波を受信
した場合においてその隣接チャンネル妨害の有無及び上
側波又は下側波のどちらかが妨害をうけているかを容易
に判断できるようなった。また下側隣接チャンネル除去
中間フィルタ及び上側隣接チャンネル除去中間フィルタ
のいずれかを切り換えて同期検波することにより、下側
妨害波及び上側妨害波を別々にフィルタにより除去する
ようにしたので、前述の独立側波帯復調器の上側波及び
下側波信号の切り換えと同様に、隣接チャンネル妨害が
発生しても良好な受信出力を自動的に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る周波数変換による被振幅
変調隣接妨害検出装置を示す第1のブロック図である。
【図2】図1の周波数変換隣接妨害検出部30の構成を
示す図である。
【図3】周波数変換隣接妨害検出部30の特性を説明す
る図である。
【図4】本発明の実施例に係る周波数変換による被振幅
変調隣接妨害検出装置を示す第2のブロック図である。
【図5】図4の下側隣接チャンネル除去中間フィルタ4
1及び上側隣接チャンネル除去中間フィルタ42の特性
を説明する図である。
【図6】従来の被振幅変調隣接妨害検出装置を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…中間周波フィルタ 20…独立側波帯復調器 30…周波数変換隣接妨害検出部 31…乗算器 32…発振器 34、36…バンドパスフィルタ 35、37…検出部 41…下側隣接チャンネル除去中間フィルタ 42…上側隣接チャンネル除去中間フィルタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側隣接チャネルとの周波数差が下側隣
    接チャネルとの周波数差と実質的に異なる基準周波数を
    中間周波信号に乗算する乗算器(31)と、 該乗算器(31)の出力から、上側隣接チャネルの周波
    数と基準周波数の差の周波数の信号を検出する第1の検
    出器(34,35)と、 該乗算器(31)の出力から、下側隣接チャネルの周波
    数と基準周波数の差の周波数の信号を検出する第2の検
    出器(36,37)とを具備する 被振幅変調隣接妨害検
    出装置。
  2. 【請求項2】 中間周波信号から上側波信号および下側
    波信号を形成する独立側波帯復調器(20)と、 前記第1のおよび第2の検出器の検出出力に応じて該上
    側波信号および下側波信号のいずれか一方を選択して出
    力するスイッチ(21)とをさらに具備する請求項1記
    載の 被振幅変調隣接妨害検出装置。
  3. 【請求項3】 中間周波信号から下側波側の妨害を除去
    する下側隣接チャネル除去中間フィルタ(41)と、 中間周波信号から上側波側の妨害を除去する上側隣接チ
    ャネル除去中間フィルタ(42)と、 前記第1および第2の検出器の検出出力に応じて該上側
    隣接チャネル除去中間フィルタ(41)の出力および下
    側隣接チャネル除去中間フィルタ(42)の出力のいず
    れか一方を選択して出力するスイッチ(43)とをさら
    に具備する請求項1記載の 被振幅変調隣接妨害検出装
    置。
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