JP3333683B2 - 支柱の囲い壁への取付構造およびその取付方法 - Google Patents

支柱の囲い壁への取付構造およびその取付方法

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JP3333683B2
JP3333683B2 JP8587496A JP8587496A JP3333683B2 JP 3333683 B2 JP3333683 B2 JP 3333683B2 JP 8587496 A JP8587496 A JP 8587496A JP 8587496 A JP8587496 A JP 8587496A JP 3333683 B2 JP3333683 B2 JP 3333683B2
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博 田中
剛 工藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば囲い壁を有
する造付けバルコニーなどにバルコニー屋根用の支柱を
取り付けるための、支柱の囲い壁への取付構造およびそ
の取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に造付けバルコニーでは、躯体の上
端部が覆装部材で覆われた囲い壁が設けられている。覆
装部材はいわゆる手摺であり、取付金具により躯体の上
側に浮いた状態で設けられている。このような囲い壁に
支柱を立設ける従来の支柱の囲い壁への取付構造とし
て、以下のものが知られている。 覆装部材の上面に
ブラケットを固定し、このブラケットに支柱の下端部を
取り付けたもの。 躯体の上面にブラケットを固定す
ると共に、このブラケットの上部が貫通するように覆装
部材に開口を形成し、ブラケットおよび覆装部材を施工
した後、支柱の下端部を覆装部材に当接した状態でブラ
ケットに取り付けたもの。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の支柱
の囲い壁への取付構造において、「」の取付構造で
は、バルコニー屋根の荷重が支柱を介して、躯体から浮
いた覆装部材に直接加わるため、支柱を強固に支持でき
ず、覆装部材に凹みなどが生ずる問題があった。また、
覆装部材に形成したブラケット固定用のねじ孔から、躯
体側に雨水が侵入するなどの問題があった。「」の取
付構造では、覆装部材の施工に先行してブラケットの施
工を行う必要があり、工程管理が煩雑になると共に、既
設のバルコニーに対しては極めて施工し難い(覆装部材
の取付構造によっては不可能)問題があった。また、覆
装部材に形成した開口から躯体側に雨水が侵入するなど
の問題があった。
【0004】本発明は、雨仕舞い性および支柱の取付強
度を向上させることができると共に、支柱を既設の囲い
壁にも簡単に取り付けることができる支柱の囲い壁への
取付構造およびその取付方法を提供することをその目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の支柱の囲い壁
への取付構造は、躯体の上端部が覆装部材で覆われた囲
い壁に支柱を立設する支柱の囲い壁への取付構造におい
て、覆装部材に形成された取付開口と、上部に支柱が取
り付けられると共に、下部を取付開口を貫通して躯体に
当接した有底筒状の支柱支持部材と、支柱支持部材の筒
内から躯体にねじ込まれて支柱支持部材を躯体に固定す
る固定ねじと、覆装部材の上面に水密に着座する台座
部、および台座部に立設され支柱支持部材を囲繞する水
返し部を有するカバー部材とを備え、支柱支持部材に
は、台座部との間に間隙を存して水返し部を外側から覆
う水切り部が垂設されていることを特徴とする。
【0006】この構成によれば、固定ねじが支柱支持部
材の筒内から躯体にねじ込まれ、かつ支柱支持部材が覆
装部材に形成した取付開口を貫通して躯体に当接される
ため、覆装部材に取付開口を形成するだけで、支柱支持
部材を、覆装部材の上側からの作業で躯体に直接固定す
ることができる。また、支柱支持部材はカバー部材の水
返し部に囲繞され、かつ支柱支持部材の水切り部は、カ
バー部材の台座部との間に間隙を存して水返し部を外側
から覆うため、支柱支持部材とカバー部材とは縁切りさ
れ、支柱支持部材に加わる支柱の荷重がカバー部材に加
わることがない。すなわち、支柱の荷重がカバー部材を
介して覆装部材に加わることがない。一方、カバー部材
の台座部は覆装部材の上面に水密に着座し、かつカバー
部材の水返し部は支柱支持部材の水切り部に外側から覆
われているため、雨水の取付開口側への侵入がカバー部
材と支柱支持部材との協働により阻止され、雨水が取付
開口を介して躯体側に侵入することがない。
【0007】請求項1の支柱の囲い壁への取付構造にお
いて、水返し部と水切り部との間には、シール材が介在
していることが、好ましい。
【0008】この構成によれば、水返し部と水切り部と
の間が完全にシールされるため、水切り部の下側から吹
き上げられてくる雨水も阻止することができ、雨水の取
付開口側への侵入を確実に防止することができる。
【0009】請求項3の支柱の囲い壁への取付構造は、
躯体の上端部が覆装部材で覆われた囲い壁に支柱を立設
する支柱の囲い壁への取付構造において、覆装部材に形
成された取付開口と、躯体の上面に着座するベース部、
およびベース部から取付開口を貫通して上方に延設され
支柱の下部が取り付けられる補強部材を有する支柱支持
部材と、ベース部を躯体の上面に固定する固定ねじと、
覆装部材の上面に水密に着座すると共に、支柱支持部材
を水密に囲繞する水返し部材とを備え、取付開口は、覆
装部材の上側からのベース部の挿入を許容し、かつ覆装
部材の上側からの固定ねじのねじ込みを許容することを
特徴とする。
【0010】この構成によれば、覆装部材に形成した取
付開口が、覆装部材の上側からのベース部の挿入を許容
するため、取付開口に対応する面積を持つ支柱支持部材
のベース部を、取付開口の上側から躯体の上面に着座さ
せることができる。また、取付開口が、覆装部材の上側
からの固定ねじのねじ込みを許容するため、取付開口を
介して支柱支持部材のベース部を躯体の上面に固定する
ことができる。しかも、固定ねじを複数本用いる場合に
は、取付開口に大きさに合わせて、固定ねじ同士を十分
に離して設けることができる。すなわち、覆装部材に取
付開口を形成するだけで、支柱支持部材を、覆装部材の
上側からの作業で躯体に直接かつ安定に固定することが
できる。さらに、覆装部材の上面に着座する水返し部材
は、単に支柱支持部材を囲繞しているため、支柱支持部
材に加わる支柱の荷重が水返し部材を介して覆装部材に
加わることがない。一方、水返し部材は、覆装部材に水
密に着座し、かつ支柱支持部材を水密に囲繞するため、
雨水が水返し部材の内側、すなわち取付開口を介して躯
体側に侵入することがない。
【0011】請求項3の支柱の囲い壁への取付構造にお
いて、ベース部は、取付開口からやり返しにより挿入可
能に構成されていることが、好ましい。
【0012】この構成によれば、取付開口の開口面積よ
り広い面積を持つ支柱支持部材のベース部を、取付開口
の上側から躯体の上面に着座させることができ、支柱支
持部材を介して支柱を躯体に安定に固定することができ
る。
【0013】請求項3または4の支柱の囲い壁への取付
構造において、支柱支持部材は、補強部材に嵌装される
スペーサを更に有し、支柱はスペーサを介して補強部材
に取り付けられていることが、好ましい。
【0014】この構成によれば、スペーサを各種用意し
ておけば、支柱支持部材を各種断面形状の支柱に対応さ
せることができ、支柱支持部材を汎用的に用いることが
できる。なお、スペーサは、支柱に隠ぺいされるよう
に、スリーブ形式のものが好ましい。
【0015】請求項5の支柱の囲い壁への取付構造にお
いて、支柱支持部材は、スペーサに装着された支柱体を
更に有し、支柱は支柱体の上端部に取り付けられている
ことが、好ましい。
【0016】この構成によれば、支柱が支柱体を介して
取り付けられるため、支柱体を介して各種断面形状の支
柱を取り付けることができ、支柱支持部材を汎用的に用
いることができる。
【0017】請求項7の支柱の囲い壁への取付方法は、
躯体の上端部が覆装部材で覆われた囲い壁に支柱を立設
する支柱の囲い壁への取付方法において、支柱が位置す
る部分を中心に覆装部材を所定の長さに切断すると共
に、その切断片を取り去る切断工程と、切断片を取り去
った躯体の露出部分に支柱支持部材を固定する取付工程
と、切断片に支柱支持部材が貫通する貫通口を形成する
加工工程と、支柱支持部材と貫通口との間にシール材を
介在させた状態で、切断片を覆装部材の切断部位に水密
に装着する装着工程と、支柱支持部材の貫通口から突出
した部分に支柱を取り付ける支柱取付工程とを備えたこ
とを特徴とする。
【0018】この方法によれば、覆装部材が施工された
後でも、これを取り外すことなく支柱支持部材を取り付
けることが可能になる。また、覆装部材から切り取った
切断片は、簡単な加工を施した後、再度使用することが
できるため、使用材料に無駄を生ずることがなく、また
覆装部材の切断片と切断片以外の部分とは、全く同一の
材質および色彩となり、両者の間に違和感が生ずること
がない。したがって、既設の囲い壁への支柱の取り付け
に、特に有用となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の支柱の囲い壁への取付構造およびその取付方法
を、造付けバルコニーにバルコニー屋根用の支柱を取り
付ける場合を例に説明する。図1および図2は第1実施
形態に係る支柱の取付構造を表しており、支柱1は取付
ユニット2を介して、造付けバルコニーの囲い壁3の上
端に取り付けられている。囲い壁3は、上端に木製の笠
木材5を有する躯体4と、図外の取付金具を介して躯体
4の上側に浮いた状態で配設されたハンドレール(覆装
部材)6とで構成されている。ハンドレール6には、取
付ユニット2の下部が貫通する取付開口7が形成されて
おり、取付開口7は円形に形成されている。支柱の上部
には、図示しないがバルコニー屋根が設けられており、
支柱1はバルコニー屋根の荷重に対応した中空の方形断
面に形成されている。
【0020】取付ユニット2は、支柱1を支持する支柱
支持部材21と、支柱支持部材21を囲繞した状態でハ
ンドレール6に着座するカバー部材22とを備えてお
り、支柱支持部材21およびカバー部材22は、鋳物な
どでそれぞれ一体に形成されている。支柱支持部材21
は、支柱1の下端部が取り付けられる一対の取付片部2
3,23と、取付片部23,23を受ける平板部24
と、平板部24から下側に長く延びる支持部25と、支
持部25の外側において平板部24に垂設した水切り部
26とで、一体に形成されている。
【0021】一対の取付片部23,23はそれぞれ台形
形状に形成され、平板部24上に相互に平行に立設され
ている。これら一対の取付片部23,23には、取付片
部23が内側に隠ぺいされるように支柱1が装着され、
この支柱1を貫通して取付片部23,23に螺合した取
付ねじ27,27により、支柱1は取付片部23,23
に固定されている。平板部24は支柱1の断面形状に合
わせて方形に、かつ一回り大きく形成され、取付片部2
3に固定された支柱1の下端を下側から受けている。
【0022】支持部25は有底筒状、正確には有底逆円
錐筒台状に形成され、ハンドレール6の取付開口7を貫
通して躯体4の笠木材5に当接している。この状態で、
笠木材5には支持部25の内側からその底部25aを貫
通して4本のコーチねじ(固定ねじ)28,28,2
8,28が螺合しており、この4本のコーチねじ28に
より、支柱支持部材21が躯体4に固定されている。水
切り部26は円筒状に形成され、支持部25との間に後
述するカバー部材22の水返し部31が挿入される間隙
を存して配設されている。すなわち、水切り部26と支
持部25との間には下端が開放された環状の深溝29が
形成されている。
【0023】カバー部材22は、取付開口7を中央に包
含した状態でハンドレール6の上面に着座する台座部3
0と、台座部30に立設した水返し部31とを有してい
る。台座部30とハンドレール6との間には防水シート
(シーラ)32が介在し、この状態で台座部30はハン
ドレール6にねじ止めされている。これにより、台座部
30から取付開口7側への雨水の侵入が防止される。水
返し部31は略円筒状に形成され、上記の支柱支持部材
21の水切り部26と支持部25との間に形成した深溝
29に挿入されている。また、深溝29の最奥部にはシ
ール部材33が挿入されており、深溝29に挿入した水
返し部26の上端がこのシール部材33に当接してい
る。
【0024】このような構成では、水切り部26の周面
を流下してきた雨水が水切り部26から台座部30に滴
下し、また水切り部26から水返し部31に廻り込んだ
雨水も水返し部31から台座部30に流下する。さら
に、水切り部26と水返し部31との間から深溝29内
に吹き込んだ雨水も、シール部材33でせき止められ
る。したがって、カバー部材22の水返し部31と支柱
支持部材21の水切り部26との間から、取付開口7側
への雨水の侵入が防止される。このように、支柱支持部
材21の水切り部26、カバー部材22の水返し部2
6、防水シート32およびシール部材33により、雨水
が取付開口7を介して躯体4側に侵入することがなく、
雨仕舞いが良好に為されている。
【0025】次に、図2を参照して、取付ユニット2の
組付け方法について簡単に説明する。先ず、ハンドレー
ル6の支柱取付部位に取付開口7を形成する。取付開口
7の形成は、例えばホールソーなどの工具を用いる。次
に、取付開口7に位置を合わせて防水シート32を布設
すると共に、その上にカバー部材22を設置し、カバー
部材22および防水シート32を共締めでハンドレール
6にねじ止め(タッピングビス)する。カバー部材22
を取り付けたら、深溝29内にシール部材33を装着し
た支柱支持部材21を、カバー部材22を介して取付開
口7内に挿入し、支柱支持部材21の下端を笠木材5に
当接する。この状態で、カバー部材22に対し支柱支持
部材21を位置合わせすると共に、コーチねじ28の下
孔を開ける。そして、コーチねじ28により、支柱支持
部材21を笠木材5に締結する。最後に、支柱支持部材
21の取付片部23に支柱1を装着してねじ止めする。
【0026】以上のように第1実施形態によれば、支柱
1から荷重を受ける支柱支持部材21が躯体4に直接固
定されため、支柱1を安定かつ強固に支持することがで
きる。また、雨仕舞い用のカバー部材22がハンドレー
ル6に固定され、かつ支柱支持部材21とカバー部材2
2とが縁切りされているため、支柱1からの荷重がカバ
ー部材22を介してハンドレール6に作用することがな
い。このため、ハンドレール6が凹むなどの支障を生ず
ることがなく、かつカバー部材22による雨仕舞い性が
損なわれることがない。
【0027】一方、ハンドレール6に円形の取付開口7
を形成するだけで、取付ユニット2を施工することがで
き、ハンドレール6に複雑な加工を必要としない。した
がって、ハンドレール6を取り外す必要がなく、支柱1
の取付を簡単かつ迅速に行うことができる。このため、
既設、新設を問わず、雨仕舞い性を考慮した上で支柱1
を造付けバルコニーに簡単に取り付けることができる。
なお、取付開口7は方形などの他の形状でもよいが、加
工性の点から円形が好ましい。
【0028】次に、図3および図4を参照して、本発明
の第2実施形態について説明する。この実施形態では、
取付ユニット2が、支柱を支持する支柱支持部材41
と、支柱支持部材41を囲繞した状態でハンドレール6
に着座する水返し部材42とを備えている。支柱支持部
材41は、躯体4の上面に着座するベースプレート43
と、ベースプレート43の中央に立設した補強パイプ4
4と、補強パイプ44に装着したスペーサであるスリー
ブ45とで構成されている。補強パイプ44は丸パイプ
であり、ベースプレート43の上面に溶着されている。
ベースプレート43は長方形に形成され、ハンドレール
6の取付開口7をやり返しによりくぐり抜け得るよう
に、その短辺方向の寸法が取付開口7の径より短く形成
されている。
【0029】補強パイプ44は、ハンドレール6の取付
開口7を貫通して上方に延びており、この部分にスリー
ブ45が取り付けられている。また、ベースプレート4
3は、取付開口7の部分からねじ込んだ4本のコーチね
じ46,46,46,46により、躯体(笠木材5)4
に固定されている。この実施形態では、4本のコーチね
じ46を、取付開口7の大きさに合わせて相互に離間し
て設けることができ、かつ広い設置面積を持つベースプ
レート43を用いているため、第1実施形態に比して支
柱支持部材41を躯体4に、より強固に取り付けること
ができる。
【0030】スリーブ45は、中央に円柱状の中空部4
5aを有し、全体として断面略「H」字状に形成されて
いる。スリーブ45には内周面で補強パイプ44に嵌装
し、外周面で支柱1に嵌装している。この場合、スリー
ブ45は補強パイプ44にねじ止めされ、支柱1は通し
ボルト47により、スリーブ45を介して補強パイプ4
4に固定されている。なお、支柱1は、ハンドレール6
からわずかに浮いた状態で補強パイプ44に取り付けら
れており、この支柱1の下端および水返し部材42は、
支柱1の下端部に設けた下部カバー48で覆われてい
る。
【0031】水返し部材42は、取付開口7を中央に包
含した状態でハンドレール6に着座するフランジ部42
aと、フランジ部42aに立設した水返し部42bとを
有している。水返し部42bは、上端が狭小に形成さ
れ、補強パイプ44を囲繞するように配設されている。
フランジ部42aとハンドレール6との間には、防水シ
ート(シーラ)49が介在し、この状態でフランジ部4
2aはハンドレール6にねじ止めされている。また、水
返し部42bの上端部と補強パイプ44との間には、シ
ーリング材50が充填されている。これにより、取付開
口7側へ雨水の侵入を防止できるようになっている。
【0032】次に、図4を参照して、この取付ユニット
2の組付け方法について簡単に説明する。先ず、ハンド
レール6の支柱取付部位に取付開口7を形成する。次
に、支柱支持部材41のベースプレート43を、取付開
口7からやり返しによりその下側に挿入し、笠木材5
(躯体4)上に着座させる。この状態で、支柱支持部材
41を位置合わせし、さらにコーチねじ46の下孔を開
け、取付開口7からコーチねじ46をねじ込んで、支柱
支持部材41を笠木材5に固定する。次に、補強パイプ
44に通すようにして防水シート49および水返し部材
42を、それぞれハンドレール6に着座させ、位置合わ
せした後、ハンドレール6に共締めする。水返し部材4
2を取り付けたら、水返し部材42と補強パイプ44と
の間にシーリング材50を充填する。次に、補強パイプ
44にスリーブ45を装着し、ねじ止めする。最後に、
下部カバー48を支柱1の下端部に装着してから、支柱
1をスリーブ45に通して固定し、下部カバー48をハ
ンドレール6に当接する位置まで引き下げる。
【0033】以上のように第2実施形態によれば、第1
実施形態と同様に、雨仕舞い性が良好で、かつハンドレ
ール6に支柱1の荷重を作用させることなく、支柱1を
安定かつ強固に支持することができる。また、ハンドレ
ール6に円形の取付開口7を形成するだけで、ハンドレ
ール6を取り外すことなく、支柱1の取付を簡単に行う
ことができる。このため、既設、新設を問わず、雨仕舞
い性を考慮した上で支柱1を造付けバルコニーに簡単に
取り付けることができる。しかも、スリーブ45を介し
て、支柱1を支柱支持部材41に取り付けるようにして
いるため、各種形状のスリーブ45を用意しておけば、
断面円形の支柱なども取り付けることができ、支柱支持
部材41を汎用的に用いることができる。また、ハンド
レール6と笠木材5の間の離間寸法が区々であっても、
支柱1に形成する通しボルト47用の穴の位置を変える
だけで、これに対応させることができる。
【0034】図5および図6は第2実施形態の変形例を
示しており、この変形例では、取付ユニット2が支柱支
持部材51と水返し部材52とで構成され、また支柱支
持部材51は、躯体4の上面に着座するベースプレート
53と、ベースプレート53の中央に立設した補強パイ
プ54と、補強パイプ54に装着したスリーブ55と、
スリーブ55に装着した支柱体56とで構成されてい
る。この場合、ベースプレート53は長方形に形成さ
れ、ハンドレール6の取付開口7をやり返しによりくぐ
り抜け得るように、その短辺方向の寸法が取付開口7の
径より短く形成されている。そして、ベースプレート5
3は取付開口7を挿通して躯体4の上面に着座され、こ
の状態で取付開口7からねじ込んだ4本のコーチねじ5
7,57,57,57により、躯体4(笠木材5)に固
定されている。
【0035】スリーブ55は、中央に円柱状の中空部5
5aを有し、全体として断面長方形に形成されている。
スリーブ55には内周面で補強パイプ54に嵌装し、外
周面で支柱体56に嵌装している。スリーブ55は補強
パイプ54にねじ止めされ、支柱体56は通しボルト5
8により、スリーブ55を介して補強パイプ54に固定
されている。
【0036】支柱体56は、スリーブ55の短辺部分が
当接すると共に通しボルト58が貫通する部分を平坦と
した、略円形の中空断面を有する筒状の支柱体本体59
と、支柱体本体59の上端部に固定された支柱連結部材
60とで構成されている。支柱連結部材60は上端部が
板状に形成され、支柱1との間でフランジ接合の形態と
なるように構成されている。また、支柱体本体59の下
端部は、ハンドレール6からわずかに浮いた状態で補強
パイプ54に取り付けられており、この支柱体56の下
端および水返し部材52は、支柱体56の下端部に設け
た下部カバー63で覆われている。
【0037】水返し部材52は、上記実施形態と同様
に、取付開口7を中央に包含した状態でハンドレール6
に着座するフランジ部52aと、フランジ部52aに立
設した水返し部52bとを有している。水返し部52b
は、上端が狭小に形成され、補強パイプ54を囲繞する
ように配設されている。フランジ部52aとハンドレー
ル6との間には、防水シート(シーラ)61が介在し、
この状態でフランジ部52aはハンドレール6にねじ止
めされている。また、水返し部52bの上端部と補強パ
イプ54との間には、シーリング材62が充填されてい
る。これにより、取付開口7側へ雨水の侵入を防止でき
るようになっている。
【0038】このように上記変形例では、躯体4に、支
柱体56を介して支柱1が取り付けられるようになって
いるため、各種断面形状の支柱1を取り付けることがで
きる。すなわち、この取付ユニット2を汎用的に用いる
ことができる。
【0039】次に、図7および図8を参照して、本発明
の第3実施形態について説明する。第1実施形態や第2
実施形態では囲い壁の上端に支柱を立設するようにして
いるが、囲い壁によっては(特に既設のもの)その上端
に束柱を介して笠木が配設されている場合(いわゆる2
段笠木)がある。かかる場合には、支柱を取り付ける際
に笠木が邪魔になるため、一般的には、笠木の支柱と干
渉する部分を切断し、その切断端に小口キャップを取り
付けて処理する。しかし、笠木の切断部分の近傍に束柱
がないと、笠木がぐらつき易くなってしまう。第4実施
形態は、このような束柱11を介して笠木12が配設さ
れ囲い壁3への支柱1の取付構造である。
【0040】図7に示すように、支柱1は、バルコニー
屋根側の上部支柱81と、上部支柱81の下端部に接合
された連結ブロック82と、連結ブロック82の下端部
に接合された下部支柱83とで構成されている。なお、
特に図示しないが、下部支柱83の下端部には第1実施
形態や第2実施形態で説明した取付ユニットなどの囲い
壁への取付部材が配設されている。
【0041】上部支柱81および下部支柱83は定尺の
支柱1を切断したものあり、上部支柱81には下側から
連結ブロック82の上接合部82aが嵌合し、下部支柱
83には上側から連結ブロック82の下接合部82bが
嵌合している。この状態で、上部支柱81および上接合
部82aを貫通する上通しボルト84により、上部支柱
81と連結ブロック82とが、また下部支柱83および
下接合部82bを貫通する下通しボルト85により、下
部支柱83と連結ブロック82とが、それぞれ接合固定
されている。一方、連結ブロック82は鋳物や樹脂など
で構成されており、その中心部分には、笠木12が貫通
する逃げ孔86が形成されている。逃げ孔86は円形断
面を有し、貫通する笠木12との間に十分な間隙が生ず
るように形成されている。
【0042】このような構造では、笠木12を切断する
ことなく且つ支柱1自体の強度を損なうことなく、支柱
1を囲い壁3に取り付けることができる。なお、上記の
実施形態は、笠木12が、囲い壁3上端のセンターに配
設されている場合であるが、笠木12によっては、斜め
に延びる束柱11に取り付けられ、囲い壁3上端に対し
外側に寄せて配設されているものも有る。
【0043】図8は、このような囲い壁3の上端に対し
外側に寄って配設された笠木12に対応させた支柱1の
取付構造である。同図に示すように、この変形例では、
連結ブロック82に、笠木12を逃げる逃げ溝87が形
成されている。逃げ溝87は、連結ブロック82の中間
部分を水平に凹入させたものであり、笠木12との間に
十分な間隙が生ずるように形成されている。
【0044】次に、図9ないし図12を参照して、本発
明の第4実施形態について説明する。この実施形態は、
既設の囲い壁3に支柱1を取り付ける方法に関するもの
であり、上記の各実施形態と同様に、囲い壁3の躯体4
の上端部にはハンドレール6が配設されている。この実
施形態で用いる取付ユニット2は、躯体4の上面に着座
するベースプレート91と、ベースプレート91の中央
に立設されると共に下部に雄ねじ92aを形成した補強
パイプ92と、補強パイプ92の雄ねじ92aに螺合す
る雌ねじ93aを形成した支持プレート93と、ベース
プレート91を躯体4に固定する4本のコーチねじ9
4,94,94,94とで構成されている。
【0045】先ず、支柱取付位置を挟んでハンドレール
6の2箇所を、これを横断するように切断する。次に、
このハンドレール6の切断片6aをハンドレール6から
取り去ると共に、この切断片6aに補強パイプ92が貫
通する取付開口7を形成する(図9参照)。次に、切断
片6aを取り去った躯体4の露出部分に取付ユニット2
を固定する。その際、コーチねじ94のねじ込みに邪魔
にならないように、支持プレート93を補強パイプ92
から取り外しておく(図10参照)。コーチねじ94の
ねじ込みが完了したら、補強パイプ92に支持プレート
93を装着し、支持プレート93上に載置した切断片6
aがハンドレール6と面一になるように、支持プレート
93を回転させながらその高さ調節を行う。また、取付
ユニット2の固定と相前後して、ハンドレール6の両切
断端部に下側から粘着プレート95,95をそれぞれ接
着(粘着)する(図11参照)。次に、取付開口7を補
強パイプ92に挿入するするようにして、切断片6aを
ハンドレール6の両切断端部間に嵌め込み粘着プレート
95,95に粘着する。そして最後に、補強パイプ92
と取付開口7との間の間隙にシーリング材96を充填し
た後、スリーブなどを介して支柱1を補強パイプ92に
固定する(図12参照)。
【0046】このように、支柱取付位置に合わせてハン
ドレール6を切断し、その切断片6aをいったん取り去
るようにしているため、取付ユニット2の取付けが極め
て容易になると共に、取付ユニット2が構造上の制約を
受け難くなり、取付ユニット2を支柱1の取付強度と雨
仕舞い性とを優先したもので構成することができる。ま
た、切断片6aを再使用するようにしているため、省資
源化を図ることができると共に、ハンドレール6が永年
の使用で退色している場合であっても、意匠上の違和感
が生ずることがない。
【0047】なお、各実施形態では、囲い壁の躯体が木
構造である場合について説明したが、本発明は、鉄骨造
やコンクリート造などの各種構造のものにも適用可能で
ある。かかる場合には、コーチねじに代えてアンカーボ
ルトを用いる。
【0048】
【発明の効果】請求項1の支柱の囲い壁への取付構造に
よれば、囲い壁の覆装部材に取付開口を形成するだけ
で、取付強度および雨仕舞い性を損なうことなく、また
覆装部材が凹むなどの支障を生ずることなく、支柱を囲
い壁に簡単かつ強固に取り付けることができる。このた
め、特に、既設の囲い壁に支柱を適切に取り付けること
ができる
【0049】請求項3の支柱の囲い壁への取付構造によ
れば、囲い壁の覆装部材に取付開口を形成するだけで、
雨仕舞い性を損なうことなく、かつ覆装部材が凹むなど
の支障を生ずることなく、支柱を囲い壁に簡単に取り付
けることができると共に、取付開口の開口面接を最大限
に利用して、支柱を囲い壁に安定にかつ強固に取り付け
ることがきる。
【0050】請求項7の支柱の囲い壁への取付方法によ
れば、既存の覆装部材を生かした施工が可能になるた
め、省資源化を図ることができると共に、覆装部材を意
匠的に違和感なく仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る支柱の囲い壁への
取付構造を表した縦断面図である。
【図2】第1実施形態に係る支柱の囲い壁への取付構造
を表した分解斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る支柱の囲い壁への
取付構造を表した縦断面図である。
【図4】第2実施形態に係る支柱の囲い壁への取付構造
を表した分解斜視図である。
【図5】第2実施形態の変形例に係る支柱の囲い壁への
取付構造を表した縦断面図である。
【図6】第2実施形態の変形例に係る支柱の囲い壁への
取付構造を表した分解斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る支柱の囲い壁への
取付構造を表した斜視図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る他の支柱の囲い壁
への取付構造を表した斜視図である。
【図9】本発明の第4実施形態に係る支柱の囲い壁への
取付方法(手順1)を表した斜視図である。
【図10】本発明の第4実施形態に係る支柱の囲い壁へ
の取付方法(手順2)を表した斜視図である。
【図11】本発明の第4実施形態に係る支柱の囲い壁へ
の取付方法(手順3)を表した斜視図である。
【図12】本発明の第4実施形態に係る支柱の囲い壁へ
の取付方法(手順4)を表した斜視図である。
【符号の説明】
1 支柱、2 取付ユニット、3 囲い壁、4 躯体、
6 ハンドレール、6a 切断片、7 取付開口、11
束柱、12 笠木、21 支柱支持部材、22カバー
部材、26 水切り部、28 コーチねじ、31 水返
し部、41支柱支持部材、42 水返し部材、43 ベ
ースプレート、44 補強パイプ、45 スリーブ、4
6 コーチねじ、56 支柱体

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体の上端部が覆装部材で覆われた囲い
    壁に支柱を立設する支柱の囲い壁への取付構造におい
    て、 前記覆装部材に形成された取付開口と、 上部に前記支柱が取り付けられると共に、下部を当該取
    付開口を貫通して前記躯体に当接した有底筒状の支柱支
    持部材と、 前記支柱支持部材の筒内から前記躯体にねじ込まれて当
    該支柱支持部材を前記躯体に固定する固定ねじと、 前記覆装部材の上面に水密に着座する台座部、および当
    該台座部に立設され前記支柱支持部材を囲繞する水返し
    部を有するカバー部材とを備え、 前記支柱支持部材には、前記台座部との間に間隙を存し
    て前記水返し部を外側から覆う水切り部が垂設されてい
    ることを特徴とする支柱の囲い壁への取付構造。
  2. 【請求項2】 前記水返し部と前記水切り部との間に
    は、シール材が介在していることを特徴とする請求項1
    に記載の支柱の囲い壁への取付構造。
  3. 【請求項3】 躯体の上端部が覆装部材で覆われた囲い
    壁に支柱を立設する支柱の囲い壁への取付構造におい
    て、 前記覆装部材に形成された取付開口と、 前記躯体の上面に着座するベース部、および当該ベース
    部から前記取付開口を貫通して上方に延設され前記支柱
    の下部が取り付けられる補強部材を有する支柱支持部材
    と、 前記ベース部を前記躯体の上面に固定する固定ねじと、 前記覆装部材の上面に水密に着座すると共に、前記支柱
    支持部材を水密に囲繞する水返し部材とを備え、 前記取付開口は、前記覆装部材の上側からの前記ベース
    部の挿入を許容し、かつ前記覆装部材の上側からの前記
    固定ねじのねじ込みを許容することを特徴とする支柱の
    囲い壁への取付構造。
  4. 【請求項4】 前記ベース部は、前記取付開口からやり
    返しにより挿入可能に構成されていることを特徴とする
    請求3に記載の支柱の囲い壁への取付構造。
  5. 【請求項5】 前記支柱支持部材は、前記補強部材に嵌
    装されるスペーサを更に有し、 前記支柱は当該スペーサを介して前記補強部材に取り付
    けられていることを特徴とする請求項3または4に記載
    の支柱の囲い壁への取付構造。
  6. 【請求項6】 前記支柱支持部材は、前記スペーサに装
    着された支柱体を更に有し、 前記支柱は前記支柱体の上端部に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項5に記載の支柱の囲い壁への取付
    構造。
  7. 【請求項7】 躯体の上端部が覆装部材で覆われた囲い
    壁に支柱を立設する支柱の囲い壁への取付方法におい
    て、 前記支柱が位置する部分を中心に前記覆装部材を所定の
    長さに切断すると共に、その切断片を取り去る切断工程
    と、 前記切断片を取り去った躯体の露出部分に支柱支持部材
    を固定する取付工程と、 前記切断片に支柱支持部材が貫通する貫通口を形成する
    加工工程と、 前記支柱支持部材と前記貫通口との間にシール材を介在
    させた状態で、前記切断片を前記覆装部材の切断部位に
    水密に装着する装着工程と、 前記支柱支持部材の前記貫通口から突出した部分に前記
    支柱を取り付ける支柱取付工程とを備えたことを特徴と
    する支柱の囲い壁への取付方法。
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