JP3335192B2 - フィーダーベルトの連続給水装置 - Google Patents

フィーダーベルトの連続給水装置

Info

Publication number
JP3335192B2
JP3335192B2 JP15436292A JP15436292A JP3335192B2 JP 3335192 B2 JP3335192 B2 JP 3335192B2 JP 15436292 A JP15436292 A JP 15436292A JP 15436292 A JP15436292 A JP 15436292A JP 3335192 B2 JP3335192 B2 JP 3335192B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
belt
feeder belt
endless belt
feeder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15436292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05318623A (ja
Inventor
幸雄 鈴木
亦 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP15436292A priority Critical patent/JP3335192B2/ja
Publication of JPH05318623A publication Critical patent/JPH05318623A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3335192B2 publication Critical patent/JP3335192B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サック貼機(紙器製凾
機)等に備えられているフィーダーベルトに一定量の水
分を連続的に供給するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】サック貼機等において、紙器ブランクの
給紙を行なうために、ブランクシートの積層部の下方に
フィーダーベルトが設けられている。フィーダーベルト
の給紙面(表面)が最も下に積層されたブランクシート
の下面に吸着することにより、もしくは両者間の摩擦に
より、フィーダーベルトとブランクシートとは一体に移
動して、ブランクシートを1枚ずつ送る。このようなフ
ィーダーベルトにおいては、ブランクシートの下面との
間の吸着力もしくは摩擦力の大きさを適当に調節して紙
送りが1枚ずつ確実に行なえるように、フィーダーベル
トの走行経路途中において一定量の水分を含ませた角形
スポンジを接触させ、フィーダーベルトの給紙面に一定
の水分を持たせるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにしてフィ
ーダーベルトの給紙面に一定の水分をもたせる方法によ
ると、スポンジを頻繁に取り替える必要があった。スポ
ンジを水に浸し、フィーダーベルトに接触するように配
置するのだが、そのために人手を要し、また水分量を一
定に調節するために作業員の熟練を要していた。また取
り替える度にサック貼機の運転を止めるわけには行かな
いので、高速回転中のフィーダーベルトに手が接触する
等の事故の発生する危険を伴なっていた。
【0004】よって本発明の目的は、人手を介すること
なく、自動的に一定量の水分を連続してフィーダーベル
トに供給できるような連続給水装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、走行経路の一部においてフ
ィーダーベルトの給紙面の一部にその表面が接し、走行
経路の一部において水中を通り、表面は水分含有層であ
るエンドレスベルトと、該エンドレスベルトを駆動する
駆動装置とを備えたフィーダーベルトの連続給水装置に
おいて、前記エンドレスベルトの水分含有層の表面に当
接して連動して回動するように水中に配置された汚れ落
しローラと、水中を通り抜けてからフィーダーベルトに
表面が接するまでの間に配置されて、前記エンドレスベ
ルトを表裏から挟持する2つのローラからなり、2つの
ローラの間の間隔は調節可能な水分調節機構とを備えて
フィーダーベルトの連続給水装置を構成した。
【0006】
【0007】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0008】請求項1に記載の発明に係るフィーダーベ
ルトの連続給水装置においては、表面が水分含有層のエ
ンドレスベルトは駆動装置により走行する。エンドレス
ベルトは走行経路途中で水中を通って水分含有層に水分
を含ませ、さらに走行してサック貼機等のフィーダーベ
ルトの給紙面の一部にその表面を接させることにより、
水分含有層に含有されていた水分がフィーダーベルトの
給紙面に供給される。また、フィーダーベルトの給紙面
に付着していた汚れ、紙粉等がエンドレスベルトの水分
含有層の表面に転移する。転移した汚れ、紙粉等は水中
を通過するときにすすぎ落とされる。
【0009】また水中に配置された汚れ落しローラがエ
ンドレスベルトの水分含有層の表面に当接しており、エ
ンドレスベルトの走行により駆動力を与えられて連動し
て回動する。エンドレスベルトの水分含有層の表面に転
移していた汚れ、紙粉等は水中における汚れ落しローラ
の押圧・解放の作用により押し洗いされる。エンドレス
ベルトが水中を通り抜けてからサック貼機等のフィーダ
ーベルトに表面が接するまでの間には、水分調節機構が
配置されている。水分調節機構は2つのローラでエンド
レスベルトを表裏から挟持することにより、エンドレス
ベルトを絞って、水に浸されて水分を含んだエンドレス
ベルトの水分含有層の過剰な水分を取り除くことができ
る。2つのローラの間の間隔は調節可能なので、この間
隔を調節することによりエンドレスベルトの水分含有層
に含有される水分の量を調整することができる。
【0010】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0011】図1は本発明に係るフィーダーベルトの連
続給水装置の一実施例を示す正面図であり、図2は図1
の実施例が適用できるサック貼機の給紙部の一例を示す
正面図である。
【0012】サック貼機の給紙部1においては、ブラン
クシートSは給紙ガイド11にガイドされて積層されて
いる。積層されているブランクシートSの前端(図視左
端)は、シャッター調整ツマミ12によって上下方向の
位置調整可能なシャッター13に接している。ブランク
シートSの後端(図視右端)は、ブランク支持ガイド1
4により持ち上げられており、よってブランクシートS
の前端はシャッター13に押し付けられて、ブランクシ
ートSの送りが確実かつスムーズになるようにしてい
る。
【0013】給紙ガイド11の下方には、ローラ15、
16、17それぞれに巻回された複数本のフィーダーベ
ルト18が配置されている。フィーダーベルト18は高
速で駆動されて、最下に積層されているブランクシート
Sの下面に表面の給紙面を吸着させて搬送し、ブランク
シートSの厚さと略同一の幅に調整されたシャッター1
3の下端との間から、ブランクシートSを1枚ずつ送
る。ブランクシートSは送りコロ19とフィーダーベル
ト18との間を通って排出される。
【0014】フィーダーベルト18の下方には、連続給
水装置2が配置されている。連続給水装置2のエンドレ
スベルト21は、その表面211がフィーダーベルト1
8の表面181の一部に接して、水分を供給する。エン
ドレスベルト21は多層であって、表面211側はスポ
ンジ製の水分含有層212、裏面側はゴム製の基層21
3である。
【0015】エンドレスベルト21は、フィーダーベル
ト18と接する部分において、フレーム22に回動可能
に取り付けられたブラケット221の先端のプーリ22
2に巻回されている。ブラケット221の姿勢は調整ツ
マミ223により調整でき、エンドレスベルト21がフ
ィーダーベルト18に押し付けられる応力を適当に調節
することができる。
【0016】スプロケット222の下方には水が収納さ
れた水槽23が配置されている。水槽23には駆動ロー
ラ24、ガイドローラ25、26がそれぞれ回動可能に
取り付けられている。駆動ローラ24の軸にはプーリ2
41が固定されており、タイミングベルト27が巻回さ
れている。タイミングベルト27は変速器付きの駆動モ
ータ28の駆動軸に取り付けられた駆動プーリ281に
巻回されて、駆動モータ28の駆動により回動する。
【0017】エンドレスベルト21は、プーリ222か
ら、駆動ローラ24とガイドローラ25との間を通過し
て、水槽23中の水の中を抜け、駆動ローラ24とガイ
ドローラ26との間を通過するように巻回されている。
【0018】このような構成によると、駆動モータ28
を駆動することによりエンドレスベルト21は駆動さ
れ、水中で水分含有層212に水分が含まれる。水中か
ら抜けたエンドレスベルト21は駆動ローラ24とガイ
ドローラ26とに挟持され、適当に絞られて水の量が調
整される。そしてプーリ222に巻回されている部分に
おいて、水分含有層212の表面211がフィーダーベ
ルト18の表面181に接して水分が供給される。
【0019】水分含有層212の表面211は水分を供
給するとともに、フィーダーベルト18の表面181に
付着した汚れ・紙粉等を拭い取り、水槽23の水中です
すぎ落すという効果をも奏する。そのため、エンドレス
ベルト21の駆動方向は、矢印で図に示すように、フィ
ーダーベルト18の駆動方向と逆になっている。エンド
レスベルト21の駆動される速度は、プーリ222の位
置とともに、拭い取りの効果を最大にするように、適当
に定められる。また、駆動モータ28には変速器が付い
ているので、エンドレスベルト21の駆動速度を変化さ
せることにより水分が付着する量を調整することができ
る。速度が速ければ、フィーダーベルト18に時間当た
り接触するエンドレスベルト21の長さが長くなるの
で、より多い水分が供給され、逆に速度が遅ければ、よ
り少ない水分が供給される。
【0020】図3は、本発明に係るフィーダーベルトの
連続給水装置の他の実施例を示す正面図である。本実施
例も図2に示したサック貼機の給紙部1の一例に適用可
能である。
【0021】同図において、連続給水装置3のエンドレ
スベルト31は単層で、水分を含有することのできる丈
夫な布製である。エンドレスベルト31はプーリ32、
33に挟持されている部分にて、その表面32がフィー
ダーベルト18の表面181に接している。
【0022】エンドレスベルト31はさらに駆動プーリ
34、プーリ35、ローラ36に巻回されている。駆動
プーリ34は図視しない駆動機構により回動して、エン
ドレスベルト31を駆動する。プーリ35は、水槽37
に入れられている水の水面下において、イボ付きローラ
38とともにエンドレスベルト31を挟持する。プーリ
36は、ゴムローラ39とともにエンドレスベルト31
を挟んでいる。ゴムローラ39は図3視左右方向に移動
させることができる。
【0023】本実施例においては、エンドレスベルト3
1は駆動プーリ34の駆動に従って水槽37中の水の中
を潜り、水面上でプーリ36とゴムローラ39とに挟持
されて絞られ、水分の一部が絞り落されることにより、
適当な水分を含む。そしてプーリ32、33に挟持され
ている部分においてフィーダーベルト18の表面181
に接して水分を転移する。
【0024】同時に、エンドレスベルト31の表面31
1はフィーダーベルト18の表面181を拭い、付着し
ていた汚れ・紙粉等を取り除く。エンドレスベルト31
の表面311に付いた汚れ・紙粉等は、水槽37中の水
中でイボ付きゴムローラ38に挟持され、押圧と解放の
作用により押し洗いされ、水中に洗い落される。
【0025】よって本実施例の連続給水装置3によれ
ば、フィーダーベルト18の表面181に適度の水分を
供給できるとともに、フィーダーベルト18の表面18
1に付着した汚れ・紙粉を拭い取り、またエンドレスベ
ルト31に移った汚れ・紙粉はイボ付きゴムローラ38
により水中で洗い落されるので、エンドレスベルト31
も清潔に保たれる。
【0026】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0027】例えば、図示の実施例においては水槽は汚
れ落しと水分供給の兼用だったが、エンドレスベルトの
走行経路に2つの別の水槽を配置して、フィーダーベル
トに接してから最初に入る水槽を汚れ落し用、後に入る
方を水分供給用として水の汚染を防止するようにするこ
ともできる。また、水槽に循環装置を備え、フィルタを
通して常に水の純度を保持するようにしたり、水槽には
新たな水を供給し続けて古い水を溢れ出させるようにす
ることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
係るフィーダーベルトの連続給水装置によれば、人手を
解することなく、エンドレスベルトがフィーダーベルト
の給紙面に水分を自動的に供給することができる。よっ
て人手を節約でき、熟練を要していた水分調節や、スポ
ンジ取り替えの際の危険を回避することができる。ま
た、フィーダーベルトの給紙面から汚れ、紙粉等を取り
除くことができるので、これらが原因となる紙送りの不
全や、紙に汚れが移って歩留りに影響を与えたりするこ
とが防止できる。
【0029】また、エンドレスベルトに転移した汚れ、
紙粉等を汚れ落しローラにより押し洗いして落すことに
より、一層フィーダーベルトの給紙面の清浄効果を高め
ている。また、水分調節機構により、フィーダーベルト
に供給する水分の量を適当な量に調整し、紙送りの確実
性を担保している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るフィーダーベルトの連続
給水装置の一実施例を示す正面図である。
【図2】図2は、図1及び図3に示した実施例が適用可
能なサック貼機の給紙部の一例を示す正面図である。
【図3】図3は、本発明に係るフィーダーベルトの連続
給水装置の他の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
18 フィーダーベルト 181 表面 2 連続給水装置 21 エンドレスベルト 211 表面 212 水分含有層 213 基層 222 プーリ 23 水槽 24 駆動ローラ 25、26 ガイドローラ 28 駆動モータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−203071(JP,A) 実開 昭64−16330(JP,U) 実開 平3−113493(JP,U) 実開 昭56−13473(JP,U) 実開 昭50−32787(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 1/02 - 1/12 321 B65H 3/04 - 3/04 320 B65G 45/10 B66B 31/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行経路の一部においてフィーダーベル
    トの給紙面の一部にその表面が接し、走行経路の一部に
    おいて水中を通り、表面は水分含有層であるエンドレス
    ベルトと、該エンドレスベルトを駆動する駆動装置とを
    備えたフィーダーベルトの連続給水装置において、 前記エンドレスベルトの水分含有層の表面に当接して連
    動して回動するように水中に配置された汚れ落しローラ
    と、水中を通り抜けてからフィーダーベルトに表面が接
    するまでの間に配置されて、前記エンドレスベルトを表
    裏から挟持する2つのローラからなり、2つのローラの
    間の間隔は調節可能な水分調節機構とを備えたことを特
    徴とするフィーダーベルトの連続給水装置。
JP15436292A 1992-05-21 1992-05-21 フィーダーベルトの連続給水装置 Expired - Fee Related JP3335192B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15436292A JP3335192B2 (ja) 1992-05-21 1992-05-21 フィーダーベルトの連続給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15436292A JP3335192B2 (ja) 1992-05-21 1992-05-21 フィーダーベルトの連続給水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05318623A JPH05318623A (ja) 1993-12-03
JP3335192B2 true JP3335192B2 (ja) 2002-10-15

Family

ID=15582503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15436292A Expired - Fee Related JP3335192B2 (ja) 1992-05-21 1992-05-21 フィーダーベルトの連続給水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3335192B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8191701B2 (en) * 2010-10-12 2012-06-05 Xerox Corporation Belt cleaning system for laser cutting device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05318623A (ja) 1993-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4173928A (en) Screen printing machine
US4978415A (en) Apparatus for applying labels to articles
JP2815811B2 (ja) 板ガラスの先滌乾燥機に於ける板ガラス搬送装置
JPS593372B2 (ja) ウエブ状物質供給装置
TWI389830B (zh) 輸送台及其使用方法
JP3335192B2 (ja) フィーダーベルトの連続給水装置
EP0311218B1 (en) Device for continuously feeding a web of material from a stock roll
JPS6048312A (ja) 良好な光学的性質のプラスチツク材料シ−トの製造方法及び装置
US1891722A (en) Sensitized paper developing apparatus
EP0550811B1 (en) Wet liminating apparatus
JP2996270B2 (ja) 除塵装置
EP0547328A1 (en) Film sticking apparatus
JPH06211328A (ja) 両面塗布プリント配線板用コンベア装置
JP3026473B2 (ja) 除塵装置
CN216268180U (zh) 一种带除尘功能的全自动印刷覆膜机
US3000347A (en) Adhesive applying apparatus
JPH0839762A (ja) 自動スクリーン捺染機
JPH09201573A (ja) 粉塵拭取装置
US1716878A (en) Film-cleaning machine
CN214986623U (zh) 电路板撕膜机
EP0544977A1 (en) Method for laminating substrate with film and laminator
JP2770078B2 (ja) フィルム剥離装置
JP2649449B2 (ja) ワイドベルトサンダー機の加工材供給装置
JPS63300051A (ja) 延反装置
JP2001340620A (ja) 遊技球揚送装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees