JP3334849B2 - 定盤台車上下２段ライン設備 - Google Patents
定盤台車上下２段ライン設備Info
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- JP3334849B2 JP3334849B2 JP04003797A JP4003797A JP3334849B2 JP 3334849 B2 JP3334849 B2 JP 3334849B2 JP 04003797 A JP04003797 A JP 04003797A JP 4003797 A JP4003797 A JP 4003797A JP 3334849 B2 JP3334849 B2 JP 3334849B2
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- Japan
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- rail
- rails
- platen
- line equipment
- lifter
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳型造型機で造型
されて定盤台車上に載置された抜枠の砂鋳型を定盤台車
と共に移動させながら注湯、冷却、鋳型ばらし等を行い
定盤台車を循環使用するようにした定盤台車上下２段ラ
イン設備に関する。
されて定盤台車上に載置された抜枠の砂鋳型を定盤台車
と共に移動させながら注湯、冷却、鋳型ばらし等を行い
定盤台車を循環使用するようにした定盤台車上下２段ラ
イン設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来上記のような定盤台車上下２段ライ
ン設備は、上下２段に適当な間隔をおいて平行に設置さ
れた上下レールの両端外側位置に、該上下レール間を上
下動するレール付リフタテーブルを配置し、該上レール
に対応する一端外側に、前記レール付リフタテーブルの
進入可能な間隔をおいて第１押出プッシャを配置すると
共に下レールに対応する他端外側に、前記レール付リフ
タテーブルの進入可能な間隔をおいて第２押出プッシャ
を配置して多数の定盤台車を循環移動できるようにして
いる。
ン設備は、上下２段に適当な間隔をおいて平行に設置さ
れた上下レールの両端外側位置に、該上下レール間を上
下動するレール付リフタテーブルを配置し、該上レール
に対応する一端外側に、前記レール付リフタテーブルの
進入可能な間隔をおいて第１押出プッシャを配置すると
共に下レールに対応する他端外側に、前記レール付リフ
タテーブルの進入可能な間隔をおいて第２押出プッシャ
を配置して多数の定盤台車を循環移動できるようにして
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の定
盤台車上下２段ライン設備では、２台のレール付リフタ
テーブルが共に上昇して上レールに対応した際にのみ上
レールの上にある定盤台車を移動させることができ、２
台のレール付リフタテーブルが共に下降して下レールに
対応した際にのみ下レールの上にある定盤台車を移動さ
せることができるものである。したがって多数の定盤台
車全体を１ピッチづつ循環移動させ終るのに時間が掛る
問題があった。このためサイクルタイムを短くするに
は、定盤台車の押出し速度を速くするしかなかったが押
出し速度を速くすると抜枠の砂鋳型の場合、急発進、急
停止により型づれを起こす問題があった。本発明は上記
の問題に鑑みて成されたもので、定盤台車の循環移動サ
イクルタイムを同じにして定盤台車の押出し移動速度を
遅くし得る定盤台車上下２段ライン設備を提供すること
を目的とする。
盤台車上下２段ライン設備では、２台のレール付リフタ
テーブルが共に上昇して上レールに対応した際にのみ上
レールの上にある定盤台車を移動させることができ、２
台のレール付リフタテーブルが共に下降して下レールに
対応した際にのみ下レールの上にある定盤台車を移動さ
せることができるものである。したがって多数の定盤台
車全体を１ピッチづつ循環移動させ終るのに時間が掛る
問題があった。このためサイクルタイムを短くするに
は、定盤台車の押出し速度を速くするしかなかったが押
出し速度を速くすると抜枠の砂鋳型の場合、急発進、急
停止により型づれを起こす問題があった。本発明は上記
の問題に鑑みて成されたもので、定盤台車の循環移動サ
イクルタイムを同じにして定盤台車の押出し移動速度を
遅くし得る定盤台車上下２段ライン設備を提供すること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明における定盤台車上下２段ライン設備は、上
下２段に間隔をおいて平行に設置された上下レールの両
端外側位置に、該上下レール間を上下動するレール付リ
フタテーブルを配置し、該上レールに対応する一端外側
に、前記レール付リフタテーブルの進入可能な間隔をお
いて第１押出プッシャを配置すると共に該下レールに対
応する他端外側に、前記レール付リフタテーブルの進入
可能な間隔をおいて第２押出プッシャを配置して多数の
定盤台車を循環移動可能にした定盤台車上下２段ライン
設備において、前記上レールの両端外側位置に前記定盤
台車の台車下面に係合して定盤台車を支持する開閉ロー
ラ機を配置したことを特徴とするものである。
めに本発明における定盤台車上下２段ライン設備は、上
下２段に間隔をおいて平行に設置された上下レールの両
端外側位置に、該上下レール間を上下動するレール付リ
フタテーブルを配置し、該上レールに対応する一端外側
に、前記レール付リフタテーブルの進入可能な間隔をお
いて第１押出プッシャを配置すると共に該下レールに対
応する他端外側に、前記レール付リフタテーブルの進入
可能な間隔をおいて第２押出プッシャを配置して多数の
定盤台車を循環移動可能にした定盤台車上下２段ライン
設備において、前記上レールの両端外側位置に前記定盤
台車の台車下面に係合して定盤台車を支持する開閉ロー
ラ機を配置したことを特徴とするものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図１において上下レール１、
２が上下２段にして適当な間隔をおいて平行に設置さ
れ、上下レール１、２両端外側位置下方にはシリンダ
３、３Ａにより昇降されて上下レール１、２間を上下動
するレール４、４Ａ付リフタテーブル５、５Ａ（図２参
照）が配置されている。さらに上レール１に対応する一
端外側には前記レール４付リフタテーブル５の進入が可
能な間隔をおいて第１押出プッシャ６が配置されている
と共に前記下レール２に対応する他端外側には前記レー
ル付リフタテーブル５Ａの進入が可能な間隔をおいて第
２押出プッシャ６Ａが配置されている。なお前記各押出
プッシャ６、６Ａに対向する位置には、ストッパ７、７
Ａが配置されている。また前記上下レール１、２の上部
及び一方のレール４Ａ付リフタテーブル５Ａ上には定盤
台車８が団子状にして載せられていて、前記上レール１
における鋳型搬入位置、注湯ライン位置、及び下レール
２における冷却ライン位置、鋳型送り出しバラシ位置間
の定盤台車８上には砂鋳型９が載せられている。
基づいて詳しく説明する。図１において上下レール１、
２が上下２段にして適当な間隔をおいて平行に設置さ
れ、上下レール１、２両端外側位置下方にはシリンダ
３、３Ａにより昇降されて上下レール１、２間を上下動
するレール４、４Ａ付リフタテーブル５、５Ａ（図２参
照）が配置されている。さらに上レール１に対応する一
端外側には前記レール４付リフタテーブル５の進入が可
能な間隔をおいて第１押出プッシャ６が配置されている
と共に前記下レール２に対応する他端外側には前記レー
ル付リフタテーブル５Ａの進入が可能な間隔をおいて第
２押出プッシャ６Ａが配置されている。なお前記各押出
プッシャ６、６Ａに対向する位置には、ストッパ７、７
Ａが配置されている。また前記上下レール１、２の上部
及び一方のレール４Ａ付リフタテーブル５Ａ上には定盤
台車８が団子状にして載せられていて、前記上レール１
における鋳型搬入位置、注湯ライン位置、及び下レール
２における冷却ライン位置、鋳型送り出しバラシ位置間
の定盤台車８上には砂鋳型９が載せられている。
【０００６】さらに前記上レール１の両端外側位置には
前記定盤台車８の台車下面に係合して定盤台車８を支持
する開閉ローラ機１０、１０が前記レール４、４Ａ付リ
フタテーブル５、５Ａに対向して配置されている。今、
開閉ローラ機１０、１０について図２により詳しく説明
すると、天井フレーム１１の下面にはブラケット１２、
１３が適宜の間隔をおき、かつ図２において左右にそれ
ぞれ１組設けられていて該ブラケット１２、１３間には
回転軸１４、１４が回転可能にして支持されている。該
回転軸１４、１４の一端には取付片１５、１５が固着さ
れていて該取付片１５、１５は前記天井フレーム１１の
下面に取り付けた横向シリンダ１６、１６のピストンロ
ッドに連結されている。また前記回転軸１４、１４には
前記上レール１に対応する位置まで延びる回動アーム１
７、１７が固着吊設されていて、該回動アーム１７、１
７の下端には前記上レール１の上部に載せられている定
盤台車８の台車下面に係合する複数のローラ１８、１８
を取り付けたローラフレーム１９、１９が固着されてい
る、なお図１において右側の開閉ローラ機１０には定盤
台車８は載せられていない状態にある。
前記定盤台車８の台車下面に係合して定盤台車８を支持
する開閉ローラ機１０、１０が前記レール４、４Ａ付リ
フタテーブル５、５Ａに対向して配置されている。今、
開閉ローラ機１０、１０について図２により詳しく説明
すると、天井フレーム１１の下面にはブラケット１２、
１３が適宜の間隔をおき、かつ図２において左右にそれ
ぞれ１組設けられていて該ブラケット１２、１３間には
回転軸１４、１４が回転可能にして支持されている。該
回転軸１４、１４の一端には取付片１５、１５が固着さ
れていて該取付片１５、１５は前記天井フレーム１１の
下面に取り付けた横向シリンダ１６、１６のピストンロ
ッドに連結されている。また前記回転軸１４、１４には
前記上レール１に対応する位置まで延びる回動アーム１
７、１７が固着吊設されていて、該回動アーム１７、１
７の下端には前記上レール１の上部に載せられている定
盤台車８の台車下面に係合する複数のローラ１８、１８
を取り付けたローラフレーム１９、１９が固着されてい
る、なお図１において右側の開閉ローラ機１０には定盤
台車８は載せられていない状態にある。
【０００７】このように構成されたものは図１の状態で
鋳型送り出しバラシ位置で注湯済の鋳型が図示されない
シリンダにより紙面の前後方向に送り出されて型バラシ
が行われ、これにより下レール２の右端上部の定盤台車
８から鋳型が取り除かれる。次に第１押出プッシャ６及
び第２押出プッシャ６Ａが同時に作動して定盤台車８、
８群を１ピッチ移動させる。これにより左側の開閉ロー
ラ機１０のローラ１８、１８上に砂鋳型９を載せた定盤
台車８が図２に示すように台車下面を係合支持された状
態で搬入される。一方右側のレール４付リフタテーブル
５上には空の定盤台車８が搬入され、左側のレール４Ａ
付リフタテーブル５Ａの上部は空になる。次に右側の開
閉ローラ機１０の横向シリンダ１６、１６が作動して回
動アーム１７、１７と共にローラ１８、１８が図２にお
いて左右に開かれた後、シリンダ３、３Ａが作動してレ
ール４、４Ａ付リフタテーブル５、５Ａのレール４、４
Ａが上レール１及び下レール２のレベルと同じ高さにな
るまで上昇される。
鋳型送り出しバラシ位置で注湯済の鋳型が図示されない
シリンダにより紙面の前後方向に送り出されて型バラシ
が行われ、これにより下レール２の右端上部の定盤台車
８から鋳型が取り除かれる。次に第１押出プッシャ６及
び第２押出プッシャ６Ａが同時に作動して定盤台車８、
８群を１ピッチ移動させる。これにより左側の開閉ロー
ラ機１０のローラ１８、１８上に砂鋳型９を載せた定盤
台車８が図２に示すように台車下面を係合支持された状
態で搬入される。一方右側のレール４付リフタテーブル
５上には空の定盤台車８が搬入され、左側のレール４Ａ
付リフタテーブル５Ａの上部は空になる。次に右側の開
閉ローラ機１０の横向シリンダ１６、１６が作動して回
動アーム１７、１７と共にローラ１８、１８が図２にお
いて左右に開かれた後、シリンダ３、３Ａが作動してレ
ール４、４Ａ付リフタテーブル５、５Ａのレール４、４
Ａが上レール１及び下レール２のレベルと同じ高さにな
るまで上昇される。
【０００８】次に右側の開閉ローラ機１０が前記と逆の
作動により閉じられてレール４付リフタテーブル５上の
定盤台車８の受取りをする一方左側の開閉ローラ機１０
が開かれて砂鋳型９を載せた定盤台車８をレール４付リ
フタテーブル５Ａに受渡しをし鋳型搬入位置で砂鋳型９
が定盤台車８上に載せられ、さらにレール４、４Ａ付リ
フタテーブル５、５Ａが下降されて図１の状態にされ
る。以下上記の作動を繰り返し行うことにより定盤台車
８及び砂鋳型９は順次移動されてゆき、この間に注湯ラ
イン位置において砂鋳型９に溶湯が注入され、冷却ライ
ン位置で溶湯の冷却が行われ、鋳型送り出しバラシ位置
で鋳型が取り除かれる。すなわち定盤台車８の移動を上
下レール１、２において同時に行うことになるため同じ
サイクルタイムで定盤台車８を循環移動させる場合に、
定盤台車８の移動速度を遅くすることができ砂鋳型の型
ずれをなくすことができる。
作動により閉じられてレール４付リフタテーブル５上の
定盤台車８の受取りをする一方左側の開閉ローラ機１０
が開かれて砂鋳型９を載せた定盤台車８をレール４付リ
フタテーブル５Ａに受渡しをし鋳型搬入位置で砂鋳型９
が定盤台車８上に載せられ、さらにレール４、４Ａ付リ
フタテーブル５、５Ａが下降されて図１の状態にされ
る。以下上記の作動を繰り返し行うことにより定盤台車
８及び砂鋳型９は順次移動されてゆき、この間に注湯ラ
イン位置において砂鋳型９に溶湯が注入され、冷却ライ
ン位置で溶湯の冷却が行われ、鋳型送り出しバラシ位置
で鋳型が取り除かれる。すなわち定盤台車８の移動を上
下レール１、２において同時に行うことになるため同じ
サイクルタイムで定盤台車８を循環移動させる場合に、
定盤台車８の移動速度を遅くすることができ砂鋳型の型
ずれをなくすことができる。
【０００９】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなよう
に、２段に設置された上下レールにおける上レールの両
端外側位置に定盤台車の台車下面に係合して定盤台車を
支持する開閉ローラ機を配置した構成としたから定盤台
車の循環移動速度を速くすることができるようになり、
同じサイクルタイムにおいて定盤台車を循環移動させる
場合には定盤台車の移動速度を遅くすることができ、急
発進、急停止による砂鋳型の型ずれをなくすことができ
る効果がある。
に、２段に設置された上下レールにおける上レールの両
端外側位置に定盤台車の台車下面に係合して定盤台車を
支持する開閉ローラ機を配置した構成としたから定盤台
車の循環移動速度を速くすることができるようになり、
同じサイクルタイムにおいて定盤台車を循環移動させる
場合には定盤台車の移動速度を遅くすることができ、急
発進、急停止による砂鋳型の型ずれをなくすことができ
る効果がある。
【図１】本発明の実施例を示す一部切欠きの構成図であ
る。
る。
【図２】
１ 上レール ２ 下レール ４ ４Ａ レール ５ ５Ａ リフタテーブル ６ 第１押出プッシャ ６Ａ 第２押出プッシャ ８ 定盤台車 ９ 砂鋳型 １０ 開閉ローラ機 １７ 回動アーム １８ ローラ
Claims (2)
- 【請求項１】上下２段に間隔をおいて平行に設置された
上下レール１、２の両端外側位置に、該上下レール１、
２間を上下動するレール４、４Ａ付リフタテーブル５、
５Ａを配置し、該上レール１に対応する一端外側に、前
記レール４付リフタテーブル５の進入可能な間隔をおい
て第１押出プッシャ６を配置すると共に該下レール２に
対応する他端外側に、前記レール４Ａ付リフタテーブル
５Ａの進入可能な間隔をおいて第２押出プッシャ６Ａを
配置して多数の定盤台車８を循環移動可能にした定盤台
車上下２段ライン設備において、前記上レール１の両端
外側位置に前記定盤台車８の台車下面に係合して定盤台
車８を支持する開閉ローラ機１０、１０を配置したこと
を特徴とする定盤台車上下２段ライン設備。 - 【請求項２】前記開閉ローラ機１０、１０が上端部を回
動可能にして吊設された回動アーム１７、１７の下端部
にローラ１８、１８を取り付けた構成にされていること
を特徴とする請求項１記載の定盤台車上下２段ライン設
備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04003797A JP3334849B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 定盤台車上下２段ライン設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04003797A JP3334849B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 定盤台車上下２段ライン設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10216903A JPH10216903A (ja) | 1998-08-18 |
| JP3334849B2 true JP3334849B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=12569720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04003797A Expired - Fee Related JP3334849B2 (ja) | 1997-02-07 | 1997-02-07 | 定盤台車上下２段ライン設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3334849B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107913995A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-04-17 | 浙江省机电设计研究院有限公司 | 一种翻箱合箱一体机及其工作方法 |
| JP6863313B2 (ja) * | 2018-02-23 | 2021-04-21 | 新東工業株式会社 | キャビティ部のずれによる不良を防止する方法 |
-
1997
- 1997-02-07 JP JP04003797A patent/JP3334849B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10216903A (ja) | 1998-08-18 |
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Legal Events
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