JP3333841B2 - 情報処理機器用メッセージ伝送システム - Google Patents

情報処理機器用メッセージ伝送システム

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JP3333841B2
JP3333841B2 JP14650997A JP14650997A JP3333841B2 JP 3333841 B2 JP3333841 B2 JP 3333841B2 JP 14650997 A JP14650997 A JP 14650997A JP 14650997 A JP14650997 A JP 14650997A JP 3333841 B2 JP3333841 B2 JP 3333841B2
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憲志 板垣
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  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイを付
属しているまたは付属することが可能なパーソナルコン
ピュータなどの情報処理機器と、この情報処理機器の前
記ディスプレイにオンスクリーン表示するためのオンス
クリーン表示機能を備えた例えばテレビチューナなどの
受信手段と、この受信手段に対してメッセージを送信す
るリモートコントロール送信機とを備え、前記受信手段
は前記リモートコントロール送信機(以下、単にリモコ
ン送信機と記載することがある)から受信したメッセー
ジを前記ディスプレイにオンスクリーン表示させる機能
を有している情報処理機器用メッセージ伝送システムに
関するものである。すなわち、パーソナルコンピュータ
などの情報処理機器どうしをつなぐインターネットやイ
ントラネットを介して情報処理機器にメッセージを送る
代わりに、リモコン送信機からメッセージを送るように
構成したメッセージ伝送システムに関するものである。
【0002】メッセージをインターネットやイントラネ
ットを介して電子メールの形で送信することが一般に行
われている。しかし、パソコンの操作に不慣れな人が電
子メールでのメッセージ送信を行うことは、大変な労力
と時間とを費やすことになる。パソコンの熟練者であっ
ても、パソコン本来の作業をしている最中に(機種によ
ってはテレビ番組を視聴している最中に)、その作業ま
たは視聴を中断してまでメッセージを送信する作業を行
うことははなはだ面倒なことであるし、作業能率の大幅
な低下を招くことになる。
【0003】メッセージの種類には様々なものがある
が、例えば、電話がかかってきたことのメッセージや、
来客があったことのメッセージや、会議が始まることの
メッセージや、誰かから呼出しがあったことを伝えるメ
ッセージなどがある。この種のメッセージは、パソコン
のオペレータどうしの伝達よりも、むしろ、窓口になっ
ている受付係や電話交換係からパソコンオペレータへと
伝達するケースの方が多い。そのような受付係や電話交
換係の人は一般的にパソコン操作の未熟練者であること
が多い。そのような人がリモコン送信機を使って、パソ
コンオペレータに上記のたぐいのメッセージを送信でき
ることは大変に便利なことである。
【0004】
【従来の技術】従来の技術に係るこの種の情報処理機器
用メッセージ伝送システムの一例であるパーソナルコン
ピュータ用テレビチューナのメッセージ伝送システム
(以下、単に「パソコン用TVチューナのメッセージ伝
送システム」と記載することがある)について、図8〜
図13を用いて説明する。
【0005】図8は、前記の情報処理機器の一例である
パーソナルコンピュータと、前記の受信手段の一例であ
るテレビチューナと、前記のリモートコントロール送信
機の一例である赤外線リモコン送信機を組み合わせて構
成されたパソコン用TVチューナのメッセージ伝送シス
テムのブロック図である(このブロック構成は、後述す
る本発明の実施の形態でも同じである)。
【0006】図8において、1はアンテナ、2はテレビ
チューナ、3はパーソナルコンピュータ、4はパーソナ
ルコンピュータ3に付属しているディスプレイ、5は赤
外線リモコン送信機である。
【0007】なお、図8において、実線矢印は電気信号
の流れ、点線矢印は赤外線を媒体とした信号の流れを示
す。
【0008】各放送局から送られて来たテレビ電波はア
ンテナ1により受信される。受信された信号Aはテレビ
チューナ2により希望する放送局の映像信号が選局され
て増幅・復調された後、映像出力端子2Pより映像信号
Pが、また、音声出力端子2Sより音声信号Sがそれぞ
れパーソナルコンピュータ3に対して出力される。
【0009】映像信号Pと音声信号Sとは、パーソナル
コンピュータ3の映像入力端子3Pと音声入力端子3S
とにそれぞれ入力され、A/D変換などの処理を施され
る。そして、映像信号Pはディスプレイ4にテレビ画像
として映し出され、音声信号Sはパーソナルコンピュー
タ3に内蔵されている図示しないスピーカより出力され
る。
【0010】また、赤外線リモコン送信機5における赤
外線信号送信部5Tよりテレビチューナ制御信号IRが
赤外線で送信され、テレビチューナ2の赤外線信号受信
部2Rで受信される。この制御信号IRによって赤外線
リモコン送信機5よりテレビチューナ2を制御する。テ
レビチューナ2は受信した制御信号IRに応答して動作
を制御する。その制御内容としては、例えば、テレビチ
ューナ2における電源のON/OFF制御、テレビチャ
ンネルの選局制御、音量の増減制御などがあげられる。
【0011】図9は赤外線リモコン送信機5の構成を示
すブロック図である。
【0012】図9において、11はマイクロコンピュー
タ、12は押し操作する複数の操作キーを備えたキー入
力部、13はマイクロコンピュータ11から出力される
データaに応答してON/OFF動作するドライブトラ
ンジスタ、14はドライブトランジスタ13の動作に応
じて点滅動作してテレビチューナ制御信号IRを光信号
の形で出力する発光ダイオード、15は充電可能なまた
は交換可能な電池である。
【0013】赤外線リモコン送信機5において、使用者
がキー入力部12の複数の操作キーの中から任意に選択
した操作キーを押すと、マイクロコンピュータ11は、
押された操作キーに該当するデータaをドライブトラン
ジスタ13のベースに出力する。ドライブトランジスタ
13は入力したデータaに基づいてドライブされ、発光
ダイオード14が点滅動作し、テレビチューナ制御信号
IRとして送信される。なお、上記の回路の電源は電池
15より供給される。
【0014】図10はテレビチューナ2の構成を示すブ
ロック図である。
【0015】図10において、21はロッドアンテナ、
22は外部アンテナ入力端子、23はチューナ、24は
中間周波(IF)増幅検波回路、25はオンスクリーン
ディスプレイ回路(OSD:On Screen Display)、
26はリモコン受光部、27はマイクロコンピュータ、
28は映像出力端子、29は音声出力端子である。
【0016】テレビチューナ2において、ロッドアンテ
ナ21または外部アンテナ入力端子22より受信された
テレビ信号bはチューナ23に入力される。チューナ2
3においては取り込んだテレビ信号bのうち選局したチ
ャンネルのテレビ信号を中間周波信号ifに変換し、さ
らに中間周波増幅検波回路24にてその信号を増幅検波
し、映像信号pと音声信号sとを生成する。オンスクリ
ーンディスプレイ回路(OSD)25はマイクロコンピ
ュータ27からのデータeに基づいてアルファベット、
数字、文字などの映像信号を生成し、それを中間周波増
幅検波回路24から入力した映像信号pと合成して、合
成の映像信号p′として映像出力端子28よりパーソナ
ルコンピュータ3に対して出力するとともに、中間周波
増幅検波回路24で分離された音声信号sを音声出力端
子29からパーソナルコンピュータ3に対して出力す
る。
【0017】一方、テレビチューナ2は、赤外線リモコ
ン送信機5からのテレビチューナ制御信号IRをリモコ
ン受光部26で受信し、このリモコン受光部26によっ
てチューナ制御信号cに変換した上でマイクロコンピュ
ータ27に出力する。
【0018】赤外線リモコン送信機5からのテレビチュ
ーナ制御信号IRがチャンネル選局にかかわるもので、
リモコン受光部26からのチューナ制御信号cがチャン
ネル選局の信号であるときは、マイクロコンピュータ2
7は、チューナ23にチャンネル選局データdを出力す
るとともにオンスクリーンディスプレイ回路(OSD)
25に数字データeを出力し、選局したチャンネルをデ
ィスプレイの画面上に表示する。
【0019】リモコン送信機5からのテレビチューナ制
御信号IRがメッセージにかかわるもので、リモコン受
光部26からのチューナ制御信号cがメッセージの信号
であるときは、マイクロコンピュータ27はそのメッセ
ージにかかわる数字/文字データeを出力し、オンスク
リーンディスプレイ回路(OSD)25は入力したデー
タeに基づいて数字や文字(アルファベットを含む)な
どの映像信号を生成し、それを中間周波増幅検波回路2
4から入力した映像信号pと合成して、合成の映像信号
p′として映像出力端子28よりパーソナルコンピュー
タ3に対して出力する。パーソナルコンピュータ3に付
属のディスプレイ4の画面にメッセージが表示される。
【0020】図11を参照して赤外線リモコン送信機5
の外観の構成を説明する。図11において、31はキー
入力部12における操作キー、32は赤外線データ送信
窓である。このリモコン送信機5に配備されているキー
入力部12は、チャンネル選局のためのチャンネル操作
キーとか音量の操作キーとか電源の操作キーとかの通常
操作キー31a群と、電話とか来客とか会議とか呼出し
のメッセージ送信のためのメッセージ送信用操作キー3
1b群とで構成されている。
【0021】図12を参照してテレビチューナ2の外観
の構成を説明する。図12において、21はロッドアン
テナ、22は外部アンテナ入力端子、41は赤外線デー
タ受信窓、42は映像出力/音声出力ケーブルである。
【0022】映像出力/音声出力ケーブル42は、テレ
ビチューナ2とパーソナルコンピュータ3とを接続する
ためのもので、テレビチューナ2の映像出力と音声出力
をパーソナルコンピュータ3に伝達する。
【0023】図13(a)は赤外線リモコン送信機5に
よる送信データの構成を示し、図13(b)は赤外線リ
モコン送信機5における操作キー配列の一例を示す。
【0024】送信データはカスタムコードとデータコー
ドとからなる。カスタムコードは、製造メーカー間、あ
るいは、テレビ、VTR、エアコンなど機器相互間の誤
動作を防止するために設定されたもので、仮にデータコ
ードが同一であっても、カスタムコードが異なるため
に、相互干渉することを避けることができる。データコ
ードは、各操作キー31が有する操作機能ごとに対応し
て設定されたものである。一例として、図13(b)で
示すように記号「1」が付されている操作キーはデータ
コード「00001」で機能「CH1」(テレビ放送チ
ャンネル1を選局する機能)に対応し、記号「2」が付
されている操作キーはデータコードが「00010」で
機能「CH2」(テレビ放送チャンネル2を選局する機
能)に対応し、記号「12」が付されている操作キーは
データコードが「01100」で機能「CH12」(テ
レビ放送チャンネル12を選局する機能)に対応してい
る。また、記号「音量大」が付されている操作キーはデ
ータコード「01101」で機能「音量大」(スピーカ
の音量を大きくする機能)に対応し、記号「音量小」が
付されている操作キーはデータコード「01110」で
機能「音量小」(スピーカの音量を小さくする機能)に
対応し、記号「消音」が付されている操作キーはデータ
コード「01111」で機能「消音」(スピーカの音量
をミュートする機能)に対応し、記号「電源」が付され
ている操作キーはデータコード「10000」で機能
「電源」(テレビチューナの電源をONするする機能)
に対応している。以上の操作キーは、通常操作キー31
a群に該当する。
【0025】さらに、データコードとして、記号「電
話」が付されている操作キー31b1はデータコード
「10001」で機能「メッセージ『電話』」(電話が
かかってきたことをメッセージ表示する機能)に対応
し、記号「来客」が付されている操作キー31b2 はデ
ータコード「10010」で機能「メッセージ『来
客』」(来客があったことをメッセージ表示する機能)
に対応し、記号「会議」が付されている操作キー31b
3 はデータコード「10011」で機能「メッセージ
『会議』」(会議が始まることをメッセージ表示する機
能)に対応し、記号「呼出」が付されている操作キー3
1b4 はデータコード「10100」で機能「メッセー
ジ『呼出』」(呼出しがあることをメッセージ表示する
機能)に対応している。以上の操作キーは、メッセージ
送信用操作キー31b群に該当する。
【0026】以上のように、キー入力部12は、全部で
20個の操作キー31が配列されて構成されている。
【0027】例えば窓口になっている一般的にパソコン
操作の未熟練者であることの多い受付係や電話交換係か
らパソコンオペレータへ上記のたぐいのメッセージを送
信するに当たって、面倒な操作を必要とするインターネ
ットやイントラネットを介しての電子メールの形での送
信ではなく、操作のきわめて単純な赤外線リモコン送信
機5でのキー操作によってそのメッセージを伝達するこ
とができ、非常に便利に使用することができる。パソコ
ンの熟練者であっても、パソコン本来の作業をしている
最中に(機種によってはテレビ番組を視聴している最中
に)、その作業または視聴を中断してメッセージ送信を
行う必要はなく、パーソナルコンピュータ3あるいはデ
ィスプレイ4とは独立した赤外線リモコン送信機5での
キー操作によってメッセージを伝達することができるの
で、煩わしさから解放されるとともに作業能率の大幅な
低下を招かないですむ。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術に
係る情報処理機器用メッセージ伝送システムの一例とし
ての前記のパソコン用TVチューナのメッセージ伝送シ
ステムにおいては、次に述べるような問題点があった。
【0029】赤外線リモコン送信機により受信手段の一
例であるテレビチューナにメッセージを送った場合、 (1)パーソナルコンピュータのディスプレイでオペレ
ータがメッセージを見たかどうかの確認を受信手段であ
るテレビチューナ側で確認することができないものとな
っている。
【0030】(2)パーソナルコンピュータのディスプ
レイで見たことから確認の済んだメッセージと未確認の
メッセージを区別して整理することができないものとな
っている。
【0031】(3)テレビチューナ側で受信したメッセ
ージを順にすべてオンスクリーン表示形式(スーパーイ
ンポーズ形式)でディスプレイに表示すると、ディスプ
レイにおいて本来見たいバックの必要な画面の内容が見
づらいものとなってしまうものとなっている。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ディスプレイを付属しているまたは付属することが可能
な情報処理機器と、この情報処理機器の前記ディスプレ
イにオンスクリーン表示するためのオンスクリーン表示
機能を備えた受信手段と、この受信手段に対してメッセ
ージを送信するリモートコントロール送信機とを備え、
前記受信手段は前記リモートコントロール送信機から受
信したメッセージを前記ディスプレイにオンスクリーン
表示させる機能を有しているとともに、メッセージ確認
入力手段を備え、このメッセージ確認入力手段が動作す
るまではメッセージのオンスクリーン表示を継続し、か
つ、このメッセージ確認入力手段の動作によりオンスク
リーン表示されているメッセージの表示を消去するよう
に構成されることに加えて、前記受信手段はメッセージ
データ格納用のメモリを有し、メッセージのオンスクリ
ーン表示の状態でメッセージ確認入力手段が動作するま
での間に、リモートコントロール送信機から受信したメ
ッセージのデータを前記メモリに格納するように構成さ
れている情報処理機器用メッセージ伝送システムであっ
て、メッセージデータ格納用のメモリに単数または複数
のメッセージのデータを格納しているときは、受信手段
は、メッセージ確認入力手段の動作のたびに、メッセー
ジデータ格納用のメモリからオンスクリーン表示されて
いるメッセージのデータを消去するとともに、そのメモ
リより受信時刻の順番の大きいものから順に読み出して
オンスクリーン表示するように構成されているように構
成されている。
【0033】確認の終わったメッセージのデータはメモ
リから消去して、未格納の記憶領域を確保する。確認の
すんだメッセージと未確認のメッセージとを区別して整
理することができる。また、ディスプレイにおいて本来
見たいバックの必要な画面の内容を見やすいものとする
ことができる。
【0034】請求項2に係る発明は、ディスプレイを付
属しているまたは付属することが可能な情報処理機器
と、この情報処理機器の前記ディスプレイにオンスクリ
ーン表示するためのオンスクリーン表示機能を備えた受
信手段と、この受信手段に対してメッセージを送信する
リモートコントロール送信機とを備え、前記受信手段は
前記リモートコントロール送信機から受信したメッセー
ジを前記ディスプレイにオンスクリーン表示させる機能
を有しているとともに、メッセージ確認入力手段を備
え、このメッセージ確認入力手段が動作するまではメッ
セージのオンスクリーン表示を継続し、かつ、このメッ
セージ確認入力手段の動作によりオンスクリーン表示さ
れているメッセージの表示を消去するように構成される
ことに加えて、前記受信手段はメッセージデータ格納用
のメモリを有し、メッセージのオンスクリーン表示の状
態でメッセージ確認入力手段が動作するまでの間に、リ
モートコントロール送信機から受信したメッセージのデ
ータを前記メモリに格納するように構成されている情報
処理機器用メッセージ伝送システムであって、メッセー
ジデータ格納用のメモリに複数のメッセージのデータを
格納しているときは、新しく受信したメッセージと同じ
ものがメッセージデータ格納用のメモリに既に格納され
ているか否かをチェックし、既に格納されていれば改め
て格納せず、格納しているメッセージと異なれば新しく
受信したデータを格納するように構成されているもので
ある。無駄な格納処理動作を必要とせず、記憶領域を無
駄に使わなくてもすむ。
【0035】請求項3に係る発明は、複数のメッセージ
を受信したときは、受信手段は、それら複数のメッセー
ジのデータを受信時刻の順に順番のデータを付加した状
態でメッセージデータ格納用のメモリに格納するように
構成されているされているものである。次々と受信した
メッセージのデータを順番に保存しておくことができ
る。
【0036】請求項4に係る発明は、メッセージデータ
格納用のメモリに単数または複数のメッセージのデータ
を格納しているときは、受信手段は、その格納している
メッセージのデータの数をオンスクリーン表示するよう
に構成されているものである。情報処理機器のオペレー
タは、現在幾つのメッセージが送信されてきているのか
を一目で確認することができる。
【0037】請求項5に係る発明は、メッセージ確認入
力手段の動作のたびのメッセージのオンスクリーン表示
の際に、受信手段は、同時に、メッセージ格納用のメモ
リに格納しているメッセージのデータの数をオンスクリ
ーン表示するように構成されているものである。メッセ
ージとともに未確認のメッセージの数を確認することが
できる。
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報処理機器
用メッセージ伝送システムの一例としてパーソナルコン
ピュータ用テレビチューナのメッセージ伝送システム
(以下、単に「パソコン用TVチューナのメッセージ伝
送システム」と記載することがある)の具体的な実施の
形態について、図1から図7に基づいて詳細に説明す
る。以下の実施の形態においては、メッセージ確認入力
スイッチとして、最も一般的で操作性の良い押しボタン
スイッチを使用することを代表例にあげて説明してい
る。
【0042】本発明の実施の形態に係るパソコン用TV
チューナのメッセージ伝送システムの全体的な構成につ
いては、図示はしないが、従来の技術に係るパソコン用
TVチューナのメッセージ伝送システムを示した図8と
同じとなっている。したがって、本実施の形態に係るパ
ソコン用TVチューナのメッセージ伝送システムは、パ
ーソナルコンピュータとテレビチューナと赤外線リモコ
ン送信機とを組み合わせて構成されたものである。以下
の説明においては、符号の2をテレビチューナに、3を
パーソナルコンピュータに、4をディスプレイに、5を
赤外線リモコン送信機に、IRをテレビチューナ制御信
号にそれぞれ当てる。この場合のパーソナルコンピュー
タ3が請求項にいう「情報処理機器」に該当している。
【0043】図1は実施の形態に係るパソコン用TVチ
ューナのメッセージ伝送システムにおけるリモートコン
トロール送信機の一例である赤外線リモコン送信機5の
構成を示すブロック図である。図示はしないが、この赤
外線リモコン送信機5のキー配列と送信データの構造に
ついては、従来の技術に係る図13に示したものと同様
である。
【0044】図1に示すように、マイクロコンピュータ
11に、押し操作する複数の操作キーを備えたキー入力
部12が接続されている。マイクロコンピュータ11の
電源入力端子は電池15に接続されている。マイクロコ
ンピュータ11のデータ出力ポートにNPN型のドライ
ブトランジスタ13のベースが接続され、そのコレクタ
に発光ダイオード14のカソードが接続され、発光ダイ
オード14のアノードは電池15に接続されている。ま
た、ドライブトランジスタ13のエミッタはグランドG
NDに接続されている。ドライブトランジスタ13は、
マイクロコンピュータ11から出力されるデータaに応
答してON/OFF動作するものであり、発光ダイオー
ド14は、ドライブトランジスタ13の動作に応じて点
滅動作するものであり、この点滅動作によってテレビチ
ューナ制御信号IRを光信号の形で出力するようになっ
ている。電池15は充電可能なものでもよいし、交換可
能なものでもよい。この図1の構成は従来の技術に係る
図9と同じである。
【0045】赤外線リモコン送信機5において、マイク
ロコンピュータ11および発光ダイオード14は電池1
5より電源が供給される。使用者がキー入力部12の複
数の操作キーの中から任意に選択した操作キーを押す
と、マイクロコンピュータ11は、押された操作キーに
該当するデータaをドライブトランジスタ13のベース
に出力する。ドライブトランジスタ13は入力したデー
タaに基づいてドライブされ、発光ダイオード14が点
滅動作し、テレビチューナ制御信号IRとして送信され
る。
【0046】図2は実施の形態に係るパソコン用TVチ
ューナのメッセージ伝送システムにおける受信手段の一
例としてのテレビチューナ2の構成を示すブロック図で
ある。
【0047】図2に示すように、ロッドアンテナ21と
外部アンテナ入力端子22がチューナ23の入力端子に
接続され、チューナ23の出力端子は中間周波(IF)
増幅検波回路24の入力端子に接続され、中間周波増幅
検波回路24の出力端子はオンスクリーンディスプレイ
回路(OSD)25の入力端子に接続され(OSD:O
n Screen Display)、オンスクリーンディスプレイ回
路(OSD)25の出力端子は映像出力端子28に接続
され、中間周波増幅検波回路24の音声出力端子はこの
テレビチューナ2の音声出力端子29に接続されてい
る。また、赤外線リモコン送信機5からのテレビチュー
ナ制御信号IRを受信し電気信号に変換するリモコン受
光部26の出力端子はマイクロコンピュータ27の入力
ポートに接続されている。この図2において説明した以
上の構成の部分は従来の技術に係る図10と同じであ
る。
【0048】上記のテレビチューナ2が請求項にいう
「受信手段」に該当している。
【0049】本実施の形態においては、テレビチューナ
2は、上記の構成に加えて次のような構成を備えてい
る。すなわち、51はリモコン受光部26が変換したチ
ューナ制御信号cがメッセージにかかわるものであると
きに、そのメッセージのデータを格納しておくためのメ
モリ、52はプルダウン抵抗、53はメッセージ確認ス
イッチである。メモリ51はマイクロコンピュータ27
に対して双方向に接続されている。プルダウン抵抗52
の一端はマイクロコンピュータ27の制御入力ポートに
接続され、他端はグランドGNDに接続されている。メ
ッセージ確認スイッチ53の一端は直流電源+Bに接続
され、他端はプルダウン抵抗52とマイクロコンピュー
タ27の制御入力ポートとの接続点に接続されている。
【0050】上記のメッセージ確認スイッチ53が請求
項にいう「メッセージ確認入力手段」に該当している。
【0051】テレビチューナ2において、ロッドアンテ
ナ21または外部アンテナ入力端子22より受信された
テレビ信号bはチューナ23に入力される。チューナ2
3において取り込んだテレビ信号bのうち選局したチャ
ンネルのテレビ信号を中間周波信号ifに変換し、さら
に中間周波増幅検波回路24にてその信号を増幅検波
し、映像信号pと音声信号sとを生成する。オンスクリ
ーンディスプレイ回路(OSD)25はマイクロコンピ
ュータ27からのデータeに基づいてアルファベット、
数字、文字などの映像信号を生成し、それを中間周波増
幅検波回路24から入力した映像信号pと合成して、合
成の映像信号p′として映像出力端子28よりパーソナ
ルコンピュータ3に対して出力するとともに、中間周波
増幅検波回路24で分離された音声信号sを音声出力端
子29からパーソナルコンピュータ3に対して出力す
る。
【0052】一方、テレビチューナ2は、赤外線リモコ
ン送信機5からのテレビチューナ制御信号IRをリモコ
ン受光部26で受信し、このリモコン受光部26によっ
てチューナ制御信号cに変換した上でマイクロコンピュ
ータ27に出力する。
【0053】赤外線リモコン送信機5からのテレビチュ
ーナ制御信号IRがチャンネル選局にかかわるもので、
リモコン受光部26からのチューナ制御信号cがチャン
ネル選局の信号であるときは、マイクロコンピュータ2
7は、チューナ23にチャンネル選局データdを出力す
るとともにオンスクリーンディスプレイ回路(OSD)
25に数字データeを出力し、選局したチャンネルをデ
ィスプレイ4の画面上に表示する。
【0054】リモコン送信機5からのテレビチューナ制
御信号IRがメッセージにかかわるもので、リモコン受
光部26からのチューナ制御信号cがメッセージの信号
であるときは、所定の条件のときに、マイクロコンピュ
ータ27はそのメッセージにかかわる数字/文字データ
eをメモリ51に格納するとともに、条件のいかんにか
かわらず、マイクロコンピュータ27はオンスクリーン
ディスプレイ回路(OSD)25に対して出力し、オン
スクリーンディスプレイ回路(OSD)25は入力した
データeに基づいて数字や文字(アルファベットを含
む)などの映像信号を生成し、それを中間周波増幅検波
回路24から入力した映像信号pと合成して、合成の映
像信号p′として映像出力端子28よりパーソナルコン
ピュータ3に対して出力する。パーソナルコンピュータ
3に付属のディスプレイ4の画面にメッセージが表示さ
れる。
【0055】マイクロコンピュータ27の制御入力ポー
トと直流電源+Bとの間に接続されているメッセージ確
認スイッチ53は常開(ノーマルオープン)のスイッチ
である。それゆえ、メッセージ確認スイッチ53がON
状態のときには制御入力ポートは「H」に設定され、O
FF状態のときには制御入力ポートは「L」に設定され
る。したがって、マイクロコンピュータ27は、制御入
力ポートが「H」のときはメッセージ確認スイッチ53
がONにされていると判定し、制御入力ポートが「L」
のときはメッセージ確認スイッチ53がOFFにされて
いると判定することになる。
【0056】オペレータがディスプレイ2の画面上に表
示されたメッセージを確認し、メッセージ確認スイッチ
53をON操作すると、ディスプレイ4の画面上に表示
されたメッセージは消去される。メッセージ確認スイッ
チ53が押されるまでに、新しいメッセージを受信した
場合、受信したメッセージが既に受信しているメッセー
ジと異なる場合、受信時刻の早いものから順番にそのメ
ッセージデータをメモリ51に格納する。
【0057】メモリ51に格納されているメッセージの
数は、ディスプレイ4の画面上に表示される。この状態
で、メッセージ確認スイッチ53をON操作すると、現
在表示のメッセージは消去され、かつ、メモリ51から
そのメッセージのデータが消去される。そして、メモリ
51に格納されているメッセージのうち受信時刻の最新
のメッセージを次に表示し、メッセージ確認スイッチ5
3のON操作のたびに、メッセージの表示を消去し、か
つ、そのメッセージのデータをメモリ51から消去し、
次の受信時刻の最新のメッセージの表示へと移る。
【0058】そして、メモリ51に格納されているメッ
セージの数がゼロになると、次にリモコン送信機5から
メッセージが送信されてこない限り、ディスプレイ4の
画面にはメッセージが表示されることはない。
【0059】図3は実施の形態に係るパソコン用TVチ
ューナのメッセージ伝送システムにおける赤外線リモコ
ン送信機5の外観構成図である。
【0060】この赤外線リモコン送信機5は、上面にキ
ー入力部12を有し、そのキー入力部12は、チャンネ
ル選局のためのチャンネル操作キーとか音量の操作キー
とか電源の操作キーとかの通常操作キー31a群と、電
話とか来客とか会議とか呼出しのメッセージ送信のため
のメッセージ送信用操作キー31b群とで構成されてい
る。また、この赤外線リモコン送信機5は、その前面角
部に図1の発光ダイオード14に対応して赤外線データ
送信窓32を有している。この赤外線リモコン送信機5
の構成は従来の技術に係る図11と同じである。
【0061】図4は実施の形態に係るパソコン用TVチ
ューナのメッセージ伝送システムにおけるテレビチュー
ナ2の外観構成図である。
【0062】このテレビチューナ2は、ロッドアンテナ
21と外部アンテナ入力端子22と赤外線データ受信窓
41と映像出力/音声出力ケーブル42とを備えてい
る。映像出力/音声出力ケーブル42は、テレビチュー
ナ2とパーソナルコンピュータ3とを接続して、テレビ
チューナ2の映像出力と音声出力をパーソナルコンピュ
ータ3に伝達するためのものである。以上の構成は、従
来の技術に係る図12と同様であるが、本実施の形態に
おいては、この構成に加えて次のような構成を備えてい
る。
【0063】すなわち、テレビチューナ2の上面におい
て、図2のメッセージ確認スイッチ53を操作するため
の確認操作ボタン53aを備えている。
【0064】次に、以上のように構成されたパーソナル
コンピュータ用テレビチューナのメッセージ伝送システ
ムにおけるテレビチューナ2のマイクロコンピュータ2
7の動作について図5および図6のフローチャートと、
図7の画面表示状態図とに基づいて説明する。
【0065】ステップS1において、メッセージ格納用
のメモリ51をクリアし、ステップS2において、格納
しているメッセージの数をカウントするためのレジスタ
nの値を“0”にセットする。ステップS3において、
赤外線リモコン送信機5からのデータを受信したか否か
をチェックし、受信していなければステップS20に進
み、受信していればステップS4に進む。
【0066】ステップS4において、受信データが、デ
ータコードとしてメッセージデータを示す「1000
1」(10進数表示で“17”)以上で「10100」
(10進数表示で“20”)以下か否かをチェックす
る。受信データが「10001」(“17”)以上で
「10100」(“20”)以下あればステップS7ヘ
進み、そうでなければステップS5に進む。
【0067】ステップS5において、メッセージデータ
以外の受信データに該当するリモコン機能を実行し、ス
テップS6において、その実行内容をパーソナルコンピ
ュータ3に付属のディスプレイ4にオンスクリーン表示
し、その後に、ステップS3に戻る。
【0068】ステップS7において、現在、メッセージ
を表示しているか否かをチェックし、表示していなけれ
ば、ステップS8に進み、受信データに該当するメッセ
ージをオンスクリーン表示する。このとき、併せてメモ
リ51に格納されているメッセージデータ数(レジスタ
nの値)をオンスクリーン表示してもよい。次に、ステ
ップS3に戻る。
【0069】ステップS7の判断においてメッセージを
表示しているときは、ステップS9に進む。ステップS
9において、新しく受信したメッセージと現在表示して
いるメッセージとを比較し、同じであれば表示に関して
特に何も行う必要がないのでステップS3に戻る。
【0070】ステップS9の判断において新しく受信し
たメッセージと現在表示しているメッセージとが異なる
ときは、図6のステップS10に進む。ステップS10
において、メッセージ格納用のメモリ51が空(格納デ
ータ無し)か否か、すなわち、レジスタnの値がゼロか
否かをチェックし、空(レジスタn=ゼロ)であれば、
ステップS11に進み、レジスタn=1にセットし、ス
テップS12において、メモリ51のアドレスMn(n
=1であるからすなわちアドレスM1 )に新しく受信し
たメッセージのデータを格納し、次いでステップS3に
戻る。
【0071】ステップS10の判断においてメモリ51
が空(レジスタn=0)でなければ、ステップS13に
進む。ステップS13において、新しく受信したメッセ
ージと同じものが、メッセージ格納用のメモリ51に既
に格納されているメッセージにあるのか否かをチェック
し、同メッセージが既に格納されていれば、改めての格
納が不要であるからステップS3に戻る。
【0072】ステップS13の判断において新しく受信
したメッセージが既にメモリ51に格納しているメッセ
ージと異なれば、ステップS14に進み、レジスタnを
インクリメントし(n←n+1)、ステップS15にお
いて、メモリ51のアドレスMnに新しく受信したメッ
セージのデータを格納し、ステップS3に戻る。
【0073】図5に示すステップS20において、確認
操作ボタン53aが押されてメッセージ確認スイッチ5
3がONにされたか否かをチェックする。確認操作ボタ
ン53aが押されていなかったときはステップS3に戻
るが、確認操作ボタン53aが押されたときには、図6
のステップS21に進む。ステップS21において、現
在、オンスクリーン表示されているメッセージのデータ
をメモリ51から消去する。これにより、当然にオンス
クリーン表示されてたメッセージの表示も消去される。
【0074】次に、ステップS22に進み、メモリ51
にまだメッセージデータが格納されているか、すなわ
ち、レジスタn=0か否かをチェックし、メッセージデ
ータが格納されていなければ(レジスタn=0)、オン
スクリーン表示の必要が全くないのでステップS3に戻
る。メモリ51にメッセージデータがまだ格納されてい
るときは、ステップS23において、メモリ51のアド
レスMnに格納されているメッセージデータを読み出し
てオンスクリーン表示する。このとき、併せてメモリ5
1に格納されているメッセージデータ数(レジスタnの
値)をオンスクリーン表示してもよい。次に、ステップ
S24において、レジスタnの値をデクリメントし(n
←n−1)、その後、ステップS3に戻る。
【0075】図7はオンスクリーン表示の例を示す。デ
ィスプレイ4の画面の例えば左上にメッセージmとメモ
リ51に格納されているメッセージデータ数nがオンス
クリーン表示され、例えば右上に選局チャンネル番号C
がオンスクリーン表示され、例えば下辺側に音量SVが
数字と横バーとで表示されている。左上の点線の四角の
領域4aがメッセージmのオンスクリーン表示領域であ
り、このオンスクリーン表示領域4aには、図の左横に
示したように、『電話です』、『来客です』、『会議で
す』または『呼出です』といったメッセージが表示され
る。
【0076】なお、上記の実施の形態では、メッセージ
確認スイッチ53の操作部として、最も一般的で操作性
の良い押しボタンである確認操作ボタン53aを使用し
ているが、これに限定せず、押しボタン式の代わりに他
の切り換え式(例えばトグルなど)の操作部を使用して
もよい。
【0077】また、上記の実施の形態では、情報処理機
器として代表的なパーソナルコンピュータを取り上げた
が、これに限定する必要はなく、ワープロ専用機やパー
ソナル情報処理端末(PDA:Persomal Digital As
sistant)などに適用してもよい。ディスプレイ4は、
情報処理機器の本体と一体型のものでもよいし、着脱自
在なタイプのものであってもよい。さらに、上記の実施
の形態では、受信手段としてテレビチューナ2を取り上
げ、ディスプレイ4にテレビ画面を表示できるようにし
たが、このような機能がなくても、オンスクリーン表示
機能をもつ受信手段であればどのような型式のものであ
ってもよい。また、上記の実施の形態では、リモコン送
信機として代表的な赤外線リモコン送信機を用いたが、
これに限定する必要はなく、電波や超音波を利用するリ
モコン送信機であってもよい。
【0078】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、オンスク
リーン表示されたメッセージの表示を消去するメッセー
ジ確認入力手段を備えているので、パーソナルコンピュ
ータなどの情報処理機器のディスプレイでオペレータが
メッセージを見たかどうかの確認を受信側で行うことが
できることに加え、メッセージデータ格納要のメモリを
有し、メッセージのオンスクリーン表示の状態で受信し
たメッセージのデータを前記メモリに格納するように構
成したので、次々と受信したメッセージのデータを保存
しておくことができ、さらに、メモリより受信時刻の順
番の大きいものから順に読み出してオンスクリーン表示
するように構成してあるので、確認のすんだメッセージ
と未確認のメッセージとを区別して整理することがで
き、ディスプレイにおいて本来見たいバックの必要な画
面の内容を見やすいものとすることができる。
【0079】請求項2に係る発明によれば、オンスクリ
ーン表示されたメッセージの表示を消去するメッセージ
確認入力手段を備えているので、パーソナルコンピュー
タなどの情報処理機器のディスプレイでオペレータがメ
ッセージを見たかどうかの確認を受信側で行うことがで
きることに加え、メッセージデータ格納用のメモリを有
し、メッセージのオンスクリーン表示の状態で受信した
メッセージのデータを前記メモリに格納するように構成
したので、次々と受信したメッセージのデータを保存し
ておくことができ、さらに、新しく受信したメッセージ
のデータがメモリに格納されているメッセージのデータ
と同一のときは、新しく受信したメッセージの受信その
ものを無効とするように構成してあるので、無駄な格納
処理動作を必要とせず、記憶領域を無駄に使わなくても
すむ。
【0080】請求項3に係る発明によれば、受信した複
数のメッセージのデータに受信時刻の順に順番のデータ
を付加してメモリに格納するように構成したので、次々
と受信したメッセージのデータを順番に保存しておくこ
とができる。
【0081】請求項4に係る発明によれば単数または複
数のメッセージのデータをメモリに格納しているとき
は、その格納しているメッセージのデータの数をオンス
クリーン表示するように構成したので、情報処理機器の
オペレータは、現在幾つのメッセージが送信されてきて
いるのかを一目で確認することができる。
【0082】請求項5に係る発明によれば、メッセージ
とともに未確認のメッセージの数を確認することができ
る。
【0083】
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報処理機器用メッ
セージ伝送システムの一例としてのパソコン用TVチュ
ーナのメッセージ伝送システムにおける赤外線リモコン
送信機の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における受信手段の一例と
してのテレビチューナの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るパソコン用TVチュ
ーナのメッセージ伝送システムにおける赤外線リモコン
送信機の外観構成図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るパソコン用TVチュ
ーナのメッセージ伝送システムにおける受信手段の一例
としてのテレビチューナの外観構成図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るパソコン用TVチュ
ーナのメッセージ伝送システムの動作説明に供するフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係るパソコン用TVチュ
ーナのメッセージ伝送システムの動作説明に供するフロ
ーチャートである(図5の続き)。
【図7】本発明の実施の形態に係るパソコン用TVチュ
ーナのメッセージ伝送システムの動作を説明するための
画面表示状態図である。
【図8】本発明の実施の形態および従来の技術に係る情
報処理機器用メッセージ伝送システムの一例としてのパ
ソコン用TVチューナのメッセージ伝送システムの構成
を示すブロック図である。
【図9】従来の技術に係るパソコン用TVチューナのメ
ッセージ伝送システムにおける赤外線リモコン送信機の
構成を示すブロック図である。
【図10】従来の技術に係るパソコン用TVチューナの
メッセージ伝送システムにおけるテレビチューナの構成
を示すブロック図である。
【図11】従来の技術に係るパソコン用TVチューナの
メッセージ伝送システムにおける赤外線リモコン送信機
を示す外観図である。
【図12】従来の技術に係るパソコン用TVチューナの
メッセージ伝送システムにおけるテレビチューナを示す
外観図である。
【図13】本発明の実施の形態および従来の技術に係る
パソコン用TVチューナのメッセージ伝送システムにお
ける赤外線リモコン送信機による送信データの構成を示
すデータ構成図((a))と、赤外線リモコン送信機に
おける操作キー配列の一例を示す概略の平面図
((b))である。
【符号の説明】
2……テレビチューナ(受信手段) 3……パーソナルコンピュータ(情報処理機器) 4……ディスプレイ 5……赤外線リモコン送信機(リモートコントロール送
信機) 11……マイクロコンピュータ 12……キー入力部 13……ドライブトランジスタ 14……発光ダイオード 21……ロッドアンテナ 22……外部アンテナ入力端子 23……チューナ 24……中間周波増幅検波回路 25……オンスクリーンディスプレイ回路(OSD) 26……リモコン受光部 27……マイクロコンピュータ 28……映像出力端子 29……音声出力端子 31……操作キー 31a…通常操作キー 31b…メッセージ送信用操作キー 32……赤外線送信窓 41……赤外線受信窓 42……映像出力/音声出力ケーブル 51……メッセージデータ格納用のメモリ 52……プルダウン抵抗 53……メッセージ確認スイッチ(メッセージ確認入力
手段) 53a…確認操作ボタン IR……テレビチューナ制御信号 m……メッセージ n……メッセージデータ数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 G06F 3/14 H04N 5/445 H04Q 9/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイを付属しているまたは付属
    することが可能な情報処理機器と、この情報処理機器の
    前記ディスプレイにオンスクリーン表示するためのオン
    スクリーン表示機能を備えた受信手段と、この受信手段
    に対してメッセージを送信するリモートコントロール送
    信機とを備え、前記受信手段は前記リモートコントロー
    ル送信機から受信したメッセージを前記ディスプレイに
    オンスクリーン表示させる機能を有しているとともに、
    メッセージ確認入力手段を備え、このメッセージ確認入
    力手段が動作するまではメッセージのオンスクリーン表
    示を継続し、かつ、このメッセージ確認入力手段の動作
    によりオンスクリーン表示されているメッセージの表示
    を消去するように構成されることに加えて、前記受信手
    段はメッセージデータ格納用のメモリを有し、メッセー
    ジのオンスクリーン表示の状態でメッセージ確認入力手
    段が動作するまでの間に、リモートコントロール送信機
    から受信したメッセージのデータを前記メモリに格納す
    るように構成されている情報処理機器用メッセージ伝送
    システムであって、 メッセージデータ格納用のメモリに単数または複数のメ
    ッセージのデータを格納しているときは、受信手段は、
    メッセージ確認入力手段の動作のたびに、メッセージデ
    ータ格納用のメモリからオンスクリーン表示されている
    メッセージのデータを消去するとともに、そのメモリよ
    り受信時刻の順番の大きいものから順に読み出してオン
    スクリーン表示するように構成されている ことを特徴と
    する情報処理機器用メッセージ伝送システム。
  2. 【請求項2】 ディスプレイを付属しているまたは付属
    することが可能な情報処理機器と、この情報処理機器の
    前記ディスプレイにオンスクリーン表示するためのオン
    スクリーン表示機能を備えた受信手段と、この受信手段
    に対してメッセージを送信するリモートコントロール送
    信機とを備え、前記受信手段は前記リモートコントロー
    ル送信機から受信したメッセージを前記ディスプレイに
    オンスクリーン表示させる機能を有しているとともに、
    メッセージ確認入力手段を備え、このメッセージ確認入
    力手段が動作するまではメッセージのオンスクリーン表
    示を継続し、かつ、このメッセージ確認入力手段の動作
    によりオンスクリーン表示されているメッセージの表示
    を消去するように構成されることに加えて、前記 受信手
    段はメッセージデータ格納用のメモリを有し、メッセー
    ジのオンスクリーン表示の状態でメッセージ確認入力手
    段が動作するまでの間に、リモートコントロール送信機
    から受信したメッセージのデータを前記メモリに格納す
    るように構成されている情報処理機器用メッセージ伝送
    システムであって、 メッセージデータ格納用のメモリに複数のメッセージの
    データを格納しているときは、新しく受信したメッセー
    ジと同じものがメッセージデータ格納用のメモリに既に
    格納されているか否かをチェックし、既に格納されてい
    れば改めて格納せず、格納しているメッセージと異なれ
    ば新しく受信したデータを格納するように構成されてい
    ることを特徴とする情報処理機器用メッセージ伝送シス
    テム。
  3. 【請求項3】複数のメッセージを受信したときは、受信
    手段は、それら複数のメッセージのデータを受信時刻の
    順に順番のデータを付加した状態でメッセージデータ格
    納用のメモリに格納するように構成されていることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理機器
    用メッセージ伝送システム
  4. 【請求項4】 メッセージデータ格納用のメモリに単数
    または複数のメッセージのデータを格納しているとき
    は、受信手段は、その格納しているメッセージのデータ
    の数をオンスクリーン表示するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処
    理機器用メッセージ伝送システム。
  5. 【請求項5】 メッセージ確認入力手段の動作のたびの
    メッセージのオンスクリーン表示の際に、受信手段は、
    同時に、メッセージ格納用のメモリに格納しているメッ
    セージのデータの数をオンスクリーン表示するように構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理機器用メッセージ伝送システム。
  6. 【請求項6】 情報処理器がパーソナルコンピュータで
    あることを特徴とする請求項1から請求項5までのいず
    れかに記載の情報処理機器用メッセージ伝送システム。
  7. 【請求項7】 受信手段がテレビチューナであり、この
    テレビチューナで受信したテレビ放送番組が情報処理機
    器に付属のまたは付属可能なディスプレイに表示可能に
    構成されていることを特徴とする請求項1から請求項6
    までのいずれかに記載の情報処理機器用メッセージ伝送
    システム。
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